横浜港を母港とする クルーズ船・飛鳥 II 。華麗な船姿。横浜ベイブリッジを潜り、大桟橋に接岸する様子を相棒と観に行く。飛鳥 II の元船は、「クリスタル・ハーモニー」だった。それを 2006 年に日本クルーズ ( 株 ) が取得し、改装リニューアルした。以前の飛鳥はドイツの船会社に売却された。
飛鳥 II は、日本籍クルーズ船で最大の客船。総トン数が 5 万 100 トン 、全長 241 m、全幅 29.6 m。乗客数+乗組員= 800+470 = 1270 人。日本最大と言っても、にっぽん丸 (2.2 万トン ) とぱしふぃくびいなす (2.6 万トン ) の計 3 隻のみ。世界を見渡すと 15 万トン級がある。海洋日本としては少し淋しい気がする・・。
みなと横浜は、ベイブリッジの海面高さに苦慮している。 10 万級のクルーズ船の障害となるからだ。昨年クイーン・エリザベス ( 約 10 万トン ) は、 干潮時を狙 って入港したエピソードがある。東京オリンピックを控え、外国からクルーズ船要望が高まると思う。海外でのクルーズ旅行代はリーズナブルだ。競争が厳しいのだ。
飛鳥 II は 4 月に 104 日 世界一周の旅 (20 回目 ) に出航する。スエズ運河やバナマ運河も通航するという。一般庶民には夢物語だ。最低でも一人 500 万円。宝くじでも当らない限り無縁。海洋進出を図る中国もクルーズ業に力を入れるのは間違いない。大型船が寄港する都市は、グローバル化が更に進化する・・。
写真 -1 ベイブリッジの下を通航する 飛鳥II 。船高が 45 mなので、 10 mの余裕がある。
写真 -2 陽を浴びた華麗な船首がゆっくり進む。遠くに東京スカイツリーが見える。
写真 -3 デッキに出て、富士山と記念写真を楽しむ乗客。
写真 -4 横浜ランドマークタワーから 飛鳥 II の 大桟橋接岸状況を観る。
写真 -5 大桟橋で写真を撮る人、歓迎旗を振る人。少し淋しい歓迎様子・・。
たそがれて 東京港 2018年02月28日
冷え東京湾 「浮島」 2018年01月26日
寺泊の浜 漂着物 2017年12月03日
PR
Calendar
Category