清多夢くらぶ

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2022年08月01日
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カテゴリ: 江戸・東京
 ​ ​JR 上野駅駅舎 は、戦前の昭和7年(1932年)に建てられた。改良・修繕工事を経ているが、当時の建物の外観は、変わっていない。むしろ周辺外構が時代とともに改変している。駅舎の正面玄関口は、人通りが少なく、通勤客は地下鉄へ流れる。公園口と広小路口の通行量が多い。​

 上野駅は、古くから「 東京の北の玄関 」。昭和初期まで皇居がある市内への鉄道は乗り入れが出来なかった。上野-熊谷間は明治16年に開通する。(新橋-横浜間は明治5年に開通)。仮駅舎を経て、レンガ造りの本格的な駅舎は、明治18年に完成するも、大正12年の関東大震災で、主要な建物は、破壊・消失する。​

 関東大震災後、鉄筋コンクリート造りでシンプルにして 風格ある駅舎 が再建される。建物としての年齢は90才近くになる。修理・改良を加えて使用続けている。同駅正面玄関の特徴として、二階建ての出入口にある。乗客は上層の車寄せから列車ホームへ向かい、乗降客は下層の車寄せに向かうよう設計されている。​

 現在は駅玄関部の1階のみ車が近づける。2階相当には歩行者専用のペデストリアデッキが設置されている。オレンジ色の大きな オブジェ (月と日の象徴)や喫煙場がある。​​​


写真-1 JR上野駅駅舎は、シンプルにして風格ある駅舎。


写真-2 駅舎正面玄関口と広小路口。


写真-3 オブジェ「月と日」と上野駅上部。


写真-4 ペデストリアデッキと駅交差点。


写真-5 貴賓室跡地。


写真-6 上野駅駅舎の今昔。





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Last updated  2022年08月01日 05時00分09秒
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