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『来季期待できる打者は?』 フェニックスリーグ最終戦で勝利を収めて見事に優勝した広島、フェニックスリーグの成績も一通り集まったので野手成績から期待できる打者を挙げてみたいと思います。このフェニックスリーグで見事な打撃内容、打撃成績を残した選手は来季確実に活躍していることが多かったのですが、ここ2年は桑原、美間、坂倉らの名前が挙がるも今一つシーズンでは活躍できていない状況が続いています。 まず素晴らしい打撃内容だったのが坂倉、52打数18安打で打率は.346を記録し、三振は僅かに4つのみで8四球を記録するなどミート力や選球眼(BB/K)共に素晴らしい打撃を見せました。ただ気になるのは特徴がない点、長打力が伸びることを期待していたものの二軍でも本塁打数があまり伸びず、フェニックスリーグでも分かりうる範囲では二塁打3本のみとなっています。足もそこまで盗塁を多く稼げるタイプというわけでもなさそうなだけに、捕手以外のポジションとして起用するのならば高打率高出塁率でなければ中々レギュラー奪取は難しいかもしれません。 次に期待したいのが正随、60打数20安打で打率.333を記録し、長打は2本塁打と分かりうる範囲で4二塁打を記録するなど自慢の長打力も存分に発揮しています。三振は8、四球は4でミート力は7.50、BB/Kは.500とこちらもまずまず良い数字を残しており、来季非常に楽しみな存在となりそうです。無駄にオープン戦に帯同してしまったせいで遠回りしてしまいましたが、9月は低打率でしたが長打を打ちまくるなど本領発揮し始めたところでの活躍なだけに、この上昇気流に乗って欲しいところです。 もう一人は羽月、二軍でも打率.300を記録しましたが、フェニックスリーグでも62打数20安打で打率.323、三振は8個で四球が5個、ミート力は7.75、BB/Kは.625とこちらも良好な内容です。長打は分かりうる範囲で2二塁打と少ないですが、盗塁は9個を数えるなど個人的には後述する小園よりも羽月の方がリードオフマンとして成長する可能性が高いのではないでしょうか。 ある意味面白いのが小園、62打数14安打で打率こそ.226ですが、3本塁打と分かりうる範囲で2二塁打2三塁打と半分が長打と正随以上に長打力を発揮しています。ただ三振が9三振、四球は僅かに1個のみとミート力は6.89、BB/Kは.111とやはり四球を選ばない&脆い部分があり、以前の記事でも書きましたが巧打者というよりは荒いながらも一発を打つタイプのようですね。ちなみに大盛も40打数8安打で打率.200なものの、分かりうる範囲で2二塁打2三塁打と一発こそないものの半分が長打となっていますね。他にはサンタナが22打数8安打で.打率.364で分かりうる範囲で4二塁打を放つなど活躍していますが、来季契約するかどうかは未定のようですね。 来年期待してみたいのが正随と羽月、二人共終盤になって何かを掴んだのか二軍戦でもそれぞれ持ち味を発揮し、フェニックスリーグでも見事な躍進を遂げました。正随は長打力、羽月はBB/Kの高さと機動力と今季広島に欠けていたものを持っているだけに、一気にレギュラー候補に躍り出て欲しいですね。広島県 牡蠣 【送料無料】カキ 鍋セット 牡蠣/かき/広島県産(業務用)冷凍牡蠣(かき)特大2L 3kg《約1kg(正味850g)×3袋》広島産 カキフライ/バーベキューセット バーベキュー 材料 BBQ 鍋 ヘルシー
2019.10.31
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『DJジョンソン』 少し前の記事ですが、広島は今季COLに在籍していたDJジョンソン投手を獲得したと発表しました(背番号はまだ未定)。ジョンソンは193センチの大型右腕で、今季はCOLで28試合に登板して防御率5.04、3Aでは40試合に登板して5.63の成績を残しています。 まず投球スタイルですが、基本的にフォーシーム(最速155キロ、平均150.6キロ)とカーブ(fangraphsではスライダー、それ以外のサイトではカーブと表記)のみの投球で、稀にカットボールやチェンジアップを織り交ぜてくるようです。ちなみにカーブは最近MLBでも注目されているナックルカーブ、パワーカーブ系統のボールのようで、球速も128キロ~137キロとなっており、日本人の投げるカーブとは一線を画すスピードとなっていますね。曲がりは横変化が2.6、縦変化が-7.2と凄まじい落差を誇るカーブですが、今季はストライク99球に対してボール78球となっているのが懸念材料でしょうか。ただこのボールでMLB打者を相手にしてもゴロを多く打たせており、フライボールレボリューションが流行っているMLB相手にゴロを多く打たせられるのならば日本でもゴロを多く打たせるという期待は抱かせてくれるでしょうか。ただ直球は縦変化7.9とさほど特筆するようなキレではなく、基本的に直球とカーブのみの投手でキレがさほどでもないのは大丈夫なのかなという不安もあります。 続いて奪三振率ですが、3Aで12.00~13.00前後を記録しており、MLBでも8.64と9.00にこそ届いていませんが高く、奪三振率の高い投手です。次に与四球率ですが、MLBでは6.84でしたが、3Aでは2.45弱~3.00で推移しており、まずまず良いのではないかなと思われます。そしてbattedballですが、GB%はMLBで45.7%、3Aでは46.6%と向こう基準では高いGB%となっており、ゴロを打たせられる投手と見て良いのではないでしょうか。 早い話は阪神のジョンソンが成功したので同じようなナックルカーブ、パワーカーブを武器とする投手を連れてきてみたのかなという印象を受けました。ただ問題なのが阪神のジョンソンは直球も素晴らしく、被打率も空振り率もそれぞれ.218、12.5%とカーブに目が行きがちですが実は非常に優秀な球種でした。ただこちらのジョンソンは上記の通り、直球はさほどキレがあるわけでもなく、カーブも落差がありすぎて打者に見送られてしまっており、今季のMLBの与四球率も異様な高さになった理由の一つでもあるだけに、アメリカ程振り回すことをしない日本人打者相手に果たしてどうなのかが気になってしまうところです。個人的にはそれ以外のカットボールやチェンジアップがカウント球、もしくは打ち取る役割として新たに引き出しとして選択肢に追加させることができるかが焦点となるのではないかなと思います。また、これは運用の話ですが、今季ろくに外国人投手を上手くやり繰りできなかったチームなだけに、ヘルウェグやローレンスのように結局二軍で塩漬けという懸念もあり得るだけに、早期のアピールが必要となってきそうです。選手評価:C(二匹目のどじょうを狙ったが?)新そば 送料無料 信州の生そば 4人前 本わさび丸ごと1本・信州天然のうまい水・そばぶるまい特製蕎麦つゆ 付 食品 蕎麦 そば ざる 生そば 信州そば ハロウィン キャッシュレス 還元 消費者還元 店舗
2019.10.30
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『翌年のドラフト戦略を紐解く』 それでは今年のドラフトを終えたので、今回は広島の年齢表を見ていきたいと思います。この年齢表を見て足りていない箇所を見ていきたいと思います。※ 年齢表の対象となるのは日本人選手となり、満年齢となっています。 「右投手」~22歳:アドゥワ、森下、山口、遠藤、田中、藤井レ、佐々木、鈴木寛~26歳:矢崎、ケムナ、平岡、中村祐、畝、島内、藤井~30歳:中田、大瀬良、九里、今村、一岡、中崎、薮田、岡田~34歳:野村、菊池 「左投手」~22歳:高橋昂、玉村~26歳:床田、高橋樹、塹江~30歳:戸田~34歳:中村恭 「捕手」~22歳:坂倉、石原、中村奨、持丸~26歳:なし~30歳:磯村~34歳:會澤~41歳:石原 「内野手」~22歳:小園、林、中神、羽月、韮澤~26歳:曽根、桑原~30歳:上本、菊池、堂林、三好~34歳:田中、安部~41歳:小窪 「外野手」~22歳:宇草、永井、木下~26歳:鈴木誠、高橋、西川、正随~30歳:野間~34歳:なし~41歳:長野、松山 この年齢表を見ていると、やはり左投手の層の薄さが気になります。今年はドラフトで玉村を指名したものの、まだまだ足りないのではないかなと思われます。他には「~26歳」の捕手、内野手の層がかなり薄いですが、それより下の年齢層にプロスペクトが集まっていることもあり、この辺りは編成がどう判断するかでしょうか。菊池がメジャー挑戦の意向を持っているだけに、個人的には来年も内野手の獲得もあり得るかもしれませんね。他には「~26歳」の右投手で一軍で活躍している投手が乏しく、大卒か社会人投手の指名もあり得そうです。この辺りから考えると、個人的には大卒もしくは社会人の右投手、左投手、内野手の3箇所は指名があるのではないかなと予想しますが、果たしてどうなるでしょうか。【送料無料】5種から選べる 札幌熟成.ラーメン5食セット. (味噌 みそ 塩 醤油 つけ麺 スープカレー味)生麺 詰め合わせ ご当地グルメ お取り寄せ 生ラーメン ラー麺 ポイント消化 有名店 お試し B級グルメ 札幌ラーメン 北海道【G】
2019.10.29
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『今年のコンセプトとは?』 前回の森下にて一通りドラフトで指名された選手を見てきました。今回は今年のドラフトの感想を書いていきたいと思います。 まず一番に感じたのは予想外に指名人数が多かった点、本指名人数のみでしたが当初は4人程度と書かれており、まあせいぜい1人追加の5人と育成で1人ぐらいかな?と考えていましたが、実際は6人+3人と実に9名も指名することとなりました。そして指名ポジションは当初リークされていた通りのものとなりましたが、佐々岡新監督が即戦力投手を要望していたので投手も多めに獲るのかなと思われましたが、実際は野手を多く指名してきました。 次に指名された選手らの顔触れを見て一番感じたのは今年は「打力」に拘ったドラフト戦略だったのかなという点にあります。長打力溢れる将来有望な宇草を筆頭に育成の持丸、木下らは高校生の中でも強打者として注目され、石原も4回生で長打を身に付けつつあり、韮澤は非凡なミートセンスを評価されるなど指名された野手は打力を買われて指名された選手が多いように思います。また、これまでの身体能力を売りとしたアスリートタイプ(宇草はこのタイプですが)ではなく、それほど足が速いわけでもない打ってなんぼの選手を多く指名(石原はそうでもないですが)してくるなどこれまでとは違ったタイプの野手を指名してきました。これは今季長打不足で苦しんだことに加え、次世代の強打者候補が少なかったことも踏まえての指名だったのかなと感じます。 このドラフト戦略をしっかりと遂行できたのも森下を単独指名することができたことが非常に大きく、この辺りは作戦勝ちだと言えるでしょう。ただ来年のドラフト候補は長距離打者が豊作とのことで、敢えて今年のドラフトで強打者を拘って指名したのは非常に興味深いですね。他球団が長距離打者に向かう中で今季の森下のように違うポジションの選手を一本釣りでもする算段なのかも?しれませんね。今年のドラフト結果が来年のドラフト戦略への一つの手がかりとなるかもしれませんね。警部補 古畑任三郎 4【邦画 中古 DVD】メール便可 レンタル落ち
2019.10.28
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『森下暢仁』 それでは今回もドラフトで指名された選手を見ていきたいと思います。最後はドラフト1巡目で指名された森下投手、元々苑田スカウト部長が好評価、田村スカウトが高校時代から追いかけていた逸材で、佐々岡新監督が事前に即戦力投手を要望したこと、年齢表で大卒投手の年齢層が不足していることなども追い風となり、1巡目指名を事前に公表し、単独で指名することに成功しました。最速155キロの直球とカットボール、カーブ、チェンジアップを操る本格派投手です。 まず奪三振率ですが、主戦投手として登板し出した18年春以降の通算は9.00と先発投手として投げながら非常に高い数字を誇り、今季は春が53.1回63奪三振、秋はまだ1試合残していますが53回52奪三振と凄まじい記録となっています。次に与四死球率ですが、同じく18年春以降の通算は2.24、今季だと春は53.1回13四死球、秋は53回11四死球となっており、それぞれ2.19、1.87とこちらも非常に高い数字を記録していることが分かります。奪三振率、与四死球率共に非常に高いレベルを誇り、18年春以降の通算K/BBは4.01、今季の通算K/BBは4.79と理想的な上昇曲線を描きいている上にK/BBも4.00を越えており、十分に即戦力投手として期待できる投手だと思われます。ちなみに被安打率は18年春以降の通算だと7.00、今季だと6.43となっており、こちらもヒットをあまりにも多く打たれているということもないのも幸いです。 次に動画を見ていきますと、投球フォームは体を沿って振り下ろすようなフォームとなっているので角度が非常についています。右腕が背中側に大きく入っていますが森下の場合は体を沿っているので肩の負担は問題なさそうですが、腰の方に負担をかけやすいかも?しれません。ちなみにこちらの動画の球質分析によりますと、直球の回転数は2500、この動画では2750とのことで、MLBの平均を大きく越えるなど非常に良い球質とのことです。こちらの動画ではカーブも絶賛されており、かなりべた褒めされているようですね。他に動画によればチェンジアップも評価されており、直球と見分けがつかなそうだとのこと、個人的には直球の空振り率は良くても10%、カーブもナックルカーブやパワーカーブ系統ではないので空振りは奪いにくく、決め球がないかな?と感じていましたが、チェンジアップが良いのならば空振りでなくともゴロを打たせられる強みを持つことができるのではないかなという期待を持てそうです。 今季に入って大きく成績や投球内容を伸ばすことに成功して今が一番旬の時期のように感じるだけに、非常に良いタイミングでこの投手を獲得できたのは大きいと思います。ただ個人的に心配なのは明治大学が一人のエースを酷使しがちな点(秋のリーグも一人で全体の投球回数の半分以上を占めています)で、柳もプロ入り1年目は故障で離脱してしまっているだけに、懸念材料として挙がるのはやはり疲労の度合いでしょう。ただそこは野村の残留により、先発はジョンソン、大瀬良、床田、九里、野村と5人固まっており、森下に無理をさせないように組めることは幸いです。次世代のエースとしての活躍を期待したいところです。選手評価:A(1年目から活躍を期待)野球太郎 No.032 2019ドラフト直前大特集号
2019.10.27
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『鈴木寛人』 引き続き、ドラフトで指名された選手を見ていきたいと思います。今回はドラフト3巡目で指名された鈴木寛人投手を調べてみました。触れ込みだと最速148キロの直球とスライダー、それ以外にチェンジアップを所持しています。元々苑田スカウト部長が「外れ1巡目でもおかしくない」と高評価しており、3巡目でもまだ指名されずに残っていたのでこれ幸いと指名したのではないかと思われます。 まず特徴的なのが制球力の良さ、今年の夏の予選大会では29奪三振5四死球で与四死球率は1.61と非常に良い数字を残しており、四球で崩れるタイプではないようです。この辺りは担当の尾形スカウトらしくあまり四球で崩れることのないタイプを好んで指名しているなという印象を受けます。そして奪三振率の高さも売りで、28回を投げて29奪三振を記録するなど投球回数以上の奪三振数を記録しているなど奪三振率、与四死球率共に非常にレベルの高い数字を記録しています。 動画を見る限りでは投球フォームは非常にオーソドックスなフォームをしており、本当に惚れ惚れするような綺麗な投球フォームとなっています。角度のあると書かれていましたが、無理に上から振り下ろしているわけでもなく、手の長さが角度を生み出しているように感じます。甲子園では角度が他の動画よりも落ち気味で足も地面に降りており、どうも疲れていたのかな?と感じさせる投げ方となっていました。また、他の動画によりますと、直球はカット気味にやや沈みがちの球質とのことで、これは広島で言えばアドゥワと同じような球質ではないかと思われます(現に甲子園でも別のスカウトが「真っすぐがカット気味だった」とコメントしていました)。次にスライダーですが、縦のスライダーのようで、横変化はあまりないようですが縦に大きく落ちるなど空振りは恐らくスライダーで取っているように感じ、基本的にはこの2球種での組み立てのようです。現状ではリリーフタイプのような投球スタイルとなっていますね。 見た印象では先輩の遠藤というよりかは直球の球質を見る限りではアドゥワに近いタイプなのかもしれません。ただアドゥワよりも球が速く、縦のスライダーで空振りを奪えるというのは大きな強みと言えるのではないでしょうか。反面アドゥワのようなゆったりした投球フォームや大きなカーブがなく、アドゥワが柔ならば鈴木は剛のような印象を受けました。ただ遠藤やアドゥワらとは違って既に最速148キロ(平均145キロ前後)を計測しているなど強さもあり、投球内容は素晴らしいものがあるだけに、将来が非常に楽しみな投手ではないでしょうか。【 送料無料 】当店 ギフト 人気 No.1 豪華福福 讃岐うどん セット | 敬老の日 お返し 引越し祝い 誕生日祝い 内祝い 贈り物 食べ物 お礼 贈答 グルメ gift udon プレゼント お取り寄せ 本場 香川 うどん お土産 さぬきうどん auktn_fs RCP 【ラッキーシール対応】
2019.10.26
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『持丸泰輝』 引き続き、ドラフトで指名された選手を見ていきたいと思います。今回は育成ドラフト1巡目に指名された持丸捕手について調べていきたいと思います。触れ込みでは打力のある左打の捕手、夏の甲子園大会で奥川からあわやと思わせる大飛球を打ったことで有名な選手です。 まず長打力ですが、公式戦でコンスタントに一発を打っており、例年長打率は凄まじい数字となっており、広角に二塁打や三塁打も多く放っています。動画を見る限りではバットを寝かせて静かに足を上げてシャープなスイングをしており、中距離打者のようなタイプになるのではないでしょうか。また、少ないデータですが四球を多く選ぶタイプで、BB/KだけでなくIsoDも高いタイプとなり得る可能性を秘めています。ミート力は高校生レベルと考えると低い数字ですが、長打と四球を選ぶ選手なのでそこは目を瞑れる部分ではあります。 次に守備ですが肩も強いそうで、3連続盗塁阻止や外野時代は好返球で本塁憤死を決めるなどの実績を持っているようです。走塁は一塁駆け抜けが4.2秒程なので平均的な走力の持ち主なのかなと感じます。また、軟投派タイプの投手を上手く引っ張って星稜と1点差の大接戦を演じるなど上手く投手を引っ張っていたとのことです。 この選手も木下同様に打力が持ち味の選手ですが、木下は中距離でややアベレージ寄りなのに対し、こちらはパワー寄りの選手なのかなと感じます。広島の捕手陣は層が厚く、若い年齢層も比較的充実しているだけに、厳しい競争となりますが、持ち味の打力を活かしてアピールして欲しいところです。野球太郎(No.029) 2018ドラフト総決算&2019大展望号 (廣済堂ベストムック)
2019.10.25
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『石原貴規』 今回も引き続きドラフトで指名された選手を見ていきたいと思います。今日はドラフト5巡目で指名された石原捕手を調べてみました。触れ込みでは肩とリーダーシップ性、堅実な守備さなどが売りの小柄な捕手とのことです。 まず打撃面ですが、これまでの4年間で本塁打数は2本なので一見すると長打力を売りにするような選手ではないのかな?と感じるところです。しかしながら今年の春季リーグで2本塁打2二塁打を放ち、秋季リーグでは3二塁打3、1三塁打を放つなど今年になってパンチ力がついてきた感があります。ミート力は2017年秋と2019年春は高いものの、それ以外では4.00~4.50前後で推移しており、大学生レベルと地方リーグということを考えると低いかなと感じます。ただ選球眼は通算でも45四球/44三振を記録するなど選球眼に関しては非常に良い数字となっています。プロでは打率は低いながらも四球を選びつつ、パンチ力のある打者という打者像を連想させますが、できればもう少しミート力を引き上げたいところです。動画を見る限りでは結構パワフルな打撃をする印象ですが、足を上げた際にバットがかなり投手側に倒れており、堂林と直球に振り遅れやすいかもしれません(ただ多少改善するぐらいで劇的に良くなりそうな印象もあり)。 次に走塁ですが一塁駆け抜けは4.7秒となっており、右打者なので左打者換算だと4.4秒となり、足は遅い方ではないかなと思われます。最後に守備ですが、動画で盗塁を阻止する二塁送球が映されていますが、送球の強さなどを見る限りでは肩はそこまで強い選手ではなさそうなものの、スローイングの精度が非常に良さそうなのかなという印象で、ショートバウンドしてしまっていますが低めに投げてタッチしやすい位置に投げるなど実戦的な送球をしています。ただキャッチングはミットを思いきり下げてしまっており、投げる投手からして見れば投げようとするとその的が消えてしまう感覚で、きちんとミットを構えて的を提示してあげられておらず、下げ幅も大きすぎるので案外暴投やパスボールが多そうな感があります。 何となくですが、圧倒的な身体能力に秀でているというよりは実戦派なタイプなのかなという印象を受けます。スローイングはただ力任せにブンと投げるよりは正確な送球を売りにするタイプで、打撃はしっかりと四球を選んでいます。ただ長打力の成長が目覚ましく、この部分がプロでどれだけ伸びるか楽しみにしたいところです。即戦力かと言われると、広島の捕手事情を考えると出場機会は主に二軍ということになりそうで、まずは二軍で鍛えたいところです。評価:D(まずは二軍で実戦経験を積みたい)ZIPで紹介 -10Kg ダイエット ダイエット食品 こんにゃくラーメン 24食 糖質制限 こんにゃく麺 置き換えダイエット ラーメン 糖質制限食 酵素 サプリ 低糖質 低GI 健康食品 健康 低糖質麺【送料無料 あす楽】
2019.10.24
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『畝章真』 それでは今回もドラフトで指名された選手を見ていきたいと思います。今回調べてみたのが育成ドラフト3巡目で指名された畝投手、もう既に知れ渡っていますが実は畝投手コーチのご子息とのことです。当初は情報があまりない投手でしたが、触れ込みでは最速142キロの直球にスライダー、カーブ、ツーシーム、チェンジアップ、シンカーなど多彩な変化球を投げ分けるややアンダーハンドよりのサイドハンドとのことです。 まず四国アイランドリーグでの成績は今季が24試合に登板して68.2回を投げて66安打43奪三振31四死球で防御率3.28とのことで、正直かつて指名された松浦捕手と同じようなイメージを持っていたのですが、意外とまずまず良い防御率だとは思うものの独立リーグということを考えるとあまり際立つような成績はないようです。その中でも制球力に定評があるようで、今季からアンダーハンドよりのサイドハンドに転向したとのことで、情報では前期はフォーム固めに苦しんだものの後半からは安定したとのことです。現に後期からの与四死球率は1.93と非常に良い数字となっています。奪三振率は4.50前後と 投球フォームは比較的ゆったりと足を上げてしばらく静止してから左足を前に踏み出すのですが、どうもオーバーハンドなのか?と思うような下半身の使い方をしており、それでいて横から投げますから体が三塁側に流れてしまっており、力が全然伝わっていなさそうなフォームをしています。ただ見た動画は転向したばかりの頃の前期(5月)の時点でのフォームなだけに、後期ではどうなっているのかが気になるところです。 制球は良いだけに、後はもう少しスピードを引き上げていきたいところ、フォームの下半身の使い方も修正して力を伝えるようにしたいところです。幸いにも?広島は右のサイドハンドを育てるのが上手く、広島の中継ぎと言えば右のサイドハンドが必ず一人はベンチ入りしていただけに、近年すっかりその系譜を継ぐ者がいなくなってしまっただけに、その系譜を引き継ぐ存在となって欲しいところです。ちなみに現在打撃投手となっている林昌樹氏がかつてリリーフを支えたサイドハンドだけに、彼に色々聞いてみるのも良いのではないでしょうか(あのスライダーを伝授してもらえれば)。野球太郎 No.032 2019ドラフト直前大特集号
2019.10.23
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『木下元秀』 それでは引き続きドラフトで指名された選手を見ていきたいと思います。今日は育成ドラフト2巡目で指名された木下外野手を見ていきたいと思います。 調べて見ますと、本格的に野手に専念したのは3年の夏頃からのようで、それまでは投手としても投げていたようです。詳しい情報は少ないのですが、春の大会で2発の本塁打を放ち、北信越大会では奥川からもレフトへタイムリー三塁打を放つなど6本中3本が長打、夏の甲子園では左右に二塁打を放つなど長打力が売りの強打者のようですね。見た印象ではスラッガーというよりかは中距離打者の印象ですが、投手との兼任から野手に専念して打撃を磨いていきたいところではないかなと思われます。データが少ないので何とも言えませんが、動画などを見る限りでは対応力も中々良さそうで、ミート力や選球眼も野手専念後は29打数2三振、2三振/2四球となっています。 守備は3年からはレフトを守っているとのことで、高校でレフトということは守備はあまり多くは望めないのかな?という印象は受けます(以前はセンターも守っていたとのこと)。走塁は一塁駆け抜けが4.3秒前後で平均よりはやや下ぐらいの数値となっており、やはり打ってアピールする選手ではないかなと思います。 恐らく打力を見込んでの指名かなと感じ、かつての美間と同じく投手兼任だったのを野手に専念させたらどうなるか?と期待して指名した印象を持ちます。打撃でどこまで切り開いていけるかが焦点となりそうで、打撃内容は良いので結果を残して支配下を勝ち取りたいところです。広島県 牡蠣 【送料無料】カキ 鍋セット 牡蠣/かき/広島県産(業務用)冷凍牡蠣(かき)特大2L 3kg《約1kg(正味850g)×3袋》広島産 カキフライ/バーベキューセット バーベキュー 材料 BBQ 鍋 ヘルシー
2019.10.22
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『新たに3人』 本日、庄司隼人内野手、船越涼太捕手、長井良太投手に戦力外通告をしたと発表しました。これで前回の戦力外通告と合わせて6人、引退した永川、赤松両選手を合わせて8人となりました。 まず長井ですが、昨季は二軍で春先から好結果を残して一軍に昇格、154キロを計測するなど期待を抱かせましたが、以前の記事でも書きましたが本来もう少し育成したい選手を前倒しで一軍に昇格させてしまったのが尾を引いたのか、二軍降格以降は投球内容も冴えなくなりました。更に追い打ちをかけるように秋季キャンプでは投球フォーム修正中とのことでしたが142キロしか出ておらず、今季は右肩も故障していたようでかつての球速が影を潜めてしまいました。そういえば辻空投手も右肩を故障してそのまま戦力外通告となりましたが、後を追うような形となってしまいました。 次に船越は一年目こそ二軍で.287、2本塁打を記録したものの、それ以降は伸び悩み、今季は出場試合数も最小、打率も.189と最低を更新してしまい、捕手を二人指名したこともあって戦力外通告となりました。入団当初は長打力が売りとのことでしたが、その部分でも伸びず、昨季から違うポジションなども挑戦するも活きの良い若手も大量に入ってきただけに、苦しかったでしょうか。 また、ソフトバンクへトレード移籍していた美間も戦力外通告となりました。美間は二軍の帝王という印象があり、二軍では打てるようになってはいましたが、一軍の投手のボールにはまるで対応できていませんでした。巨人との茨城での試合だった際にスタメン出場していましたが、吉川光夫の真ん中に入ってきたスライダーを打ってヒットにしたものの当たりはボテボテで冴えないものとなり、個人的にはあの打席を見て「あぁ、一軍では無理なのかな」と感じたのを覚えています。ただ守備に定評のある選手だったので守備固め要員としては最適なのでは?と思いましたが、どうやら現役を引退するそうです。 最後に庄司ですが、二軍では今季も成績を残してはいますが、やはり突出したものがなく、特に守備面に不安があるのがネックとなり、打撃は全然駄目でも足がある上本よりも起用してもらえる機会がなく、韮澤の入団もあって戦力外通告となりました。以前から何度もここで書いていますが、この選手は投手としてプレーしていた方が良かったように思います。高校時代は最速148キロに落ちるスライダーで制球にも破綻がないタイプでしたし、問題となった二段モーションも昨季から二段モーションも解禁されていただけに、一度投手として再転向してみても面白いのではないかと思いましたが、現役を引退する決意を固めたようですね。最初から投手をやっていればまた違った結果になったのではないかな?と感じるだけに、勿体ない印象ですね。育成選手の木村も庄司と同じようなタイプで元投手でしたが、やはり走攻守に秀でた特徴のない選手は野手だと生き残り難いということを改めて感じさせます。そう考えるとやはり心配なのが韮澤ですが、何とか心配を打ち破って欲しいところです。古畑任三郎 2nd season 全5巻セット田村正和/西村雅彦【中古DVD/レンタル落ち/送料無料】
2019.10.21
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『玉村昇悟』 引き続き、ドラフト会議で指名された選手を見ていきたいと思います。今回調べてみたのがドラフト6巡目で指名された玉村昇悟投手、最速147キロを計測した左投手、同じ北陸地区でドラフト前までは別の投手の名前が育成選手を候補として挙がっていましたが、実際は別の投手を指名してきました。 まず目を引くのが奪三振率の高さ、今年の夏予選大会で大会通算52奪三振の新記録を打ち立てており、奪三振率は11.06と非常に高い奪三振率を誇っています。そして実は制球力も悪くはなく、与四死球率は2.34と非常に良好な数字を記録しており、各球団のスカウトからも奪三振能力よりも制球力の方に称賛の声が集まっており、「左でこれだけ制球の良い投手は珍しい」というコメントも残っています。 次に球種はスライダーやカーブ、チェンジアップを持っているとのことで、スライダーの変化量が大きく、チェンジアップも腕を振って空振りを奪えるとのことです。投球フォームは立ち投げのような印象で外国人系のフォームかなという印象を抱かせます。ただ左腕が背中側に大きく入っているので肩を痛めやすそうな気はしますので、そこは少し気になるところではないでしょうか。ただ視聴した動画は春の時点での投球フォームで、記事によりますと「下半身が全然使えていなかったので修正した」とのことで、投球フォームを大きく変えたとのこと、ですので現在どのような投球フォームをしているのかは不明です。 左投手で制球が良く、変化球も一通り持っており、下位指名できたのはラッキーではないでしょうか。特にチェンジアップが武器とのことで、大学社会人での話ですが現在「140キロ中盤以上を計測」、「奪三振率が高い」、「縦の変化球が武器」という投手が即戦力として活躍する傾向があり、実は高校生ですが玉村もこれに見事に合致しているのです(球速は普段130キロ後半がアベレージとのことですが、これは今後伸ばして欲しいところです)。高校生ではあるのの、広島の記念すべき「左投手枠」第一号なので大いに注目していきたいと思います。【広島銘菓セット】【広島名物】もみじ饅頭とコーヒーのセット「広島」【RCP】
2019.10.20
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『韮澤雄也』 今回も引き続き、ドラフト会議で指名された選手を見ていきたいと思います。今回調べてみたのがドラフト4巡目で指名された韮澤雄也内野手、高校生野手リストは遊撃手と捕手の5名のみしかリストアップしていませんでしたが、その中の数少ない一人でした。当初のリーク内容には内野手は入っておらず、予想外に残っていたので指名したという形ではないかなと思います。触れ込みではシュアな打撃が売りの巧打者で遊撃手を守り、U-18では一塁を守りました。 まず打撃を見ていきますと、シュアな打撃が売りということもあって三振数が非常に少ない点が挙げられます。国際大会では主に3番一塁手として出場し、29打数で三振が僅かに1個のみで打率.345と高打率をマークし、予選大会での通算も3年間で三振僅かに3つのみとミート力が非常に長けている選手といえそうです。選球眼はIsoDだとそれほど積極的に四球を選ぶタイプではありませんが、国際大会では3四球を選び、予選大会では今年は5四球、通算で9四球を選び、BB/Kはそれぞれ3.00、1.67、3.00と非常に高く、打撃内容は大学生の宇草よりも上回っているのではないかなと感じる程です。 ただし、気になる点もあり、長打力がない点、予選大会通算IsoPは.109、今年のみに限ると.077と金属バットを使用しながらこの数字はかなり物足りなさが残ります。ちなみに国際大会でも長打は10安打のうち二塁打1本のみと長打がありません。次に走塁守備ですが、一塁駆け抜けが4.35秒~4.4秒台となっており、平均な走力の持ち主の一塁駆け抜けタイムが大体4.2秒と言われているだけに、この数字は平均以下なので足は遅い方だということになります。守備に関しては各球団スカウトが好評価を下しており、実際に動画でも三遊間の深い位置から見事なスローイングを見せているなど定評がありますが、足が遅いだけに二遊間として少々重々しい感が否めないのではないでしょうか。長打がない足が遅い内野手となると、何やら庄司を連想してしまうところがあります。ただし、庄司と違ってこちらは守備力に各球団とも高い評価を下しているだけに、そこは韮澤にとっての強みと言えるのではないでしょうか。 個人的にはポテンシャルは正直そこまで感じないものの、高校生にしてはかなり技術面がしっかりしていて完成されているタイプと感じ、昨日紹介したかなりの素材型なものの物凄いポテンシャルを秘めている宇草とは全く逆のタイプに感じます。何となくですが、球団は恐らく韮澤を三塁手候補として指名したのではないかなと考えています。というのも当初三塁手として期待して指名した永井はやはり三塁が駄目で元々守っていた外野手に専念(尾形スカウトが内野は無理だと言ったのに苑田スカウト部長が押し込んだとのこと)し、林も途中からは主に一塁手として守っているなど結局不在の状況となっており、足が遅い割には反応が良い上にスローイニングもしっかりしているのならば三塁手としては打ってつけなのではないかなと思います。個人的には上手く導いてヤクルトの川端慎吾のような選手になってくれればなと感じています。【8年連続グルメ大賞受賞商品】【100円クーポン】新米 無洗米 山形県産 あきたこまち 10kg 5kg×2袋 令和元年産 送料無料【あす楽_土曜営業】上半期ランク入賞Shop Of The Year 米大賞 [北海道沖縄へは別途送料760円]
2019.10.19
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『宇草孔基』 それでは早速昨日のドラフト会議で指名された選手を見ていきたいと思います。まず今回調査して見たのがドラフト2巡目で指名された宇草外野手、今回は白武スカウト部長のリーク内容に外野手とあり、過去のドラフト指名を見ても恐らく左の外野手だろうと予想していたので、名前の挙がっていた柳町や加藤辺りの選手を指名するのかなと考えていましたが、実際は全く名前も出ていなかった宇草を指名してきました。 まず打撃から見ていきますが、私は足が速い選手だと聞いていたのでてっきり俊足巧打の外野手なのかな?と思って大学時代の打撃成績を覗いてみると、ものの見事に期待を裏切られました。2018年秋から本格的にレギュラーとなると早速2本塁打を記録し、2019年春では何と4本塁打をマークするなど巧打ではなく、長打力を売りにするタイプのようです。足が売りの選手でパワーを売りにするのは右打者ならば結構いますが、左打者でそれはかなり珍しいタイプではないでしょうか(大抵が俊足巧打のイメージですが)。次にミート力は2018年秋が4.75、2019年春が6.22となっており、パワーを売りにする選手とはいえ少し物足りない数字、選球眼は2018年秋が.333、2019年春が.667とこちらも物足りない数字となっています。そして股関節を故障しているそうで、2019年秋はかなりの大不振に陥り、打率も.121と絶不調のようです(3.67、.111)。現状の打撃内容を見る限りでは即戦力としては厳しいかなと感じます。 最後に走塁守備についてですが、一塁駆け抜けは3.8秒台、三塁到達タイムも11秒弱野間や曽根と並ぶ快足レベルの選手のようで、これは間違いなくプロでも足を売りにできる走力の持ち主だと言えるのではないでしょうか。ちなみに2019年秋でも3.8秒台を計測しているので股関節故障の影響はなさそうです。守備についてですが、イップス疑惑があるとのことですが、動画を見る限りではレーザービームを披露しているので問題なさそうですが、あるとすれば個人的な推測ですがドリスのように塁間の距離での送球イップスなのかなと感じ、それならば二塁手から外野手に転向したのも頷けます。何はともあれ動画を見る限りでは肩も非常に強いタイプなので外野手ならば気にせずにプレーできるのでは?と思います。 股関節の故障がどの程度なのかが気にはなりますが、足は野間や曽根と肩を並べる程の俊足、肩も強くて長打力を秘めているなど素材としては抜群の選手ではないでしょうか。現状は打撃面で課題が山積みなので即戦力というよりは素材型だと思われますが、上手く導くことができれば相当凄い選手になり得る可能性を十二分に秘めているように感じ、ポテンシャルは西川龍馬や野間を凌駕するのでは?と思います。ただし現状はあくまでも素材型、足が速いからといって中途半端に一軍で起用するよりはしっかりと二軍で打撃技術を磨いて欲しいところです(正随のように中途半端にオープン戦に帯同させて遠回りさせないようにもして欲しいところ)。丁度二軍には強打者の育成に長けている朝山コーチがいるのも大きな強みではないでしょうか。それにしてもさすが尾形スカウト、全くノーマークの選手で指名した時は「え?」と思いましたが、成績や記事などを見てさすが鈴木誠也を見つけ出した腕のあるスカウトだと改めて唸らされました。2巡目指名も納得の素材だと思います。評価:C(即戦力ではないがポテンシャルは物凄い) 「追記」 一塁駆け抜け3.8秒台と書きましたが、情報では最速3.78秒とのことで、何と3.8秒を切っているそうで、これは凄まじいですね。野球太郎(No.029) 2018ドラフト総決算&2019大展望号 (廣済堂ベストムック)
2019.10.18
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『事前情報通り』 本日、ドラフト会議が行われ、本指名では6人、育成では3人を指名するなど計9人も指名するなどかなり大量指名をしてきました。事前の情報では不作年なので指名は4人を予定していると報じられ、個人的には毎年1人多めに指名されているので5人、育成でせいぜい1人かなと思いましたが、予想外にもかなり大勢の選手を指名してきた印象です。・1巡目 森下暢仁 明治大学 投手 最速155キロの直球にカットボールとカーブが売りの大学NO.1と評される投手、特に苑田スカウト部長や高校時代追いかけていた田村スカウトが高評価していた投手で、白武スカウト部長が即戦力投手を示唆していた点と佐々岡新監督の要望で1巡目指名となりましたが、単独指名に成功しました。それ以外にも男前な点も営業面では決め手(カープ女子に人気出そう^^;)となったか。・2巡目 宇草孔基 法政大学 外野手 かなり足が速い上に長打力を持つ身体能力が評判の俊足強打の左打の外野手、近年野手が高騰しており、今ドラフトでも予想よりも高い順位で指名された選手が何人かおり、この順位での指名となったのではないでしょうか。・3巡目 鈴木寛人 霞ヶ浦高 投手 150キロの直球にスライダー、フォーク(チェンジアップと記載している所もあり)が武器の広島が如何にも好きそうなタイプのスラっとした右の長身投手です。元々苑田スカウト部長が「外れ一巡目でもおかしくない」と絶賛しており、3巡目で残っていたので指名したというところでしょうか。・4巡目 韮澤雄也 花咲徳栄 遊撃手 シュアな打撃が売りの巧打者、U-18W杯でも不慣れな一塁を守りながら打率.345の高打率をマークしています。高校野手のリストは遊撃手か捕手しか載せていませんでしたが、その中の数少ない選手だったようですね。・5巡目 石原貴規 天理大学 捕手 今年の春に首位打者に輝いた右の捕手、1年秋からレギュラーに定着しているなど経験豊富な小柄な捕手のようです。事前に全く名前の挙がっていなかった選手で、この指名は予想外でした。・6巡目 玉村昇悟 丹生高 投手 最速147キロの直球を記録し、福井県大会通算52三振の新記録を達成した左腕投手、久々の北陸地区からの指名となりました。・育成1 持丸泰輝 旭川大高 捕手 奥川からヒット、あわや逆転かと思わせる大飛球を放ったことで有名な左の捕手、以前は外野手としてプレーしていた点は坂倉と似た経歴を持っています。・育成2 木下元秀 敦賀気比 外野手 高校通算36本塁打の左の外野手、投手としてもプレーしているなど広島が好きな二刀流、ちなみに6巡目指名の玉村とは決勝で対戦しているようですね。・育成3 畝章真 香川OG 投手 ややアンダー気味のサイドハンドで、何と畝投手コーチの息子とのことです。広島にとっては梅津智弘氏以来のサイドハンド投手の指名となりました。 事前に出た情報では即戦力投手、左右の投手、捕手、外野手との情報が出ており、個人的には1巡目に即戦力投手、左投手か外野手のどちらかが上位でどちらかが下位指名、捕手は會澤が残留したので下位指名、外野手は恐らく左打者ではないかと予想しましたが、大体そのような指名を展開していますね。ただリリーフの即戦力投手や候補に挙げていた選手と実際に指名した選手が大分違っていた点は反省材料でしょうか^^;。また、当初情報が出ていなかった内野手の韮澤ですが、これは本来既に獲られているかなと踏んでいたのでしょうが、予想外にも残っていたので指名したという形なのかな?と思います(そう考えれば1人ではなく2人多く指名した理由も頷けます)。印象的なのが野手、石原以外は左打者を指名するなど2年連続で左打者を大量に指名、投手同様に左右に拘らずに指名して行こうということなのかもしれませんね。そして驚いた点として挙がるのは、今回のドラフトでは松本スカウトが担当している東海地区、亜細亜大学から1人も指名がなかった点、1人も指名がなかったのは久々ではないでしょうか。それにしても事前に詳細な情報が出てほぼその通りな指名展開、予想を立てやすかったのでこちらとしてはありがたいのですが、球団としては情報筒抜けで大丈夫なのでしょうかね^^;。古畑任三郎 3rd season DVD-BOX [ 田村正和 ]
2019.10.17
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『一巡目発表!最終予想』 本日、ドラフト会議を前に広島も一巡目指名を公表、佐々岡監督がコメントで「希望を通したもらった」と話し、明治大学の森下投手を一巡目指名することに決定したそうです。当初から即戦力投手を希望しており、「それなら森下に行こう」と決まったそうで、今回は新人監督に花を持たせる格好になったようです。元々22歳前後の投手が少なく、白武スカウト部長も即戦力投手が欲しいとコメントし、苑田スカウト部長も高い評価を下し、田村スカウトも高校時代から追いかけてきた逸材なのでスムーズに決まったのかもしれませんね。初回入札は決まりましたが、外れ一巡目はJFEに西日本の河野投手、創志学園の西投手の二人の誰かがまず挙がることになりそうで、更に外した場合は佐々岡監督の要望を飲み、すぐに使えると評していた東芝の宮川、スカウト総出で視察して調査書も出している日体大の吉田投手ということになるのではないかなと見ています。 続いて二巡目以降ですが、左右の投手、捕手、外野手と白武スカウト部長が指名ポイントとして挙げており、それに沿うのではないでしょうか。まず捕手は會澤が残留したこともあり、中村奨成が順調に育っていることや坂倉もおり、磯村もいるので上位での指名は考えにくく、恐らく下位指名が予想されそうで、個人的には黒沢尻工の石塚捕手を指名するのではないかなと思います。石塚捕手は投手としてもプレーしており、広島が好きな投手との二刀流選手です。 次に外野手ですが、ここで注目したいのが過去のドラフト指名、永井や正随といった右打の外野手を二年連続で指名、個人的にデッドラインを二度も達成してしまった永井には正直あまり期待できないかなと感じていたのですが、今季二軍で打率.250で3本塁打、9盗塁を記録するなど予想外の急成長でフェニックスリーグでもそれなりの存在感を残しています。そう考えると指名されるのは左打の外野手なのかな?と感じます。問題なのは上位で指名するのか下位で指名するのかで、上位指名ならば慶応大学の柳町外野手や早稲田大学の加藤外野手辺り、下位指名ならば松本スカウトが担当する東海地区の静岡大学奥山晧太外野手辺りを指名してくるかもしれません。 続いて右投手ですが、ここはトヨタ自動車の嘉陽投手が濃厚で、松本スカウトの異様な高評価を見る限りでは昨年の正随、結構昔になりますがホンダ鈴鹿の宮崎を思い出させます。最後に左投手ですが、ここが一番謎で強いて挙げれば松本スカウトが名古屋大学の松田投手を買っていることぐらいですが、西武も非常に高く買っており、西武は意外な選手を二巡目で指名してくるので案外二巡目で指名してくるかもしれませんね。育成指名かもしれませんが中越高校の菅井投手がテスト入団を受けていますね。 最終予想としては5人か6人の指名となりそうかなと感じます。どんな選手を指名してくるのか、楽しみにしたいと思います。野球太郎 No.032
2019.10.16
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『他球団次々と公表』 いよいよドラフトまで後二日、何とここに来て他球団が次々と一巡目指名を公表し始めており、一巡目指名を決めかねている球団も動くかもしれません。まず日本ハムは早くから佐々木の一巡名指名を公言していますが、それに続いて西武が宣言とまではいかないものの佐々木を筆頭候補にしたと記事が出ていました。そして前になりますがオリックスが日本ハムに続いて佐々木指名を決め、千葉ロッテも本日佐々木に行くことを表明、更にヤクルトは奥川を宣言し、中日も東邦の石川を一本釣りできるかどうかはともかく、お膝元の中日スポーツが報じているのでほぼ確定ではないかと思われます。まだ決まっていないのが広島以外だと巨人、横浜、阪神、ソフトバンク、楽天の5球団となっています。ただ巨人や阪神は全国区の人気球団なので佐々木か奥川を指名しなければファンが納得しなさそうなので恐らく二人のうちのどちらかということを考えられます。ソフトバンクは森下が大分県出身なので入札してくる可能性が十分に高そうで、残るは楽天といつも不気味な存在となっている横浜ですね。広島はどうするのか?と言いたいところですが、毎年ドラフト当日にスポーツ紙に掲載された選手を一巡目指名しているので、当日のスポーツ紙を購入すれば判明するでしょう。 『個人的には』 佐々木投手や奥川投手は投げている姿を観たことがあるものの、森下投手については動画で確認するのみとなりました。ど素人の印象にはやはりこの三人が抜けているのかなと感じますが、それぞれ懸念も同居しているような印象を受けました。まず奥川投手は甲子園で何度も見ましたが、直球が真ん中~高めに付近に集まる傾向があり、フォームも苑田スカウト部長が言う通り上体投げのような感があり、この辺りどうななのかな?と気になるところです。この辺りは今村と重なる印象がありますが、今村よりは球種が豊富なので先発投手として投げていくのかなと感じますが、低めにいかないというのは少し気になってしまうところです。次に森下投手ですが、高校大学社会人ドラフト上位、下位指名候補と分けて動画を作って公開されていた方の動画を見る限りだと意外と制球がアバウトで、変化球もプロで空振りを奪えるという球種がない印象を受けました(カットボールが武器で2018年以前の大瀬良と被る印象はあります)。最後に佐々木ですが、163キロは素晴らしいのですが、あまり知りたくないデータかもしれませんが、160キロを計測する投手はトミー・ジョン手術を受ける可能性が非常に高いというデータが発表されています。骨太のアメリカ人やかなり体格ががっちりしていた日本ハムの大谷翔平ですらトミー・ジョン手術を受けただけに、華奢な体格の佐々木は大丈夫なのかな?という印象を受けます。そして気になるのがドラフトレポート様のサイトに書かれていた腰の故障を何度もしている点、既に腰の疲労骨折に加えてヘルニアまで発症しており、高校生の時点で既に二度も腰を故障しているのは非常に危険な印象を抱かせます。そもそも腰はスポーツ選手云々以前に全ての動物で最も大切な部位、一般人でも経験があるかと思いますが、腰が痛いとそもそも動くのに支障が出てきます。まずは体作りが必須な佐々木ですが、この時点で腰を何度も故障していて果たして何事もなく体作りをしていけるのか?という疑念もあります。 個人的には奥川が一番好みのタイプで、次点で森下かなと感じ、逆に佐々木は上記の通りあまりにもリスクが多く、どことなく田中正義を彷彿させるので避けたいかなという印象です。ただ不作年に特攻して籤を外しまくっては目も当てられないというのも一理あり、中日もそれを見込んで石川を一本釣りしようとしているだけに、一本釣りもありではなかなと思いますが。野球太郎 No.032 廣済堂ベストムック 【ムック】
2019.10.15
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『ドミニカンで固めるか?新外国人か』 それでは今回も引き続き、今先程集計し終わった広島の一、三塁手の守備成績を見ていきたいと思います。一塁手は主に守っていたバティスタ、松山の二人、三塁手は安部、メヒア、小窪、三好の四人を取り上げてみたいと思います。 「一塁手」バティスタ 783.1回 765刺殺54補殺 CBRF 4.92%松山 249.2回 252刺殺21補殺 CBRF 6.00% 「三塁手」安部 529.2回 37刺殺106補殺 CBRF14.27%メヒア 262.2回 18刺殺 60補殺 CBRF16.29%小窪 252.0回 21刺殺 40補殺 CBRF11.32%三好 105.1回 11刺殺 17補殺 CBRF11.51% 安部は相変わらず三塁手としての守備範囲の広さを維持しており、ここでは載せていませんが一塁手としても安定しており、春先にトンネルを犯すことが多かったものの、後半は特にそれほどなく、守備力に関しては安定しているように思います。松山も春先はボロボロでしたが、後半からは長野が左翼手で起用されたことに伴い、松山が一塁手として起用されましたが、春先のようなことはなく、寧ろファインプレーをよく目にしたことが多かったことによって持ち直し、CBRF6%と高い数字を記録しています。また、今季はバティスタが最も一塁手として起用され、4.92%と悪くはないですが、かつてはエルドレッドや新井などが6%前後を記録するなど広島の強みであった一塁手の守備範囲の広さは消えつつあるようです。 そして最も驚かせたのがメヒア、262.2回と守備イニング自体は少々足りない感はあるものの、CBRFは16.29%と非常に高い数字を記録するなどかなり守備範囲が広いことが判明し、失策こそ多いものの守備で大きな貢献をしていたことが分かります。後は打撃面でもう少し上積みをすれば守備でも貢献できる長距離砲になれる可能性があるだけに、何とか打撃面での成長を期待したいところです。別冊野球太郎 2019春 ドラフト候補最新ランキング【電子書籍】
2019.10.14
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『世代交代も…』 それでは今回は広島の二遊間の守備成績を集計が完了したので一足早く公開して見たいと思います。今季の二遊間は田中と菊池が多く務めましたが、遊撃手に関しては後半から小園が多く守り、それ以外にも三好が守っているので、今回はこの二人も載せてみたいと思います。 「二塁手」菊池 1200.1回 272刺殺387補殺 RF4.94 CBRF23.00% 「遊撃手」田中 761.1回 116刺殺241補殺 RF4.22 CBRF22.58%小園 430.1回 57刺殺113補殺 RF3.56 CBRF18.73%三好 82.2回 16刺殺 25補殺 RF4.46 CBRF21.57% 以上が今季の結果となっています。正直申し上げて今季の二遊間は守備に問題があったことを窺わせる数字となっています。菊池は年々守備範囲に陰りが見えており、今季は23%と昨季よりも更に数字を落としてしまっており、田中は右膝の故障を抱えていたこともあり、今季は一気に数字を落としました。それよりも悪い結果となったのは小園、何と20%すらも切ってしまっており、CBRFを集計し始めて4年、得る覚えではありますが400以上の守備イニングを守りながら20%を切った選手を見た記憶がなく、相当守備に問題があることが分かります。やはり高卒一年目ということもあるのか、守備はまだまだのようですね。 3連覇を支えたタナキクですが、やはり二遊間は相当負担のかかるポジションで、衰えも早いと言われていることもあり、やはり陰りが見え始めているのかもしれません(巨人の坂本も以前記事を掲載しましたが相当悪い数字でした)。二軍では羽月が頭角を現すもまだ時期尚早、小園も時期尚早だったと思うだけに、やはり曽根の起用やドラフトで大学社会人の内野手の獲得しても良いのではないでしょうか。後個人的な意見としては小園に色々なポジションを経験させているようですが、ここまで低い数字となっている以上まずは遊撃手の守備をしっかりとさせるべきだと思いますが…。希少な超特大3Lサイズ限定販売!ジャンボ広島かき2kg(1kg/約25粒×2袋)化粧箱入り[送料無料]【カキ】【牡蠣】【かき】【冷凍】
2019.10.13
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『様々な要素を考えて』 「情報」 今回は一週間を切ったドラフトについての情報をまた書いていきたいと思います。まず東邦の石川三塁兼投手についてですが、全球団から調査書が届いたという情報がありました。ということは広島も調査書を送っているということになりますが、以前広島は高校生野手のリストは捕手か遊撃手のみと書かれており、あくまでも高校生投手としてリストに入っているということでしょうか。ただ野手としての評価の方が高いようで、入団後は別のポジションにコンバートということになるのかなと予想しています。ただ野手の目利きにはかなりの定評がある松本スカウトのコメントが全くなく(それどころか一言のコメントもなし)、ネットでは強打者として騒がれていた藤嶋を思い出させます。あの時は広島と西武が調査書すら出しておらず、中日に入団しましたが中日は投手としての評価、結果的にセットアッパーとして活躍しており、松本スカウトの目利きの正しさが証明されています。ですので松本スカウトがそこまで熱心ではなさそうなので指名は限りなくないかも?しれませんね。 続いて名古屋大学の左腕投手である松田に7球団からの調査書が来ているとのこと、実は野球太郎で松本スカウトがかなりの高評価をしており、記事のコメントでも「注目されているからこれだけ多くのスカウトが来ているんです」云々の話をしており、更に球団は左投手の指名も予定しているのでこちらは指名の可能性がありそうです。 「邪推」 そしてドラフトではないですがもう一つ大きな情報として會澤の残留がありました。現状の捕手は石原が年齢的な事を考えるといずれ抜けるにせよ、會澤、磯村、坂倉、二軍には順調に育っている感のある中村奨成がおり、上位で捕手を獲る可能性はこれで消えたかなと思います。元々捕手を指名する予定ではありましたが、上位で有名どころの選手を獲るのではなく、下位で高校生捕手を指名するのが現実的ではないでしょうか。 もう一つは佐々岡新監督の要望である即戦力投手ですが、基本的に広島の初回入札はスカウト&オーナーで既に決まっていることが多く、監督の要望が叶うのは外れ一巡目からというのは以前の記事で書いたかと思います。となると、初回入札は佐々木、奥川、森下で行くことは濃厚ですが、外れた場合は即戦力投手で行く可能性が高いのではないでしょうか。筆頭となるのは5人衆にいた河野ですが、河野が単独で指名された場合はどうなるのか?その手掛かりとして一つ気になる点として挙がるのは会見でのリリーフについてのコメント、「今年は終盤に逆転されるパターンが多かった」と話しています。ただ野手に関しては「中軸の長打力不足が目立った」とコメントしているのも見過ごせません。恐らく外国人選手の補強が考えられるのではないかと思われますが、外国人投手の方はジョンソン、フランスアと既に2枠が埋まっており、一方で野手はバティスタの契約が未定、メヒアは信頼感に欠け、サンタナはまだまだ力不足ということを考えると、恐らく外国人打者の補強が考えられます。そうなってくると即戦力投手の要望というのはドラフトでリリーフ投手を獲得して欲しいという要望なのかも?しれません。現に緒方監督の希望で方針が変わりましたが、横浜の山崎が外れ一巡目候補だったことやクジで外しましたが西武の増田を一巡目指名した過去もあり、剛腕型のリリーフタイプの投手の指名が考えられるのではないでしょうか。そうなってくると、今すぐにでも通用すると評した東芝の宮川、記事にはなってませんが様々な掲示板などでスカウトがかなり熱心に視察しているという情報のある日体大の吉田辺りが外れ一巡目で指名されるのではないかと感じます(ちなみに一巡目は投手で行くことが決定しているようです)。 また、最後になりますが安部が何故か外野手に挑戦、腰痛の影響なのか今季は腰高でトンネルするシーンがよく見受けられました。ただそうなるとまた三塁手候補が不足する可能性があり、仮に膝を手術した田中が三塁コンバートとなると次は二遊間に不安が出てくる為、その辺りどうするのかが気になるところです。当初は外野手の指名予定と言っていましたが、案外内野手の指名に変更の可能性も出てきているのかも?しれません。ただ安部の外野はかなり酷く、結局断念した過去があるので磯村、坂倉の三塁コンバート案同様に話半分にした方が良いかもしれませんね。100万袋突破!美粉屋みらいのこうそ 100,000mg酵素と補酵素ビタミンC&酵母・麹も新配合!| 酵素 ドリンク 酵素 サプリ ファスティング 断食 酵素ダイエット 糖質制限 ロカボ サプリメント 送料無料
2019.10.12
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『左の風が吹いている』 それでは恒例の今季の新人選手の活躍結果と予想を照らし合わせてみたいと思います。いつものように左が予想、右が結果となります。 『広島』島内 B C 力の片鱗は見せたか正随 D D 大卒にしては少々微妙だが、終盤打ち始める 『西武』松本 B C 即戦力としては物足りず、上積みの期待も薄いのが気がかり山野辺A C 二軍では好成績、来季の飛躍を期待したいが守備が酷い粟津 S※D 二軍でも今一つ。スピードを戻したい佐藤 C C 一二軍を行き来、一軍で2本塁打を記録 『ヤクルト』清水 C D 一軍で登板するも炎上、二軍でも冴えないなど厳しい結果に中山 D B 二軍よりも一軍での方が打っている。自慢のパワーを発揮坂本 D D やはり制球がネック、社会人なので早めの改善が欲しい 『ソフトバンク』甲斐野D C 65試合に登板も4点台、ただフル回転させすぎたのでは?杉山 D C 二軍で好成績を残るなど順調に成長中板東 D D 二軍でも防御率4点台、層が厚いので相当道は険しい奥村 D D 一二軍でボロボロ 『巨人』高橋 D左A 下馬評を覆す見事な成績を残した 『日本ハム』生田目D D 二軍でもパッとせず、やはり厳しいか福田 D D 二軍で51試合登板も防御率4.91 『横浜』上茶谷B A 先発ローテに定着する伊藤 C C 試合出場は少ないですが一軍で4本塁打をマーク、来季に期待大貫 A C 先発として登板するも防御率は5.00 『オリックス』頓宮 C C 開幕一軍を果たすも故障離脱が残念荒西 B C 二軍では2点台で一軍でも13試合に登板、来季は上積みを左澤 D D 二軍でも防御率5.09と奮わず中川 C A 予想外の活躍を見せる。下位指名の大学生野手の活躍は珍しい 『中日』梅津 D C 終盤一軍で連勝、二軍でも好成績、来季は一気に主軸投手へ勝野 D D 一軍で初勝利を挙げるも一二軍共に成績は今一つ滝野 A◎D 打撃内容は悪くないがパワー不足、もう少し足でもアピールしたい 『千葉ロッテ』東妻 C◎C 出だしは良かったが後半失速して防御率は4.71小島 D C 二軍での成績は抜群、来季は一軍で活躍したい中村 D左C 二軍では好成績、こちらも来季は一軍での活躍を期待したい 『阪神』近本 C A 新人最多安打記録更新、盗塁王と言うことなしの成績斉藤 D D 二軍で多くの登板機会を得るも今一つ、層が厚いので厳しいか 『楽天』辰己 A C 一軍で多くの出場機会を得る太田 S C 同じく一軍で多くの出場機会を得る渡辺 A C 終盤はほぼ一軍に定着小郷 C D 一軍でプロ初本塁打を打つも全体的に今一つか鈴木 D D 二軍でも登板2試合に終わる 以上が今季の結果として採点してみました。今回当たっていたのが巨人の高橋、K/BBは低かったのですが実は個人的にこの「左投手枠」に合致していた投手なだけに、2か3巡目で獲れたら良いなぐ来に思っていましたが、まさか巨人が一巡目指名してしまいました。指名当初は馬鹿にする声が多かったですが、個人的には152キロの直球とチェンジアップで奪三振率が高いと聞いていたので個人的には面白いと評しましたが、蓋を開けて見れば先発ローテとして活躍を収めました。ちなみに一球速報ではシンカーと表記されており、そのシンカーのデータを見てみますと被打率は1割を切り、空振り率も20%に迫る数字を記録するなど必殺の武器であることが証明されています。また、上茶谷と松本は同じBにしましたが恐らく上茶谷の方が活躍するのではないかと評し、実際その通りとなりました。 逆に高評価と裏腹に活躍できなかった投手は粟津、二軍でもあまり冴えない成績となっており、投球内容も特筆するものがないなど厳しい結果となっています。スピードも入団当初は147キロとの触れ込みでしたが、最速139キロに留まっており、立て直しが必要なのではないでしょうか。また、山野辺は一度京セラでスタメン出場しているのを見ましたが、送球があまりにも酷く、イップスなのかと疑わせる程まともに送球できていないのが気になりました。横浜の大貫も期待とは裏腹に今一つな内容、その前の年の制球力が悪く、一年で改善したかに見えましたが、球威面がかなり物足りず、被IsoPが.160台且つGB投手なので場合によって大炎上してしまう危険性を秘めていたようです。ただ奪三振率はそこそこあるだけに、後はそこさえ改善できればというところでしょうか。 そして予想外の活躍を見せたのが近本と中川、近本はしっかりと引っ張れることを証明し、自慢の快足や長打力といったポテンシャルの高さを見込まれてスタメンで起用されて期待に応えました。ただ新人最多安打記録や盗塁王を受賞しながらもSではなくAにした理由は打撃、実はOPSが.689と.700を切るなどリードオフマンとしてはかなり物足りない数字となったからにあります。来季は研究されるだけに、もう少し改善していきたいところで、阪神の高山のようになってしまう危険性があります。逆に中川は一年目にしてはミート力もBB/Kもまずまずで、主力打者が軒並み不振や故障だったことも追い風となりました。ただ特徴がないだけに、その辺りを今後どうするか考えていきたいところです。 今回個人的に目を引いたのがやはり「左投手」枠、やはり140キロ中盤以上を記録して縦の変化球を武器にした奪三振率の高さを持っている投手は一年目から活躍できる可能性が高いようです。ちなみに千葉ロッテの中村も面白い存在で、後は球速をもう少し引き上げれば面白そうです。今年のドラフト候補にこれに合致した投手がいるのならば迷わず指名してみて欲しいところです。特に広島は昨年まで左投手がろくに出てこないチーム事情なだけに、これを参考にしてみても良いのではないでしょうか(ただ苑田スカウト部長がスポーツナビのドラフト候補評価にて「左投手は良いカーブがあれば十分」といったことを相変わらず言っているようですが)。野球太郎(No.029) 2018ドラフト総決算&2019大展望号 (廣済堂ベストムック)
2019.10.11
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『生涯広島へ』 本日、會澤翼捕手がFA権を行使せずに残留することを会見で発表しました。契約は3年6億円にくわえて出来高の大型契約を交わしたとのことです。また、3年と言わずに石原のように長くしてもらいたいと言われているそうで、ほぼ生涯広島が決定したのではないかなと思います。歴代の広島の捕手でこれ程までに打力に長けた選手はおらず、昨季と今季は打撃にも安定感が出てくるなど31歳ですがこれからが旬の時期とも言えそうなだけに、これには一安心しました。仮にFA宣言すれば他球団も破格のオファーを提示してきたと思われますが、それでも広島を選んでくれたことは感謝しかありません。これからも強打の捕手として広島を支えて欲しいですね。再入荷!特注/即納!スペシャルオーダー! ハイゴールド 軟式 捕手用グローブ キャッチャーミット 左投げ左利きもあり 楽天ランキング1位商品!野球用品/ 野球グローブ
2019.10.10
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『これまでの評価基準をおさらい』 今回は昨年のドラフト指名選手の活躍結果を見る前に一度評価となっている基準をおさらいしてみたいと思います。まずは打者の評価の仕方から見ていきたいと思います。 『ミート力・選球眼』 打者に関しては基本的にはこの二つの項目で評価しています。ミート力は打数/三振、選球眼はBB/Kを採用しており、大学生の目安はそれぞれ9.00以上と.900以上、社会人の目安は8.00以上と.800以上を基準にしていますが、実のところその根拠は特になかったりします。ただし、強打者の場合はミート力は多少基準より低くても問題にしません。 『K/BB・被安打』 投手に関しては基本的にはK/BBを主な評価としています。大学生の場合は4.00以上、社会人の場合は以前3.50としていましたが、このところ活躍している投手が少なく、大学生と同じ基準の4.00に引き上げてみることにしました。また、リリーフ専門の投手にも同じ基準を採用していましたが、全く奮わない選手が多かったので、リリーフ専門の投手の場合は割引いての評価となり、今回からは「リ」を横につけようかと思います。ちなみに被安打は余程のことがない限りは考えませんが、あまりにも被安打数が多い場合はマイナス評価となります。 『成長曲線・通年』 上記の評価をクリアしていても春のシーズンのみ良かったなどという場合はそこまで高い評価にはならず、他にも通年は4.00を越えているものの、よくよく見てみると春は圧倒的だが秋は3.00すら切っていたというケースも存在しており、この場合は安定感なく波があるということであり、これも高い評価にはなりません。現にネタバレですが昨年の西武の松本がそれに当て嵌まっており、大活躍すると予想するSやAランクではなくBとしましたが、今季の成績を見てみても大体そのような結果となりました。また、下級生の頃の方が良好な数字だったが近年は落ちているという選手は下り坂の曲線を描いていると判断し、かなりのマイナス評価となります。逆に徐々に力をつけてきた選手の場合は通算ではパッとせずとも高い評価となります。 『サイドハンド枠』 過去に法則を見つけて定めた項目、この項目で成功したのは西武の平井、十亀、中日の又吉や横浜の三上といった投手らがこれに合致して見事に活躍を収めました。実際に平井の時はこの枠に合致していることを示す※をつけて一年目から活躍を収めました。ただ全員が活躍するわけではなく、「球速が140キロ後半」、「奪三振率が高い」、「制球に破綻がない(与四死球率3.50程)」、「横変化に強力な武器があると」いう4つの項目のうち、3つが合致していれば大体活躍しているようです(ただし、制球力は絶対必須条件)。ちなみに振り返ってみますと、右のサイドハンドばかりですね(そもそも左で140キロ後半を出すサイドハンド自体があまりいないような気もしますが)。 『左投手枠』 これは横浜の濱口や中日の笠原、巨人の池田らが予想外の活躍をした時に見つけた法則、この項目に合致する条件として「140キロ中盤を投げられる」、「縦の変化球を武器としている」、「奪三振率が高い」という3つの項目があります。実際に元々K/BBも高かったのですが横浜の東が大活躍し、また次回のネタバレとなってしまいますが巨人の高橋も大学時代は見事にこの3つの条件をクリアし、K/BBこそ低かったのですが「左」マークを付け、実際に一年目から即戦力として活躍を収めました。 ドラフト候補選手を評価する際は大体この項目を見て考えています。また、チーム事情によって若干左右することがあるぐらいでしょうか(そこのポジションに絶対的な選手がいるなど)。ただし、野手は中々一年目から活躍する選手は稀で、プロの投手の対応に時間がかかる傾向があります。興味のある方は是非とも今年のドラフト候補選手達を見る際に参考程度で目安にされては如何でしょうか?古畑任三郎 3rd season DVD-BOX [ 田村正和 ]
2019.10.09
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『床田寛樹』 それでは恒例となっている広島の選手に一人に焦点を当てて見たいと思います。近年はCSや日本シリーズに参戦していたこともあり、この手の記事は遅めだったのですが、今季は4位でシーズンを終えたので早めにできますねもう少し遅くても良いのですが^^;。今回は床田から見ていきたいと思います。 床田は元々一年目から開幕ローテに入っているなど実力の高さはあった投手、トミー・ジョン手術から復帰した今季は先発ローテに入り、規定投球回こそわずかに届かなかったものの、ほぼ一年間先発投手としてチームに貢献、打線の援護に恵まれなかったものの25試合に登板して7勝を挙げ、防御率は2.96の好成績を残しました。 まず奪三振率を見ていきますと、139.2回を投げて6.51と低い数字となっており、三振を奪う投球ではありません。次に与四死球率ですが、3.22と大体平均である3.50は僅かに切ってはいますが、まあ極々標準ぐらいかなという数字でしょうか。これを見ていきますと、どちらも特別優れているというところはないのかなと感じます。ただ新人の頃は奪三振率が高かったのですが、今季は低くなっていますね。 続いてbatted ballを見ていきますと、219GB:118FB:42LD:33IFFB:17HRとなっており、GB%が51%を記録しているなどゴロを打たせる割合が高いようです。実はこれも新人時代は全く逆で、オープン戦などではFBを打たせる投手だったのですが、違う結果となっています。ただし、球威面が課題となっており、被本塁打率は1.10と1.00を越えてくるなど以前に書いたことがありますが、やはり一発病持ちのようで、それ故に被IsoPは.123とGB投手にしては高めの数字となっています。基本的に奪三振率の低いGB投手はどうしても被安打が高めになりがちで、床田も139.2回を投げて131被安打と投球回数に近い数字となっています。ちなみにIFFBよりもLDが多いという特徴を持っており、やはりあまり球威のあるタイプではなさそうです。 最後に球種を見てきますと、基本的に直球(35%)とスライダー(33%)、シュート(20%)といった横変化を軸にした投球スタイルで、時折カーブを織り交ぜる投球スタイルとなっています。ただし、新人の頃はもう少しフォーク、チェンジアップといった球種を使っていたのですが今季は僅かに3%程しか使っていません。この中で有効なのがシュート、被打率が.120と全く打たれておらず、昨年の秋季キャンプから磨きをかけてきただけありますね。恐らく新人の頃よりも奪三振率が低く、GB%が増えた理由は恐らくシュートを多く使うようになり、フォークやチェンジアップを投げなくなったからではないかと思われます。ただ直球とスライダーがそれぞれ.260、.270と高めで空振り率も低く、カーブは.500を越えるなどまだまだ精度向上が必要なようです。 防御率は2.96でしたが、投球内容を見ていき限りでは非常に運に恵まれた結果といえそうで、FIPでは4.25、tERAだと4.40となるなど今のままでは来季は研究もされるでしょうから大きく数字を落としてしまう危険性が高いでしょう。課題としてはまず投手の基礎ともいえる直球やスライダーの向上が必須で、特に直球は新人時代もそこそこ打たれて空振り率も冴えなかったので緊急課題と言えそうです。後は個人的な感想ですが、かつて投げていたフォークやチェンジアップ(一球速報では分かれていますが、同じかもしれません)をもう少し増やしても良いのではないでしょうか?チェンジアップは被打率こそ高かったですが空振り率は20%近くを記録し、新人時代は両球種共に空振り率20%を記録しています。元々三振の奪える投手だっただけに、せっかく空振りを奪う強力な武器といえる球種を持っているのに殆ど使わないのは正に宝の持ち腐れで勿体ないのではないでしょうか。少しネタバレとなりますが、九里が先発の際にカーブや縦球種の割合を増やして成功しているだけに、床田も是非とも捕手と話し合って組み立てを再構築して欲しいところです。tERA:4.40野球太郎 No.032【1000円以上送料無料】
2019.10.08
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『意外とリアリスト?』 本日、佐々岡投手コーチの監督就任が正式に決まり、会見を行いました。会見の内容を聞いた限りの印象ですが、意外と理想よりも現実的な考えを持っているのかなという印象を受けました。佐々岡新監督曰く「確かに防御率は3点台になったが逆転される展開も多く、クローザーを固定できなかった」と振り返り、更に攻撃面に関しては「カープ野球と言えば確かに1点を取る野球だが、今の野球は走者を溜めて長打を打つという野球になってきており、そういう野球も必要である。中軸は鈴木誠也だけが固定され、長打力が少なかったというのも得点力不足だと思うので、中軸の長打力というのが欲しい所であります」と話しており、見事に今季の課題を的確に表現してみせました。特に攻撃面では理想を語りたがる監督が多いのですが、このように現代の野球に即した考えを会見で組み入れるのは冷静さを感じさせます。 また、ドラフトに関しては「投手中心でいきたい。即戦力の投手が欲しい」とコメントしており、初回の入札はともかく、外れ一巡目は即戦力投手で確定的と言えそうです。また、左右の投手というのも佐々岡監督の意向を聞くのならば即戦力を獲る可能性が出てくるかもしれません。また、中軸の長打力は外国人選手の補強があり得るかもしれません。正に今季足りなかった部分をしっかりと補強し、来季は再び巻き返しを期待したいところです。カキ 広島カキ お中元 ギフト 牡蠣 送料無料 牡蠣(かき)特大 2L 1kg(正味850g)×2袋 2kg 牡蠣 広島産 鍋 ヘルシー
2019.10.07
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『初回入札候補、3人に絞る』 広島はスカウト会議を開き、1巡目候補を佐々木、奥川、森下の三人に絞ったようです。松田オーナーは「将来性重視か即戦力か、監督の意見を聞く」としており、指名候補約80人をチェックし、中下位候補15人前後を映像でチェックしたとのことです。 一応松田オーナーが監督の意見を聞くと言っていますが、過去の例を見ても基本的に監督の意見が反映されるのは外れ1巡目の場合のみなだけに、寧ろ外れ1巡目を誰にするのかの手掛かりになるかなと思います(ちなみに即戦力を要望しているとのこと)。また、今回候補から外れた西、河野の2人がとりあえずは外れ1巡目候補に廻るのではないでしょうか。記事や雑誌の印象を読む限りだと松田オーナーが佐々木派、松本スカウトは奥川を推している印象、そして苑田スカウト部長と高校時代から追いかけている田村スカウトが森下、白武スカウト部長が22歳の年齢層がいないので即戦力投手と話しており、今のところは森下派が多いようですが、オーナーの強い希望で中村を1巡目指名しただけに、この感じですと佐々木か森下ということになりそうです。 また、他の情報としてNTT東日本の横山とJR東日本の飯田が戦力外通告となっただけに、この企業からの指名は事実上消えたのかな?と感じます(球団職員にするという話ならば話は別ですが、そのような感じでもなさそうです)。古畑任三郎FINAL DVD−BOX
2019.10.06
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『あの時代のヤクルトに酷似』 それでは最後に緒方監督とはどういった監督だったのかを私なりの感想を書いてみたいと思います。ちなみに野村前監督の時にも総括した記事を掲載したことがあります。 まず言えることはやはりこのチームは野村元監督が作ったチームであるというのは疑いようのない事実だと思われます。上記の通り、田中や菊池らは正に縁があっての入団ですし、優勝の立役者となったエルドレッドは言わずもがな、そして上記の記事には書いていませんが、鈴木誠也を2巡目で指名した際にも実は大きくかかわっていたのです。当時は本日CSで大活躍した北條を2巡目指名しようとしていたところを尾形スカウトが鈴木誠也を推して激論を交わしていましたが、その時に野村元監督が「北條と鈴木誠也はどちらが足が速いの?」と尋ね、尾形スカウトが「鈴木誠也です」と即答、結果的にこれが鈴木誠也の2巡目指名の決め手となり、偶然かもしれませんが助け舟を出して2巡目指名へと導くこととなりました。ちなみにスルーしていた場合、日本ハムが2巡目で指名することを決めており、獲られていた可能性が高く、実際のドラフト会議では先に広島が指名し、日本ハム陣営が意気消沈したそうです。田中も現場の意向で社会人投手の予定を変更、菊池も3巡目の予定を繰り上げて2巡目に変更、鈴木誠也までがこうとなると最早神がかりとも言えるでしょう。つまり、野村元監督でなければもしかしたら田中も菊池も鈴木誠也もエルドレッドも入団していないか、大活躍する前に解雇されていた可能性が高く、3連覇どころか優勝もできていないでしょう。当初はヒューバーを駐米スカウトの反対を押し切って獲得したり、ブラウン時代の良かった部分を排除して昔の悲惨な状況に逆戻りさせてしまうなどもありましたが、現場の仕事をするにつれて徐々に腕を上げていくなど今まで見てきた中(三村氏、山本浩二氏、ブラウン氏、野村氏、緒方監督)では一番優秀だった監督だったと思います。 一方の緒方監督は野村元監督とは違い、特別新しいことはせずに元政権の方針を大きく変えることなく受け継いだ印象を強く感じます(野間を優先的に起用してはいましたが)。特別大きな方針転換をしなかったことで、一年目は4位に終わったものの、野村元監督と違ってチームを崩壊させはしませんでした。その後にベテランの黒田、新井らが復帰し、若手の鈴木誠也の大活躍がそのままチーム力の向上へと繋がり、3連覇を成し遂げることとなりました。つまり自分の色を出さずに前政権の方針を踏襲した監督だというのが個人的なイメージであり、どことなくですがヤクルトの監督を務めていた若松氏と似た印象を受けます。若松氏も名将野村克也氏から監督を引き継ぎ、ノムさん程の奇策めいいたものは影を潜めましたが、前政権の方針を基本的に踏襲していたように思います。緒方監督もどことなく同じ印象を持ち、しっかりとした基盤を築いたチームを引き継ぐには最適な人材なのかなという印象を受け、両者共に特別大きなゴタゴタもなく、安定したチーム成績を残しています。 ただその反面、ノムさんや野村元監督と違って印象に残りづらい印象を持ち、特別積極的に新しい方針を打ち出したわけでもないのでイメージに残りにくい印象を受けます。特に緒方監督の場合はチームそのままが正に全盛期を迎えつつあった状況下での指揮だっただけに、主力の流出などがあった若松氏とは違って尚更印象に残り難いのだと思われます。そして今季は野間や坂倉といった他の選手を差し置いてまで優先的に起用した選手らが野村元監督と違って成果を出せなかったこともあって新たにチームを作っていくには適していないのではないか?という疑念を尚更持ってしまいざるを得ない状況下での辞任となり、できればもう一年やってみてチーム作りのできる監督がどうかを見てみたかったのですが、結局それが分からずに終わってしまったのは残念な次第です。ただ次の監督がしっかりと新しい下地を作った後にもう一度監督とし再登板というのには非常に適しているのではないでしょうか。前任者を尊重できるという点が緒方監督の一番の魅力的な部分ではないかなと思います。グルメ大賞3年連続受賞!ジャンボ広島カキ400g前後【送料無料】約2人前※加熱用[かき/カキ/牡蠣]
2019.10.05
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『気になる言葉が』 球団は様々なスポーツ紙にて報じられていた通り、佐々岡投手コーチに来季監督を打診し、内部昇格という形になりそうな見通しとなりました。5年スパンで考えているとしており、とりあえずはある程度佐々岡氏にチームの運営を任せることが決定的となり、本人も前向きに考えるそうなので恐らく決まりかなと思います。 ただもう一つ気になることが書かれており、鈴木球団本部長が「野手部門をサポートする体制を整えたい」と話しており、となると佐々岡氏と仲が良いとされ、番組も急に終了した金本氏の影がちらつくのですが、果たしてどうなるのでしょうか。いずれにせよ、東出、迎両コーチでは頼りなさが否めず、寧ろ朝山二軍だけ気コーチの方が優秀であることを改めて感じさせたシーズンだっただけに、一軍に新しい人材を置きたいところです。監督だけでなく、その辺りにも注目が集まってきそうですね。撓まず 屈せず 挫折を力に変える方程式 [ 新井 貴浩 ]
2019.10.04
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『いつか来た道、焼き畑投手起用』 今回は今季の投手陣運営に目を向けてみたいと思います。巷でも佐々岡投手コーチが次期監督候補として報じられて以降、特にヤフーコメントでかなり否定的な意見が目立ちますが、それも致し方ない程いただけないことが実に多かったように思います。そもそも嫌な予感がしたのは春季キャンプでのコメント、「中崎と一岡以外は先発調整、リリーフ調整は後からでもできる」等のコメントを発した際に疑問を投げかけましたが、思い返せばあの時点で暗示していたのかもしれません。 まず先発陣から見ていきますと、大瀬良が開幕してからいきなり5試合連続で120球以上(133球投げた試合も)を放り、4月中盤からもう中5日で登板し始めるなどフル回転、6月19日以降は徐々に打ち込まれ出して完全に息切れしてしまいます。そしてトミー・ジョン手術をして慎重に起用しなければいけない床田も同じような起用をしてフル回転させるなど長期的視野に立って起用しているのか疑問を投げかけたくなります。 そしてリリーフ陣ですが、春先はレグナルトや菊池が回跨ぎ&連投を厭わずにフル回転、やがてレグナルトは登板過多によって調子を落とし、後半戦はボロボロでした。一方の菊池は床田と同様に何とか持ち応えましたが、両者共にここまでフル回転させてしまうと来季大丈夫なのか甚だ疑問符をつけたくなるところです。タフネスと言われた永川もクローザー&回跨ぎでフル回転してきましたが、2010年に内転筋を痛めて以降は苦しいシーズンとなっており、嫌な予感しかしません。そしてレグナルトが調子を落としてきたと見るや否や今度は2年目の遠藤が成長した姿を見せると、即座に登板過多に追い込みます。7月は12試合に登板して17.2回、投球数は302球を数え、これはセ・リーグの主なリリーフ陣の中でも最多となりました。元々はまだ線が細く、しっかりと体を作ってから3、4年後辺りに出てくれば…といった立場で入ってきた投手を予想外に成長しているからと言って狂ったように起用し続け、終盤は記事でも書きましたが、明らかに疲弊していました。ロングリリーフ要員の塹江も短期間で長いイニングを任せすぎたせいで遂に疲れが出て打ち込まれ、最近では中1日で先発させて4イニング目も投入するなどこちらも使い倒され、防御率も6点台と非常に気の毒なものとなりました。 また、このような起用法は何も今季に限った話ではなく、2年前から同じような起用をしている点が非常に気がかりです。2017年は薮田が春先にリリーフとして使い倒され、その後は先発に廻るなどフル回転、大学時代は故障がちであまり投げられずに来た投手をこれ程までにフル回転させれば疲労が溜まるのは当然の事、かつての山内や澤崎らと同じ道を辿るかのようにパフォーマンスを落として立ち直るきっかけを掴めていません。2018年は遠藤と同じくまだじっくりと育成したいアドゥワをかなり多く投げさせ、極めつけはフランスアがほぼ後半戦から出てきたにもかかわらず、連投の嵐で47試合65回も登板させるなどフル回転と言う言葉では済まない程の酷使っぷり、今季は明らかに疲れが見えていましたし、そもそも春季キャンプ時は調子が中々上がらずに実戦登板も遅かったのを覚えておられる方もおられるでしょう。 このように少しでも良い投手や成長している投手が出てくればすぐにその投手にフル回転を強いており、これではせっかく出てきてもすぐに疲弊して潰れてしまいかねず、これはかつての広島暗黒時代に突入する前の山内、澤崎、小林幹英らの負の歴史をそのまま踏襲しているかのようです。VOL.2でも書きましたが、せっかく大量に雇った外国人投手をやり繰りもせずに固定化してしまったことが原因と言えそうです。他では岡田が完全に崩れてしまって戦力にならず、一岡や中崎は長年の勤続疲労でそれぞれ体調不良、不振で後半は戦力になりませんでした。ちなみに一岡は何故か二軍に降格してろくに登板も重ねずにすぐに一軍登録されるも1試合登板しただけで再度体調不良ということで降格、下で長いイニングを投げていない島内を一軍再昇格させて日本ハム戦で登板させた際、4イニング目も行かせようとするなど不可解な一面も見られました。 次から次へと投手を前借りするかのように起用するなど今後そのツケが出てきかねない投手起用が数年続けられています。将来を前借りしているおかげでチーム防御率は3.68とセ・リーグ2位を記録しましたが、このままの起用を続けていくと、いずれ誰もいなくなってしまうでしょう。ドラフトでは即戦力投手の獲得が欲しいところで、最低でも島内のようにある程度は戦力になれる投手が欲しいところです。【2個以上で送料無料】マヌカハニー UMF10+ 250g UMF協会認定【マヌカハニー UMF 10+ 250g MGO 263〜513相当】天然 はちみつ ハニーバレーハチミツ 蜂蜜 マヌカ蜂蜜 マヌカハニー 10+
2019.10.03
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『偏りの被害者』 本日、広島は岩本外野手、横山、飯田ら両投手、育成の岡林、木村らにそれぞれ戦力外を通告したと発表しました。横山や飯田は社会人出身で指名されるもあまり貢献できずに終わりました。二人共他球団はそこまで高い評価はしていなかったというのが共通点、と言うより広島が指名してきた社会人投手は上野弘文氏、青木高広氏以外はあまり注目されていない独自路線の投手が殆どです。しかしながらどうも社会人投手の目利きがあまり宜しくなく、青木高広以外はパッとした成績を残せない選手が多いですね。育成の岡林は2年目ですが早くも戦力外、個人的には野手の方が良いのではないか?と新人紹介記事にて書いていたので野手の方で見てみたかったのですが…。逆に木村は野手としては長打の魅力のあるタイプでもない上に足も速いわけではないなど特徴のなさが気になると新人紹介記事にて書いていた?かと思いますが、岡林とは違い、こういうタイプは投手をした方が良いように思います(高校時代は二刀流でした)。 そして岩本ですが、個人的には少々気の毒だなと感じざるを得ません。昨季はあまり結果を残せませんでしたが、2016年、2017年は少ない出場機会ながらもOPS.887、909と打撃は十分一軍でもある程度は発揮できることを示していました。特に今季は丸がFA移籍、田中は右膝の故障、バティスタのドーピング陽性反応による出場停止、長野の二軍降格、他にはライバル外野手の下水流のトレード放出などこれまで以上に出番を貰っても良さそうなものだったのに一部の特定の野手ばかりを優先的に起用し、7、8月は少ない打席数ながらも打率.421と絶好調だったにもかかわらず一度も昇格がありませんでした。打線が苦しい状況にもかかわらず、調子が良い上に打撃も一軍で成績を残している実績もある岩本には一切声が掛からず、それで戦力外通告というのはあまりにも不憫すぎるのではないでしょうか。個人的には昔鶴田や小林幹、澤崎、牧野らの最初から戦力外既定路線コースだったのかなと感じざるを得ません。野球太郎 No.032 2019ドラフト直前大特集号
2019.10.02
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『一つの時代の終焉』 本日、緒方監督が退任の意向を示し、会見で発表されました。何のかんのと言いつつもやはり3連覇を成し遂げた監督であり、ひとまずはお疲れ様でした。これで黒田、新井両氏が去り、石井、河田両コーチが去り、チームリーダーだった丸が巨人へ移籍、そして緒方監督と広島のチームとしての一つの時代がこれで終焉と言えそうです。 さて、次の監督は誰になるのかは不明ですが、実は既に噂されていますが、サンテレビで放送されていた『金本知憲のゴルフデビュー』が何とこの時期に諸般の事情で放送終了となりました。ちなみに私は関西在住なのでたまにこの番組を拝見したりしています(サンテレビボックス席にはお世話になっております)^^;。そして合わせるかのように緒方監督の辞任、勿論阪神に復帰という可能性もなくはないのですが、阪神の監督を自認してまだ1年という状況で復帰というのは少々考えにくく、ということは…!?とやはり誰もが想像してしまうところです^^;。監督かどうかは定かではありませんが、もしかすると入閣となるかもしれませんね。もしそうだとすればFA移籍して移籍先で引退した選手が引退後にチームに戻ってくるという前代未聞の事案が発生しますね(まあただの憶測の域を出ませんが)。覚悟のすすめ (角川oneテーマ21) [ 金本知憲 ]
2019.10.01
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