清多夢くらぶ

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2022年07月04日
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カテゴリ: いわて三陸の旅
​  ​三陸復興国立公園を代表する景勝地のひとつ、 浄土ヶ浜 を訪れた。三陸ジオパークの中心的な場所で、宮古観光の拠点でもある。海水浴の季節には多くの人で賑わう。2011年で津波被害に遭ったレストハウスや遊歩道等が復興していた。​

 浄土ヶ浜は、乳白色の火山岩が造る奇岩、岩礁の上に生えている 青松(ナンブマツ) そして入江の海色とで、独特の景観を創り出している。常安寺の霊鏡和尚が「さながら極楽浄土のごとし」と称したことが名の謂れ。​

 流紋質のマグマが噴出した固まった岩石が、波の浸食をうけて奇岩を形成した。 ​流紋岩​ (りゅうもんがん)は、冷却過程により、板状の節理を伴う。アルカリ質(斜長石や輝石など)の鉱物が少ないので、白っぽく見える。ケイ酸質成分が多いので、硬い岩石だ。荒々しい岩形と穏やかな松とが合わさって、浄土の景観を生み出した。​​


写真-1 三陸ジオパークでもある宮古・浄土ヶ浜。


写真-2 奥浄土ヶ浜の名物・鷹岩。


写真-3 穏やかな水面の小沼と大沼。


写真-4 扁平した砂利からなる「礫浜」。


写真-5 荒々しい剣の山と穏やかに青松。


写真-6 流紋岩の節理と岩肌が作り出した景観。





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Last updated  2022年07月04日 05時00分07秒
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