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娘の高校で野良ちゃんが生んでいった仔猫が三匹・・・某部活の生徒たちがずっと見守っていたらしいのですが、先生から「鳴き声がうるさいからなんとかしろ!」生徒達は、何年も年を重ねただけの先生より「いのち」に対する想いが強い人間達でした。「いのち」を助けようと校門の前に立ち必死に呼びかけました。「この仔達を助けてください!飼える人いませんか!」娘は・・・「もうママにしか頼れない」乳飲み仔猫三匹・・・連れて帰ってきました。保護犬猫で現在の我家はパンク状態です・・・それでも・・・救おうと頑張ってくれた部活動の生徒たち、手を差し伸べた娘の「心」が嬉しい・・・頑張ります!前置きです。「ひまわりの家」はシェルターではありません・・・愛護センターがない宮崎県の、一時的に保護できる施設に過ぎません。期限は一ヶ月・・・期限内に譲渡できなければ管理所に戻さなければいけません。この約束で私達会は委託事業を受けております。昨日宮崎市保健所から「ひまわりの家」に猫の保護要請がありました。仔猫が10匹・・・との事。現在ひまわりの家は、12匹の仔猫を抱えています。別腹の仔猫は同じケージでは保護できませんので、ケージも場所もいっぱいいっぱいです・・・この状態では即答できません・・・とにかく現状を把握しておきたくて・・・保健所に向かいました。風邪ひきの仔もいて・・・保健所で治療中との事です。この仔達は、29日金曜日まで保健所にいます。そして・・・この仔は判定が難しい仔猫です。犬に咬まれたらしく、体には穴が開き保護したときには今夜が山だろう・・・と職員さん達も諦めていたそうです。でも・・・この仔は頑張って死を乗り越えました。日に日に回復しているとの事ですが、真直ぐ歩く事ができません。右手に麻痺が残るかもしれない・・・保健所の獣医師さんは、毎日リハビリをして下さっています。この仔の生命力、回復力を職員皆さんが信じて・・・それでも・・・この仔には「命の期限」があります。29日金曜日・・・大怪我を負いながら「生きたい」と頑張った命なのに・・・そして・・・怪我を負った成猫に会いました。仔猫が多い今の時期、譲渡が困難な成猫は一ヶ月以内に譲渡できる可能性はゼロに等しい・・・現状ではひまわりの家で受け入れられない・・・田野譲渡施設でも・・・成猫が30匹・・・この仔の期限は翌日・・・朝まで自分なりに考え、悩みました・・・そして・・・私はこの仔に手を差し伸べることができませんでした。今日の朝、この仔は虹の橋を渡りました・・・私が一言「保護します!受け入れます!」言えなかったために・・・今日は、誰にも会いたくない・・・一人でずっと泣いていました。自分自身が憎くて・・・・・・私は「命に優先順位」をつけています・・・同じ命なのに・・・目の前の命を救えない事がこんなにもあるなんて・・・どうか・・・皆さんにお願いがあります・・・成猫の譲渡は大変厳しく、保護は長期になると思って聞いてください。成猫の一時預かりできるボランティアさんを探しています。保護猫にかかる費用は全額会で負担させていただきます。お問合せ先・・・
2009年05月27日
「ひまわりの家」は・・・ブリーダーを助けるためでも・・・猟師を助けるためでも・・・そして・・・勝手に繁殖させた貴方達のためにあるのではない!ひまわりの家スタッフは「仔犬ならすぐに貰い手ありますから」と飼育放棄を促す事は一言も言いません!!ひまわりの家があるから・・・仔犬ならすぐに貰い手あるから・・・こんな考えで棄てる人間がいるという事・・・平然と家族で談笑しながら帰る人間・・・そういう家族を見ながら・・・「貴方達も老いた時にそうやって家族から棄てられるんですね・・・ だって・・・貴方は命をそういうものだと教えて 一人の人間を育て上げたのですから・・・」と・・・哀れんだ目で見送らせて頂いております。先日保護した乳飲み子犬8頭・・・昨夜一頭の仔が・・・病院で息を引き取りました・・・保護して下さった方は・・・一生懸命お世話して頑張ってたのに・・・自分のせいだと・・・深く悲しんでおります。棄てる人間は平気な顔して棄てるのかもしれない・・・棄てて終わりだと思っているのかもしれない・・・「所詮犬の命」だと・・・その裏では、命を救おうと一生懸命頑張っている人間・・・育たなかったときに自分の責任だと苦しむ人がいます。犬の命を奪うだけではなく、自分の取った行動で人間も傷付けている事に気付いていないのでしょうか・・・pinkは、驚くほど元気になってます。先日の譲渡会にも連れて行ったのですが、「バベシアという血液の病気で・・・」と説明すると皆さん躊躇されました・・・当然ですよね(^^;;)本当はひまわりの家に置いてても大丈夫なのですが、ストレスでも再発してしまうという事を聞いて心配なので、今も24時間行動を共にしています(^^;;)pinkにも・・・「保護期限」があります。6/1がpinkを保護できる最期の日です・・・
2009年05月20日
テリア系の仔は・・・目線を合わせる事無く奥の方にただジッと座っているだけでした。私達人間がしている事は・・・残酷すぎます・・・この仔達が金曜日の「宮日新聞」に載っていた仔達です。生きています・・・この仔達はまだ生きてるんです。もし、新聞に写真が載った事がきっかけで飼い主さんがみつかったら・・・人間を疑う事無く・・・手を出すと一生懸命・・・三頭で争うように甘えてきた仔達・・・怖がっているのか・・・遠くからただジッ・・・と見ていました。犬には表情があります・・・ここで会う仔達の表情は・・・外で見た事のない・・・出会った事のない・・・犬の表情です・・・私には皆に手を差し伸べることができません・・・ただ・・・こうして現状を伝えるだけしかできません・・・あの仔達に触れる事しかできません・・・赤いペンで書かれた「譲渡」この文字が見れると心から安堵します。「下を向いてばかりじゃいかんよ!涙がこぼれるじゃろ! 上を見て歩きなさい!・・・ほらぁ~空が綺麗じゃろ?」ホントだ・・・ありがとう・・・
2009年05月16日
この時期、猟犬として育てられ挙句の果て棄てられる仔達・・・猟が終わったら・・・猟犬に向いていなかった仔は・・・管理所に持ち込まれたり、山に置き去りにしたりで、管理所には猟犬が多く抑留されます。私は個人的に、猟犬ではなく家庭犬として安堵できる生活を・・・と・・・思っています。でも・・・ひまわりの家にいる来週月曜日が保護期限最後になる「サーシャ」・・・ひまわりの家には、子犬や子猫も一緒に保護しているのですが、先日・・・子猫を入れてたバスケットに向かって牙を剥いて吠えるサーシャの姿を見ました。サーシャの目は・・・輝いているようにみえました。そして・・・バスケットに必死で咬みついてきたんです・・・(中は空でした)サーシャから・・・「狩りたい」という気持ちが伝わってきました・・・サーシャから・・・狩る事への喜びを強く感じました。きっと、狩りに成功したときに、元の飼い主から褒められてたのでしょう・・・ご褒美をもらっていたのでしょう・・・家庭犬で幸せにというのは・・・私・・・人間のエゴなのでしょうか。サーシャから「狩りの本能」を取り上げることは、サーシャにとって本当の幸せなのでしょうか・・・私は、猟をする方々を全面的に批判する考えはありません。パートナーとして、仲間として大切に飼っている方もいらっしゃるからです。サーシャにとっての幸せ・・・分からない・・・私が人間だからでしょうか・・・昨日・・・また乳飲み子を保護しました。今度は8匹・・・生後3日位のへその緒がついたままの仔犬たち。5名のボランティアさんが預かりを申し出て下さり、無事、全頭の「育ての母」決まりました。本当にありがたいです・・・助かります・・・せっかく生まれてきた大切な「命」です・・・管理所には・・・ツバメの巣があります。時々親ツバメが行ったり来たり忙しそうにしています。ここにも大切な「命」があるんですね・・・無事に巣立ちますように・・・管理所にいた「ボーダーコリー」は、飼い主さんが現れず、ボーダーコリーレスキューネットワークBCRN宮崎支部の方がレスキューして下さいました(=´∇`=)ボーダー君、軽い足取りで管理所を後にしました。本当に良かった・・・BCRN様、ありがとうございましたひまわりの家の仔犬、pinkは100%バベシアだという事でした。特に仔犬や老犬は命を落とす事も多いそうです。「三回もうダメだろう・・もうダメだろう・・って思ってたけど、 この仔の生命力の強さだろうね。 何度も危なかったのに、こうして生き延びたんだから・・・ ここまできたら絶対生き抜いて欲しいよね」今日、先生がそう言って下さいました。これから免疫力がついてくるので、安心できる日も来るとの事・・・でも・・・完全にバベシアを駆除する事はできないとの事・・・免疫力の低下、ストレス等でいつ再発してもおかしくないとの事・・・普通の仔犬みたいに遊んだり、悪さしたり、走り回ったり・・・全くできないpink・・・一日の大半を寝て過ごしています。たまに起きているときに「pinkタンっ」と呼ぶと尻尾フリフリトコトコ寄って来てくれます。私が寝てると、顔中舐めて起こしにかかるpink・・・可愛くて可愛くて・・・愛しくて愛しくて・・・そして・・・「pinkを幸せにしてくれる人は本当にいるのかな・・・」なんでpinkだけが・・・涙が出ます・・・
2009年05月14日
ひまわりの家で保護しているジェロ・・・私が甘やかしすぎて、少々ヤンチャにしてしまいました( p_q)それには理由があり・・・ジェロには、特別な感情・・・「ごめんね」という気持ちが強いんです。2008年04月23日2008年04月27日 そうなんです・・・あのとき手を差し伸べることのできなかった仔に・・・私が見殺しにしてしまった仔に・・・ジェロはそっくりだったんです。あの仔にフードをあげてた方と先日お話しする機会がありました。その方は・・・ジェロを見て「あの仔にそっくりだ・・・ ごめんなさい・・・私があの仔を飼えたらどんなによかったか・・・ 私があの仔を殺してしまった事と同じだ・・・」声を出して号泣していました。私は・・・あの仔を今でも想って下さる方がいたことに、嬉しく思い、声にならない声であの仔の事を語り合いました。私は・・・昨年の4/27の記事でこうも書いてありました。「以前、神戸の管理センターに見学に行ったときに、 ボランティアさんがセンターの犬達を散歩に連れて行ってた姿を 今でもよく思い出します。 宮崎の子達にも、一日でも早く「保護施設」が欲しい・・・」そう書いた一年後・・・保護施設「ひまわりの家」ができました。このひまわりの家は、奇跡の母子犬・ひまわりちゃんをきっかけにして、管理所で命を落とした仔達が創ってくれた大切な大切な「ひまわりの家」です。私が助ける事のできなかったあの仔にそっくりなジェロは・・・明日、鹿児島に旅立ちます。ジェロには悪い事をしたかな・・・ジェロを、あの仔としてみてしまってたから・・・※どうか・・・皆さんの力を貸してください・・・ひまわりクリック募金
2009年05月12日
「ひまわりの家ができて、殺処分になる命はないんでしょう?」よく聞かれる質問です。「ひまわりの家」ができる前と比較すると・・・確実に多くの命が助かっています。でも・・・最期まで救いの手を待っている仔達・・・入口が出口になるのか・・・更に奥の扉へ進むのか・・・皆に手を差し伸べることのできない私達にはその子の持って生まれた「運命」に頼る事しかできないのがせいいっぱいの現状です。先日、見慣れたはずの光景なのに、煙突の先から出る煙から目が離せなくなり、ボロボロ涙がこぼれました。命を送る時の悲しみではなく、悔しさではなく・・・「優しさ」が伝わって来る様な不思議な感覚に包まれました。全国にボーダーコリーレスキューネットワークBCRNさんがあります。ひまわりの家ができるちょうど一年前、管理所にボーダーコリーが抑留されていて、このブログを見てくださったBCRN各支部の皆さんからメールを頂いたご縁がありました。ボーダーコリーがいたら必ずご連絡します・・・と硬いお約束を交わし・・・金曜日、宮崎支部の方が「ひまわりの家」にご挨拶に来て下さいました。「私は三年管理所に通っていますが、ボーダーコリーは2頭だけでした。 ほとんど抑留される事はありませんのでご安心ください」とお話してお帰りになる前に管理所を見学されたいという事でご案内すると・・・入口ボードに「ボーダーコリー」の文字。あまりの偶然に「この仔が呼んだんじゃないか・・・」そう感じてなりませんでした。危篤状態の仔犬・・・土曜日にお母ちゃんと一緒に病院に行きました。先生が「こんな状態で生きてるなんて凄い」・・・とおっしゃってた位でした。お母ちゃんは慢性貧血のようでしたが、我仔の為に頑張って血を分けてくれました。残念ですが・・・お母ちゃんはフィラリア陽性・・・それでも・・・「命を救う事を優先させましょう」と・・・お母ちゃんはこんなに沢山の血をpink(仔犬の仮名)に分けてくれました。pinkも、小さい体で数時間の輸血に頑張って耐えました。それなのに・・・結果は輸血しても悪い状態のままでした。今週またお母ちゃんから輸血しなければいけないかも・・・そして、一日置きに注射をしなければいけません。本当言うと・・・朝方までずっと苦しそうに鳴いているpinkを見て「苦しいなら、痛いなら、楽にしてあげたい・・・」でも、それは絶対の間違いでした。pinkの生命力・・・「生きたい」という気持ちが強いんだと・・・だから今こうして生きているんだと感じました。私はpinkの意思を全力で守るべき立場に居ると感じました。管理所で一生懸命育てたお母ちゃん・・・お母ちゃんの頑張りを無駄にしないように・・・今度は私達が命を守っていかないと・・・と思います。pinkは・・・黄疸も激しいのですが、真っ白だった舌も薄いピンクになりました。ヨチヨチですが歩けるようになりました。自力でミルクを飲めるようにもなりました。きっと・・・pinkは頑張れる仔だと信じています。※どうか・・・皆さんの力を貸してください・・・ひまわりクリック募金
2009年05月10日
管理所から「ひまわりの家」にきた母子犬がいます。仔犬は7匹・・・母犬のお乳が止まりだした事と、保護期限の付いている仔犬たちを期限内に譲渡しなければいけない事もあり、3日位前から母犬と離し離乳食はじめました。その中の一匹の異変に気付いたのは今日のお昼過ぎでした。元気がなく食欲も落ちている様子・・・この仔だけは母犬と離すのをやめようと同じケージに入れましたが、帰宅の際様子を見ると・・・グッタリしていました。ケージから出すと、自力で歩く事もできず、濃黄色の尿・・・慌てて病院に連れて行き検査の結果、大量の鉤虫で極度の貧血との事。明日まで生きれるかどうか分からない・・・と宣告され・・・「情けない・・・」自分の管理不足に腹が立ち、悔しくて涙が出ました・・・この子は、きっと何度も私にサインを送っていたはず。なんでそれに気付いてあげれなかったのか・・・先生はこうおっしゃいました。「この子が命を落としたとしても、兄弟6匹が助かるきっかけとなるんですよ。 命が繋がるってこういうことなんです」帰り際・・・「ガンバレ!!・・・二人とも!!」先生からのエールに帰り道涙が止まりませんでした。今日は、自宅に連れて帰りました。安静にしなくてはいけないので小さなダンボールで保護しています。グッタリしているのに、一生懸命私の目をみつめかえしてくれます。「動いたらダメって言われたでしょう?」声をかけると、「大丈夫だよ」と言うように尻尾をはじめて振ってくれました。頑張って生きてね・・・明日・・・おかあちゃんから輸血するんだからね・・・生きるんだからね・・・
2009年05月08日
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