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電車利用東京ディズニーランド 8:30~20:45
December 29, 2018
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クリスマスシーズン最終週末の土曜日、東京ディズニーランドホテルのドリーマーズ・ラウンジで夫とふたりアフタヌーンティーを楽しんできました。ドリーマーズ・ラウンジではこの11月1日利用分より ランチタイムにアフタヌーンティーセットを注文して利用する場合に限りオンライン予約サイトで予約を受け付けるようになったので、私達もそちらで予約をしてからお邪魔してみたわけです。予約時刻より少しだけ早く店頭に向かい名前を告げると「すぐにご案内できます」とのこと。クリスマスの装飾も設えられた明るいラウンジの中央に近いテーブルに通していただきました。注文はもちろんクリスマスのアフタヌーンティーセットをふたつ。グラスシャンパンをつけることもできる(価格が4000円→5500円になりますが)とのことでしたので、私の分だけシャンパンをつけることにしました。(夫は運転がありますからね~)最初にまず私のシャンパンがやってきて(本日は二コラフィアットでした)、それからお茶が来て、ほどなくアフタヌーンティーセットがテーブルにやってきました。むかーし、アンバサダーホテルのハイピリオン・ラウンジにアフタヌーンティーセットがあった頃はふたりでよく利用したものですが、この十数年くらいは何故かリゾート内で「アフタヌーンティー」をいただいたことがなく、ずいぶんとお久しぶりです。こちらは最上段のデザートのお皿。イチゴののった小さなタルトは「サンタさんのお帽子」だそうですよ。デザートはこの最上段だけに収まらず、さらにこれとは別に可愛らしいデザートプレートが一人にひとつずつ運ばれてきました。なんか、「すっごい量」です。これくらいのボリュームなら じゅうぶんお昼ごはんになりますね。私達はお茶もたっぷりいただいて、窓の外のリゾートラインの駅の様子や反対側のホテルロビーの様子なども眺めながら ゆったりのんびり過ごしました。一時間半ほど滞在し、お店を出た後はホテル内のクリスマス装飾などを見て歩き、16:00前にはホテルの駐車場を出て舞浜を離れました。可愛いクリスマスを眺めて過ごしたのんびり静かな土曜日の午後でした。(ホテル内のショップ「ディズニー・マーカンタイル」の前のクリスマスツリー)* ドリーマーズラウンジ の “ディズニー・クリスマス”アフタヌーンティーセット *下段:サンドウィッチ&オードヴル・牛ほほ肉のキッシュ・ハムとマスカルポーネのプティ・シュー・ターキーとカマンベールチーズのベーグルサンド・蟹とカリフラワーのムース イクラを添えて・サーモンとポテトのパイ包み ショロンソース・ホウレン草のクラムチャウダー中段:スコーン・プレーン・ジンジャー上段プラス別プレートにて:デザート・チョコレートムース・パンナ・コッタとミカンゼリー・塩キャラメルブリュレ・ストロベリータルト・アップルパイコーヒーまたは紅茶 ・・・・・・・・2018年11月1日~12月25日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 22, 2018
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(…その1から続く)ホテルミラコスタ&ディズニーシー滞在での最後の食事は、今回は「シルクロードガーデン」での昼食となりました。PSをお願いしてあったのは13時台で、さらにランチコースを注文したので 14:00からの“イッツ・クリスマスタイム!”もオチェーアノのテラスから見せていただくことができました。(※お料理の内容は後のほう↓にまとめておきますね)ショー鑑賞のために私達が案内していただけたのはブッフェ側のテラスの方で、偶然にも つい数時間前まで滞在していた客室から見ていたのと近い角度でピアッツァトポリーノのショーエリアを眺めることになりました。大きなスピーカーに隠れて見えない部分もありましたが、2階の屋外テラスはステージにも近くて音楽も良く聞こえ 非常に楽しく観ることができました。昨日から今日にかけてこのショー開催中にハーバーの様子を観られる場所に居合わせるのは私達はこれで通算4回目になるので、ふたりとも自然とカメラから手を放すことも多く 手拍子や拍手をしたり一緒に歌を口ずさんだりして気楽に観ることができたのも ショーがよりいっそう楽しく感じられた理由かもしれません。 ああ …もう本当に楽しかったです。私の大好きなクリスマスが “イッツ・クリスマスタイム!”にはぎっしり詰まっています。抽選に当たって鑑賞エリア内で観ることは一度もできなかったけれど、今回の舞浜滞在の最後にこの場所からこのショーを観ることができるなんて私は幸運だな~ と 心からそう思いましたよ。…さて 落ち着いたところで。シルクロードガーデンでいただいた“ディズニー・クリスマス”ランチコースを記録しておきたいと思います。最初は季節の前菜の盛り合わせ。グラスに入っているのはクラゲの冷製にイクラ、お皿の上には びん長鮪のお刺身、パプリカとほうれん草の寄せもの、叉焼、人参とインゲン鶏肉巻、海老の湯引きにマヨネーズと練乳のソース。赤と緑のクリスマスカラーが多用されています。次は水餃子のお皿が出てきました。根菜と蟹肉入り、たっぷりの胡麻ソースには花椒が加えてあってピリ辛でした。海鮮は 海老と季節野菜の海老味噌炒め。お肉は 揚げ花巻を添えた黒酢の酢豚。玉ねぎやお芋など合わせてあるお野菜もとても美味しかったです。この後、ここでお料理を一旦ストップする旨をキャストさんがテーブルまで伝えにいらっしゃって、テラスへと誘導されました。テラスから戻って来て、炒飯です。帆立貝柱とイカが入った紫蘇風味のグリーンの炒飯の上に 青紫蘇が これでもか というくらいたっぷりのっています。具材には赤いパプリカも使われており、またもや「クリスマスカラー」。グリーンの炒飯というのも珍しいですよね~ と、キャストさんもおっしゃっていました。(美味しかったですよ!)デザートは、杏仁豆腐と杏仁豆腐風味のアイスクリームと杏仁豆腐風味のムースを組み合わせた「トリプル杏仁豆腐」。絞り出されたクリームは雪を被った小さなクリスマスツリーのようですし、アイスクリームは雪玉のようにも見えます。グラスの中に可愛らしい雪原が出現したみたいですね。全体的に シルクロードガーデンとしては珍しい、かなりクリスマスシーズンを意識した 見てすぐにそれと判る「はっきりクリスマス」な内容だったように思います。美味しかったのはもちろんですが、会話の弾むとてもとても楽しいコースでした。食事を終えて、席を立ったのは15:30くらい。この時期の店頭のお馴染み、中華なクリスマスツリーも忘れずにカメラに収め、私達はお店を出ました。きょうは夜になる前には家に帰り着かなければならない私達。ロビーに出てから少しだけ休んだ後、荷物を正面に回してもらうために ふたりでベルデスクに行って名前を告げました。すると。私達が部屋に置いてきた荷物の他にもうひとつ 「ペーパーバッグ」をお預かりしています と キャストさんがおっしゃるのです。…んん? ペーパーバッグ?なんだろう?? そんなはずはないんだけれど。私達が顔を見合わせていると、キャストさんはにっこりなさって 「お心当たりのないお荷物も含め正面に一度ご用意しますので お車を回していらっしゃったらお手数ですがドアのキャストとご確認をお願いします」とおっしゃいました。――ペーパーバッグ、ペーパーバッグ…クローゼットの中にあるホテルのペーパーバッグは ベルデスクに預ける荷物と一緒には置いてこなかったよねえ~駐車場に向かう間中ずっと 私達は首をひねりながら話していました。――なんか 部屋に忘れ物でもしたのかなあ…――ええっー? 部屋に何忘れたー?車にたどり着くと、私達は手持ちのバッグを開けて 持っているはずなのに無いものはないか?と慌てて探しました。と、ひとつだけ、思い当たるものがありました。預ける荷物を客室の隅にまとめ終わった後、 これは夫がパーク内に持っていくかも… と私が考えて 夫の園内持ち込み用バッグの上に置いておいたものです。夫は、それを自分のバッグに入れた記憶が無いというのです。――あー それだ! きっとそれだよ~――でもあんな小さいもの、お部屋に落ちていたって気がついて保管するものかしら…そんなふうに話しながら、私達はホテルミラコスタの駐車場から坂を上って正面玄関に車をつけました。車寄せには、既に私達の荷物がワゴンにのせられて用意されていました。見ると、その中に小さな白いペーパーバッグが!そのサイズから見て「やっぱり!」と確信した夫が車を降りると、この場所でよくお見かけするドアサービスキャストさんが傍にいらっしゃって 「実はお心当たりのないお荷物とはこちらのことなんですが…」と中を見せてくださいました。ペーパーバッグを覗き込んだ夫はすぐに 正解!! と声をあげて笑いました。――ふたりでね、きっと忘れ物だろう、忘れ物だとしたらきっとこれだろう と話しながら駐車場からここまで運転してきたんですよ~ と夫が話すと、普段は堂々と胸を張って格好良くここに立っていらっしゃるドアキャストさんが胸をなでおろすようにして身体を縮め …よかったぁ~~ と ホッとしたようにおっしゃいました。その様子を見て夫がまた笑うと、キャストさんも安心されたのか一緒に笑っていらっしゃいましたよ。 聞けば、ゲストがチェックアウトして部屋を出た後に 申告された荷物以外にお部屋に残されているものがあったとしても、 これはお客様のお忘れ物なのだろうか?そうじゃないのだろうか? と迷うことが 実は現場ではよくある とのこと。「…でも今日は見当違いではなくて お忘れ物がお手元に戻って本当に良かったです。」と とても自然に正直にお話しくださったので、私達も 本当にそうでしょうねえ と相槌をうち、高度な個人情報に触れる場面も多いであろうホテルのキャストさん達の日頃のご苦労を垣間見た気がして あらためて感謝せずにはいられませんでした。それでは!あまり長々とこんなところで笑いあっていてもお仕事のお邪魔です。私達は正面玄関にいらっしゃるキャストさん達によくお礼を言って車に乗り込み、深々とお辞儀してくださる姿を振り返りつつ、クリスマスシーズンのホテルミラコスタをあとにしました。まだ16:00頃のことでした。家に向かう車の中では、私達はずーっと“イッツ・クリスマスタイム!”のショー音楽を聴いていました。たったの二日間 時間にしたら36時間にも満たないほどしか クリスマスのパークとホテルにいなかったというのに。不思議と私の心の中はもう “イッツ・クリスマスタイム!” でいっぱいで、音楽を聴いているだけで頭の中ではいろいろな場所から観たショーが編集され再構成されて 何度でも何度でも延々と繰り返されていくのです。 ハーバーを舞う赤い横断幕や お洒落なクリスマスナンバーを歌う男女シンガーさん、クリスマスプレゼントの箱を開けたみたいに次から次へと登場する美しい衣装とキラキラ笑顔の出演者の皆さん、そして素晴らしく楽しいダンス。そのすべてが、私の頭の中には鮮やかに残っていて、もういつでも再生可能なのです。そして2年ぶりに見た クリスマスの夜のこの上なく美しい姿のディズニーシー。そんな記憶だけで、私は今年のクリスマスシーズン 実生活のあれこれを乗り切っていけそうな気さえします。どんな時だって どんな場所にいたって ただ瞼を閉じさえすれば甦ってくる私だけの今年のクリスマス。またひとつ 私の心の中にはホテルミラコスタとディズニーシーからプレゼントされた宝物、貴重な心の財産が増えました。人生の途中でそれをどこかに忘れたりしないように 大切にしまっておこうと思います。(おわり)** シルクロードガーデン の “ディズニー・クリスマス” ランチコース **・季節の前菜盛り合わせ・蟹肉入り根菜と水餃子の胡麻ソース 花椒の香り・海老と季節野菜の海老味噌炒め (別途800円加算で「イセエビと季節野菜の海老味噌炒め」に変更可)・黒酢の酢豚 揚げ花巻添え・帆立貝とイカの梅紫蘇炒飯 (別途800円加算で「牛サーロインと帆立貝とイカの梅紫蘇炒飯」に変更可)・杏仁風味の三種のデザート盛り合わせ ・・・・・・・・・2018年11月1日~12月25日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 2, 2018
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(…前夜から続く)目が覚めると 時刻は5:30でした。ディズニーシーのパークに行くつもりはなくても開園風景だけは見たいから…と、私は目覚まし時計やアラームを7:20過ぎに鳴るようにセットしていたのですが、どうもミラコスタに宿泊すると体内時計が「パーク時間」になってしまって 自然に早く目覚めてしまうようです。せっかく起きちゃったんだから様子だけでも見ておこう と開けたカーテンの向こうでは、まだ夜間照明も点いたまま 作業用車両も停まったまま。12月初旬の朝5:30のディズニーシーには まだ夜明けは訪れてはいませんでした。その次に目覚めたのは7:00過ぎ頃。起床予定時刻よりもちょっと早いけど まあいいかー起きるかー と私はベッドから出て、窓の留め具を外してガラス扉を開けました。と、営業時間内と同じボリュームでパーク内BGMのクリスマス音楽が室内まで流れ込んできました。…そうですよね もう7:00過ぎているんだもの 開園時刻まであと一時間を切っているんだもの。見るとハーバーの水上にはもうゴンドラも漕ぎ出していて、開園の準備は各所で着々と進んでいるようでした。私も、今日はパークへは行かないけれど、そろそろちゃんと起きて身支度を始めなくてはね!7:20を過ぎると、ベッドサイドでは時間差をつけてセットしておいたアラームが次々と鳴りだしました。極めつけはミッキーからのモーニングコールで、その大音量に観念したのか 普段はあまり寝起きの良くない夫も起き上がって受話器をとると はいはいわかりましたよ起きますよ とぶつぶつ言いながらベッドから出て バスルームへと向かっていきましたよ。そうして7:40、窓の外では。ピアッツァトポリーノからアメリカンウォーターフロント方面へと続く緩やかな上り坂の手前にゲストコントロール担当のキャストさんが横一列に並んで立ったと思うと。すぐに 視界の左手のパークエントランス方向ミラコスタ通りから、やや急ぎ足のゲストが続々と入場してきました。――7:40にアーリー入場開始 ということは、今日の一般開園時刻は7:55なのね~そんな呑気なことを思いながら私は8:00過ぎまでには身支度をだいたい終え、昨夜のうちにパーク内やホテル内の「ミッキランジェロギフト」で調達してあったパンやスープ類を窓辺の小さなティーテーブルに並べてコーヒーをいれ 簡単な朝ごはんの準備を始めました。時折 眼下の広場に目を遣ると、9:00を過ぎた頃からハーバー水域を囲む柵沿いには少しずつゲストが集まってきているように見えました。ずいぶん人垣が厚くなってきたなあ…と思っていると、9:25、そこへ滑り込んできたのはあの水色の船。「ハピエストセレブレーション・オン・ザ・シー」ですね~部屋の窓から水域までは遠いですし 音声までよく聞こえるわけではありませんが、見ることができただけでも有り難かったですよ。その後は、窓の外の様子を気にかけつつ 帰宅のために荷造りをしたり室内を片付けて記念撮影をしたりして過ごしました。ディズニーシーのパークに入園してきた皆さんが最初に必ず通過するピアッツァトポリーノは 開園してからずーっと止むことなく大勢の人が行き交い、写真を撮るために留まったりショー鑑賞の場所を探していらっしゃったり…そんな賑やかなクリスマスのパークの様子をなんとなく遠くから見ているだけで 私は不思議と幸せな気分になれました。パーク内のメディテレーニアンハーバー一帯で まもなく本日一回目の“イッツ・クリスマスタイム!”が始まろうとする頃には、私達は「今すぐにでもチェックアウトできる」ような態勢を整え、窓辺にスタンバイしました。そして11:30ちょうどに音楽が始まると。凧を引くジェットスキーが白い波しぶきをあげて発進して ショーは始まりました。ステージまでは確かに距離はありますが、まあよく見えること!見えること!特に、この部屋からはピアッツァトポリーノのステージだけでなく、リドアイルや リドアイルに続く坂道の様子までもがよく見渡せるので、昨日ステージ脇から観た時や先月オチェーアノのテラスから観た時に抱いた「他のエリアでは何が見えるの?どんな展開なの?」「出演者の皆さんやキャラクター達はここ(私の目の前)から去った後はどこへ行くの?」という素朴な疑問が次々と解決され、ショーのつくりの精密さに感心するばかりでした。後半のラインダンスの場面でも 各所の様子が同時に視界に入ってくるので、「ああ本当にハーバー全体で みんな一緒にラインダンスをしているんだ…」と、なんだか感激してしまいましたよ。最後にサンタさんの船にみんなで乗り込んで ぎゅーーっ とくっつくところも、正面に近い角度から見るとこんなにも愛くるしいのですね~知らなかったです。どんなエンターテイメントでも近くで観れば迫力があって素晴らしいに決まっていますけれど、遠くから全体を眺めるというのもいろいろな発見があって貴重な体験なんだなあ と 実感することができました。きょうのこのショーをこの場所からこうして観られる ということも、きっとこの先そうそうあることではないでしょう。しっかりとこの景色を憶えておこうと思いながら 最後まで私は全身を目にするような気持ちで“イッツ・クリスマスタイム!”を観ました。ありがとうございました。(スマートフォンで撮った縦長の写真だとこんな↓感じ。広場からリドアイルまでのショーエリアが一度に見渡せました。)ミッキー達の乗り込んだブルーの船がピアッツァトポリーノの桟橋から離れる頃、夫はサービスホットラインに電話して荷物を部屋に残したまま出発することを告げました。そしてショーの終了を知らせるアナウンスをききながら 客室のテレビで明細の確認をしてチェックアウトの手続きをし、私達は部屋を出ました。12:00になる数分前のことでした。その後の私達はホテルミラコスタ館内のクリスマス風景をカメラに収めて過ごしました。宴会場エリアを通りかかると 本日はブライダルフェアのようなイベントを開催中で、普段はぴったりと扉を閉じて中を窺うこともこともできない廊下の先の「チャペル・ミラコスタ(挙式会場)」も見学が可能とのことだったので 少しだけ立ち寄って見せていただいたりもしました。(私達はもう結婚しちゃってるし若くもないし…と遠慮して遠目に眺めていたら、キャストさん方が どうぞどうぞ中をご覧ください 結婚式を考えている方がいらしたらぜひぜひ薦めてください と満面の笑みで背中を押してくださるものですから、ついつい年甲斐もなくお言葉に甘えてしまいました。私達はほんの数分ちらっと中を見せていただいただけですが、年に何回か行われるこういったイベントの際には きちんと案内や説明を受けて相談をするためには事前の予約が必須とのことでしたよ。)チャペルミラコスタも披露宴会場も、もう夢の中みたいに素敵でしたよーため息が出ちゃいました。最後には今の季節しか出ていないクリスマスツリーの前で写真まで撮影してくださり、結婚式担当のキャストさん(介添人さんでしょうか?お伽噺に登場する小間使いの妖精みたいな制服の皆さん)にはもう感謝感激…でした。やっぱりホテルミラコスタは 私にとっては唯一無二の特別な場所です。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 2, 2018
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(…その4から続く)今夜の「カラー・オブ・クリスマス」は、夕方からディズニーシーに吹き始めた北西の風の影響を受け、さきほどのファンタズミック!に引き続き 強風バージョンでの開催となったようでした。通常だと大きなクリスマスツリーの周りにたくさん浮かんでショーに輝きを添える小さなツリーたちも一切ありませんでしたし、花火の演出も省略でした。なので やや寂しいしんみりとしたショーになりましたが、きょうもハーバー中央の大きなクリスマスツリーはみんなの願いのおかげで無事点灯し、クリスマスのメディテレーニアンハーバーを閉園時刻まで照らしてくれることになりました。(強風で全てが中止になってしまうよりは、省略バージョンでも開催された方が数倍いいですよね!せっかくのクリスマスですもの。)私達の部屋からは中央のツリーも真っ直ぐに近い形で(?)ちゃんときれいに見え、すごく遠かったですが船の上のミッキーやミニーの姿も肉眼でも捉えることができました。小さなツリーも輝く完全バージョンだったらこの部屋からどんなに素敵な光景が見られただろうか…とちらっと思いもしましたが、今日ここからこのショーを眺めることになったのもひとつの「運命」ですからね~しっかりと受け入れて、この記憶は心の中にしまっておきましょう。ショーが終了して、時刻は20:15。水上ツリーを望める部屋の窓辺をあとにして、私達はクリスマスの夜景を求めてディズニーシーのパークに入園することにしました。ホテル&パーク・ゲートウェイからホテル前の広場ピアッツァトポリーノに出たのは20:25くらいでした。風は強かったけれど その向きが南風ではなく北風だったので、 ひょっとしたら20:30からの花火やるかも… と私はちょっとだけ期待していたのですが、やはり中止とのこと。――ならばロストリバーデルタまで行って 奥地から順番に夜景を眺めながら歩いて戻ってこよう――そうすれば、ピアッツァトポリーノに戻り着く頃にはちょうど閉園時刻になっているかもしれないね~…と私達は話して歩き始めました。が、 待って。今日は早朝からディズニーシーに来ているのにアトラクション一ヶ所も行ってないよ。明日はパークには入らないと決めているのだし、このままだと私達、今回は一泊二日の間に一個もアトラクション行かずに終わるよ?!(ワンデーパスポート利用なのに。)そして思いついたのは、「どうせ奥地に行くならスチーマーラインに乗って行こう(アトラクションを利用しよう!)」。「ディズニー・トランジット・スチーマーライン」はハーバーでショーが開催されている時は運休になったりコースを変更して運航したりしますが、乗り場前に行ってみるとこの時間(20:35頃)既に運航は再開されており、しかも待ち時間も10分以下と短かったので、私達はロストリバーデルタ行きの船に乗ってパークの奥地に向かうことにしました。(これが今回唯一のアトラクション利用となりました。)21:00頃に到着したロストリバーデルタには(昼間見た景色から予想していたことではありますが)今までには無かったような派手なイルミネーションが溢れていました。一番びっくりしたのは、ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナの建物外壁です。こちらの鮮やかなポインセチア↓は一昨年もありましたが…こちら↓は初めて見ましたよ。ロストリバーデルタ住民の皆さんは、今年は金の鉱脈でも掘り当てたんでしょうかね~いつになく気合が入っています。(照明にLEDが使われるようになったせいなのかものすごく明るく光り輝いて眩しいほどでした。ロストリバーデルタは普段の照明がやや暗めで自然な感じなので、ここまで飾り付けられるとびっくりしちゃいます。)これ↓は以前からある 私が「ロストリバーデルタらしい」と感じるクリスマスイルミネーション。クリスマスツリーの電飾もこういった温かみのある灯りならロストリバーデルタっぽいんじゃないかな~(個人の感想です)目新しいロストリバーデルタのクリスマスをひとしきり眺めた後は、ポートディスカバリーへ。ずいぶん長い間この場所のクリスマスの定番だった近未来なクリスマスツリーは無くなっちゃったのか、どこかに移動したのか 短時間では見つけられませんでしたが、こちらのくるくる動く照明はクリスマスバージョンになっていました。その後は、橋を渡ってアメリカンウォーターフロントの「ウォーターフロントパーク」へ。この場所はクリスマスの時期はとても綺麗です。(皆さんじゅうぶんご承知だと思いますが。)今日も明かりが灯る時間になってから何度も立ち寄りましたが、写真を撮影しに訪れる方が多くて ずーーっと混雑していました。閉園時刻が近くなって ようやく人影が減ってきた感じです。動き回る大きな雪の結晶の投影スポットでは 21:30を過ぎてもまだまだ子供たちが歓声をあげながら戯れていましたよ~ため息が出るほどに美しいウォーターフロントパークを後ろ髪ひかれる思いで離れ、私達がメディテレーニアンハーバーまで戻り着いたのは21:55頃。この後22:00過ぎにはハーバー水上の大きなクリスマスツリーの灯りが消えてしまうことを私達は知っていたので、その瞬間を見たかったのです。閉園アナウンスの後22:02くらいから「ザ・クリスマスソング」の曲と共に輝いたツリーは、音楽が終わると一旦元の姿に戻りました。本来なら(19:55の「カラー・オブ・クリスマス」のショーが通常バージョンで行われた場合は)、この“アフターグロウ”と呼ばれる15分ごとの水上ツリーキラキラタイムは小さなツリーの輝きも加わって大変幻想的なひとときになります。でも今夜は強風のため この時間にハーバー水上に残っているのは中央の大きなクリスマスツリーだけ。そのせいか、輝くツリーの動画や写真を撮ろうと水際に留まるゲストも少なくて、今夜のディズニーシーは人波が退くのが早いように私には思われました。やがて22:07を過ぎると、ハーバー一帯には「クリスマスファミリー」の曲が流れ始めました。大きなクリスマスツリーは音楽に合わせて踊るように足元の噴水を動かし、金色の光や雪を緑の枝やオーナメントの上に降らせ…音楽が終了すると 光を天に戻すように 静かに自らの灯りを消しました。それからの私達は、ミラコスタ通りをディズニーシープラザ方面へ抜けるように歩いて灯りを眺め…通りのあちこちに立っている小さなツリーや何気ない飾り一つ一つを愛でるようにカメラに収め、ピアッツァトポリーノに戻りました。時刻は既に22:20を過ぎていましたが、パークの奥からこの広場を経て帰りに向かおうとする人影は まだまだ絶えることはないようでした。もう明日の夜は舞浜にはいないから、クリスマスのディズニーシーの夜を眺められるのも今年はきっとこれが最後だなあ…そう思うと名残惜しくて、私はなかなかホテル&パーク・ゲートウェイに足が向きませんでした。パーク内でやり残したことはないか と 何度も何度も自分に問うた後、ゲートを経てホテルミラコスタの5階の部屋に戻ったのは22:40頃でした。開けっぱなしだった窓のカーテンを閉める前に と、ガラス扉に顔を付けるようにして外をじーっと覗くと、ポンテヴェッキオやリドアイルの辺りで幾筋ものライトが飛び交っているのが見えました。目を凝らすとそれは警備担当のキャストさんが手にしている懐中電灯の光で、どうやら閉園後の点検をなさっている様子でした。始めは3本4本ほどだったそれはみるみる間に増えていき、パーク中から何十本もの光の筋がピアッツァトポリーノ目指して集まってきたと思うと、十数名の警備キャストさんが駆け寄るように姿を現してホテルミラコスタの前に集合し、一斉にミラコスタ通りの中へと消えて行きました。…これで警備終了、本日のパーク営業も終了かな…そう思っていると、今度はミラコスタ通りから大勢の警備キャストさん達がピアッツァトポリーノに再度姿を現し、全員がホテルミラコスタ(の客室の窓)を見上げて おやすみなさい と挨拶をするように手を振りました。まるで カーテンコールのように。ホテルミラコスタがこの地に誕生して17年。パークが望める客室にはおそらく数十回宿泊していると思いますが、こんな光景に出っくわしたのは私は今夜が初めてでした。おそらくキャストさん達は、ホテルミラコスタの窓から自分たちの様子を覗き見ている(かもしれない)ゲストに対してだけ 手を振ったわけではないのでしょう。きょうのディズニーシーのパークに、ご自分のきょう一日のお仕事の無事に対して ありがとう さようなら おやすみなさい と 手を振ったのでしょう。もしそうだとしたら、私も同じ気持ちです。時刻はちょうど23:00。夜更かし好きな私にしてはちょっと早いけれど、しっかりカーテンを閉じて 今夜はもう言うことにしましょう。わたしを幸せにしてくれた きょう一日、たった一日だけのクリスマス。たった一日だけのディズニーシーとホテルミラコスタに ありがとう を。明日の朝はパークに出かける予定はありません。きょうは早朝からこの場所にやって来て、途中休むこともなく私達はディズニーシーのクリスマスに没入して一日を過ごしました。だから今夜は きっと今までになくよく眠れることでしょう。では、おやすみなさい。(翌日につづく)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇は
December 1, 2018
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(…その3から続く)今回のディズニーシー&ホテルミラコスタ。予約をしていたのは 「ポルトパラディーゾサイド・スーペリアルーム・ピアッツァビュー」 のツインのお部屋です。いわゆる、 ごく普通のピアッツァビューのお部屋 ということになります。なのでチェックイン手続きも きょうはホテル2階のレセプションでごくごく普通にしました。私達がピアッツァトポリーノまで辿り着いてホテル&パーク・ゲートウェイを通り、2階のロビーに上ったのはまだ14:40前ごろだったと思いますが、クリスマスシーズンの土曜日の混雑を見越してか既にカウンターもフル稼働して手続き受付は始まっており、レセプション前には順番を待つ10組ほどのゲストの列もできていました。その待ち列の最後尾につくと、 こちらをご覧になってお待ちください と、キャストさんが チェックイン・チェックアウト手続きなどホテルの利用についての説明をまとめた紙を渡してくださいました。少し時間が経つと今度はチェック用紙を手にしたキャストさんが前から順に回っていらして、「ベルキャストによる部屋までの案内は必要か」「明日の朝のパークエントランス通行証やリゾートラインの無料券は必要か」など いろいろと要望などを詳しくきいてくださいました。それから数分後、私達はカウンターに案内されて手続きをしました。ディズニーホテルではこの2月くらいからエクスプレスチェックアウトを廃止してチェックイン時に宿泊費用(予約申込金を除く)を精算する方式になったので、結果として以前よりも一人一人がチェックインに要する時間が増えたのかもしれません。(ゴールデンウィークに宿泊した際はサローネ・デッラミーコ利用でしたので このことには気づきませんでした。)なので、順番を待って並んでいる間に予めゲストの要望を聞き取って用紙に記入し、チェックイン手続き担当のキャストさんに伝えて、少しでも時間を短縮できるよう工夫していらっしゃるようです。おかげでいつもとあまり変わらない時間で手続きはほぼ終わりましたよ。そして最後にキャストさんが事前の私達の要望メモを見て「お部屋へのキャストによる案内はご不要とのことですが、お荷物は後ほどお部屋にお届け でよろしいですか?」とおっしゃったので、夫が 部屋に届くまでは時間がかかるか と訊ねると 本日は少しお時間をいただくかも… とのこと。荷物も少ないことだし(トランクにはキャスターもついているし)部屋の位置によっては自分たちで持って行きたい と夫が言うと、ここでキャストさんは例のホテル館内地図を取り出して部屋位置を丁寧に教えてくださいました。それによると メインエレベーターからとても近いお部屋とのことだったので、私達は自分たちで荷物を持って部屋まで行くことに決めて ベルデスクから荷物が出てくるのをロビーで待つことにしました。出てきた荷物を携えてエレベーターで5階に上がり、サローネ・デッラミーコに突き当たって右手方向のアラビアンコースト側に進み、私達が本日宿泊する部屋のドアを開けたのは15:00になるほんの少し前のことでした。ホテルミラコスタに於いて ポルトパラディーゾサイドのピアッツァビューのお部屋を予約する際、私達はダブルベッド客室を選択することが多いので、「ごく普通のピアッツァビュー」のお部屋に宿泊したことは過去にたった一度しかありません。その「一度」もずいぶん前(まだパーク内ハーバー周囲の改修工事をする前)で、さらにその時の部屋位置はメインエレベーターからは遠く離れたアメリカンウォーターフロント側のウイングでしたので、こちら側のウィングのピアッツァビュー・ツインのお部屋に宿泊するのは本当に本当の初めての経験です。(前回のお部屋の様子はこちらの日記で見られます)さてさて、こちらのお部屋からはどんな景色が望めるのでしょうか。お部屋に足を踏み入れ ディズニーシーのパークに面した窓辺まで歩を進め シフォンのカーテンを開けてみると。眼下にはホテル前の通称「ミッキー広場」、ピアッツァトポリーノが広がっていました。これぞ、「ピアッツァビュー」。その名前に偽りのない眺めです。窓の外側には奥行き30センチほどのフェイクバルコニーと手すりが付いていますが、窓辺の椅子に座ると視界に入ってくるこの金属製の手すりも 立って外を眺めている分には全く気になりませんし、むしろ「ポルトパラディーゾの港町のアパートメントに暮らしている」ような素敵な雰囲気を醸し出してくれています。それにこのお部屋の窓からは、プロメテウス火山の姿こそ見えないけれど パーク内のポンテヴェッキオやハドソンリバーブリッジの向こうに続く大海原が見渡せました。私の大好きな本物の海。これは個人的には非常に嬉しかったです。 ここにいると、行き交う人の姿も見えるし 窓を開ければ声も聞こえてくるしBGMも聞こえるし 広場周辺の様子もよくわかって「パーク内にいるんだ」っていう気持ちになれるね~きっと、広場や水上で行われるショーもいくらかは見えるかもしれないよ!計画通り、明日はパークに入園しないでチェックアウトまでこのお部屋で過ごそう!私がそう言うと、 ――“イッツ・クリスマスタイム!”の抽選にはずれてしまったので 計画を変更して明日も入園したい と妻が言い出すのではないか――と実は心配していたという夫は とてもほっとしたような表情をしましたよ。その後しばらく荷物を整理したりお茶を飲んで休憩したりして過ごし、私達は16:00過ぎにディズニーシーに再入園しました。目的は「リストランテ・ディ・カナレット」での夕食です。まだ16:00過ぎですよ?ちょっと早過ぎない??…と思われるかもしれませんが、そのわけは明快、「この時間しかPSの予約が取れなかったから」です。(このところレストランの予約も難しくなってきましたよね~)橋を渡って 予約時刻の5分ほど前にお店に行ってみると、ヴェネツィアの人気店カナレットの建物脇には予約なしで訪れたゲストの入店待ちの行列ができていました。お店の入口には キャストさんの制服と雰囲気を合わせたかのような 時代を感じさせるクリスマスの飾りが。すぐに通された店内ウェイティングエリアにも、古風なクリスマスツリーが飾られていました。例によって夫の熱烈な希望により「屋外のテラス席」をお願いした私達は、このツリーを眺めながらしばらく時を過ごしました。そして約10分後、案内していただけたのは眺めの良い運河沿いのテーブルでした。もちろん「プロメテウス火山」は私がいただき…夫には「イソラ・デル・ゴンドリエ―レ」の方を差し上げましたよ!(こちらも素敵でしょ?)注文したのは、マルゲリータとカナ―レベッロ(5種チーズ)のピッツァふたつ。それにおすすめの白ワインをグラスで。リストランテ・ディ・カナレットでは少し前に一時的にピッツア単品での注文ができなくなっていたのですが、今年の夏あたりから再びピッツァ単品での注文が可能になったそうで、ほんとうにほんとうに嬉しいです。テーマパーク内のレストランだというのにちゃーんと薪を使って本格的なピッツァを焼いているのですからね!これからもカナレットの「ピッツァ窯さん」には誇りをもってどんどんピッツァを焼いてほしいものです。食事を終える頃には日もすっかり暮れていました。私達が席を立ち、お店を出たのは17:25過ぎ頃でした。ヴェネツィアにあるリストランテ・ディ・カナレットのすぐ前から階段を上って通りに出ると、不思議なことにそこはもうアメリカンウォーターフロント、ニューヨークの街角です。この時間すでにブロードウェイあたりはクリスマスのイルミネーションが輝き始めていて とても綺麗でした。ふとコロンブス像方向を見ると、ハーバーの上空ではサーチライトが駆け回り、「ファンタズミック!」が始まった模様。このままこのあたりからファンタズミック!を眺めるのもアリかな~とは思ったのですが。やはり宿泊しているピアッツァビューのあの客室からこのショーがどんなふうに観えるのかを確認したくてたまらなくなってしまった私は、夫を急かして混雑するハーバーを抜け ホテルミラコスタ5階のお部屋に戻りました。そうして部屋に戻り着いたのは17:40前ごろ、「ファンタズミック!」が始まって約10分後でした。私達は室内灯を消して窓辺に寄り、眼下のメディテレーニアンハーバーで行われているショーを見守りました。暗くなってからだんだんと風が出てきていたので、ショーは花火などの演出を省略した強風バージョンだったようでした。プロメテウス火山に関してはこの部屋からは殆ど見えないので噴火シーンや火山への投影などは見ることはできませんが、その他の要素はほぼ全てが見えたと思います。想像していた以上に水上部分が見えたので、私は少し驚きましたよ。「ファンタズミック!」が終了した17:55から 「カラー・オブ・クリスマス」が始まる19:55までの間は、私達は再びディズニーシーに入園して、パークの美しいクリスマスの夜を眺めて過ごすことにしました。とはいえ。土曜の夜の混雑の中を奥地まで行く気持ちの余裕がなかったので、主にホテルミラコスタから近いアメリカンウォーターフロント内の定番スポットを回って帰って来た感じになりました。夜になってもまだまだごった返していたホレイショスクウェアのクリスマスツリー周辺から…ハドソンリバーブリッジを渡ってケープコッドへ。ビレッジグリーティングプレイスのあたりからハドソンリバーを挟んで対岸のホレイショスクウェア方面を眺めてみました。きょうは桟橋や停泊中の船が一部工事中だったので、例年よりも若干灯りが少なめのように思われましたよ~その後、この場所から階段を上ってポンテヴェッキオの上に出てピアッツァトポリーノまで戻り、エンポーリオとヴァレンティナーズ・スウィートでお買い物をしてから 部屋に戻りました。時刻は19:50。ハーバーでは間もなくあと5分ほどで 水上クリスマスツリーの点灯ショー「カラー・オブ・クリスマス」が始まろうか という頃でした。(その5 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 1, 2018
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(…その2から続く)“イッツ・クリスマスタイム!” 終了後のディズニーシー、メディテレーニアンハーバーの凄まじい人ごみから抜け出して、私達が向かった先はアメリカンウォーターフロントのブロードウェイ方面でした。12:20からのビッグバンドビート初回にもしかしたら間に合うかも… との淡い期待を抱いてのことだったのですが、このとき既に時刻は12:00近く。クリスマスイベント中の土曜日ですもの、抽選無しで観られる初回公演への入場は当然のことながら既に定員に達して締め切られた後でした。では、クリスマスツリーの前で記念写真でも、とも思ったのですが。さすがに大人気の撮影スポットだけあって この時間のホレイショスクウェアのクリスマスツリー周辺はスマートフォンを高く掲げて自撮りする若い皆さんでいっぱいだったので、私達はなんだか気後れしてしまい 簡単に撮影を済ませてその場を離れるに至りました。そんな中ふとハドソンリバーブリッジ方向を見ると、なんだか長い列が橋の向こうまで続いている様子。――あれは何? ポップコーン待ち? それともビールとソーセージ待ち??と思ったら、12:30からドックサイドステージで始まる「ハロー、ニューヨーク!」2回目公演への入場列とのことだったので、 え?まだ並べるの?? と 私達はこの列の最後尾を目指すことに急遽方針変更しました。が、12:30の回への入場は私達の20~30名前で締め切りになってしまい、ビッグバンドビートに続きまたまたショー会場に入場できず…となってしまいました。(私達ったら、なんという無計画ぶりなのでしょう~)「でも、『ハロー、ニューヨーク!』って私達まだ一度も観たことないから(注:今年の夏から始まったばかりです)端っこからでも遠くからでも どんなショーだかちょっと様子だけでもみてみたいじゃない?」…と思い直し、そのままハドソンリバーブリッジの上のステージ寄りの場所からショーを眺めてみることにしました。そして12:30。ステージ上にブルーの衣装のダンサーさんが現れると、目の前に停泊する豪華客船S.S.コロンビア号のデッキからミッキーがミニーさんとプルートと一緒にご登場。ぴょんぴょんと飛び跳ねるように元気にステージまで続く階段を下りていってショーがスタートしました。 予備知識ゼロの上にステージの全貌を見ていないので間違ってるかもしれませんが、「ニューヨークに観光にやってきたディズニーの仲間たちが街の魅力をご紹介」みたいな気楽に楽しめる可愛らしいショーのように思われました。会場内で観るとある種のお楽しみも加わってよりいっそう良いようなので、また機会があったら一度くらいはステージ前の鑑賞エリアに入って観てみたいと思いましたよ。ショーが終わってからは、2年ぶりのアメリカンウォーターフロントのクリスマスデコレーションを眺めて回りました。どんな小さなワゴンもカウンターも、ふと見上げると表示看板までもが みんなおめかししていて素敵ですね~イッツ・クリスマスタイム!の宣伝看板も可愛らしいです。ウォーターフロントパークにも立ち寄りましたが何せ人が多かったので、こちらは夜になったらまた見に来ることにして ポンテヴェッキオを渡って「今年はちょっと今までと飾りつけが違うらしい」と噂に聞いていたロストリバーデルタへ向かってみることにしました。ちょっと強くなってきた北風の中、がんばって歩いて辿り着いてみると、確かに。今年は 中南米の民芸品などでよく見るような独特のカラフルな色使いのクリスマスツリーがあっちにもこっちにも飾られていました。若い皆さん、こういうの結構お好きなんじゃないでしょうか。街灯に取り付けられているバナーも良いですね~「Feliz Navidad」は スペイン語で「クリスマスおめでとう」の意味だそうですよ。その後は、メディテレーニアンハーバーへ戻って14:00からの本日2回めの“イッツ・クリスマスタイム!”をリドアイルの後方あたりから眺めました。ポンテヴェッキオから階段を下りた時には既にショー開始直前の13:50くらいになっていたので、もうリドアイルのショーエリアがまともに見えそうな場所はどこにも残っておらず、結局よく見えたのはオープニングの凧とキャラクター達を乗せて水上を移動する船くらい といった感じでした。それでも、さきほど真横からですが近い場所から観たショーの印象が強く心に残っていたので、音楽をきいているだけでも私はかなり楽しかったです。(“イッツ・クリスマスタイム!”のショー音楽は、選曲も構成も個人的にはかなり好きです。)ミッキーやサンタクロースを乗せた船が橋の下のトンネルに消えていくまで見送って、時刻は14:28。ホテルのチェックイン開始時刻まではまだ30分ほどありましたが、ハーバー一帯は大混雑していてホテル&パーク・ゲートウェイに辿り着くだけでも普段よりも時間がかかりそうな気配でしたし、すぐに思いつくような「行きたいところ」も特になかったので、私達はこのあたりでホテル・ミラコスタに向かうことにしてピアッツァトポリーノへ続く坂道をゆっくりと下り始めました。(その4 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 1, 2018
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(…その1から続く)そして 11:30。ワクワクしながらステージ真横の隅でこの時を待ち続けた私の耳に、まるで雪の結晶が小さく輝くようなきらきらとした音がきこえてきたかと思うと。ショーの始まりを告げる横断幕が凧に引かれて目の前をス―――っと通って行きました。すると不思議なことに、思いっきりの笑顔だった(はずの)私の目からは突然 さらさら と 涙がこぼれ落ちました。それは、かつてこの場所で何百回も観た はためく凧やジェットスキーの水しぶき、ハーバー全体に音楽やダンスや歓声があふれかえるあの光景を思い出して、私の脳が反応しただけ だったのかもしれません。が、さらに。懐かしい「Welcome to Christmas」のメロディーに乗ってハーバー水上を凧が何周もぐるぐると舞うと、いくら止めようと思っても涙はあとからあとから湧き出てきて止まらなくなり、「…It's Christmas Time!!」と宣言するような男声アナウンスが響き渡って赤と白の衣装の男女シンガーさんや出演者の皆さんがピアッツァトポリーノのステージ上に現れた時には 私は表情がひきつるほどに泣いてしまっていて、いつのまにか顔が涙でべしゃべしゃになっていました。心の中はこの上なく楽しい気分だったというのに。しかし ひとしきり「泣いてしまった」そのあとは、ステージ上や路面をいっぱいに使ってロマンティックに 元気に ダンスを繰り広げるポインセチアや雪の妖精たちや、セクシーなサンタベイビーや…愉快を通り越してクレイジー!と叫びたくなるようなトナカイダンサーズの見事なタップに私はただただ夢中になり、文字通り心が躍るような思いでした。雪を纏ったクリスマスツリーのような美しい衣装の出演者の皆さんが両手に赤と金のベルを持って広場に現れた時には、私は男の子みたいに ヒュ~!ヒュ~!と叫びたいくらいでしたよ!ショーのクライマックスでは、プルートへのクリスマスプレゼントを携えたミッキーやミニーもピアッツァトポリーノに戻ってきました。最後は ありとあらゆる出演者の皆さんとキャラクター達がステージにやってきて、クリスマスに集えることの幸せを歌ったあと、ショーは最高にメリー(merry!)でハッピー(happy!)なパーティーモードに突入していきます。クライマックスの部分のこのなんとも表現できない高揚感と楽しさは パーク内にいてこそ、ショーが行われている今この場所にいてこそ、感じられるものなのかもしれませんよね~(この時わたしは 今日この回のこのショーをこの場所で経験できてよかったな~ と 頭のすみっこでちらっと思いました。)もちろん最後の最後にはサンタクロースとダッフィーファアミリーの船もステージの後方にちゃーんとやってきます。サンタさんをお迎えしてもう一度みんなで盛り上がったあとはパーティーもおひらき、出演者の皆さんは手を振りながら広場から去って行き、ミッキーとミニーとプルートはサンタさんの船に乗り込んでハーバーから去って行きます。ミッキーとも しばしのお別れですね。ミッキー達の乗り込んだ クリスマスの飾りをいっぱいつけた大きな船がピアッツァトポリーノから離れていった後も、私は心の中でクリスマスソングのリズムを刻みながらずーっと拍手をし続けていました。今年これからやってくるクリスマス、パーク内には来られなかった昨年のクリスマス、そして一昨年のクリスマス、そのまた前のクリスマス。幸せだったクリスマスも、悲しい思い出のクリスマスも。“イッツ・クリスマスタイム!”には ディズニーシーで過ごしたクリスマスだけではなく 過去数十年分もの「わたしのクリスマス」を思い出させてくれるような そんな力(ちから)があるような気がします。いえ。わざわざそんなことを言わずとも、クリスマスという行事そのものが世界でもかなり古い部類に入る伝統的なイベントなのですから、誰もがそんなふうに感じてしまっても何の不思議もないのですけれど。でも、日本の片隅のこんな小さなテーマパークのこんな小さな水域を囲んで、何も戸惑うことも無く堂々と健康的にクリスマスを祝うことができるなんて。クリスマスは楽しい!幸せだ! と心から思わせてくれるなんて、もうそれだけで “イッツ・クリスマスタイム!”は素晴らしいショーなんだろうと思います。私自身はもうこのあとこのショーをパーク内で観られる機会は今年はおそらくないと思いますが、ぜひぜひたくさんの皆さんにこの幸せな気持ちを味わっていただきたいと そう思いましたよ~ ああ。ほんとうに。ほんとうにありがとうございました 抽選には当たらなかったけれど。26分間、天にも昇る気持ちにしてくださって感謝してます。再び鈴の音と鐘の音が鳴り響き始めたメディテレーニアンハーバー水際の広場で 心の中で何かに手を合わせてしっかり拝んでから、私は夫とともにステージ真横の花壇の縁(へり)っちょの場所を離れました。(ばいばいミッキー 今日も楽しかったよ!)(その3 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 1, 2018
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12月最初のあたたかな週末。運よくホテル・ミラコスタに宿を確保することができて 私達は7か月ぶりにディズニーシーのパークを訪れることになりました。「クリスマスシーズンのミラコスタ宿泊」に限って言えば、実に6年ぶりのことです。ハーバーのショーは抽選にはずれてしまっても観られる場所があるのかしら… とか、 お天気はどうなのかしら…エンターテイメントの開催に影響するような強風が吹いたりしないかしら… とか。今回のパーク&ホテルでの過ごし方については心配したくなっちゃうことはたくさんありますが、最近 以前にも増して予約が取りにくくなっているミラコスタにクリスマスシーズンの土曜の夜に宿泊できるというだけで、もうじゅうぶん私達は幸せなのかもしれませんね。さて。今回の宿泊では前後の我が家の予定も考慮して パークに入園するのは初日の土曜日だけ と決めていた私達は、まだ朝陽も昇りきらぬ早朝 そろそろ6:15になろうか というタイミングでホテル・ミラコスタの正面玄関車寄せに到着しました。微笑みをたたえ出迎えてくださったドアキャストさんの立ち居振る舞いは今朝も颯爽として簡潔。「車から荷物を降ろして預けて控えを受け取る」までの一連の到着の儀式はものの1分ほどで鮮やかに終了し、夫が駐車場へと車を運転して行った後は 私に残された「やるべきこと」は一人で先にパークエントランス・ノースへと向かいミラコスタ宿泊ゲスト専用入場口に並ぶことだけとなりました。入園ゲート前へと続く石造り風の階段をいつもと同じようにトントンと下りていくと、6:15過ぎのミラコスタ宿泊ゲスト専用入場口には既に20組以上と思われる方々が待っていらっしゃる様子でした。先頭あたりの皆さんの中には重装備で横になっている方もいらしたようで「いったい何時ごろから並んでいらっしゃるんだろう? ホテルに宿泊していても早い人は早いんだなぁ~…」と驚きつつ 私は列の最後尾へと向かいました。後ほど合流してくるご家族やグループのメンバーの分を考えてか皆さんスペースに余裕を持って並んでいるため待ち列は人数の割には長くなっており、この時点でピクニックエリアを通り過ぎるあたりまで伸びていました。最後尾について前方を見上げると やや右手にはおなじみの塔が朝陽を浴びながらそびえ立っていました。数分後に夫が待ち列にやってきてからは、私達は交代で身支度を整えに出かけたり TODAYやマップを調達に行ったり 写真を撮りに行ったりして過ごしました。6:40を過ぎる頃には「ホテル・ミラコスタ宿泊ゲスト専用エントランス」の看板を掲げたホテルキャストさんも待ち列の最後尾に現れました。列の伸び方は土曜にしては緩やかに思われましたが、7:00くらいになると急激に伸びてバス停まで到達し折り返していたようでした。やがて7:20頃になると待ち列には「間もなく宿泊の確認が始まるのでご準備を」との声がかかり、しばらくすると前方で宿泊確認(もしくはエントリー券の回収)が始まり、手荷物検査を終えたゲストから順に入園ゲート前エリアへの案内がなされ始めました。だいたい20~30組目(人数にすると100人目くらい?)だった私達が手荷物検査を通過してゲート前エリアに入れたのは7:30頃でした。ここで私達は、「今日のディズニーシーは予定通りの8:00開園」というキャストさんによるアナウンスを耳にしました。ならば ディズニーホテル宿泊者は15分前の7:45に入園開始 となるはずなのですが…どういうわけだか今日はディズニーホテル宿泊者の入園は「7:40から」とキャストさんは繰り返しおっしゃいます。へえ~ そんなこともあるのねえ~… 何か事情でもあるのかしら? 一般の方より20分も早く入園できるなんて。 ひょっとして何かの間違い?…なんて夫と話していたら、本当に7:40にゲートがオープンし 私達も数分と経たないうちに入園できてしまいました。朝一番のディズニーシー、朝一番のミラコスタ通り。入口の上のタペストリーは、今年のクリスマスはずいぶんシンプルなんだなあ…上にちょこんとのっかっている小さなツリーも可愛い~……と、いつもならついつい足を止めて見入ってしまう私ですが。何せ今年のクリスマス、ディズニーシーのハーバーショー鑑賞エリアは抽選制です。抽選にはずれてしまってもショーの様子が観たいなら、なんとか少しでも観られる場所を探して、とりあえず確保しておかねばなりません。さあ、ミラコスタ通りを眺めるのは後でゆっくりすることにして。私達はキャストさん達に挨拶をしながら通りを抜けてメディテレーニアンハーバー・ピアッツァトポリーノに出ると、ショーステージが地下収納されている部分の横あたりに向かい、この場所が抽選対象ではないことを確認した上で、ショーが行われるエリアに対して立ち見の最前列状態になる花壇沿いに落ち着きました。(ここからだといったい何がどんなふうに観えるのかはさっぱり予想がつかないけれど。)時刻はまだ7:45になる前のことでした。花壇の縁に手をかけて広場をぐるっと見渡すと、今朝のこのあたりは私達が春に「ハッピー15エントリー」を利用して同じように入園した時よりも人が少なく落ち着いた雰囲気で、妙に急ぐ人もなく座り込む人も目立たず、人気アトラクションが控えるアメリカンウォーターフロント方面へ向かう人の流れも整然として静かなように私には感じられました。気がつくと ハーバーには清らかなクリスマスの音楽が流れています。だからそんなふうに感じてしまうのは、パーク中に響き渡っている 天上から降ってくるのかと錯覚するような弦の音色やトナカイの引くそりの鈴の音や それに時折混じる祝福の鐘の音がもたらすただの「クリスマス効果」にすぎなかったのかもしれません。それでも、一年で一番パークが美しく輝くこの時期に こうして二人でここにやって来られたというだけで 私はもう既に胸がいっぱいになりつつありました。(まだディズニーシーに足を踏み入れて数分しか経っていないというのに。)…しかしふと我に返り。これは単に 一般ゲストがなだれ込んでくる前の「嵐の前の静けさ」なのだ と瞬時に現実に立ち戻った私は、人影の少ない今のうちにクリスマスのディズニーシーの姿をカメラに収めておこうと思い立ち、夫を花壇沿いの場所に残して出かけることにしたのでした。まずは、エンポーリオの前に並ぶ小さなクリスマスツリーのもとへ。ディズニーシーのクリスマスではごく当たり前の 例年通りの風景ですが、昨年のこの時期はパークに来られなかったので小さなツリーたちにも二年ぶりの「こんにちは」です。先ほど素通りしてしまったミラコスタ通りもあらためて。そうそう。今年からクリスマスイベントの名称はパークもホテルも共通の「ディズニー・クリスマス」となったんだったわね~…キャラクター達の姿も控えめでシンプルな古風な仕上がりのデコレーションは、このパークの造作によく似合うなあ と私はつくづくそう思いましたよ。できればヴェネツィアあたりまで足を伸ばしてデコレーションを見に行きたいところでしたが、あまり遠くまで行ってしまって戻れなくなっても…と思った私は 7:55頃に本日の営業を開始したエンポーリオで少しだけお買い物をしてから 一般開園時刻を少々過ぎた8:05頃に夫のいる花壇沿いに戻りました。と 驚いたことに、この時には私達の背後には既に「鑑賞エリア外立ち見2列目」が完全に形成されており、なんと「3列目」までができつつありました。ピアッツァトポリーノの「抽選対象エリア」とされている場所のひとまわり外側の立ち見場所や リドアイルへと続く上り坂の柵沿いにも、場所を確保して待つ人の姿が万遍なくありました。どこもみな「ショーステージを望む場所」としてはふさわしくないと思われますが、強運無しではステージが綺麗に見える場所からの鑑賞が期待できないというのなら「せめて少しでも生のパフォーマンスに接したい」と考える皆さんが早い時間からそんな場所に落ちついてしまうのも仕方のないことなのかなあ… とちょっと思ってしまいましたよー8:10過ぎには、私は再び花壇沿いの場所を離れてニューヨーク・デリまで朝食の買い出しに出かけました。ニューヨーク・デリの店頭も、このお店のあるブロードウェイも、例年通りのこの地区らしいクリスマスデコレーションが施されていて私はなんだか ほっ としました。8:15過ぎのニューヨーク・デリは開店直後とあって店内ダイニングエリアはとーっても空いていましたが、稼働しているレジカウンターが少ないので注文まで意外と時間がかかり、スペシャルセットをスーベニアランチケース付きで購入して私が夫のもとに戻った時には時刻は8:30を過ぎていました。(余談ですが、この時には私達の背後の列はさらに増えて4~5列に達していました。戻るのに結構苦労しましたよ。)9:25にはメディテレーニアンハーバーの水上で“ハピエストセレブレーション・オン・ザ・シー”が始まりました。水際から全員が立ち上がるので、私達のいた場所からの見え方は「そこそこ」といった感じでしたが、それなりに楽しめました。その後 落ち着いたところで夫がビリエッテリーアに行って“イッツ・クリスマスタイム!”と“ビッグバンドビート”の鑑賞席抽選に挑みましたが、案の定 相次いで「はずれ」という結果になり、私達の初めてのパーク内での“イッツ・クリスマスタイム!”鑑賞は ステージ真横の花壇沿いから ということが完全に決定しました。ショー開始の約一時間前、10:30過ぎ頃からは、私は自発的に立ち上がって花壇の縁にもたれかかり、プロメテウス火山を眺めて過ごしました。(注:キャストさんからこのあたりの皆さんに対して「立つように」と指示があったのはもっとずっとあとの11:10頃でした)カレンダーの上では今日は12月の1日 真冬だけれど、季節外れとも思われるような穏やかな良いお天気です。あたたかなクリスマスのパーク。ずーっとずーっと、心の中にまで入り込むように流れ続けるクリスマスの音楽。人ごみに背を向けてハーバーと火山だけを見つめていると、抽選のことなど もう どうでもよくなってくるような気がします。――きょうは この場所からみえる光景だけを楽しむことにしよう そんなふうに思いながら私はショーの始まる時刻を待っていました。(その2 に つづく・・・)↓ 抽選に出かけた際に夫が撮影してきたヴェネツィアのクリスマス風景。不思議なことに人が全くいなかった とのことです。こちらは↓ブロードウェイミュージックシアター前、レールウェイ駅下の看板。だいたい10:30頃でしょうか。トイストーリーマニアのFP発券も終了し、ブロードウェイは人通りが少なかったそうです。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 1, 2018
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