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ん?感想?面白かったですこれ一択。まあこれだけじゃなんなので(^^;)映画館に貼ってあった宣伝をすべて載せましょうか^^まだ上映しているのかな?だったらネタバレあります。埼玉県民としては「なぜ琵琶湖?」と思いましたが、面白いからまあいい。杏さん超かっこよかったし!!もはやガクトさんと二階堂さんは名誉埼玉県民にしたい。今回は、愛之助さんと藤原紀香さんも良かったね~~。同い年なのよね、紀香さん、なんて美しいのだ!恒例のそれぞれの「有名人対決」も面白かった。あ、伊勢谷友介さん、問題起こしちゃってもう映画には出られないのに、役柄についてさりげなくというかガチで触れられてて面白かった!ちょい嬉しかったのは、冒頭の「現在」のシーン、与野、頑張ってるじゃないか!!演じるアキラ100%さんは・・・実はちょっと仕事関係でゆかりがあるので嬉しいです^^(←本人は何も知らないが)最後のアレは大笑いだよね~。さっき通ってきたよーって(笑)映画の最初の方に「埼玉にはタワーがない」って言っていたけど、「いや、行田タワーがあるんだよな」と思っていました!かつてはたんぼアートで「翔んで埼玉」作ってたからなあ。こんな風につながりますか!そして夢の国へ(笑)ちゃっかりだよな~(笑)前回のラスト、ちょい役なのに豪華だったのが成田凌さん、今回はなんと瀬戸康史さん。いやはや、あまりにもくだらなくて(褒めてます)最高でした。近隣の街がクローズアップ(っていうのか)されて嬉しいです(^^)そして、とび太くん、いつもみんなを守ってくれてありがとう(笑)
2024年02月12日
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1月の最初に観に行っていたのですが、Facebookに載せてブログに書くのを忘れていました。改めてこちらに前日。映画のチケット購入の仕方について話会う。夫「夫婦割がある、どちらか50歳以上なら2人で2,200円!」妻「2人とも有資格だね!」夫「じゃ俺が身分証明書持ってぇ…」妻「夫婦はどう証明するのだ。愛人だったらどうする。」夫「それより『娘さんですか?』って言われたらどうしよう?(←経験あり)」2人「夫婦って思われなかったら…わいわいきゃいきゃい…。」…無事に、機械でチケット買えました( ̄ー ̄)懐かしい顔ぶれ!ネタバレになるからストーリーは書きませんが。16年ぶりに再集結したキャスト、ホントに年取らない!コトー先生(吉岡さん)は髪真っ白だったけど、女性陣、柴咲コウさん、大塚寧々さん、若いまま!子役の成長も嬉しい。剛洋君のこの作品のためだけの役者復帰、神木君も大きくなって😭でも誰よりシゲさん(泉谷しげるさん)変わってない(笑)蒼井優ちゃん前何の役だっけ?柴咲コウの代わりの看護師だよ、なんて会話を見終わった後にできたのも楽しかったです。2時間半、長い上映時間だったけど最後までハラハラしたし、中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」が流れたらあっという間だった気がしました。妻「あの若い医者役誰?」キンプリだよ、残る方の。」さすが歌番組ほとんど録画してるだけあってアイドルにも詳しい旦那です。若い人には、皆幸せになってほしい。たけひろ、頑張れ!!ラスト、直前までハラハラしていたのでほっとしました。やっぱり,いいドラマは何年たってもいい!
2023年02月14日
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待ってましたよやっと来ました銀河英雄伝説DIE NEUE THESE、「策謀」の第一章。やはり3週間限定公開で第3章まで。・・・正直、仕事超多忙だしさいたま市まで行かないと見られないしかなり辛いのだけど・・・なんとしても行く!!きっと、地域によっては見られない人もいると思うのよね。ありがたく思うことにします。これ、映画館のシアターの入り口のモニターを写メしたのですが・・・あれ?同盟の人がいないと思ったら。はい、映画館のチラシをもらってきたけど、ちゃんと同盟もいましたね。ルビンスキーの目が光っています。ま、フェザーンの手のひらの上に転がってますからね、今の所両方とも。もちろんこの後の展開は・・・お楽しみ。<ここからはネタバレ>前回が、艦隊戦で敗戦濃厚となったケンプが「ガイエスブルク要塞をぶつけてしまえばいい」と気づいた所で終わったので、決着をみるまで5ヶ月ほど待たされた気持ちだ。もちろん原作も、アニメ旧作も知っているから物語は分かっているのだが、演出の仕方がどうなっているのかも新作の楽しみ。ケンプの家族描写が多かったので切ないことは予想していたが、「ワルキューレの元エースパイロット」を彷彿させる描写に、あ、そうだったんだ、と改めて感じることができた。が、やはり、切ないねえ、妻と子供の悲しみを思うと同盟側にはまだ大きな変化はない。ユリアンに大きな動きがあるのは次章。色々な意味で同盟に激震が走るから次が楽しみだ。今章は帝国の方の動きがメインで、久々のアンナローゼの登場は嬉しい。というか、アンネローゼとヒルダが向き合う図は、男くさい本作には麗しい場面。結構好き。ヒルダは、理路整然とアンネを説得しているように見えて実は根底にちゃんとラインハルトを思いやる気持ちがあって、でもヒルダ本人はそれに気づいておらず、むしろアンネローゼの方がヒルダの気持ちに気づいているのが面白い。だからアンネローゼもヒルダを信頼したのだろう。結構演出が細かいのが嬉しい。例えば、オーベルシュタインのワンコさんも1コマ程度だろうがちゃんと登場。大切に飼われていることが分かる。というか、パウロ、執事がとてもいい人だし、長年仕えてくれているようだし、本質的には嫌な人ではないのだろうな。あそこまで自分の主義主張に徹底的になれる強さはどこから来るのか。義眼だけではないと思うのだが。銀英伝の面白さは、膨大な登場人物のそれぞれに、なぜ今のこの人があるのかと想像させるところにあるのかもしれない。描かれるキャラクターもいれば、そうでない人もいる。パウロ・オーベルシュタインは後者。…だからファンの間で二次創作が出来るのね(^^;)あー、今回は幼帝が連れ去られるところまでねー。同盟側も次はたくさん動きますね。ヤン、辛いとこだね。3週間後が待ち遠しい!しかし、さいたま新都心まで行かないと見られないのはしんどい!今回も無理やりスケジュール作って見に行きました…でも、見られるだけ幸せです。早く次章が、というか三章すべてみたいしこの先もガンガン見たいです!!
2022年10月10日
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何せ激突全3章を3週間ごとに上映というので、逃すと大変です。さいたま新都心まで行かないと観られないし・・・。ということで、「銀河英雄伝説Die Neue These 激突~第二章~」を観てきました。あ、めっちゃ反射してる・・・というか、第一章と同じじゃないか・・・。第二章は・・やばい、もう観たのが1ヶ月以上前なので結構忘れてます。だってブルーレイ買えないし。とにかくヤンの査問会だ(笑)むかつくところで終わった感じ(笑)ああ、キュンメルも出てきたなあ・・・ヒルダの衣装は相変わらず色合いがかわいくないなあ・・・我が山路和路さんのメルカッツの出番が少ないなあ・・・あ、双璧とラインハルト&キルヒアイスの出会いもあった。この4人のショットがなんだか泣けるんだよね、物語の最後を知っていると。・・・なんてブログを書いていますが、来週には第三章を観に行きます。4月に入ってえげつなく仕事が忙しくなったのでブログが放置でしたから。ま、芝居や映画を観に行けるようになって嬉しいです(^^)・・・ってか、銀英伝、ブルーレイ買えるのかなあ。説明動画見ても(時間がなくて早送りしちゃうせいもあるけど)よく分からん。普通にブルーレイ欲しいんです。そんなにお金があるわけじゃからエンディングで自分の名前載せたいとかできないんです。普通に買わせてください。
2022年05月07日
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ずっと待っていました。でも、前回までは、鑑賞後劇場でブルーレイが買えたのですが、今回からはそれはなし。作品を完結させるためには資金が必要で、より回収率が高い方法を採用するのだそうです。だからエンドクレジットにお名前を載せますよ、とか、様々な展開をしている模様。ワタクシ、それに気づいたのがつい最近。ただ、さんじゅうまんとか、それくらいの単位になってしまうとやはり二の足を踏むので、早くに気づいていてもそれはしなかったでしょう。でも完結を望むのは確か。ぜひ、山路さん(メルカッツ)がお元気なうちに完結を!!(旧作は十年単位の時間がかかっていた模様。)ブルーレイを見返すという作業ができないので(しかもこの映画を観た後に前作のブルーレイを見返してしまった)、記憶がごっちゃになっている。が、「前作までのあらすじ」の部分で、心で号泣してしまったのは「宇宙戦艦ヤマト2205」の時と同じ。が、まずはユリアンの初陣から。オリジナルキャラの同世代の男の子登場。今後も出てくるのかなあ。しごかれるユリアン。上官ベイトマンは最初は嫌がらせもあったのかも知れないが、決してそうではなかったのは、一度帰投したユリアンがアッテンボローと会話するシーンで発した台詞と、彼がついに未帰還だったことで、命をかけて戦うことの厳しさを教えてくれたことが分かる。その後は帝国側の話。キルヒアイスを失ったラインハルトを心配する双璧。今回はその双璧、ミッターマイヤーとロイエンタールの過去も描かれる。端的に感想を書こう。・エヴァンゼリンきゃわいい・赤ちゃんロイエンタール超絶美形、まつげふさふさ。・ラインハルトの善政・・・の辺りで描かれたことで思ったことを2つ。ひとーつ(軽いノリで大丈夫な内容だから)。誰かヒルデガルドに言ってあげて!茶色のタイツはやめた方がいいよ!確か茶色だったよね?見間違いじゃないよね?違ったらごめんね。旧作の女性のファッションセンスのひどさは目も当てられなかったけど、今作はスタッフにも女性が結構いるんじゃなですかね、時代的に。茶色って難しいんですよ。私もファッションに詳しいわけではないけど、ジャケットが茶色いからって足下も茶色にすると野暮ったくなるのよ。タカラジェンヌさん(男役)が茶色いスーツを着こなすのとはワケが違うのです。ぜひ、今回はもう少し女性のファッションにも気遣いを。これではフリデリカの退役後の洋服も後年代表になったときのスーツ姿もあやしい・・・。2つ(こっちは真面目)来た、オーベルシュタインの犬!!今回の一番の感動ポイントかも知れない(←え)。こう使ったか、という感じ。町中をうろつく犬。質素なラインハルトの家(警備の者がパンをあげても食べない)、善政に喜ぶ市民の青空カフェみたいな所(ビッテンフェルトが肉をあげても食べない)、そして、オフレッサーのお墓参りをする元宇宙艦隊司令長官ミュッケンベルガー。犬はすべて見ていた・・・っていうのが好き。そんな老犬がたどり着いたのが・・・オーベルシュタインの車!「私の犬に見えるか・・・」運転手がドアを閉められないでいると、図々しく乗り込む犬。で、受け入れるオベ。ここ、すごく好き。そして後のシーンで、執事がオーベルシュタインの部屋に行き食事の用意ができていると告げるが、まだ仕事をしていて後回し。「では、あなたは先にどうぞ」みたいな感じで、よくある洋食の銀の蓋をぱかんと開けるとおいしそうなお肉!そしてご主人より先に食事をするのであった。いいね。好き。・・・オーベルシュタインの犬の話をラインハルトの諸侯が噂しているけど、今後もこんなシーンがあるけど、この人達、噂好きよね(笑)帝国の有能な将校なのに。あと、ラインハルトのペンダントが、泣ける。何せ3部作なので、終わり方が「中途半端」なのがなんともはがゆい。でもこれからがいやなシーンだ・・・ヤンの査問会とか。でも楽しみ。そして番外編。ポプランの中の人、収録はいつだったのかな。一応復帰するみたいなので、ポプランは継続で大丈夫なのかな。くだらないことで時の人になってしまった。銀英伝は原作があり、素晴らしい旧作があるから、物語が逸脱したりはしない。同じ新作でも、宇宙戦艦ヤマトは物語も整合性を求めて改編され、現在の価値観にも合致した内容になっている、例えば、女性が乗組員にたくさんいる、とか女性艦長とか。どちらがいいかと言うと、作品による、という感じかな。ヤマトは新作もかなり良いと思うし、銀英伝はあまり変わって欲しくないと思う。同時期に上映されたこの2作品、不易と流行、どちらも大事なのだと、改めて思ったのだった。
2022年03月09日
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前作はもうすでに60年前なのか・・・。一体何度観ただろうか。仕事で観ることもあるので、もう数十回といったところだろうか。そのたびに色々な発見がある、名作である。アカデミーも10部門受賞している。まさか、スピルバーグ監督によって再映画化されるとは!もともとの舞台版に対して、60年前の映画は曲順等が変更されていた。その映画になじんでいるので舞台を観たときに「あれ、違う」と思ったのだが、舞台版の方が先だった。そして、今回は前回の映画とまた曲順が異なっている。「え、この曲をこういう風にしたの!」っていうのがたくさんで面白い。例えば「アメリカ」。例えば「クール」。例えば「クラプキ巡査」。「アメリカ」なんて、さんさんと日の光が降り注ぐ中で歌うなんて、意外中の意外。「クール」も、旧作だとアイスが仕切って駐車場でジェッツが歌うのだけど、今回はトニーとリフの絡みにしてある。これも面白い。「穴に落ちないでねっ!」ってハラハラしながた観た(笑)「somewhere」はそもそも歌う場所が違う。旧作はマリアの職場の婚礼用品店。今回、マリアの仕事が夜のデパートっていうのも面白いと思った。さて、何より、リタ・モレノが出ている!!旧作ではアニタ役でアカデミー助演女優賞。しかも、ドクの妻のバレンティーナ役!白人のドクとプエルトリコ人のバレンティーナの結婚は、困難も多かったようだ。ドク亡き後、ジェッツとシャークス、両方と交流があるようだ。今はトニーを庇護している。なんだか、彼女が出てきただけで涙が出てきた。あのアニタが・・・とも思ってしまう。それって、60年経っても何も変わっていない、というのを表しているようで・・・。今回は、役者も随分プレルトリコ人が演じているようだ。相変わらずのダンスのクオリティ!!すごい、本当にすごい!ベルナルドは、やっぱり旧作のジョージ・チャキリスのイメージが強い。今回はボクサーという設定だった。ああ、次の試合も決まっていたのにその前に決闘で散ったのか・・・。今作のアニタもすごく好き!歌もダンスも姿も素敵だなと思った。マリアとトニー。結末が分かっているだけにどんなシーンも切ない。今回のキャストも本当に素晴らしかった。そして、バーンスタインの音楽は本当に素晴らしいんだなと改めて実感した。外国の俳優さんをよく知らないので、今回のキャストもここには書かないけど、本当によくこんなにぴったりなキャストがいるなあと感心する。ちなみに、おそらく日本語吹き替え版は観ないのだが、誰が吹き替えているのかなと思ったら、トニーがラインハルトでベルナルドがオーベルシュタインだった!(←分かる人にしか分からない)。旧作から60年。・・・あれ?・・・こんな話、つい最近もなかった?何も変わっていないじゃないか、ということにも改めて愕然としたのだった。
2022年03月06日
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心の平安を保つために、我慢することをやめました。この2年で失った自分を取り戻す!そう決意して向かった先は映画館。近所の映画館ではやっていないので、電車に乗って行ってきました。宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち後章~STASHA~前章が公開された頃はコロナのために外出を自粛していたので、DVDで我慢しました。でも、もう我慢しません。見届けなくては。オリジナルとどう結末が異なるのか。ガミラスの秘密とは。スターシャの運命は。<ネタバレあり>2199の頃のスターシャは嫌いだった。少し色っぽすぎる感じがして。新見さんというキャラを出しておきながら、守との間にサーシャはできるのか?しかし、2199では思わせぶりな(お腹に手を置いてさする)そぶりがあったので、やっぱり守との子供ができるんだな、と思ってはいた。しかし、2202はまったくスルー。まあ、ガトランティスの話だしね。ちなみに、2199と2202は監督が代わっている。2199の時も監督は続編を自分で作る気でスターシャのその後にも構想があったのだろうか?その辺は分からないが。まあ、物語を作っている福井さんは代わっていないので、あまり関係ないのかもしれない。そして本作品。前章ですでにサーシャの名前は出ていたので予想通りだが、次の2点において、なんだかがっかりだ(物語にがっかりではなく、心情的に)。(1)アベルト(デスラー)が報われない(2)新見さんの気持ちになるとやりきれない制作が男性だからというのもあるのだろうか。(1)に関しては、最後のアベルトとスターシャのシーンで「報われている」という解釈なのだろうが、純愛を貫き、命を捨ててまで守ろうとした相手は、他の男との間に子供がいる、って、結構結構じゃない?(^^;)アベルトはいつ知ったのか。「それをぐっとこらえても守ろうとしたのさ」っていう男のロマンを描こうとした?私なら納得いかんね(笑)まあでも、オリジナルの「私ごと撃て」「私はスターシャを愛しているのだよ」の台詞は好きなので、あって良かった。特に今回は、ガミラスの存在自体の秘密を知りショックも大きかったはずなのに、その決断にためらいがない。タランも納得(いいんかい)。乗組員は?脱出したい者は脱出させてやったのだろうか。まあいい。とにかくスターシャ、あなたはこんなにアベルトに愛されていたのよっ!!あんな風にスターシャ消えてほしくなかったなあ。だって2202のサーベラーみたいじゃないのあれにはさすがにズォーダーに同情したわよ。(2)に関しては、2199でも全然触れていなかったし、何より守の恋人(戦争前に別れた設定だが)の新見さんを登場させている。だから、サーシャはないと思っていたんだよね。でも、作曲者の宮川彬さんのヤマトコンサートに行ったとき、次回作品(本作)の曲として、サーシャの曲も入っていたので、ああ・・・サーシャいるのか、新見さん・・・と思ったものだ。というか、進はいつ知った?前章でも触れられず、いきなりメルダが進に「スターシャにとって特別な人の弟だから説得に行ってくれ」と言っていて、私は「?」。今まで特別な人扱いしてたっけ?(ってか、それアベルトの前で言うなよねー)だから、「義姉さん」の台詞には違和感があった。この「ねえさん」が、ファミリードラマを象徴する言葉だ、ヤマト世代ももう家族を持っている年だから、とパンフレットにあったが、家族がテーマでもいい。藪家の物語はやはり心に響いたし。でも、スターシャは簡単に「家族」という俗人に落とし込んでよいものなのか、とも思う。まあ、オリジナルは「古代進がヤマトを私物化している物語」なので(もちろん愛のある批判です)、(「永遠に」でもサーシャがいるデザリアム星を波動砲で撃てないし)、それを現代風に辻褄が合うように物語を論理的に構成しているのが新作だと思っているので、家族としてのスターシャもいいけれど、もっとイスカンダルのスターシャは神秘性があっても良いのではないかな、とも思う。何より、新見さんは?守の死に、あれだけ泣いていたではないか・・・。この私の(1)と(2)のモヤモヤを解消するために、提案があるのだが(←誰に言ってる?福井さん?)。(1)は、サーシャの記憶の中にスターシャを愛したアベルトの想いを残しましょう。次作ではオリジナルのように進に恋するのではなく、アベルトを愛してはどうでしょう?デスラー家も後継者が必要だろうし。アベルト、オリジナルよりずっと若いしかっこいいと思うが、どうせサーシャは1年で17歳になるんだからいいんじゃない?(笑)(2)は、いっそ、真田さんと新見さんのカップルはどうでしょう?新見さんが爆発事故に巻き込まれた時、ずっと病室で付き添ってたし。次の3199では進が雪にプロポーズしようとするんだけどいきなりこぶつきじゃ悪いしと悩んで・・・みたいなことを福井さんが書いていたので、だったらいっそ真田&新見カップルに育ててもらって、オリジナル通り「真田澪」ってのは?・・・しかし・・・子育てしてる姿が想像できませんね、この2人からは(爆)映画の導入、前作までの物語で心で号泣していた私。その後、イスカンダル神話の話になるけれど、BGMが2199で使われていた「時計仕掛けの虜囚」と同じだった。だから、決して、美しい話ではないと思っていたけどその通りだった。そうそう、クライマックス、デスラーを波動砲で撃たず、土門発案のスターシャ救出計画に移るのだけど、その間に、デスラー、ゴルバの中で死んでしまうで!!そんな悠長なことをしている暇はないで!!と突っ込んでしまった。しかし、イスカンダルの秘密、壮大すぎてよくこんな設定思いついたなと思う。そして、ガミラスの人々が2199でデスラーが行った行為の真意を2202で知ったとしても、よく許して総統として受け入れたなと思う。まあ、色々突っ込みどころはあるのだけど、まだ3199に続くというので、どこかで伏線の回収がまだあるのかもしれない。3199?「永遠に」と「Ⅲ」かな。完結編までは行かないか。シャルバートは出てくる?揚羽君は?土門の運命は?そしてオリジナルの「新たなる旅立ち」では最後で聖総統スカルダートの声だったのが、今回は女性になっている。これはサーダなのか、スカルダートが女性設定なのか?サーシャは17歳で登場?さすがに、相原君のロマンスはありませんね(笑)藤堂司令長官に今回孫はいないし(笑)藤堂長官の娘の早紀は、年上の山南さんなんてどうでしょう?新作になって山南さん素敵になったよね!以前はあまり意味がなかったもんな・・・申し訳ないけど。なんて、妄想を膨らませる。2205は、2202から続く「アベルト・デスラーの物語」でもあった。2199の弱みを見せない独裁者から、随分人間らしくなった。これがあなたの本質なのか。(byヒス)今回の2205は、前後編で短かった。オリジナルが短かったからね。でも、次回は2199や2202のように長くなりそうだ。とても楽しみ。ただ。やっぱり。アベルトに報われて欲しい!!
2022年02月27日
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第二章、観てました、先月、上映してすぐ。今頃感想ブログ・・・そして、今日から遂に星乱第三章上映開始!・・・・・・。はい、明日、朝一で観に行きます。ということで、第三章を観に行く直前に、第二章の感想でございます(^^)(←遅っ。)今回、一番心が震えたのは・・・最後の最後の予告。ああ遂に、遂に、来てしまうのか、この時が・・・と、最後の最後に本当に胸が痛くなって、それまでのことを忘れてしまうほどでしたまぁそれは置いておいて、私はヤンが好きです。で、フレデリカに自分を投影して楽しむという、女性ならではの見方もしております。だから、買ってきたブルーレイを何度も見返したのは「誰が救国軍事会議の議長か」の場面。スクリーンを見つめるヤンたち一同。スクリーンに映った人物を見て、一人一人の驚愕の表情がうつる。そしてヤンのアップ。目線を上げ、スクリーンを見る。その瞬間、目を見開く。次の瞬間振り向いた先には、さらに目を大きく見開き口を手でおおいながら震えるフレデリカの姿。ここ、超好きやーーーーーーーーヤン以外の人物の驚愕の表情は口元まで描かれていて、フィッシャーと特にキャゼルヌは目とともに口も大きく開けている。それに対してヤンは、目だけ。目だけですべてを表現している。そして、ヤンだけがフレデリカを振り返る。そのうち皆も彼女を振り返ったのだろうが(あるいは見ることができなかったか)、誰よりも早く反応したヤン。ここ、超好きやーーーーーーーー(←2回目。)この後、原作では、ヤンはプライベートルームにフレデリカを呼んで、副官として務めるよう話すんだけど、今回はどこ?フレデリカが上着を着ていないのです。上官の部屋に呼ばれて上着を着ないで行くはずないよね。つまり、これはフレデリカの部屋?銃を持った監視兵2人が見える。ということは、フレデリカは監視されている?さらに、ヤンがフレデリカと話す時に紅茶を飲んでいるけれど、それを一口飲んで、「うん、うまい」みたいな表情をしていたので、これは、フレデリカがヤンのために淹れた紅茶?などと思うのだが、どうなのだろう?ヤンの「君がいないと困る」の「困る」が微妙に小さな声で聴き取りにくいじゃないか。照れているのを表しているのかな。でももっと大きな声で聞きたいです、島君、もとい、鈴村さん。原作ではフレデリカは泣きたくなる感情をこらえているが、今回は涙を流している。どっちがいいかな~。私なら、こらえるかな~。どっちでもいいや(笑)あとは、ジェシカの最後。これは辛い。オーディオコメンタリーで鈴村さんがジェシカ役の声優さんに、ラップとヤン、どっちが好きだったんだろうみたいに聞いていて、鈴村さんはヤンだろう的な言い方をしていたけれど、いやいや、ちゃんと作中でジェシカは写真に「ジャン・ロベール・ラップ」と語りかけていますよ。私は、石黒版の、いかにもヤンとジェシカが本当は相思相愛だったという演出が、大嫌い。女をなめんなよと思う。まるで仕方なしにジャン・ロベールと婚約したような。違うでしょ。ジェシカはちゃんと自分の意思を持って、ジャン・ロベールを選んだのよ。こういうのって、いかにも男の願望、という気がする。(制作してるのも男性が多いのだろうし。)以前、俳優の佐藤健がバックナンバーと対談した時に、彼らの歌詞に対して「男の願望とか理想みたいな」と、核心をつく言い方をしていた。私もそう思う。あなたのことがずっと好きよ、他に彼女がいても好きよ、あなたを好きなまま消えていくわ、みたいな(笑)話がそれた。つまり、ジェシカは、ヤンと結ばれなかったからジャン・ロベールを選ぶような女性じゃない。今回の写真に向けたつぶやきは、まさにそれを表していると思ったのだけど。あとはヒルダ登場。か、かわいい。。。聡明でしかもかわいらしい。石黒版は時代もあるのだろうけど女性の描き方が綺麗じゃなくて、洋服もダサいし、かなり残念だった。断然、ノイエの方が女性の描き方は美しい。そしてなにげに人気なオフレッサー。なんか、憎めない人になってる(笑)ポニーテールがかわいらしいからだろうか。(←え。)キルヒとユリアンの出会いもよかったねぇ~。いい場面だった。キルヒ・・・キルヒ・・・キルヒィ~~~~~~~~~~~~~!!!!私は、明日、こういって泣くのではないだろうか。明日はきっとラインハルトの気持ちになってしばらくぼーっとしてしまうのだろうか。ああ、辛い。というわけで、第三章、行ってきます。
2019年11月29日
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やめてくれ、テレビで放送してから、「じゃ、続きは映画館でね!」的なやつ宇宙戦艦ヤマト2202も劇場に通ったけど、後からアニメ放送していたもんなぁ。そっちは見なかったけど(^^;)うーん。銀英伝は長いから、これからいつまで続くのだろう。。。ただ、この新作もとてもいいので、最後までちゃんと見たい。やってくれるんだろうか???長いぞ???さて、先月(←おっそ!)鑑賞した感想を。まず、声を大にして言いたい。(息を吸って)・・・・・・・メルカッツが山路さん!メルカッツが山路さん!メルカッツが山路さん!!大事なことなので3回言っておきました。最初は石塚さんが演じてらしたのですよね。お亡くなりになって、どなたが声優をやるのかと思っていたのだけど・・・。しかも、物語に入りこんでいて、終盤で出てきたメルカッツ、こともあろうにいつもなら山路さんお声ならすぐに分かるのに、エンドロールを見るまで気づかなかったというていたらく!!ああ、ファン失格!!!(←落ち込みすぎ。)相変わらずクオリティが高い美しい画像。この辺は詳しくなくて、ブルーレイ特典のCG解説も最初聞いていたけどもういいやとやめてしまった・・・しかし、どれだけ大変な思いをして作られているかはよく分かった^^;主題歌が良くて、泣けてしまう。物語のスタートで、白いブリュンヒルトと赤いバルバロッサが共に飛んでいる。物語ラスト、ガイエスブルクの戦いに向かうため、白と赤の2つの艦は途中で離れていく・・・。これが、物語を知る者としては切なくて苦しい。今回は女性が美しく描かれていてよかった。もちろん旧作も美しくないわけではないが、何せ洋服のセンス、色のチョイスがひどすぎ(^^;)。今回はいいわ~。最初フレデリカがアニメアニメしすぎた顔じゃないか?と、フレデリカファンなので疑問に思っていたが、あの猫目がお父上とそっくりだと気づいたら、それもそれでとても苦しい。アンネローゼはちょっとクールだなー。もう少し弟に優しい笑顔を見せて欲しいなー。ヒルダ!このヒルダはいい!目の色が綺麗で、聡明で美しい。ああ、ヤンが島君でミッターマイヤーが古代君でムライが真田さんなんだなぁ。しかし、ヤンの鈴村さん、なんとなく語尾が富山敬さんを意識しているようで、本当にヤンがよみがえったような気持ちにさえなる。ムライがしゃべると、科学的な知識を披露してくれそうな気さえする、真田さんだし。(←?)今のところ一番好きな男性キャラは・・・やっぱりヤンですね。あ、声だけならメルカッツです!!ということで、週末は、第二章を見に行く予定。仕事をやりくりしてさいたま市のMOVIXさいたままで行きますからね!近くのイオンとかで上映してくれないだろうか。。。ヤマトもそうだったけど・・・田舎者には大変です。でも楽しみ。ああ、ブルーレイもつい買ってしまい出費が大きい。これは前章も買ってしまうなぁ、きっと。テレビ放送を録画しているからいいか、と思っていたんだけど、誘惑に負ける気がする。(←弱っ。)
2019年10月24日
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朝ドラは主人が好きで、録画をしてみています。私は、大抵、途中から「これいいな」と見始めるパターン。今の「なつぞら」もそう。北海道編のことはほぼ知らない。主人が見ているのでたまに一緒に見ていたら、面白そうだなと思って、ちゃんと見るようになりました。でも、ここ数日の流れで、ん?と思うことがありまして。すずの妊娠はとっても素敵なこと。女性が仕事との両立に悩むのは、今も昔も変わらないです。私も仕事を優先していて、もう子供を産んでもいいだろうと思ったら、子供ができなかった。まぁ、自分が選んだ人生だから仕方ないし、今はもう吹っ切れてますけどね♬それで、すずも悩むわけです。時代が時代ですからね、同じ職場の茜ちゃんは結局仕事やめたしね。すずが、仕事を続けられることは素晴らしいこと。ただ、その流れが、「主人公万歳」に思えて少し不快でした。つまり、すずならできる、すずちゃんのためなら私達はなんでも協力する、的な流れが。みんなで社長室に押しかけるほど、みんなすずちゃん大好きなの?色々な考えの人がいて当たり前だと思うのだけど。主人公をめちゃくちゃいい人にして、みんなに守られて当然、みんなに愛されて当然、というように見えてしまったのですね。例えば「半分、青い」のすずめも、なんだか分からないけど主人公万歳だった。去年の大河ドラマの西郷どんも、「こんなに甘い政治家いないでしょ」というほど、みんなに愛される西郷どんで、対照的に大久保どんをめちゃくちゃ悪者にしていたのが、例として挙げられるかと。それに、私は子育てしたことはないけど、周りにそういう方がいて、たくさん見てきて、産まれる前も産んだ後も、それはとても大変なことなのですよ。産まれる前は、とにかく健康に気をつける。口に入れる物、体の動かし方すべて、お腹の赤ちゃんのことを第一に考えて生活する。産まれた後は、毎日睡眠もろくに取れないなか、かわいい我が子のために夜泣きをあやし、おっぱいをあげたりミルクを作ったり。それなのに、作画監督???????元気に仕事ができればそれに越したことはないけど、もしかしたら切迫流産の可能性もあるし、体調が急変することもある。無理してはいけないのですよ。すずは何事もなく順調に臨月までいっていましたけどね。なんだか、これも「主人公万歳」ドラマになってしまったらいやだな、と思うのです。いいドラマだと思っているから。ただ、これは私のひがみなのかもしれません。子供も仕事も思うようにできる人への。これから、紆余曲折あるのでしょうが。なかったら、むしろいやだな(^^;)こういう私のような考えや、他にも色々な考えがあると思います。だから「みんなで社長に直談判!すずちゃんのためなら!」というのが、少し疑問に思ったのでした。でも、これからの展開を、楽しみに見ようと思っていますけどね。
2019年08月19日
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初回を見た時は、続けようかどうしようか悩んだのですが、とりあえず見てみるかと視聴を続けていたら、思いのほか、はまっておりました(^^)視聴率が悪いとか、大河じゃない朝ドラだ、とか色々言う人がいますが、まあ感じ方は人それぞれなのでそれはよしとしても・・・少なくとも去年の大河とは雲泥の差があるクオリティの高さだと思います。去年も役者は素晴らしかったです。脚本の人物描写が短絡的すぎてまったく深みがなく、結構いらいらして見ていました。ちゃんと見てから批判しようと思って最後まで見ましたが、最後まで感想は変わりませんでした。「いだてん」、関東大震災のくだりから第1部最終話は辛い話でしたが、その中にも希望がある。第2部につながっていくのが楽しみです。
2019年06月23日
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本日、大学の学部生、院生の卒業・終了予定者発表でして・・・同期とともに上野のキャンパスに見に行きました。無事、同期皆、大学院修士課程修了!でした。大丈夫とは分かっていたけど、ちゃんと見るまでちょいと不安でした。良かった~~(^^)お茶とランチをして同期と別れ、そのまま上野の映画館へ・・・。目指すは「宇宙戦艦ヤマト2202第7章」!!!平日の午後2時台。私と同じかそれ以上の年の男性ばっかり(^^;)女性一人で来ている人は少なかった。いいんです。私は子供の頃からヤマトオタクですから。ここから先は超絶ネタバレです。これから映画を観る人は見ない方がいいです。結末についても云々書いていますから。そうそう、パンフレットの最初でも「ネタバレですから鑑賞後に読んでください」と書いてありましたよ(笑)いつものように、パンフとブルーレイもゲット。時間ができたら、ブルーレイでもう一度振り返ります。さて。感想です。まず、前章までのダイジェストで、泣く。(←早っ!)物語の中盤までで、結構「ぐっ」と来ましたね。「さらば」の続編ならば、誰が生き残るかは自ずと予想できる。しかし、「さらば」の特攻が批判され、「ヤマト2」というまったく別物ができたこと、今のこの時代ということを考えると、最後の特攻による古代と雪の死はないだろう、とふんでいました。このあたり、パンフレットの最初にある、シリーズ構成の福井さんの記事を読むと、よく分かります。つまり、彼も困ったわけです、権利元からの条件が・「さらば」が原作・ラストは特攻にせず、主要キャラを生き残らせる・でも泣かせてほしい(!!)だったそうです。ふむ。なるほど。それであのラストか。次元断層がある限り戦いは終わらない、という問題も、前章から提起されており、これを解決しないと物語は終わらないので、どうするかと思っていました。こんな形で、つまり、異次元の古代と雪を救うためには次元断層を諦めなければ(壊れてしまうので)ならない、ということで解決をはかったわけですね。そしてそれを決めるのが、国民投票であり、真田の演説が必要であった、ということです。国民投票まで出す必要があったのか疑問だけど、真田の演説を全地球民に伝える必要はあったのでしょう。はっきりって古代と雪の救出は奇想天外です。あり得ない。しかし、あり得ないことを否定するつもりはありません。ただ、ヤマトがテレサとともに消滅した、半年後からは、そんなに泣けませんでした。旧作のヤマトが往々にして「私情ばかりで動いていた」ことを、大人になって理解し、「でもあの時代のアニメはそれもありだな」と思っていたところ、新作はそれなりの整合性、つまり私情で動くのではなくきちんとした規律の中でヤマトが運行されていたので、最後の最後で、「ちょっと旧作っぽくなったかな」と思ったのかもしれません。この変の自分の心理は、自分でもまだ分からない。報われない人々も多かったと思います。一番回収して欲しかったのは、ズォーダーとサーベラー(透子)。あれは・・・ちょっと・・・救いがないなぁ。ミルについては、予想通りです、彼がズォーダーとサーベラーの子であることは予想していました。そして・・・サーベラー、本当に救いがないなぁ。あれでは、彼女が報われない。そして、ズォーダーも救われない。人と認めはしましたけどね。もう少しこの2人を描いてほしかった。加藤三郎も、あそこまでエピソードを広げたのなら、地球に帰してほしかった。見たかったのは真琴と翼の喪服ではない。キーマンがまさか旧作の真田さんの役割を担うとは。斉藤のあの台詞、予告で見て、てっきり真田さんが死んでしまうのだと思った。デスラーについてももっと描いてほしかった。てっきり最後に現れるのかと。まさかキーマンが死に、デスラーが生き残るとは。もう一度ブルーレイで見直さないといけないけど、ガミラスでデスラーを迎えたのは、サーシャ?スターシャ?ちょっと2199を忘れてしまったのですよ、でもガミラスにサーシャが残っていたような。2199も見返さないと(^^;)デスラーにも、スターシャという救いがあってほしいとずっと願っていたのです。もう少し、描写してほしかったなぁ。山本は生きていて良かった。まさかの形で。アナライザーの「アリガトウ」は、涙が出た。「こいつはただの機械じゃない!」と叫ぶ佐渡先生に対して、彼らを守って壊れる寸前のアナライザーが言うのだ、視界に佐渡先生をうつして。そしてアナライザーの視界が、消える。・・・号泣あとは。。。あとは。。。ああ、真田さんの演説の前、芹沢(副長官だっけ?)の「君たちがうらやましい」という台詞と、最後ヤマトが帰ってきた時に泣き崩れるのは、きっと、口では厳しいことを言っていても、本当はヤマトクルーの気持ちを理解していると信じたい。決して、時間断層を失ったことで泣いているんじゃないよねぇ?(笑)他にも色々あった気がするけど、今、思い出せない。またブルーレイを見て振り返ってから感想を書くかもしれない。ただ、前述の、ズォーダーとサーベラー、デスラーとスターシャなど、もっと描いてほしかった。特に前者。あまりにも、サーベラーが報われない・・・。2199で解明されなかったことも分からずじまい。制作陣が変わったら仕方ないのかもしれないけど。雪の正体は?スターシャがお腹をさすっていたけど妊娠していたの?とかね。ガトランティスとの戦いは、「さらば」も「2」も好きだ。しかし、「2」はガトランティス側がかなり卑屈に描かれているのが(特にサーベラー)不満だった。だから、「さらば」の方が好きだが、最後が辛い。そういう意味では、2202は時代にあった「さらば」なのだろう。ただ、いささか、第7章ではもっと伏線の回収をしてほしかったと思うところではある。そして、「ヤマトより愛をこめて」by沢田研二 では、やはり、曲を聴いただけで心が震えるのである。私の、子供時代の懐かしい思い出の一つだ。
2019年03月01日
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原作も読んだ、そして、「くっだらねー」と大笑いし、未完で残念、と思っていた。そもそもパタリロ好きだったからね(^^;)そして旦那と映画館へ!もちろん地元のイオンの映画館。周りはほぼほぼ埼玉県民、ほぼほぼというのはもしかしたら隣接の群馬県民もいるかもしれないからだ(笑)(ネタバレあり)こういう、大人が全力でやるバカって大好きだー監督がテルマエロマエの方だと知り、期待していたけれど、見事に期待通り。最初が熊谷からだもんね、そんで、あれで卵焼くかなるほど、熊谷から結納に行く親子3人がラジオで「都市伝説」として聞く物語が、原作の世界なのですね。ブラザートムさん、ぱるるちゃん、麻生さん親子、最後までとっても素敵役者もなんと豪華なことか。え、間宮祥太朗君をあんな役で?!(笑)最後の最後に成田凌君?!加藤諒君は本当にパタリロ実写版観たかったよー(←この映画に関係ない。)大御所も。た、竹中直人さん・・・君は敵だ(笑)でも崎陽軒のシュウマイは大好きだ!!中尾彬さん、パパの貫禄十分そして、埼玉デュークはもう京本政樹さんしか考えられない。そして原作から抜け出したような、二階堂ふみさんにGACKTさん!!この役はこの2人以外考えられない!!そして伊勢谷友介さん・・・ちょっとさ、がっくんと伊勢谷さんの、濃厚なキスシーン(ももみの妄想なのだけど)が、あまりにも色っぽすぎくて、ああ、やっぱり魔夜峰央の原作テイスト持ってくるよね、となぜか納得(笑)笑ったのは、最初のブラザートム家が車に乗って上空からの映像、どこまでも平野、どこまでも田んぼのシーン(笑)「翔んでさいたま」の田んぼアートは、作ったのか、CGなのか。分からない。でも、この平野のおかでげ、埼玉は本当に災害が少ないのです。ありがたい。そして埼玉特有の熱病、「さいたマラリア」・・・おーーーーーい!!とちょっと叫びたくなる。ちなみに、私は発病したことはない。(←当たり前。)また、踏み絵も笑った。草加せんべいに県鳥しらこばとが描かれている。最近は、県鳥がしらこばとって知らない人もいるだろうから、埼玉県民でもへー、って思った人がいるかもしれない。そうそう、格付けチェック!をがっくんが行うのも、完全にお正月のあの番組を意識してますね、しかも、東京の空気チェック(笑)まるでワインのうんちくを語るように空気のうんちくをかたる姿は、むしろかっこよかった・・・あと、海が欲しい埼玉県民が千葉までトンネル掘ったって(笑)二階堂ふみさんも言ってた、「バカなの?!」(笑)でもね、これ、あながち笑えないのよ。海、憧れというか、海を観ると、つい「海だ!!海だ!!」と言ってしまうのです、埼玉県民は。たとえモノレールに乗っていてそれが東京湾であっても。だから、その心理をうまくついてるよなぁと思った。そして山場は、東京への通行手形撤廃を巡る、埼玉VS千葉の戦い。川をはさんで向かい合う両者・・・。そして千葉が掲げたのが・・・「館山 YOSHIKI」と書かれたた大きな似顔絵!!それに対抗する埼玉は!「蕨 高見沢俊彦」もうぶっとんだ(←笑いすぎて。)そして千葉は「桐谷美玲」「真木よう子」→「新進気鋭と演技派女優の組み合わせとは!」byがっくんそれに対して埼玉は「竹野内豊」「反町隆史」そうだそうだ、いたいた、そういえば若い頃、南浦和のまるひろに、反町と当時の彼女、稲森いずみさんの目撃情報があったっけ!などと思い出す。千葉の伊勢谷さんは、「もっと強いのはないのか!」そこで「ゆうこりん」が上がると「弱いっ!」←いいのか(笑)次に「小島よしを」が上がると「もっと弱い!」←まぁいいか(笑)そして、ひそひそ相談して、千葉の最後の大物があがった・・・「市原悦子」!!!!!!!!!!これにはがっくんも「家政婦は見た・・・これは強い」と脱帽。ここは面白かったですね。そして、未開生物の地とされていた群馬が、実は物語の鍵を握っていたとは・・・。ただ面白いだけでなく、深いな、と思ったのは、加藤諒君の台詞・・・「確かに埼玉には何もない、今までそれを笑ってやり過ごしていたけど、だけど、埼玉は住みやすくていいところだ」みたいな台詞。よかったなぁ。そう、災害が少ない。本当に。暑いけど。これは、ありがたいことだと思う。うちの実家がある方は、大宮台地という、土地が高いところで、数百年前(もっと前かも)に埼玉のほぼすべてが水没するほどの大水害の時も、うちの実家の方は水没しなかったらしい。それは、おそらく地層などからの推測の図なのかもしれないが、その図を見たことがある。伊勢谷友介さんが、「千葉には海がある!」と言えば、GACKTさんが、「埼玉には何もないが、誇りがある!」と返す。ここ、ちょっと、じーんときた埼玉県民のワタクシ。そして、物語は意外な結末を迎える。原作は未完だったので、映画版で完結ということだ。埼玉、千葉が、手を取って戦うのだ、東京都知事に・・・。そして・・・ラスト、「日本埼玉化計画」(←正しいか分からない。)。そうか、ファミマは埼玉が1号店なのか!しまむらがこんなにクローズアップされるなんて!「風が語りかけます・・・うまい、うますぎる。十万石饅頭」のフレーズを映画で聞くなんて!これはテレビ埼玉ではおなじみのCMです。何度も山田うとんの映像も出るし(笑)なんかね、面白くて埼玉あるあるなんだけど、むしろ、埼玉県民としては埼玉のよさのようなものも再認識したのですよ。原作者は、埼玉は笑って流してくれる県民性なのでこの作品を書けた、と言っていたけど、その通り(笑)エンディングのはなわさんの「ダンダダサい玉」も絶妙な映像とともに、大爆笑。なにげにあんたも春日部生まれなんかーい、という突っ込みも(笑)満足して映画館を出ると、まわりの人たちが「埼玉のいろいろな市ののぼりがあったけど、○○(←私の市)はなかったね。」と。まぁ、仕方ないね、お隣の行田は「陸王」や「のぼうの城」で有名だしね。でも、「ま、いいや」と思うのが、埼玉県民の県民性です(笑)
2019年02月24日
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11月2日の公開初日は、旦那が入院してたしなぁ(^^;)その後は修論に追われてなかなか行けず、やっと見参!!前回の第5章のラスト、ヤマトが白色彗星へ墜落していくシーン・・・ここで終わるんかい!という叫びが懐かしい。(以下、ネタバレあり)戦艦「銀河」が出てくるのは分かっていたのだけど、なんだかG計画って恐ろしいものですねぇ。ブラックアナライザーってなんか・・・ブラックだった(笑)第5章では愛する山路和弘さんがゴーランド役で、しかも最後の最後に描かれる親子愛に泣かされたし、デスラーの過去にも泣かされたし、サーベラーの過去にも・・・今回はサーベラーとズォーダーと彼女が抱く赤ちゃんのことが解明されたけど。切ない。1000年も絶望って・・・ズォーダー、憎めないじゃないか。旧作では、「さらば」では冷徹な王者だった。サーベラーも有能な幹部という感じだった。「ヤマト2」の描写は嫌いだ。ヤマト2のズォーダーはただの殺戮者で最後テレサによって滅ぼされる時の焦った顔は見たくなかった。サーベラーはもっと女性のいやな部分を強調されていた。この2人は、「さらば」の方が圧倒的に好き。今回、2202で名誉挽回か。ここまで深く掘り下げられたら、十分だろう。今回、時代の流れか、人がすぐに死なないのがいい。一番ドキドキして、あああっ!!って思って、直後に良かった!と思ったシーンがある。家に帰って買ったブルーレイで何度も観てしまう。(←修論書け。)それは・・・旧作では、「ヤマトよ永遠に」で、もっと年配で、そんなに活躍することなく亡くなったヤマト艦長、山南の、2202での活躍だ。今回は、もっと若くて、アンドロメダの総司令官だけど若干のやさぐれ感があってかっこいい。改アンドロメダで、単身ヤマト救出のために波動法を打ち込む。その後、ロケットアンカーでヤマトを牽引するも、もうアンドロメダは限界。「ここまでか」そう言って山南はロケットアンカーをヤマトから外し、アンドロメダは失速してく。そして爆発・・・。呆然とする古代、じっと見つめる土方・・・と、そこに、ブラックバードが!第5章ラストで息子の病気を救うためにヤマトを裏切り、沈没させてしまった加藤三郎が、通信を送る。「山南艦長の救出に成功!」そして、宇宙服でブラックバードにつかまる山南は、ふっ、と若干やさぐれた笑顔を見せるのだった。ここ!!ここしびれたわ!!今回のハイライトだね、間違いなく。多分、2202の続編は作られないんじゃないかな。藤堂司令長官の娘が出てきたし。旧作では孫娘が相原と結ばれた。この先はないんんじゃないかなぁ。どうかな。AI、先を行った話だろうか?これ、近い未来の現実かもしれない。ピアノの先生が情報学で博士号をもっているが、先生曰く、もう、止められないそうだ、この流れは。そしていつか映画のようなことが実際に起こるだろうと。かなり、怖い話だ。だから銀河の艦長、藤堂早紀の言葉が効く。「これは私たち人間の船だ!」さて、最終章はどうなるのだろうか。ミル君は、私はズォちゃんとサーちゃんの子供じゃないかと思ったんだけど、違うかな。旧作通り、次回すぐにおさらばなのかなぁ。雪もその時・・・。そうそう、映画館で、予告編の台詞が、ほぼ旧作通り・・・。斉藤、ってことは、君の傍らにいるのは・・・雪、そのあえぐような苦しそうな台詞、ってことはやっぱり・・・おそらく、旧作「さらば」で批判された「特攻」は、ない。だからヤマト2が生まれた訳だし。ズォーダーとサーベラーに救いはあるのか?雪の運命は?斉藤と真田の運命は?加藤の運命は?そして・・・できれば・・・デスラーに救いを。スターシア、出てきてデスラーを癒やしてあげて!!というか、2199の時、スターシアお腹さすってなかった?子供がいるのではないかと思ったのだけど、旧作通り古代守の子供だったら、守の彼女に対する裏切りだから、それはやめて欲しいなぁと思っていたのだけど・・・。制作陣が違うから2199との整合性はないのかしら。解明されていない謎って結構あると思うんだけど2202では回収しないのかなぁ。ま、とにかく、次は3月。楽しみだ、最終章。願わくば、「さらば」を超える感動を、「ヤマト2」を超える安堵感を、そして、この2つのように、多くの人が死にませんように。
2018年11月27日
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公開初日に行ってきましたよ、映画館。待ちに待った「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち第5章煉獄篇」(←長っ。)公開初日だし、ネタバレはまだやめた方がいいか。。。ブルーレイを買ったら、ある回のシナリオが入っていて、ん?こんなシーンなかったよね?カットされたのかな?っていうところもいくつかあったので、またブルーレイを見て確認しなくては。(←勉強しなくていいのか?)そのあたりを見てからネタバレ感想書きましょうかね。最初はデスラー祭りだったけど、後半は思いもかけない展開で。特に、ラスト、あれは・・・ないよ・・・11月まで待てというの?!個人的には、山南さん渋くてかっこいいわ今までのイメージをいい意味で覆してくれました。サーベラーの謎、シナリオ見たらあれ?ってところがあったけど、たぶん、カットされたんだろうな。好きなキャラだったので、サーベラーがこんな風に描かれていてうれしい。ということで、もう一度ブルーレイを確認してから感想は書きます(^^)
2018年05月25日
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「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第4章」のDVDが届き、やっと観ることができました。・・・・・・。今風の言葉で言うと、・・・ヤバイ。マジヤバイ!!どういうことだ、この作品!!すごすぎる。そして・・・大好きな山路和弘さんがゴーランド役でご出演。それが・・・もぉ・・・あああああああああっ!!!(←号泣)後で、詳しく視聴ブログ書くことにしました。(←論文は?)本当にすごいです!!
2018年02月25日
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子どもの頃から宇宙戦艦ヤマトオタクでした。大好きで大好きで。でもうちにはビデオなんてものはなく。一番最初のヤマトは生まれた年だから、記憶もなく、どうやって物語を知ったかというと、当時は、アニメのカセットテープがあったのですよ!!劇場版宇宙戦艦ヤマト1のカセットテープを親に買ってもらって、テープレコーダーで毎日毎日聞いたっけなぁ。カセットで聞くだけだから、映像がないので、声優さんのセリフの間にナレーターが入るんだよね。今は・・・視覚障害者の方のための映像作品の解説のようなものかな?で、伝説の、「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」は、まだ小学校に上がる前だっただろうか。従兄の家にレコードがあったのです。私がどうしても聞きたがって、従兄がカセットにダビングしてくれたの!それを毎日毎日聞いていたなぁ。で、もっと大きくなって、家にビデオが来て、テレビで放送されたのを録画してぼろ泣きして・・・。エンディングの沢田研二の「ヤマトより愛をこめて」でもう心が壊れそうで。だから、余計に、ヤマトの音楽や音に敏感なのかもしれない。そして今、「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」第4章を、劇場で公開中!ちょっと観に行けないし、1~3章も観ていないので、DVDを買いました。で、ドはまりええええっ!!!って設定ですよ。全作、2109もかなり設定が違っていて、それをベースにしているからもちろん違うのだけど。それでも、ガトランティスのパイプオルガンや戦闘の音楽、旧作で使われていた音楽が流れると心が震えるんだなぁ。地球・ガミラス同盟軍か・・・古代君が「ゆうなぎ」の艦長って・・・テ、テレサが神田沙也加ちゃん・・・時代を感じる・・・でもエンディングが沢田研二の「ヤマトより愛をこめて」!!まだ第2話まで(オーディオコメンタリー含)しか見ていないけど、続きが楽しみすぎて眠れそうにない~
2018年02月09日
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毎年、旦那が朝ドラを録画してみている。いつも途中から見るのだが、前回の「べっぴんさん」は手芸の話が結構あると思って最初から見ていたのに、途中からどんどんつまらなくなり、挫折・・・。やっぱり脚本は大事です。で、もう朝ドラはいいや、と思っていたのだけど・・・「ひよっこ」面白いではないか。前半の総集編、たまたまやっていたので見ちゃったよ!これからは見ようっと。ま、コレ見ると、その後の会話がなまっちゃうんだげどね~(笑)
2017年07月08日
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好きな人がいたとする。でも絶対にその人には言えないとする。我慢してたとする。たとえ嫌われても、その人のことを思って、本心を隠していたとする。なのに。好きな人が、自分の目の前で他の人に心奪われていく。こんなにしんどいことが他にあるか?!長い間ずっとずっと耐えてきて・・・決して自分の本心を告げることなく。それでいいのだと自分に言い聞かせて、仕方ないのだと自分に言い聞かせて。それでも・・・私なら耐えられない、よく耐えた、鶴!!直虎ひどいよー!!あれじゃ鶴がかわいそうじゃないかー!!南渓和尚も分かっているならなんとかしてやれよー!!高橋一生くんがかわいそうじゃないかーーー(←なんか違う。)・・・以上、今週の大河ドラマ雑感でした。
2017年06月05日
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私はほとんどドラマを見ないのだが、旦那がドラマ大好きで録画してみている。で、リビングで見ていると必然的に耳に入ることになる。基本、パソコンでネットなどをしているが、テレビに背を向けていることになるが・・・この「貴族探偵」は・・・つい振り向いて見ちゃう面白いんだもんこれだけふざけてるとすごく面白い!!との旦那評です。役者も豪華だしね。最初、中山美穂が主役じゃない、ってことに驚き、時代だな、と思い(笑)松重&滝道&生瀬トリオ最高だし仲間由紀恵声だけかい!とつっこんだり(笑)井川遥は綺麗だなぁとうっとりしたりどうもネットなどでは相葉くんの演技がうまくない、なんて言われているけど、その辺を旦那に聞いてみたら「いいんだよ、相葉くんだもん。それより、貴族っぽい雰囲気があるからいい!」とのことでした。なかなか面白いですよ!これからは見よう。今日は第3話の録画を見ていて、元ジェンヌ陽月華ちゃんが出ていました。なんか嬉かったりする(笑)
2017年05月03日
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行ってきた行ってきた「シン・ゴジラ」!!!ま、まだ1回目なので詳細感想は避けますが(←何回行く気なんだ。)、展開がスピーディで、手に汗握る感じでした。政治劇的要素が多くて、ゴジラの登場が多いとは決して言えない。でも、往年のゴジラファンも納得の映画ではないでしょうか。平成版の1作目の「ゴジラ」に共通するところもあるし、昨今の政治的話題もたくさん入っている、なかなか盛りだくさん。最初登場した時は「違う、これはゴジラじゃない!!」と思ったのですが、進化したゴジラが、「ああ、萬斎さんか。」みたいな。(←おい。)セリフが早口で何言ってるのか分からないところがやや難点。また、科学的なことが全然分からないもちょっと難点。いや、聞き取りにくいんだもん。あと、最後、あのまんまでいいのかな(^^;)ってちょっと心配(笑)そう、背びれ攻撃には驚いたそして・・・登場の時の伊福部昭さんの音楽・・・やっぱりこれじゃなきゃ!!そして・・・新幹線N700をあんなことに使うとは!!しかもその時の音楽が昭和のゴジラで自衛隊が活躍する時の音楽!!(「メイサーの音楽」じゃないらしいが。)何よりエンドロール。いいね、昭和ゴジラの音楽をずっと流してくれるとは!!さ、次はいつ行こうかしら
2016年08月05日
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忙しいのだ。私は忙しい身なのだ。まずは仕事。職場にいる時間が1日の半分近く。さらに家に帰れば家事、そしてたとえ短時間でもピアノ、声楽の練習、そして時間があれば(←本来は時間を作らなくてはいけないのだが・・・)やるべき勉強。でも、でも、どうしても誘惑に勝てないあなたに会いたいの、ヤン・ウェンリー銀河英雄伝説の、原作を読み終わってまた最初から読み直したくらいはまった。いつかフレデリカになってヤンに愛されたいと思いながら、途中のあのシーンでは涙が止まらず苦しい思いをした。が、今はまっているのはアニメ版DVD。やばい。観たい。とにかくどんどん観たい。でもやるべきことはしなくては・・・でも観たい。アニメ版ではシェーンコップのちょい悪さに惹かれた。いや、本当にかっこいいのだ。そして強い。しかし、第2部中盤から、やっぱり私が愛しているのはヤンだわと再認識。現在第3部。え?オープニングのラインハルトがロン毛・・・。しかし、第3部は・・・きっとあのシーンがやってくる。その時私は、涙なしではいられないだろう。フレデリカの気持ちで、泣いてしまうだろう。ユリアンの気持ちで、泣いてしまうだろう・・・。しかも、エンディングがまずい。これはまずい。最初から、とにかく胸が締めつけられて泣けてしまった。毎回毎回このエンディングで私は泣いてしまいそうだしかし・・・本当に面白い。宇宙戦艦ヤマトおたくの私が言う。ヤマトより面白い。しかし、ヤマトには限りないリスペクトの気持ちを持っている。きっとヤマトのようなアニメがあったからこの後に銀英伝のような素晴らしい作品ができたはずなのだ。ああ。早く全部観たい。観たい、観たい・・・・・・明日も仕事・・・(ショボーン)
2016年04月22日
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録画してまとめて見ています。良いです。見ていて心地良い。何がいいって、やっぱり、「夫婦仲良く」ってのが、朝から爽やかな気持ちにしてくれるんじゃないかと。ま、うちは夜見てますが。朝からドロドロ~な話は見たくないもんね。それに、私は関西弁が好き。こう、なんか、深刻な話なのについ笑ってしまうというか・・・白蛇さん「・・・いつか殺したろと思ってたのにな・・・」新次郎「・・・そうでっか。」いや、明石屋さんまさんみたいやないか!と突っ込んでしまう。また、家族でも関西弁で敬語で話すのも良いです。そうそう、あさやふゆも良く使ってましたが、何かを思い直す時に、「~~やろか・・・いいや、~~」と、いいえ、ではなくていいや、と使う所が決然としていて言わば男らしくて好き(笑)関西の方では「いいや」というのが普通なのだろうか?そして私もご多分に漏れず五代ディーンさまのファンです。若い頃の武豊さんの目に似てません?私だけ??^^;まだ全部見てないんですよ。早く見たいなl~(^^)
2016年01月16日
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今日、最後の作品「ゴジラファイナルウォーズ」を観ました。海外の作品はゴジラと認識していていないので、今日でゴジラコンプリートです。「ファイナルウォーズ」は、他のミレニアムシリーズに比べて劣ります。特に前作とその前、メカゴジラが大変よくできていたので余計に残念な気がする。あれやこれやつめこみ過ぎてまとまりがなくなったこと、テイストが統一されていない、キャストの余計なシーンにいらついた、などの感想です。ゴジラファンはゴジラが観たい。別に、主役の松岡君とケインコスギのアクションシーンが観たいわけじゃない。菊川怜と水野真紀両氏の、脚線美をそんなに強調しなくてもいい。ミニスカートで足組ませたり、ロングスカートでもわざわざボタン上の方まで外して太ももの方まで見せるって、男性が作って男性に見せようとしてる意図が見え見えで腹が立つ。女性もゴジラ観るんですけど。敵役北村一輝のキャラが軽い、物語の中で彼だけ軽くてちぐはぐ。なんか軽いテイストなのかなと思ったら、同じく軽い感じのミニラを使って、最後は感動話にしようとするところが鼻につく。ケインコスギの最後は宇宙戦艦ヤマトによくある。面白かったところ。昭和からの怪獣総出演。エビラ、君もか!キングシーサーが沖縄襲うな!うわ、ガイガン相変わらず怖い!いやもういっそジェットジャガーも出してくれ!!っていう大盤振る舞いまた、宝田明、水野久美両氏、ゴジラ役者が出ているのも嬉しい。X星人また来たか!しかも伊武雅刀!いくらあなたが「友好を」と言っても、「いやマテ、お前はデスラーだろう!」と突っ込んでしまう。しかし色々つめこみすぎたし余計なシーンが多くてもっとゴジラを観たい。さらに、音楽があまり良くなかった。最初の方からかなりうるさかった。電子音的な音が結構耳障り。最後もドラクエのエンディングみたい。昔の音の。そのドラクエを作ったすぎやまこういちさんもゴジラの音楽を作っているけど、素晴らしかったものだ。今回は外国人の方らしいが、あまりゴジラっぽくなかった。メカゴジラの前作2作品のできが良かったので、期待値が高かったのかも知れない。でも、もう少し、テーマを絞って作った方が良いと思う。来年の新作ゴジラはどうだろう。長谷川博巳、石原さとみというキャストが発表された。庵野さん、ゴジラをどうするつもりだろう。なんだか不安だ。
2015年09月23日
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今日、「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」を観ました。これは前作「ゴジラ×メカゴジラ」の続編なんだけど、ミレニアムシリーズの中では特にクオリティが高くて、分かりやすくて、しかもハラハラドキドキできる秀作だと思います。平成ゴジラがあまりにも良すぎて、なかなかミレニアムシリーズを観られませんでした。でももっと早く観ておくべきだったなぁ。もしもっと早くこの作人を観ていたら、去年の大ゴジラ展で「3式機龍(メカゴジラ)と記念撮影」を素通りしなかったのになぁ。まぁ、DVD全部そろえたのは大ゴジラ展の後だけど(^^;)今は、機龍ちゃん、抱きしめてあげたいこのあたりからガンガンネタバレします。成虫モスラのモフモフ感、リアルな羽ばたきが素敵です。でも、幼虫モスラをかばってゴジラの放射線を浴びて最期を迎えるのは・・・悲しすぎたまた、3式機龍。前作主人公の釈由美子さんも前作の家城茜役で出ていたけど、「もう機龍は戦いたくないのかも知れない」と感づいていた。そもそも、ゴジラの骨からDND技術で作られたのが3式機龍。それが、ゴジラと戦わなくてはいけない、こんな残酷な話はありません。前作でもゴジラの雄叫びを聞いてコントロール不能になり暴走してしまった。今回は、整備のため戦闘中に乗り込んで閉じ込められてしまった主人公金子昇さんが、気を失っていた時にメカゴジラの気持ちとシンクロする。水爆の図、第1作のゴジラ、オキシジェンデストロイヤー、ゴジラの骨・・・ずっと整備してきて、誰よりもメカゴジラを知っていると思っていたのに、何も分かっていなかった、ごめん・・・そうして涙を流す義人(金子昇)を、最後は機龍は救ってくれる。SAYONARA YOSHITO機龍のメッセージ。そして義人は機龍を脱出し、仲間に救出される。機龍は幼虫モスラのピューッ攻撃(糸みたいなものでぐるぐるまき)で動けなくなったゴジラを抱えたまま、海の底へ消えていく。人間は死んだ者を操ってはいけない。そういうことができるんだと傲慢になってはいけないのです。本編を見てからオーディオコメンタリーで監督さんと特技監督が話していたけど、一番最後の聞き手のアナウンサーさんが、「お父さんは強かった」と言っていて笑った(笑)まぁ、海底にあったゴジラの骨が今のゴジラのお父さんとは限らないのですが。そもそも、オキシジェンデストロイヤーで骨ごと溶けちゃったはずだもんね。それは物語ということで。良い作品でした。何度か泣きました。ああ、残るは1作のみ。これで、ゴジラコンプリートです。嬉しいような、寂しいような、複雑な気持ち・・・
2015年09月20日
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仕事終わってスーパーで買い物して家に帰って7時半。今日はお総菜買ってしまう!と心に決めたので、買ってきたおかずをならべ朝の残りの味噌汁とご飯あっためて晩ご飯。その後お風呂洗ってもらってお風呂に入って髪の毛乾かして・・・9時少し前。そこから、観ました、はい、ゴジラ今日はミレニアムシリーズの第2作目。「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」ですな。作品としては前作の「ゴジラ2000ミレニアム」の方がいい。ってか、昆虫嫌い(ーー;)終わり方も、子供だったらトラウマにならないか?!田中美里さんはカッコ良かったよ。谷原章介さんもカッコ良かった。役者は良かった。極楽とんぼの二人が若かった・・・ていうか、懐かしいな、片方(笑)ゴジラ、強いな・・・やられてもやられても立ち上がる。怖いんだけど惹かれてしまう。ゴジラ、やっぱり好きだな。
2015年08月31日
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感動が大きすぎてね、平成ゴジラシリーズの。なかなか次に行けなかったの。でも今日、「ゴジラ2000ミレニアム」を観ました。具体的な感想は書かないけど、良かった。以下、Facebookに書いた簡易感想です。平成ゴジラの最後、「ゴジラVSデストロイア」の感動が大きすぎて次のミレニアムシリーズになかなか行けなかった。しかし、銀英伝も150話くらいあるし、オペラもあと32作品あるし、生きている間に見終わるか分からないと気づき、ついに「ゴジラ2000ミレニアム」を観ました。 実は2つほどミレニアムシリーズをBSで観て、そのうち1つが今イチだったのも気が進まなかった理由。しかし、これは良かった!役者が良い。村田雄浩、阿部寛、西田尚美、そしてゴジラオタクの佐野史郎各氏の他、ちょっとだけ出演の西村雅彦さんは声だけですぐ分かった。他にも豪華なちょっと出演。ゴジラのテーマは一貫している。これは1999年の製作。科学の暴走、放射線の恐怖はゴジラが1954年からずっと叫び続けてきたじゃないの。震災後初めてのゴジラ作品が来年公開されるが、どんな作品になるのか。監督が庵野さんだがエヴァンゲリオンを観ていないのでこの人がどんな作品を作るのか分からない。変な方向に行きませんように。このゴジラ2000ミレニアム、途中で福部昭さんのゴジラのテーマが流れる。これがないと!!ここで涙がにじんだ私は、多分かなりゴジラが好きなんだと思う。 今日もゴジラは怒っていた。地球外生命体にも、人間にも。そして東京を焼け野原にした。「なんでお前は現れるんだ」という主人公の言葉。これは、答えは分かっているけれど、ずっと問い続けなくてはいけない言葉なのだ、時代が変わっても。
2015年08月29日
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早く寝ようと決めたのです。芝居の公演も近いし、仕事も大変だから健康管理が大事だと。しょっぱな、くじけました(ー_ー)だってたまたまBSつけたら、宇宙戦艦ヤマトの映画、キムタクがやった実写版をやっていたんだもの!!ちょこっとだけ見るつもりだったんですよ。・・・・・・・・・。・・・ええ。全部見ました(--;)いやー、やっぱり、ヤマト関係はいいなぁ。この映画は映画館で観てましたけどね。設定とか無理があるけど、ギバちゃんの真田さんとか、山崎努さんの沖田艦長とか西田敏行さんの徳川機関長とか、なかなか素敵な役者さんたち。あら、コスモタイガーの山本くんは斉藤工さんだったのね。加藤さんは浪岡さんだし。豪華だ・・・ああ、早くお風呂入って寝なくちゃっ!!
2015年06月23日
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あまりテレビを見る時間がないし連ドラにあまり興味がないのだが、旦那が連ドラ大好き。気に入ったドラマは録画して必ず見ている。Dr.倫太郎は評判もいいし、ネットであらすじは知っていて、最終回を知りたいなぁと思ってネットで結末を知った。そしたら今日、旦那はまだ最終回を見ていなかったようで、ちょうど見ていた!「もう結末知ってるよ」と言いたいのをこらえて、一緒に見てしまった(笑)なるほど、文字でしかしらなかった情報を映像で見るとこうなるのかぁ・・・と妙に納得。しかし吉瀬さんは綺麗な人だな、何より、なんだあのむく犬!超かわいいじゃないか!!と、なにげに1人脳内でお祭り状態。蒼井優さんってそんなに華やかな印象はなかったんだけど、最後、着物で踊りの稽古をする姿が、とっても凜として美しく見えた。女優さんてすごいなぁ。それにしても、最後の高畠さんとエンケンさんの「うな丼」にはほっこりしましたわ-。堺さん、素敵な役者さんだなぁ。きっとNHK大河で宮崎あおいちゃんの旦那の将軍役をやった時、あおいちゃんはこっそり堺さんに惚れたに違いない(笑)いいドラマでした・・・と、最終回だけ見た私が言っていいのかーーーーーーっ(笑)
2015年06月22日
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水曜日は劇団の稽古なので相棒はいつも録画で見ている。今回はカイト君の卒業ということで、早く見たいな~と思いつつなかなか時間が取れなくて、今日やっと見た。ネットニュースで結末が分かってしまわないよう気をつけて、それでも目に入る評判の悪さ(笑)なんなんだろう?と思っていたのがやっと分かった。ネタバレです。いかんよなー。あれはいかん。あの結末は、シリーズ全否定じゃありませんか。なんとなくだけど、衝撃の結末とうたっていたり、周りの失望した様子から想像はついていたのです。それでも、大どんでん返しがあるのではないかと(今までの相棒見てきたらそう思う)最後の最後まで期待したのです。そう、あの空港のシーンで本当は大どんでん返しがあるのでは?と。なかった。あのままかよっなんで突然こうなるのかが分からない。この3年間はなんだったのか?相棒を犯罪者にしちゃいかんでしょ。だいたい、その事件が起きた時に右京さんが興味を持たないはずがない。まとぶん(悦子さん役)も良い味出していたのになぁ。私の中ですっかり女性になった(笑)←元宝塚男役トップスターカイトパパももちろん転落でしょ。悦子さんだって茨の道でしょ。何より何より、もうずっと前から犯罪を犯していたという設定があり得ない。今までの話の最中に、すでにDark Knightだったなんて。ちなみに、職場の方が言っていたけど、前回の予告で「ダークナイト」がカタカナで書かれていたと。それで最終回を見ると、最初にタイトルが出たけどそれがDark Knightだったので、暗黒の騎士のことなんだ、と思ったけど絶対にDark Nightと勘違いしてる人いるよね?と。そう言われていたので、最初にちょこっとDark Knightと出た時に、これだけじゃ見逃しちゃう人もいるよな~と思った。劇中で騎士って言ってたかな?でも覚えてないってことはたいして気にも留めない程度だったんだろうな。なんにせよ、なんて後味の悪い幕切れ。最近の相棒は、犯罪の動機が希薄だったり手口に無理があったり、なんだか面白くないなぁと思っていた。最後の最後までこれじゃ・・・今までの相棒が泣く。そう思った。
2015年03月22日
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ムーミンは他人の気がしません。なんか、顔の造りが似ていると言われてきたし(笑)そんなムーミンが映画に。旦那が観る?と聞くので、観ると答え、夕方観に行きました。これは、映画館に置いてあったグッズ売り場(笑)そして映画・・・。心に響いた言葉を。彼女のフローレンがきわどい黒のビキニを着たらムーミンが言った。「そんなの・・・何も着てないみたいじゃないか!!」え。いつもはなんなの?じゃぁママは裸にエプロン?いやー。ムーミンパパの台詞。「学者が来てやっと証明してくれたんです。・・・カバじゃないって。」え。学者が証明するまでカバって言われてたの?強烈過ぎるしかし何より、初めてムーミンを観た旦那の言葉がすべてを物語っていよう。「おかしいよね?普通、子供が変なことしたら親が止めたり叱ったりするでしょ、クレヨンしんちゃんみたいに。バカボンの所はバカボンのパパは変だけど、それでもママは普通だったよね?ムーミンのうちは、ママも変だよ!!」その通りでございます。すごい映画だった。そして、見終わった後、思わず自分の顔が下膨れになっていないか気になったのでした
2015年02月21日
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よし、ゴジラの感想もやっと第6作「怪獣大戦争」まで来たぞ!1965年の作品ですか・・・私まだ生まれてない・・・両親も結婚していない、ってか、まだ出会ってないと思われる(笑)これ、宇宙に行きます。X星人出テキマス。・・・っていうだけでツッコミどころ満載な気がするが、観てみると、やっぱり←こんな顔になった。なんかね、新惑星で遭遇したX星人さんが、「うちの星、キングギドラの被害がひどいのよー、だからさー、お宅(地球)の怪獣、ゴジラとラドンを貸してくれない?その代わり、ガンの特効薬あげるからさぁ」って言われる。(実はX星人は悪いやつで、地球人はだまされるのだが。)で、貸す。(←いいんか。)貸し方がまた半端ない。X星人の科学力を駆使して、眠っていたゴジラとラドンを、円盤からびよびよびよびよーって何かを出して、それぞれを1匹ずつ包んで、引っ張って、宇宙に連れて行く・・・。間抜けな姿だった(ー_ー)X星に着いて目覚めるゴジラとラドン。いい迷惑だよな、勝手に知らない星につれて来られたあげく、キングギドラと戦わされるんだから!地球からついてきた宝田明(もう役名どうでもいい)とニック・アダムスもその様子をX星人とともに見ている。で、ゴジラ・ラドンVSキングギドラ。少し戦って、キングギドラが逃げていく。ゴジラとラドンは勝った。そしてあの名シーン。ゴジラのシェーッ。おそ松くんのシェーッだ。私はリアルタイムにシェーッを知らないが、その存在は知っている。まさかゴジラがしていたとは。しかも4回連続だこれ、ゴジラ役の中島春雄さんによると、ゴジラをつってのポーズだったそうだ。そして円谷監督から「流行ってるからシェーッを入れるぞ」と言われ、中島さんはシェーッを知らなかったらしく、監督からポーズを教わったとか。「でもやっぱり変だよね」っていう中島さんのコメントが、本に書いてあった円谷監督って、子供を喜ばせることが好きな、面白い人だったんだなぁ。で、宝田明さん達がロケットで地球に帰るんだけど、え?ゴジラ達はどうするの?って思っていたら、ロケットを見つめるゴジラとラドンを見ての宝田さんの台詞。「なんだか俺たちを置いていくな、って言ってるみたいだなぁ。暴れん坊の困ったやつだけど、こうして見るとかわいげがあるなぁ・・・(みたいな感じ?もう台詞忘れちゃったけどそんなような内容だったと思うなぁ。見返す元気は今ない。)」置いていくんかい!!えー。かわいそうじゃないか私はここで泣きそうになったぞ。置いていくなんて。ゴジラとラドンがかわいそうじゃないか・・・でも地球征服をもくろむX星人に、結局地球につれて帰って来られるんだけどね。円盤に引っ張られている姿が、なんかおマヌケでかわいくって大笑い結末は忘れちゃったけど(←オイ。)、地球に戻ったゴジラとラドンが、X星人とキングギドラと戦って勝った気がする。まぁいいや。とにかく無事に帰って来られて良かった。まだうちの両親も出会ってない時代に作られた映画、きっとこの当時の子供達はゴジラのシェーッに驚きつつ喜んだのだろう。私は、昭和のゴジラのすべてを受け入れているので、もうなんでも許せる。・・・この後の作品、もっとすごいのが出てくるし(笑)ゴジラがどんどん子供向けの作品になっている時代の作品、私は結構好きだ。となると、平成シリーズのゴジラはちょっと怖いかな・・・。ドキドキ。あ、次の感想は、エビが出てくる。エビにはさみあったっけ?って話は、また次回。
2014年09月27日
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ゴジラ少しでも書き進めるぞ・・・ゼェゼェ・・・。8月に観た作品は細かい所を忘れかけてるぜっ!!急げ、急ぐんだひつじーーー!!!(←とりあえずプレッシャーをかける。)「ゴジラ対モスラ」これが有名なザ・ピーナッツの「♪モスラ~ヤ モスラ~」なのかぁ・・・。台風の後、巨大な卵が干拓地に流され、それを見世物にしようとする強欲な人間と、「卵を返してください」と超ミニマムな人がユニゾンでお願いする物語です。チャンチャン。・・・違ーう。今回ゴジラは地面の中からケオーと現れて驚いた。神出鬼没だなぁ。なんで土の中から・・・。そしてダンナが大好きな名古屋城をぶっ壊しました。(ダンナはドラゴンズファン。)ゴジラが卵に迫ったとき、モスラ登場!!一体どうやってゴジラと戦うのだろうと思ったのだが、モスラ、意外と強い!!ファサッ、ファサッと羽をばたつかせるとすごい風圧!!さらに、ゴジラのしっぽを持ってザザザザーーーーッと引きずっておりました・・・強いじゃん、モスラ!!しかし、なんとすでに死期が近かったモスラ(成虫)はここで力尽きてしまう。そしてゴジラは島へ向かい・・・そこには学校に残された生徒と先生が!!パリッ。モスラ(幼虫)誕生!!しかも双子!!しかし生まれたばかりの赤ん坊がゴジラとどう戦うのか・・・(しかも芋虫みたいだしな・・・ボソッ)す、すると、なんとこの芋虫幼虫は、口からピューーーッと糸を吐くではありませんか!!このWピューッ攻撃で、ゴジラは海へドボン・・・めでたしめでたし。・・・モスラはインファント島の守り神なのか。そして、前作から続いて、現地人の踊りとリズムが、なんだか頭から離れない・・・(@▽@)いやあ、そんな話を職場でしたら、モスラが蛾なのは、Mothという単語が「蛾」だということを教えていただきました。そうだったのか・・・勉強になりました「三大怪獣 地球最大の決戦」これっ!!これこれっ!!笑った~~~~本当に超笑った~~~そして、ゴジラの優しさに惚れ直したり(←それでいいのか。) 三大怪獣はゴジラ、ラドン、モスラ。金星人とかどこかの国の王女とかローマの休日とか(←?)色々人間模様もあるけど、ここは簡単に怪獣の話だけに。まず、ゴジラとラドンが戦っています。そしたら、宇宙怪獣キングギドラまで来ちゃった!!宇宙怪獣というくらいだから強い!!たまたま来日していたインファント島の小さい人達小美人の2人が、モスラが来てもモスラだけだとキングギドラにはかなわないという。「でも、ゴジラ、ラドン、モスラが力を合わせれば」勝てるかもしれないと!!(←ホントか。)そしてモスラがやってくる。モスラは、まだ芋虫幼虫だ。蛾の姿ではないので飛んでくるのではなく、もこもこやってくる。(双子の片割れは死んでしまったそうだ。)そして・・・次のひと言で私は珈琲を吹いた。(←実際には飲んでいなかったが。)「モスラが説得しています。」・・・・・・・・。おい・・・・。待て・・・・。説得って・・・・。「一緒にキングギドラを倒そうではないかと言っています。」ご丁寧に、通訳ありがとうございます。「なんで人間のために戦わなくちゃいけないんだと言っています。」そらそうだ。そしてこの時、モスラを頂点に三角形の陣形で、ゴジラはなんと座っている。何まったりしとんねん。「悪いのは人間じゃないかと言っています。」ごもっともです。「人間の方が我々にひどいことをしているではないかと言っています。」「そうだそうだと言っています。」すごいなぁ。彼らの共通語って、やっぱり怪獣語か?(ちなみにキングギドラは高音でくぴぴ、くぴぴぴぴ~ってDr.スランプアラレちゃんのがっちゃんを超ソプラノにしたような鳴き方をする。)モスラの説得空しく、話し合いは決裂。キングギドラの被害はどんどん大きくなっている。「モスラは1人でも戦うつもりです。」え、そうなの?そしてもこもことゴジラとラドンの横を通りすぎるモスラ。おかしかったのは、それを見送るゴジラとラドン。マジか。しかし、強敵キングギドラにモスラがかなうはずなく・・・ぼこぼこにされ、蹴飛ばされ、哀れあっという間に満身創痍それを見かねたのか、ゴジラ登場!!続いてラドン登場!!ラドンがキングギドラと組み合って飛んで行って山の上の方へ。そこへ向かっていくのだが、ここで、ゴジラの優しさを垣間見ることになる。なんと・・・ゴジラは・・・傷ついたモスラに向かって・・・自分のしっぽを差し出す!!!!!「・・・ほれ、つかまれよ。」ってな感じで。そしてゴジラのしっぽをモスラがくわえると、ゴジラはモスラをしっぽでひっぱりながら山道を登っていく!!・・・・・・・・。や、優しいぞゴジラ!!男らしいぞゴジラ!!これで多くの女性が彼に惚れたんだろうなぁ。(←違うだろ。お前だけだろ。)最後は無事にキングギドラをやっつけて、ギドラは宇宙に逃げていく。そしてモスラは役目を終えて海を泳いで帰って行く。「さよ~なら~」と、小美人が言っている。・・・・・・それを、山の上からゴジラとラドンが見送っている。・・・・・・終わり。・・・ってオイ、終わっていいのか?ゴジラとラドン、そこにいていいのか?何さわやかに終わってるんだ?こいつらがまたケンカ始めたらどうするの?・・・・でも。三者会談とゴジラのしっぽをモスラがくわえる所が面白かったから、許すっ
2014年09月21日
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なかなかまとまった時間が取れず、ゴジラの感想が進みませぬ。しかし、ちまちまと時間を見つけて作品は見続け、現在「ゴジラ対ガイガン」まで視聴済み。まず最初に買ったのが第1作「ゴジラ」から第12作「ゴジラ対ガイガン」まででした。なぜかと言うと・・・ガイガンの映画ができたのが1972年。実はこの年は、私が生まれた年なのです。なのでとりあえず自分が生まれた年まで買ってみました。も~昭和のゴジラはツッコミ所満載ですが、楽しく観ています(^◇^;)さ、次は「ゴジラ対メガロ」です。やはりこれもツッコミ所満載なんだろうな・・・。「ゴジラ対ヘドラ」「ゴジラ対ガイガン」はある意味衝撃的だった・・・。いつか必ずや感想を書くぞ!!相変わらず私のゴジラ愛は冷めていません。早くゴジラ見たいな、って思うと、仕事も楽しくなるんですよね恐るべし、ゴジラ愛(笑)
2014年09月19日
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第1作の感想は以前書いたので、今まで見た物の感想を2つ。本当は1作1作書きたいのだが、なかなかそんな余裕もないので泣く泣くまとめて。第2作「ゴジラの逆襲」白黒の作品で、第1作とつながっている。第1作に出てきた山根博士(志村喬さん)が再登場。・・・これはお盆に実家に帰った時に観たのだが、そばにいた母が「あれ、志村喬だ、あれ○○だ、やれ○○だ」とキャストの名前を見るたびに「懐かしい~」と。おお。そうか、母世代はよく知っているわけだ。1作ラストで山根博士が「このまま水爆実験をやめなければ第2,第3のゴジラが現れる」と予言した通りの展開に。主人公のパイロットと恋人の無線係との通信、「了解了解」のイントネーションがなんだか頭から離れない。そして、確かこの作品では大阪城をぶっつぶしたはず・・・そうだ!アンギラスが出てきた。とげとげしていて刺されたら痛そうな怪獣だ。それと大阪城で戦って、その後、一度は光に誘導されて海の方に向かったが、脱走した囚人達がタンクに突っ込んでコンビナートに大火災が起き、ゴジラが気付いてまた市内に戻ってくるという・・・。なんとも・・・間が悪いというか・・・。その後、舞台は北海道へ。結果的には、ゴジラは退治されてしまう。人間ドラマとしては、恋人の写真を残して命を落としたパイロットの小林(その結果ゴジラの撃退法が考案される)の悲劇があったが、私は、やっぱり、雪崩を起こして雪に埋められていくゴジラが、悲しくて悲しくて仕方なかった。確かに人間にとっては驚異なのだ。私もゴジラに遭遇したら、やっぱり真っ先に逃げる。でも、ゴジラだって来たくて来た訳じゃない。雪に埋もれていくゴジラが、本当に切なくて、白黒だから余計に妄想できててしまうというか、すごく悲劇的に思えた。ゴジラ役の中島春雄さんによると、第1作のゴジラは左手が固定で動きに制限があったらしいが、今回アンギラスと戦っていたので、マチがついて自由に動けるようになったのだと思われる。ま、第1作は無駄な動きがなかっただけに余計驚異だったのだが。第3作「キングコング対ゴジラ」高嶋忠夫さん主演だが、どうも軽いコメディタッチで、前2作との路線変更らしいのだが、最初は違和感をぬぐえなかった。またこの作品からカラーになったのも、一気に情報過多になって少し疲れた。でも。あ!!芹沢博士!!君は第1作でオキシジェンデストロイヤーと共に海に沈んだのでは!!と思ったら今回は別の博士役の平田昭彦さんだった。このゴジラは、北の氷塊から現れるので、前作の流れをくんでいるらしい。・・・昔の映画だからなんでもありなんだろうけど、キングコングを南の島から捕獲して連れてくるって、設定に無理があるにも甚だしいんじゃ(^^;)しかも眠ったキングコングをバルーンつけてつって異動って、重量どうなん?って思ったけど映画だからいいや。キングコングってよく知らないのだが、でも、女性をつかんでいるシーンは見たことがある。今回、主人公の妹をさらって握って国会議事堂に登るが、それは本家をイメージしてのことなのだろうと推察。・・・結局最後はどうだったっけな・・・海に落ちたんだっけ・・・この作品、あまり興味を引かないな・・・と思いながら見ていたのと、その後何作か見ているので忘れている(^^;)確か、ゴジラはどうなったのか分からないまま、キングコングが南の島に去っていくラストだったと思う。あんまり切ない気持ちにならなかったことは、とても良かった。当時はキングコングも大ヒットだったようで、この作品も最高の動員数だったそうだ。まぁ、ゴジラの悲しい終わり方じゃなかったから、よいかな。
2014年08月31日
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今日から通常業務、明日からは帰りがぐーんと遅くなることが確定したので、今日はそそくさと家に帰って家事を済ませてゴジラを見たのだが・・・噂には聞いていたが・・・ゴジラがシェーしてたしかも4回も!!びっくりした・・・。さて、なんの映画でしょう?今日でようやく6作目。まだ全然感想など書いていないが、ちょとずつ書きたいな。で、第1作目の深い感動から、段々ゴジラが子供向け映画になってきていて、威圧感や恐怖感がなくなってきた。それってどうかな、って見る前は思っていたのだが、ゴジラにこれほど感情移入してしまった今となっては、骨にされてしまったり氷に埋められてしまうことなく、海に消えて行ったりなぜか仲間となって他の怪獣と戦ったりしている方が、ほっとする。こんなゴジラもあっていい。例えは変だが、名作漫画「ベルサイユのばら」の4コマ漫画3頭身バージョンの「ベルばらKids」が、原作が悲劇なだけにKidsで登場人物が生き生きと楽しく生きているのがなんだか嬉しいのと同じだ。ゴジラ、今私の職場のデスクに飾ってある2004年版ゴジラの小さなフィギュアに癒されている。・・・隣の席の若い女子には「え~、可愛いんですか~?!怖い~~」と言われているが(^^;)
2014年08月28日
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結論から言うと、泣きました、最後のシーン。芹沢博士に対してじゃありません。ゴジラに対してです。どうも私はゴジラが命を失う(あるいは失いそう)な時に泣いてしまいます。初めて見たVSデストロイアのラストも、ゴジラジュニアが死んだと思い涙があふれ、その後、ゴジラがメルトダウンして死んでいくのを見て涙があふれ。今日、第1作目のゴジラを見て、ゴジラが現れたいきさつを知りました。彼らは彼らの世界で大人しく生きていたのです。しかし、度重なる水爆実験により安住の地を失われたゴジラが地上に姿を現した。・・・ゴジラの、何が悪いんだろう?人間が欲(征服欲)にくらんで行った行為が結果としてゴジラを呼び寄せてしまった。・・・ゴジラの、何が悪いんだろう?少し話はそれるが、第五福竜丸の被爆事件。もうよく知らない人も多いと思う。でも、若い人に伝えられる方法があります。音楽です。ラッキードラゴン。福島弘和さん作曲の吹奏楽曲。今年の吹奏楽コンクールでも多くの学校が演奏しています。この曲を演奏する学生は、必ず第五福竜丸について学ぶはず。そして水爆実験のことを知るはず。話はそれたけど、どんな形でも、伝えていくことが大切。音楽でも、映画でも。ゴジラに戻る。ラスト、オキシジェンデストロイアを持って芹沢博士と潜水士(宝田明さん)が潜水していき、海の底で静かにたたずむゴジラの後姿を見て、逃げて、と思ってしまった。あれだけ東京を火の町にして、人や建物をつぶして、電車をくわえて、銀座和光の時計台をぶっ壊して、人がいるテレビ塔を倒した姿を目の当たりにしてなお、私はゴジラに死んでほしくなかった。最後、骨になってしまう所は、本当に悲しかった。だって、ゴジラの何が悪いんだろう?戦争後9年でできた映画。もう私達にとって戦争は遠く、実感のない世界だ。しかし、この映画の所どころに戦後の陰が見える。「また疎開か・・・」「やっと長崎の原爆から逃げてきた大切な体なのに」そして、ゴジラが通って火の海にした町は、東京大空襲と同じコースなのだそう。山根教授の娘、恵美子(河内桃子さん)がこの作品のヒロインだが、私が初めて見たVSデストロイアにも、そのままの役で出ていた。最初から見なかったのが本当に悔やまれる。悪意ある為政者の手に渡れば世界が破滅する道具にされてしまうと、芹沢教授はオキシジェンデストロイアの秘密もろとも、ゴジラと一緒に海に消える。科学者がそんな心配をしなくてはいけない世界。くしくも、山根教授も、ゴジラがこの1匹だけとは思えない、人間が水爆実験を続ける限り、第2、第3のゴジラが現れる、とつぶやいている。逃げ惑う庶民、ゴジラに命を奪われる庶民。対して、水爆実験を続ける為政者。戦争と同じ。そして、今だってなお、世界を見れば、同じようなことが繰り返されている。逃げ惑う庶民、兵器を作り続ける為政者。・・・人間が欲を出さなければゴジラだって自分の世界で静かに暮らしていたわけだ。一番の犠牲者は、庶民と、そしてゴジラそのものだと思った。
2014年08月10日
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私は映画館で観ていたのだけど、ダンナは初めて。今日CD屋さんに行って買ったのだけど、DVDとブルーレイがセットになっているのですね。びっくり。で、映画の感想を、ブログに書いていなかったことにも気付いた。「映画やドラマ等の感想」ってカテゴリーを作っているのに(笑)まぁこの時期は忙しかったからな・・・「相棒」も、ちゃっちゃと書いてしまったので簡易感想のみだった今更詳しくアナ雪の感想を書く気はないけれど、やっぱりこの映画はいいなと思った。2回観ると曲も頭に入るしね。「雪だるま作ろう」はとても可愛い曲だし、「生まれてはじめて」はとても感動的だし、「ありのままで」は力強くてパワフル。ハンスとの二重唱もかわいいし、オラフの曲もとてもかわいい。で、映画を観て、結局アナを助けるのに一番役だったのってオラフだったねと改めて思った(笑)さっきまでNHK大河ドラマを見ていて、蜂須賀小六役で勇ましい武将姿だったピエール瀧さんが、こんなにコミカルでとぼけててかわいくて面白いオラフを演じている。(声だけだけど。)役者さんてすごい。映画館では最初違和感があった立体的な人物や大きすぎる目なども、さすがに2回目ともなるとOK。今日はオラフに癒された。究極の愛ってオラフのことだよね、「アナのためなら溶けてもいいよ」なんて。子供にも大人にも、とっても心に残る映画なんじゃないかな。
2014年08月03日
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火曜の夜に放送されたのをやっと今日見た!!「ゴジラ×メカゴジラ」ね。同じタイトルの映画が3つあるんだけど、一番古い1974年のが「ゴジラ対メカゴジラ」で、この前見た佐野量子さんとベビーゴジラちゃんが出ていたのが1993年のが「ゴジラvsメカゴジラ」で、今日見た2002年度版のが「ゴジラ×メカゴジラ」というらしい。今回はヒロイン(というには凜として勇ましい陰のある女性)が釈由美子さん。GW映画「相棒」でも迷彩服が似合っていたが、すごく美人で演技も上手で好きだ。うん、今日のゴジラも悪いやつだ(ー_ー)そして今日はメカゴジラがカッコ良かった!!(最初暴走した時はどうしようかと思ったぜ。)(←手に負えなかった。)(←そりゃぁねーべさーってかんじ。) 研究者役の宅間伸さんと娘ちゃんとのやりとり、ちょっとずつ釈由美子さんの心を開いていくのだが、結局それは娘ちゃんの成長ともつながって、最後はうまくまとまって良かったと思った。ゴジラ!!怖い!!私だったら、いくら遠ざかるとは言え、まだゴジラの背中が見えている時点で体を外へ出せないわ、釈由美子さんすごいチャレンジャー。くるっとふりむいてまたこっちにやってきたらどうするつもりだったんだろう?おお、怖い(ーー;)今回もちょい役が豪華。いいなぁ。私も念願かなっていつか役者になれたら、なんでもいいからゴジラに出たいぞ!!そうねぇ。つぶされる役はやだ(←温水さんよく頑張りました・・・by ゴジラ モスラ キングギドラより)研究所の所員とかぁ、自衛隊の女性幹部とかぁ(年齢的に戦闘員にはなれん。)、人間模様担当でもいいわ。そういえば今日の映画には元巨人の松井秀喜氏が出ていらっしゃった。ゴジラが来ているのにのんきに部屋で素振りをしていていいのだろうか。ま、いっか(^^)昨日町のレンタルビデオ屋さんで「スペースゴジラ」を見つけたので会員になって借りようっと。スペースゴジラには、私が好きなベビーゴジラちゃんが成長してリトルゴジラになった姿が見られるらしい。いつか暇ができたら見ようっと・・・いつかって、いつ?(←自問自答。)
2014年08月01日
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今日も、仕事から帰って夕飯を食べてから録画したBSを視聴。今日は「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」という、なんだかごった煮みたいなタイトルだ。モスラさんとキングギドラさんとは初対面だ。楽しみだ。(←人ではない。)で、誰が敵で誰が味方なのか見るまでちっとも分からない。そもそも、ゴジラにはまって3日目だが、最初の疑問「ゴジラはいい人なの?悪い人なの?」の疑問はいまだに自分の中で解決されていない。(←そもそも人ではない。)デストロイア、メカゴジラでは、いい人とは言えないが単に悪いヤツではなかった。しかし断言しよう。今日のゴジラは悪いヤツです(-_-;)2001年公開の映画で、主人公はテレビのリポーターの立花由里(新山千春さん)だ。ちょっと、いつもの観劇ブログっぽい書き方になってしまうが・・・申し訳ないが、台詞の言い回しがよく聞き取れず、残念。父親役の宇崎竜童さんも同じ。(後半の盛り上がり、役としての姿は素敵だったが)ゴジラを役者目線で見てはいけないのだろうが、昨日まで見たゴジラは前半からゴジラが登場して「ケオー」と咆哮するのだが、今回前半が少し人間模様っぽく、そこの演技が浅いと飽きてしまうのだ。この世界は、50年前にゴジラに襲われて以来平和、という設定だ。要するに、第1話から直接続いている話、ということだ。ゴジラという映画が、繋がっているシリーズもあるが、それぞれがパラレルな世界観だということを昨日のコメント欄で教えていただいた。大いに納得。俄然私の興味を引いたのは「護国聖獣」だ。古代日本史オタクの目が光る。古来日本には怨霊封じのため、恨みを残して死んだ者を神として祀る風習がある。菅原道真の天満宮がその例だ。大きな物では、出雲大社もそうだという人もいる。出雲の王、大国主を殺して神武天皇がヤマトを治めた時、その怨霊を封じるために建てられたのだと。(←ちょっとうろ覚え。若干間違いがあったらスミマセン)今回は「同胞を殺した敵を神と崇める風習が大和朝廷に引き継がれた」となっているが、そうではなく、怨霊封じとして神として祀ったという説の方に私は賛成である。 さておき。それら聖獣がクニを護るためにゴジラと戦う、という設定は面白い。モスラはよく知ってる「もすら~や」のモスラではないらしい。キングギドラは八岐大蛇だったのか・・・。神話通り頭としっぽが8つあればゴジラにも圧勝しただろうに。(←違うだろ。)この3聖獣が、ゴジラと戦う後半は、やっぱり圧巻。最初に死んでしまったバラゴン、瀕死の状態からギドラと合体するモスラ、合体して神々しく輝くキングギドラになったギドラ。圧倒的なゴジラの力の前に、次々と破れてしまう様は見ていて大変辛かった。最後は・・・この3体の霊魂でしょうか?そして最後はアルマゲドン!!これには驚き。まぁでも、お父さん帰ってきたから良かった。よく見ると役者が豪華だ。13年前の映画。今活躍中の人がちょい役だったりする。一瞬でゴジラにふみつぶされちゃった温水さんとか、大声優山寺宏一さんとか、モスラを見上げるためだけのシーンで登場した前田愛、亜季姉妹とか、防衛軍でちょっとだけ出たフックンとか、タクシー運転手の笹野さんとか、池田湖の若者の塚本高史さんとか。他にも豪華な役者陣。葛山真吾さんが若い最近は舞台でご活躍だ。・・・しかし。ゴジラは少し歩くだけで大迷惑だ。今回、視聴前にテロップが流れた。要するに、現在では適切な表現ではないけれども作品のテイストを損なわないためにそのまま放送する、ということだ。差別用語?と思ったけどあまり気にならなかったので、リアルな描写のことだろうか?と思った。無残にも家ごと人がつぶされたりするシーンがたくさんある。(温水さんは一瞬でつぶされた。)病院で動けない患者が、窓から見えるゴジラに恐怖を覚えるが、ゴジラがそのまま通り過ぎて行ってほっとしていたら、次のシーンで尾で破壊されるという。これ、本気でいやだと思った。ずしーん、ずしーん、っていう足音が通り過ぎた後にやんだのでなんだかいやな予感はしていたのだ。そしたら案の定ゴジラの残虐性を示したのだろうが、見ていて後味が悪いシーンだった。私が、ジュラシックパークが苦手なのも、簡単に人間がつぶされてしまうからだ。最後・・・動いていたぞ、海底で、ドクッ、ドクッって。あれ、ゴジラの心臓だよね?これ、きっと続いているんだろうね。いやー。今回のゴジラは悪ゴジラだった。でも本来ゴジラって、そういう存在なんだろうな。第1作を見ないと分からないけど。でも、デストロイアとメガゴジラで言ってみれば人間の思惑にふりまわされてしまうゴジラの哀れさも見ていて、そこに感動したりしているので、やはり、パラレルワールドな色々なゴジラがあっていいのだと思う。
2014年07月25日
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うん、すっかりゴジラにはまる。よっぽど「ゴジラVSデストロイア」がすとんと胸の奥に落ちたんだと思うで、BSの策略(?)にまんまと乗り、今日の昼録画した「ゴジラVSメカゴジラ」を、夜見てしまった。これは、デストロイアの2作前のお話らしい。ジュニアちゃんの誕生シーン見られた(ー▽ー)でもこれって、ラドン、かわいそうじゃないか?言ってみれば人間が勝手に卵を持ってこなければよかっただけじゃん。もちろんゴジラ対策でメカゴジラを作っていたとしても、ですよ。デストロイアでも思ったけど「囮」作戦が好きですな。なんか、怪獣たちの方が純粋に思えたよ。それにしても、ベビーのかわいさよっ何?あの生まれた瞬間、佐野量子にすりすりする様子はっ!?何?お花をもきゅもきゅ食べる姿はっ!?何?しっぽでじゃれつく姿はっ!?何?ハンバーガー食べてる時のかわいさはっ!?もぉ~~~ベビーちゃんかわいい~~~~~このベビーが、デストロイアで私がはまったジュニアなのかどうか調べると、どうやら「メカゴジラ」の次の「スペースゴジラ」でリトルゴジラになって、デストロイアのジュニアにつながるらしい。バース島の核分裂のために結局ゴジラザウルスから怪獣のゴジラになっちゃったらしいね。うわ~。やっぱり、あのジュニアちゃんなんだ~本編に戻る。託卵かぁ・・・ラドンはいい迷惑だよな、結局殺されちゃうし。最後ラドンが泡吐いているを見たら、かわいそうでかわいそうで・・・だってただ単にベビーを助けに来ただけなんだもん(><;)まぁ、最初にゴジラにぼこぼこにされてましたがな(ーー;)最後、佐野量子とベビーの別れは涙が・・・だって去ろうとする量子ちゃんのジャケットのすそをくわえてひっぱるんだよ私だって抱きしめちゃうでも、最終的にはゴジラを仲間と認識し、一緒に海に帰る。お、溺れないか?!と心配したが、エンドクレジットで巨大なゴジラにくっついて海を渡っていたので良かった。途中、何度がゴジラが心配そうに振り向いているのが印象的だった。・・・だから、ゴジラっていい人なの?!悪役だかいい人だか分からないよーーーとりあえず私はジュニアちゃんのファンです。・・・ってことは、ミレニアムシリーズも見なきゃだなぁ。それって、デストロイアとの戦いでジュニアちゃんが2代目ゴジラが死ぬ時にゴジラとして再生したわけだから、ミレニアムシリーズの主人公はジュニアちゃんだよね?えー、ゴジラになったジュニアちゃんがぼこぼこに攻撃されちゃうのかな?それはやだ・・・ちなみに、ゴジラVSメカゴジラって、3作くらいあるらしい。折しも今日はハリウッド版ゴジラの日本初日じゃないだろうか。これも見てみたいような・・・いかん。完全にはまってる、自分。
2014年07月24日
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職場でちょっと年上の方とゴジラについてひとしきり会話。私と違ってゴジラシリーズは結構見ていらっしゃるらしく、何かを聞くとぽんぽん答えが返ってきて楽しいよー若い人だとそもそも会話が通じないお化けのQ太郎のO次郎のバケラッタも通じなかったBSであと何作か放送するようで、早速予約とりあえず、次はモスラが出るっぽい。その後は、メカゴジラっていうのが出るらしい。ふと、キングギドラってなんだっけ?ってダンナに聞いてみると「頭が3つ」と教えてくれた。へー、そういう生き物なんだ-!!さすが男の人はよく知ってますな。録画しても、見られるのはお盆かな・・・でもいいや。楽しみどうしてこんなにはまってしまったんだ、ワタシゴジラVSデストロイア、後半1時間しか見ていないけど、素晴らしいっ
2014年07月23日
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BSで「ゴジラVSデストロイア」をやっていた。途中、1時間くらい経ってからちょっと見てみたら・・・はまった。ゴジラを見たことは、今までない。物語はよく分からない。(←前半見てないし。)でも、ゴジラって体内に原子炉があるようで?核融合が制御できない状態になっているらしい。で、ゴジラよりひとまわり小さい、ジュニア君っていうのがいて、彼がデストロイアにぼこぼこにされて、殺されてしまうの彼が力尽きて目を閉じた時は・・・泣けて泣けてそれをゴジラが悲しんでいるのがまた泣けて泣けてでもそんなゴジラをデストロイアはぼこぼこにするのですなんてヤツだ最終的に、デストロイアをやっつけるけど、ゴジラの炉心の温度は1200度、遂にメルトダウンを始める。そこに、自衛隊が冷凍装置そフルパワーでぶつけて、ゴジラは溶けて消滅してしまう・・・東京の街は放射線マックスの死の街になってしまった。震災を経験している私は、もう壁面に書かれた「α β γ」の文字が放射線量を表すことを知っている。石野陽子さんの台詞。「東京を死の街にしてゴジラが溶けていく。これは、原子力(だったかな?)をもてあそんだ私達の罪」というようなものだったと思う。この映画は1995年制作。まさか、16年後に、本当に日本が放射線に汚染される事態が、メルトダウンという言葉が一般的になるような事態が訪れるなど夢にも思わなかっただろう。ラストシーンは、マックスだった放射線の値がぐんぐん下がっていく。そして・・・その中から立ち上がったゴジラの雄叫びが!!私、てっきりゴジラが助かったのだと思ったのですよ。でもウィキで見てみたら、あれは、ゴジラの放った放射線と熱を吸収して復活したジュニア君で、後の3代目ゴジラなんだって!!うわー。なんか深い・・・。で、ゴジラとデストロイアが戦っている時に画面に現れた篠田三郎さんを見て、ダンナがこう言った。「お前が戦え!!ウルトラマンタロウ!!」へー、篠田さんはウルトラマンタロウだったのか。うーん。やっぱり深い。1時間だけだったけど、なんだかはまってしまったワタクシでした
2014年07月22日
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ダンナと行ってきました。1でお腹抱えて笑ったせいか、なんとなくテイストが読めたけど、やっぱり面白かった阿部寛さん、素晴らしい。あの肉体美あるシーンで、ダンナが大きな声で「あっ!」と叫んだ。こっちがびっくりまぁ確かに痛そうなシーンだったけど、私はそうなるのが予測できたんだけどねぇ君にはできなかったようだねえグラディエーター役が元横綱の曙さんだって、エンドロールを見て知った。そういえば現役関取琴欧洲も出てましたが、日本でのシーンに出るのかと思ったらまさかのグラディエーター、しかも力士スタイル(笑)一瞬だったけど笑ったわ~今回一番印象に残ったのは、北村一輝さんのカッコ良さ女ったらしだけどローマのために一生懸命だった・・・っていう描写の時の馬にまたがっているシーンのカッコ良さ!!髪の毛がファサッって(笑)いやぁ。結構惚れそうでしたあんまりネタバレしちゃうとなんなので具体的には書かないけど、楽しかったです、はい
2014年05月22日
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はい、宇宙戦艦ヤマトオタクが通りますよ。数年前にDeaGostiniで出た「週間宇宙戦艦ヤマト」のファイルも終わっていないうちに・・・「宇宙戦艦ヤマト2199」が始まった。しまった、第1話を録画し忘れた!と思い仕方なく第2話と第3話を見てから思い出す。・・・ん?なんかブルーレイ買った気がする・・・そう、このアニメはテレビ放送前にDVDが発売されていたのだ。Amazonに通知されるままにほいほい買っていたのだが、どうしようもないほど忙しくその存在すら忘れていたまだ20万かけてそろえた銀河鉄道999も見終わってないしキャプテンハーロックも待機してるんだけどなぁ。そして本題。所どころ昔の音楽なのが死ぬほど嬉しい登場人物の髪型が漫研が書くような長すぎる前髪なのが気に入らないが、許容範囲。より整合性を重視した作風になっている。例えば、ヤマト1が出来た後にさらばや2や新たなるや永遠にや3や完結編が出来たわけだが、そこに出てくるベテラン登場人物達はそれまでどうしていたんだ?っていう疑問があったわけだ。古代君が18歳で戦闘班長って、それだけ人材がいなかったんじゃないの?みたいな。今回、第1話で沖田艦長の艦にちゃんと山南さんがいるやん!(←永遠にのヤマト艦長。きっとこの後に宇宙戦士訓練学校の校長になると見られる)機関室にすでに山崎さんがいるやん!(←徳川機関長の死後新たなるから登場。)太助君も登場している!(←新たなるから登場。)何より・・・土方竜さま!(←さらばと2に登場。古代と島の宇宙先生訓練学校時代の校長。)ああ、なんて渋くて素敵なオッサンなのでしょう。沖田艦長と土方さんのツーショットが見られるなんて!しかも訓練学校時代からの親友だなんて!おっさん同士の熱い友情が素敵今回の古代君は少し大人。前回は熱すぎて大人げなかったのでこのキャラはいい。声も低くなっている。富山敬さんの声は、今後は銀河英雄伝説のヤンとして認識しよう。そして島君がちょっとチャラいいいんか、それでテレサに愛されるのか!と思いつつ、これはこれで惚れそうな島君だ。ああっ!加藤三郎君がやさぐれてるっ!昔は優等生の良い子だったのに(笑)ああああああっ!!私の山本さんを勝手に殺すなーーーーーーーーいくら妹を出すと言っても・・・これは納得できんそして昔から南部君のファンだったので、ちょっと眼鏡が今風の南部君がやっぱり好きスターシャの声が色っぽすぎてちょっといや(←メッセージの声。)ユリーシャってどうなったの?!サーシャのコスチュームは色っぽすぎるだろ・・・シュルツやガンツの登場シーン、ガミラス語になってる!!しかし・・・シュルツにかわいい娘がいるって・・・そんな・・・お父さんの帰りを待ってるなんて・・・そんな・・・悪役は悪役に徹してくれよおでないと泣いちゃうよお 台詞を先読みする楽しみがある。最初の戦闘シーンで敵から降伏を勧められ通信士が沖田になんと返信するか聞くシーン。通信士 「返信はどうしますか。(←うろ覚えだがこんな台詞。)」 私 「バカめ。」沖田艦長「バカめ。」旦那 「・・・・・・・・・・すげー。」初めて波動砲を撃つシーン。古代君があーだこーだ段取りをつけている。 私 「・・・対閃光、対ショック防御は?」古代君「あーだこーだ」 私 「・・・対閃光、対ショック防御は?」古代君「あーだこーだ」 私 「・・・対閃光、対ショック防御は?」古代君「・・・対閃光、対ショック防御」旦那 「・・・・・・・・・・すげー。」あ、でも幻影(漢字はよく分からない)クロスゲージの時、明度20がなかったような気がする。とにかく。新しいヤマトもなかなか面白い。元のヤマトはツッコミ所が満載だったのだけど、どんな風に整合性をつけてくるかな。女性乗組員もちゃんと描かれているし、今回のヤマトは「私情で動くヤマト」にはならないだろう(笑)姪のサーシャごとデザリアム星を撃てなかった時の古代くんなんて私情まるだし。乗組員と地球の命がかかっているのにそれでいいのか!と幼心につっこんだ小学生の頃のワタクシ。これも楽しみだけど、「宇宙戦艦ヤマト復活篇」の後編も早く作ってくれんかな。あのままだと森雪がぶっとんだままなんですが。お願いします。
2013年04月29日
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先日ブログに書いた「女信長」。視聴率が低く、大コケとか書いてあるが、その分析に驚いた。「天海祐希さんの髭が似合わなかった」「演技が宝塚みたいでくさかった」 え~~~~~~あんなバカみたいな設定の中で、天海さんは凜として美しかった。髭は、確かに宝塚を見慣れている私には違和感がなかったがそうではない人にはびっくりかも。・・・と思う所もあるけれども。役者のせいじゃないでしょう。すべては、あの稚拙な脚本とチープな演出のせい。女信長というより女々しすぎる信長で、女の情念むき出しの、女性から見て正直言って気持ち悪い人物設定だった。チープな台詞をたくさん言わされた天海祐希さんもかわいそうだと思うが、歴史認識をまったくあやまった台詞をたくさん言わされた長澤まさみさんもかわいそう。なんでこんな芝居に天海祐希さん?内野聖陽さん?佐藤浩市さん?藤木直人さん?伊勢谷友介さん?玉山鉄二さん?信長が女だったという奇想天外な設定も、エンターテインメントとしてはアリだと思う。しかし、さっきまで髭をつけていたのに色仕掛けで誘惑して関係を結ぶとか、自分の身代わりに妹を嫁がせるとか、「裏切りは許さない」の言葉の裏に女としての情念があったりとか、もうあまりのひどさに目をおおいたくなった。せめて、男として生きていかねばならなかった苦しみの中で、女でありたいと思う半面、自らの能力が戦略家として優れていて、願望と資質のベクトルが逆方向であることへの葛藤とかに重きを置いたらどうだっただろう。そういう場面もあったが、ほんのちょっとだった。そこをテーマにしたら良かったのに。見た目も心もあまりにも女性すぎる姿に、リアリティがなかった。なんで家臣が気づかないの?というくらい。せめて肩パットのようなものを入れて少しでも男に見えるようにするとか。でも素の姿はとても美しく・・・という対比にして、女の武器で勝負するような安っぽい人間にはせず、あくまでも恋心は胸に秘めて、女の心は体とともに鎧で武装して・・・という方が、まだ、嫌悪感までは抱かせなかったのではなかったか。いやになったもんね、女々しすぎて。女性が見て腹が立つ話だったんじゃないかしら。様々な台詞が。古今東西、女性だけど男性として生きて・・・っていう設定の物語はたくさんある。漫画で言えば池田理代子さんのベルばら、オルフェウスの窓。オルフェウスの窓のユリウスはみんなに隠していたので女信長と同じ。この2つだけにしても、女でありたいという葛藤を抱えながら、それでも自分の運命を嘆くだけではなく、道を切り拓いていった。その先が悲劇であっても。そこに私は強く惹かれた。女であることを武器にすることの方が、女性の反感を買う。今回がまさにそう。歴史認識についてはドラマだからと目をつぶるにしても、そこの部分で根本的にこの話は間違っているのだ。評価が低いのは、脚本と演出の問題でしょう。それを役者のせいにするの?何かおかしくないか?・・・と、ついつい、怒ってしまった私である。だって、役者さんはあんなにチープな芝居を真剣に演じているんだもの。こんなことを記事に書く記者も、本当に知識がないんだなぁと失望。日本のマスメディアはこんなもんなのか。久々に、本当に腹が立った。
2013年04月13日
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山路和弘さんがご出演なさっているので、「女信長」を見てみた。・・・・・・・・・・。おお、原作の小説があって、すでに舞台化もされているのか。へー。キャストは本当に豪華だよなぁ。天海祐希さん、内野聖陽さん、小雪さん、中村獅童さん、長澤まさみさん、伊勢谷友介さん、藤木直人さん、佐藤浩市さん、他にも超有名人がたくさんいて・・・そんで山路和弘さんで、音楽は久石譲さんだし。なんて贅沢な!!曲はサラバンドが使われていましたね。浅井長政役の役者をどこかで見たことがあってずっと考えてて・・・調べて分かった。玉山鉄二さんだ。今NHK大河で山川大蔵で毎週観ていた(^^;)しかし・・・話自体は・・・ど、どうしようもないな(^^;)設定が設定なのでもうなんでもありなのだろう。信長が女、ってのはまあいいのだけれど、なんか、女々しすぎて、女はそんなに女々しくありませぬぞ!と物申したくなるのだが。ちょっと歴史好きならば、この時代の女性が道具として政略結婚したわけではなく、実家を背負って大切な役割を担っていたことは知っている。ちょっと歴史好きならば、この時代、嫁ぎ先と実家が戦火を交えた場合、いくら妻となっていても城からは出ることが不文律となっていたことは知っている。柴田勝家とともに自害したお市の方がイレギュラーだったのだ。このドラマのお市の扱いは・・・ひどいなぁ。あ、お市が秀吉に惚れている(^^;)ひー。なんでもありだな(^^;)あ、秀吉が信長に「女に戻れ、オレの側室にしてやる」とか言ってる。ひー。ちなみに山路さんは浅井長政の父の浅井久政役でござった。原作はどんなものだったのだろう?想定自体は面白いかもしれないのだけれど。脚本の問題?なんか、あまりに歴史を知らなすぎるという感を持たざるを得なかったなぁ。天海祐希さんはなんていう美しさ。元男役だけあって眼光も鋭いしおひげ姿もなんだか似合っているし、あら、今本能寺で敦盛を舞っていたけど、いい声だし動きがびしっと決まってるわー。昔光源氏を演じた時はなんだかあまりいいとは思わなかったのだけど、同じ男性を演じるにしてもこういう勇ましい役の方がきっと似合うのだろうな。・・・鈴木福君が大人になると・・・藤木直人さんになるのだろうかしかし。定説をくつがえす話は好きだけど、「女」をあんまり全面に出し過ぎるとかえってしらじらしくなってしまうと思う。まぁ、終わり方は、この話ならありかと。でも旦那いわく、「なんだか歴史認識を間違えてしまいそう」とのことははは。歴史好きを忘れて、大エンターテインメントとして見ると、面白いかと。
2013年04月06日
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早速ですがその1からの続きです。1832年、パリ。学生達が貧民を救うべく立ち上がろうとしている。リーダーはアンジョルラス。後にバルジャンやジャベールを演じる役者さんが経験する役でもある。映画版も素敵!歌うまいっ!少年ガブローシュも小生意気でかわいい。だから、バリケードで死んだ時は舞台同様涙が・・・ここでの核は、成長したコゼットと本当はおぼっちゃんだけど友と一緒に革命に身を投じようとしている学生マリウスの恋、そしてそのマリウスに恋するエポニーヌ(テナルディエ夫婦の娘)。エポニーヌの「On my own」は片思いの切なさが苦しい。設定がちょっと違ったけど。バルジャンに手紙を届けたのは映画ではガブローシュだったし、何より舞台のラストではファンティーヌとエポニーヌの2人がバルジャンを迎えに来るのに、映画ではエポニーヌはいなかった。で、演じた女優さんが健康そのもので(笑)はちきれんばかりのみずみずしさ本当に貧民街?(笑)でも歌は上手だった。相変わらず鈍感なマリウス、私の好みを言うと・・・アンジョルラスの方かな(笑)破壊されたカフェで歌うカフェソング、舞台では後方に仲間達が笑顔で並び消えていく。あの演出が好きなので、現実過ぎて寂しさを感じた。歌は良かった。「ああ友よ」と感情が激するところ、こちらも苦しくなった。コゼットは天使のようなかわいらしさ映画はやはり見た目が大切なのですなしかも歌えているのがすごい圧巻はやはり「One day more」から「民衆の歌」。「One day more」は「ウエストサイトストーリー」の戦いの前の「Tonight」のようなもの。つまり、それぞれがそれぞれ「明日への思い」を同じ曲の中で歌う。舞台では1幕ラストで、ものすごい盛り上がりで終わるのだ。バルジャン「ジャベールに見つかった!逃げねば。明日はどうなる・・・」学生たち「立ち上がれ!明日は革命だ!」ジャベール「革命?笑わせるな。どうせ死ぬのだ。その前につぶしてやる」マリウス・コゼット「巡り会えたのに やっと会えたのに 明日は遠ざかる でもあなたがすべて」テナルディ夫婦「戦い大歓迎!死人から金品まきあげるぜ!」こんな好き勝手言ってるのにこれが1つの曲のなかできっちりはまるのだから素晴らしいそして有名な「民衆の歌」へ。これはラストでも流れるのだが、実に感動的で涙なしで聴けない。バリケードは、もっと街中にドン!って作るのかと思ったら、街の片隅の、カフェの前に家具などで築いたこじんまりしたものだった。あれじゃ・・・軍隊に勝てないよ・・・バリケードの小ささは、彼らの大きな理想に対して、現実の自分たちの存在の小ささを表しているのだろうか。そうなのだろう、であるからこそ、ラストシーンに登場するバリケードの巨大さが胸を打つ。あれは、もう革命家の学生もバルジャンもファンティーヌも死んでいるからもちろん架空のものなのだけれども、バリケードの大きさと街を埋め尽くさんばかりの民衆の数、それこそ彼らが明日への希望を託した理想の姿なのだ。彼らは死んだけれど、その思想は必ず受け継がれ、いつか明日への希望が実現される、その暗示だと感じた。それにしても。外国の役者さんはなぜ皆歌えるのだろうか?!私は洋画をあまり見ないのでよく知らないのだが、ヒュー・ジャックマンという名前は知っている。レミゼの曲はすべて難曲。それをああも歌いこなしているのは素晴らしい改心前後で全然目の色が違うし、コゼットに愛情のすべてを注ぐ姿はあふれるばかりの優しさを感じる。恋をし自立していくコゼット、彼女を失う喪失感や呆然とした感じも、心打たれた。「彼を帰して」というナンバーは、でも、舞台での山口祐一郎さんが一番だろうか。あんなに優しく繊細にしかも高音を保って歌っている人を見たことがない。ラッセル・クロウという名前も知っている。この人もこんなに歌えるんだ!しかもジャベールそのものに見える。ファンティーヌのハサウェイさん、なんという透明感!ラストシーンでバルジャンを迎えに来るところ、本当の天使だ。最初からハンカチを握ってみていたが、かろうじて涙がにじむ程度でおさまっていた。それが決壊してぼろぼろ涙がこぼれ出したのは、ひとりぼっちでバルジャンが死を迎えようとしている所。銀の燭台に火をともし、神に召される時を待っている。そこへ「重荷を下ろして」とファンティーヌが迎えに来る。そこにコゼットとマリウスがかけつけ、「パパ、死なないで!」ここで泣かずにいられようか。いや、ない。(←反語表現。)映画のコゼットはバルジャンが本当の父ではないことを知っていたようだ。愛するコゼットに見送られ、ファンテイーヌとともに魂は旅立つ・・・するとそこに見えたものは・・・パリの街にそびえたつ巨大なバリケード。学生達が、ファンティーヌが、あふれんばかりの民衆が声高らかに歌う。「新たに熱い命が始まる 明日が来たとき そうさ 明日が・・・」ミュージカル「レ・ミゼラブル」が大好きで、あの楽曲が大好きで、あのキャラクター達が大好きで。多分、私みたいな人間がたくさんいると思う。この映画は、そのほとんどの人達の心を満たしてくれるんじゃないかな。素晴らしい映画だった。できればもう一度観ようと思う。DVDが出たら必ず買うと思う。来年は舞台で「レミゼ」が帰ってくる。今度は新演出版だ。ジョン・ケアード版とどう違うのだろう?今度は舞台上に設置されたバリケードがなくなるという話だが。とにかく楽しみだ。
2012年12月28日
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初めてミュージカルのレミゼを観た時、開演前、なぜだか胸がわくわくした。なんだかすごいことが起きるような、そんな予感。そしてそれは現実のものとなり、すっかりはまって一体何度レミゼを舞台で観たことだろう。大阪まで追いかけたこともあるそれだけ魅力的な舞台なのだ。映画のいい所は、舞台では想像で補っていたことを映像で補ってくれること。例えば工場の様子、どんどん墜ちていくファンティーヌの境遇、バリケードの築き方・・・等。「オペラ座の怪人」のように理屈に合うようにするやり方もある。賛否両論あったけど。「レ・ミゼラブル」は全編歌のミュージカル映画だが、最初に字幕で、「原作と岩谷時子の訳詩を参考」と出た。岩谷時子さんはミュージカルの訳詩をしているので、字幕の訳が歌詞と似ている所があって嬉しかったただ、曲の順番は舞台と若干違いがあった。また、この映画では、後から映像に歌をつけるのではなく、演技しながら実際に歌っているそうだ。大変なチャレンジだっただろうでも、臨場感が伝わってきた。今回の感想は、舞台と映画を比較しながら進めようと思う。ネタバレです。フランス革命後、民衆はまだまだ飢えて貧しい。舞台でも映画でもスクリーンに「1815年 ツーロン」「1823年 モントルイユ・シュール・メイル」と、時間の経過と場所が表される。さて、映画が始まってすぐ、あの、何度も聞き慣れた序曲が・・・ジャッジャーンと聞こえた瞬間、すでに涙ぐんだ(笑)CMで流れていたシーンだが、難破船だろうか?それを服役者達が引っ張っている。「♪下向け~ 目を合わすな」おおおおおおお!!ミュージカルと同じ歌詞!(←まあそりゃそうだな。)そして映画ではバルジャンがジャベールに命令されて怪力で柱を運ぶ。舞台ではもっと後に、下敷きになった人を救うために荷馬車を持ち上げる場面しか怪力を表す所がなかったが、今回はこのシーンがあってさらに荷馬車のシーンがあるのでジャベールがバルジャンでは?と疑惑を持つ。いい伏線だったと思う。24653じゃない!!ジャン・バルジャンの囚人番号だ。舞台では「24653~♪」がお馴染みなので違和感があったが、元が24601だそうで、確かに、英語で歌われると違和感がない。そうだったのか世間から差別されやさぐれちゃったバルジャンに救いの手を伸ばしてくれるのが、ご存じミリエル司祭。なんとこの役者さんは、舞台版の初代バルジャンだとか!こういうのが見られるのも映画ならでは。嬉しいこの時渡された銀の燭台、これを使って正しい人になりなさい、と言われたけど、バルジャンは死ぬまでこれだけは売らなかった。最後のシーンまでこの燭台は舞台にある(映画でも)。燭台でお金を得たのではなく、苦労して働き、遂には工場を経営し、市長にまでなった。ジャベールが赴任してきて不安になったバルジャンは小さなミスを犯す。公明正大な彼ではなく、心卑しい工場長に女工のケンカの解決を任せたためファンティーヌという悲劇が生まれる。工場をクビになった彼女は預けた娘が病気と知らされお金を得るために、身の回りの物を、そして豊かな髪を売る。それから、これは舞台にはないのだが歯も売る。(←世界名作全集には載っていた。)そして遂に、身を売る。そのシーンが圧巻だ。舞台では「ラブリーレデイ」という娼婦達の歌に合わせて表現されており、歌詞もどぎつくて衝撃的だ。映画では、初めて客を取る時、「靴は脱がないで」と言う。そして足が開かれ男に抱かれる。これは、その行為には愛というものはなく、女の体はただの道具に過ぎないことを表している。そして男が去った後にファンティーヌが歌うのが「I dreamed a dream(夢破れて)」。すごいシチュエーションだ。本来この歌は、工場をクビになった直後に歌われる。それが、娼婦に身を堕とした直後に歌うことによって、怒りと絶望が苦しいほど伝わってくる。もちろん、役者の力量も素晴らしい。帰ってくるはずがないと分かっているのに、ひととき自分を愛し、子供を宿らせた男をずっと待っている・・・でも自分は今や娼婦。なんという絶望的な人生であることか。バルジャンは人違いで別人がジャン・バルジャンとして捕まったと知り、心が揺れるが、ここで歌われる「who am I」は、本当に心ふるえる名曲だ。その後歌詞を変えて何度か歌われるが、時にバルジャンが自分の存在を自覚するため、時に若い恋人達が「やっと会えたのに明日は遠ざかる・・・」と。この辺りの音楽の使い方が実にうまい!シェーンベルク(作曲)さん万歳!!ファンテの娘のコゼット(レミゼのトレードマークになっている)を預かっている宿屋のテナルディエ夫婦。彼らはこの後も物語のポイントとなるのだが、この小悪党夫婦、腹が立つんだけど、憎めない。宿屋の歌はあちゃーな歌詞なんだけど、明るくて、どうしようもない世の中を人を蹴落としてたくましく生きていく。これも一つの現実だ。やがて宿屋も立ちゆかなくなり、パリで貧民街で盗人をしてやはりたくましく生きていく。舞台では森公美子さん、そしてベテラン役者さんのテナルディエのイメージが強くて、映画は「ちょ、ちょっと、どーしよーもないメイクしてるけど美人とイケメンやん!」というツッコミをしてしまったワタクシおっとジャベールについて書かねば。ジャベールは法に忠実なのだ。主人公の敵だが決して人としては悪い人ではない。それはバルジャンも認めている。バリケードで死んだ子供(ガブローシュ)の遺体に、自分の勲章を着けてあげているシーンは泣けた。強面なシーンばかりだが、こういう優しさも持っている人である。ジャベールの名曲には「Stars(星よ)」がある。最初、バルジャンを絶対捕まえるのだ、と歌いながら歩いているのは・・・高い建物のふち!!おいジャベール!!危ない、落ちるぞ!!と心の中でドキドキしたのだが、これ、後半の自殺のシーンにつながる伏線だったのね。舞台の演出も素晴らしいのだけど、映画ではリアルにセーヌ川の渦がゴオオオッって音を立てていて、しかも落ちた瞬間までリアルに再現していて、い、痛いっ。こういう所、映画ならではだなぁ。あ、やはり字数制限にひかかりました続きはその2にて
2012年12月28日
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パート1からの続き「水攻めを止める。オレは悪人になるーーーー」と叫んだのぼうが敵前の小舟の上でおこなったのは・・・田楽踊りだった。何度か田楽踊りのシーンがあったが、それを、敵の目の前の小舟の上でする。敵方の農民もみなのぼうを知っているから、のぼうの田楽踊りにつられてついつい音頭を取り追唱してしまう。「レロレロレロや・・・」「レロレロレロや・・・」そうして、三成軍2万人を田楽踊りで一つにまとめてしまうのだ。下ネタをふんだんに入れ、笑いを取りながら、そして船をもっと近づかせる。長親を慕う男勝りの甲斐姫は気づく。長親は死ぬつもりだと。佐藤浩市も気づく。その時、秀吉がここに来ると三成に急使が届き、焦った三成は踊りを踊るのが城代長親だと知り、大谷吉継が止めるのもきかずに、のぼうを撃たせてしまう。血をふきあげて水に落ちるのぼう。この時、敵方にいた農民が怒る。「のぼうを撃たれ、田を沈められ、怒らない農民はいない」。そして堤防を壊すのだ。のぼうは、そこまで見越して、自分の命を捧げた。幸い、彼は助けられた。水が引いた後、最後の決戦の直前、小田原城が落ち、忍城も開城することに。彼らの戦いぶりに感銘を受けていた三成は、自ら停戦の使者として忍城を訪れ、のぼうと対面する。ここで、俄然、のぼうは存在感を発揮する。戦の戦略はなかったが、その後の処理、領民の処遇、一歩も引かず、整然と権利を主張し、必要な要求をし、三成を納得させる。そして、敵に下った農民を切った者の首も要求する。ここの鋭い眼光は、のぼうのイメージとかけ離れたすごみを感じた。三成という人のまっすぐさも、よく描けていたと思う。大谷吉継、イメージは頭巾に眼帯なのだが、若き日ということなのかな。知的でとてもかっこいい。大谷は関ヶ原で、最後まで三成を裏切らないんだよな。最後にそれぞれのその後がナレーターによって知らされるが、それがなかなか象徴的で良かった。ちなみに、ナレーションは安住紳一郎アナ。田楽踊りは野村萬斎さんが振り付けた。田楽から猿楽へ、そして能へと発展するので狂言師の野村萬斎さんであればこその振付だろう。船の上で踊るシーンは、多分、本当に不安定な足下で舞ったのだろう。ものすごい腰の強さ。そして忍城で三成を迎えた時、左右に分かれていた忍城の群臣が一気に正面向きに位置を変える。「1,2」のタイミングでさっと正面に向き直る萬斎さんの座り方に見ほれてしまった。思い出す。大河ドラマ「花の乱」で管領細川なにがし(忘れた)を演じた時、炎上する方を見、立ったまますとんとあぐらをかいて座ってしまう。上下の瞬間移動というか、体重を感じさせないのだ。それを思いだした。甲斐姫は結局秀吉の妾にされてしまうが、長親を見上げる笑顔が、彼女の恋が昇華したことを表していたのではないか。随分男勝りのシーンがあったが、ぐっさんをふきとばすのは、さすがに無理だろう見ていた継母保奈美ちゃんは高笑いしていたが小田原の支城で負けなかったのは、この忍城だけであった。こんなにすごい城だったのか!!地元なのに知らなかった。エンドクレジットは、馴染みの場所がたくさん出てきた。ここも知ってる、ここも知ってる、あら、忍中学校まで・・・。無知とは哀しいものだなぁ。この映画がなければ、私はこんなに近くにある素晴らしい歴史に目を向けることがなかったのだ。私の目はいつも奈良と京都に向いている。でも、足下を見ることも大事だと教えられた。地元ならではの感慨だ。いい映画を見られて、本当に良かった。
2012年11月24日
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