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2022年9月、佐藤誠一郎さんの本『あなたの小説にはたくらみがない』(新潮新書)の新聞広告が出ました。僕は小説は書いたことがないのですが、 とても気になるタイトルです。そこで僕はこんなことに気づきます。「僕にはこれがないのかも」と。 美術家・村上隆さんの『芸術起業論』(2006)はとてもインスパイアされる本なのですが、 そのなかに ・新しいゲームの提案があるか・確信犯的ルー破りはあるか という似たようなことばがあります。こちらはこの1年ほど、特に意識したことばでした。 2023年3月24日に発売された拙著『塩見直紀の京都発コンセプト88~半農半Xから1人1研究所まで』(京都新聞出版センター)や2023年6月ころ、発売予定で進めている初めてのAtoZ本は、「もっといい世になるためのたくらみ」「新しいゲームの提案」「確信犯的ルール破り」を意識した本です。 これまでの人生をまとめつつ、新たな時代の提案をしている新著に出会っていただき、僕なりの「たくらみ」を 感じていただけたら幸いです。2023年3月26日 半農半X研究所 塩見直紀
2023.03.26
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おかげさまで新著の発行日、2023年3月24日がだんだん近づいてきました。すでにチェック済かもしれませんが、『塩見直紀の京都発コンセプト88~半農半Xから1人1研究所まで』の発刊記念で、版元の京都新聞出版センターでは「福袋」を企画くださいました。笑これまで塩見直紀が編んできたワークブック(書き込み式冊子)・「ローカルビジネスのつくり方問題集」(以下、500円)・「じぶん資源とまち資源の見つけ方」・「AtoZが世界を変える!」・「ローカルビジネスデザイン研究所のつくり方」・「スモールビジネスのつくる方問題集」(1000円)の計5種、3000円を2000円でお送りするという企画です。今回、「コンセプトゼミ~コンセプトメーカーになるための問題集」というワークブックも特別付録とさせていただきます。『塩見直紀の京都発コンセプト88~半農半Xから1人1研究所まで』の本のなかでも紹介されているワークブックですが、実物を手に取っていただき、ペンを持ち、いろいろ書き込んでいただくことで新たな発見、気づきが生まれたら幸いです。http://kyoto-pd.co.jp/products/detail.php?product_id=3457『塩見直紀の京都発コンセプト88~半農半Xから1人1研究所まで』発刊記念福袋ページ2023年3月20日半農半X研究所 塩見直紀
2023.03.20
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京都新聞出版センターのサイトでご予約いただいた方はお届けが始まったようですが、おかげさまで2023年3月、拙著『塩見直紀の京都発コンセプト88~半農半Xから1人1研究所まで』を世に送り出すことができました。あとがきでも書いたのですが、誰かのために書いたというより、20代のころの僕に読ませたかった本いまの自分が読みたい本を書いたって感じです。以下が目次、内容一覧です。はじめに塩見直紀ブックガイド塩見直紀ワークブック、ワークシートAtoZとは?/本書について第1章 自分探し時代の学び 子ども~フェリシモ時代(1965~1999)1 21世紀の2大問題 環境問題と天職問題の時代をどう生きるか2 人生の2つの締切 33歳と42歳という締切年齢の設定3 時間軸系コンセプト 後世、7世代先、将来世代という思想4 こども里山ビジネス 地域資源から自主財源をつくる力5 山の神さまの家の建築家 見えないものを感じるこころ6 ことば貯金 ことば銀行塩見直紀本店 自分で自分を鼓舞する大事さ7 未来の学校 ポストスクール ことばによるセレンディピティ8 半農半X代のときにつくった自分を救うためのことば9 自分の型(かた) 「3つのキーワード×活動舞台」の掛け算10 21世紀の加減乗除の法則 複雑で不透明な時代をシンプルな法則で生きる 第2章 半農半Xからの学び 綾部(1999~至現在)11 半農半社会起業家 めざしてきた方向 12 半農半〇と半〇半Xと半〇半〇 ローカライズ、カスタマイズしよう13 1000本プロジェクト 公園のような田んぼ、哲学の田んぼをめざして14 半農半Xデザインスクール ワークショップのすすめ15 半農半Xパブリッシング 「文化の香り」がするまち16 コンセプトスクール エックスを支えるためのコンセプトをつくる17 漢字のみ使用の概念創出 名づけと組み合わせの力をつけて18 使命多様性 多様性ということばが多用される時代に19 10000種の半農半X あなたのXを動詞であらわすと20 自己紹介は地球を救う 自己紹介が多いまちをつくろう21 エックスフルシティ&エックス・ミーツ・エックス みんなのXを活かしたまちづくり22 農業配慮者人口 中国、インド、フェイスブック、半農半X23 田もつくろう 詩もつくろう これからの時代をことばにするということ24 コレクションは身を助く コツコツ、武器を収集し続けること25 制約マニア 創造性と制約の関係26 授かりつつ、与えつつ 未来を照らすことばを生み出していく 第3章 里山ねっと・あやべからの学び 綾部(2000~2015)27 人生探求都市を求めて 日本の天職、綾部の天職28 まちも自分探しをしている 綾部の型は何か29 つばさがはえるちず 人生探求系の地図をつくる30 100のアートがある村 里山力×ソフト力×人財力31 物語数 新しいものさしをつくろう32 囲碁系農家民宿 使命多様性と地域多様性を活かして33 静けさとにぎわいと 新たな時代の家づくり、まちづくり34 旅人がエッセイを書いてくれるまち 旅先にお金以外のものをギフトとする時代へ35 本がお土産のまち 本を活かしたまちをつくる36 かくまちBOOK 「書く」という観点からのまちづくり37 整理ツーリズム 思考の整理をする旅38 交流デザイン セレンディピティが減りゆく時代に39 平和甲子園と平和探究コース 世界から異才が綾部にやってくるイメージ40 4つのもったいない あるものでこの世にないものをつくる41 いいまちコレクション キーワードをコレクションしよう 第4章 福知山公立大学からの学び 福知山・綾部(2016~2021)42 第2の故郷をつくれるか 「第2の故郷」と言ってもらえるまち43 このまちではいま何が視察されているか 僕たちのまちがいま学ばないといけないこと44 アイデアブック 地域資源から新しいアイデアを生み出す問題集【福知山編】 地域独自の問題集をつくるなら45 アイデアブック 地域資源から新しいアイデアを生み出す問題集【全国市区町村編】「過去問」を超えて46 コンセプトゼミ コンセプトメーカーになるための問題集47 エックス系移住 移住をもっと細かくみていく48 天職観光 天職のヒントを探す旅 新しい時代の旅をつくる49 いいまちにはいい勉強会がある 人生100年時代のまちのあり方50 スモールビジネス女性起業塾 地域と私を元気にする51 まち年表 ごちゃまぜの偏愛年表をつくる52 綾部ローカルビジネスチャレンジ基金 本の売り上げで基金をつくる53 新しい地域資源が生まれるまち 守ることと新たに何かを加えること54 地域資源発見シート 可視化のパワーをまちづくりに55 ワークブックメーカー 授業でも人生でも使える教材開発づくり56 先人知×若い感性 理想のまちづくりの方程式57 まちむらにマニアックゾーンをつくる 集落多様性、地域多様性を可視化する 第5章 京都市立芸術大学博士後期課程からの学び 京都・福知山・綾部(2017~2021)58 コンセプトの研究と人生のコンセプトと 50代からの芸大チャレンジ59 Local AtoZ 0か1か26か60 「神経衰弱」の逆イメージ まちの光を描く61 AtoZ名刺 5秒でキーワードを伝える方法62 塩見直紀AtoZ 世界のみんなが「自分AtoZ」ブックをつくる時代63 綾部AtoZ ふるさとの市町の魅力の可視化64 福知山限定でAtoZをつくる テーマが尽きないまちに 65 AtoZ Deep対談 市民の「自分AtoZ」を聞くラジオ66 若者が住みたいまちAtoZ 世界からキーワードを集める方法67 集落の名刺 南丹日吉の世木地区4集落のAtoZ「4部作」化68 水源の里AtoZ すべての集落の魅力を可視化する69 脳内の宝物の見える化 みんなのおすすめ絵本を出し合って冊子にする70 認知症時代×AtoZ もう1つのパスポートをつくる71 これからを生きるためのAtoZ みんなが希望のキーワードを出し合う時代へ72 AtoZしかしない会社 AtoZを使ってできることは無限73 AtoZスケッチ~自分AtoZをつくろう 26の問いかけから描く自分74 A toZスケッチ【地域編】 まちの魅力をAtoZで棚卸しする75 毒と塩とぜんざいと 塩見直紀の毒とは何か 第6章 めざしゆく世界 76 10億個の夢 人生で叶えたいことは何ですか?77 ひとりAI いろいろなものをどんどん組み合わせていこう78 1人1研究所社会 究極の成長戦略とは何か79 1まち1研究所 日本のまちをもっとおもしろく80 自由研究のまち 自由研究都市をつくる81 タウンナレッジ セルフナレッジ×タウンナレッジの掛け算時代82 ギフト100 伝えておきたい「影響を受けた100のものがたり」83 「視点集」と「問い集」 駒が「金」にかわるとき84 世紀のアルティジャナーレ あるもので、この世にないものをつくる85 コンセプトリーダーシップ 遭難しないことば86 ことばで世界をデザイン 僕にできること、これからもおこなうこと87 コンセプト輸出国 新概念創出とソーシャルデザインと88 未来の問題集 過去というより未来が書かれた本を 発想広げる塩見式「自己紹介」術 文・石﨑立矢(京都新聞社読者交流センター長)あとがき以上です。半農半Xというコンセプトがうまれたのは1993~1994年ころ、僕が28~29歳ころのことでした。早いもので30年となっています。拙著『半農半Xという生き方』(ソニー・マガジンズ、2003)が出て、今年でまる20年となります。『塩見直紀の京都発コンセプト88~半農半Xから1人1研究所まで』という本を2022年、つくっていて感じたのは、これは未来のための本、不透明な時代にも使えるコンセプトが詰まった思考の道具箱であるということでした。みなさまの未来に役に立つ書であれたら幸いです。2023年3月17日半農半X研究所 塩見直紀
2023.03.17
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