星とカワセミ好きのブログ

2021.10.09
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カテゴリ: 河合奈保子さん
1984年に河合奈保子さんがレコーディングをしたアルバム「デイドリーム コースト:DAYDREAM COAST」ですが、TOTOのジェフ・ポーカロ(JEFF POCARO)さんが参加されています。
アルバムの10曲中、「IF YOU WANT ME」、「SECOND MATURE 」、「 LIVE INSIDE YOUR LOVE 」、「 I LOVE IT」、「 AS LONG AS WE'RE DREAMING」の5曲で、ジェフさんがドラムを担当されました。

学生時代にドラムを叩いていた知り合いが、ジェフ・ポーカロさんのドラムは「教科書」として、皆さんが手本にすると言っていました。

「ジェフ・ポーカロの(ほぼ)全仕事 レビュー&奏法解説でグルーヴの秘密を探る/著書:小原由夫/奏法解説:山村牧人/DU BOOKS/ディスクユニオン/2015年3月1日初版発行」という本を持っていますが、ジェフ・ポーカロさんがドラマーとして参加された作品が、ほぼ全て紹介されています。

著書の小原由夫さんが本の冒頭(P2)で、「並みのドラマーとジェフ・ポーカロの最も大きな違いは何か。それは、どんな状況であれ、相手が誰であれ、ジェフが叩けばグルーヴが生まれるということだ。楽曲全体のバランスを瞬時に推し量る能力にも、シェフは卓越しており、シンガーを気持ちよく乗らせ、ソロイストをしっかり支えるリズムのうねり、流れをジェフは紡ぎ出す」と書かれています。

この本には、河合奈保子さんのアルバム「デイドリーム コースト:DAYDREAM COAST」について記載があり、一部を紹介します。

(P265)「河合奈保子のアルバム『デイドリーム・コースト』を聴いたときの、いつもとは異なるジェフの弾けっぷりには大いに驚かされた。ミキシングレベルが大きいという点もあるが、普段よりもパワフルかつダイナミックに叩いているように聴こえるのがとにかく印象に残った」

P326~327で、河合奈保子さんの「デイドリーム コースト」が見開きで紹介されています。

(P326)「河合奈保子のデビュー5周年を記念したLA録音。驚愕のそのサポート陣は、ジェフの他、D・フォースターやB・チャンプリン、P・セテラにN・イーストなど、よくぞここまで集めましたというゴージャスな面子である。

ジェフは全10曲中5曲でプレイ。4曲がJ・ロビンソンで、1曲がドラムマシンだ。ジェフとリズムセクションを組むのはマイクである」

「アッと驚く爆発的なイントロのドラムは、まさしくハードロックのそれ。ノリの良いジェフのプレイは、ややエフェクトがかけられており、シモンズが出てくるリフもあるが、いずれにせよ、アイドルだろうがナンだろうが、『張り切って叩かせていただきます』的な雰囲気なのだろう。マイケル・ランドウの切れ味鋭いサスティーンのギター・ソロも圧巻。アルバム1曲目からフルスロットルの、ジェフを筆頭としたLAセッション軍団である」

上記を読むと、アルバム「デイドリーム コースト」を聴くのが、ますます楽しくなります。

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↓ ジェフ・ポーカロさんと河合奈保子さん。


↓ 河合奈保子さんのアルバム「デイドリーム コースト:DAYDREAM COAST」


↓「ジェフ・ポーカロの(ほぼ)全仕事 レビュー&奏法解説でグルーヴの秘密を探る/著書:小原由夫/奏法解説:山村牧人/DU BOOKS/ディスクユニオン/2015年3月1日初版発行」








↓P326~327で、河合奈保子さんのアルバム「デイドリーム コースト:DAYDREAM COAST」が紹介されてある。



↓ 本の帯。








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最終更新日  2022.07.06 12:46:27
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