清多夢くらぶ

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2022年11月04日
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カテゴリ: 北海道岬めぐり
 ​ ​長万部から国道5号・道道9号を経て、日本海に面する寿都湾(すっつわん)に出る。寿都町は、「だし風」と呼ばれる強い風を活用した風力発電が盛んな町。寿都湾の北西端、日本海に突き出した先端部に 弁慶岬 がある。訪れた日は風が穏やか。そして、大きな弁慶像(台座含めて約5m)が待っていた。岬巡り3番目の岬。​

 各地に義経・弁慶伝説があるが、ここ政泊の 波蝕崖 もそのひとつ。奥州を逃れた義経・弁慶一行は、蝦夷地に渡り、この地に滞在した。弁慶は、毎日この岬の先端に立って同士の到着を待ったとか。そんな弁慶の姿を見たアイヌの人たちが、いつしかベンケイ岬と呼ぶようになったとの伝説。​

 弁慶岬の周辺の海岸には、石畳みのような波蝕棚が広がっている。よく見るとこの棚に、大きな裂け目が入っている。アイヌ語でこのような危険な ​割れ目​ を「ベルケイ」と呼んでいた事と併せて弁慶岬となったのだろう。伝説には続きがある。義経はこの地を立ち、宗谷岬を渡り「ジンギスカン」になったというオチもある。​​​


写真-1 弁慶像が待っている弁慶岬。


写真-2 断崖に立つ弁慶岬灯台。


​写真-3 コトブキブルーと称される寿都の海。


写真-4 弁慶岬から積丹半島方面を見る。


写真-5 「裂け目」がある波蝕棚。


写真-6 遠望の弁慶岬と風車群。





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Last updated  2022年11月04日 06時00分07秒
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