全5件 (5件中 1-5件目)
1

◆今回のご依頼品は、マーチンD35 67年製 ブラジリアンローズウッド です。 このギターの存在は話には聞いてましたが まさかこのギターのリペアをさせて頂く 幸運に恵まれるとは思ってもいませんでした。 リペア内容の打合せの為に少し弾かせて頂きましたが、凄い凄い凄い!3連呼です。 この素晴らしギターのオーナー様は、S様です、クレセントムーンをお届けした時に お預かりして来ました。・実は、ギターに触れずに言葉だけでネックの反りだけは直してしまったギターなのです。 ルームK2はエスパー●藤では有りませんのでご安心下さい。 S氏 弦高が高いのでリペアお願い出来ますか? K2 今ちょっと立て込んでまして・・・それで、させて頂いたアドバイスがこれです、 弦を全く緩めないとの事で有れば、お預かりするのに2週間程掛かりますから、その間 弦を完全に緩めて仕舞っておいて下さい・・・1週間後S様から・・・ネックが殆ど元に戻ってます! つまり、触らずにネックの反りをリペアしてしまった事になるのですが、実際は、ネック材& 指板材が自分の行きたい方向に戻った結果、順ゾリが自然治癒力で戻ったと言う事です。 ここまで極端な例は初めての経験です。 この個体は、トラストロッドが入って無いので、ネックヒータークランプ使用を避けたかった ので、一番喜んだのはK2の方かも知れません。♦今回のリペア内容は *弦高微調整 *サドルをエボニーで製作【楽器との相性を見る】 *ブレーシングチェック 簡易検査では3Pバックのサウンドホール付近の低音側のノックテスト 音がおかしいので、この辺を中心に全体をシビアにチェックする予定です *ピックガード交換 先っぽが剥がれてまして、1、2,3弦の音が変です。浮いた箇所を手で押さ えると違和感は有りません。 67年製ですから、セルが縮小して剥がれかけてるのですが、幸運な事にトップ板には影響が 全く認められませんでした。 *その他 全体のセッティングは基本的にお任せですが、想定外が有ればその都度確認する。◆リペア開始の前に画像をご覧下さい。さらに!67年製のグロバーです、現在のタイプとはフィーリングが微妙に違いますさらに2!スプルースもかなり良質の物ですさらに3!●弾いてますと、ブラジリアンローズウッドの香りを感じます。さらに5!●このアングルが好きです!●このアングルも好きです♦この個体をリペアさせて頂く機会はそれ程有りませんので、記録として画像を撮った 一部を共有したいと思いアップしました、決して調子に乗った訳では有りません。◆状態の確認からピックガードがこの程度剥がれてるだけで音に相当の悪影響が有ります。落ち着いたカラーの茶べっ甲柄に交換する予定ですが、後ほどアップする画像で賛否を問いたいと思います。ふるってご意見をお聞かせ下さい。 ところで・・・●ん~~ ネックヒールにストラップピン打つとは・・・・マイナスネジの物ですから、 新品で購入されたオーナー様が打ったに違い有りません。 考えますと、67年と言えば1ドル360円の固定相場時代です、この時代にマーチンを 購入してエンドピン付ける立場の方?プロミュージシャンの方では無いでしょうか? この個体に心当たりの有る方の情報提供をお願い致します。今回は触りませんが、再全塗装の時に穴埋め~色合わせ~ラッカー仕上げの時にリペアする予定です ●ブレーシングの浮きから・・・見つけました ●当初の見込みでは低音側と思ってたのですが,低音側を丹念に探しても見つかりません 再度ノックテストを慎重にしていきますと、ブレーシングの無い箇所でも微妙にノック音 が変です。ノックテスト中に、この感じの金属音は聞いたこと無いので再び驚いてます。 高音側かも?有りましたサウンドホールから見える箇所で、ここをノック しても変な音が返って来ません。剥がれ箇所と共鳴振動する所がここまで違うのは珍しい かも知れません。●確認の為の一手間です ●剥がれ箇所に突っ張り治具で固定してノックテストをしますと、全く問題が無い事が 確認出来ました。 それにしても、ブレーシング&ピックガードで共鳴異音が出てるにも関わらず、大音量 で繊細にして綺麗な音色とは、何というギターなのでしょうか?●ピックガードの交換から●オリジナル●茶べっ甲柄●黒茶べっ甲個人的には黒茶べっ甲が良いのでは無いかと思いますが、如何でしょうか?●オリジナルピックガードを外して見たところ ●変形は深刻なものでは無くそのまま使えるので良かったと思います。 67年当時は現在の様な両面テープでは無く推定?タイトボンドで付いてます。 強力両面テープは、将来的にトップに悪影響を及ぼす恐れが有りますので、 ルームK2では、弱めのテープを使用します。●オリジナルのピックガードを元に戻しました。●次はブレーシング接着です ●時間との戦いでも有るため、途中の画像を撮る時間が有りません。トップのクランプは 内部から持ち上げる力が働くためボディの変形を防ぐために掛けます。 リペア後のノックテストでは全ての箇所で異音の発生は有りません。●サドルの製作はオリジナルのコピーを製作後に微調整して行きます。 オリジナルでオクターブが合っている時は、弦との接点が何処に有るのかを 画像の通り、2B以上の鉛筆でなぞって行きますと、簡単に接点が浮き上がって 来ますので、同じポジションで接点が出る様に整形して行きます。 材質は牛骨でした。 第三の???発見しました。サドル底辺の水平が全く出てません&バンク角だけで無く 真直ぐ削られてもいません、?が3か所も有るのに、素晴らしい音色なのは理解不能です。 他の方のリペアをどうこう言う積りは有りませんが、これはちょっとねぇ? マーチンD35/67年ハカランダモデル・・・ですよ。 話を戻します Rの掛かったサドルも良いのですが、最近流行りの【タスクが出た頃からかな?】 カクカク!としたサドルが好きなので、今回はタスク風に整形して行きます。●乗せて試奏しましたが、【水と油】で、エボニーのサドルは駄目でした、ここまで エボニーと合わない個体は初めてです。 サステーンが全く効きませんので、あるいは好みの問題かも知れません。 で、思い出したのですが、エリクサーでもマーチンと全く合わない個体が有り、両者の 長所を打ち消す働きが有るのかも知れません。●サドルを水平直角に整形し直してリペア完了です。 画像からどうぞ画像データでは向きを変えたのに、アップすると横向いたままですので首を横にしてご覧下さい、今、首を横にしましたね?(笑)◆2時間程は試奏したでしょうか?とにかく凄いギターです。音がサウンドホールから真直ぐに 出るので、自分で弾いてますと音が良く判りません!本当は弾いてるのを聴くのがベストなの ですが、一人の時は壁に向かって反響した音を聴きます。 ■余談ですが、マーチン購入の際は一人でショップに行っては駄目です。仲間に弾いて貰って その音色をサウンドホール正面に陣取って聴かないと良く判りません。🌸たいへんよくできました🌸◆PS リペア ルームK2の近くで仕事が有ったI氏が、久しぶりに訪ねて来て頂きました。 お届け前のD35を試奏して頂いたところ、~~~うなってました。 【これがこのギターの本当の音色なんだねぇ~】の感想を頂き合ました。 K2がI氏の試奏を聴いてた場所は何と、リペアルームから出て、 階段の踊り場です、良く鳴るマーチンは近くで聴くよりも離れた方が 良いのです。 マーチンを代表する一流メーカーの良く鳴るギターは、既に完成されてまして、 音を良くする事は基本的に不可能と考えてます。 出来る事は、本来の音色を邪魔する障害を出来る限り取除く事!だけです。 3か所の障害を取除いて本来の音色を取戻したのだと考えてます。 前置きが長く成りましたが、張って有るマーチン弦が限界を超えてます ので、支給品のダダリオに交換するついでに、ナットの整形&ペグの クリーニングをPS・リペアでしました。 ●ナットの上面が殆ど水平ですと、クラッシクギターでの整形でしょう? これでは弦との接点が広すぎますので、通常のRの掛かった形状に直します。 接点は2ミリは音色&耐久性の点で、ルームK2ではスタンダードの形状です。 【ナット&サドルは牛骨でした】仕上がの画像ですが、ナット下角のキズは既に付いてたものです、この様にナットが溝に収まってるナットの場合は、ナットをドルメルor精密ノコで中央から切断して外さないとキズ割れになる可能性が高いです。また、溝に収まってるナットの場合は、ルームK2では接着しません、ナットは消耗品ですからナットを外す時&接着剤の残りを取除く時のリスクを考えれば接着する理由が見当たりません。・・・内緒で補修しておきました。●上の方のヘッドの画像を見て、ペグのクスミが気になったのでナットを整形する時に ペグを外して、鏡面仕上げコンパウンド&鏡面仕上げワックスを掛けました。ピカピカです。●仕上がりの画像です🌸たいへんよくできました2🌸
2016年08月15日
コメント(0)

◆今回のご依頼品は、ビンテージ・スズキウクレレ緊急ドッグ入りで有ります。 HN/薪拾いジジィ様の相棒のビンテージ・スズキウクレレのトップ板に異常が発生。 パッキ!・・・んッ?何?・・・ありゃまぁ?嘘だろ?・・・! 独断の推測で心情を再現して見ました。つまり 頭真っ白!だったのでは無いでしょうか。 Byメガドライの穂先折った時のK2の心情でも有ります でも大丈夫っすよ! と軽く明るくお引き受けしますと、なんだぁ~どうって事無いのか? って少し安心されると思います。本当に大丈夫ですから心配しないで下さい。♦ウクレレのブリッジ下の補強はボディを縦断する形状では有りませんので、腕で挟んで演奏する スタイルで有るために、この様なトラブルが発生するものと考えてます。●画像からブリッジの1弦側に少し窪んだ線がクラックです。マホガニー合板なのですが表面のマホガニーの一部と、バックアップ板の一部が割れてます。●補強が無い・・・サウンドホール際のブレーシングは有るのですが、ブリッジ下の補強が一切有りませんでした考えられるのは、マホ合板だから不要と考えたのではないでしょうか? 実はこの方が、リペアするには無い方が都合が良いのです。♦リペア開始します ●クラックにニカワを流し込んで接着して行きます。クランプは広がる事を防ぐものです。 裏側にニカワのシミが出て来ましたので、ニカワが貫通してる事が確認されました。●見えない手が入ら無い箇所のクラックに添って、補強板を正確に入れるのは思ったより簡単 では有りません、先ずは補強板の際にガイド板をマスキングテープで張ってから、ガイド板 に沿って入れて行きます。●こんな感じで入れて行きます。●クランプが1か所しか掛けられないので、センター1か所で両サイドが浮かないかテストして見ました●この長さの補強板でしたら両サイドが浮かない事が確認出来ました。●バックに補強板を入れて行きます●画像のクランプ養生材はとても便利です、このケースでクランプ掛けてもキズ凹みが付きせん。◆これは何でしょう?正解!クラックのセンターに補強板が入っているかをテストする物です。トップ板のクラックに上を 合わせると、咬みあってる下の部分がクラックセンターに来ますので、それをミラーで確認す ればOKとなります。Fケーブルを曲げただけですが思いの他便利でした。●前回のリペアで指板とネックの間に入れたスペサーの色合わせが不十分でしたので合わせて行きます。 ・・・マホカラーのGGWカラーを使い切ってしまい、オーダーした所が生産中止!在庫無し! こりゃ困ったのですが、手あたり次第に購入しては、こりゃNGばっかりで困り果ててた時に 有りました!GGWカラーと遜色無い着色材が、10種類以上無駄な物を購入してロスしたか ・・・何かは今は秘密です。●判らないでしょう?は言い過ぎでです、オリジナル塗装は経年変化をしてますので 着色~ラッカー仕上げ~コンパウンド~マイクロファイン磨き~ワックス~ 1&4弦側の画像です●弦高微調整 現状よりも少し高くなるナットを、ハカランダ材で削り出して行きます。 画像にしても絵にならないので割愛しました。手抜きとも言います?●リペア完了しました●殆ど判らないと思います、音色も依然と変わらないと思います。●内部の補強状態です。●端が写ってませんがリペア完了画像です🌸たいへんよくできました🌸
2016年08月13日
コメント(2)

◆30年来の友人で身内同然の【HN/きみさん】の青春のギターのリペアーが先日終了しました。 50年以上経過したクラッシクギターで、中身は全く違うギターに生まれ変わったので、驚がせ てしまった様です。 今度のギターをアミちゃん気に入ってくれるかな? ギターの練習も良いけど勉強とお手伝いを 忘れるとK2のオジサン見たくなっちうから注意してね!【妙に説得力が有ったりして?】 受験勉強そっちのけで、ギターを掛け布団に炬燵で何度寝ていたか?思い出してしまいました。 でも第一志望校に受かったのでとても不思議です。◆きみさんの話では、ヤマハのギター教室に通うとの事なので、フォークギターのレッスンには 残念ながらクラシックギターは向きませんので、きみさんからご相談を受けて探して来ましたよ! TOKAIがハミングバードと名乗ってた頃の、0【ゼロ】フレット仕様のマニアックな ギターなので、ヤマハの先生が驚くかもね?画像はこれです!マークぢゃ良く判らないでしょう?ジャンクなギターを【千葉県東金市のハードオフさん】で見つけて来まして、使える様にリペアの真っ最中です。東金市のハードオフさんはK2も定期的に訪問するお店で、運命の出会い&掘り出し物に出会える事が有り、【お気に入り】のお店です。・・・掘り出し物と同時にK2の顔を思い出すのはご法度ですよ(笑)ギターの管理も良くて安心して選ぶ事が出来る信頼できるお店です。◆【ジャンクなTOKAI】のジャンク 1】ネックの波打ち&元起き 2】サドルが凄い物が付いてます 3】塗装がくすんでます 4】全体調整必要 5】その他後から出る出る?◆リペア開始 1】ネックの波打ち リペア前の画像を撮り忘れてしまい、リペア前は、9フレット&5フレット付近で局地的な順ゾリで、要するにネックが波打ってる状態でした。200度で15分加熱後に2日クランプ掛けを2セット、ネックヒター&クランプで修正したところ素直に真っ直ぐに成りました。が、しかし・・・スケールの右側が微妙な隙間が有る事が判りますか?元起きは残念ながら完全に戻ってくれませんでしたが、ネックリセット?その前に、この状態で弾き易くセッティング可能かをネックスケールで測定したところ、問題なし!充分イケる事が判りましたので一安心です。ポジションマーク融解するプラスチック製のポジションマークはヒーターで簡単に溶けてしまいますが、想定してましたので問題有りません。6ミリのグリーン鮑です、下のドリル刃は竹に穴を開けるドリルなのですが、通常の木工ドリルと違い、綺麗に開ける事が出来て、バリがでて指板を痛める可能性が低いので重宝します。綺麗に開きますので隙間修正パテが必要有りませんはい、綺麗に仕上がりました凄いサドル・・・上が使用されてたサドルです、・・・プラスチックなのですがサドル材では無く、なんなんでしょうね?下は、測定値よりもプラス2ミリで作ったエボニーのサドルです。セッティングの時に、高さ&オクターブチェックしてから最終整形します。塗装のくすみ画像では白濁に見えますが、白濁では無いようですのでコンパウンド&鏡面仕上げコンパウンドでピカピカにします。はい、ピカピカになりました、小キズは蜜蝋ワックスで目立たなくします。ヘッドにネームを入れます塗装を全て落とし、マホガニーなので下地処理してオイルフィニッシュ後にネームいれて特殊な一液性のウレタンクリアーで仕上げました。最終調整の前の画像集オーラ?スポットライト当てて撮影した訳では有りませんが、綺麗なギターは気分が良いですねフレット&指板を良く観察しますと殆ど弾かれた形跡が有りません、流行っていた頃に買ったはいいけど・・・直ぐに挫けて御蔵入り!では無いでしょうか?書き忘れてました、通常は合板アコギのトップ板の裏は、サンディングされて無くてザラザラなんですが、このギターは綺麗にサンディングされてました、【初めての事かも?】ザラザラを手の届く範囲でサンディングして上げますと、音色に良い影響が有る事は経験上知ってます。皆様のアコギもトップ裏がザラザラでしたら弦交換の時に試して見ると良いかも知れません【あくまでも自己責任忘れずに】木目に逆らわず真直ぐに掛けないと駄目で、根気よく行って下さい、削りカスは掃除機で吸い取ってしまいましょう!トラストロッドカバーアルミ製で雰囲気が有りましたので、ヘッドマークだった物を貼り付けました。●ブリッジ蜜蝋ワックスを塗って、ストリングガイドを開けて完了ですが、サドル溝の整形が5~6弦の所がが狭いと言うか、入口だけ狭くなって3ミリのサドルが入らないのです???そのまま溝に入る様にサドルを整形すると、入った時に中はユルユル!これは駄目でしょう?ナット溝ファイルがジャスト3ミリなので、整形しなおして完了。 なんだかなぁ??どうやったらこんな開け方出来るのでしょう?謎は深まります●ナット試奏していて6弦に違和感、寄ってるんじゃない?画像ではフレットを見て下さい、1ミリ弱左に寄って接着されてます。瞬間接着剤を使うと、一発勝負!サドルを置いた瞬間に貼り付いて微調整が効きません。一発でピッタリ何て神業出来ませんので、ルームK2では、水で薄めたタイトボンドを薄く塗って付けるか、ネックコンディションによって頻繁に交換するギターでは接着すらしません。●ペグ付けこのタイプにありがちな支軸を支える部品が全てOKでしたので、バラしてクリーニングでそのまま使用します。ネジ穴が広がってましたので、同じ材質のマホ材で修正します無事に付きました、ピカールで磨いてピカピカです。微調整前セッティングの状態です、12フレット 2.4ミリ はまあまあですが・・・●1フレット弦高が 0.8+ 有ります1フレットが全く駄目です。ギター初めての時は、1~3フレットを多用しますので、ここが低く無いと必ず挫けます!0フレットの調整したの?って言いたいですね! 前オーナー様がこのギターを余り弾かなかった理由が判る気がしました。0フレットが調整されてない、ナットがズレてる、これでは初めての方でしたら、ギターって難しいや~めた!になるでしょう? 注意【Fコードを押さえる事は、大リーグボール養成ギブス状態です】齢がばれますってか? フォークブームが去って多くのギターメーカーが消えて行きましたが、初心者向けと称した、きちんと調整してないギターを販売したブーメランが戻って来たのも理由の一つではないでしょうか?初心者用=安いギター 馬鹿げた方程式言い出したの誰?まともに調整されて無いギターが初心者向けなど有り得ないですね。ルームK2では予算の許す限り高いギターを買って練習して下さいとアドバイスします高い=良質ギターの可能性が高く、弾き易く、音も良い、何と言っても高い金出したら簡単に止めないでしょう? 昔は、何時かはギブソン&マーチン でしたが、本当はいきなりギブソン&マーチンが良いと思いますフェンダー(USA)は夏休みフルバイトで買ちゃました。◆話が明後日の方に行ってしまいましたので、この辺で元に戻します。●ナットのズレの原因は、ナット溝が全て直線で切られていた事が原因だった様です。ネックから来た弦が、ペグに向かう方向に合わせて少し曲げてあげないと。ナットの画像上の部分が力点になって、左方向にズレようとします。3弦側も同じで右にズレようとしますが4~6弦の方が力が強いのでこの様な結果になります。 この際ですから、牛骨で作り直します。0フレット仕様のナット交換で音色変化に興味が有ります。結果は後ほど・・・◆便利な工具入荷する 本題とは関係有りません ミラーにLEDライトが内蔵されてまして、内部を確認する時に今までは小型ライトを内部に入れたりペンライトで照らしたりと、ブレーシングの浮きを確認する作業の時には難儀してましたが、これからは片手がフリーになりますので作業効率が上がります。★またまた得意の脱線ゲームでした★★ジャンクの称号返上す!リペア完了★★ 先ずは画像から・・・●ネックの調整具合は・・・●ジャンクしてた頃と比べると2.1ミリ・・・ありえなくねぇ~ 若者言葉引用しました●問題の0フレット&1フレットは、お馴染み0.5ピンクがピッタしです。 0フレットのフレット溝の加工が不十分でフレットが浮いてました、と言う事は 生まれた時からこの状態だったと言事です。も少し真面目に作りましょうね!♦試奏したら・・・んんんあぁえええそそそありゃ?綺麗な音してる、サスティーンも効いてるぞう、 コードストロークしても乱れない!なんじゃこりゃ?このコンディションで店頭に並んだらきっと・・・【ジャパンビンテージ、0フレット仕様、ネックコンディション良好、音色良し、弾き易いギターです】なんちゃって!の称号で並ぶかも?しかも使用した弦は、調整テスト用として使ってる サウンドハウスさんの1セット/200円以下の弦です。リペア終了後に、2時間ほど弾きまくってしまいました。・・・引き渡しはこれからなんですが、娘を嫁に出すときよりも惜しい感じがしてるかも(笑)・・・冗談ですからね!♦〆にもう一枚🌸たいへんよくできました🌸
2016年08月11日
コメント(0)

◆今回のご依頼品は コアロハ コンサートタイプのウクレレです HN/薪拾いジジィ様が運命の出会いをされた逸品とお聞きして居ります。●先ずは画像3枚をご覧下さい。●ダイナミックな材を使用しておりまして、試奏した感じではウクレレの *1マーチンって感じです。 得意の3コードを駆使して試奏しました所、綺麗な音色でボリュームも申し分 有りません。 マーチンもウクレレを作ってる事を初めて知りましたので、ウクレレ界の ギブソンに訂正します。 *1】マーチンもウクレレを作ってる事を知りませんでした。 ◆ご依頼の内容の前に衝撃画像2枚をご覧下さい。●ブリッジを中心にサウンドホール下側が陥没、ブリッジの左右が陥没&隆起と言う 症状です。これは弦を緩めなかったであろう前オーナー様がこの状態になり 手放したと推測されます。 弦のテンションでブリッジが隆起してブリッジ下が引っ張られて隆起、 サウンドホール下がその煽りを喰らって陥没と、絵に描いた様な弦を緩めない 弊害の見本の様な状態です。 この状態でリペアプロショップに依頼されたら、リペア料金で新しい物を買った方が 安いかも?って言われると思います。●●●ここでルームK2からのお願いが有ります●●● ルームK2にご訪問頂いた心優しいギタープレヤーの皆さまにおかれましては、 弾き終わったギター&ウクレレの弦は、完全に緩めて休ませてあげて下さい。 張りっぱなしで良い結果などは、微塵も有りません。百害あって一利なし!です。 良くギターは弦を張った状態で計算されて作られてる! などとおっしゃる方が いらっしゃいますが、計算?で有れば数学ですから、この計算式を教えて下さい。 K2の青春のギターR400Dは、40年間弾かない時は弦はだらだらに緩めた結果、 6E/12Fが2.1ミリです。レスポールと間違える程のネックコンデションです。 ・・・少し話がそれてしまいましたが、弦は所詮消耗品で、本体よりも弦が 大切な訳有りません。切れたら交換、錆びたら交換 弦のストックは忘れずに! お願い致します。●次の画像2枚です●画像の線に見える箇所がクラックです、トップ&バックに各1か所入ってます。 トップのクラックは裂けた様な状態です。◆リペアの開始です。●画像をご覧ください ●力技でねじ伏せてみます。 力技と言っても、むやみにクランプ掛けしてる訳では有りません。経験からクランプを 掛ける位置と養生材、バックアップ材を駆使し、更にトルクを微妙に加減しながらの 工程です。良い子は絶対真似しないで下さい【番組からのお願いです】 ギター用の工具治具が使えるのでラッキーです。 数日~様子を見ながら効果を検証して行きます。許容範囲まで戻りましたら、 間髪入れずにバックアップ材を入れて補強しますが、ブレーシングを入れますと 音色がガラッと変化してしまう恐れが有りますので、突板を使っての補強になる予定です。 ●画像右下の塗装の寄れがトップ材に達してる様で、ボディ全体の再塗装の必要が有る様です。●力技が効かない場合・・・バックを外してのリペアになりますが、調査の結果ブレーシングを 入れてもセオリー通りのブレーシングで有れば、音色への影響は心配する程では無いと 言う結果で、少しほっとしました。◆勝負の早いバック外しに方向転換します。 バック外しに踏み切れなかった最大の理由のは音色変化です。しかしながら、 心配する程でも無い事が信頼出来るソースから入って来ましたので、バック外しに 移行します。 ●開口口を決めますライニング材がアコギと違って一枚板で接着面積が狭いため、突破口が決まれば後は慎重に剥がして行くだけです。・・・見える手が届く なら勝負は簡単です。ブレーシング材は、エゾ松&マホガニー&オリジナルの再利用で行く予定です。●決して無理せず外して行きます●数種類の工具を使い分けて開けて行きます●ブリッジも外しておきます●変形に一役買ってるブリッジを外しておきます、スクレーパーをアイロンで温めて 接着剤を柔らかくして外していきます。●外れました、位置決め用のダボ穴が有りますので、マーキングは不要です。●バックも外れました●ブレーシングが余りにも頼り無いです、音質重視も良いですが、これではいくら弦緩めても 演奏中にボディが変形するんじゃないかと心配になります。 前オーナー様の管理不良を疑って申訳有りません。♦トップ板厚 1.5ミリ ソリッド・ハワイアンコア/マホガニーブレーシング2本 ブリッジ裏補強板 1.7ミリ マホガニー/ 以上 個人的な見解ですが、この構造で変形させない方が無理ではないでしょうか? 力技の効果が殆ど無かった原因は、補強板とサウンドホール下のブレーシングの間で複雑 に捻じれた事で、補強板とブレーシングの間を真直ぐにしても、ブレーシングがそれを阻む 様に機能していたからです。●1.7ミリの補強板では強度不足と思います●ブリッジ裏補強板●幅は同じですが、長さを延長して厚さを3ミリのマホガニー材で補強材とします●変形してる箇所に両面から当て木を使って修正して行きますが、乾燥した木材は 少し水分を含ませませんと元に戻る力が働きませんので、蒸発の早いアルコールを 使用しました。●この方法で変形したトップを修正して行きます。この時点ではホール下の ブレーシングは付いたままです。 この工程後にブレーシングが邪魔してる事に気が付きまして、ブレーシングも 外してサウンドホール周辺を修正しました。●本来は音&強度を高めるブレーシングが変形保持材になってました。●このブレーシングが真直ぐなる事を拒んでいました。●ブレーシングは本来の機能に戻って頂きます。●画像の上の当て木を先にクランプ掛けてから、ブレーシングを戻します●新規で縦に入れるブレーシングを付ける前ですが、こんな感じに修正出来ました●僅かに変形が残ってますが、縦のブレーシングを入れた時点で修正されます。 水平が出て無いって?この場合は水平は関係有りませんから、問題有りません。●トップ&バックは塗装を剥がして再塗装します。●はがし剤が気持ち良いほど効きます。●ブレーシングに戻ります●ドイツ松が手に入りませんので、エゾ松を使用してますが遜色無いと思います。●中○ウクレレ さんのデザインを参考にしてブレーシングをデザインしました。 ブレーシングは予め削っておきませんと両サイドが削れなくなります。張りながら ノックテストをして音色を想像して行きます。◆トップ板のクラックが裂けるように広がってしまってます。 トップ修正後は変化は無かったのですが、トップ板のクラックが裂けるように広がって しまってます。ハワイアンコア材は年輪らしし物がはっきりしません。ハワイの気候を 考えますと、成長が著しく遅くなる冬が有りませんので年輪がはっきりしないもだと 思います。 最初のクラックも割れたと言うよりも裂けたと言うふうに考えられ、バック板を合わせ て見ますと、広がってませんので乾燥が進み、バック&サイド板よりも収縮した分。弱い 箇所が裂けるように割れたのだと考えられます。 バック板を貼る前に変化して良かったと思います、張り戻した後ですと当木を貼るのは 至難の業かも知れません。 ●トップの割れは、裏に当て木をしてからトップ板をサンディングした木粉をタイトボンドに 混ぜてパテを作りクラックを埋めて行きます。 タイトボンドと同質の木材パテを使いますと音への影響を最小限に留める事が出来ます。 ●パテで埋めてサンディングします●ブリッジを戻します●サンディングは、320番 600番 1000番 2000番の順の順に仕上げて 行きます。◆ここまで来ますとバックを貼り戻し塗装をして最終調整してリペア完了となります。 塗装はオイルフィニッシュを予定してますが、オリジナルのイメージでクリアーに ライトウォールナットを少量混合した物を使います。 バックは、クリアーにマホガニーを混合した物を使う予定です。●トップはクリアーのみで仕上げました、光の具合で色合いが変わる不思議な トップです。タイガーストライプでは良く有りますが、トップでは初めてです・・・ ハワイアンコア恐るべし!●バックを張り戻す際に一度塗装しておきますと、はみ出たタイトボンドが材に 染み込みませんのでオイルフィニッシュでは必須の工程です。◆バックの張り合わせする前にクラックの補修画像が抜けてる事に気が付きました。 この部分はサウンドホールから丸見えになりますので、マホガニー材を面取り&Rを 掛けて整形してクラックのラインに合わせて貼り付けます。●こんな感じです。◆それではバックの張り合わせに移ります。 この工程はやり残した事が有ると迎えられません!テレビCMのパクリでした。 経過観察のため10日程インターバル期間を開けましたが、変形等の不具合が 進行する事が有りませんでしたので一安心です。●アコギと同程度の工程と考えていましたが、括れの部分が微妙に開いてまして、 タイトボンドが乾き始めるまでの短時間で、貼り合わせるシュミレーションを 繰り返しましたが、考えた通りになりません。型枠を作る方向で考えた時に思いつきました、 括れ部分の開きを押さえれば良いだけ なので、発泡スチロールで作ればOKでは?1回のシュミレーションOKでしたので、 貼り戻し開始です。 作業途中の画像を撮ってる時間は有りませんので、こんな感じで貼り合わせて行きました。 はみ出たタイトボンドは、本来ですと直ぐに拭き取りませんと後が大変なのですが 下塗り塗装をして有りますので、クランプを外してからウエスをお湯で濡らして 拭取れば大丈夫です。●無事にバックの貼り合わせも終わり、いよいよ仕上げの塗装に入りたいのですが、 雨高湿度雨で塗装に入れません、今日一日だけ晴れの予報ですので、昨夜のうちに 養生は済ませて有ります。●養生を丁寧にしないと仕上がりが悪くなります。●5回に分けて塗った所です。 1週間ほど自然乾燥させてから,軽く水研ぎしてからコンパウンドで仕上げて行きます。●養生を外した画像もアップしておきます。●ハワイのイメージでスカイブルーのフェルトを敷いて見ました。Aloha~ です。●ラッカー吹いてから天気が回復しません。ラッカーがカラからに乾かないと仕上げに 移れません。我慢の日々です。●9/11日に晴れてから3週間で晴れた日が僅か1日と、水研ぎの邪魔をされる日が続き リペアが進めませんでしたが、ようやく湿度も下がりラッカーもカラカラに乾いて来ました。 一気に水研ぎ~コンパウンド~蜜蝋仕上げ が出来ます。 ●一気に仕上げました・・・途中の画像を撮り忘れる程でした。●オリジナルのマットな感じを残したトップ仕上げです。 2000番の耐水ペーパーで軽く水研ぎ後に、微粒コンパウンドで磨き上げてから、 最後に蜜蝋ワックスで仕上げました。 光の強弱で色合いが変化する仕様ですが、単にハワイアンコアの特性かも知れません。●トップ●バック●ネック裏の塗装のヨレが手に引っ掛りますので、2000番で軽く水研ぎ後に、 微粒コンパウンド~蜜蝋ワックスで修正しました。 ●サイド●逆サイド サッカー用語でした●弦を張ってから試奏ですが、リペア完了直後の弦張り~音出しは最も緊張します。 特に今回は、無かったブレーシングを入れると言う手法を選択しましたので、特に 緊張します。■余談コーナー ウクレレはもしかしたら、内部構造が確立してない言わば、発展する余地を残した 楽器なのではないでしょうか? メジャーなメーカー~個人ビルダー~お土産品? に至るまで、内部構造が 多種多様で、アコースティックギターのXブレーシングの様に【右へ習え】って 事が無いのでそう思ってしまいます。 併せて、弦の張力を無視or軽く考える 構造が目立つ様に思います。音質と強度は 共生出来無いのかも知れませんが、通常使用でボディの変形をしないだけの強度は 考慮すべきでは無いでしょうか? 今回のリペアは、日本の著名な方の内部構造を参考にさせて頂きましたが、 ノックテストではん?って反響音は有りませんでした。 ・・・ルームK2オリジナルのウクレレを製作してしちゃおうか?って気が満々に 湧いて来ました。 *仕様はこんな感じでしょうか タイプ コンサートタイプ トップ ソリッドシダー AAA以上の材使用 サイド ソリッドマホガニー バック ソリッドマホガニー ネック マホガニー 指板 エボニー 内部構造 Xブレーシング ビンテージマーチン改造型 ペグ グローバー ナット 象牙orボーン サドル 象牙orボーンorエボニー ▲接点 接着剤 オール膠 フィニッシュ スーパーブロンズ・シュレック仕上げ 販売予定価格 300,000円 大幅値引き有り応相談 誰も買いません(笑)●現在のコアロハの内部構造はサウンドホール下に【ユニブレース】と命名されたフレーム 状の補強が採用されております。 この事が意味する事は、今までの構造には耐久性に問題が有った証明でも有ります。 極薄のトップ材、強度的に不充分と思われるブレーシング、ネックジョイントも頼りない 接続方法、音も大切ですが長期間変形しないで使える楽器で有る事も大切な事では無いで しょうか? ウクレレエキスパートの楽器店スタッフ様にお聴きしましたところ、コアロハの変形には 困った経験が多く有ったとの事でした、同時にリペアを進めてます、【カマカ】と比べますと 一目瞭然です。カマカの作りはしっかりしております。●試奏タイムです 最近のコアロハの同価格帯のモデルを、参考に島村楽器・印西イオン店様で試奏させて頂いた 個体と音色、弦高 共に差異は感じませんでした。コアロハらしい音色と思います。 外見はハワイアンらしく小麦色にオイルフィニュッシュ焼けされまして精悍な感じに仕上がり ました。コアロハはガラス細工の様な繊細な楽器ですから、弾かない時は弦を完全にダラダラに 緩めて休ませる様にして下さい。🌸たいへんよくできました🌸
2016年08月07日
コメント(2)

◆今回のご依頼品は Crescent Moon by Tone Wood 製、特注品のアコースティックギターです。 月に代わってお仕置きよ!はセーラームーンで、クレセントムーンとは、 名古屋で素晴らしいギターを作られてますギタービルダーさんです。12フレットのインレイが実に印象的で、音色は質実剛健と申しましょうか、太く、大きく綺麗、全体の調和が取れてる名機と呼ぶに相応しいギターです。トップはシダーなのですが、私の知ってるシダーとは一味違った感じです。意味が通じるかどうかは別として、フォークギターにクラッシクギターの隠し味を仕込んでいる様な感じです。1】 ご依頼の内容は、1Eのハイポジションでビビる。 フレットロッカーで簡易検査しましたところ1E側のフレット数か所でフレットが浮いてました。 特に9フレットは0.2のシクネスゲージが入ってしまいますので、これではハイポジションは ビビって弾くどころでは無いと思います。 オーダー品で有ろうとも、特に珍しい現象では有りませんし、通常でしたら簡単に直りますので心配は無用ですが、 物が物だけに、【フレット打込み棒】で打ちこむのは避けて、フレット打換え用の治具を使って圧入する方法を選択しました。2】全体的なクリーニング&微調整 シェラック塗装なので、化学薬品的なクリーナー、特にアルコール含有の物を使いますと、それこそ どえりゃぁ~事になりますので【シェラックはアルコールに溶かしてニス状態にします】シェラック 仕上げの㊙クリーニング方法は、吐息を吹きかけて化学薬品処理していないクロスで磨く!が最善の 方法で実に綺麗に成ります。1】リペア画像●指板350R用のフレット圧入治具、フレット部分打込み棒【K2作】 圧入治具を使いますとフレット全体が、じわじわっと均一の圧力で入りますので、中央~反対側が 浮いたりしませんので、新たな問題を作ってしまう可能性が低くなります。●圧入完了画像問題無く綺麗に元の位置に戻りました2】全体的な調整 ●フレット&指板のクリーニングです●右2本がクリーニング済で左がこれからです、違いが判ると思います。フレットがピカピカは気持ちいですね。●指板にオレンンジオイル湿布後に磨き入れ●綺麗な指板は弾いていて気持ち良いものです。 私のストラトのメイプルネックは凄い事になってますが、フレットはピカピカで違和感の塊です。 ●チューニングの時に、ピッキ!の音と引っ掛りが有りましたので、ナット溝のチェックします。 ●本来でしたらナットファイルを使いたい所ですが、1フレットのクリアランスが理想的なため これ以上削れませんので、溝クリーニングとFグリーズで滑らかにして引っ掛りを防止します。 個人的な見解ですが、ナット溝の角度がペグ取付位置と微妙にズレてる様に思います。 しかしながら、今すぐに作り変える必要が有る程では無いので、消耗品で有るナット交換する時に 正規の角度で作り直しすれば充分です。●1フレット弦高確認 ●1フレットは理想的です ピンクの物体は、0.5ミリのスペーサーです。これが気持ち引っ掛る程度に入るのが良いです。●12フレット弦高調整●6Eのデータで3.0ミリは若干高いかな?程度ですが問題は1E、2Bです。 原因は簡単で、指板350Rに対してサドルが350Rに成ってません、画像のナット中央上部と 350R治具の接する部分に隙間が有りますので黒く映ります、即ち1E2B5A6Eの高さに バラつきが発生して、測定データよりも少し弾き難いかな?って感覚に成ります。 人間の感覚って案外凄いと思いませんか?0.5ミリ違いで弾き難いと感じるとは・・・●サドルをR350に修正します 修正したオリジナルサドル&エボニーの新しく削り出したエボニーサドルです●高湿度の季節用に、1ミリ低く削り出したボーンサドルです**サドル底面を簡単に正確に削り出す方法【使用する工具】●ガラスの様な正確に平面が出ている物に320番程度の木工用サンドペーパーをひきます。 スコヤを置きスコヤの側面にサドルを押し当てる感覚で削って行きますが、この際に、サドル 底面を削る感覚では無く、スコヤに押し当てて前後に動かして削る感覚でやって下さい。 10回程度削ったら前後入れ替えてまた10回削ると良いと思います。 削りながら正確に削られているか確認しながら進めて下さい。*スコヤは出来れば新品を用意して専用工具として他に使わない方が良いです。 ルームK2では、精密加工工場の廃材を使ってます。廃材とは言え、完全に90度が出ている物です。 ペーパーは耐水よりも画像の木工タイプが目ずまりが少なく使い易いです。●正確に削られますと画像の様に、光に当てると光が漏れて来ません、見る角度を変えながら 妥協しないで確認して下さい。●直角が出てるかは、ガラス板に乗せて上から見て下さい、曲がって無ければ殆ど90度が出てます 人間の直角に対する感覚は鋭い物が有るとの事です。♦リペア完了しました ●例によって画像から●シェラック塗装のためスタンドにウエスの養生は必要です。●弦高はこんな感じです 6E/12F 2.4ミリ●反対側はこんな感じです 1E/12E 2.1ミリ●1Fは最初からこんな感じです●ネックコンディションによって交換するサドルたち●ボーンはオリジナル 2.6ミリくらいになります●エボニーは激低の 2.1ミリになります♦〆にもう一回🌸たいへんよくできました🌸
2016年08月07日
コメント(2)
全5件 (5件中 1-5件目)
1
![]()

![]()