清多夢くらぶ

清多夢くらぶ

2024年02月29日
XML
カテゴリ: 江戸・東京

​​​​​ ​上野不忍池・鵜の池の東縁に、天満宮がある。上野精養軒の下にある 五條天神社 だ。江戸期には「下谷天満宮」とも呼ばれていた。拝殿近くの丸い球状の白梅は、しめ縄状のおみくじで囲われている。その近くに、紅枝垂れ梅がかかる神楽殿がある。5月25日の例祭で舞いが奉納される。

 五條天神社は、その昔五條町にあったことに由来する。江戸から明治初期までの約230年間、五條の地にあった天満宮という。現在のアヤメ横丁の連歌師の屋敷付近から移ってきたとされる。江戸庶民や歌人が参拝した場所。現在は ​医薬の神様​ を祀り、無病息災と病気平癒を祈願する社となっている。

 天神社に隣接して 花園稲荷神社 がある。上野公園台地から不忍池へ下りる抜け道にもなっている。鳥居トンネルを出たところが稲荷神社。前身の名称は、穴稲荷神社。上野戦争で消失するも再建される。昔この辺りは、寛永寺の花畑があったという。花園の由来となる。​​​​



写真1 上野の五條天神社境内。


写真2 南鳥居と天神社拝殿。


写真3 丸形の白梅とおみくじ掛け。


写真4 紅枝垂れ梅と神楽殿。


写真5 手水舎と蓮形の水受け。


写真6 天神社に隣接する花園稲荷神社。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024年02月29日 06時00分10秒
コメント(0) | コメントを書く
[江戸・東京] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Profile

江戸川らんべえ

江戸川らんべえ

Free Space

PVアクセスランキング にほんブログ村

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: