清多夢くらぶ

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2017年08月23日
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イサク大聖堂 ともいう。長きに渡り、帝政ロシアのシンボルだった。現在の建物は、4代目で、1818年から40年の歳月をかけて作り上げた。ネヴァ川河口に近いので、軟弱地盤上に建設するという未曽有の大事業となった。

 地盤を補強するために、建物の基礎部に2万4千本の 松杭 を打ち込み、その上に 花崗岩 を敷き詰めた。土台づくりに5年を費やし、48本の円柱を建てるのに、更に2年を要したという。総重量30万トンに及ぶ建築材を集めるだけでも凄い。動員された兵隊・労働者の数も膨大なものだろう・・。

 大聖堂を取り囲む円柱は、フィンランド産の赤御影石。円柱1本の重量が114トン。 直径1.8m×高17mの円柱 をどのようにして建てたのだろうか・・。寺院内に足場の模型があった。

 サク大聖堂は、キューポラを頂く寺院の中で世界4番目の規模だという。キリスト正教なので、中央に直径20mの キューポラ屋根 を持ち、四方に小さなキューポラを配置している。中央ドーム下に人気の展望台がある。眺めは素晴らしいとされるが、その機会は無かった・・。


写真-1 豪華で重厚な聖イサク寺院(イサーク大聖堂)。


写真-2 ニコライ1世の騎馬像と聖イサク寺院。


写真-3 直径1.8m×高さ17mの花崗岩の列柱。


写真-4 円柱を建て込む足場等の模型。


写真-5 当時の建造の様子。[展示パネルより]


写真-6 ライトアップされた大聖堂。[観光冊子より]





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Last updated  2019年01月14日 10時29分19秒コメント(0) | コメントを書く
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