清多夢くらぶ

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2023年08月21日
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カテゴリ: 国内旅景色
​昭和51年までフェリーが発着していた東浜桟橋(旧桟橋)付近は、 西波止場広場 として整備されている。函館桟橋と言えば、青函連絡船の大桟橋だが、明治の開港時代から使用されていた波止場だ。観光地の赤れんが倉庫群に隣接していることもあり、土産店等が集合した「西波止場」(フェリーターミナル跡地)だ。

​ 親水プロムナードが整備された西波止場広場に、「 北海道第一歩の碑 」がある。幕末から明治にかけて、開拓のためにやって来た先人が先ず上陸した場所。「新島襄のブロンズ像」が立っていた。彼は1864年箱館から密出国に成功して、海外で見聞を広めて帰国して、同志社大学を創立する。妻は、あの「会津藩の八重」だ。​

​ 波止場をバックに「 ​赤い靴少女像​ 」も立っている。童謡「赤い靴」の「きみちゃん」2才は、静岡から箱館へ親子で渡った。母親(かよ)は結婚して、留寿都村の農村に入植。女の子は、外国人宣教師に預けられるも、東京の孤児院で亡くなる。母親は、その事実を知らないまま、外国で育っていると想い小樽市内で人生を全うした。​

​ 母親の夫・鈴木志郎と石川啄木、そして ​野口雨情​ は、小樽で知り合いとなる。その縁で童謡が生まれたという。小樽の運河公園には、「赤い靴親子の像」がある。「きみちゃん」像は、全国6体あるという。北海道3+静岡1+東京1+青森1と・・。​





写真2 西波止場からの眺め。


写真3 北海道第一歩の碑と東浜桟橋(旧桟橋)。


写真4 八幡坂の下が西波止場になる。


写真5 西波止場広場と新島襄のブロンズ像。


写真6 波止場の「赤い靴少女像」と小樽と横浜の「赤い靴」像。






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Last updated  2023年08月21日 06時00分09秒
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