清多夢くらぶ

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2018年08月07日
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ゴンドラ がある。かつては市場からそれぞれの館へ品物を運ぶ手段だった。今は観光客専用で、建物の間を縫うようにゆったりと進むアトラクション。リアルト橋を巡って回ってくるのが一般的なコース。昼間なら30分で80ユーロ程度。​

 ゴンドラは、11世紀に現れたという。その後、船の形が進化して、17世紀頃に現在の形になる。全長11mの非対称の形状と船乗り(ゴンドリエーリ)が重心を取りながら進める漕法。全長の半分しか水に接しないように設計され、水深の 浅い運河 に適した舟とされる。​

 日本でも大正期にはベネチアのゴンドラが広く知られていた。吉井勇作詞・中山晋平作曲の「 ゴンドラの唄 」がある。「命短し 恋せよ乙女 朱き唇 褪せぬ間に・・」と唄い継がれている。最近では、ライオンの歯磨きのCM曲に登場している。​

ゴンドラの先端 に、「フェッロ」と呼ばれる鉄製の飾りがついている。総督がかぶったコルナ帽の形とされる。ゴンドラは最盛期1万隻あったが、現在は500隻ほど。人気コースは混み合う。ベネチアの道路には信号がないが、水路にもない。交通安全は船乗り次第のようだ・・。​​​​​


写真-1 水路が張り巡らされている水の都・ベネチア。


写真-2 カナル・グランデに出て来たゴンドラ。


写真-3 コヴァン運河と石造り建物そして連絡橋。


写真-4 狭い路地裏の水路をゆっくり進む。


写真-5 「溜息の橋」がある水路を進むゴンドラ。


写真-6 ゴンドラの装飾、フェッロ、ペッティなど。





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Last updated  2019年01月12日 10時50分12秒
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