星とカワセミ好きのブログ

2022.02.28
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カテゴリ: 美術 / Art
2022年2月23日、東京国立博物館・平成館で「ポンペイ展」を見ました。

会場では、「ビキニのウェヌス」像が目につきました。
「ウェヌス」はローマの愛と美の神で、「ビーナス」の事です。
女神なのに、ローマ、ポンペイの人間の女性と同じく、ビキニを着けています。

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【ビキニのウェヌス】
ポンペイ、「ビキニのウェヌスの家」(Ⅰ II、6)アトリウム(2)出土
前1~後1世紀
大理石(彩色・金彩の痕跡有り)

ナポリ国立考古学博物館





↑ 沐浴する直前のウェヌスの姿を表現。サンダルを脱ごうとしている美の女神を、プリアプスとクピドが支えている。装身具を表す金彩や色彩が残存している。邸宅の広場にあった水盤の前に設置されていた。






↑ 女神ビーナスが、ポンペイの女性のように、ビキニをつけている。




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【ポリュクレイトス「槍を持つ人」】
ポンペイ、「サムニウム人のパラエストラ」(ⅤⅠⅠⅠ2、23)出土
前1~後1世紀
(オリジナルは前450~前440年)
カッラーラ大理石
ナポリ国立考古学博物館






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ポンペイ、「メナンドロス家」(Ⅰ 10, 4)、
ペリステュリウム(c)出土
前1世紀後半
大理石
ナポリ国立考古学博物館




【躍るファウヌス】
ポンペイ、「ファウヌスの家」(VⅠ 12、2)
アトリウム(27)出土
前2世紀
ブロンズ
ナポリ国立考古学博物館






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【スフィンクスのテーブル脚】
ポンペイ、「ファウヌスの家」(VⅠ12、2)、
第2ペリステュリウム(39)出土
ペンテリコン大理石
ナポリ国立考古学博物館














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【竪琴を弾くアポロ】
ポンペイ、「竪琴奏者の家」(Ⅰ4、25)、
ペリスチュリウム(32)出土
前1世紀後半
ブロンズ
ナポリ国立考古学博物館






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【ヒョウを抱くバックス】
(ディオニュソス)
ソンマ・ヴェスヴィアーナ、「アウグストゥス荘」
大ホール(第1室)の床面出土
前27~後14年頃
パロス大理石
ノーラ歴史考古学博物館






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【ペプロスを着た女性】
(通称「踊り子」)
エルコラーノ、「パピルス荘」、大ペリスチュリウム出土
アウグストゥス時代(前27~後14年)
ブロンズ(象嵌:銀、銅)、目:骨、石
ナポリ国立考古学博物館









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【ぺプロスを着た女性】
(ペプロフォロス)
ソンマ・ヴェスヴィアーナ、「アウグストゥス荘」
大ホール(第1室)西壁の左ニッチ出土
2世紀
パロス大理石
ノーラ歴史考古学博物館









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最終更新日  2022.03.06 12:09:28
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