住吉駅(半蔵門線)は、四方を 人工河川 ( 運河 )で囲まれている。東西南北方向に流れる川は、一辺の長さが約1kmで格子状の配列である。一周4km以上の散歩。川底のクラゲやサカナが見えるほど水質が改善している。昔、隅田川以東は貯木場と縦横に走る水路からなる水の街だった。
住吉駅を中心して、各川をみると以下のようである。東を流れるのは 横十間川 で、北十間川に通じる。南を流れるのは 小名木川 で、隅田川と旧中川を繋ぐ。西を流れるのは 大横川 で、木場へ通じる。北を流れるのは 竪川 (たてがわ)で、上空に首都高小松川線が通る。川底にはクラゲを見かける。
この四角形面積の約1/5を占めるのが 猿江恩師公園 である。かつては幕府の貯木庫があったところで、園内に木蔵の面影を残す池がある。中央公園には日当りの良いと桜芝生があり、更に東京スカイツリーも間近に見えるので、桜の名所として人気上昇だ。
小名木川はかつて行徳の塩を江戸へ運ぶ 塩の道 と呼ばれていた。現在、その水辺は環境保全事業が行われている。新「塩の道」と呼ぶ護岸遊歩道が整備されつつある。横十間川との交差点にはX型のクローバー橋が架けられ、4地区の住民の交流の場にもなっている。
写真-1 猿江恩賜公園のミニ木蔵池。かつて幕府の貯木庫の面影残す。
写真-2 横十間川と小名木川の交差点に架かる小名木川クローバー橋。
写真-3 小名木川クローバー橋から水門橋を見る。この水門から一定量放流されている。
写真-4 地盤沈下地帯のため隅田川より約1m水位を下げている。そのための扇橋閘門。
調布堰堤 浄水場跡 2018年05月29日
青いローゼ橋 丸子橋 2018年05月28日
古墳の上 浅間神社 2018年05月26日
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