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2007.08.29
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カテゴリ: 昆虫(ハチ)




 マンリョウの葉っぱの奥の方に頭を突っ込んで、まるで元気がない。消耗しきっている、と言う感じ。

 我が家の排気口に巣を作っていた「 家のマルハナちゃん 」はもうとっくに天国に行ってしまったが、我が家の庭に来たところを見ると、或いは、このマルハナバチの新女王は「家のマルハナちゃん」の娘なのかも知れない。


コマルハナバチの新女王.
マンリョウの葉に頭を突っ込むコマルハナバチの新女王.

まるで元気がなく、左後肢がチャンと葉に付いていない

(2007/08/27)



 お尻ばかりを撮っても写真にならないので、頭の方を撮ろうと葉を引っ張ったが、逃げようともしない。ついでにもっと引っ張って真横からも撮ることにした。

 撮った写真を確認している間に、コマルハナバチは何処かへ行ってしまった。息絶え絶えの様でも、まだ多少の余力はあるらしい。

コマルハナバチの新女王
葉にしがみ付くコマルハナバチの新女王(2007/08/27)



 コマルハナバチは、春の活動開始が早く3月下旬から飛び回り始めるが、コロニーの崩壊も早く、普通6月中旬には女王蜂がミマカって、巣はモヌケの空になってしまう。余り記憶が定かでないが、毎年6月のある日から、突然、バッタリと巣への出入りが無くなってしまう様に思う。

 所が、今年は7月になってもまだ巣に出入りする新女王と働き蜂がおり、活動は実に7月の下旬まで続いた。

コマルハナバチの新女王
横から見ると、疲れ切った顔をしている(2007/08/27)



 しかし、8月下旬にコマルハナバチを見た記憶はこれまでにない。多分、初めてだと思う。

 コマルハナバチの新女王は、7月には地下の穴蔵に入り込んで来年の春まで休眠する、とされている。真夏や秋にコマルハナバチを見ないのは、その為である。

 本来休眠しているはずのコマルハナバチの新女王が、何故、今頃庭に飛んできたのか、その理由は分からない。しかし、休眠するはずの時期に休眠していない個体が、来春まで生き延びられるかは、かなり疑問である。

 可哀想ではあるが、あのマルハナバチの新女王は、もう余命幾ばくもないのかも知れない。







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最終更新日  2007.08.29 09:32:48
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