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管理所の檻の中で、人間不信な子や怯えの激しい子は、人間との共生不可能とされ、「譲渡適性検査」に落ちます。「時間をかければ、必ず人間に慣れるのに落とすなんてひどい!殺すなんてひどい!」それは、同じ「いのち」を持つ者の正直な感情です。ですが、判定合格後に移動する施設にも「キャパ」があります。判定する職員皆さんも、判定に合格させて隣接する施設に送り出したい・・・それは、同じ「いのち」を持つ者の正直な感情です。ですが、人間不信の子のケアは、長期戦になる事も多々あります。やっと譲渡に向けて動き出せる!それが1年後だったりします。判定に合格して入れる施設は、あっという間に満杯になってしまいます。あと、病気やケガで治療が必要な子達も、判定には落ちます。「時間をかけて治療すれば完治するのに!落とすなんてひどい!殺すなんてひどい!」それは、同じ「いのち」を持つ者の正直な感情です。ですが、判定に合格して受け入れる施設にも予算があります。私がその施設に勤務していた頃は、月に換算すると毎月50万円の予算が県から出ていました。今でもそのくらいの予算だと思います。ですが、その50万円の中には2~3人の人件費もかかってきます。判定する保健所側は、予算の考慮もしなければいけないのです。「好きで判定に落としているのではない」その心の声の意味を知って欲しいと思い書きました。「判定不合格」=「殺処分」に直結するわけではなく、「判定不合格」=「隣接する施設に入居不可」なのです。なので、危険性のない子達は、判定に落ちたとしても、一般の方や、他団体は、管理所から引き出す事は可能です。(写真の子は、昨年の8月殺処分になった仔です。)今回は、判定に落ちた「ションション」の事を書きたいと思います。保護家の「ションション」を、管理所からレスキューしたのは12月中旬でした。収容されていた時のションションは、ずっと檻の隅っこに居て、全く動きませんでした。それだけ怯えていたのです。ですが、「判定」に落ちた翌日から、ションションは徐々に心を開き始めたのです。まだまだ完ぺきではありませんでした。レスキューした日、スタッフの顔に咬みつこうとしたのです。それは、「恐怖心」からでした。検疫室での一対一での心のケアがスタートしました。とにかく怖がりで、少しでも安心できるようにと、体を包み込むように毛布を外せない程でした。私の相棒犬と一緒に、お散歩の練習もしました。お手本になるはずの私の相棒が、「まだ帰りたくない!」駄々をこねはじめ、私と相棒犬の駆け引きをションションは、不思議そうに見ていましたが、これもまたションションにとっては、後々良かった行為だと感じました。ションションが初めて心を開いた人間が私でした。だからこそ、私に対しての執着は若干強い気がします。私自身も、手がかかった子ほど特別な感情はあります。来週トライアルに入るションション・・・歯を立てないだろうか、飼主さんに慣れてくれるだろうか、多くの心配が強くのしかかってきていますが、「人を信じれる心」、保護家の人と犬の中で覚えてくれたはず。「判定」に落ちても決してダメな子ではない。「判定」に落ちても決して人間との共生不可ではない。「管理所の紀州犬」http://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201701290000/紀州犬を知っている方、飼育や保護経験のある方の目に留まれば…という思いで記事を書きました。2/2(木)AM9時が、この子の最期の時間です。管理所や保健所には、直接引き出しされる方以外、お電話は絶対にしないでください。会のアドレスにお問合せ下さい。hogoya310★gmail.com※「★」を「@」に変えて下さい。折り返し担当スタッフよりお電話いたします。お名前、所在地(都道府県名のみ)、お電話番号、気になっている犬、必ずこの4点のご記入をお願い致します。出来る限りのサポートはさせて頂きます。~お願い~ブログ内の写真を無断で加工したり、文字を入れたり、里親募集サイトに無断で投稿する事はどうかお止め下さい。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 ※「ひまわりの家」と山下由美は、一切関係ございません。2009年に辞任後「いのちのはうす保護家」として独立しています。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年01月31日
管理所の紀州犬、一週間延期になりました。この仔を捕獲された方のお話では、「激しかった」との事でした。私は、この仔の穏やかな姿しか知りません。ですが、「紀州犬」という事は頭に入れています。私は、子供の頃、3頭の紀州犬と育ちました。とても頭の良い子達でした。飼主にとても忠実な子達でした。犬はただのペットではない…これを教えてくれたのも、3頭の紀州犬達でした。あの子達と育ったから、今の私が居るんだと…。私達家族を守ろうと、何度か人を咬んだこともありました。「お母さん、ジョンは悪くないとよ!あの人が悪い事をしたからやとよ!ジョンはゆみを守ろうとして咬んだとよ!」いくらジョンの正当性を訴えても、「どんな理由があっても、人間を咬んだらいかんのよ」母親が医療費を包み、菓子折りをもって謝りに行く後姿を見て、悔しくて泣いたことを今でも覚えています。犬嫌いだった私を、犬好きに変えてくれたのは、3頭の紀州犬でした。と同時に、犬の本能を教えてくれたのも、3頭の紀州犬でした。この仔が、どんな飼主に飼われ、どんな環境の中に居たのか、それが何もわからない・・・新しく飼い主になった人を受け入れてくれるのかも何もわからない・・・私には、紀州犬を群れに馴染ませるための技量が足りない事、ハッキリと言えるのはそれだけ・・・紀州犬 オス 成齢 推定23キロ位紀州犬を知っている方、飼育や保護経験のある方の目に留まれば…という思いで記事を書きました。2/2(木)AM9時が、この子の最期の時間です。管理所や保健所には、直接引き出しされる方以外、お電話は絶対にしないでください。会のアドレスにお問合せ下さい。hogoya310★gmail.com※「★」を「@」に変えて下さい。折り返し担当スタッフよりお電話いたします。お名前、所在地(都道府県名のみ)、お電話番号、気になっている犬、必ずこの4点のご記入をお願い致します。出来る限りのサポートはさせて頂きます。~お願い~ブログ内の写真を無断で加工したり、文字を入れたり、里親募集サイトに無断で投稿する事はどうかお止め下さい。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 ※「ひまわりの家」と山下由美は、一切関係ございません。2009年に辞任後「いのちのはうす保護家」として独立しています。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年01月29日
現在、宮崎市保健所に保護されている成猫達です。メス 推定1歳 避妊手術済 ワクチン2回済職員さんのお話では、多少の人見知りがあるようですが、威嚇する事は全然ありませんでした。猫同士とは仲良くできるそうです。オス 推定5ヶ月 ワクチン2回済この子は、交通事故で宮崎市保健所が保護しました。保健所が手術に出して下さり、両足にプレートが入ってます。今後も、プレートを抜いたりの手術が必要となってきます。少し人見知りがあるようですが、威嚇はありません。この子は、病気も抱えていたので、保健所に収容されてからもこれまで三度位、命を落としそうになったとの事・・・それを乗り越えて、この子はこうして生きています。物凄い強い生命力を持っている子です。ただ、ずっと保健所で暮らすわけにはいきません。メス 成齢 通称「ギバちゃん」。左下の犬歯が飛び出ています。食べる事には支障はないようですが、今後抜歯が必要となってくるかもしれません。人見知りはあるようですが、慣れたら抱っこを要求してくる甘えん坊さんになるそうです。ギバちゃんには、後ろ左足先がありません。歩行には問題はないようですが、動き回る事が多くなると、傷がつきやすいので、テーピング等の管理が必要となってくるのかもしれません。性別未確認 1歳前後位だと思います。命名カトちゃん。「名前がついていた方が、もらってもらえそうな気がして…」との事でした。「カトちゃんはオテとオカワリが出来るんですよ~♪カトちゃん、ほら、山下さんに良い所みせてやろうよ!」無表情でオテをするカトちゃん、それがまたとても愛らしい子でした。カトちゃんは、多頭飼育の家で産まれた子でした。写真に写りこんでいるフリーペーパー「もふもふ」表紙の子猫、この仔のお母さんと同じ家で産まれ、そして、同じように飼育放棄された仔です。表紙の子は、生後数時間後にオス犬(写真の犬)が、母親代わりとなって愛情を受けて育ち、無事譲渡された仔です。カトちゃんにはぜひ・・・カトちゃんにもぜひ・・・新しい飼主さんがみつかり、幸せになって欲しい…。譲渡希望の方は、直接宮崎市保健所に行かれるか、県外の方は、私達の方にお問合せ下さい。一日でも早く、温かなお家へと行けますように・・・管理所や保健所には、直接引き出しされる方以外、お電話は絶対にしないでください。会のアドレスにお問合せ下さい。hogoya310★gmail.com※「★」を「@」に変えて下さい。折り返し担当スタッフよりお電話いたします。お名前、所在地(都道府県名のみ)、お電話番号、気になっている犬、必ずこの4点のご記入をお願い致します。出来る限りのサポートはさせて頂きます。~お願い~ブログ内の写真を無断で加工したり、文字を入れたり、里親募集サイトに無断で投稿する事はどうかお止め下さい。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 ※「ひまわりの家」と山下由美は、一切関係ございません。2009年に辞任後「いのちのはうす保護家」として独立しています。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年01月24日
今回も、多くの皆様のシェアに助けられました。本当にありがとうございました。この子は、お迎えがありました。この子は、以前からお世話になっていた方より、受入れ出来ますとご連絡を頂けました。今日、いったん保護家に連れてきました。土曜日にお渡しとなります。保護家では、他の犬達の匂い、声がするので、怯えてバリケンから出てきませんでした。新しいお家に行くまで、別のお部屋での隔離となります。そして・・・また次の判定が来ます。来週判定を受けるのは、この子です。紀州犬 オス 成齢 推定23キロ位檻越しでしか分かりませんが、穏やかそうな感じの仔でした。一度も吠える事はありませんでした。飼主さんが探してくれてるような仔だと思うのですが…判定の日までにどうか、無事に飼い主さんの元に帰れますように・・・管理所や保健所には、直接引き出しされる方以外、お電話は絶対にしないでください。会のアドレスにお問合せ下さい。hogoya310★gmail.com※「★」を「@」に変えて下さい。折り返し担当スタッフよりお電話いたします。お名前、所在地(都道府県名のみ)、お電話番号、気になっている犬、必ずこの4点のご記入をお願い致します。出来る限りのサポートはさせて頂きます。~お願い~ブログ内の写真を無断で加工したり、文字を入れたり、里親募集サイトに無断で投稿する事はどうかお止め下さい。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 ※「ひまわりの家」と山下由美は、一切関係ございません。2009年に辞任後「いのちのはうす保護家」として独立しています。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年01月20日
判定に落ちたこの子達は、明日(19日)の朝9時には終わりを迎えてしまいます。殺処分機へと向かいます…向かわせてしまいます。オス 成齢 推定18キロ位この子は、長い期間放浪してたそうです。小学校が近い場所で…との事だったので、大きい犬だし、何か事故があったら困ると、保健所に通報があったようでした。帰り方が分からなかったのか、あえて遠くへと棄てられたのか、エサをあげてる人が居たのか、長い期間、同じ場所を放浪していたようでした。長く人間と一緒に暮らしていなかったからか、長い期間、追い払われていたのか、管理所に来た当初は、人間に怯えていたそうです。時間をかけてやっと尻尾を振り、人間に甘えられるようになったのに…やっと、人間を受け入れてくれるようになったのに…この仔に待っているのは「殺処分」しかないのでしょうか。この仔の檻の前でずっと考えていました。この仔に触れながら、目を見ながら・・・でも、答えが何も出せませんでした。この子は、それを悟ったのかもしれません。最後ははうずくまるように眠ってしまいました。メス 成齢 推定16キロ位背中に皮膚病らしい脱毛がありましたが、だいぶ良くなっていました。下痢も止まり、性格も落ち着いているように感じました。犬に対しても、相性がありますが攻撃性はありません。殺処分を何度か延長して下さっていましたが、約1ヶ月・・・これ以上の延長はもうありません。最初の頃は、少しビクビクしていましたが、人間が大好きな子です。人間を信じてくれている子です。この仔達2頭は、明日19日のAM9:00までです。どうか、いのちが繋がりますよう…頑固なお爺ちゃん犬は・・・いのちのはうす保護家のボランティア上野さんが、我が子にしますと、連れて帰ってくれました。頑固で気難しいおじいちゃんですが、上野さんなら、おじいちゃんの要求にも気付ける人、上野さんなら、おじいちゃんも安心して余生を送れると、そう感じて、上野さんにこの子の話をしてきました。本当に・・・良かった。おじいちゃんが衰弱していた時、見捨てずに保護期間中ずっと介助を下さってた宮崎市保健所の職員さん、管理所の職員さん達に、感謝の気持ちでいっぱいです。管理所や保健所には、直接引き出しされる方以外、お電話は絶対にしないでください。会のアドレスにお問合せ下さい。hogoya310★gmail.com※「★」を「@」に変えて下さい。折り返し担当スタッフよりお電話いたします。お名前、所在地(都道府県名のみ)、お電話番号、気になっている犬、必ずこの4点のご記入をお願い致します。出来る限りのサポートはさせて頂きます。~お願い~ブログ内の写真を無断で加工したり、文字を入れたり、里親募集サイトに無断で投稿する事はどうかお止め下さい。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 ※「ひまわりの家」と山下由美は、一切関係ございません。2009年に辞任後「いのちのはうす保護家」として独立しています。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年01月18日
オス 成齢 推定18キロ位人慣れしている子です。猟犬種で力が強そうな感じの子です。犬に対しては分かりませんが、攻撃性は全くありません。この子は、先週殺処分が決まっていたのですが、更に一週間の延期となりました。下痢が続き、背中の脱毛もあったのですが、下痢も止まり、皮膚の状態もとても良くなっていました。メス 成齢 推定16キロ位犬同士が難しいのかもしれないとの事でしたが、犬によっての相性だと思います。少しだけビビりさんですが、人間の事は大好きな子です。オス 老齢 推定16キロ位捕獲当初、衰弱してご飯もお水も自力で摂る事が出来ませんでしたが、管轄の宮崎市保健所の職員さん達が、ずっとお世話下さり、今では食欲も旺盛で元気になりました。今は痩せてるので、16キロ位かもしれませんが、正常になれば20キロ近く行くかもしれません。正直に書くと・・・頑固で多少の気難しさはあります。要求が伝わらないと、「なんでわからんの!」と、イライラしてるのか、檻越しで咬む仕草をします。要求が伝わらないと、体全身で伝えようとします。このときは、朝ごはんを山盛り食べたのに・・・「腹が減った!飯をくれ!」を、伝えたかったようです。職員さんの目を見て必死に訴えていました。お腹がいっぱいになったら直ぐ落ち着きました。咬む仕草だけで、本気で咬むつもりはなかったと思います。要求が伝わらないもどかしさ、イライラだったと思います。老犬なので、足取りはフラフラとはしていますが、まだまだ元気な子です。飼育環境があまり良くなかったようで、身体に脱毛はありますが、皮膚病とは違うと思います。環境と食べ物が変われば、またフサフサ毛が生えてくると思います。日本犬特有の性格、老犬特有の頑固さはありますが、伝えようとする力が強く、感情をストレートに出すので、とても魅力的なお爺ちゃんです。この3頭が、明日一次判定です。一次判定に受かれば、明後日二次判定です。どちらも落ちれば…木曜日の朝、殺処分です。管理所や保健所には、直接引き出しされる方以外、お電話は絶対にしないでください。会のアドレスにお問合せ下さい。hogoya310★gmail.com※「★」を「@」に変えて下さい。折り返し担当スタッフよりお電話いたします。お名前、所在地(都道府県名のみ)、お電話番号、気になっている犬、必ずこの4点のご記入をお願い致します。出来る限りのサポートはさせて頂きます。~お願い~ブログ内の写真を無断で加工したり、文字を入れたり、里親募集サイトに無断で投稿する事はどうかお止め下さい。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 ※「ひまわりの家」と山下由美は、一切関係ございません。2009年に辞任後「いのちのはうす保護家」として独立しています。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年01月16日
取り急ぎの更新で申し訳ございません・・・メス 成齢 推定16キロ位人慣れしている子ですが、下痢が続いていた事と、背中の脱毛があり、先週の判定に落ちました。皮膚病の可能性もありますが・・・ここに居る事のストレスから来ているものかもしれません。この仔は、殺処分が一週間延期になったそうです。その間に、元の飼主さんや、新しい飼主さんが決まるのでは・・・?と、宮崎市保健所の判断でした。この仔の殺処分は1月12日、AM9時です。管理所や保健所には、直接引き出しされる方以外、お電話は絶対にしないでください。会のアドレスにお問合せ下さい。hogoya310★gmail.com※「★」を「@」に変えて下さい。折り返し担当スタッフよりお電話いたします。お名前、所在地(都道府県名のみ)、お電話番号、気になっている犬、必ずこの4点のご記入をお願い致します。出来る限りのサポートはさせて頂きます。~お願い~ブログ内の写真を無断で加工したり、文字を入れたり、里親募集サイトに無断で投稿する事はどうかお止め下さい。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 ※「ひまわりの家」と山下由美は、一切関係ございません。2009年に辞任後「いのちのはうす保護家」として独立しています。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年01月11日
・・・2006年・・・ 飼育放棄された犬猫の現状を知り、動物愛護活動をスタートさせました。活動をしていくうちに、宮崎県の動物行政の遅れを感じ、「宮崎県の現状を全国に伝えたい」という目標を持ちました。・・・翌2007年・・・ 「奇跡の母子犬」をきっかけに、全国に広まり、宮崎県の行政も少しずつ良い方向で動き出して下さいました。啓発にも繋がり、殺処分される犬猫が減る事を願い、管理所の隣に小さな譲渡施設があれば・・・そう何度もブログでつぶやいてきました。・・・翌2008年・・・管理所の隣に「ひまわりの家」が設立。私は、仕事としてひまわりの家に勤務する事となりました。判定に合格した犬猫達は、ひまわりの家で、新しく生きるチャンスを与えられる事になりました。次の目標は、判定に落ちる犬猫達にも手を差し伸べる…でした。・・・翌2009年・・・私は「ひまわりの家」を辞任しました。次は、判定に落ちた犬猫達が保護できる「シェルターを起ち上げる」という新たな夢を抱えて…。「ひまわりの家」が出来るきっかけとなったひまわりに、「必ず次の道を切り開くから」と約束をして、ひまわりの家を去りました。・・・翌2010年・・・更地を無償で提供して下さる方と出会い、判定に落ちた犬猫を保護する小さな施設を作りました。有志と二人しか居なかったので、365日休み無しでした。個人レベルではなく、組織になればもっと多くの命を救えるのでは?と、愛護団体の設立を目標に持ちました。・・・翌2011年・・・サポートしてくれるメンバーが集まり、「いのちのはうす保護家」愛護団体の設立。個人から団体に進化できたものの…犬猫の保護頭数のキャパを超えるようになり、電気、水、何も通っていない施設での保護に限界を感じるようになり、次の目標に、「新天地への移転」を考え動き始めた年でした。・・・翌2012年・・・理解のある不動産さんと大家さんとの出会いがあり、古民家を貸して頂く事になりました。ライフライン全てが通っていて、雨風しのげる場所に新しく再出発出来る事となりました。以前からお話を頂いていた「奇跡の母子犬」の映画化、「ひまわりと子犬の7日間」の上映により、宮崎県が、愛護センター設立に向け動き始めた事を、知りました。より良い愛護センターを県民皆さんで考えていけたらと、保護活動だけではなく、啓発の一環として、講演活動もしていきたいと、翌2013年度の目標を立て始めました。・・・翌2013年・・・映画上映がきっかけとなり、講演依頼が多く来るようになり、啓発活動にもようやく力を入れ始めた年でもありました。そして・・・これまでは「無理」だと諦めていた老犬保護の分野。ある一頭の老犬「王子」レスキューがきっかけとなり、漠然とですが、いつか「老犬ホーム」を作りたいと、次の目標を持つようになりました。・・・翌2014年・・・私達に、「尊厳死」の大切さを教えてくれた「王子」死去。この事がきっかけとなり、「老犬ホスピス」棟を実現化していく決意をし、全国の皆様のご支援により、夢が実現化しました。次の目標は、約10年間抱いていた夢、フリーペーパーを発行したいと…必ず、必ず、実現させたいと、翌2015年の目標に立てていました。・・・翌2015年・・・保護活動支援団体「ワントゥワンズ」石塚美穂さんとの出会いをきっかけに、目標に掲げていたフリーペーパー発行を、共に実現させようと、「ワントゥワンズと」い「のちのはうす保護家」がタッグを組み、同年6月には無事第一号を発行する事となりました。ネットをしない県民皆さんにも、現状を知って頂けるための第一歩となりました。翌年は、老犬介護と看取りの辛さや悲しさだけではなく、そこから得られる優しさや暖かい気持ちを知って頂きたい…老犬達に注目して頂けるように動いていきたいと、2016年度の目標を立てました。・・・翌2016年・・・NHKのドキュメンタリー番組にて、「老犬ホスピス命を看取る」保護家の老犬ホスピスが放送されました。ネットをされない全国の皆様より、温かいお手紙を沢山頂きました。放送内でも最後に流れましたが、翌年2017年度の目標は、介護に疲れている飼主さん達のサポートをする老犬達のデイサービスをしていきたいと決めました。私はこの10年間、停滞しててはダメだと、どんな環境に居ても、なっても、殺処分がある限り、満足してはダメだと、ずっと目標を掲げて活動してきました。この10年振り返ってみると、目標は翌年に全て叶えてきています。ただ、叶ってきた物全て、私の力ではありませんでした。目標、夢を、実現化してきたのは、全国の支援者の皆様、そして、有志の力です。私はただ、動ける体があり、自分で見た事、感じた事を、ブログに綴ってきた…ただそれだけでした。お手紙やメールやお会いした際にいつも「犬猫のためにありがとうございます」そう優しいお言葉をかけて頂きます。ですが・・・逆に、「犬猫のために、お力を貸して下さりありがとうございます」謙遜でも綺麗事でも嘘でもなく、心からそう感じております。実際蓋を開けてみると、夢や目標を実現させてきたのは私ではない。こうしてブログに綴っている自分を客観的に見ると…無力な自分が恥ずかしさでいっぱいになります。2017年の目標は・・・自分の、そして「いのちのはうす保護家」の基盤作り。「自走型保護施設」全国の皆様に御負担が大きくかからないよう、保護費用、施設維持費、医療費等・・・自分達の力で作れるような組織にしていきたいと思います。いつか実現化となるための「自走型保護活動」に向け、2017年は、少しずつその基盤を作っていきたいと思います。10年を簡単に振り返り、こうして文字にしてみると、どんなに多くの皆さんに助けられてきたのか…改めて感謝の気持ちでいっぱいです。全国の皆様、本当本当にありがとうございます。・・・追記・・・こうして文字にして、自分自身の過去を振り返り・・・本当言うとこの10年間、人間関係でも苦しみました。正直、仲違いして縁を切ったり切られたりの人もいました。色んな方法で活動の妨害を受けてきました。公の場で面白おかしく叩かれたこともありました。公の場で、嘘ばかり書かれたこともありました。「争い」にエネルギーを使いたくなかったので、公の場で反論する事はありませんでしたが、その人達の事を、心底「嫌い」と思いました。憎しみの感情もあったと思います。ですが・・・一時期は共に活動してきた仲間でもあり、一時期はその人たちに助けられた時期もあったのです。裏切られた時の悔しさが、活動の上でバネとなってたのも事実です。その人たちが居たから、今の私、今の保護家があります。不思議と今は、そういう方々にも「ありがとう」と言えます。私は、泣いて、悔しい思いをする事によって、這い上がる為には何をすれば良いのかと、必死になれるから。逆境がないと頑張れないから。だから・・・嫌味でも何でもなく、心からの「ありがとう」なんです。「憎む」という感情は、これまで看取ってきた老犬達から間違いであると教えてもらえた気がします。地獄のような年月を過ごしてきたはずの老犬達は、最期は誰も恨むことなく、優しい感情だけを抱きながら最期を迎えていたから・・・。老犬達に、自分の心の小ささを改めて気付かさせれました。今度は、私が老犬達に恩返しをする番だと、今年は更に頑張っていきたいと思います。動物たちの未来のために・・・いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 ※「ひまわりの家」と山下由美は、一切関係ございません。2009年に辞任後「いのちのはうす保護家」として独立しています。 〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年01月08日
2014年11月10日、ボロボロな首輪をつけた老犬が収容。ガタガタと体を震わせながら、真っ直ぐな目で訴えかけてきた姿は、今でもハッキリと覚えています。この仔が、どれだけの孤独と戦ってきたのか…それでも、人間を信じ続けてきたこの仔に申し訳なさを強く感じた。命名「ハク」と名付けられ、保護家の老犬ホスピス棟に。ハクは、決して主役になる子ではなかった。わがままも言わない、何の要求もしない、何があっても怒らない、いわゆる「手のかからない仔」。多頭になると、ハクのような仔は損なのかもしれない。要求する事はホントに何もなかったのか…もっともっと、前に前に出て主役になれば良いのに…それ位、謙虚な子でした。私は・・・ハクに目を向ける事がちゃんとあったのだろうか?ハクのお利口さんに、甘えすぎていたのではないか?皮肉にも・・・私のパソコンの中には、元気だった頃のハクの写真よりも、ハクが倒れた一年間の写真の方がはるかに多い。ハクは、一年前に前庭疾患で倒れ、復活しては倒れ…これを何度も繰り返した。脳に腫瘍があるのだろうと診断され、あんなに愛らしかったハクの顔は、どんどん変形していった。本当に皮肉にも・・・私がハクとしっかりと向き合い始めたのは、元気だった頃のハクよりも、寝たきりになったハクとの一年間かもしれない。真っ直ぐが真っ直ぐでないハクの脳は、ちょっと目を離すとこんな状態でした。一年間、これを続けてきたので、体がどんどん柔らかくなり、ハクにとっては、この体勢で居る事が「正常」な真っ直ぐなのでした。ハクは・・・生きているのが辛くないのか?この一年、寝たきりになったハクに何度もそう問いかけた。そんなある日、ハクの死期が目の前に来ている事を感じ取った。今、自分で決めた最期なんだろうな・・・と、私は、ハクに従う事にしました。無理矢理口に入れる事から手を退いた。そして・・・2016年12月27日「逝く準備」この記事を書いた7時間後・・・ハクは永眠した・・・。あの記事は、保護家の作業中でバタバタしている時間帯でした。なぜ、今書くのか・・・なぜ、あのタイミングだったのか・・・私には理由が分からないと、記事中でも書きましたが、その理由が分かりました。「尊厳死」にはいろんな形がある事。それを、今、自分が生きているうちに文章にして伝えなさいと、ハクからのメッセージだったのだと感じました。苦しかった・・・ハクがここまで頑張ってくれたのに、私は何をやってきたんだと、湧き出てくる感情が怒りとなり、その怒りを自分にぶつける事しか出来なかった。そんなとき・・・鹿児島県の獣医師さんのブログ記事に私は、救われました。「病気や死を受け入れることに決まりはない」http://ameblo.jp/alohapet/entry-12232496130.html無理矢理にでも流動食を流してたら、あと一日長く生きれたのではないのか・・・?いつでも点滴する用意しながらも、救急箱に手を伸ばさなかった事は正しかったのか・・・?身体を移動する事だけでもキツイだろうに、散歩に連れ出してた事で死期を早めたんじゃないのか?自分の判断は正しかったのだろうか・・・?どこまでが正しくて、どこまでが間違いだったのだろうか?そう考えるのも、自分を怒ったり、責めるのも、もうやめた。だって、「幸せ」だったから。最期までみんなが笑顔だったから。振り返って過去の写真を開いていくと、常に最期が近い老犬達の側にいつも寄り添っていました。決して「主役」ではなかったけど、いつもそこにはハクの姿がありました。熊本の被災地から来たココちゃんの死期が近づいたときも・・・コナンと殿が倒れたときも・・・元猟犬だったマルオの最期を、マルオが望んでいた「猟犬」として最期を迎えさせようと、苦渋の決断した時も・・・いつもそこにはハクの姿がありました。大雨の夜、投げ捨てられた半身不随のサンばぁ。この写真を撮ったレスキュー当日、パニック状態でガウガウ激しかったサンばぁを、穏やかなオーラで包み込んでくれたのも、振り返ってみるとハクでした。ハクは、「優しさ」を持って生まれてきて、「優しさ」を抱えながら、「優しさ」を残しながら、犬生に幕を閉じました。保護家で過ごした2年の半分は、介護生活だったけど、ハクらしく生きれた・・・ような気がします。ハクがきっかけで保護家に来た風邪猫達。コハク(♀) ちひろ(♀)ハクの火葬の日と重ならければ、この子達は保護家に来ることもありませんでした。ハクがレスキューした子だと言っても、過言ではありません。ハクは最期まで優しい子でしたから・・・。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 ※「ひまわりの家」と山下由美は、一切関係ございません。2009年に辞任後「いのちのはうす保護家」として独立しています。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年01月02日
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