清多夢くらぶ

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2013年08月29日
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カテゴリ: 荒川・多摩川水系

 暑さがやわらぎ始めた。アルバイト帰りに途中下車して、神田川-隅田川を久しぶりに 涼風観歩 する。JR浅草橋駅で降りて、TX浅草駅で再度乗車する約3.3kmである。特別ライティングが実施中の東京スカイツリーを観ながら、真新しい隅田川テラスーも歩いた。

 神田川の浅草橋は、隅田川合流点から250m上流にある。国道6号線を通す交通の要衝だ。浅草橋のひとつ上流に架かる橋は 左衛門橋 で、管を脇に抱えている。この橋を渡って始めて気が付いたことがある。3つの区境になっているのだ。つまり、中央区、千代田区そして台東区が交わる橋。

 神田川最下流に架かる橋は 柳橋 である。柳色の緑のトラスが力強い橋。付近には屋形船が休んでいる。花火大会などでは総出陣するのだろが・・。柳橋から隅田川に架かる両国橋へは目と鼻の先。両国橋は様子が変わっていた。塗装工事を終え、黒っぽい落ち着いた色に変身していた。

両国橋 は、江戸後期に隅田川に2番目に架橋され「大橋」と呼ばれていた。花火見物の名所である大橋は、洪水、火災などで幾度となく消失している。近代的な鉄橋になったのは明治37年で、曲弦トラス3連橋。大勢の人が載っても安心できる橋がやっと出来たのだ・・。

1.神田川終点部.JPG

 写真-1 浅草橋より神田川最下流をみる。隅田川まで250m、緑色の橋は柳橋。

2.左衛門橋.JPG

 写真-2 浅草橋より神田川上流をみる。水色の左衛門橋まで屋形船が停泊している。

3.柳橋.JPG

 写真-3 神田川140番目の橋。しなやかの柳を連想できないが、力強さを受ける曲線。

4.両国橋.JPG

 写真-4 白黒で撮影した訳ではない。以前のブルーから変身した両国橋。

5.明治の両国橋.JPG

写真-5 トラス橋になったばかりの明治42年の両国橋風景。隅田川テラスギャラリーの展示絵。 






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Last updated  2013年08月29日 06時05分38秒コメント(0) | コメントを書く
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