清多夢くらぶ

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2019年02月08日
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カテゴリ: エジプト紀行
​画廊ギャラリー​ ​​ の感がある。入口をくぐると先ず、冥界の支配者オシリス神の姿をしたラムセス2世像が見下ろす。大柱列室は、幅17m×奥行18m、8本のラムセス像柱が支えている。天井には、ハゲワシの姿のネクベネ女神が描かれている。​

 大柱列室とそれと続く第2柱列室には、びっしりと壁画が彫られている。南壁のレリーフは、有名な「 ​​ ​戦車のラムセス2世​ ​​ 」だ。ヒッタイト軍とのシリア・カデッシュの戦い(紀元前1286年)場面。この戦いではエジプト遠征軍は大損害を受け、講和して退却したという。​

 大神殿入口から約50m奥に、 ​至聖所 ​​ がある。安置されている4体の神像は、左側からプハタ神、アメン神、ラムセス2世、ラー・ホルアクティ神。年2回(2月22日と10月22日)に、この部屋に朝日が差し込むという。これらの日にちは、彼の誕生日とファラオ即位日とされている。​

 神殿内での ​写真撮影​ (フラッシュ無し)はOKだ。但し、入場料200ポンド+カメラチケット代300ポンドを支払う(約3500円)が必要。壁画などをゆっくりと観る人が多いので、撮影する時間は少ない・・。​​​​​


写真-1 両手を交差させたオリシス神が向い合う大柱列室。奥に至聖所が見える。


写真-2 カデッシュにおける「戦車のラムセス2世」などのレリーフ。


写真-3 大柱列室の柱画と壁画。


写真-4 前室の壁画と至聖所の4体の神像。


写真-5 至聖所の北面と南面の壁画。聖なる船が浮かぶ。


写真-6 倉庫に使われた部屋にも数多くの壁画がある。


写真-7 神殿の入場券とカメラチケット。





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Last updated  2019年02月09日 06時59分27秒
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