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5月20日。この日は、オーバンから北上し、カイル・オブ・ロハルシュ(Kyle of Lochash)の大橋を渡って、スカイ島に上陸。この島には二泊します。スカイ島では、北東部にあるポートリ(Portree))という町で、食料を調達します。これがポートリーの街中。港に近い町で、高台からは海が見えます。ここで食料を調達したのは、実は翌日の「絶海の孤島ツアー」のためのお弁当の材料を買い込むためでした。孤島では飲料水を含め食料品は手に入らないからです。宿泊先のチェックイン時間にはまだ時間があったので、二日後にフェリーに乗る予定の港まで足を伸ばします。岬の中ほどに見えるのが、スカイ島の北の港ユーイグ(Uig)です。綺麗な緑と青ですね。右端に見えているのが、港です。(続く)
2024.06.22
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オーバンは大きな港町で、面白いお店がたくさん並んでいます。そこで2時間くらいショッピングを楽しんでいたら、結構つかれてしまい、ゲストハウスに戻ってからは部屋でのんびりすることにしました。窓から見える風景を観賞。上の写真はたぶん午後5時半ごろです。次は午後9時15分ごろ。ようやく日が陰ってきましたね。午後9時45分。ようやく夕暮れ時になりました。そして、朝です。午前5時半ごろですね。それから1時間たった午前6時半ごろ。もうすっかり昼間のように明るくなっておりました。5月のイギリスは、いつもこのように昼間が長いわけです。(続く)
2024.06.21
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キンタイア半島に到着。この半島の先端にあるキンタイア岬(Mull of kintyre)は、1977年にウィングス名義でリリースされたポール・マッカートニーの曲「Mull of kintyre (夢の旅人)」でよく知られていますね。Mull of kintyre Oh mist rolling in from the sea, My desire is always to be here Oh mull of kintyre当時ポールの農場があったそうです。旅に疲れたら、いつでも帰りたくなるような魂の故郷というような意味でしょうか。スコティッシュ・ワルツ風で、バグパイプも登場します。今回もそちらの方に寄っている時間はなくて、ひたすらこの日の目的地であるオーバンに車を走らせました。島から半島に渡ったのは、そのほうがアードロサンに戻るより、時間を大幅に節約できるからです。90分ほどのドライブで、目的地のオーバンに到着。オーバンの街中です。港の風景。 以前、ここからマル島にわたったこともありました。地図の右側側にある赤い点がオーバン港。中央の大きな島がマル島です。これは以前オーバンで泊まったホテル。海に面したホテルでなかなかした。しかし今回は、高台のゲストハウスに宿泊しました。そこからのオーバン港の風景がこちら。見晴らしのいいゲストハウスでした。(続く)
2024.06.20
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そうこうしているうちに、フェリーがロクランザの港に入ってきました。最初のころは緊張しましたが、しょっちゅうフェリーに乗り込んでいますから、ずいぶん慣れてきました。乗り込むとすぐに出航。といっても対岸のキンタイア半島は見えています。すぐそこですね。30分で対岸に到着します。上の写真では、左がアラン島で、右がキンタイア半島です。船から南を見ています。海峡の名は、キルブラナン海峡(Kilbrannan Sound)。間もなくキンタイア半島に上陸します。(続く)
2024.06.19
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向かった港は、アラン島に来るときに使ったブロディックの港ではなく、北のはずれにあるロクランザの港です。アラン島の北側は初めてだったのですが、自然が豊かできれいなところでした。45分ほどのドライブで、ロクランザに到着。フェリーの出発時間(午前10時45分)までにはまだ一時間以上あります。すでに先着の車が4台ほどあったので、その後ろに駐車します。時間があるので、車を置いてロクランザを散策。のんびりした小さな港町です。ロクランザ城。元々は13世紀に建造されたお城で、王家の狩りのための宿泊所だったとか。残存している建物は16世紀のものだと書かれています。港には小さいボート用の桟橋もあります。湾の対岸から来た老夫婦が、ボートで戻って行きます。「スコットランはいつもこんな天気だよ」と冗談を言っておりました。すぐそばには、マガモ君が泳いでおりました。(続く)
2024.06.18
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5月19日。窓から見た朝の風景。海岸には犬の散歩をしている人が見えます。曇っていますが、まずまずの天気ですね。雲間から日が差し込んできました。出発する前にちょっと散歩をします。すると、すっかり晴れてきました。 赤い縁取りの屋根の建物が、宿泊したゲストハウスです。白い車が借りたレンタカー。田舎では路上に駐車します。この日は移動日です。アラン島からキンタイア半島にフェリーでわたり、北のオーバンという港町を目指します。(続く)
2024.06.17
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アラン島に着いたのが午後1時半で、オウケンカールの立石とマクリー・ムーアの巨石群を見たら、もう午後3時半か4時ごろになっていたと思います。この時間から次にどこの遺跡に向かうかです。事前に下調べしてあった巨石群は、次のように地図に書き込んでおきました。本当は、最近ほぼ完ぺきな形で見つかった、西海岸のドラマドゥーンの遺跡群もみたかったのですが、この時間からでは行っている余裕はなさそうです。大幅に割愛して、島の南東の遺跡群を目指しました。その途中で立ち寄ったのが、この立石。キルドナンの立石(Kildonan standing stone)です。お結びというか、三角形の立石ですね。なぜこのような形になっているかというと、その答えは、上の写真の中央の水平線にあります。三角形の島が見えますよね。おそらくこの島の形を模したのだと思われます。富士山を模した富士塚のようなものですね。アルサクレイグ島(Ailsa Craig)という名前の、自動灯台のある無人島で、カーリングで使用されるストーンの原材料・ブルーホーン花崗岩は、この島で採石されるそうです。再び東海岸に戻ってくると、ホーリー島が現れます。この日はこの島が見える海岸のゲストハウスに宿泊しました。部屋からは目の前に海が見えます。(続く)
2024.06.16
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駐車場への帰り道。違った角度から写真を撮ります。他の訪問客が寝そべってくつろいでいる様子と巨石。こちらは立石の前で調べている観光客。そしてこちらは、行きには気づかなかった、道標としての立石。r写真中央、丘の上に立っています。おそらくこれが7号基と呼ばれている立石で、5号基と10号基を結ぶ線の中間に立っています。最後に、行くときには気づかなかった8号基。ちょっと南に外れたところにありますが、5号基や7号基とセットになっているように思われました。駐車場から、最東部にあるマクリー・ムーア巨石群の11号基までが約2キロ。ですから往復4キロとなり、ゆっくり歩くと1時間かかる計算ですね。もちろん途中、写真をとったり、調べたりしながら歩くわけですから、90分以上歩き回っていたことになります。ここだけで約1万歩は歩いたように思われます。この日はほかいも歩き回ったので、後で歩数計を見ると2万歩を超えておりました。(続く)
2024.06.15
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この日は本当によく晴れて、空はすごく青く見えました。この遺跡から見える場所にも、別のストーンサークルがあります。マクリー・ムーア1号です。で、この1号基の左奥に見えるのが、11号です。これがその11号基。遠くの山もよく見えますね。世界中、どこでも同じですが、高い山と山を結んだ場所には宇宙のパワーが宿ります。つまりパワースポットができるわけです。こうしたストーンサークルは、そのパワーの増幅器のようなものです。もちろんカレンダーの役割も果たし、同時に季節ごとの祭祀場として使われていたと思われます。そして、どの方角にどの山があり、どのように進めばいいかを示す地図および道路標識でもあったわけですね。ストーンサークルは、非常に役に立つ世界共通の多目的巨石建造物といえるのではないでしょうか。(続く)
2024.06.14
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マクリー・ムーアの5番から見えた立石はこちらです。マクリー・ムーア3番の立石です。高さは高さは4・3メートルもあります。元々は9つの立石からなるストーンサークルだったのですが、立っているのはこの一本だけ。幾筋もの縦の溝が彫られていることがわかりますね。この溝に水を流すことによって、大地に雷を誘導したのではないかとの説もあります。この場所からも次の巨石遺構を見渡すことができます。こちらは、マクリー・ムーア2番のストーンサークル。元々は7本か8本からなるストーンサークルだったとされていますが、現在は三本の立石しか残っていません。三本以外は、上の写真のように、根元の残骸だけが残っています。(続く)
2024.06.13
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駐車場のある場所から1キロ弱ほど歩くと、目の前に現れるのがこちらのストーンサークルです。マクリー・ムーアの5番のストーンサークルです。遠くに見える山が、標高512メートルの「Ard Bheinn(アルド・ベイン)」。ほぼ真東にある山です。春分や秋分の日にはここから太陽が昇るわけです。しかも、あの山の向こうにホーリー島があります。このサークルにはいくつか面白い石があります。自然に十字にひびが入ったのかもしれませんが、もしかしたら春分・秋分の日の出方向を示した「方位石」あるいは「カレンダー石」です。上の写真の「方位石」の右手前の石は、伝説の巨人戦士フィンガルが巨大な愛犬ブランを繋いでいたといわれる穴が彫られた石とされ、このストーンサークルの別名「フィンガルの大かまど台座石」の由来となとなっています。アラン島の名物ウィスキー「マクリー・ムーア シングルモルト」のデザインには愛犬ブランが描かれているとか。このサークルからは、他の巨石群を見渡せるようになっています。こちらの方角(北東)には、立石の間から遠くに別の立石が見えています。そちらに向かってゆきましょう。(続く)
2024.06.12
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マクリー・ムーアの巨石群の散策コースで、最初に出てくる遺跡はこちらの遺跡です。Moss Farm Road (モス・ファーム・ロード)と書かれています。ここにはかつて直径23メートルほどのストーンサークルに囲まれた墳墓(ケアン)がありました。4000年前の墳墓とみられていますが、石を利用するため破壊されてしまったようです。その後再建されて、辛うじてストーンサークルの痕跡が再現されました。「マクリー・ムーアのサークル10」とも呼ばれています。それではメインの巨石群に向かいましょう。まだまだ先にあります。黄色く甘い香りのするゴースがきれいに咲いておりました。(続く)
2024.06.11
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オウケンカールの立石の後は、以前にも立ち寄ったマクリー・ムーアの巨石群を見に行きました。車を駐車場に止めて、ゲートを超えて「羊の王国」に入っていきます。どこまでも羊の牧草地。そこを永延と歩きます。振り返ると、遠くにキンタイア半島が見えています。アップダウンが比較的少ないので、ハイキングや犬の散歩コースになっています。(続く)
2024.06.10
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ホーリー島の話でしたね。この島は長らく、癒しの泉が湧き出る聖なる場所であるとみなされてきたそうです。6~7世紀にこの島で暮らしていたとされる聖モレーズの洞窟もあり、13世紀の修道院の跡もあります。16世以降、何度か所有者が変わりましたが、1992年に熱心なカトリック教徒だったケイ・モリスが夢のお告げで、チベット仏教徒(ラマ教徒)に譲るように促され、比較的安値で売却したとのことです。今では観光客が訪れる人口30人ほどの島として知られています。同じラマ教徒で知られるリチャード・ギアも時々、島を訪問するのだと、アラン島の人が話していました。アラン島に到着して最初に向かったのは、港の反対側の西海岸。車を止めます。今回は白のアウディでした。アラン島の西海岸。遠くにキンタイヤ―半島が見えます。のどかな風景が広がっております。最初の目的地はこちら。オウケンカールの立石です。日差しが強いので立石の日陰で羊が休んでいますね。のんびりしていいい感じです。(続く)
2024.06.09
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北緯55度ーーこの緯度上には、面白いことに二つのホーリー・アイランド(聖なる島)があります。一つは巡礼地として観光名所になっているイングランド北部の東海岸二キロ沖にある島。別名リンディスファーン島で北緯55度40分にあります。もう一つは、スコットランドの西海岸クライド湾にあるアラン島のラムラッシュ湾の中にある島で、北緯55度32分にあります。イギリス北部の東と西をまるで門番のように、二つの聖なる島でガードしているわけですね。その西の聖なる島が、昨日紹介した、アラン島にのそばのホーリー島というわけです。二つの聖なる島を配置したことは、単なる偶然と思われるかもしれませんが、霊的には非常に大きな意味を持つように思われます。それを象徴するように、このホーリー・アイランドはアラン島を人の頭と見立てたときに、口の先にあります。右端やや下方にある島がそうです。今にも食べようと口を開けている横顔の口の先にある食べ物のように見えますね。これにも象徴的な意味があるように思われます。 (続く)
2024.06.06
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1時間ほど散策などをして暇をつぶしたでしょうか。ようやくフェリーがやってきました。接岸。中から車が次々と出てきます。全部出払ったら、我々の番。次々にフェリーに乗り込みます。アラン島までは1時間弱の所要時間です。 アラン島が見えてきました。綺麗な島ですね。アラン島は二度目です。アイルランドにもアラン島がありますから、間違われやすいです。アラン島の沖合に浮かぶ「ホーリー島」も見えていますね。次回はこのホーリー島について語りましょう。(続く)
2024.06.05
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ホテル空港から車で20~30分ほどのところにありましたから、おそらくホテルに到着したのは、17日の午後10時過ぎごろだったのではないかと思います。イギリスの夏時間は夜でも結構明るいのですが、薄暗くなっておりました。そのときホテルのロビーで出迎えてくれたのが、この子。と言っても、このワンちゃんは本物ではなく、オブジェなんですけどね。長旅で疲れていたので、すぐに休みます。ちなみに夕食はヒースロー空港で済ませておりました。翌18日。快晴です。例によって、時差の関係から早く起きたので、午前8時台にはチェックアウトを済ませて、目的地の西海岸の港に向かいます。港の名前は、アードロサン。ここからアラン島行きのフェリーに乗ります。港まではグラスゴーを経由して車で2時間弱。途中、軽く朝食を取っても、午前10時半には港に到着しておりました。10午前11時ごろチェックインを済ませても、午後12時半の出発時間までには時間があったので、港を散策することにします。待合室の建物の上にいたカモメを撮影。ここでスコットランド人の年配の旅行者夫妻と15分ほど話をして顔見知りに。後にフェリーの中でも一緒になったので、いろいろお話を伺いました。何でも妹がアラン島に住んでいて、これから訪ねに行くところだとか。毎年、家族が集まって、賑やかに過ごすようでした。お孫さんの写真などを見せてもらいました。まだ時間が余っていたので、すぐそこの灯台まで足を伸ばします。海鳥がプカプカ浮いていますね。ダウンの羽毛として使われるEider Duck(アイダ―・ダック)と呼ばれる海アヒルのオスです。名前はわかりませんが、草地には小さな花々が咲き誇っておりました。(続く)
2024.06.04
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搭乗した飛行機は英国航空。翼の先端が上に曲がった最新のエアバスでした。窓から富士山が見えます。富士山ともしばらくお別れですね。今回もアラスカ、グリーンランド、アイスランドの上空を経由する英国ヒースロー空港行きでした。片道14時間のフライト。ヒースローには現地時間で午後3時45分ごろ到着。自動入国審査の機械が私のパスポートをうまく読み取れなかったため、仕方なく普通の入国審査の列に並びます。こちらの機械はちゃんと読み取ったようです。ヒースロー空港内で少しのんびりした後、エディンバラ空港へ乗り継ぎましたが、出発が1時間遅れて午後7時45分に変更されます。結局、エディンバラ空港に着いたのは、一時間遅れて午後9時に。羽田を発ってから約20時間経過した計算です。すぐに予約したレンタカー会社で車を借りて、夕闇が迫る中、この日の宿泊先に向かいました。(続く)
2024.06.03
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日本を発ったのは5月17日午前でしたが、我が家から空港までは遠いので前夜は羽田空港に隣接するホテルに宿泊しました。そこから見える風景。夕食は羽田空港で。英国風パブを堪能。そして17日朝。快晴でした。(続く)
2024.06.02
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富士山といえば・・・・i恐竜・・・・!?久しぶりに訪れたら恐竜のオブジェが歓迎してくれました。奥に見えるのが富士山です。あと三日。ようやく目途が立ってきました。
2024.04.29
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静かで綺麗な砂浜ですね。さて、須崎半島に別れを告げて、西伊豆方面へと向かいます。途中立ち寄った山神社。いい感じの社ですね。こちらは山神社の力石と書かれています。右の石は88・6キロ、左の石は123・2キロもあるそうです。この石を背負って、拝殿脇の階段を上り下りしたという記録があるとか。何かご利益があったのでしょうか。それとも「シジフォスの石」?立石もあります。こちらはご神体石のようですね。明治28年建立とあります。不思議な神社でした。(続く)
2023.12.29
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12月19日は、本当に久しぶりに伊豆半島の下田へ。途中、あたみ桜の開花に驚きつつ、午後3時ごろには伊豆・下田の宿泊先に到着しておりました。白浜海岸です。子供のころは、夏休みにはよく下田近辺で海水浴をしておりました。夏の海の定番ですね。遠くには大島が見えます。その後、八丈島や奄美大島、徳之島などにも行くようになりましたが、夏の海水浴の原点がここ下田にあります。ふと、空を見ると・・・おお、UFO雲が出ていますね。UFOといえば、前日18日の夜、秋山事務所で取材した後、外に出たら秋山氏が「UFOだ」と言ったので撮影した「遠くのオレンジ色の光」を拡大すると、次のように写り込んでいました。何か構造を持った発光体に見えますから、UFOの可能性がありますね。話は再び下田に戻ります。こちらは南国のクリスマスという感じでした。(続く)
2023.12.24
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大イチョウのすぐ隣には、小さな社があったのでお参りします。それにしても、辺り一面銀杏の世界です。イチョウのカーペットも半端ではありませんね。遠くの山々も紅葉しております。そばにある柿もたわわに実っております。右側が柿の木です。旅館に帰る途中、虹が見えました。運転していたのですぐには車を止められず、写真は撮れませんでしたが、道の駅の駐車場に着いたときもまだ虹が架かっておりました。ただし、肉眼ではまだはっきりと見えたのですが、写真に撮ると・・・既に薄くなっていてほとんど写っていませんでしたが、ちょうど中央の並木の切れ目のところがうっすらと虹色になっておりました(心眼で見ると、少しだけ他よりも紫やピンクがかって見えます)。大イチョウを見たすぐ後に架かった虹。非常に素晴らしい光景を見させていただきました。(続く)
2023.12.17
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野沢温泉の湯沢神社の境内には、巨木が鎮座しております。それがこちら。湯沢神社の神木である大杉です。天にも届かんばかりの巨木ですね。私のコンパクトデジカメでは全貌を捉えることができませんでした。野沢温泉の隣の飯山市瑞穂の神戸(ごうど)集落にも巨木があります。それがこちら。神戸(ごうど)の大イチョウです。こちらも見上げるばかりの巨木。樹齢は500年を軽く超えるとか。黄葉の真っ最中。しばし見入ってしまいました。(続く)
2023.12.16
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泊まった旅館。いかにも温泉宿という感じですね。翌日はスキー場まで散歩。結構、雪が積もっていました。スキー場のリフトとロープウェイの試運転が始まろうとしているところでした。待ちきれない外国人スキー客の中には、歩いて登って、スキーやスノーボードを楽しんでいる人もいました。上の写真の標識を見るとわかりますが、ここには日本スキー博物館があります。私は子供のころからスキーをしていたので、懐かしいスキーが展示されておりました。このような金具がついたスキーを使っていました。竹のスキーを履いていたこともあります。始めたのが5歳くらいだったので、最初は大人についていくのが大変でしたが、8歳くらいになったら、もうかなり自由に滑れるようになっておりました。(続く)
2023.12.15
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秋と冬のせめぎ合いのようですね。今回野沢温泉を訪れたのは、姉とその姪夫婦とその子供に会うためでした。ニュージーランドからはるばる日本にやってきたので、合流しました。湯沢神社そばの階段を歩いているのが、姪夫妻とその赤ちゃんです。写真からはわからないと思いますが、旦那さんが赤ちゃんを抱えています。湯煙の中の紅葉がきれいでした。野沢湯沢の源泉の一つ麻釜(おがま)。オオナムヂが湯釜を守っているようですね。ヌナカワヒメと政略結婚し越の国の王になりましたから、当然といえば当然ですね。こちらは猫。お店を守っておりました。(続く)
2023.12.14
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11月2日はロンドンを発つ日です。ターミナル4のホテルからターミナル5までは無料の地下鉄は使わずに、タクシーで行きました。ヒースロー空港のカウンターは、今や無人です。チェックインもバゲッジドロップもすべて機械で自分でやります。日本も一部ではそうなっていますね。向こうは徹底しています。慣れていないので、無事にスーツケースが日本に届くのか、神様に祈りたくなりました(笑)。空港ロビー。待機しているのが、羽田行きのジェット機ですね。夕日を右手に見ながら、一路日本へ。ところが、てっきり北極海・アラスカルートを通ると思っていたら、どうも様子が違います。どうやら、ドイツ、オーストリア、ルーマニア、トルコを通って、南ルートで帰ることが判明します。上のルートを見てください。黒海をかすめ、トルコ領空の黒海沿岸を進み、次にカスピ海を横断。そして、トルクメニスタン、モンゴル、朝鮮半島を通る「紛争地域、ギリギリ回避ルート」でした。結構スリルがありました。何はともあれ、無事に11月3日に羽田に到着。返ってきたら残暑のような気候だったというわけでした。(終わり)トラファルガー広場の写真をアップするのを忘れていました。左にあるのがネルソン記念柱。正面がナショナルギャラリーだと思われます。
2023.12.11
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スピ系の本屋に寄った後は、コヴェント・ガーデンを経て、トラファルガー広場へ。そのそばのウォーターストーンという大きな本屋で再び買い物。さらに近くのパブ・レストランで昼食をとりました。その時の写真です。一階は満席だったので、案内されたのは二階でした。なかなか変わったものが飾ってあって、面白い雰囲気がある場所でした。そのとき、昼食のプレートとともに頼んだのがこちら。ロンドン・プライドというビター・ビールです。確かテレビドラマ『オックスフォード・ミステリー ルイス警部』で、ルイス警部とハサウェイ巡査部長がよく飲んでいるビールがこのビールでした。とても美味しいビールです。さて、これでロンドンの旅はほぼ終わり。ホテルに帰って荷造りの時間となりました。(最終回に続く)
2023.12.10
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実質的なロンドンの最終日である11月1日は、結局大英博物館を観に行くことにしました。ところが、途中で地下鉄が止まり、時間がかかることが判明。途中下車してバスで大英博物館に向かうことにしました。路線を確認して、ハイドパークを横切れば、大英博物館に直行するバスがあることがわかり、久しぶりにハイドパークを歩きます。こちらがそのハイドパーク。本当に広い公園です。17歳の夏、初めてロンドンを旅した時も、この公園を歩きました。都会の真ん中なのにリスがいたのでびっくりしたことを覚えています。ハイドパークからバスを使って大英博物館へ。上の写真は、シュメール(スメル)の16菊花紋が施された大皿です。紀元前6000~5000年の大皿で、イラク北部のアルパキアで発掘されたと書かれています。私は、このスメル(葦原国)からスメラミコトの一団が古代日本にやってきた(あるいは戻ってきた)と思っています。神話が瓜二つですものね。次は、新石器時代後期、紀元前4500~4000年ごろの土偶。セルビアで発掘されました。三角形の頭など日本の縄文時代や弥生時代の土偶にとてもよく似ていますね。上の写真は黄金のカップ。紀元前1800~1600年ごろのもので、以前にも紹介しましたが、左のカップはボドミン・ムーアのチーズリングがあるハーラーズのストーンサークルそばから出土しました。大英博物館は非常に混んでおりました。いつものように博物館の売店で専門書を買って、早々に脱出しました。で、向かったのは、スピ系の本の専門店「アトランティス・ブックショップ」。ここでも目ぼしい本をゲットすることができました。私にとっては、ロンドンに来たときの定番コースとなっております。(続く)
2023.12.09
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31日は、夜再びロンドンに行く予定がありましたので、それに備えて一度空港のホテルに戻ることにしました。キューガーデンズの中を結構歩いたので、休憩が必要になったからです。ホテルで2,3時間休みをとります。そして夕方出かけた先が、こちら。ピカデリーサーカスのそばの小さな劇場です。演目はこちら。「タイムトラベラーの妻」。同名小説のミュージカル版ですね。マジック的な演出が効果的なミュージカルでした。演出は以前見た「ゴースト」にちょっと似ているなと思いました。映像を利用した視覚的な面白さに溢れていました。さて、この日の日程はこれで終了。ピカデリーラインを使って乗り換えなしの一本でヒースロー空港まで戻れるのが嬉しいです。ロンドンもあと正味一日。最後の一日はどう過ごしましょうか。(続く)
2023.12.08
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今朝の富士山。傘雲が山頂にかかっていました。三段になった傘雲ですね。レンズ雲とも吊るし雲とも言います。さて、イギリスの旅も残りわずかになりました。キューガーデンズの散策を楽しんだ後、二階建てバスに乗って地下鉄の駅まで行くことにしました。乗り込んだのはその二階建てバスの二階の前列の席。向こう側から来る、二階建てバスとすれ違ったところです。地下鉄と違って、周りの景色が見えるからいいですよね。イーリング・ブロードウェイ駅に出て、そこから宿泊先のヒースロー空港まで一旦戻りました。(続く)
2023.12.07
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キューガーデンズの良さは、水鳥など動物によく出くわすことです。以前は孔雀が放し飼いになっていました。大きな池があって、水鳥がたくさん飛来します。こちらは、よくこのブログにも登場するバンですね。で、次はリス。写真を撮ろうとしたら、何かくれるのだと勘違いして、私の左肩に飛び乗ってきたこともありました。私の左肩は登り甲斐があるらしく、神代植物公園でカマキリに登られたこともあります。秋の実といえば・・・栗ですね。最後はキュー・パレス。のんびりと散策と買い物を楽しみました。(続く)
2023.12.06
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馴染みの古本屋で買い物をした後、キューガーデンズへ。キューガーデンズの中は、まさに秋の紅葉が真っ盛りでした。この辺はまだ序の口です。奥に行くと・・・巨木の紅葉が見えてきます。落ち葉もすっかり赤茶色の絨毯になっていますね。サクサクと音が秋色に響きます。秋の自然を満喫いたしました。(続く)
2023.12.05
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この日(10月30日)もホテルに比較的早く着いたので、隣接するヒースロー空港を探検してみることにしました。とにかく4年ぶりのイギリスですから、いろいろと変わったかもしれませんからね。変わったのは、エリザベス・ラインという新しいロンドン地下鉄ができたことです。エリザベス女王即位70周年記念に合わせて昨年一部開業、今年全線開通しました。オイスターカードが利用でき、地下鉄ピカデリーラインよりも早くロンドン中心部に行けますが、その分特別料金が設定されており、料金は高くなります。ただし、ヒースロー空港のターミナル間は、このラインを使って無料で行き来できます。無料チケットを駅の自動販売機でゲットして、早速ターミナル4からターミナル5に移動します。4から5に行くには、途中ターミナル2&3駅を経由してゆくことができます。ターミナル5で買い物。そこでその日の夕食を仕入れて、再びターミナル4に隣接するホテルに戻りました。翌31日、この日は、ピカデリーラインを使って、キューガーデンに向かいました。持っていたオイスターカードに二日分くらいの金額(30ポンド)をチャージして、空港を出ます。確か二度乗り換えて、キューガーデン駅に到着。キューの街並みです。(続く)
2023.12.04
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タヴィストックからは、広大な原野であるダートムーアの西端を北上して、A30という国道に出ます。このA30をひたすら東に向かうと、途中A303という道に変わりますが、ロンドン近郊に到着するようになっています。この日もひたすらA30およびA303をロンドンに向かって走りました。雨が降ったり晴れたりのはっきりしない天気でした。ウィルトシャー州のワイリーに差し掛かったころでしょうか。左前方のソールズベリー平原の上空に、180度の綺麗な虹が架かっているのを見つけました。残念ながら交通量の多い国道なので止まって写真を撮ることはできませんでしたが、見事な虹でした。その虹が消えた後、5~10分ほど走ったでしょうか。そこに現れたのがストーンヘンジでした。国道左手の小さな丘の上にたたずんでおりました。A303はストーンヘンジのすぐわきを通る国道だったんですね。 ストーンヘンジを過ぎると、あとはもうヒースロー空港まで一直線。早い時間帯に、空港ターミナル4にあるホテルにチェックインします。荷物を預かってもらって、レンタカーを空にして、ターミナル5のそばにあるレンタカー会社に車を返しにゆきました。途中、ガソリンスタンドに寄って、タンクを満タンにします。今回も無事にチェックアウト。7日間のレンタル代は、約1000ポンド、日本円で18万円ほどでした。今回はオートマ、NAVI付きの大き目なコルダでしたから、ちょっとだけ割高でした。でも安全第一ですから当然の必要経費でもあります。走行距離は1300マイル、つまり2000キロほど。いつもは2週間強で4000~5000キロほど走っていましたから、ほぼ半分でした。レンタカー会社のシャトルバスで、この日から三泊宿泊予定のターミナル4のホテルまで送ってもらいました。そのホテルからの風景。ここを拠点にして、ロンドン3泊4日の旅が始まります。(続く)
2023.12.03
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ニュージーランドから来た姪っ子夫婦と赤ちゃんの対応に追われて、ブログが休みがちになっておりました。まだ五カ月なのによくしゃべる赤ちゃんです。父親がよく語りかけるので、赤ちゃんも負けじと、あるいは真似してよく話すんでしょうね。「泣く」のではなく、ちゃんと「話す」ところが面白いです。さて、「イギリスの旅」の続きでしたね。日本人など滅多に来ないというタヴィストックを訪問したのは、アマンダとマイケルに再会するという目的があったからですが、残念ながら旦那さんのマイケルが手術を受けたばかりで療養中だったため再会は叶いませんでした。アマンダ・マイケルご夫妻とは、2010年以来の付き合いです。たまたま彼らのゲストハウスに宿泊したのが、きっかけ。以来、何度もイギリスを旅した時には立ち寄るようになりました。奥様のアマンダが私と同じ生まれ年で、誕生日が家人と同じという奇遇もあります。旦那様は日本車が好きで、私よりもはるかに詳しかったです。まだ10代くらいだった息子たちも巣立ち。このコロナ禍でゲストハウスも畳みました。再会はまたの機会ということにいたしましょう。もう一つの目的だったタヴィストックのマーケットも訪問日には閉まっており、今回は空振りに。でも、ホテルのマネージャーが日本の人だったので、これもまた面白い出会いとなりました。日本の大手企業のイギリス駐在員として働いていたそうですが、奥様がタヴィストックの出身のイギリス人だったので奥様の地元で働くことになったようです。基本的にイギリスで教育を受けて育ったので、日本滞在歴は、日本で英語を教えたことがある奥様のほうが長いとか。インターナショナルなご夫妻です。翌10月30日の朝、その日本人マネージャーのSさんに朝食を何にするか聞かれたときに、メニューに「Hog's Pudding」という見慣れない言葉が書かれていたので質問すると、コーンウォールやデヴォン地方のソーセージで、血の入ったブラックプディングに対してホワイト・プディングとも呼ばれているといいます。で、Hogとは豚のことですが、ここに来るまでの間の高速道路で「Don't hog in the middle lane」という標識が何度も出ていたので、Hogつながりで、どういう意味か聞いてみました。すると、「真ん中のレイン(車線)を自分勝手に占拠するな」という意味だと知りました。つまり豚が食べ物をがつがつ食べるように、中央のレインを独り占めしようとするな、という意味だったわけですね。確かに日本でもそういう走りをする人がいます。イギリスでは取り締まりの対象になっているようです。勉強になりました。さて、この日は最終目的地であるロンドンに向かいました。(続く)
2023.12.02
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日曜日(26日)は久しぶりに母校のICUへ。本館を撮影。本館は当時の面影を残していましたが、ずいぶんと知らない建物が建築されていて、すっかり様変わりしておりました。それでもキャンパス内は、武蔵野の自然が残っています。木々も随分大きくなっていました。すっかり晩秋。紅葉がきれいでした。懐かしのテニスコート。テニス部のOBOG会が食堂で開かれ、第四期卒業生くらいから現役まで約65年間にわたるOBOG総勢80人以上が集まる盛会となりました。本当に何十年ぶりに再会した人もおり、非常に懐かしく、かつ楽しかったです。その後、キャンパスツアーにも参加。現役当時、学生の連絡用として使われていた本館ロビーのメールボックス(一部)が、過去の遺物としてロビーに展示してあったのが、面白かったです。何もかも、今は昔という感じでした。イギリスの旅のブログは、早ければ明日から再開します。
2023.11.30
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ウェールズからデヴォン州のタヴィストックに抜けるルートなら、バーミンガムの有料道路を通らなくて済みますから一安心です。一度、トイレ休憩を取りましたが、快調に車を飛ばして、ダートムーアを抜け、4時間ほどでタヴィストックに到着しました。ホテルは街中にあるはずですが、なかなか見つかりません。一度通り過ぎて、二度目にようやく見つけて、交通の邪魔にならない場所に車を止めて、どこに駐車すればいいか、ホテルの人に聞きに行きました。どうやら駐車場は小さな道を二度右折した場所。ちょうど道路からは見えないホテルの後ろ側にあるとのことでした。午後1時半ごろだったと思いますが、車をとりあえず駐車場に止めてチェックインできるか聞いてみることしました。こちらがそのホテルの裏手。裏口から入って、担当者に聞くと、チェックインできることがわかりました。チェックインをしている最中、日本語が聞こえてきます。「大丈夫ですか。駐車場みつかりましたか」と。声の方を向くと、何とそこには日本人らしき人が立っています。話をすると、やはり日本人です。「ここまで日本人の方が来られるのは珍しいですよ」とその人は言います。「ここで日本の方に出会うとは思いませんでした」と私。聞くと、先ほどまで応対してくれていた人は夜のフロント担当者(マネジャー)で、この日本人の方は朝のフロント担当者なのだそうです。二人のフロント担当者の方に部屋まで荷物を運んでもらいました。こちら部屋まで廊下の写真。(続く)
2023.11.26
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28日に泊まったのは、グラスベリーという小さな町にある、こじんまりとしたホテルでした。パブ・レストランが一階にあるタイプのホテル。これがそのレストランです。ここでも夕食にステーキを注文しましたが、すこぶる美味しかったです。値段も30ポンド(5400円くらい)と前日と同じ。ウェールズはステーキが美味しいという印象を受けました。夜中、目が覚めて窓の外を見ると・・・ほぼ満月でしょうか。月が雲から顔を出しておりました。翌29日。ウェールズと別れを告げる日です。前にも言ったと思いますが、いつもは1泊2日で通り過ぎる感じだったウェールズに2泊3日しました。非常に美しい国だなと思いました。ケント大学時代のダブルスのパートナーのイアンがウェールズのカーディフ出身だったことを思い出します。今どうしているのでしょうか。この日も、太陽と雲が抜きつ抜かれつの、し烈なレースを繰り広げているような天気でした。次の目的地は、イングランドのデヴォン州にあるタヴィストック(Tavistock)です。(続く)
2023.11.25
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ビルス・ウェルズの散策で撮影した風景。先ほど渡った橋が遠くに見えます。時間はまだまだあったので、次の町に行くことにしました。次の町はこちら。ブレコン(Brecon)。観光拠点となっている大きな町です。以前、この町の高台のホテルに泊まったことがあります。マーケットが開かれていました。市内を流れるホンジ川。前日からの雨で水かさが増しています。そんなこんなで時間が過ぎて、この日の宿泊地のホテルへと再び向かいました。(続く)
2023.11.24
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27日もホテルで夕食を取りました。頼んだのはメインディッシュのステーキで、30ポンド(5400円)くらいでした。昔イギリスで食べたステーキはそれほど美味しくなかったので、あまり期待していなかったのですが、このホテルのレストランのステーキは素晴らしかったです。かつてイギリスの食事は美味しくないなどと揶揄されておりましたが、今は結構優秀なシェフが集まってきており、今は昔の話のようです。翌28日朝。湖面に霧が出ていますね。雨の中、ホテルを発って次の目的地へ。同じウェールズ内ですが、北のスノードニア国立公園を出て、南のブレコン・ビーコンズ国立公園(バンナイ・ブラヘイニョグ国立公園)に移動します。雨がやまなかったので、そのまま次のホテルまで直行したら昼ごろには着いてしまいました。いくら何でもチェックインには早すぎたので、途中通り過ぎるときに気になった町まで戻ることにしました。地図で調べたら、ビルス・ウェルズ(Builth Wells)という小さな町でした。ビルスは「牛の牧草地」というような意味で、ウェルズは井戸のことです。その町の駐車場に車を止めて、一時間分の駐車場代を払って、トイレ休憩を取って外に出てきたら、そこには虹が出ておりました。180度、しかも二重の虹ですね。近くにはワイ川も流れています。そこでもっとよく虹を見るためにワイ川に架かっている橋を渡ることにしました。橋の上から写したワイ川。左手に駐車場が見えます。で、橋の上から虹を見ると・・・何と虹は川のそばの牧草地から出ている大きな虹であることがわかります。それが、このブログのシリーズの最初にご紹介した次の写真だったわけです。見事な虹でした。この後、少し買い物をして、ワイ川沿いを散策。雨が降ったり晴れたりの天気でしたが、虹を見ることができて良かったです。(続く)
2023.11.23
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27日に泊まった宿泊施設は湖を見下ろす森の中の大きな山小屋という感じホテルでした。ツタが絡まっているところがいいですね。薔薇も咲いておりました。エレベーターが遠いところにしかないので、部屋のある三階までポーターさんにスーツケースなどの荷物を運んでもらいました。部屋からの眺めも素晴らしいです。上空は風が強かったのか、吊るし雲が出ていますね。しばし見入っておりました。真ん中上の黒い点は、家路を急ぐ鳥です(UFOではありませんからね、念のために)。(続く)
2023.11.21
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10月26日も農場に宿泊。この日は結構、新しいお客さんが大勢チェックインしてきたので、ジャックやバーバラたちと話をする時間はありませんでしたが、翌日の朝食の席にジャックとバーバラからの嬉しいプレゼントがおいてありました。いつも私たちが日本の梅酒やチョコレートをプレゼントするので、そのお返しとして洒落た食器などをプレゼントしてくれました。ところで、この農場からすこし離れたところに、古代ローマ人によって建造された「ハドリアヌスの長城(城壁)」があり、一本の有名な木が生えていました。「シカモア・ギャップの木」(Sycamore Gap Tree)というセイヨウカジカエデで、その城壁の風景と一体化した木の佇まいが素晴らしいことから、2016年にはイギリスの今年の木に選出されたほどです。映画『ロビン・フッド』にも登場したことから「ロビン・フッドの木」とも呼ばれていました。ところが、約一か月前の2023年9月28日に突然切り倒されてしまったんですね。BBCのニュースでも何度も報じられています。バーバラたちは「とてもショックだったわ」と嘆いていました。どうして切り倒したかは不明ですが、この事件に関しては16歳の子が逮捕されています。さて、農場を後にして向かったのは、こちらでした。手前の赤いぬいぐるみは、赤いドラゴンです。赤いドラゴンといえば・・・・・・ウェールズですね。スノードニア国立公園のそばの湖のほとりにあるホテルです。(続く)
2023.11.20
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トーハウス・ストーンサークルから車でしばらく行くと、今度はペトログリフ(岩面彫刻、岩石線画)が彫られた遺跡に到着します。こちらがその看板。ドラムトロッダンのロックアートと書かれてありますね。スコットランドの南西部に非常に多くみられる線刻画です。それがこちら。風雨で劣化していますが、「カップマーク」と名付けられた窪みや「リング」と呼ばれる同心円の掘り込みが施されています。このように地上に露出した岩に刻まれているんですね。やはり約3000~5500年前の遺跡だと考えられています。この日は一日中小雨空が広がっていましたが、夕方近くになってようやくお日様が顔を出すようになりました。ペトログリフのそばの風景ですが、いい感じですね。光がサーッと当たって、綺麗でした。もう一カ所、地図に記されている立石を探しに行ったのですが、見つからず、この日の探検はおしまい。日が暮れないうちに農場に戻ることにしました。(続く)
2023.11.19
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ところで、ダムフリーズ(Dumfries)から西の先端のギャロウェイ(Galloway)へと続く海沿いの道はスコットランドです。ニュートン・スチュアートからすこし南西に下ったところには、ストーンサークルがあると地図に書かれていましたので、お昼休憩した後はそこに向かいました。道の右側にそれらしき石が見えたので車を停めて、調べます。弧にはなっていましたが、どう見てもストーンサークルではありません。もうちょっと別の場所にあるはずですから、車で先に進むことにしました。そうしたら1分も立たないうちに、道路からでもはっきりとストーンサークルだとわかる遺跡が現れました。それがこちらです。トーハウス・ストーンサークル(Torhouse Stone Circle)と書かれています。「4000年前に何らかの儀式目的で建造された。この保存状態の良いサークルは一度も発掘調査されたことがない」とのことです。見ると、中央に三つの立石が配置されています。この手前の三つの石です。スコットランドのアバディーン周辺によく見られる月の観測台に似ています。その最もシンプルな形がここにあるように思われました。この三つの石は北北東から南南西に配置されていますから、夏至の日の出や冬至の日の入りラインと関係があることがわかります。環状列石は花崗岩で、全部で19個が環状に並べてあります。19×19は361ですから、1年365日を19等分したカレンダーであったとみなすこともできます。いずれにしてもストーンサークルは季節を読み取る暦であり、時間を知る道具であり、自然界に存在する霊的なパワーを感じる祭祀場であったことは間違いないと思われます。中央の三つの石の後ろで、手を広げているのが私です。手を広げた辺りを、ある特定の時期に月が踊るように横切った可能性があります。このサークルから南東に約10メートル離れたところには立石が、北東に約125メ―トル離れたところには三つの立石が並んでいます。三つの列石はこちらですね。これらの遺構と合わさった、天体観測所兼祭祀場の複合遺跡が、4000年前にはあったとみられます。(続く)
2023.11.18
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今回のイギリスの旅で私が使った車はこちらです。チェコのシュコダ(Skoda)の車です。フォルクスワーゲン傘下で再生したチェコの伝統ある車メーカーとのことです。走り心地はなかなか良かったです。こちらは農場の駐車場からスコットランドの方角を見た時の風景。夕日が沈むのをここから何度も見ました。この日(26日)は生憎の小雨模様でしたが、予定通り西のダンフリーズからの海岸線をドライブすることにしました。海岸線をドライブしている途中、遠くに晴れ間が見えたので、viewpointに車を停めて撮影。持っていた広角カメラでも撮影します。この日はずっとこんな感じの天気でした。ニュートン・スチュワートに到着。ここでちょっと休憩しました。(続く)
2023.11.17
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カーライルの町で旧札を新札に交換した後、まだ時間が余っていたので、イングランドの国境を少し越えたスコットランドにあるアウトレットと観光名所に立ち寄りました。そこに行けば、スコットランドのお土産が手に入ります。遅い昼食をそこで食べて、お土産を買い込んで、再びイングランドに戻って宿泊先の農場に向かいます。農場に到着。懐かしい風景です。ジャックとバーバラが出迎えてくれました。積もる話もあったので、一時間位話し込みました。二人とも元気でなによりでした。ジャックはちょっと目が悪くなったのが気がかりです。運転免許を返上して、必要なときはバーバラが運転するようになったと話していました。こちらは部屋からの風景。翌26日。朝早く目が覚めてしまったので、近くを散策します。朝焼けです。イングランドから上る朝日。夕焼けみたいに綺麗でした。夏場はスコットランドに沈む夕日がきれいです。(続く)
2023.11.16
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この日(10月25日)はカーライル経由で常宿となっている農場を目指しました。 途中、とある遺跡を訪問しようとしたのですが、途中でホテルに忘れ物をしたことがわかり、引き返します。取りに戻るのに時間を使ってしまったので、その遺跡訪問は諦めて、カーライルの町まで一気に北上することに決めました。 実は、前日ウィンダミアで買い物をするときに古いポンド紙幣を使おうとしたら新札でないと使えないことが判明したんですね。4年前までは確か使えた紙の紙幣は駄目で、今使えるキャッシュはプラスチック製のお札とコインだけになっておりました。郵便局に行けば新札に替えてくれるはずだというのでウィンダミアの郵便局に行ったら、カーライルの町にある大きな郵便局なら交換してくれるはずだといわれ、たらいまわしにされます。 そこでカーライルの郵便局にこの日向かったわけですが、何と大きな郵便局でも拒否されます。でも郵便局の人が、大手銀行なら交換してくれるはずだというので、カーライルの町にある大手銀行を訪ねました。15分ほど待たされて窓口に行くと、ようやく新札に替えてもらえました。旧札ともこれでサヨナラができました。 イギリスはキャッシュレスが進んでいるので、スーパーなどでも無人店舗が結構目立つようになりました。クレジットカード払いが主流で、最近は暗証番号なしでクレジットカードをスキャンするだけで買い物ができるところがほとんどです。私も事前にスキャンができるカードを用意していったのですが、大正解でした。ただし落としたり盗られたりしたら大変なことになりますけどね。その場合でも、必要な分だけ口座に入れておくことで、ある程度は被害を少なくすることもできます。 ここがカーライルの町中です。結構大きな町でした。こちらは本屋さん。「ウォーターストーンズ」です。今回もお世話になりました。(続く)
2023.11.15
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ホテルのリヴィングで一休み。翌25日の朝は湖面に沿って雲が漂っておりました。リヴィングからの風景。その雲の上を渡り鳥が飛んでゆきます。この日はさらに北を目指します。(続く)
2023.11.14
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今回の旅は無理をせずに楽な日程を組みました。 ですから、午後1時頃にはこの日(10月24日)の目的地の湖水地方ウィンダミアに到着。 車で4時間ほどの距離でした。ウィンダミアは結構家族連れなどで旅行客に溢れていました。 平日のはずなのに家族連れが多いと思ってホテルの人に尋ねたら、学校が「中間休み」で一週間休みになるので今週は「家族旅行シーズン」だとのことでした。 チェックインには早かったので、ホテルの人に主な観光名所や駐車場事情などを聞いて、散策することにしました。 まずはコーヒーショップで一休み。 外に出ると、小雨が降っていました。湖畔の方まで行ったりショッピングしたりして、時間を過ごします。そしてホテルに戻ってきてチェックイン。ウィンダミア湖を見渡せる部屋でした。こちらも紅葉が進んでいます。少し落ち着いたので、部屋でこの日払い損ねたトール(有料道路代)をネットで払おうとしたら、住所のところでイギリスの郵便番号(postal code)を記入しないと前に勧めなくなることが判明しました。そこでホテルの人に事情を説明して、ホテルの郵便番号と住所を使わせてもらい、ようやく支払いを済ますことができました。イギリス人だけを想定していて、海外からの観光客を想定していないところが厄介です。まあ、こちらも臨機応変に対応しなければいけないわけです。この日はこのホテルで夕食を取りました。肉料理だったのですが、赤ワインのメルロと非常に相性が良かったです。ちょっとほろ酔い加減で就寝。(続く)
2023.11.13
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