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8月最後の日です。といっても、26日の水曜日から塾も新学期をスタートさせているので、すでに「いつものペース」になりつつあります。違うのは、周辺の中学校が、昨年までの2期制から3期制に変わったことで、この時期に定期試験対策をしなくてよいということです。これはとてもおおきなことです。つぎの中学生の定期試験は9月の末から10月のはじめにかけてです。まだほとんど気にする必要がありません。ということで、夏に進めた学習の復習チェックをしながら、さらに学習を前に進めていくことができます。9月の第三週まではそのように進めていき、シルバーウィーク明けから定期試験を意識した学習にする予定です。とにかく学校の進度が遅いです。中1など、まだ「文字の式」にはいったばかり、という進み具合です。そんなペースにあわせていては、ここから先の学習、とくに「一次方程式の応用」などにしっかりと時間をかけて学習することが出来なくなってしまいます。中1は夏の間に「一次方程式の解き方」は終えているので、ここからしばらく「文を式にする」といった学習をしっかりと進めていきます。中2生も「一次関数」の学習を終えているので「図形の証明」へと、中3生も「二乗に比例する関数」を終えているので「相似な図形」へと学習を進めていきます。とくに中3生はペースを上げていかないと、秋は英検、漢検、数検の検定試験もあり、定期試験対策とあわせて時間の余裕がなくなっていきます。高3生も先週から「センター試験対策」の演習に入っています。まぁ、最初はとんでもない得点をとってくれていますが、ここからどれだけ修正できるか。ひとりひとりの学習姿勢がとわれることになります。小6受験生は、まずは6日の首都圏模試です。夏の学習の成果がどの程度だせるのか。その結果をみて、もう一度学習計画を練り直します。過去問演習は10月からスタートしていきます。私の頭の中はすでに1月のセンター、2月1日の中学受験、2月半ばの公立高校入試に向けて切り替わっています。
2015.08.31
ある調査によると、18歳以下の自殺者は、夏休み明けのこの時期がいちばん多いといいます。学校の長期休み明けということです。また、10代前半の場合、そうした予兆がほとんどないのも特徴とのことです。そんな中、こんなニュースが入ってきました。http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150828/4504881.htmlとても残念なことです。ご冥福をお祈りいたします。と同時に、miyajukuに通う生徒の中には、この生徒と同じクラスだった子もいます。1年生の時に同級生だった、という子もいます。そうした生徒たちに対して、私なりにケアをしていかねば、と思っています。ありきたりなことですが、命の大切さ、ということをしっかりと伝えるのが大事かと考えています。しばらくは、あることないこと、ネットを含めて情報が錯綜することでしょう。こどもたちもそうした中で動揺もするでしょう。とくに、LINEなどのSNSや学校裏サイトなどでの情報におどらされないよう、親としてもこどもさんの様子を注視しておくべきかと思います。ネットは目に見えないので要注意です。季節の変わり目であると同時に、新学期の開始時はいろんな意味で難しい時です。しばらくは、いつも以上にこどもさんと接する時間を増やしたいものです。会話が増えていれば、いろんな意味でこどもさんの変化に気づきやすいものです。会話は何でも良いです。難しく考えずに、今、一緒に見ているテレビの話題でもよいのです。決して「上から目線」でなく、同じ場所にたって会話することが肝要です。明日は日曜日です。家族でどこから買い物にでも行くとか、公園で遊ぶとか、積極的に時間を共有しましょう。
2015.08.29
夏休みが入っていたので、昨日のお稽古で、七夕競書の作品と賞状を生徒たちに渡しました。教室に飾って欲しい、という要望が強かったのですが、七夕競書作品は大きいので掲示できません。それじゃ、写真を撮ってHomePageに掲載してあげる、ということで納得してもらいました。ふだんの清書用半紙と違い、画仙紙は字の大きさとバランスが難しいです。どちらかというとうちの教室は、型にはめるというよりも自由に書かせる、といった指導です。全員が金賞を目指しましたが、ほぼ銀賞でした。それでも、全員が進級しました。そろばんにしても、習字にしても、この級別の制度は良いですね。いろんな意味でモチベーションを維持できます。そろばん塾ピコは定員で新たな生徒さんをお受けできませんが、習字の筆っこは、1名〜2名の生徒さんを受け入れ可能です。まずは体験からはじめてみてください。
2015.08.28
「塾講師を国家検定に 信頼性向上狙い17年にも」というニュースが昨日の夕刊に載っていました。 ニュースは ここ です。こどもさんを学習塾に通わされているお父さん、お母さんは、このニュースをどうごらんになられますか?学習塾と学校の大きな違いは、子どもも親も、学習塾は簡単に変えることが出来ても、学校はなかなか変えることが出来ない、ということです。塾は、先生の力量に疑問符がつくなら、辞めて別の塾を選択することができます。でも、学校のある教科の担当教師に疑問符がついても、別の教師の授業を受けることは出来ません。ということは、学習塾の講師の指導レベルは、ある意味で消費者である「生徒」と「保護者」の目につねに監視されている、ということです。しかも、対価として「授業料」を払っているので、その目はかなりシビアで厳しいものです。はっきりいって、学習塾の講師の力量を国家資格に、というのは笑止です。学習塾は「公」の権威と対立はしなくとも、相容れないものであることは間違いありません。子どもの教育にたずさわる、といった意味で、協力できる部分は力を合わせたとしても、その権威にぶら下がって何かをする、というものではないはずです。ニュースをよく読むと、塾の中にはとても指導者のレベルにない講師を雇っているところもある、学習塾の指導レベルを確保するためにもこうした「講師検定」が必要だ、という趣旨が書かれています。確かにその通りですが、そんな講師しかいない塾は、誰も通わなくなるのは必然なので、こうした検定の持つ意味があるのだろうか、という疑問は残ります。この講師検定は、全国学習塾協会という、塾団体では唯一の公益社団法人によって主導されています。私も別の団体ですが、その社団の方々の頑張りを見ています。ですから、あまり否定的なことはいいたくはないのですが、国家資格は違うでしょ、ということです。ベクトルの向きが違います。昨日から新学期がスタートしています。夏の学習の片付けをしながら、新学期の様々な準備も並行していきます。しばらくは落ち着かない毎日です。
2015.08.27
「女性活用推進法」が成立したという。女性の登用をうながすために、大企業に数値目標を義務づけるという。来年の4月に施行し、10年間の時限立法になるそうだ。朝日新聞のニュース面 → ここ miyajukuでは、保護者会や面談にお父様がいらっしゃることが多い。そんなお父様と話をしていて「女の子ですから」という言葉を聞くことがよくある。「女の子ですから」のあとには「いずれ結婚して家庭に入るのだから無理しなくても良い」といった言葉がかくされている。私はその度にこんなことを心の中でつぶやく。これからの時代は男性だけが外で働いて家庭を維持していくのは難しいのではないでしょうか。また、3組に1組は離婚するという時代です。女性が経済的に自立できることはとても大事なことだと思います。それなのに、今の世の中では、仕事の上での女性への差別は歴然と残っています。また、子どもを産んだあとに職場に復帰するのもなかなか難しい。男性の育休取得も進んでいない。就活でも、募集男女10名といいながら、実際には男性しか採用していない会社はたくさんあります。女の子だからこそ、しっかりと勉強し、経済的に自立できるチカラ、1人でくっていくチカラを身につけさせるのが、親の責務だと思うのです。さて、みなさんはどうお考えでしょうか。miyajukuにも母子家庭の生徒さんがたくさんいる。そうしたお母様は、わが子に「女の子だから無理しなくても」といった考えは全くもたない。きっと、ご自分がいろんな意味で苦労をされてきているからではないだろうか。少なくとも、この「女性活用推進法」の施行によって、企業側は「育休をとっている社員の割合」などのデータをホームページなどで開示する必要が出てくる。就活をする女子大生が企業選択をする際の良い目安になるし、企業イメージからも積極的な女性活用が進んでいくのではないだろうか。この法律をふくめて世の中の意識が変わることで、もっと、もっと、女性が仕事に育児に生き生きと取り組めるような社会が、今の中・高生がオトナになる頃には実現していて欲しいものだ。
2015.08.26
夏の特別授業の最終日です。周辺の小中学校の多くが26日の水曜日から新学期がスタートします。授業時間の確保が目的かと思います。こどもたちにとっては「切り替え」が大切です。早く1日のリズムを取り戻せるようにしましょう。miyajukuも、26日の水曜日から通常授業にもどります。ここから入試日までの時間の経過は「あっ」という間です。受験生はもう一度「態勢」を整え直すことです。時間を管理できない受験生は絶対に成功しません。ありがたいことに、何人かの新規入塾、体験生がきています。新学期にあたり募集の状況です。中1クラス 2名ほどの空きがあります。中2クラス 定員です。募集はしていません。中3クラス ご相談ください。小5受験クラス 1名の募集をしています。小6受験クラス すでに募集を打ち切っています。高1クラス 1名の募集をしています。高2クラス 1名の募集をしています。高3クラス すでに募集を打ち切っています。小学生クラス 小5クラス、小6クラスとも大募集中です。そろばん塾ピコ 定員です。募集はしていません。習字の筆っこ 大募集中です。ミートザワールド 大募集中です。よろしくお願いいたします。昨日は、中央林間の「黄色い看板」でレストランライブでした。集まってくれた皆さん。感謝です。若いグループですが、一途に夢を追っています。音楽でしか伝えられないものがあります。少しでもそれを共有できたら、といった気持ちがあります。この地での「人と人とのつながり」が形になった一夜のライブでした。
2015.08.24
こんなニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150821-00000005-mai-life が入ってきました。首都圏の私立高校で、学習塾から提出された模擬試験の成績を元に合格の内定を出した、というものです。なんでこれがニュースになるのだろうか、ということを考えてみます。まず、高校入試というのは当日の試験によって合否が決まっている、という世間的な認知があること。入試、というぐらいなのだから、問題を解いて得点が出て、その得点によって合否が決まるのが当然だろう、という認識です。それが全く違うということです。多くの私立高校の入試は、もう何十年も前から、中学校と高校との間で前もっておこなわれる事前相談によって合否が決まっています。当日の入試で合否が決まる私立高校の入試はわずかだということです。この仕組みがあるおかげで、公立高校に不合格になっても、ほぼ全員が私立高校に進学して、高校浪人というのがでないのです。事前相談の資料としては、中学校での学校成績が使われます。以前は模擬試験の偏差値なども利用されましたが、1990年代の終わり頃にそのことが大問題となり、模試の結果を高校入試に利用することを文科省が禁止する通達を出しました。しかし、学校の成績が、相対評価から絶対評価になることで、学校ごとに成績のつきかたはバラバラになり、学校成績が生徒の実力を反映しなくなったのです。私立高校側は何とか生徒の本当の実力をもとに事前相談をしようと、英検や漢検などの資格を資料としたり、といったことをはじめました。その流れの中で、模試の偏差値の利用も復活しようとしている、ということです。神奈川県ではそれほど顕著ではありませんが、埼玉県などでは模試の結果は普通に高校入試の資料として利用されているようです。確かに、この塾はひどいです。模試の偏差値を上げようと事前に生徒に問題を解かす、などということをすれば、学校と塾との間の信頼関係がくずれてしまいます。だから学習塾はダメなんだ、といつものようにたたかれかねません。このニュースのウラ側には、学習塾は悪、模擬試験による序列化は悪、といった従来からの「ありきたりなものの見方」があります。もういい加減にそうした見方はやめましょうよ。そんなことよりも、学校の絶対評価を高校入試に利用することこそ問題にして欲しいです。そもそも絶対評価は、入試のような選抜に利用するのになじみません。入試制度のすべての根っこにある問題です。何度も言いますが、私は絶対評価を否定しません。それどころか、学校の成績は絶対評価で良いと思っています。ただ、それを高校入試の資料とするのには無理があります。そこを問題にした議論がまったく沸いてこないことこそ問題なのではないでしょうか。
2015.08.22
私立校か公立校か、といった議論は皆さまの家庭内でもされることがあるでしょう。日経新聞に「オレたちが中学受験に魅力を感じない理由」といった記事 http://www.nikkei.com/article/DGXMZO89889740Z20C15A7000000/ が掲載されていました。公立は荒れているから私立、などとちょっとステレオタイプの議論になっている部分もありますが、それなりに今時の「私立か公立か」といった子どもの進路選択の参考になると思います。今の親世代が小中学生だったときと比べて、私立校も公立校も大きく変わっています。ですから、私立or公立といった議論そのものがすでに古い、という部分もあります。公立の中高一貫校もあり、公立高校も単位制の総合コースをはじめとして多様な選択肢があります。小中一貫の学校も作られるようです。私立校も進化し続けています。親世代が子どもだったとき評判の悪かった私立校が大きく変わっている例もたくさんあります。そんな中で、私立なのか公立なのかといったことを含めて、子どもの進路選択を考える際に大切なポイントをふたつあげておきます。1 親が自分が子どもだったときの経験に照らして今の子どもの進路選択を考えないこと。時代は動いています。10年前の常識は今では常識ではありません。私立or公立の選択も含めて、今の子どもをとりまく教育の状況を、親はしっかりと情報収集して理解すべきです。たとえば「私立はお金がかかる」といったことも常識ではありません。国公立の大学の授業料は60万円近くします。私立大学の文系の授業料は90万円台のところが多いです。大学の授業料でさえ、公私の違いはここまで狭まっています。2 自分の子どもの適正を見きわめること。それこそが親の最大の仕事。私立なのか公立なのか、といった議論は意味がありません。自分の子どもにはどちらが向いているのか、ということを考えましょう。そういった意味で、公立校にも多様な選択肢が増えています。他人がどうであろうと、自分の子にとって最適な選択肢をアドバイス出来るようにしましょう。私立中学入試をするかどうかも、わが子にとってそれが適しているかの判断がすべてです。高校選択にしても同じことです。一般に私立校は公立校に比べて競争の原理が大きくはたらいています。世間の風にさらされる機会も多く、私立校どうしの切磋琢磨もはげしいです。ですから、悪い私立校はどんどん淘汰されてしまいます。現在、残っている私立校は、ある意味では「しっかりと生き残った学校」といえます。ですから「はずれ」を引くことは少ないでしょう。公立校も昔に比べると、情報公開もされてますし、特色ある学校づくりも進んでいます。進路は子どもに任せてある、はダメです。これだけ学校ごとに「違い」がある状況の中で、大人の目でしっかりとそうした情報を分析し、かみ砕いて子どもに伝えることをしないと絶対にだめです。そこは親の責任です。
2015.08.21
23日の日曜日。中央林間の「ドリーム」にてレストランライブをおこないます。まだ席に若干の余裕があります。「ドリーム」さんは、ビーフシチューのおいしいお店です。旨い食事と、カノンとアイランドのさわやかな音楽で、夏の終わりの日曜日を過ごしませんか?詳細とお申し込みはhttp://kokucheese.com/event/index/317496/
2015.08.20
周辺公立高校からの「早慶上理大学」への今春合格実績です。「早慶上理」というのは、早稲田、慶応、上智、東京理科大という首都圏の超難関大学を便宜的にひとくくりにしたものです。大学がG(グローバル)大学とL(ローカル)大学に区分されていく、といった状況の中で、G大学に間違いなく属する大学です。表を見て気づくことですが、このレベルの大学に進学できるかは、ほぼ高校進学時に定まってしまっているということです。416名の湘南、300名の翠嵐の第1グルーブ。100人〜150人の合格者を出す、厚木、川和、小田原、横浜SF、県相模原、希望ヶ丘、相模原中等の第2グループ。30人〜50人の合格者を出す、大和、鎌倉、横浜費瀬沼、秦野、市が尾などの第3グルーブ。それ以外の高校からも数名の合格者が出ていますが、これは、何らかの事情でその高校に進学してしまった、という生徒です。ほぼ「早慶上理」のレベルには合格者はない高校のグルーブといって良いでしょう。大学入試の問題は、その入学難易度に比例して問題の難易度があがっていきます。「早慶上理大学」の入試問題は難しいです。通常の高校の授業を受けていて解けるような問題ではありません。ましてや、難しくなったとはいえ、現在の県立高校入試問題で300点前後しかとれなかった生徒が、3年後の大学入試で「早慶上理大学」の入試問題を解けるチカラをつけるのはほぼ不可能といえます。いつも書くことですが、学力は「飛躍的に伸びる」ということはゼッタイになく、「少しずつ、少しずつ」しか伸びていかないものなのです。そこには「魔法」はあり得ません。300点前後、というのは、座間や海老名に合格出来る得点です。そのレベルではこの表にあるように、「早慶上理大学」への合格は“ほぼない”ということを知っておいてください。それぞれ10名ほどが合格していますが、1名で2学部に合格をしたものも2名と数えますし、浪人生もふくむので、10名の合格というのは、実際は現役で1名〜数名の合格ということになります。この人数は、高校選択時にもっと上位校に行けたのに、近いからといったような理由で座間や海老名を選んだ、というような生徒の数です。きっと入試では400点をこえる得点をしていたはずです。県入試問題で300点の得点率の生徒が、大学入試で「早慶上理大学」を目指すのであれば、部活など一切せずに「ひたすらに勉強をする」こと。それも、高校の授業の内容をはるかにこえた学習をすること、が必要になってしまいます。身もふたもないいいかたになってしまっていますが、そうした現実をしっかりと知った上で、大人はこどもたちの進路へのアドバイスをしていくべきです。夢を見ることは大切です。しかし、高校進学時の学力が、中学3年間でやっていたのと同じような時間の使い方しかしていないのに、グングン伸びていくということはないのです。ましてや、中学時以上に高校で部活動に時間を費やしてしまえば、学力はどんどん落ち込んでいくばかりです。部活動を否定するつもりは全くありません。ただ、高校での部活動は、中学校以上に学力と反比例すること。それを親はしっかりと知っておきましょう。それにしても、やっぱり相模原中等教育の実績のすごさに驚くばかりです。初めての卒業生なので、すべてが現役生。それも160人の卒業生での実績です。本当にすごいです。きっと部活動はあくまでも「教育活動の一環」であって、学習することを優先事項として6年間を過ごしているのでしょう。
2015.08.19
先日、周辺公立高校からの国公立大進学者数をまとめました。http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuku/diary/201508040000/今日は、周辺私立高校からの国公立大への進学者数のまとめです。見えにくい場合は こちら をどうぞ。聖光学院、栄光学園、淺野の3校は東大合格者を含めてダントツの実績です。これらの学校は高校からの募集をしない中・高一貫の男子校です。偏差値も65をこえる超難関校ですから、正直、このblogの読者の方には関係ない世界の学校です(^_^;)東大に5人~10人が合格し、国公立大への進学者も50人~100人という学校は大きく2グループに分かれます。高校からの募集もする学校と、完全に中・高一貫の学校です。前者は、桐光、桐蔭、山手、青稜など。後者は、神奈川大付、洗足、桐蔭中等などです。前者はすべて共学の大規模校です。もしも中学入試でこれらの学校を受験すると、首都圏模試の偏差値でSS55~SS60あたりに位置します。高校入試では、湘南や翠嵐、厚木、川和などのトップ校の併願校となります。推薦の基準値は5教科で24/25~25/25です。その成績の学校でも国公立大への進学者数はやっとこんな数だということです。それほど首都圏で国公立大に進学するハードルは高いということも知っておいてください。他の私立校の中で、高校からの募集をしていないのは、森村、湘南学園、自修館、といったところです。他は、高校からの募集もあるので、公立高校を受験する際の併願校となります。私立中学受験を考える場合も、こうした進学実績を参考にする方も多いはずです。ただ、数字だけに目を奪われてはいけません。このレベルの私立の中高一貫校の良いところは、生徒個々の状況に合わせて伸ばしてくれるところです。高校進学の段階でほぼ大学進学は見えています。あの「ビリギャル」のようなことは実際には起こりません。というよりも、あのお話の女の子は、しっかりと私立中学受験をして、地頭と学習習慣はしっかりついていたのです。この表からみえることは、学習はどこまでも地道な一歩ずつの積み重ねでしかない、ということなのです。
2015.08.18
今日から授業が再開です。8月後半は、8月分の授業をまとめて今日から1週間で終えていく、という日程です。学校が来週の26日には再開するところが多く、塾もそこから2学期の平常授業にもどります。ただ、周辺の中学が3期制にもどったおかげで、9月に入ってすぐの定期試験がなくなりました。おかげで、じっくりと塾のカリキュラムを進めていくことが出来ます。中学生は、夏の前半講習で進めた学習の復習チェックテストを行いながら、学習をさらに前へと進めていきます。たとえば数学は、中3が「二乗に比例する関数」、中2が「一次関数」、中1が「一次方程式」の復習と発展的な問題の演習です。学校の定期試験には出てこなくても、公立高校入試では必ず出題されるレベルの問題を繰り返し演習していきます。公立高校入試の数学で、何とか全員に最低でも70点前後の得点をとらせるチカラをつけさせたいです。5教科合計で330点を最低ラインとして、それ以上の得点をさせたいです。この得点が、周辺校でいえば、座間高校あたりに学校成績がなんであろうと文句なく合格出来る得点ラインです。周辺校の今春入試での2次選考ラインでのボーダーです。この得点をとった生徒が合格者の最低ライン、というものです。模試会社のデータなどからの予想ですが、ほぼ間違いない得点でしょう。厚木高校 350点(特色がある)大和高校 359点海老名高校 299点座間高校 308点大和西高校 254点大和南高校 124点大和東高校 104点2次選考ラインは、学校成績が関係なく、入試と面接点での選考です。中堅、上位校では面接点で差はつかないので、入試得点だけでの合否といってよいです。ただし、この成績で今年は合格出来たからといって、来春入試で大丈夫かは受験者数しだいです。したがって、これらの得点に+20点~+30点の得点を目標としておきたいです。ということで、座間高校や海老名高校などの中堅校で330点を最低ラインと考えています。何度も何度も書きますが、これだけ難易度のあがった県立高校入試です。学校の定期試験対策と入試対策は全くの別ものです。とくに中3生にはそれを意識した学習をさせなければなりません。ここまでが学校の定期試験レベル。ここまでが入試で70点をとるレベル。ここまでがそれ以上の問題。といった3分類で問題演習を進めていきます。
2015.08.17
13日の木曜日から今日まで、3泊4日で家族旅行に出かけていました。妻と社会人3年目の娘と3人で早朝の羽田発の飛行機で山口宇部空港へ。レンタカーを借りて、厚狭の新幹線駅にて、福岡在住で社会人5年目の息子を拾って、大人の遠足の開始です。子どもたちが社会人になっても、この時期の家族旅行は続いています。変わったのは、1日目の宿泊費が私で、2日目は娘、3日目は息子が支払うようになったことです。この子たちが自分の所帯を持つまでは続くかもしれません。ここ数年は、大河ドラマツアーになっています。ということで、今年は、萩→津和野→山口といった流れです。1日目は、秋吉台に寄って萩へ。秋吉台は雨だったので、秋芳洞は見学できましたが、あのカルスト地形を実感できませんでした。萩には夕方に着。夕食後は大照院という毛利家の菩提寺で送り火でした。石灯籠に灯りがともり、その数の多さに圧倒されました。この景色が見られただけでOKです。2日目は先ず笠山へ。世界で最も小さな火山とのこと。火口に降りられます。ここからの景色も最高でした。日本海に浮かぶ島々がピカピカと光っています。世界遺産に登録された、造船所の跡と反射炉へ。申し訳ないですが、この程度の史跡を世界遺産にしたのはかなり無理があります。萩博物館の駐車場に車を停めて城下町の散策です。古い街並みが、土塀や瓦塀を中心にしっかりと残っています。所々には長屋門をはじめとした建物も現存します。そこから東光寺へ。伽藍も石灯籠も見応えがありました。松蔭神社にも寄りましたが、松下村塾が世界遺産というのにも ?? です。藍場川周辺もめぐり、萩焼きの窯元で買い物をして、丸一日かけて萩を堪能し終えました。3日目は自転車にて津和野散策。殿町という広い一本道の両側に水路がある通りを行きます。水路には鯉が泳ぎ、教会や大きな造り酒屋、家老の屋敷跡などが並びます。昨年、長崎の大浦天主堂に行きましたが、明治のはじめの頃、その地のキリシタンが何十人かの単位で日本全国に送られたのこと。この津和野にもよこされて、改宗を迫る拷問もあった歴史があります。八幡宮と流鏑馬馬場へ。さらにリフトに乗って津和野城址へ。山城ですが、立派な石垣が残っています。町も一望できます。立派な社のお稲荷さんにお参りして、ちょうどやってきたSL山口号をパシャッと。お昼はうずめ飯という郷土料理。津和野を堪能しました。津和野から山口に移動。瑠璃光寺の五重塔だけを見学しました。4日目は午前中だけの散策です。昨晩は湯田温泉に泊まりました。中原中也の記念館があるところです。中也はわたしが18前後の時に完璧にはまっていた詩人です。残念たっのはし、中也の直筆原稿などの展示が少なかったことです。幕末毛利氏の山口政庁の門を見て、明治期の県庁建物を見学、雪舟作の庭を見学して防府へ。萩→山口→防府というルートから船で上方、江戸へ、というのが当時のルートです。防府は山口以上に様々な史跡が残っています。防府八幡、国分寺、毛利氏庭園。毛利の殿様が明治期以降暮らした屋敷が、博物館になっています。毛利家に伝来した国宝、重文の書状、刀剣、画などはここで見ることができます。贅を尽くした屋敷と庭も必見です。息子を新山口の駅で降ろし、私たちは宇部山口空港から帰宅です。初めての山口県でした。萩も津和野も、歴史の中でポツンと起き残されたような町でした。それだけ、時間をさかのぼって時代を感じることができました。山口も大内氏時代のものはほとんど残されていませんでしたが、防府と合わせて、幕末期の長州藩の息吹を感じることができました。今年も楽しい大人の遠足ができました。
2015.08.16
今回は、八方池から唐松岳という2,696mの山に登ってきました。頂上からは、白馬連峰や剱岳、立山連峰と、北アルブス北部の山々が展望できました。夏の山は日の出から数時間です。それを過ぎるとガスが上がってきて山々を隠してしまいます。いつものように ここ http://tanzawa77.tumblr.com に写真があります。のぞいてみてください。地理の学習をしていて思うことがあります。こどもたちが意外にいろいろなところに行っていない、ということです。新幹線に乗ったことがない、という生徒もたくさんいます。お父さん、お母さんにお願いです。ぜひ、こどもたちをいろんなところにつれて行ってあげてください。それは決してテーマパークやアウトレットではありません。自然と向き合うことのできる場所、できればそんなところが良いです。バーチャルなもの、手でつかめないもの、そんなものに囲まれているからこそ、こどもたちには「見て、聞いて、さわって」感じられる体験をさせてあげてください。尾瀬にこどもたちを連れて行ったのが3年前。震災のボランティアに行ったのが2年前。去年と今年はそうした企画を組めませんでした。もう一度、こどもたちを自然の中に連れ出す企画。そんなことを考えてみたいです。今日は、一日中、塾で後半の授業の準備です。数学と英語、社会と理科のテストづくりです。前半の講習で学習したことをチェックしつつ、さらに進度を前に進めていきます。
2015.08.12
8日の土曜日から夏休みをいただいてます。早速、北アルプスの唐松岳に登ってきました。久しぶりの良い天気で、ものすごく良い山行になりました。みなさんは、目の前に広がる景色を見て泣いたことがありますか?私は何度もあります。今回もそんな風景との出会いがいくつもありました。この写真は、八方池という池に映る白馬連峰です。八方池まではハイキングコースなので昼間は渋滞するほどの人の列です。そこで、池近くのヒュッテに泊り、日の出前から歩き始め、だれもいない池で三脚立てて日の出直後の時間をねらいました。山の景色って本当にその瞬間だけです。今回はたまたま「思い通り」にいっただけです。でも、泣きたいぐらい美しい景気でした。心の底から感動がわきあがってくる風景でした。自然に感謝です。このあと、唐松岳の山頂を目指しました。こちらもすばらしい天候で、久しぶりの「The 北アルプス」の写真が撮れました。明日にでもアップします。八方池の写真は ここ http://tanzawa77.tumblr.com/ にあります。
2015.08.11
夏期講習の最終日です。中学生は全県模試。あの難易度のあがった県入試と出題形式がそっくりの模擬試験です。中3生は、この模試の結果と2年後期、3年1学期の学校成績を加味した志望校判定をおこないます。9月はじめに出てくるそうしたデータをもとに、保護者面談、生徒面談を実施し、高校受験の目標校の設定をしていきます。ちょっと遅くない? という見方もあるでしょう。しかし、圧倒的に入試の得点だけで合否が動いていくような高校入試になっています。学校成績で志望校設定などできるはずはありません。学校成績は必要条件で、十分条件ではないからです。高校入試はあくまでも当日の入試得点で合否が決まる。このことを徹底して学習を進めていきます。夏の講習を終えた段階で、というのは、はじめて高校入試問題を意識した授業を受けた後で、どの程度の手応えで問題を解けたのか。そして、あと半年の時間で、自分をどこまでのステージに押し上げていけば良いのか。それはしっかりとしたデータがもとにあるべきです。今日の私の講習最後の授業は高3の現代国語です。この講習では、できるだけ「旬の題材」をつかって演習をしてきました。今日も斎藤孝、保坂和志、三浦雅士などです。こうして高3生の授業をもっていると、中3生や小6生が数年後にどこまでいかなければいけないか、といったラインを私が実感として持つことができます。これは指導者としてとっても大切なことだと思います。中3生はどうしても目の前にある高校受験だけしか見ることが出来ません。保護者の方も同じです。でも、高校受験は、その先に大学受験があり、さらに就活が続いていきます。中3生も、あと3年後には、今日の高3生が取り組むような文章にぶつかっていかねばならないのです。英語にしても数学にしても同じこと。ある程度のレベル以上の大学に進学したいのであれば、高校入試の乗り越え方、というものがあるのです。それは「受かれば良い」というものではないはずです。せっかくの機会です。「高校受験」を通して、本当の意味での「勉強のしかた」や「自己との対話」ができるようになって欲しいです。こどもたちには無理ですが、指導者である私は、高校受験の「先」を見ながらの指導を心がけていきます。
2015.08.07
今日の午前中は小学生の「夏期学力判定テスト」からスタート。中学生の授業も今日で終わって、明日の「全県模試」ですべての日程が終了です。中学生の夏期講習では、復習部分を「Super学習メビウス」で、予習部分を一斉授業でおこなってきました。「Super学習メビウス」での復習方法です。まずは膨大な問題データベースから問題を作成します。中2と中3は全8回分、中1は全5回分を作成。たとえば中3の数学は、式の計算で3回、平方根で3回、2次方程式で2回です。各回は20分程度で終わることのできる量にしてあります。今年の生徒の顔を思い浮かべながら、量と難易度を調整していきます。基本的に、これだけはしっかりとわかっておいてほしい、といった問題だけで構成しています。問題作成は簡単です。細かく枝分かれした単元と難易度を選ぶと問題が絞られます。クリックすると画面にその問題が表示されるので、それをみながら最適な問題を選択していくだけです。中学の数学だけで、35,000題の問題が、基本問題から入試問題まで登録されています。解答用紙はこちらです。この解答用紙のバーコードがポイントです。採点したあと、間違った問題のバーコードを読み取っていくと、生徒個々の間違った問題の類題だけで構成された「弱点対策課題」が自動作成されます。その弱点がなくなるまで何度でも追いかける設定も可能です。今回は、1学期学習範囲の理解度チェックが目的なので、弱点対策も1回だけです。ただ、どこができていないのかを生徒個々にチェック出来たので、後半の授業でそれらにしっかりと対策を施していきます。この「Super学習メビウス」で復習し、一斉授業では、中3生数学は「二乗に比例する関数」、中2生数学は「一次関数」、中1生数学は「一次方程式」と、しっかりと入試問題レベルの難易度の問題まで学習を進めてきました。生徒たちは自分たちが思っている以上にチカラをつけてきています。28年間、学習塾を続けてきている中で、効率的な学習を追い続けてきました。こうしたスタイルもひとつの成果ですが、まだまだ改良の余地はありますし、その年の生徒の構成しだいで、問題作成の部分から考えていく必要がでてきます。いつまでも完成はしません。
2015.08.06
小6受験クラスの夏講習も明日の「まとめテスト」で終わりです。朝からお昼をはさんで午後まで長時間の学習も乗り切りました。まだまだ「受験を自分のこと」としてとらえきれていませんが、少しずつ、少しずつ、自覚は芽生えてきていると思います。いつも言っていることですが、11月のはじめに「グンと伸びる」といった実感が持てること。それを目標としてやっています。と同時に、10月のはじめからの過去問演習までにある程度の学習の目途をたてること、これもひとつの区切りとして大事にしています。小6受験クラス6人の今日のお弁当です。みんなおいしそうですね。お母さん、お父さん、またはお祖母ちゃんが、講習に際して毎日のように作ってくれました。ありがとうございます。保護者の方へ・・・7日から10日間ほどの夏休みに入ります。宿題は基本的に復習課題です。この夏講習で学習したことをもう一度チェックすることが中心になます。きちんとノートをとれていたか、ということも大切なチェック事項です。漢字、語句などは、自分でチャックして進められるように解答も渡してあります。まずは足もとを固めること。あせってもしかたがありません。きちんと基本的な問題が解けること、計算を間違えなくできること、それが最終的に合格につながっていきます。それと、せっかくの休みです。ご家族で楽しい時間を過ごしてください。家族の笑顔が、こどもたちの学習のエネルギー源です。お母さん、お父さんとの笑顔の時間があってこそ、頑張って合格したい、という気持ちが生まれます。
2015.08.05
miyajuku周辺公立高校の今春の国公立大学への進学実績です。ちょっと見にくいですが・・・ こっち の方が見やすいです。湘南と翠嵐の2校が他とは違う実績です。すごいのは相模原中等教育です、今春、初めて卒業生を出した県立の中高一貫校です。浪人はいないのですから、そのまま現役合格の実績です。1学年が160名の規模の学校ですから、ほぼ3人に1人が国公立大に進学した、ということになります。その点から見るとすでに湘南も翠嵐も抜かれた、といえるでしょう。しかも、東大/5名、京大/3名、東京工業大/7名、一橋大/4名とすごい実績です。国公立大の入試は5教科7科目が基本です。しかも、センター試験という、量をスピードで解いていく試験と、2次の記述中心の試験という、全く異なったパターンの試験に対応できるチカラが求められます。正直、公立の中学の「生ぬるい」授業に3年間つかっていては、高校に進学してからの3年間をどれだけ頑張っても追いつかない、ということになってしまいます。そんなことから、国公立大への進学実績は中高一貫の私立中学の独壇場になっていました。実際、miyajukuの小6受験生たちは、1日に5時間ほどの塾での学習と、家での2時間以上の学習を毎日のように続けています。その学習内容は、中3生と同程度か、社会や理科、国語についてはそれをこえる内容の学習をしています。中学入学時にすでに公立中学の中3生と同等かそれ以上の学力をもって進学するわけです。しかも、そこから絶え間のない学習が続き、高2段階で高校生の学習を終えて、高3時は入試問題演習にたっぷりと時間をかける。公立の高校生がかなうわけがありません。そんな状況に風穴を開けたのが、相模原中等教育と平塚中等教育の県立の中高一貫校です。ただ、この2校は入学試験ではなく適性検査という選抜方法をとっています。これは「地頭」の良さが勝負で、努力をしたからといって合格出来るような選抜ではありません。もちろん「地頭」を鍛えることはできます。ただ、私立の入学試験とは全く違ったアプローチになります。これがなかなか難しい。その点はまた別の稿で書きます。ざっくりいえば、公立中学に進学して大和高校に行くほどのレベルの学力では、相模原中等教育には受からない、ということです。各小学校で0名〜1名というのが合格者の数ですし、そのぐらい「だんとつにできる生徒」しか合格出来ないということです。来春はまた相模原中等教育を受験する小6生がうんと増えるでしょう。でも、頑張って合格出来るものなのかを分かった上で受験(受験ではないということですが)しましょう。この表を見てみなさんはどんなことを感じられますか? 「ゆとり」といっていた時期、公立高校を「金太郎飴」のようにどこにいっても同じように平均化しよう、といった雰囲気がありました。それが数年前にまったく違った方向にカジを切り、ある傾向が現れてきています。それは「二極化」あるいは「三極化」ということです。これについてもまた稿をあらためます。
2015.08.04
夏期講習も今週いっぱいで終わりです。各学年ごとに目標が違いますが、やっぱり、毎日のように通塾することで達成できるものはとても大きいです。時間があるので、いつもよりじっくりと「問題の解き方」「学習のしかた」「学習への取り組み方」「ノートの取り方」「式の書き方」・・などなど、勉強の姿勢について教えていくことができます。ただ、やればやるほど、生徒個々の問題点があぶり出されてきます。とくにそれが生徒の「こころ」に関わることだとなかなか難しいです。すぐにあきらめてしまう。もうひとつ踏み込んでとりくめない。前を向こうとしない。そんな「こころ」の問題についても、学習塾ですからあくまでも「学習」を通じてアプローチしていくしかありません。そういった意味でも、この講習はとても重要な機会だと考えられます。とくに中学生は「難しい問題」に取り組んでいます。「難しい」といっても、県の入試問題を意識した問題で、学校の定期試験には出題されないが、県の入試問題ではこのレベルの問題を解けないと6割はこえられない、といったレベルの問題です。学習塾に通っているわけです。目標は最低でも県入試で6割越え、あたりが最低目標でしょう。そのための「少し難易度の高い問題演習」ということです。それでも、普段の定期試験対策や、学校の学習ではお目にかかったことのない問題です。「難しいよぉ」とちょっとした悲鳴を上げながらの問題演習になます。といっても、基本的な計算演習などをやっていないわけではありません。それは宿題とスーパー学習システムでしっかりと進めています。これについては別の稿で書きます。土曜日は午前中の授業だけでした。夕方から、江ノ島の「龍口寺」でおこなわれていた「竹灯籠」を見物に行ってきました。ろうそくの光が竹に反射して幻想的な風景でした。 ここ に写真があります。のぞいてみてください。
2015.08.03
A blue moon is the second full moon in a calendar month. 昨日の夜の月は「ブルームーン」というのだそうです。一月に二度の満月があった場合、その二度目の月を「ブルームーン」と呼ぶとのこと。英語で「blue」は「とてもめずらしい」といった意味でも使われるようです。次回は3年後の2018年1月2日だそうです。月ごとの満月に名前がついているのですね。January: the Wolf Moon, February: the Snow Moon, March: the Worm Moon, April: the Pink Moon, May: the Flower Moon, June: the Strawberry Moon, July: the Buck Moon, August: the Sturgeon Moon, September: the Harvest Moon, October: the Hunter’s Moon, November: the Beaver Moon, December: the Cold Moon.昨日の夜中に自宅前で取った Blue Moon です。270mmの望遠レンズでの撮影です。Blue Moonについての詳細は ここ をどうぞ。
2015.08.01
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