5月GWが過ぎてから被災地へのボランティアが減っている。一方で頑張っている「○○隊」がいる。自衛隊や青年海外協力隊のOB・OGなどのボランティア隊である。昨日仙台で最高気温30.6度を記録した。ガレキ迫り、異臭漂い、ホコリ舞う環境条件での人力作業には頭が下がる。個々の体力・体調に合わせ、オーバーワークにならないよう願う。
青年海外協力隊は、国際協力機構(JICA)における年齢20~39歳の青年による原則2年間の海外派遣である。事業仕分けでも話題になった。問題もある事業・運営方法ではあるが、高い志で開発途上国へ往く若者も多いはずだ。現地に役立ちつつ自己研鑽して、逞しい人間に育ってほしい。
吾が居住する近くの利根運河は、外国青年の指揮下で明治時代に造られた。31歳で来日したオランダ土木技師ムルデンは、足掛け11年間、日本の各地へ出かけ港や運河の企画・設計に携わった。特に利根運河開通に心血を注ぎ、41歳の壮年で帰国した。
利根運河の入口と鬼怒川合流部と近接しているため、鬼怒川が増水すると運河の水位も急激に上がる。運河を守るため「水堰」が造られていたが、昭和10年7月(1941年)の台風で壊され、運河の通航が出来なくなった。その名残が県道の「水堰橋(すいせき橋)」として生まれ変わっている。
写真-1 明治時代の利根運河の水堰。[利根運河120年の記録より]
写真-1 現在の水堰橋。柏市船戸(県道7号我孫子~関宿線の道路橋)
写真-3 オランダ土木技師ムルデルの顕彰碑。昭和60年設置
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