清多夢くらぶ

清多夢くらぶ

2017年12月22日
XML
カテゴリ: 江戸・東京
城郭石積風景 にスポットを当てた。​

 城郭を構築する場合、石の積み方は、「布積み」と「乱積み」とがある。東御苑では、ほとんどが整った布積みのようだ。また石の加工程度により、3種類以上の呼び名があるそうだ。中之門の石積みは、すき間の無い「 切り込みハギ 」と呼ばれる見事な石垣・・。​

 江戸城の城郭は、幕府が全国の代表に命令して行わせる「 天下普請 」により造られた。1606年から本格的に行われ、各大名の忠誠心を計ったとされる。領地1000石につき1人の役夫が課せられた。20万石大名は、最低200人を派遣または現地雇用したものと思われる。​

 石面には、ノミ跡を付けて化粧しているのもある。更には他藩と区別するような「 刻印 」も見られる。400年前、巨石を加工する喧騒、表面を化粧するノミの音が聞こえてきそうだ・・。​​​​​


写真-1 梅林坂付近の石垣。表面にハツリ化粧を施している。


写真-2 中之門の石積みとモミジ。


写真-3 中之門から白鳥濠へ向かう石垣。


写真-4 石垣に彩りを添える紅葉。


写真-5 大手門の石垣と紅葉。


写真-6 西桔橋の石垣とモミジ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017年12月22日 05時59分44秒
コメント(0) | コメントを書く
[江戸・東京] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Profile

江戸川らんべえ

江戸川らんべえ

Free Space

PVアクセスランキング にほんブログ村

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: