清多夢くらぶ

清多夢くらぶ

2023年12月23日
XML
カテゴリ: 韓国旅景色
 ​ ​慶州吟含(トハム)山の中腹に造られた 仏国寺 (ぶっこくじ)。仏教において、仏の世界とされる仏国土を現世に再現するとの目的に、770年代(新羅)に完成したという。最盛期には、約60棟の木造建築物で構成されていた。しかし、秀吉による朝鮮の役で、大半を焼失するも、1973年に復元された。

 新羅芸術と仏教文化をそのままに語り伝える仏国寺。天王門をくぐり、しばらく進むと城壁前のような場所に出合う。石造りの階段・橋、そして門を仰ぎ観る。東側、青雲橋・白雲橋の階段34段の上ると(現在立ち入り禁止) 紫霞(しか)門 。西側、18段の蓮華橋・七宝橋の階段を上ると安養門がある。いずれ花崗岩で築造されている。

 紫霞門と本堂にあたる大雄殿との境内には、加工した花崗岩を巧みに組み上げた 多宝塔 が、その西側に釈迦塔が立っている。花崗岩を切り出し、加工して様々なものを作り出した新羅の技術の高さをみる思いだ。一方、日本統治時に国を奪われた悲しみを伝える意義深い塔でもあるようだ・・。[韓国世界遺産-13]


​写真1 慶州吟含山の中腹に造られた仏国寺。​
​​


写真2 天王門と四天王像。


写真3 紫霞門し青雲橋・白雲橋。


写真4 安養門と蓮華橋・七宝橋。


写真5 仏国寺のシンボル、多宝塔と釈迦塔。


写真6 世界文化遺産碑と案内図(パンフレット)。
​​






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023年12月23日 05時00分07秒
コメント(0) | コメントを書く
[韓国旅景色] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Profile

江戸川らんべえ

江戸川らんべえ

Free Space

PVアクセスランキング にほんブログ村

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: