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美濃加茂市蜂屋町で伝統の高級干し柿「堂上蜂屋柿」の天日干し作業が最盛期を迎えています。
堂上蜂屋柿は、「堂上蜂屋」と呼ばれる品種の柿を伝統の手法によって干し柿に加工したもので、古くは、朝廷や幕府など、時の権力者に献上されたと伝えられています。
この時期は、やわらかくなるまで寝かして皮をむくなどの作業を終えた柿を吊るして朝から夕方にかけて天日干しを行い、何度もひっくり返しながら柿の両面を冷たい風に当てる作業を行っています。
美濃加茂市堂上蜂屋柿振興会会員で蜂屋町伊瀬の堀部士郎さん(70歳)宅でも、収穫した約4,000個の柿を荷車に吊るして天日干しの作業を行っています。堀部さんは「今年は大ぶりな柿が多かった。これから手間をかけて丁寧に作業を続けていきたい」と話していました。
同振興会によると、今年の堂上蜂屋柿の出荷数は昨年並みの約5万個を見込み、12月中旬から随時出荷する予定とのことです。
なお、贈答用の堂上蜂屋柿の予約受け付けは、JAめぐみの蜂屋支店の店頭で12月1日(火)午前8時30分から開始します。また、電話による予約は、午前9時からフリーダイヤル0120-882-731で受け付けいたします。
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