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半農半Xということばが生まれて約30年。拙著『半農半Xという生き方』(ソニー・マガジンズ、2003)が世に出て、2023年でまる20年となります。2006年ころからでしょうか、エックスに見えるものに反応するようになりました。きっかけは、田植えのころ、知人に軽トラを貸したら、荷台の雨よけシートのバンドがエックスになって帰ってきて、はっとしたこと。以来、エックスを見ると写真に収めるようになりました。フェイスブックでも公開をしていたのですが、すぐ他の写真にまぎれていってしまいます。最近、ふとインスタグラムのみで公開をしていったらいいのでは、とひらめき、10日ほど前から、1日1枚、公開していっています。2000枚ほど、撮っていますので1日1枚、2000枚目標で続け、さらに新しい写真を撮っていきたいと思っています。何かを追いかけることで、見えないものが見えてきたら。エックスを撮ることで、エックスとは何か、交差することとはどういうことか、見えてきたらと思っています。「塩見直紀 インスタ」でせひ検索し、見ていただけたらうれしいです。https://www.instagram.com/inspireconcept/2023年4月24日半農半X研究所 塩見直紀
2023.04.24
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半農半Xというコンセプトが生まれたのは僕が28~29歳のときのことです。ときは1993~1994年ころのことでもう30年が経とうとしています。早いものですね。2023年は早い桜となりました。新年度の始まりの時期。みなさんもこれからの1年のこと、今後のこと、未来のことなど、いろいろ考えることが多いかと思います。ちょうど1年前の2022年4月1日から「残りの人生で書いておきたい本を書く」というマイプロジェクトを始めました。『塩見直紀の京都発コンセプト88~半農半Xから1人1研究所まで』(京都新聞出版センター)のまえがきでもすこし書かせていただいたこと、このブログでも共有したいと思います。**人生を終えるまでに、書いておきたい本が3冊あります。1つは、これまでの人生のなかで他者から学び、ぜひ伝えておきたいことを100話、パッケージにする本です。仮称「G100」と呼んでいます。Gとはギフト、ギブ、贈り物、レガシーを表現しているのでした。他者から与えてもらった知恵でぜひ伝えておきたいことをまとめる「G100」ですが、僕だけがまとめるのではありません。世界中の人が人生で学んだことを書き遺していく世界的なムーブメントしたいと思っています。書きたい本の2つ目は、この10年ほど取り組んできた古典的編集手法AtoZに関する本です。Local AtoZと呼んでいます。書きたい本の3つ目は、これまでの人生のなかでつくってきたコンセプトやキーワード、試してきたことをまとめた本です。2023年3月下旬に発売された『塩見直紀の京都発コンセプト88~半農半Xから1人1研究所まで』(京都新聞出版センター)はこの本となります。この本があれば、僕がいなくても考えてきたことをお伝えできるのではないかと思います。100年以上前の1894年(明治27)、内村鑑三は箱根で「後世への最大遺物」という講演をおこないました。「我々は何をこの世に遺して逝こうか。金か、事業か、思想か」と。28歳の時(1993年ころ)、僕は内村鑑三の講演録(岩波文庫)の存在を当時勤めていたフェリシモの矢崎会長から教わり、読んで大変影響を受けました。28歳のときは思想を遺せるとは思わなかったけれど、遺せるものなら、思想を遺したいと思ったのでした。拙い本ですが、僕なりの「人生のまとめの書」です。どこか何か、人生のお役に立てば幸いです。2023年4月2日半農半X研究所 塩見直紀
2023.04.02
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