本栖湖岸から南約2kmに 富士芝桜まつり会場 がある。2.4haの敷地に80万株の芝桜。南方に富士山を望み、絶景を創り出している。今年で開園6回目。期間中の人出は約30万人。山梨と静岡との県境に位置し、公共交通手段では少々不便だ。従って、旅行会社のバスツアー客が多くを占める。
会場となる富士本栖湖リゾートは、「旧本栖ハイランド」の生れ変わり。2輪・4輪のオフロード跡地。またサリン事件のサティアンで有名になった 上九一色村 と言えば早い。平成の大合併で「分合両用」した珍しいケース。即ち、北部は甲府市へ、南部が富士川口湖町となり上九一色村の名が消えた。
芝桜園奥には龍神池がある。 ダブルダイヤモンド富士 が見える池でもある。本栖湖に棲んでいた竜が富士山の噴火(延暦19年西暦800年)を予言に従い、村人が難を逃れた伝説に由来する。5色の芝桜畑は、龍神様をあしらったデザインにレイアウトされている。竜ケ岳から俯瞰できるという。
広大な 花のテーマ公園 は各地で盛況ようだ。桜の花見後温かさが増し、新年度の慌ただしさから解放される時季と重なる。シニア層、お年寄り、更には車椅子の方に好評なのだという。しかし、芝桜以外で車を運転する人には迷惑な、交通渋滞を引き起こしている。世の中は四方丸く収まらない。
写真-1 富士山南麓を正面に観ることができる富士芝桜まつり会場。展望広場からの眺め。
写真-2 鮮やかな色のコントラスが映える。池と林の構図もたまらない。巨大な庭園だ・・。
写真-3 龍神池の奥にあるのが展望広場。その頭上に竜ケ岳(EL.1485m)が見える。
写真-4 園の西側に広がる白いリトルドット。まるで雪原のようなヒトコマだ。
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