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8月2日のブログに書いた通り、今月は投資は控えめにし、リスク管理を重視しました。私の場合、リスク管理といってもショート・ポジションを作ったりする訳ではないので、投資を控えるか、ロング・ポジションを減少させるかということしかありません。日本経済が景気後退入りしたこと、欧州経済も暫くは厳しい時期が続くだろうということを背景に、今月はロング・ポジションを一部外しました。具体的には、以下の2つを実行しました。1.日本レジデンシャル投資法人(J-REIT)の売却2.朝日Nvestグローバルバリューオープンの売却日本レジデンシャル投資法人のスポンサー企業は、パシフィックホールディングスです。REITの場合、所有している資産からのキャッシュフローに問題がなければ、スポンサー企業がどの企業であろうと当面の問題ないと思っているのですが、新興不動産会社の経営破たんが相次いでいる中、パシフィックも大和証券グループとの協議が破談となればかなり厳しい状況と想像されますので、ここはリスク・マネジメントの観点から一旦外すことにしました。朝日Nvestは、海外ETFを始める前までの主力投信でした。運用会社のハリス社の投資方針は明快であり、私の好きな投信でしたが、ポジションを落とすにあたり、ETFと同投信のどちらを外すか比較検討した場合、保有コストの高い同投信を外すこととしました。ただ、同投信はまた機会があれば再投資してみたいと思っています。来月についても、引き続き慎重姿勢で臨む予定です。
2008.08.31
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ちょっと前の話になりましたが、アーバンコーポレイションが民事再生手続きの申請を行いました。私は同社の株式を保有していませんでしたが、出身が広島ということもあり、こっそり応援している企業の一つでした。しかし一方で、同社は、暴力団とのつながりが噂になる等、私が勤めている会社では数年前から取引禁止先となっている企業でもありました。スルガコーポレーションやアーバンコーポレイションは、6月に格付機関から、投資不適格の水準にまで格下げされましたので、外資系金融機関の市場からの撤退、国内金融機関の不動産業界向け融資の厳格化という環境下では、遅かれ早かれ資金繰りに行き詰ることは容易に想像できました(2008年6月6日の日記参照)。それぐらい、金融機関の貸出姿勢は厳しくなっていると思います。今後の不動産業界はどうでしょうか?業界では、危ないと噂されている企業がまだ数社あるようですので、暫くは厳しい環境が続くものと思われます。とりわけ資金繰りの状況について、注視する必要があると思います。企業経営にしろ投資にしろ、レバレッジを利かせて一挙に事業を拡大するのではなく、着実に成長していかなければ、急に環境が変化したときに対応できないと思います。肝に銘じておきたいと思います。
2008.08.24
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年の後半から景気は徐々に上向きに替わるという、多くのアナリストの年初予測に反し、世界的に景気の減速はこれからがヤマ場を迎えそうな気配です。景気・株価に限らず、予測というものはなかなか当たらないものですね。そんな中、今月も少しずつ投資を継続しました。◆日東電工(新規投資)◆HOYA(追加投資)◆住友商事(追加投資)◆Lyxor ETF MSCI World(追加投資)◆Lyxor ETF MSCI AC Asia-Pacific ex.Japan(追加投資)◆Lyxor ETF MSCI Emerging Markets(新規投資)日本企業のQ1決算発表が行われていますが、コスト高や輸出減他により、減益となる企業が相次いでいます。この先、少なくとも数ヶ月間は厳しい時期が続くと思われますので、どのようにリスク管理をしていくべきか考えていこうと思っています。
2008.08.02
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