清多夢くらぶ

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2022年10月07日
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カテゴリ: 江戸・東京
​  ​石造りの日本橋から北へカーブしながら 中央通り を歩く。通りの西側に、三越新館と本館が並び、向い東側にコレド室町ビルなどが建ち並ぶ。江戸期に駿河町通り、明治期に室町通りとも呼ばれた。現在、日本橋から室町三丁目交差点まで、国道6号、14号、17号が供用する。中央通りとは、東京都通称道路の呼び方​ 。​
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 ​国の重要文化財となっている三越本館は、大正13年(1914年)ら創建された。その後、増改築を重ねて健在。本館の正面口は、通称「 ライオン口 」。アール・デコ調のバルコニーには、商業神「マーキュリー像」が立っている。その下、玄関両脇には開業以来、ライオン像がある。館内は、美術館・博物館のようだ。「天女の像」、アンモナイト化石の大理石など見どころがある。​

 江戸時代日本橋界隈で繁栄した越後屋は、伊勢松坂の三井家が始めたもの。その辺りは、駿府から入所者が多く駿河町と呼ばれた。 三井家 から分業して 三越家 が呉服業を引き継ぐ。その後日本初の百貨店を開業する。5階建ての百貨店がオープンすると、たちまち東京の名所となる。エスカレーターが珍しかったという。​​​​

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写真-1 日本橋三越新館。左方面は常盤橋へ、右方面は室町三丁目交差点へ。


写真-2 日本橋中央道路。国道6号、14号、17号が供用する。


写真-3 三越新館ライオン口とバルコニーのマーキュリー像。


写真-4 本館内部「白く輝く森」とアンモナイト化石の大理石。


写真-5 中央ホールを飾る彫刻像む「天女(まごころ)像」。


写真-6 現在の日本橋中央通りと名所江戸百景「日本橋通一丁目略図」。





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Last updated  2022年10月07日 05時00分07秒
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