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2021.08.08

五輪真弓さんと河合奈保子さん（2/2）シンガーソングライター

カテゴリ：河合奈保子さん

前回の続きで、五輪真弓さんと河合奈保子さんがピアノを弾きながら、五輪真弓さんの「恋人よ」を歌う姿です。

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私が持っている本で「ディスク・コレクション　日本の女性シンガー・ソングライター／監修：長井英治／シンコーミュージックエンタテイメント／2013年4月16日発行」があります。
日本の女性シンガー・ソングライターに焦点をあてたガイド本で、松任谷（荒井）由美さんから始まり、多くの有名な方々が紹介されており、発売されたレコードについても詳細な解説がついている良本です。

上記本ｐ19～24で、監修者の長井英治さんが五輪真弓さんについて紹介されています。
「日本のシンガー・ソングライターというとまずユーミンの名前が最初に挙がってくるが、五輪真弓のデビューがなければ、このジャンルの歴史が始まらなかったと言っても過言ではない」

五輪真弓さんは1972年にファーストアルバム「少女」を出しますが、海外録音だったそうです。アルバム「つづれおり(Tapestry)」で世界的に有名なキャロル・キング（Carole King)がピアノで参加しました。その後も、海外レコーディング自体が非常に贅沢な環境だった時代に、ロサンゼルスでアルバムを制作し、発表されます。
1976年にはフランスでデビューし、高い評価を受けます。上記本ｐ21：アルバム「蒼空」の紹介部分では、「レコーディング中、たまたま隣のスタジオにいたアダモ（Salvatore Adamo)が五輪真弓の歌声に魅せられ、彼女をゲストとしてパリのオランビア劇場へ招待したというのは有名な話だ」とあります。

五輪さんはフランスでの大成功の後、日本では評価されるだろうかと考え、日本人の琴線に訴えかける楽曲を歌おうと決心し、1978年に「さよならだけは言わないで」を発表しで30万枚のヒットを記録しました。

「インドネシアでは国歌の次に有名だという『心の友』（1982年）は、アジア圏で多くの人々に愛されている名曲である」と紹介されています。（ｐ19）

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上記の「ディスク・コレクション　日本の女性シンガー・ソングライター／監修：長井英治／シンコーミュージックエンタテイメント／2013年4月16日発行」ですが、ｐ146～149で、濱口英樹さんが河合奈保子さんについて紹介されています。

「2012年、河合奈保子の名前が久々にメディアを賑わせた。11月に復刻発売された6枚のライヴDVDのうち５枚が週間ＤＶＤチャート（音楽部門）でトップ３０入りする快挙を成し遂げたからだ。15年以上も休業状態で、大がかりなプロモーションも行われていなかったにもかかわらずの好記録は、今でも彼女が多くのファンを魅了する一流のアーティストであることを実証した」

「翌81年、『スマイル・フォー・ミー』でトップ・アイドルの地位を確立し、紅白歌合戦にも初出場。以後６年連続で出場し、87年まで21作におよぶトップ10ヒットを連発した。代表作は自身最大のセールスを記録した『エスカレーション』、オリコン１位を獲得した『デビュー』など。アルバムでは、84年にデヴィッド・フォースターがプロデュースした『DAYDREAM COAST』がレコード大賞優秀アルバム賞を受賞している」

「アイドル離れした歌唱力と多くの楽器を弾きこなす豊かな音楽性はデビュー当時から評価されていたが、初の自作曲を発表した85年以降はシンガー・ソングライターとしての活動に重心を移し、日本作曲家協会の最年少会員（当時）となったことも話題を呼んだ」

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【恋人よ】