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年令が進んでいるかどうかの判断で,個人の中での時間が進む感覚が話題になる。時間がゆっくりと進むと感じたら若い,あるいは幼くて,時間が早く進むと感じたら年を重ねているということだ。気付けば2月が終わり,12ヶ月のうち,1/6が過ぎている。僕は完全に年を重ねている方の部類だと言うのが分かる。ーーーーーーーーーーーとは言え,花や野菜を植えたり,行かないと終わってしまう美術の企画展だったり映画に通ったりするのが,無為に流れる日時への抵抗なのかも知れない。まあ,楽しみにしているのだけれど。ーーーーーーーーーーー仕事の上では,とうとう編成替えが行われ,集中しているプロジェクト業務の分散化が図られた・・・と思ったら人員の増強がなかったので,結局今のチームに仕事を一部減らして一部増やす形で対応するしかなくなった。年上の部下はいないけれど,ほとんどが同世代という中,どこまで仕事のピークを一緒に乗り切ってくれるかは未知数だ。でも増員が無ければ,現有勢力で当たるしかないので,そこから先は心配をしても仕方がない。未知数は怖いけど,楽しみでもある。ーーーーーーーーーーーこの2ヶ月は足踏みが続いて,気持ちが空回りする気分だったけれど,3月からはぐっと攻めの体制で行きたい,と思っている。なんだか真面目なビジネスマンの僕であった。
2019.02.28
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上野の東京都美術館で開催されている”江戸絵画ミラクルワールド”企画展に行ってきた。美術史家・辻惟雄(つじ のぶお)は「奇想の系譜」という作品で,江戸時代のエクセントリックな一連の絵画と画家を紹介し話題となった。そこで紹介されたことがきっかけで今では大人気となったのが伊藤若冲,長沢芦雪,鈴木其一だ。最近の企画展は,以前と異なり個性の強い企画が一般公開されるようになっている。美術館,鑑賞者双方が成熟しつつある証左だと思う。良いことだ。ーーーーーーーーーー簡単に感想を述べる。〈伊藤若冲〉:現代では不動の人気を誇る画家なので,企画展の冒頭を飾っている。若冲が大好きなニワトリ,その延長上にあると個人的に思っている鳳凰の絵画が展示されている。今回初お目見えの『鶏図押絵』だが,以前ツルで同じ趣向はあった。妙に可愛い『虎』,巨大な『象と鯨』,スタイリッシュな『乗興舟』と,いつもの作品とも再会できた。〈曽我蕭白〉:企画展のポスターを飾り良くも悪くもイメージを作っている画家だ。『雪山童子』はあまりにも生々しくてザワッとした気持ちになる。荒々しい『唐獅子』があると思えば,見事なバランスの『虎渓三笑』があり,まだまだ全容がつかめない。〈長沢芦雪〉:若冲と並ぶ人気の画家で,『象と鯨』に呼応するような『白象黒牛』は,何回見ても素晴らしいし,子犬の脱力ぶりに笑う。『なめくじ』『五百羅漢』など,この人も多彩な作風だ。〈岩佐又兵衛〉:裏切り者・荒木村重の息子という業を感じる画家だ。一門を率いるほどの勢力となったというのだが,展示されていたのは流麗な絵巻物ばかりだったので,肩書ばかりが気になった。〈狩野山雪〉:大量にいる狩野派の中で,セザンヌのように画面バランスにこだわった人らしい。『梅花遊禽』は,4枚の襖に渡って梅の枝が幾何学的に流れていて,これか!と思った。〈白隠慧鶴〉:禅僧の僧であり,教えを分かりやすく伝えるために大胆な絵画を残した。画面構成のセンスの良さは間違いないのだけれど,細やかさが無くて残念。〈鈴木其一〉:尾形光琳に憧れ,酒井抱一の弟子となった琳派の継承者だ。金泥の背景に大胆な青色が魅力だ。今回の企画展では『百鳥百獣』が目新しかった。若冲みたい。〈歌川国芳〉:武者絵の国芳は,絵物語の挿絵家として大人気だったらしい。『相馬の古内裏』『鯨退治』『鰐鮫』など,何回も実物が紹介されていたので,再会がうれしかった。ーーーーーーーーーー平日の朝に行ったので,快適に鑑賞することが出来た。東京都美術館なので,展示室から展示室への移動にエスカレータで上がる,というパターンなのだけれど,今回は複数の画家での企画展なので,細かくリセットさせられるのも気にならなかった。説明パネルも適度に大きく,場合によっては複数枚展示されているので観やすかった。今回はこのハコとしては満点に近いのではないだろうか?ーーーーーーーーーー六本木の森アーツセンターの『新・北斎展』とタイアップをしている。こちらがとても良かったので,あちらも行く気になった。
2019.02.27
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森博嗣の未来叙事詩〈Wシリーズ〉の第10巻かつ最終巻を読んだ。〇ストーリー不老長寿を達成する一方で子孫が産まれなくなった未来の社会。ハギリたちの探求のおかげもあり,人造人間・ウォーカロンのメーカーの生産技術で,不妊の問題は片付けられそうな機運が起きていた。それをテーマにした国際会議のために,ハギリは主催者の一員として準備調整,そして当日司会のために古都・キョートへと赴いていた。だが会議の当日,発表者控え室がテロリストに襲撃され,ハギリとウグイは謎の組織に拉致されてしまう。囚われの身となった2人は,逃亡を図るのだが・・・-------------森博嗣のミステリーは〈S&M〉〈V)のシリーズが出版され,〈四季〉のシリーズが発表されたころに読み始めた。その頃は何しろ矢継ぎ早に新刊が出るので,それを追いかけるのだけでも大変だった。〈スカイ・クロラ〉や,シリーズに属する短編集,単独の作品なども発表された頃が,森博嗣ブームのピークかも知れない。その後の〈G〉〈X〉のシリーズは,〈S&M〉からの直系のシリーズかと思わせつつも,ミステリーとしての起承転結がない,発表の間隔があく,謎がいつまでも解けない,という恐ろしくヘビーな足かせがあり,読んでいても楽しくない,という作品が多かった。-------------そして〈W〉のシリーズは,現代を舞台にしていたこれまでのシリーズから300年という隔絶した世界が舞台だ。それでも”ウォーカロン””真方四季”というワードは共通していたので,〈S&M〉シリーズからつながってはいることは理解できた。このシリーズの特徴はそれよりも,本来はインドア派,あるいは理系である主人公・ハギリが,行く先々でトラブル,テロ,クーデターに遭遇し,命の危険に身をさらすという部分が,森博嗣作品としてはとても新しい。-------------そうした緊迫状況の中で,仲間たちとどのように生き延びるか,というやりとりは,これまでの森博嗣作品になかった関係性の近さだと思う。周り中が人造人間,人工知能,情報局エージェント,という冷たい存在ばかりの中で,主人公・ハギリは,そこそこベタなジョークを放ってみせる。これが萌絵のような美少女であればともかく,中年のオッサンであることが,森博嗣作品の中では珍しい。森博嗣作品のフォーマットとしては,若い女性主人公と天才である中年がおり,2人が対比されつつ事件に巻き込まれる・・というものがメインだった。いざ天才学者側を主人公にしてみたら,意外とフツーで親しめる人だった,というのがこのシリーズの主人公・ハギリだろう。-------------この作品は,このシリーズのクライマックスにふさわしい展開が続く。それは読んでみてのお楽しみなのだけれど,きちんと最終10巻にあんなシーン,こんなシーンを盛り込んできていて,森博嗣はサービス精神にあふれていることを再確認できた。そしてこのシリーズでも触れてこられてきたが,ある意味〈G〉〈X〉のシリーズの不可解さが,少し無理やり感はあったのだけれど,説明されていた。森博嗣と言えども,作品解説の必要性を認識した,ということだよな。-------------森博嗣作品らしく思索に満ちていて,一方でアクションに満ちていたので冒険小説ととることさえ出来,そして一方できちんと主人公と周辺の人々を描くキャラクター小説でもあった。森博嗣作品としては,新しい頂点ではないだろうか?すべてを統合するシリーズかも知れないので,きっちりと時間をかけて読むようにすべきだろう。
2019.02.26
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小路幸也と宮下奈都が交互に執筆をした共作小説を読んだ。〇ストーリー鎌倉で暮らす小宮一家は,家の隣で柔道教室を営む祖父,サラリーマンの父,可愛らしい母,高校2年生でプロミュージシャンを目指す兄・由一,そして柔道大好きな小学4年生の妹・まどか,の5人で構成されている。このまま平和な日常が続いていくと思っていた由一とまどかだが,ある女性から家に電話が掛かり,別の女性が家を訪ねてくることで,自分の家にある秘密の匂いに気付いてしまう。そして・・・ーーーーーーーーーー小路幸也が高校生の由一ことユイチ,宮下奈都が小学生のまどかを描き,交互に執筆したという構成になっている。平和な家庭に1本の電話が掛かってきたことで全てがひっくり返り,という設定だが,その前に小宮一家が既に平凡ではない。ユイチは同級生を中心にバンドを組んでいるが,それが東京のライブハウスでも人気で,大学に進むか,メジャーを目指してミュージシャンとしてデビューをするかの迫られている。まどかは,今でこそ近い学年の男子に後れを取るようになったが,以前は同学年では柔道で無敵だった。高校2年男子としても,小学4年女子としても通常の枠を超えているスーパー主人公2人がいるのに,電話1本で動揺する,という流れがあまり納得できない。ーーーーーーーーーーまた,どうやら最初の電話と大人の女性の登場では,インパクトが不足と思われたらしく,畳み掛けるように謎めいた男性と女性が登場する。結局,最初の電話の女性はあまり重要な人物ではなかった,みたいな展開となり,なにやら不完全燃焼だった。ーーーーーーーーーー宮下奈都の作風は分からないが,読んでいる限りは小路幸也のいつもの作風という気がした。音楽をしている中高生の少年が,プロの大人に才能を認められてメジャーデビューを目指す,という展開は,小路幸也の〈東京バンドワゴン〉の中盤以降の流れを思わせるものだった。世の中にデビューを夢見て果たせない人々が膨大にいる中で,ルックスも声も音楽センスも良い少年の主人公に据えて,平然とジュブナイル小説っぽい展開をするのは,ちょっと説得力がなかった。ましてその上,過去がどうのって悩んでいるのって,ユイチは贅沢過ぎると思う。ーーーーーーーーーー最初はまどかがメインぽかったのに,じわじわとユイチがその座を奪ってしまう。メジャーを狙える高校2年ミュージシャンと比べれば,男子に勝てなくなった小学4年の柔道少女は個性が薄いのは確かだ。でもいいヤツには間違いないのだけれど,それは才能やルックスに恵まれていることも理由のユイチと比べて,きちんと挫折を経験しているまどかの方が,僕にはずっと魅力的で友人になりたいと思う。ーーーーーーーーーーさて高校2年の兄と小学4年の妹の7才離れの兄妹が仲良く出来るか?と疑問に思われている方,ウチの甥と姪は10才離れだが,ひじょうに仲良くてしょっちゅう一緒に出掛けている。大丈夫だ。
2019.02.25
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年末年始の休みが明けて以来,知人との約束,仕事,出張などで,土日のどちらかに必ず予定が入っていた。2回あった月曜をからめた3連休も,いずれも2日間予定があった。今週が2ヶ月ぶりのきちんとした連休だ。土曜日は日常の生活関連で潰れてしまったが,日曜日はさすがに時間の余裕が出来た。たまたま同じような状況だった姉と連れ合って,近所のホームセンターまで出かけて,ポットの花を10個くらいと野菜の種を買ってきた。戻ってからジャンパーとブーツに着替えて,花壇の花を植え替えた。冬の間,ほぼ手つかずだったので,花壇はだいぶ野草状態だった。元気に大きく育ってしまった苗は地面に移し,まだ今年もう1回咲きそうな苗は,今回買ってきた花と混ぜて並べた。念入りに周辺を掃除して,最後にたっぷりと水をあげておしまい。一方で,野菜のスペースは,もう枯れかけているトマトとトウガラシの苗を抜いて,まっさらな状態にした。3月になったら土の整備を始めて,また育てようと思う。計画では,またキュウリとナス,それに今年はシシトウ,パセリ,ホウレン草を加えるつもりだ。少しずつ暖かくなると,いろいろワクワクが始まる。
2019.02.24
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〈ツバメ号とアマゾン号シリーズ〉第10部の下巻を読んだ。〇ストーリー女海賊〈ミス・リー〉の囚われの身となった,ウォーカー兄妹とブラケット姉妹は,生命が保証される代わりに,〈ミス・リー〉のケンブリッジ留学時代の夢でもあった,海賊島の学校の一員となる。彼らは毎日真面目にラテン語を学習しつつ,なんとか脱出の機会を狙う。だが,ちょっとした慢心からその計画は露呈し,彼らは再び生命の危機に面する。果たして・・・ーーーーーーーーーーー〈ツバメ号とアマゾン号シリーズ〉は,イギリスの湖水地方を訪れた〈ツバメ号〉のウォーカー兄妹と〈アマゾン号〉のブラケット姉妹で始まった。その後も同じ少年少女たちが,休暇のたびに湖水地方を訪ね,その冒険が語られるが,都会から来たD姉弟(カラム姉弟)を加えたことで,D姉弟が出会ったイギリス東海岸の水郷の少年少女もシリーズの仲間となる。必ずしも全員が一堂に会するワケではないが,きちんと時系列に沿った形で物語が進んでいく。そんな中で,シリーズ第3部の「ヤマネコ号の冒険」だけは異色の作品だった。他の作品は,ほとんど全長数10キロから30キロの範囲で物語が終始する。少年少女たちは,自分たちの周囲の土地を「リオ」「北極」「カンチェンジュンガ(ヒマラヤ)」と呼んでいるが,基本的には数日のキャンプで踏破できる範囲であることがほとんどだ。それなのに「ヤマネコ号の冒険」では,彼らは小帆船〈ヤマネコ号〉を用いて,イギリスからアフリカ,そしてパナマまで行ってしまうのだ。その前後のシリーズを読むことで,どうやらこの作品は,彼らの中で語り合われた作中劇のような扱いであることが分かってくる。そうした番外編的な第3部の続編が,今回の第10部だ。少年少女たちは大西洋横断どころか,地球一周の旅をしていて,その半分以上が経過したところで,今回の作中劇の設定となる。ーーーーーーーーーーー女海賊〈ミス・リー〉の囚われの身となった少年少女は,生命の代償に,〈ミス・リー〉が教師役となる”彼女のケンブリッジ”の生徒としてラテン語を学ぶことを強要される。ラテン語はフランス,イギリスなどでは一部の学校で中学から学ぶので,この授業そのものはそれほど特異なものではない。日本人にとっての古典の授業に近い。誰がこのクラスで優等生で,誰が苦労していたかは読んでからのお楽しみだが,緊迫した物語の中で,珍しくコミカルな展開となっている。少女たちの方がラテン語が苦手,というのはランサムらしからぬ設定だ。とは言え,教師役が中国人の女性というのだから,差別も何もあったものじゃない。このコミカルな展開の中で,〈ミス・リー〉の生い立ち,夢と責任感の板挟み,アンビバレントな気持ちが描かれている。ランサム作品にしては,文学的な流れだ。ーーーーーーーーーーー〈ミス・リー〉の計らいで生き延びさせてもらっていた少年少女だが,あることがきっかけで再び生命の危機に面することになる。それをどうやって切り抜けるか?今回は冒険小説的な,アクロバティックな展開となる。彼らの計画は上手く行くのか?大ピンチに現れた人物とは?そしてその先の展開?いつもの少年少女が大冒険活劇の中で命がけで頑張っている。それだけでも楽しい。また,当時の中国の情勢や,ランサムの体験をこの作品に重ね合わせて読んでみるのも,大人としてはなかなか面白い。番外編の大冒険小説,とても楽しめた。
2019.02.23
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同僚たちとお好み焼き屋「千房」に行った。ーーーーーーーーー地下鉄でエスカレーターを上り,改札を出てすぐのビックカメラに入り,そのまま上の階へ上ると「千房」だ。来てみたら,だいぶ前に利用した記憶が蘇った。コースなので,サラダ,とんぺい焼き,チーズ焼き,牛タン,お好み焼き,焼きそば,と次々に運ばれてくる。全部調理済みなので,誰かが懸命に焼く必要がなく,飲むことと会話することに専念できた。ーーーーーーーーーいろんな国から応援に来ていた5人がいたので,お好み焼きは大丈夫か心配したけれども,それは杞憂に終わった。全体的にピザみたいなものだし,味は大丈夫だったみたい。とんぺい焼きにマヨネーズを格子状にかける店員さんのパフォーマンスも大人気だった。ーーーーーーーーー始まったのが7時半なので,終わりが10時過ぎという点だけは残念だったが,楽しい夜だった。
2019.02.22
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朱川湊人を知るきっかけになった短編集を読んだ。〇ストーリー女子高生・樹里が自分の部屋でふて寝をしていると,母親が朝食をトレーに載せて持ってくる。それに手を付けずに学校へ向かった樹里は,近所のマンションの緑地で時間をつぶした後に,大遅刻をして登校するが,すっと教室の一番後ろに座り,誰からも話しかけられない。樹里に気付いて話しかけてくれたのは,マンションの遊び場で1人取り残されていた「リンゴちゃん」だけだった。けれども「りんごちゃん」の母親は・・・ーーーーーーーーーーー土屋太鳳主演で映画化された『赤々煉恋』を6年前に観た。それが僕が朱川湊人を意識するようになったきっかけの1つだ。日常を切り取ったような短編が,いつしかぐらりと傾き始め,ホラー要素がにじみ出てくる・・・それがこの短編集のイメージであり,映画版もそれをよく再現している。いざ朱川湊人を読み始めたら,昭和ノスタルジーのサスペンスホラーが多く,ちょっと違和感を感じていた。・・・が,本来の朱川湊人読者からすると,昭和ノスタルジーが元で,この短編集が異質だったという全く逆の印象らしい。どの作品で作家と出会うかで,いろいろ変わってしまうものだ。ーーーーーーーーーーーこの短編集は,ホラー小説としても救いがなく後味があまり良くないものが多い。それでも,そこに至る過程の自然さ,構成のさりげなさ,そして少しずつ提示されるヒントなど,小説としてはとても面白い。「水銀虫」も面白かったが,7編と少しヘビーだったので,今回の5編程度が適切な量のような気がする。ーーーーーーーーーーー各編について簡単に感想を述べる。「死体写真師」:〈私〉のたった1人の肉親である妹・百合香は3年半の闘病もむなしく息を引き取ってしまった。まだ22才の彼女をそのまま荼毘にするのは忍びなく,〈私〉は恋人・晴紀が探してきた死者を生者のように写真を撮るというサービスを受ける。完成した百合香の写真アルバムは,素晴らしい出来で〈私〉は毎日それを眺めていた。だがそこに百合香が入院をしていた病院の看護師長が訪ねて来て,衝撃の話を伝える・・・ファンタジーかと思っていたら,たっぷりとホラーであり,しかもかなりダーク。冒頭の短編として十分なインパクトがあった。ありきたりのようでありながら,そのまま向こう側まで勢いで行ってしまったようだ。「レイニー・エレーン」:佐原は妻子を持ちつつも,出会い系サイトを利用して女性と関係をもっていた。そんな中のありすと名乗る女性とM山町のホテルに入ると,彼女はその近辺で起きた一流企業OLが私娼をしていて殺害された話をする。実はその私娼は佐原の大学時代の知人・理華だった。あんなに真面目だった少女がどうして?と考えていると,ありすの中に理華と思われる存在が入り込む。そして・・・東電OL事件を下敷きにしたホラーで,必然的に男女の肉体関係が扱われる。ラストは気持ちの悪い部分がありつつも,朱川湊人らしい優しさが少し見える。「アタシの、いちばん、ほしいもの」:女子高生・樹里が自分の部屋でふて寝をしていると,母親が朝食をトレーに載せて持ってくる。それに手を付けずに学校へ向かった樹里は,近所のマンションの緑地で時間をつぶした後に,大遅刻をして登校するが,すっと教室の一番後ろに座り,誰からも話しかけられない。樹里に気付いて話しかけてくれたのは,マンションの遊び場で1人取り残されていた「リンゴちゃん」だけだった。けれども「りんごちゃん」の母親は・・・これが映画版『赤々煉恋』の原作なのだけれど,さすがに良く出来ている。ヒントが少しずつ散りばめられていて,読者があることに気付くとこんどは次の問題が現れ,と少しも飽きさせない。ラストも秀逸。オススメだ。「私はフランセス」:高校を卒業せずに東京に出た少女・Rは,風俗で生計を立てていたが,優しい客・Mと出会う。彼と出会ったことで,Rは初めて人を好きになることを覚え,いつしか2人は恋人同士となり,一緒に暮らすようになる。だがMのマンションには1つだけ入っていけない部屋があり・・・じわじわと怖い短編だった。少し大正時代のホラーのような味わいがあり,主人公がどんどんと引き返せなくなるのがヒリヒリ来る。ラストはハッピーなのか,アンハッピーなのか,意見が分かれるところ。「いつか、静かの海に」:暴力的な父親と2人暮らしだった小学生の克也は,近所に住む曽根という若者と知り合いになり,彼の部屋に出入りするようになる。曽根はそこで下半身のない美しい女性を献身的に介護して育てていた。だが曽根は徐々に体調を崩し,その女性を克也に託して死んでしまう。克也は・・・これはなんなんだろう?ホラー?ファンタジー?ちょっとラストは肩透かしだった。
2019.02.21
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自分でもワリと寝付きも寝起きも良い方だと思う。子どもの頃から中学生くらいまでは寝坊をしていたが,高校生くらいから朝はキッチリと起きる,みたいな決心をし始めたような気がする。まして現在は中年からその先に入ろうとしている年令なので,早起きは得意だ・・・というより勝手に早く起きてしまうし,それに連動して早くオネムになってしまう。ーーーーーーーーーあまり健康的ではないのは分かっているが,ある時間にかけている目覚ましの前に,2回くらいは起きてしまう。最初は数時間前,次は30分くらい前。なので,良くも悪く所定に時間にはほぼほぼ目が覚めている。まずはバサッと起きてテレビを付けて,トイレに行き,新聞を取り込む。それから男なのでヒゲを当たったり,天気予報を見ながら着る服を選んだりする。・・・というとのんびりしているようだが,全部を20分ほどで済ませて駅へと向かう。この中で唯一悪魔のささやきが聞こえるアクションがある。それはバサッとはねのけた布団を整える時だ。すっとキレイにするために,一度足を掛け布団の中に入れ,あちこちのバランスを取りながら真っ直ぐにはねる。布団の中はやっぱり温かいし,よいしょ,と掛け布団を畳む動きも含め,あちこち「そのまま倒れてしまえ」という悪魔のささやきに満ちている。今のような冬の季節はとくにその誘いは強いけれど,それに負けずに仕事に向かっている。・・・まあ,誰でもそうだよね。
2019.02.20
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午後からの打合せだったのだが,いつものクセで早めに名古屋駅に着いてしまった。ノートPCと,Wi-fiルーターを支給されているので,移動中も含めてどこでも仕事は出来る。けれどもIT機器の弱点は,バッテリーの電源が枯渇すると,もう何も出来なくなることだ。まして僕のPCは会社から支給されてから3年以上経過していて,バッテリーはへたっているので3時間も持たない。行き帰りの新幹線も,電源コンセントのあるA席,E席限定になるし,その後もなるべく電源が確保出来る場所で待ちつつ仕事をする,というスタイルとなっている。ーーーーーーーーー今回は色んな都合で,午後からの打合せなのに朝から名古屋入りをした,というちょっと変わった状況となった。名古屋の拠点に行ってもちょっと遠い,名古屋駅周辺のカフェで電源コンセントがある場所はあるが,数時間居座るのはさすがにマナー違反ということもあり,ネットカフェを調べてそこで電源を確保しつつ,仕事をすることにした。いくつか候補はあったのだけれど,名駅の新幹線から出てすぐの太閤口にビックカメラがあり,その並びにある店にした。ネットでの評価は,広々としていて,お洒落な空間で安心,ということだったからだ。ーーーーーーーーーエレベータを降りてびっくり,むんむんとタバコの臭いが立ち込めている。僕は決してタバコの臭いがダメではないが,店の受付や誰もが通る必要がある部分が喫煙場所というのは,今どきの店としては全く分煙が出来ていないということなので,評価が下がってしまう。電源さえ確保できれば,ということでオープンエリアの席を使ったのだけれど,なんとここは完全に喫煙空間。自分も威張れたものじゃないけれど,平日の朝からネットカフェに来ている人って,かなりクセがありそう・・・というよりクサそうだった。ーーーーーーーーー今後も名古屋で午後からの打合せということで,日帰り出張があるのだけれど,ちょっともう一度,いろいろ調べてからこなし方を検討したいと思う。
2019.02.19
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〈ツバメ号とアマゾン号シリーズ〉第10部の上巻を読んだ。〇ストーリー小型帆船〈ヤマネコ号〉は,世界一周の航海の途中で事故を起こして炎上沈没をしてしまう。救助艇として係留されていた〈ツバメ号〉と〈アマゾン号〉に乗り,ウォーカー兄妹とブラケット姉妹は難を逃れるが,悪天候のためバラバラとなってしまう。〈アマゾン号〉のメンバーは翌朝,中国の帆船に救助され,〈ツバメ号〉のメンバーは流れ着いた先で,中国人に囚われる。再会した彼らは,女海賊〈ミス・リー〉の囚われの身となっていることに気付く。ーーーーーーーーーーーようやく第9部に続き,第10部も未知のエリアとなっていて,ひじょうに楽しみながら読んでいる。地元の図書館には,新装の岩波少年文庫では「ツバメ号とアマゾン号」「ツバメの谷」,そしてなぜかこの「女海賊の島」が収蔵されていて,この巻までたどり着くのが,今回の目標の1つだったのでうれしい。ーーーーーーーーーーー物語はフリント船長と少年少女だけで,世界一周をしている〈ヤマネコ号〉という設定で始まる。シリーズ読者には分るが(小学校・中学校時代の僕には分からなかったが),これはいつものアーサー・ランサム・サーガとは別の,空想世界の主人公たちだ。シリーズ第3部の「ヤマネコ号の冒険」に続く設定の物語で,しかも前作とは異なり歴戦の船乗り・ピーター・ダック抜きで,少年少女だけで航海をしている。まあ,ファンタジーだ。ーーーーーーーーーーー「おさるのジョージ」は例外的に嫌いではないのだけれど,基本的に小説,アニメなどで描かれるサルがどうも好きになれない。ウォーカー兄弟の次男・ロジャが飼っているサル・ジバーについても,前々からイライラさせられていたが,今回ばっかりは我慢がしづらい。あの罪については首をチョップすべきだと思う。ドラマ展開のために,罪を被せづらいサルにその責を負わせた,というのは分からないでもないけれど,第3部であそこまで活躍した〈ヤマネコ号〉が犠牲になってしまうのは,あまりにも悲しかった。ーーーーーーーーーーー当時のイギリスの少年少女にとっては未開の地・中国でどんな冒険が待ち構えているか?囚われの身となった彼らが,解放されたと思ったものの,実際は?というところで上巻は終わる。なかなか考えさせられるところだ。下巻をこれからどのように展開するのかが楽しみだ。
2019.02.18
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今どき海外出張なんて珍しくないし,自分でも2週間の出張もあったし,過去にはずっと暮らしていたこともある。とは言え,直近の出張で感じたことを,その印象が薄れないうちに記しておくことにする。ーーーーーーーー街並みはどこも近代化が進んでいる。今回の国だけでなく,前回,前々回もそれを感じた。耐震設計の要否もあるし,そもそもの発想もあると思うのだけれど,度肝を抜くような高層ビルを見ることが出来る。道路を走る自動車は国によると思うが,今回の国は日本車が多かった。8割近くが日本車で,国策の税金のこともあり,どれもそこそこキレイという日本のような風景だった。反面,一部の業務用の車両はボロボロだった。ーーーーーーーー公共交通機関は列車と地下鉄が整備されていたのだけれど,ホテルが駅から遠いので,ぜんぶタクシーで生活してしまった。それでも2人で片道1,000円ちょっとだし,バスを乗り継ぐ時間の1/3なので仕方がない。一度だけ,街中で列車に乗ったのは,なんだかよい思い出。ーーーーーーーーホテルは繁華街にはなかったので,ビジネス利用の人が多かったように思う。日本人かどうかは,今の時代は服装や髪型では分かりづらい。韓国,台湾,中国どれでもあり得る。それでも,僕の持論は眉毛や視線の強さで,強ければ他の国,おっとりしていれば日本人だ。女性の服装は,気温が高いということもあり,薄着だった。楽な服装というのは,あまり女性を魅力的に見せないんじゃないかと思った。ーーーーーーーー毎朝,食事の後に30分ほど散歩して,通学する子どもたちや,早めに仕事へ行く人を見るのが楽しみだった。まだ日が昇り切っておらず,それほど暑くもない街は,なかなか魅力的だった。シャワートイレがないこと以外は,暑いことが苦にならない僕には向いていると思った。こっちに転属願い出そうかなあ。
2019.02.17
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去年のゴールデンウィークに公開され大ヒットとなった〈名探偵コナン〉の劇場映画作品を観た。〇ストーリー東京サミット国際会議の会場となる東京湾の施設で爆発があり,探偵・毛利小五郎が容疑者として連行された。強引な展開に憤るコナンたちだったが,いつもは彼らに好意的な安室透が厳しい態度を示すのに驚く。小五郎の別居中の妻・英理は弁護士だが親族のために,橘という女性が弁護人となる。小五郎のPCからは次々と爆発計画の証拠が発見され容疑は高まる。だが捜査の一環で橘弁護士が公安の人間と一緒にいたらしいことを知り,コナンは彼女の疑いを持つ。全てに隠されていた犯人の狙いとは?ーーーーーーーーーー定期的に登場するゲストキャラクター・安室透の人気もあり大ヒットとなったと聞いていたので,もっとスタイリッシュな作品だと思っていたら,意外と地味でドロドロしていた。この内容で安室を登場させなかったら,全くヒットしなかっただろう。なにしろ描かれているのは,警察庁と検事局の公安の使命感と冷徹さだ。なんとか〈コナン〉のフォーマットに落とし込んでいるから映画になっているけれど,かなりヘビーな内容だ。ーーーーーーーーーーそうした内容のワリに,一般の人が〇〇〇〇の稼働プログラムをハッキングしたり,〇〇したはずの人があっさりと〇〇ていたり,と,かなり強引なご都合主義も目立つ。〈コナン〉作品で,トンデモ技術や科学は常連なので驚かないが,一般人が突然国家機密級の情報をするすると引き出せてしまう,という設定はちょっとひどいな。ーーーーーーーーーーそして映画ではお馴染みの,大スペクタクル。相変わらずあり得ない超絶アクションでコナンが蘭を救う。こちらはどんなにトンデモでも,もうお約束事なので喜べる。毎回エスカレートしなければいけないという縛りがあるので,脚本家も大変だ。ーーーーーーーーーーちょっと〈コナン映画〉としては,これまでと毛色が違い過ぎたと思う。安室人気に頼っていないで,もっと子ども世代も楽しめる内容が良いと思う。
2019.02.16
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木曜日の昼は食堂で旧正月のお祝いをする,というのでイベントでひとしきり盛り上がった後に,一緒にランチを食べた。2年ぶりに知人に会えたりとなかなか楽しい。最後の晩なので,ガイドブックに載っているような店で食事をした。と言っても,半分野外のオープンエリアなのでお気楽なもの。最終日はプロジェクトの仕事はしなかったものの,電話会議2つ,こちらのメンテナンスエンジニアとの協議,そして施設監査を行って,予定していたよりはるかに真面目に仕事をこなしてしまった。空港に移動して,姉に頼まれていた紅茶とか,お菓子を買って,あとはラウンジで飲む。体力的にはそれほどきつくはないのだけれど,何しろプライベートタイムがないのが精神的にじわりと疲労感としてあった。まあ,これで機内2泊,現地4泊5日の出張は終了。仕事もしたけれど,旧正月イベントがあったのと,けっこう同僚が付き合ってくれたので,オフタイムも楽しめた。
2019.02.15
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水曜日の夕方は,同僚に街中を案内してもらった。せっかくなので10数年前の出張の際に,同僚たちが働いていた街中のオフィスビルを訪ねた。サーバーパンク風にも見える変わった外観なので観光客が写真を撮っていたりする。当時はこんなにカッコいい所で働いていたのにねえ,と昔話をする。ゆっくりと思い出したが,その際はホテルも街中に取って,モールを2つ通ってオフィスまで行った。あのころ今の会社はバブルだったのだ。街中なので土産物屋もあり,中国人街,インド人街,アラブ人街といろいろある。アジアらしいごちゃごちゃ感が楽しい。同僚たちがかつて通っていて,僕も前回1度来たレストランでムルタバとビリヤニを食べた。ローカルフード万歳!
2019.02.14
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出張も3日目となり、設計と入札のための打合せも予定以上に進んだ。 中間報告とすぐにすり合わせをすることもあったので、午前中に日本の部長たちとのリモート会議を予定していた。でも始まってしばらくしたら、ジャンジャン! ドンドン! と大音響が鳴り始め、一向に納まらない。 外に出てみると中華街で見かける中国式の獅子舞が来ていて、オフィスを練り歩いている。思わず全員で吹き出してしまった。 獅子舞はオフィスのデスクに置いてあるミカンを食べて、お布施もあったデスクにはラッキーナンバーもメモってくれる。 「この番号どうするの?」って訊いたら、 「ロトの番号に書き込む」ということだった。 何だかご利益あるのか微妙だ。 ミカンの房を用いて数字を書いていたり、といろいろ。でもそれを踏みつぶしちゃう人も出てきてカオスだった。 街に出てみたら「Post CNY Sale」つまり旧正月明けのセールのポスターがあって、旧正月はもう終わりのようにも感じたけど、お寺では絶賛お正月モードで盛り上げている。 結局まだシーズン中なのか、もうポストシーズンなのかは分からず獅子舞、、、分からず仕舞い。 お後が宜しいようで
2019.02.13
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ホテルの向かい側にショッピングモールがあるのだけれど、そこに台湾飲茶の有名店ディンタイフォンがあったので、食事に行った。 名前が同じだけの別店舗じゃないの? と疑いつつ行ってみると店先にいっぱい人が待っている。まあ、仮に別物としても人気はあるようなので並ぶことにした。 最初に人数を伝えると、呼び出し番号と飲茶の注文シートを渡されるので、壁のメニューをにらみながらオーダー数を書き込む。15分待ちと言われて、呼び出しの番号もモニターに表示されているのはなかなかに安心。人数の関係もあり、予定より早く案内された。 海老餃子、豆苗炒め、チャーハン、そして小籠包など定番の品を食べた。旧正月のお祝いを知人としているテーブルもあり、それなりに楽しめた。 で、感想は------雑、につきる。これが天下のディンタイフォンかな? 小籠包がアツアツじゃないのは許せなかった。やっぱり別物???
2019.02.12
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一週間の予定で同僚と海外出張だ。 日曜日の夜のフライトで立ち、月曜日の朝から現地で仕事。金曜日の夜フライトを利用して土曜日の朝に帰宅というなかなかマジメなスケジュールだ。 例によって新宿からバスで空港に行き、ビジネスクラスを取ってもらったので深夜のエアラインラウンジで飲んで待つ。座席は少し三角形となってしまうけれどフルフラットになり、これはもう飛ぶホテルだね!! さすがに音はどうしようもなく、何回かエンジン音とクルーの配膳準備の音で起こされてしまった。でも全体は快適。 空港からタクシーで現地のオフィスに向かい10時前に到着、そして18時まで打合せ。さすがに肩とか首とかにこわばりを感じた。 1日目は切り上げたけど、2日目を軽めに計画していたら、「もっと打合せしようよ」との声。お前ら来日するときは月曜日夜着、金曜日朝発のクセに要求は高いね。笑
2019.02.11
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このブログはほぼ毎回自分の部屋のPCから書き込んでいる。 出張や出先の場合は会社のPCから書き込んでいたのだけれど、1年くらい前からセキュリティが厳しくなって、楽天の管理ページにアクセス出来なくなった。 出先で他のPCが使える時はそれを使った。それが無い時にiPhoneから書き込んでみたことはあるのだけれど、画面が小さいし、iOSの文字入力インターフェースは悪いので苦痛過ぎた。 専用アプリもあるが、これまたヒドイ。当日の記事しか書き込めない、過去の記事の修正が出来ない。 これまで出張の際には、なるべく書き溜めをしていた。でもこれから出張が続くのでそうも出来なくなる。そこで自宅用に持っていたアンドロイドタブレットに楽天アプリを入れて持っていくことにする。今回はそのテストで家でタブレットから書き込んでいる。 なかなか快適! 大丈夫そうだ。
2019.02.10
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週の初めから,週末は天候が崩れ東京でも数センチの積雪,と予報されていた。土曜日は外出しないようにしようと決心して,金曜日の帰りに買い物を済ませ,さらに1つ前の駅で降りて図書館に行った。読み終わった本を返して,予約した本をもらってくる予定だったが,なんと家に残した本が延滞なので予約本を借り出すことが出来なかった。大失敗。ーーーーーーーーーーそれでも金曜日のうちに洗濯とアイロンを済ませておいたので,土曜日は朝から床屋に行き,それから小雪の中を図書館へ往復した。ニットの帽子を被っていたのと,風が無かったので,雪がチラついていても,それほど寒さは感じなかった。家に戻ってからは,溜まったビデオを観て,食事をしていた。さて午後になって外を見ると・・・あれ?雪降っていない。どうやら積もるようなことにはならないようだ。明日出張に行くのでフライトが乱れると困るので助かる。受験の人も多いだろうから,その方がいい。
2019.02.09
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大変そうな予感がする今年を乗り切るために新年会が開催された。10人近くの中規模のチームだけれど,いくつものプロジェクトが控えている。他のチームのサポートももらうことになるけれど,我々に期待されていることは大きい・・・と思う。ーーーーーーーーーー東京駅の八重洲口からすぐのエスニック料理の店に行った。ビールはその国のモノ?と思ったら生ビールは国産だった。でも従業員も現地の人ばかりだし,料理もしっかりとしていた。どれも辛い。もう2月になってしまったけれど,春節(中国正月)だからということで新年会。
2019.02.08
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あさのあつこの和風ファンタジー(?)の完結編第三部を読んだ。〇ストーリー父親の古郷〈雲濡〉村から,別世界のウンヌに飛んでしまったトオルは,村の少年・ハギと彼の母親・トモを助けるために,捕らわれの身となってしまう。だがトオルは様々な幸運に恵まれ牢から逃げ出し,ウンヌの支配者・ミドのいる所を目指す。一方ハギは,近隣の村の人々を説得し,トオルの救出へと向かう。物語の決着は?ーーーーーーーーーーー第三部で見事にクライマックスを迎え,物語は完結した。ひょっとして他のシリーズのように,細々とずるずると続くのではと懸念していていて申し訳ない。良いタイミングで,良い流れで完結したと思う。ーーーーーーーーーーー物語の流れは第二部同様に冒険活劇だ。しかもフクロウやイタチが主人公たちを助けてくれたり,遠くの人々の心の願いが伝わったりと,いろいろ都合が良い物語だ。第三部の冒頭は,トオルに冷たかった母の視点で物語が語られ,母と姉の異なる面が描写される。それも物語に奥行きを与えるけれども,急にいいキャラになってしまっていて,正直ちょっとズルいと感じてしまう。このままでは登場人物ごとに悩みを抱えていることになってしまうが,物語は再びトオルとハギの2人の少年にフォーカスすることでまとまり始める。ーーーーーーーーーーーただ中盤以降のホウランというキャラクターの登場,支配者・ミドの部屋にいざなわれる展開など,どう考えてもご都合主義で,せっかくの物語の盛り上がり方を醒めさせてしまう。もう少しだけ,リアリティが薄れないストーリーラインは無かったのだろうか?残念だ。ラストはやや様式美のようで,「No.6」で語りたかったことの語り直しのような印象を受けたが,決してそれは否定しない。全体的に古典的なストーリーラインなので,普遍的なエピソードに気持ちよく乗っかればよいと思っていたので。あさのあつこ作品でここまできれいにまとまったものはあったのだろうか?良く出来ていた!ありがとう!
2019.02.07
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朱川湊人のノスタルジック短編集を読んだ。〇ストーリー美人なのに強気の関西弁を隠さない叔母・美知恵が,東京の〈僕〉の家の近くに越して来る。〈僕〉と妹はすっかり叔母に懐くのだが,母はある理由で叔母のことを心配し続ける。だがある男性が大阪から彼女を訪ねて来てーーーーーーーーーーーー朱川湊人はホラー小説と並行してノスタルジックファンタジーとでも言うべき小説群を発表してきた。正直ホラー小説系の出来にはいろいろあると思うのだが,「かたみ歌」でも見せたノスタルジー系の完成度はやはりコンスタントに高い。それでなくても言葉の使い方に気を使っているのが感じられる作家ということと,僭越ながら同い年ということもあり,個人的にはひじょうに読みやすい。「確かにこの単語使いたいよなー」という部分がどうしてもフィットしてしまう。ーーーーーーーーーーーーこの連作短編集の欠点は,物語の舞台が1970年前後で,東京の荒川区で,主人公が片親で,とやたらと設定が似ていることだろう。もちろん短編のそれぞれは異なった展開となるのだけれど,ここまで共通しているのは作者としてリアリティが出せるのがこの場所だったのだろうか?ちょっと不思議。ーーーーーーーーーーーー各編について簡単に感想を述べる「あした咲く蕾」:美人なのに強気の関西弁を隠さない叔母・美知恵が,東京の〈僕〉の家の近くに越して来る。〈僕〉と妹はすっかり叔母に懐くのだが,母はある理由で叔母のことを心配し続ける。だがある男性が大阪から彼女を訪ねて来て・・・短編集のイメージを決めてしまいかねない最初の短編だが,けっこう気に入っている。全体としては短編集の空気通りなのだけれど,主人公の祖母と叔母の関係などで,クスリとさせる部分があり個人的には好きだ。前フリ的な語りはちょっと余計だったかな。「雨つぶ通信」:両親が離婚してさみしい思いをしていた〈私〉は,なぜか雨の日だけ悲しい人びとの心の中身が流れ込んでくるのだった。生活のために頑張っている母は,中田さんという男性と付き合い始め,〈私〉にも紹介するのだけれど,思わず反発してしまう。だが・・・かなりヘビーな短編なのだけれど,それに負けない静かな明るさがあるのが良いと思う。「カンカン軒怪異譚」:売れない俳優で将来に悲観していた〈僕〉は,〈関々軒〉という中華料理屋に入り,そこのチャーハンに魅了される。さらに乱暴だが優しい中国人の女主人のオバサンに励まされ,この店に通うようになる。だが時代はバブル景気で地上げ屋が跋扈しており・・・ネガティブな短編が多い中で,箸休め的なカラッとした作品だ。鍋エライ。「空のひと」:スナフキンではなくスニフだったけれども亡くなってしまった〈あんた〉を懐かしむ〈私〉の物語・・・ぐっと来てしまって,例によって電車の中で泣きそうになってしまった。短編だし,それほど奥行きがあるわけでもないのに,シチュエーションや言葉の選び方がずるいほど上手い。ベタだけど傑作だ。ベタだけど。「虹とのら犬」:父に捨てられた母は〈私〉に強くあたるようになった。その流れとある事件がきっかけで〈私〉はひねくれ,暴力的な小学生となってしまった。だがある公園で起きたことで〈私〉は・・・また同じような設定かというのと,ちょっといろいろと起こり過ぎて,逆に印象がぼやけてしまっている短編だと思う。「湯呑の月」:身体が弱かったこともあり,〈私〉の家の近くに住んでいた叔母は,可憐な美しさが〈私〉の憧れの的だった。だが実の姉である母は交通事故の後に急変して,叔母を遠ざけ始めた。その謎は・・・最初の短編に設定が似過ぎていて居心地が悪かった。しかも微妙にキモイ設定を投げ込んでくるし。きれいに仕上げてあるけれど,その裏はちょっと引いてしまった。「花、散ったあと」:兄弟同然に育った貴明が入院したと聞き,病院に行った〈私〉を出迎えたのは,明らかに危険な兆候を見せている彼の姿だった。大学生の頃に,貴明が教えてくれなかった謎の言葉の秘密を聞いた〈私〉は・・・この短編ばっかりは魅力が分からなかった。アパートの変人女性も,貴明も,僕はあまり好きになれないと思う。
2019.02.06
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あさのあつこのジュブナイル中編を読んだ。ーーーーーーーーーーー新しく出来た友人・章司を庇ったことで,クラスの人気者から陰湿ないじめを受けるようになった〈僕〉。だが同じ委員会の先輩・山田は,淡々と復讐計画を薦めるのだった。張り詰めていた〈僕〉は,先輩の指示に従い”黒ノート”と”白ノート”を埋めていく。すると・・・ーーーーーーーーーーー〈14歳の世渡り術〉シリーズを児童文学に含めて良いのかは悩むところだ。けれども50才の人から見れば,児童文学もジュブナイル小説も近似値だということで許してもらおう。ーーーーーーーーーーーまずは中途半端さに戸惑う。そこそこ陰湿で根が深そうなイジメに遭っている主人公・雄哉だが,どうしても家族に言うことは出来なかったのだけれど,委員会の先輩が手を差し伸べてくれる。実際に復讐のプランをいくつか立ててみて,そしてさらに大胆なことをしてみて,・・・あまり詳しくは述べないけれど,いろいろと中途半端なまま終わる。えっ?ここで?という感じ。ーーーーーーーーーーーまた,小説としては面白いのだけれど,〈僕〉・雄哉の家庭の独特の状況がずーっと描かれるのも,イジメという普遍的な問題をテーマにした小説としてはアンバランスな気がした。あるミステリーの謎解きみたいなことが明かされても,予想通りだし驚きはなかった。むしろ,それをネタにいつまでも粘着しているのか?みたいな怖さを感じた。〈僕〉・雄哉が次に片付ける問題はこれかも知れないな。ーーーーーーーーーーーあさのあつこ作品らしい「結局,どうすればいいんだよ!!」と叫びたくなるモヤモヤした結末だった。この作家はホントにいつも問題定義ばかりで,解決策を提示しないのでタチが悪い。それでテレビのコメンテーターとかしているのを見ると,いろいろと日本の限界を感じるなあ。
2019.02.05
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成田山新勝寺の参詣と書道美術館の鑑賞の帰りに,参道のどこかで食事をする計画だった。ーーーーーーーーーー成田の観光協会ではゆるキャラの〈うなりくん〉がいたし,浜松から〈家康くん〉も来ていた。もらった小冊子でもうなぎ屋がイチオシだった。うなぎ屋としては〈川豊〉が一番人気のようで,整理券まで配っている。けれども小冊子によれば60軒近くもうなぎを供する店があるので,そこにこだわらなくてもよい。ーーーーーーーーーーで,友人たちと行ったのが,古い木造家屋として有名な〈大野屋旅館〉だ。ここは元旅館だが,今では食堂として運営している。なによりも,うなぎ以外にとり鍋があるのがポイント高かった。どうせ飲むのだから,アテとしてはタレだけではない味が欲しくなる。先にメニューを決めて,先払いという,かなり強気な運営方法だったが,それが赦される人気があるのだろう。ーーーーーーーーーーそこから駅に向けて歩いた後に,もう1軒寄ったのが〈ラーメンばやし〉だ。入店して,ギョーザを頼んで,それからワインをボトルで頼む。まあ,これが我々流。ここは成田空港のエアラインクルーが集うことで有名な店だ。各社からのお土産がある一方で,交換ノートファイルなど人々の交流ツールが整備されている。何冊か開いてみたけれど,英語の筆記体で内輪ネタっぽくて簡単には分からなかった。ーーーーーーーーーー見事に昼からハシゴ酒だったけれど,それぞれ味わいの深い店で大満足だった。師匠は亡くなってしまって,一緒に行くことが叶わなかった成田だけれど,今回それを少し味わえたのだと思う。
2019.02.04
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定期的に美術展や小旅行をしている友人たちと成田山新勝寺の節分会に参加をしてきた。ーーーーーーーーーーー新勝寺の節分豆まきには,例年大相撲の力士,成田屋,そしてNHK大河ドラマの主演たちが参加する。たぶん節分イベントとしては日本で一番注目を浴びているのではないかと思う。11時,13時半,16時に開催され,微妙に参加する有名人が異なる。今回の小旅行は,成田山が提案され,どうせなら節分に合わせて,そしてどうせなら成田屋こと市川海老蔵が参加する回,ということで,節分の11時の回と日時が決まった。ーーーーーーーーーーーけれども成田在住の同僚からはさんざんに冷やかされて,節分会の日はとても混むので本堂の前まではたどり着けないと脅されてしまった。今回の企画者としてはひやひやしながら当日を迎えた。でも成田は遠い。東京の僕らからすると,2時間近くかかるし,京成線を乗る人々も座り方が洗練されていないのか,あまり譲り合いの精神がないので,たまたまだけれど座っていても狭くて狭くて気分が悪くなった。さらに10時の集合に遅れてしまった友人もいて,駅を後にしたのは10時15分,ひじょうに楽しい参道を歩いて,成田山の山門をくぐったのは10時半過ぎだった。ーーーーーーーーーーーこれはもうダメかな?と思いつつ,ALSOKの警備員たちの誘導のまま進むと,山門を背にして右側だけれど,本堂の回廊からそれほど遠くない場所に案内された。11時の回と言いつつ,本堂の中で何やらモジャモジャやっているので,実際に我々下々の者に豆がまかれるのは11時20分というところだ。遅れてきた我々はちょうど1時間程度で立ったままの状況が終わったけれど,早い人はその倍はいたのだと思う。ちょっとそれはツライ。足元が砂利敷きだし,気温も低いので1時間だけでだいぶ膝がこわばってしまっていた。ーーーーーーーーーーーさて肝心の豆まきに話を戻すと,回廊に並ぶのは一般の年男・年女の方々で,本堂の正面に有名人が並ぶ。成田屋と大河ドラマの主演たちは分からないが,力士はきっと遠くまで投げるのだと思う。で,一般の方は,ちょっと悲しいくらい飛距離が短い。中学校の頃に遠投の練習はしなかったのかよ~!まあ,僕も肩が弱かったので批判は出来ないか・・・全体のうち,数パーセントしか上向きに投げられないので,遠くにはほぼ届かなかった。これは無理だ。ーーーーーーーーーーー他の場所を観光して戻ってきたら,ちょうど13時半の回に重なっていたらしく,山門の少し手前で白鵬,御嶽海,隠岐の海,遠藤とすぐ近くですれ違った。おー,これはラッキー。カミシモ着ていてカッコイイし。ーーーーーーーーーーー予想以上にライブ感を楽しめたイベントだった。頑張って行ってみるもんだね。
2019.02.03
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いつの間にか1月が終わっていた。複数のプロジェクトが同時並行で走り始めていて,当然それ以外にも日常業務があるので,目が白黒している。年末の週末に休日出勤をしたり,そこで解決できなかった業務を先週の土曜日に出張出勤でこなしたりと土日への影響もある。個人的な予定もなぜか豊富にあり,土日ともにゆっくりしたことが一度も無かった。・・・貧乏性ってのもあるけど。まあ仕事は忙しいうちがハナとも言うしね。
2019.02.02
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検事を主人公にした中山七里の長編ミステリーを読んだ。〇ストーリー新人検察事務官の惣領美晴のパートナーとなるのは大阪地検のエースの不破俊太郎検事。不破は別名〈能面検事〉と呼ばれ,冷静沈着,理路整然の完璧な論理派で,全くの無表情だった。美晴にも誰に対しても感情や愛想を示さない不破は,検察と警察を敵としつつも真実へと突き進む。その先にあったものとは?・・・ーーーーーーーーーー中山七里のミステリーにはいくつかのパターンがあることは以前にも述べた。これは僕が”お仕事ミステリー”と呼んでいるタイプだ。ある職業の新人が,ベテランの元で働き始め,最初はその厳しさに反発をする。だが,そのベテランの手腕や信念に感銘を受け,徐々に尊敬するようになる,という流れだ。今回も語り手は新人の検察事務官の惣領で,ベテランは全く愛想のカケラもない〈能面検事〉不破で,完全に”お仕事ミステリー”のパターンとなっている。ーーーーーーーーーーただそれにしても今回のベテラン〈能面検事〉は手強い。愛想どころか,協調性も説明もない。これまでで一番一緒に仕事をしていてイヤなキャラだと思う。それにしても府警の大不祥事を暴いてしまうのは分かるとして,それってすぐに公になるものだろうか?それこそ検察と府警のトップで手打ちになってうやむやになりそうなんだけれど??ーーーーーーーーーー最初の章で一つの事件が片付いたので,連作短編集と思いきや,その後はもう一つの事件でずっと引っ張っていた。それもダラダラと長かったのだが,ここに加わる府警のスキャンダルが大げさで時代遅れで冗長だった。いろいろ引っ張ったのに,事件の真相は全く関係ない所から降ってきたのも良くない。読者はポカーンだよ。Amazonではやたらと高評価で,シリーズ化を求める声ばかりだが,他のレビューを見るとそんなに評価は高くない。なんだか不自然。ーーーーーーーーーー中山七里は多作のワリに良い作品が多いが,今回は空振りのような気がした。
2019.02.01
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