星とカワセミ好きのブログ

2020.05.27
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カテゴリ: 鉄道 / Trains
2020年5月23日(土)、朝日新聞「be」p4に、原武史さん(政治学者)のコラム「歴史のダイヤグラム」で、「柿生の『離宮』と柳田國男」が掲載されていました。

川崎市の登戸駅やよみうりランド前駅を過ぎると、小田急小田原線の柿生(かきお)駅がありますが、1941(昭和16)年ごろ、宮内省が柿生付近を視察しており、十分な防空施設のない宮城(皇居)に代わる新皇居を建設する計画があったそうです。計画は結局、当時の松平宮相の判断で見送られたことが書いてあります。

また、民俗学者で有名な柳田國男(やなぎだくにお)氏は、「遠野物語」などを書かれましたが、世田谷区成城町に住んでおり、戦時中は毎週のように成城学園前から小田原線に乗り、多摩丘陵一帯を散策する習慣を続けたそうです。
例えば1944年2月16日には、当時68歳の柳田氏は、小田急電鉄小田原線の柿生駅から稲木村(現・稲城市)の杉山神社は天満神社に立ち寄りながら、南部鉄道(現・JR南武線)の稲城長沼(いなぎながぬま)駅まで、2里を越える起伏に富んだ道を歩きとおした事が紹介されています。

2019年7月7日に、JR南部線で登戸駅から稲城長沼に行った時の写真を載せます。
JR南武線は神奈川県川崎市と東京都国立市を結び、車体の黄色いラインが特徴的です。
車体には沿線の街並みが描かれたロゴがあります。
ミューザ川崎、武蔵小杉の高層ビル群、とどろきアリーナ、洗足学園音楽大学、多摩川、よみうりランドの観覧車、一橋大学、多摩都市モノレール、立川駅北口のアーチ、立川ルミネ が描かれているそうです。




↑ JR南武線、登戸駅。 E233系8000番台車両。









ミューザ川崎、武蔵小杉の高層ビル群、とどろきアリーナ、洗足学園音楽大学、多摩川、よみうりランドの観覧車、一橋大学、多摩都市モノレール、立川駅北口のアーチ、立川ルミネ 。



↑ JR南部線・稲城長沼(いなぎながぬま)駅。


















↑ 稲城長沼駅。








↑ 2020年5月23日(土)、朝日新聞「be」p4。


↑ 原武史さん(政治学者)のコラム「歴史のダイヤグラム」で、「柿生の『離宮』と柳田國男」が掲載されていた。


↑ 柳田國男氏が小田急電鉄小田原線の柿生(かきお)駅からJR南武線の稲城長沼(いなぎながぬま)駅まで歩いた事が書いてある。





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最終更新日  2020.05.31 07:30:25
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