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我が家は東京は世田谷区の西側、小田急線の沿線にあり、駅から約250m、繁華街から住宅地に入って100mもない所にある。約80年前に祖父が家を建てた頃は、東京府北多摩郡狛江村喜多見字東之原と称する土地であった。
子供の頃、我が家には多少広い庭があった。オナガ、シジュウカラ、キジバト、スズメ、ムクドリ等が巣を作り、昭和30年代後半からはヒヨドリも住み着き、また、茶人であった祖母の意志もあって庭は季節の茶花で溢れていた。今から思うと、中々風情のある庭と言えた。
しかし、その後の相続で土地は半分に減じ、家もその次の相続対策上西洋長屋にしてその一階に住み、庭は正に猫の額の如し、と相成った。
昭和30年代後半では、この辺りで確か57種だか58種の蝶を目撃或いは採集していた。今ではその半分も居ないと思うが、逆に昔は居なかったムラサキシジミ、ツマグロヒョウモン等が庭先でウロチョロしているし、ツマキチョウも以前より多くなった様な気がする。全く風情の無い庭だが、それでも生き物は結構棲み着いている様である。
そこで、"こういう都会でも実はイロイロ居ますよ"、と言うことを知って貰うのも何かの役に立つかも知れぬと思い、拙いWeblogを開くことにしたのである。
尤も、動物だけでは限りがあるので、植物の方も紹介することにする。植物も「生き物」なのだから。
第1回目はツマグロヒョウモン。
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