今秋も鬼怒川・ 龍王峡 を訪れた。健康に感謝しながら落ち葉を踏みしめて歩く。1年後、3年後の環境・体調はどうなっているかの予想は難しい。足腰が満足に動くうちは、これを活用しないと手はない。春と秋は意識して歩くことにしている。
龍王峡は、龍王峡駅から上流の川治温泉まで間の約3km区間。竜がのたうつ姿を思わせるように、曲がりくねった渓谷が続く。下流から白竜峡・青竜峡・紫竜峡と云う3エリアがある。 虹見橋 から「むささび橋」間の白竜峡を往復した。
白竜峡は、りゅうもんがん(流紋岩)という火成岩が分布する。2,200万年前の海底火山活動に起因するとされる。 流紋岩 は酸性質で白く見えることから白い竜と称される。10月の台風で、岩壁が洗われ一層白さが目立つ。むささび橋より上流には緑色凝灰岩が分布する。青く見えるので青竜という。
龍王峡駅は、 野岩鉄道 「ほっとスパ・ライン」の駅。トンネルとトンネルの谷間にある小さな駅だ。地上改札口とホームとは高低差20m以上ある。当然、電動式昇降設備は一切ない。電車を降りとすぐに散策が始まる寸法だ。帰りの下り階段に注意を払う必要がある。
写真-1 虹見橋から上流の白竜峡を望む。台風で岩が洗われ白味が増した。
写真-2 五龍神社から河床に降りられる。記念撮影する人が集まる場所。
写真-3 落差20m程の虹見の滝。五龍神社から身近に見られる滝。
写真-4 白竜峡と青竜峡とを分ける龍王峡の名所・むささび橋が見える。
写真-5 野岩鉄道・龍王峡駅のホーム。トンネルを拡幅して乗降スペースを確保。
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