清多夢くらぶ

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2019年10月08日
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カテゴリ: 博物館など
日本のよろい 」を覗いた。夏休みの企画らしく、「トーハクでサムライ気分・・」と題して、鎧を着る体験コーナーも用意されていた。フル装備では、とても自由に動き回れそうにもない。​

 日本のよろい(甲冑)は、身を守るものであるが、戦場での 活躍をアピール するもの。人目をひくデザインや色鮮やかなものが多い。日本のよろいが世界の鎧と比べて美しいのは、鉄・銅・革・漆・絹糸など様々な材料と技術を集めた芸術品だから・・。鎧の4つの種類と部分名称の説明書きがあった。​

大鎧 (おおよろい)は、平安時代後期に登場したもので、馬に乗って戦う上級武士(騎馬武者)が見につけたもの。腰を守る草摺(くさずり)が4枚。 胴丸 は、歩いて戦う武士(徒武者)が来たもので、胴の合せが右脇にあり、草摺が8枚さがっている。​

腹巻 は、鎌倉時代の徒武者が着たよろい。胴の合せが背中にあり、草摺7枚が標準。 当世具足 (とうせいぐそく)は、安土桃山時代に登場する。全身をすき間なく守るよろい。「変わり兜」とセットになることもあるという。戦さが無かった江戸後期、ホコリを被った多くの鎧が武家屋敷に飾り置かれていた。​​​​​​​


写真-1 トーハク総合文化展の「日本のよろい」を鑑賞。


写真-2 平安後期、騎馬武者が着た「大鎧(おおよろい)」。


写真-3 平安後期、徒武者が着た「胴丸(どうまる)」。


写真-4 鎌倉時代に登場した「腹巻」。


写真-5 安土桃山-戦国時代の「当世具足」と「変わり兜」。


写真-6 4体の試着用よろいを準備してあった。





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Last updated  2019年10月08日 09時29分08秒
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