冬に 東京ゲートブリッジ を歩く人は少ない。しかし、遠くの景色を眺めるには冬の日が良い。東京ゲートブリッジは、江東区若洲と中央防波堤地区(中防)とを結ぶ長さ2,618mの橋梁。東京港第三航路を跨ぐので、最大支間長が440mと大きい。独特の形をしたトラス橋で、恐竜橋とも呼ばれる。
中防の内側東部は、「 海の森 」(仮称)が形成されつつある。都内最大級の海上公園になるかも知れない。高さ30mのゴミ山を緑多き森にするために、平成20年頃から植樹活動が始まった。建築家・安藤忠雄氏が呼び掛け人となり、メダリストやノーベル受賞者などから募金を集めたという。
廃棄したゴミから発生するメタンガスも無くなり年に数回、緑化のイベントが行われている。アクセスや維持管理のこともある。行政区を早く決定すべきだが、長年、江東区と大田区との間で 帰属権紛争 が続いている。漁業権の問題も絡み複雑なようだ。「領土問題」を解く方程式はあるのだろうか・・。
東京都としては数年後には公園とする計画のようだ。東京港の航路脇と玄間口にあたる場所だ。 東京オリンピック の開催も決まり、海外の人達もミナトに眼が往く。将来、東京湾クルーズが立ち寄る桟橋が設置されるかもしれない。トイレや道路照明など整備も必要となるが・・。
写真-1 東京港第三航路を跨ぐゲートブリッジ。若洲公園から富士山とともに望む。
写真-2 中央防波堤地区に整備される「海の森」予定地。将来、東京の新名所になるかも・・。
写真-3 東京ゲートブリッジから都心と東京タワー方面を望む。
写真-4 東京の下町と東京スカイツリーを望む。
写真-4 東京ゲートブリッジの歩道。中防を折り返すと3kmのウォーキングになる。
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