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2021.08.11

五輪スケートボードとラスカル

カテゴリ：美術 / Art

2021年7月26日、東京五輪・新競技のスケートボード女子ストリートで、13歳の西矢椛（にしやもみじ）選手が優勝し、金メダルを取りました。そして16歳の中山楓奈（なかやまふうな）選手が銅メダルでした。
中山選手が競技中に「ラスカル」の曲を聴いており、西矢選手が「それはどんな曲？」と聞く話が話題になりました。「あらいぐまラスカル」は日本アニメーションが制作し、1977年に世界名作劇場で放送されたアニメで、オープニング曲は「ロックリバーへ」です。中山選手にとって、この曲は「聴くとテンションが上がる」歌だそうです。
私も当時、「あらいぐまラスカル」を見ており、「ロックリバーへ」は歌えます。

「ロックリバーへ　作詞：岸田衿子、作曲：渡辺岳夫、編曲：松山祐士、歌：大杉久美子、セントメリーチルドレンコーラス、コロムビアゆりかご会」

日刊スポーツ（2021年7月28日）を見ると、「スケボー金　西矢椛、銅　中山楓奈で話題　ラスカルも『五輪参加』」という見出しで、記事が載っていました。（村上幸将記者）
主題歌を歌った大杉久美子さんが感激したそうで、記事では「西矢選手、中山選手おめでとうございます。図らずも五輪に参加できたような不思議な気持ちです」とあります。

また記事では、7月26日の競技後、日本アニメーションの社員が、「あらいぐまラスカル」かどうか不明のまま、ラスカルに代わって社員が一丸となり、2時間ほどでスケートボードに乗ったラスカルを描き上げて祝福した」とあり、スケボーに乗る可愛らしいラスカルのイラストが紹介されていました。

↓　日刊スポーツ　2021年7月28日にある、ラスカルのイラスト。