全20件 (20件中 1-20件目)
1
『ソフトバンクが圧倒的』 それではこれまでの総合点を加味して、順位予想を書いてみたいと思います。首位 福岡ソフトバンクホークス 11pt やはり投打共に充実した布陣であり、頭一つ抜けているように思います。ベテランや中堅、期待の若手選手などバランスも良いのが中長期的にもプラスですね。2位 北海道日本ハムファイターズ 9.5pt 2位は田中賢介、糸井両主軸打者が抜けた日本ハムがランクインしました。しかし、損失分は二岡やホフパワー、若手選手と期待できそうな選手がおり、その分、木佐貫や大引といったウィークポイントを抑えたところはやりくりの上手さを感じます。3位 東北楽天ゴールデンイーグルス8.5pt 3位はメジャーリーガー二人が加入し、打線に迫力が増した楽天が入ります。先発陣は若手投手ばかりで経験が浅く、少々不安な面が否めないところがネックです。打線は強力なので打撃で若い投手陣を引っ張っていくことがカギです。4位 埼玉西武ライオンズ 8.0pt 4位は特別大きな補強はしておらず、逆に中島が抜けた西武が入ります。ただ、このチームにとってのカギは中島の穴ではなくエースと4番、二人がしっかりと実力通りの成績を残せるかどうかで変わってきそうです。5位 オリックスバファローズ 7.5pt 5位はオリックス、糸井は獲得したものの、既に外野陣には力量の高い選手が三人いるだけに溢れただけでプラスとは言えず、オリックスにとって数少ない試合を作る先発投手だった木佐貫、こちらも数少ない力のある二遊間選手の大引が抜けたのは大きな痛手で、チーム力は逆にダウンした感があります。とはいえ打線は強力なので岸田の先発転向、故障者や不調だったかつての主力投手の復活がカギです。6位 千葉ロッテマリーンズ 5.5pt 最下位予想は千葉ロッテファンの方は申し訳ありませんが千葉ロッテです。まず打線が安定して結果の出せる長距離打者が皆無なのは致命的で、ホワイトセルも年間通して活躍するかどうかはかなり厳しいと思います。投手陣も先発陣もリリーフ陣も層、質ともに厳しい感があり、少々苦しいように思います。 3~5位のチーム力の差は殆どなく、今年は激しいAクラス争いが予想されます。ただ、1位は個人的にソフトバンクが圧倒的な強さだと感じるので、独走しそうな気がします。【送料無料】プロ野球選手ホントの実力価格:1,365円(税込、送料込)
2013.01.28
コメント(0)
『メジャーリーガーと若手投手次第』 明日は少々出かける予定なので、西武に続いて楽天の戦力分析もしていきたいと思います。打撃力:☆☆☆☆☆ 投手力:☆☆ 守備力:☆☆☆ 総合8.5 まず打撃陣は補強前の布陣を見る限りでは主軸打者は松井稼や枡田、牧田辺りしかおらず、全体的に小粒なものでしたが、ジョーンズやマギーの獲得によって布陣が一変しました。これにより、長打力もあって足も速い松井がチャンスメークの役割に廻すことができ、牧田も下位打線に座ることになり、打線はかなり脅威的になりました。しかし、ラヘア方式での評価は今年無理やり作っただけなのでまだまだ信憑性には欠けるのですが、どちらかが活躍するだけでも一気に強力な打線になりそうです。 次に投手陣ですが、先発は田中という絶対的エースが君臨し、続くのが美馬や釜田、辛島、塩見といった布陣になるかと思います。ただ、塩見以外は一年通して活躍した時期がないだけに正直数字以上に心配な面があり、できれば永井辺りの復活を望みたいところです。リリーフ陣は小山、ラズナーや青山といったところが軸になりそうですが、小山以外の二人はやや信頼感に欠けるのが気になるところです。それ以外だとハウザー、加藤、片山らといった面々ですが、それ以外があまり浮かばないところやロングリリーフができる投手もいないところが、どう響くか懸念材料です。斉藤が活躍してラズナーがロングリリーフできるようになれれば面白いですが・・・。 最後に守備力ですが、牧田は基準以上の守備力、聖澤は守備能力が高く、ジョーンズもUZRがそれほど悪くないだけに外野守備に問題はないかと思われます。二遊間は松井稼は基準以上の守備力なものの、銀次の二塁守備がかなり悪く、藤田辺りを起用した方が良いかもしれません。三塁はマギーが務めることになりそうですが、近年守備力が安定しているだけに問題ないかと思われます。 投手陣が若い面々やそれを支えるリリーフ陣も層が薄いだけに如何に打線が投手陣を引っ張っていくかがカギとなりそうで、オリックスと似ているふしがあります。その打線の中軸は新外国人のマギーやジョーンズ任せとなりそうなので、今シーズンは二人の出来に全てがかかっていると言えそうです。また、美馬、辛島、釜田、塩見と言った若手投手陣の更なる成長にも期待したいところですね。・予想スタメン ・投手陣予想 1松 井 遊撃手 先:田中、美馬、辛島、釜田、塩見2聖 澤 中堅手 中:ラズナー、青山、斉藤、ハウザー、片山、加藤3枡 田 D H 抑:小山4ジョーンズ 左翼手5マギー 三塁手6 嶋 捕 手7銀 次 一塁手8牧 田 右翼手9藤 田 二塁手野手のキーマン:外国人打者(返す役割を期待)投手のキーマン:釜田、斉藤(若手の成長と実力維持の二人がカギ)順位予想範囲:2~6位(特定選手次第で浮き沈みが激しい布陣)【送料無料】プロ野球選手ホントの実力価格:1,365円(税込、送料込)
2013.01.26
コメント(0)
『脇はしっかり、手負いはエース』 それでは引き続き、パリーグのチーム分析を行っていきたいと思います。今回は西武ライオンズの分析をしてみたいと思います。打撃力:☆☆☆☆ 投手力:☆☆☆ 守備力:☆☆ 総合力8 まず打撃陣は栗山、ヘルマン、秋山の三人がチャンスメーカーとして十二分の出塁率を誇っています。秋山は少々打撃内容が不安なので、今年も同様に数字を残せるかどうかは未知数ですが、前者二人は今年と同じような成績を残せることが期待できるかと思います。中軸は恐らく間に合わせてくると思われる主砲の中村、そして途中入団をしたオーティズもソフトバンクでの働きを見ていると十分に期待できます(ただ、打率は今年のような数字かは微妙です)。更に懸案の中島の抜けた穴も浅村が打撃内容に成長を見せているだけに今年も上昇する期待が見込めるだけに楽しみな存在ですね。 続いて投手陣ですが、先発は岸と牧田の二本柱がしっかりしており、三番手以降は石井一久に菊池と二人が続いており、他の候補として西口や本来のエース涌井らが控えているだけに先発陣はそれなりのものがあります。リリーフ陣はウィリアムスが控え、それ以外は長田、十亀、大石、野上、松永、岡本らに加え、シコースキーやサファテを補強しました。少々信頼感に欠ける面々なものの駒数は十二分にあり、ロングリリーフに長けた選手も多くシーズン乗り切れるまずまずの布陣ではないでしょうか。 最後に守備力ですが、センターとライトを務める秋山と栗山は守備能力が高く、鉄壁の布陣を誇りますが、二遊間を務める浅村や片岡の二人は平均をやや下回る守備能力で、三塁手のヘルマンはかなり守備が悪く、故障が癒えれば中村に務めてもらいたいところですが・・・。 全体的な基盤はしっかりしているものの、先発の巡り合わせや中村の故障が長引くなどによっては下位に落ちる可能性も考えれられます。しかし、それでも本来二番手、三番手とされる岸と牧田の二本柱や栗山、ヘルマン、オーティズといった脇を固める面々がしっかりしているところは安定感があると見て良いのではないでしょうか。・予想スタメン ・投手陣予想 1栗 山 中堅手 先:岸、牧田、石井、菊池、涌井2秋 山 右翼手 中:ウィリアムス、長田、十亀、岡本、松永、野上3浅 村 二塁手 抑:サファテ4中 村 D H5オーティズ 一塁手6ヘルマン 三塁手7大 崎 左翼手8片 岡 遊撃手9炭 谷 捕 手 野手のキーマン:浅村(ポスト中島として期待)投手のキーマン:涌井、サファテ(かつてのエース、クローザーの復活を)順位予想範囲:2~5位(まずまず安定した戦いになるか)【送料無料】プロ野球のセオリー [ 鳥越規央 ]価格:900円(税込、送料込)
2013.01.26
コメント(0)
『ナイジャー・モーガン』 春季キャンプ前に横浜が新外国人選手の獲得を発表しました。何とまたまたバリバリのメジャーリーガー、モーガンが日本やって来るなど今年はメジャーリーガーラッシュが続きます。モーガンと言えば、ブルワーズで青木とレギュラーを争った選手で有名ですね。それでは成績を見て行きたいと思います。 まず成績ですが、モーガンはメジャーリーガーなので3Aの成績がなく、当然数字はメジャーリーグのものを見ることになります。ジョーンズの時にも書きましたが、このようなバリバリのメジャーリーガー選手の検証は前例がないだけに信憑性はどうしても3A選手に比べると落ちてしまいますが、ラヘア方式で見て行きたいと思います。最初にミート力ですが、過去3年間で4.59、5.40、5.78とメジャーリーグでの数字なら充分な数字ですが、アベレージヒッターのモーガンがこの数字ではレギュラーを取れなかった理由も頷けるかなと思います。ここでラヘア方式を使って3Aならばどれぐらいの水準になるのかを見て行きますが、この場合だと6.88、8.1、8.67という数字になって高水準ですが、御覧の通り下降曲線を描いていることが気にかかります。これはひょっとすると徐々に衰えが発生し始めている可能性があります。次に選球眼ですが、メジャー3年間で.320、.270、.450と低水準、よくこれで3割打てたものですね・・・。ただやはりこの打撃内容では中々レギュラーを掴めなかった理由も想像がつくかなと思います。これもラヘア方式で直しますと.544、.459、.765とこちらはここ2年間は高いというわけではありません。この数字を見る限りでは、日本でも好調な時は打ち出の小槌のように打つものの、不調な時は選球眼が悪いために全く打てなくなり、スランプが長くなるタイプなのではないかと感じます。ISOPは.069、.116、.061とやはり長打力を売りにするタイプではありません。これもラヘア方式で計算しますと、.120、.203、.107と少し突出した年があるものの、それ以外の年は大体.100を切っているだけに長打力を武器にするタイプではなさそうです。 次に守備走塁の守備面を見て行きますと、守っているポジションは主にセンターで、時折ライトで起用されるといった傾向が目立ちます(レフトも2009年以前は主なポジションで近年でもそれなりに守っています)。UZRは常にプラスを記録しており、主に守備範囲の広さで得点を稼いでいるようです。しかし、それに反してARMはピークだった2009年以降常にマイナスを記録しており、肩に衰えが見え始めています。走塁面では主にベースランニングで得点を稼いでおり、2~3.9点を稼ぐなど高得点です。常にプラスを記録しているだけに守備走塁では期待できる選手ではないでしょうか。 主にリードオフマンとして起用されることが濃厚なモーガン、走塁面は良いものの肝心の打撃面での貢献ができるかどうかが微妙なことは否めません。モーガンをプロ野球にいる選手で例えるならば西武のヘルマンでしょうか?ただし、ヘルマンのような盗塁タイプではなく、走塁タイプになりそうですね。選手評価:B(まずまずの成績か)【送料無料】The Extra 2%: How Wall Street Strategies Took a Major League Baseball Team fr...価格:3,276円(税込、送料別)
2013.01.25
コメント(0)
『青天の霹靂、大引獲得の理由』 さあ今回は日本ハムの戦力分析を・・・といったところで、何と偶然にも当の日本ハムがトレードを発表しました。何と、主力である中心選手でもある糸井と左腕の八木とオリックスの木佐貫、大引、赤田の2対3のトレードを行ったのです。せっかく途中まで書いて保存していた文章も全てパーとなりました ^^;)。それでは戦力分析をしていきたいと思います。打撃力:☆☆☆ 投手力:☆☆☆☆ 守備力:☆☆☆☆☆ 総合力:9.5 まず打撃陣ですが、稲葉や中田、ホフパワーといった中軸こそ高レベルなものの、出塁率の高い糸井と田中賢介の流出は大きいものの、ひょっとすると今季はスタメン起用が望める状態なのでしょうか?状態が万全なら出塁率.404を記録し、長打力もある二岡で穴一人分は埋まるかもしれませんが、陽が今年と同じような打撃成績を残せるかどうかが懸念材料です。また、今回に至って題名に挙げた男、大引の存在もあります。オリックスの記事では他の選手の話題ばかりで書かなかったものの、打撃内容はそれほど悪くはなく、打率.224は本来の実力ではなく、もっと上の数字を見込めると思います。また、遊撃手の中では長打力もそこそこあるだけに非常に面白く、何より強烈な数字としては札幌ドームでの打撃成績が.455という驚異的な数字を記録しています。恐らく日本ハムもこういったことを考慮して糸井放出に踏み切ったのかもしれません。まあ札幌ドームでの打撃が良いというのは偶然で、そんなオカルトありえません!と私は思いますが ^^;)。 続きまして投手陣、先発陣は吉川、武田勝、ウルフと三人は続くものの、それ以外の候補が殆どおらず、ケッペルの復帰次第かなと考えていましたが、ここに木佐貫が加入したことで、先発陣は一気に良くなったように思います。木佐貫の力量は丁度四番手辺りの選手、更に球威面に問題があっただけに札幌ドームを本拠地とする日本ハム移籍は追い風になるかもしれません。五番手は期待の斎藤や復帰するであろうケッペルらが務めるかと思われます。リリーフ陣は武田久、宮西、増井らは2点台で統一球以前の水準なら3点台とセットアッパー、クローザーを務める投手としては少々今一つ、それ以外の投手は森内、谷元、モルケン、乾らは軒並み3点台中盤~4点台(乾は5点台)とこちらも少々不安感が残りますが、ロングリリーフを務められる投手が多いことはプラス材料です。宮西と増井の二人は酷使の感があるだけに谷元や新人の新垣、多田野辺りを上手く起用して疲労を取り除く必要がありそうです。そうすれば二人の成績は昨年よりもっと良くなりそうですが、どうも投手起用にいざこざがあっただけにどうなるか・・・。 最後に守備陣ですが、遊撃手の大引は坂本や鳥谷と現在プロ野球1、2を争う選手に次ぐ三番手の守備能力の持ち主で、大きなプラスとなりそうです。これにより、金子も元々の正ポジションだった二塁手に戻り、西川と競争することができるかもしれません。三塁も小谷野が基準以上の守備力を誇り、外野も陽の守備能力は高い上に中田もまずまず高いだけに守備陣のレベルは高いと言えそうです。 田名賢介はメジャー挑戦を表明して流出し、糸井まで放出したにもかかわらず、あまり補強らしい補強はなく、一気にチームの顔が変わりそうな気配のする日本ハム、ひょっとするとこれは一種のガス抜きなのかもしれません。かつての広島でもそうでしたが、あまりレギュラー陣をガチガチに固めてしまうと若手選手の出場機会が激減して成長を促すこともできず、いざ主力選手たちが衰えてしまった時にごっそり抜けられてしまうと、作り直すのにかなりの時間がかかります。ファンの皆様はがっかりされるかもしれませんが、現状維持は下降や低迷に繋がるのです。山田GMも中長期的なチーム作りと言っていた発言の裏にはこういったことを考えているのかもしれず、やはり日本ハムは冷静であり真のプロだなと感じます。今年は新たなレギュラーを見出すためのシーズンとなるかもしれないものの、投手力は適材適所がしっかりしており、安定しているだけに案外それほど戦力ダウンといったことはないかもしれませんね。・予想スタメン ・投手陣予想 1 陽 中堅手 先:吉川、武田勝、ウルフ、木佐貫、ケッペル2二 岡 D H 中:宮西、増井、森内、谷元、石井、多田野3ホフパワー 一塁手 抑:武田久4中 田 左翼手5稲 葉 右翼手6大 引 遊撃手7小谷野 三塁手8鶴 岡 捕 手9西 川 二塁手野手のキーマン:陽(昨年と同じ成績を残せるか)投手のキーマン:ケッペル、増井(打撃低下を投手力でカバーしたい)順位予想範囲:2~4位(安定はしている)【送料無料】The Extra 2%: How Wall Street Strategies Took a Major League Baseball Team fr...価格:3,276円(税込、送料別)
2013.01.23
コメント(0)
『強力打線誕生なるか』 それでは引き続き、補強が一通り終わったパリーグのチームから戦力分析をしていきたいと思います。今回はパディーヤを獲得して一端補強を打ち止めしそうなソフトバンクです。打撃力:☆☆☆☆ 投手力:☆☆☆☆☆ 守備力:☆☆☆☆ 総合:11 まず打撃陣ですが、松田やペーニャ、メジャーリーガーのラヘアらが座る中軸はかなり強力な破壊力を持っています。更に長谷川、内川といったチャンスメーカーや長打力に魅力のある期待株の柳田、ベテランの松中も控えている野手陣はパリーグの中ではNO.1ではないでしょうか。ただ、松田や松中は頻繁に戦線離脱するだけにそこが唯一の懸念材料でしょうか。 次に投手陣ですが、エース摂津を筆頭にかなり安定感のある大隣、そして今季一気にパリーグの顔となりそうな武田の三本柱は理想的、そこに何と個人的に高く評価したパディーヤまで加入したとなりますと、勝ちを計算できる投手が4人いることになり、先発として働いた山田が霞んで見えるほどです。更に後ろは五十嵐、森福、ファルケンボーグら屈指のセットアッパー、クローザー候補が控え、金沢や柳瀬、岩嵜、藤岡とミドルリリーフとしては申し分のない投手らも控えており、岡島も状況次第では再契約も考えられるだけに先発、リリーフ共に素晴らしい布陣です。 最後に守備ですが、二塁の本多や三塁の松田は屈指の守備能力を誇り、外野の内川、長谷川も基準以上の守備力を持っています。ただ懸案は遊撃手、候補の明石や今宮共に守備能力は12球団遊撃手の中でも大きく劣り、チーム内で唯一目立つ大穴となっています。また、二人とも打撃面でも貢献がほとんどないだけに遊撃手の弱さがチーム内最大の課題ではないでしょうか。 全体的に投打バランスのとれた布陣で文句のつける部分がありません。本当に特別書くことがないほど充実しており、優勝候補として考えて良いかと思います。・予想スタメン ・投手陣予想1 長谷川 中堅手 先:摂津、大隣、武田、パディーヤ、山田2 内川 左翼手 中:ファルケンボーグ、森福、岩嵜、金沢、柳瀬、藤岡3 松田 三塁手 抑:五十嵐4 ペーニャ D H5 ラヘア 一塁手6 柳田 右翼手7 明石 遊撃手8 細川 捕 手9 本多 二塁手野手のキーマン:松田(今年こそフルシーズン過ごしたい)投手のキーマン:武田、岩嵜(若き二人の成長で強固なものにしたい)順位予想範囲:1~2位(優勝争い濃厚)【送料無料】The Extra 2%: How Wall Street Strategies Took a Major League Baseball Team fr...価格:3,276円(税込、送料別)
2013.01.21
コメント(0)
『投打の評価は正反対』 それでは今引き続き各チームの戦力分析を行っていきたいと思います。ちなみに何故千葉ロッテから始めたのかを説明しますと、早くも補強終了宣言をしていたからであります。 打撃:☆☆☆☆ 投手:☆ 守備:☆☆☆☆☆ 総合:7.5 まず打撃陣ですがリードオフマンとして坂口が復帰し、中軸には李大浩、バルディリス、岡田としっかりした布陣が控えており、故障しない限りは十分な布陣がそろっています。更にそこに個人的に評価しているローディノや阪神からFA移籍した平野も加入してスタメンは打線はしっかりしたものがあるのではないでしょうか。それにより、今まで中軸を打っていたものの、打撃の内容上、調子の良し悪しで成績が大きく変わってしまう安定感に欠ける傾向のあった後藤が下位打線に廻ることが可能になった点も大きいのではないでしょうか。 次に投手陣ですが、ガラスのエース金子、先発に廻る岸田、木佐貫、ディクソン、西といった布陣になるのではないでしょうか。金子が故障がちでエースとしては心もとない状況だっただけに岸田の先発転向はエース交代の狙いがあるのかもしれませんが、どう転ぶのかは未知数だけに楽観視できない部分があります。ただ、先発候補は中山、井川、東野、マエストリと期待株、元先発、元エースと駒数はあるのが救いでしょうか。リリーフ陣は中山、海田、吉野らそこそこの投手らやセットアッパーの平野、新加入でクローザーを任されることが濃厚な馬原など後ろはまずまずの基盤があります。ただ中山が先発に回った場合、ミドルリリーフの海田、吉野らではイニングを稼げずすぐにパンクしてしまう危険度があります。先発陣は力量がやや低い面々が揃い、リリーフ陣は実力はあるものの駒不足といったところで、誰か欠けてしまうと途端に大崩れしてしまう危険性をはらんでいます。 最後に守備陣ですが、外野は坂口、ローディノといった守備能力に長けた選手が揃い、レフトの岡田も守備ではプラスを叩きだした過去があるだけに外野守備は高いレベルでまとまっています。二遊間も守備力の高い大引と基準以上の守備力の平野のコンビでしっかりした守備が見込めます。課題と言える三塁手のバルディリスも欠落した守備能力と言うわけではなく、基準をやや下回る程度の数字なので悲観することもなく、場合によって後藤と入れ替えでも良いかもしれません。 打撃陣は力のある面々が控えているものの、やはり投手陣の基盤が非常に脆く、特にエースが脆いというのが最大のマイナスポイントでしょう。リリーフ陣も実力者は揃っているものの、セットアッパーやクローザーといった役割をはっきりと任せられると言い切れるのは今のところ平野のみで不安定で千葉ロッテとよく似てはいますが、☆一つ違ったのは成瀬というイニングイーターの存在です。しかし、統一球のご時世では投手力の格差が大きく縮小しており、多少力が劣ってもそれなりの投球ができるようになったことはオリックスにとっては追い風となるのではないでしょうか。先発陣は最低でも6回3失点でまとめ、如何にして打線が支えていくかが大きなポイントとなるのではないでしょうか。 ・予想スタメン ・投手陣予想 1 坂口 右翼手 先:金子、岸田、木佐貫、ディクソン、西、井川2ローディノ 中堅手 中:平野、中山、吉野、海田、佐藤3バルディリス D H 抑:馬原4 李大浩 一塁手5 岡田 左翼手6 平野 二塁手7 後藤 三塁手8 大引 遊撃手9 伏見 捕 手 野手のキーマン:岡田(故障せずに1年間働くことを求めたい)投手のキーマン:金子、馬原(重要ポジションの二人がフル回転できるか)順位予想範囲:2~6位(状況次第で浮き沈みが激しくなりそう)【送料無料】マネーボール [ ブラッド・ピット ]価格:2,682円(税込、送料別)
2013.01.20
コメント(0)
『投打共に中核おらず』 それでは今回から各チームの戦力分析を行っていきたいと思います。前回はざっくりとした順位表だけだったので、今回は大まかな戦力分析をしてみたいと思います(いつも通り5段階評定で、守備は0.5掛けとします)。 打撃:☆☆ 投手:☆☆ 守備:☆☆☆ 総合:5.5 まず打撃陣ですが陣容は広島と似ており、そこそこの選手はいるものの、確固たるレギュラーと言える選手は角中、井口、辛うじてサブローぐらいしかいないという状況になっており、後の選手は波が激しく安定して活躍することが難しいこと、また統一球において重要といえる長距離打者不在なのが厳しいところです。つまり、打つ時は打ち出の小槌のように打ちますが、打てないときはさっぱりといった並の激しい打線となりそうです。 次に投手陣ですが、先発ローテは成瀬、唐川、グライシンガー、ゴンザレスが務めることとなりますが、一見良いように見える面々ですが実は成瀬、唐川の防御率は統一球でありながら2.80台(統一球前の水準に戻すと3.80~4.00台)とさほど良いわけではなく、ゴンザレスも3.20でK/BBも低く、少々苦しくなっています。また、特に成瀬は孤軍奮闘による勤続疲労の影響でしょうか?年々成績が下降気配なだけに気になるところで、唐川もグライシンガーも故障禍なのでフル回転できず、このメンバーが一番手二番手三番手では少々厳しいでしょう。リリーフ陣も安定していた益田がクローザーに廻り、あまりイニングイートできない先発陣をカバーできる人材も薄いだけに投手陣は脆弱感があります。 最後に守備ですが、外野は岡田、清田、伊志嶺など外野陣には守備範囲の広い選手が多いものの、二遊間は井口の衰えが顕著であることや根元も守備能力が低めなだけに完全に穴となっているところが大きなマイナス点となりそうです。 投打共に中軸と呼べる選手が不在で、上位進出するにはもう一歩足りない感が否めません。特に先発投手陣は『確実に勝ちを計算できる』投手が不在であり、成瀬にしても本来は日本ハムの武田勝のように二番手にいてこそ強いチームたる存在なだけにその成瀬がエースでは少々物足りません。打撃陣も角中が今季リードオフマンとなり、井口とサブローが返す役割を果たすものの、やはり絶対的な中軸が不在でひ弱な感は否めません。投手では唐川や内がシーズン通して投げられるか、野手では一時期大爆発したホワイトセルが年間通して活躍できるかが大きな分かれ目となるでしょう。・予想スタメン ・投手陣予想1 角中 左翼手 先:成瀬、唐川、グライシンガー、ゴンザレス、藤岡、小野2 清田 右翼手 中:大谷、内、中郷、ロサ、薮田3 井口 二塁手 抑:益田4ホワイトセル 一塁手5 サブロー D H6 根元 遊撃手7 里崎 捕 手8 今江 三塁手9 岡田 中堅手野手のキーマン:ホワイトセル(唯一の長距離砲として安定感働くことができるか)投手のキーマン:唐川、内(先発、リリーフとしてフル回転することができるか)順位予想範囲:5~6位(今年も苦しい戦いを強いられることになりそうだ)【送料無料】【BD2枚3000円5倍】マネーボール【Blu-ray】 [ ブラッド・ピット ]価格:1,500円(税込、送料別)
2013.01.19
コメント(0)
『東野峻』 前回は丁度良いタイミングで絶好のネタが入ってきましたが、私自身大いなる失態があったことを今日知りました。そう、オリックスへトレード移籍したかつての巨人のエースである東野がいるではありませんか!今の今まで忘れていたとは大いなる失態、思い立ったが何とやらなので早速東野を見て行きたいと思います。東野といえば、ダルビッシュと同じ年にドラフト7巡目というかなり下の順位で指名された当時殆ど名前も聞いたことのない選手で、背番号も93と正直当時の巨人は育成放棄と言えるほど大型補強を展開していた時代なので、恐らく数年で消えるんだろうなぁと勝手な想像をしていた次第です。ところがあれよあれよと頭角を現すと、先発ローテに定着して一気に巨人のエースにまで昇り詰めたものの、どうも原監督と折り合いが悪かったのでしょうか?去年は一軍登板の試合もそれほど悪い内容でもなかったのに二軍に降格されてしまうなどそのような傾向が露骨に見られました。それでは成績を見て行きたいと思います。 まず東野の特徴と言えば奪三振率、頭角を現してはじめた2008年や先発ローテに定着した2009年、2010年はそれぞれ8.83、7.81、8.03と高い数字を記録しています。特に2009、2010年は先発にもかかわらず平均8.00に迫るほどの奪三振率は特筆すべきものがあります。次に与四死球率ですが、頭角を現した年こそ3.16と平均的だったものの、それ以降は4.11、3.67と3.50すら越える数字を記録しており、制球難の投手だと言えます。しかし、それ以上に成績不振の大きな理由としては統一球だと思われます。どうもボールが東野と合わないのでしょうか?2011年になると、奪三振率は6.43と突然大幅に急降下し、統一球に移行したにもかかわらず、被長打率も変わりませんでした。今年に至っては二軍でも奪三振率が6.11と低い数字で、被本塁打も9本も打たれるなど全く奮わない成績に終わっています。ただ、2011年の直球は最速150キロを計測し、今年も1試合ながら143キロを計測しているだけに力の衰えというよりかはただ単純にボールが合わないのかなと思われます。東野が復活できるかどうかはもう統一球に慣れるかどうかの一点にかかっているのではないかなと感じています。 統一球によって投手が圧倒的優位に立つようになりましたが、東野のように逆にマイナスに作用してしまう事例もあることが分かりますね。ただ逆にいえば統一球にさえ慣れてしまえば先発三本柱を担えるだけの戦力を手に入れたことになります。ただ、これは個人の感覚的なものだと思うだけにもう後は本人次第かなと思います。選手評価:B(感覚を戻すことは前途多難だがどうなるか)【送料無料】監督・選手が変わってもなぜ強い? [ 藤井純一 ]価格:777円(税込、送料別)
2013.01.17
コメント(0)
『馬原孝浩』 何もやることがなくなったと思われたその時、衝撃のニュースが流れました。何とオリックスからFA宣言した寺原を獲得したソフトバンクのプロテクトリストから馬原が漏れ、オリックスが人的補償として獲得することを表明したのです。ネタが枯れ、こじつけ検証しかできそうもない選手のみだったところなので、丁度良いタイミングでビッグニュースが流れました。今回は馬原選手の検証したいと思います。馬原は言わずと知れたソフトバンクのクローザー、しかし一昨年はやや不調に終わり、今年は手術によって登板なしに終わりました。このことがプロテクトから漏れた一因の可能性があるのか、成績を見て行きたいと思います。 まず奪三振率ですが、過去3年間の成績はそれぞれ9.19、7.27、10.34と高めの数字を記録しています。次に与四死球率ですが、2.27、1.93、3.24とこちらも良好な数字を記録しており、K/BBも全く悪くない数字を記録しています。よって特別下り坂と言うわけでもなければ、これまでの投球に陰りが見え始めているわけでもなさそうです。 球威面に関して見てみますと、被本塁打率は0.56、0.15、0.77と出来すぎ感のある2010年を除けば極々標準と言ったところでしょうか。被安打率も見て行きますうが、0.90、0.89、0.99と1.00に近い数字を記録しています。このことを踏まえて行きますと、スピード溢れる直球を持っている馬原ですが案外球威はないのでしょうか。それよりも遡って見ていっても大体上記の被安打率と同じ程の数字を記録しているので、それは顕著なようです。 一つ気掛かりな分と言えばやはり球威面、被安打率は元々高く打者に苦にならないことが欠点ですが、それをカバーしていたのが福岡ドームという比較的広い球場でプレーしていたことです。そのことが他球場なら長打になりかねない打球もアウトになっていましたが、京セラに変わることでどうなるのかがポイントです。とはいえ3Aではなく、日本でこれほどのK/BBを残してきた投手なだけに特別な心配はする必要はないかと思われます。また、故障に関しては問題なさそうで、どうも馬原は3年間戦力として働くとパンクするのでしょうか?3年間クローザーとして登板した2005~2007年の次の年、2008年も21試合の登板に留まっています。なので今回も同様なのではないでしょうか。選手評価:A(球威面に気掛かりな部分あり)【送料無料】プロ野球選手ホントの実力価格:1,365円(税込、送料別)
2013.01.16
コメント(0)
『ミゲル・ソコロビッチ』 それでは恐らく最後?と思われる新外国人選手の紹介をしていきたいと思います。今回はお待たせ自チームの選手、ソコロビッチです。ソコロビッチはオリオールズ、カブスの2球団に所属して12試合に登板した正にこれからといった選手だっただけに来日は意外ですね。それでは成績を見ていきたいと思います。 まず奪三振率ですが、3年間で9.27、11.81、10.38と9.00を越える数字を記録しています。次に与四死球率ですが、3年間で2.28、4.69、6.23とこれまでは制球難では済まないノーコンぶりでえしたが、今年与四死球率の改善がソコロビッチ自信を大きく成長し、防御率もそれまで不安定だったものが1.90と大幅に躍進することに成功する一因となっています。現状では奪三振率も高く、与四死球率も去年は安定したこともあり、これから上向いていく上昇曲線を感じさせる投手だと言えるでしょう。 しかし外国人投手の場合、重要なのは球威面です。今年活躍したソーサやマシソン、ミコライオなどはK/BBといった技術的な指標では芳しい数字を残せておらず、個人的には低評価を下したものの、その評価を大きく覆すこととなりました。現に昨年まで広島に所属していたサファテは正にこの典型(何で気付かなかったのでしょう?)で、制球力に不安があったものの、統一球が功を奏してストライクゾーンに果敢に攻め込み、パワーでごり押しする投球が猛威を奮いました。そこでソコロビッチの被本塁打率を見ていきますと、3年間で0.81、0.38、0.69という成績を残しています。制球面を重視した影響でパワーを抑え気味にしたのか?今年は1に迫る数字を記録しています。まあ日本ならばそれほどパワーのある打者はいないだけに問題はないかと思います。次に被安打率を見ていきますと、3年間で0.65、0.96、0.85とこれまた1.00に近い数字を記録していましたが、今年は制球に気をつけた影響か?こちらは良くなっています。とはいえ、こちらが1.00に迫っているのは少々問題で、一つの懸念材料であります。 どちらかと言うと球威面に若干の懸念材料があるソコロビッチ、被安打率がやや高めなのはミコライオと似ている感があります。一応ミコライオも私の低評価を覆したので、ソーサやマシソンと同列に書きましたがミコライオの防御率は2.79、統一球での記録でこの数字では助っ人としての物足りなさが否めず、前者二人に比べると見劣りがする成績で、どちらかと言えば日本人投手の十亀と似ているのではないかと思います。それは即ち、確かにパワーで押してはいけるものの、前者二人のような圧倒的なパワーがないだけに打ち込まれてしまう日が往々にしてあり得るということです。ソコロビッチもどちらかと言えば若干パワーが物足りないミコライオタイプなだけにミコライオに近い成績を残すかもしれませんね。しかし、ソコロビッチは今ここから上昇曲線を描き始めようとしている段階なだけに更なる成長があればそれ以上の成績を残す可能性はあり得るのではないでしょうか。選手評価:B(ミコライオと同じタイプ)【送料無料】プロ野球のセオリー [ 鳥越規央 ]価格:900円(税込、送料別)
2013.01.15
コメント(0)
『斉藤隆』 それでは久々に新加入選手の検証をしていきたいと思います。メジャーリーグでクローザーとして活躍していましたが、昨季は故障によって失速してしまい、今年は東北楽天イーグルスでプレーすることになりました。それでは斉藤の成績を検証していきたいと思います。 まず奪三振率ですが、8.25、7.76、11.50とメジャーでも高い数字を記録しているものの、やはり年齢からなのでしょうか?徐々に下降曲線を辿りつつあることが否めません。ちなみにクローザーを務めていた全盛期の3年間は11.49、10.91、12.29と二桁に迫るほどの数字を記録していました。次に与四死球率ですが、3.75、3.04、2.85とこちらも年を経るごとに下がっています。つまり奪三振率も与四死球率も善戦してはいますが、徐々に下降気味であることが分かります。 そして球威面ですが、被本塁打率は3.00、0.67、0.67という数字を残し、被安打率は1.42、0.79、0.76という成績を残しています。やはり故障の影響か、昨季の数字は大幅に悪化しています。 昨季は故障による影響が多分にあったものの、K/BBは年々下降気味であることや故障の影響で球威面も大幅に悪化している事が分かります。しかし、立て直そうにも斉藤の年齢は既に42歳、立て直すというよりかは如何にして衰えと付き合っていくかということに比重を置くべきであり、なるべく下降曲線を緩やかなものにしていく必要があるかと思います。なのでセットアッパーといった体力消耗の激しいポジションではなく、適度な休養日を設ける必要があるのではないでしょうか。選手評価:B(42歳による急激な衰えに懸念)【送料無料!】【送料無料!】マツダ商店はなぜ赤字にならないのか? 堀治喜〔文工舎新書〕価格:840円(税込、送料別)
2013.01.14
コメント(0)
『ビセンテ・パディーヤ』 それでは引き続き、新外国人選手の紹介をしていきたいと思います。今回は横浜とSBが獲得を検討しているパディーヤです。パディーヤは150キロ半ば(最速154キロを計測)を平気で出す速球派というだけでなく変化球もツーシーム、スライダー、カット、SFF、シンカー、カーブ、チェンジアップだけでなく、正体不明の謎ボールとスローボールまで操る多彩派で、今年レッドソックスで56試合に登板しただけでなく、過去2年も先発として投げているバリバリのメジャーリーガーであり、しかも元レンジャーズ戦士でもあります。今年入団してきた外国人投手の中では一番の大物投手と言うことになりそうです。それでは数字を見て行きたいと思います。 パディーヤの残してきた成績はメジャーでのものしかなく、3Aでの登板もなくはありません。また、2011年が故障していたようで極僅かなものしかないだけに今回は2011年を省き、2009年のメジャーでの成績も含めて判断したいと思います。まず奪三振率ですが、9.18、7.96、5.93という成績を残してます。実はレンジャーズに所属していた時期はそれほど三振を取るタイプではなく、キャリアハイの年でも7.02でそれ以外は5.50~6.70辺りで推移していましたが、一昨年から奪三振数が急上昇し、今年はリリーフに廻ったこともあって一気に投球回数を上回る数字になりました。メジャーリーガー相手にも三振を取ることができるということは大きな強みと言えそうです。次に与四死球率ですが2.70、2.27、3.30という成績を残しています。実は与四死球率もフィリーズ時代は良かったのですが、それ以降はさほど良くなく、低迷していたのですが、年の功なのかは分かりませんが再び制球力を取り戻しつつあるようです。つまり奪三振率も与四死球率もメジャーでのプレーでありながら両方とも高い数字を記録しており、この辺りはさすがメジャー戦士と言えるでしょう。また、面白いところは以前よりも奪三振率が高まっているということは35歳ながら技術面での成長が感じられるところもあり、ひょっとしてこれからが本領発揮と言いますか、パディーヤの全盛期が訪れるのではないかと疑ってしまうほどです。 しかし、それでは何故防御率は4.50、4.07、4.46と平凡な数字に終わっているのか(とはいえ、この数字なら充分戦力になれますね。レンジャーズに来ませんか ^^;)その理由はメジャーリーガーの圧倒的なパワーにあるかと思います。被本塁打率は1.26、1.33、0.98と善戦してはいるものの、やはり1.00を越える年が多く、被安打率も1.18、0.83、1.06とこちらも1.00を越えているだけにそれが防御率を4点台に押し上げてしまう要因ではないかと思います。しかし、メジャーでこの数字ならば以前取り上げた五十嵐はメジャーでまるで歯が立たないことを考えると大健闘であると同時にそれは即ち五十嵐よりも技術面、球威面全てを上回る力を持っているということです。しかも先発で投げていた二年間でもリリーフと同じような数字を残しているところは立派ですね。 この投手は日本ならば充分三本柱の一人はおろかエースにもなれる力を持った非常に優秀な投手です。横浜かソフトバンクか注目したいところです(広島獲りに行かないんですかね?)が、本当に日本プロ野球に来るのでしょうか?横浜に来られたらかなり厄介であり、しかも横浜は今年の大型補強で力をつけており、ここにエースになれそうなパディーヤまで獲られるとなると一気に優勝候補にまで躍り出る可能性があるのではないでしょうか。普通にどこかのメジャー球団が獲得に向かいそうな気がしますが果たして・・・。選手評価:S(エース級)【送料無料】プロ野球のセオリー [ 鳥越規央 ]価格:900円(税込、送料別)
2013.01.10
コメント(0)
『ホセ・ロペス』 それでは引き続き、新外国人選手についてみて行きたいと思います。今回は巨人が獲得したロペスです。ロペスは新聞での記事で紹介されているので今更説明するまでもないですが、バリバリのメジャー選手です。今年は81試合に出場して.246、4本塁打18打点を記録しています。それでは成績を見て行きたいと思います。まずミート力ですが、メジャーでは5.76、8.25、8.98という数字を残し、3Aでは7.2、10.4という成績を残しています。ミート力に関してはかなり高めの数字を残していますが、見ていただくと分かるように緩やかに下降曲線なのが気にかかります。次に選球眼ですが、メジャーでは.220、.250、.348という低い数字を残し、3Aでは.700、.500というまあ高め数字を残しています。う~ん、3Aとメジャーにはこれほどの高い壁があるのでしょうか・・・メジャーと言うレベルは本当に恐ろしいですね。現状では3Aのレベルならばもう完全にレベルの違いを見せていますが、メジャーに来てしまうと途端に打てなくなる最近流行り?の4A選手でしょうか。若干選球眼にずば抜けた数字ではないものの、打率に関しては中の上、ミート力が高いのでツボにはまれば一時期の岩本のような活躍をし、そのまま波に乗る可能性もあります。そして長打力ですが、メジャーでは.110、.156、099という低めの数字を残し、3Aでは.167、.156と.200越えをしているわけでも.180~.190といった数字を残しているわけではないので、長打力に関してはそれほど期待はできないかなと思います。次に守備走塁ですが、今年は主に三塁手として守る機会が多く、次に一塁や二塁、外野といったところでしょうか。しかし、近年反射神経が鈍っているのでしょうか?三塁守備はゾーンの数字が極端に悪くなり始めており、三塁守備は-2ほどとなっています。反対に二塁守備は失策でのマイナスが凄まじいことがありますが、ゾーンの数字は良く、近年は微々たる数字ですが一応プラスを記録しているだけに起用するなら二塁手としての方が良いかもしれませんね。また、走塁はベースランニングが基本的にマイナスな年が多く、盗塁もそれほどしないので平均より若干マイナスといったところでしょうか。終盤の時に1点を争うならば代走を出した方が良いかもしれませんね。 何と言えば良いのでしょうか・・・メジャー選手の割に案外特徴に欠ける無難な選手という印象です。ただ、巨人は不動の二塁手がいないだけに打率が中の上ほどは残せる上に守備もしっかりしているロペスは意外ともってこいの人材なのかもしれませんね。選手評価:B(無難な選手)【送料無料】プロ野球選手ホントの実力価格:1,365円(税込、送料別)
2013.01.09
コメント(0)
『マット・クラーク』 それでは久々に新外国人選手の調査をしていきたいと思います。今回はポストブランコとして中日が新たに獲得したクラークです。クラークは一塁専門の3A選手で、22本、23本塁打を記録するなど結果を残してはいるものの一塁専門では需要がなく、パウエル(随分懐かしいですね)から日本行きを薦められたそうです。それでは成績を見て行きたいと思います まずミート力ですが、3Aでは3.94、3.98、2Aでは3.41という成績を残しています。次に選球眼は3Aでは.504、.500、2Aでは.322を記録しており、ミート力と選球眼共に確かな成長を感じさせます。選球眼は一定の物を持っているだけに後は長打力がしっかりしていれば日本でも活躍できる可能性があります。その長打力を測るISOPは3Aで.216、.206、2Aで.216という.200越えを達成しており、ニックやバレンティン、ペーニャらと同じタイプの打者であることを想像させます。日本で長打力を発揮するにはやはり.200を越えてこなければ厳しく、ペーニャですら21本塁打と20越えがやっとな状況でした。ちなみにヤクルトのバレンティンはISOPが.254、これだけ高い上に本拠地が明治神宮球場ならば規定打席不足での本塁打王も頷けますね。^^;)しかし、コンラドもそうでしたが唯一引っ掛かる部分としてはミート力が4.00を下回っていることにあります。大体の選手は4.20以上は記録していただけにそれ以下だと少々気にかかります。ただ広島のエルドレッドはそれ以上にミート力が低かっただけに大丈夫ではないかと思いますが。 次に守備走塁ですが、メジャー経験がないので具体的な守備走塁は分かりません。ただ、盗塁は2年連続で0なだけに足を売りにする選手ではないかと思われます。 選球眼も長打力もあるという近年活躍している外国人選手と同じような数字を記録している選手なだけに日本でも活躍できる可能性が比較的高いのではないでしょうか。まだ若いだけに日本で経験を積み、メジャーへの道が開けるように頑張ってもらいたいですね。一塁だから今更需要がないと言われていたデービスもオリオールズに移籍して33本塁打を記録しただけに腐らず頑張ってもらいたいですね。選手評価:A(活躍を期待) 最後にこの選手評価についての記述が今まで全くなかったので、今回は外国人選手に関しての選手評価のランクの内容を記しておきたいと思います。S評価:タイトル争いができる程の活躍を収めるA評価:主力としての成績を残すB評価:レギュラーとして一定レベルの成績を残す(助っ人としては微妙?)C評価:当初はレギュラーになるが、そのうち併用扱いになりそうD評価:レギュラーなれず、二軍落ちの可能性もあり【送料無料】マネーボール [ ブラッド・ピット ]価格:2,682円(税込、送料別)
2013.01.06
コメント(0)
『今年は格差社会!』 それでは最後に高齢のドラフト候補チェックをしていきたいと思います。特に広島は一巡目は投手に拘るという方針を早くも明確(とはいえ球団関係者のコメントですが)にしているだけに重要項目と言えそうです。それでは大学・社会人のドラフト候補投手を見て行きましょう。『大学生』白村 慶応大D 現時点では厳しい九里 亜細大S 通算K/BBは4.36と東浜を上回る投手斉藤 青学大D 白村以上に投球内容が下回っており、厳しい岩貞 横商大D K/BBが3.00を越えた年がない西宮 横商大D 一度だけ4.00あるも僅かな登板での記録、それ以外は低い渡辺 東海大C 徐々に上昇曲線を描き始める大瀬良 九共大S 通算K/BBで4.00を越える圧倒的な投手『社会人』東明 富士重S K/BBが10.00という破格の投手浦野 セガサB K/BBは2.96も被安打率0.63と球威あり吉田 JR東A K/BBが4.00を記録吉原 日生命B K/BBは3.14と社会人基準をやや下回る上杉 トヨタD 被安打率、K/BB共に低い秋吉 パナソA K/BBは3.68の好成績 以上が今年のドラフト候補の評価となります。ただ私自身、誰が注目候補なのか分からないので、色々な掲示板などを覗かせてもらった上での候補を挙げてみたので、これらの選手以外にも注目選手がいるのかもしれません。これを見ていて思ったことは社会人の方に注目選手が集まっていること、そして今年は候補選手の力量差がはっきりしていることではないでしょうか。今年は中間層のBやAが多めでしたが、今年はSとDに大きく分かれがちであり、力量差がはっきりと分かれる格好になりました。九里は昨年まで東浜がいたために二番手の位置づけでしたが、投球内容は完全に東浜より上であり、寧ろ現時点での私の評価ならば東浜よりも九里の方にプロでも十分やれるという太鼓判を押せると思っています。大瀬良は以前紹介したので省きますが、もう一人のSランクの東明は社会人では別格の数字を残しているだけにこの投手にも注目していきたいと思います。とはいえ、これはまだ昨年までの数字であり、現時点では低評価の投手も今年しっかりとした成績を残し、確かな成長を見せることができれば一転して豊作年となる可能性があるのではないでしょうか。【送料無料】プロ野球選手ホントの実力価格:1,365円(税込、送料別)
2013.01.05
コメント(0)
『結局、体調管理と完成度か?』 大学生・社会人出身の新人選手予想が一通り終わったので、次は高校生について見て行きたいと思います。ただ、最低でも増田や松永、佐藤ら1巡目、2巡目指名選手の検証ぐらいできればよかったのですが・・・。 いきなり初っ端からこういう事を言うのも何ですが、高校生に関しては数字的な根拠は通用せず、どう転ぶかは不透明であり、そしてその選手が伸びるのかどうかは一切分からないというのが私の見解です。20歳を越え、成長期を過ぎた大学生や社会人選手とは違い、高校生は正にこれから大人への成熟を迎える中途半端な時期であり、体の構造などいくらでも変わってきてしまいます。当然ながらこの時期の成績を検証してもまだ成熟しきってない状態であり、今後いくらでも変わってしまう可能性があるだけにしても意味がないと思います。体ができてない=投球自体も確率されていないということです。その根拠に前田健太を例に挙げますが、当初カーブが武器とされていましたが現在ではスライダーやチェンジアップの方が信頼できる球種になっていますよね? しかし、だからと言って伸び幅があるないとか奥行きがあるかないかという判断も少し違うのではないかと見ています。高校生というまだまだ未成熟な段階ならばどの選手にも伸び幅の可能性があるわけであり、そもそもどういった基準で伸び幅を測るのかすらなく、寧ろそういった先入観による決めつけが大いなる失敗へと繋がると感じています。例えば広島のエース前田健太は伸び幅が少ないという風潮が当時あり、怪物田中将大はともかくとして、増渕や大嶺といった選手の方が素材型で将来性抜群と言われ、前田健太よりも高い評価をされていました。しかし、その前田健太は連続で200イニングを突破して投手タイトルを総なめにし、名実共に日本球界を代表する投手へと成長しました。一方で将来性抜群と言われた増渕や大嶺はやや伸び悩み気味で、大嶺に至っては昨年一軍登板すらなく、今季は正念場です。こうして考えてみますと、結果論ですがこれほどの投手を広島に一本釣りされてしまう大失態を演じてしまったわけです(野手を一巡目入札したチームや吉川を育て上げた日本ハム、田中を引き当てた楽天などは除きます)。所詮結果論ですがされど結果論、これが一般企業なら責任を取らされて減給や降格、左遷といったペナルティーもありえるほどではないかと思います。 振り返ってみますと、将来性はダルビッシュや涌井より上と言われた佐藤剛士も伸びず、逆に完成されていると言われていた前者二人は格段にパワーアップしていき、昨年も将来性抜群と言われていたオリックスのドラ1甲斐も伸びずに戦力外通告を受けました。広島に限らず、他球団でも将来性を重視して獲得した投手の殆どがその描いた将来像に行きつくことなく消えているように思います。私が思うにその高校生が伸びるかどうかは自己管理がしっかりしており、自分の体のメンテナンスというものをしっかりと持っている選手やこれから鍛える上においての最低限の基礎技術がしっかりしている選手こそが純粋に力を伸ばせるのではないでしょうか。逆にこの部分がしっかりしていない選手は思うように成長せず、故障したり小手先だけになってしまって逆に劣化してしまうのではないでしょうか。少なくとも以前の広島ではこう言ったケースが往々にしてありました。 正直、あまりドラフト候補選手については見たこともない上に情報自体も『~指名へ』や『~リストアップ』といった記事しか見ないので今年入団した新人選手については何とも言えませんが、、ご存知の方がおりましたらこういった面を見て検証してみてください。PS:要するに伸びる高校生=伸びるための土壌が固まっているということかと思います。【送料無料】プロ野球選手ホントの実力価格:1,365円(税込、送料別)
2013.01.04
コメント(0)
『情報が少ない・・・』 それでは2013年にドラフト指名された選手を検証していきたいと思います。今回は新しく発見?した『ノビシロ』と活躍する新外国人選手の傾向で判明した『球威』の両面を組み合わせて見て行きたいと思います。しかしながら残念なことに被本塁打数が分からず、判断できる材料は被安打率のみとなってしまいました。とりあえず戦力として活躍した西武の十亀の被安打率0.65を一つの基準として見て行きたいと思います。『巨人』菅野 S 昨年の投球を信じて高評価に坂口 D 大学生レベルの数字と考えた場合、全体的に低いか『日本ハム』鍵谷 A 今年一年のK/BBは6.00と高く、4回生での成長は澤村と同じ道新垣 A Sは出せないもK/BB7.57の高い数字屋宜 D 被安打率もK/BBも低く、今年はじっくり育成か『中日』福谷 D K/BB低く、球威面でも物足りず古本 - 故障で見通し立たず杉山 A 最終学年で長打力が開花、ミートと選球眼も11年秋から上昇曲線井上 D K/BB低く、被安打率も高め『西武』金子 D 坂口同様、大学レベルと考えた場合低く、鍵谷とは逆の下降曲線『ヤクルト』石山 A K/BBが5.17と高い。被安打率がやや高いか小川 A K/BBが圧倒的に高いもデータ不足でS付けられず谷内 D 打撃はまだまだ物足りない大場 D K/BBが1.00以下で被安打率も高い『ソフトバンク』東浜 B 数字は藤岡と酷似、最後の秋の調子をプロで活かせるか伊藤 B 12年春で失速したが、秋に盛り返した高田 C ミート、選球眼申し分ないも極端に悪くなる傾向あり山中 D K/BB、被安打率共に実力不足か『広島』上本 B 選球眼は良いものの、ミート力が課題。ただ徐々に良好に『楽天』則本 S 素晴らしいK/BBの数字を残す『阪神』金田 D K/BBが低い緒方 D 打撃全体の数字低く、大怪我も負ったようだ『千葉ロッテ』川満 D※ K/BBが長年低かったが、最終学年で4.00に『横浜』白崎 B 11年秋から打撃が本格化、ただ三塁手は中村、筒香と強力だが?三嶋 D※ 良かったのは10年秋のみ。しかし、最後の秋で急成長井納 B 社会人基準3.50をやや下回る3.28、大原や森内二世か?赤堀 B 選球眼が社会人基準だとやや低いが上昇気配、ミート力は高い安部 B K/BBは2.87とまだまだ感も十亀のように被安打率が良い宮崎 B 打撃良く長打力あって面白いが二遊間は激戦区なのが?『オリックス』松葉 A 12年春は不振だったが、秋に調子取り戻す伏見 S 打撃はしっかりしており、捕手の層薄くチャンス戸田 D まだまだ力不足 以上が今年の新人選手の評価です。また今回、新しい基準で評価を高めにしたのが安部、川満、三嶋の三人で、安部は球威面での評価を入れ、川満と三嶋の二人はノビシロを新たに入れました(実はランクの横にある※がノビシロマークです)。なので、現時点での評価は川満、三嶋共に最低のD評価ですが、もしかすると益田や田島のように一気に急成長を見せる可能性のある投手と見てください。また、今回球威面でBという評価になった安部の被安打率は0.53と十亀よりも遥に良い数字を残しており、制球力も高いのですが奪三振率が4.77とかなり低いのがどう出るでしょうか。やはり現状球の力でぐいぐいタイプなので、そこまで結果出るかどうかは不透明感がありますね。ただ、選手の純粋な評価のみというわけにはいかず、昨年と同じく白崎や宮崎、杉山などは実力があってもチーム事情によっては起用されない可能性のある選手はどうしても一つランクを落とさざるを得ない状況になってしまいますね(杉山の場合はまだチャンスがありそうなので評価は据え置きです)。 また今回気になったのはアマチュア野球のデータ不足にあります。特に社会人選手や地方の大学リーグなどは結果だけで詳細が書いてないことが多く、数多くの選手が掲載できずに終わってしまいました。近年、日本のプロ野球はBOSシステムを導入した日本ハムを筆頭に新スカウトシステムなどデータの重要性に気づき、アメリカに倣って積極的に取り入れ始めていますが、ことアマチュア野球に関してはまだまだ根付いていない部分があるのかもしれません(もしくは公開してないだけでしょうか)。 最後に今年の新人王予想ですが、セリーグでは大学時代の力を維持していれば文句なしで菅野が筆頭候補に挙がり、その対抗馬となりそうなのがヤクルトの石山、小川の両投手でしょうか。パリーグでは頭一つ抜けている則本が本命で、その対抗馬となるのが伏見といったところでしょうか。共にSランクですが、出場機会という面ではやはり則本の方に分があるように感じます。伏見の場合は捕手なのでよく分からないしがらみに囚われているポジションなので、常時出場というわけにはいかないかもしれないので対抗馬ということにさせていただきました。ただ、オリックスの期待株である伊藤は成績が全く奮わない(正直一軍で起用するレベルの選手なのでしょうか?)だけに現時点では伊藤より断然伏見の方が良いのではないでしょうか。今年、どのような結果になるのか楽しみですね。『新人王候補本命』セ:菅野 パ:則本『新人王候補対抗馬』セ:石山、小川 パ:伏見【送料無料】プロ野球選手ホントの実力価格:1,365円(税込、送料別)
2013.01.02
コメント(0)
『予想と結果を検証』 前回は今年のドラフト候補の現時点での実力を検証してみましたが、今回は昨季私が評価付けした選手達の結果と併せて見ていきたいと思います。『広島』野村 予想:S 結果:S これは予想通り、文句なしの成績を収めました。土生 予想:C 結果:D 外野の駒が多く出番なし。特徴ないだけに厳しい『巨人』高木 予想:D 結果:S 貴重な左腕として活躍、恥をかかされる江柄子 予想:D 結果:C やはりまずは二軍での育成、ただ成長を感じさせた『日ハム』森内 予想:B 結果:C 56試合登板も4.01という成績に終わる『中日』田島 予想:D 結果:S 浅尾に代わる獅子奮迅の活躍ぶりを見せる辻 予想:D 結果:D 一軍登板なく、二軍でも登板数こなすも奮わず『西武』十亀 予想:D 結果:B リリーフとして戦力になった小石 予想:D 結果:D 9試合と即戦力とはならず『ヤクルト』中根 予想:C 結果:- 怪我が癒えずに登板なし『楽天』島内 予想:D 結果:B 41試合ながら高打率の成績残す『阪神』伊藤 予想:B 結果:D 予想以上に出番来ず。『千葉ロッテ』藤岡 予想:B 結果:C 大体予想通り出番貰うも奮わずに終わる中後 予想:D 結果:D 予想通り通用せず鈴木 予想:B 結果:B .274と合格点の数字残す益田 予想:D 結果:A 72試合登板、1.67の好成績『オリックス』安達 予想:C 結果:D ミート力、選球眼の低さが顕著に出る縞田 予想:C 結果:D 守備良いらしく出番あるかと思われたが悪かった模様佐藤 予想:D 結果:C 二軍で好成績、一軍でも期待を持たせる内容海田 予想:D 結果:B 序盤良かったものの、終盤慣れられた感あり小島 予想:D 結果:D 二軍でも微妙で苦しいか川端 予想:A 結果:B 下位ながら高評価させてもらった選手、規定打席到達 以上、多少のランクの誤差を考慮した(自分の予想よりも良かった選手は外れとします)上での確率は13/21で、合致率62%でしょうか。その中でも大外れだったのは益田、田島、高木、海田、島内らで、特に前者三人は私の予想を大きく裏切り、主戦力となる大活躍を収めました。しかし、今回の結果とアマチュア時代の成績を見た結果、以前取り上げた『ノビシロ』という新しい部分が見えたことも収穫でした。益田、田島、島内らは当時、予想させていただいた文面にも書いたように最終学年で急成長を見せた投手達で、その状態でプロに入ったことが大きく飛躍する土壌となったのかもしれません。その他にも十亀や佐藤らも私の予想に反して活躍を見せましたが、これは新たに判明した最近活躍する新外国人投手の傾向と同様に球威があればストライク先行で押していくことができただけに彼ら二人もマシソン、ソーサ、ミコライオらと同じように押していけた可能性があります。ただ、やはり外国人ほど圧倒的なパワーがあるわけではないだけにそこまで圧倒的な数字ではないですね。 全体的に結構予想の範囲内という結果の選手がなんだかんだで過半数以上を達成したので基本的にはこのスタンスで良いのかもしれません。しかし、今回の結果で見えた『ノビシロ』と『球威』を参考にして今年の新人選手たちの活躍予想をしていきたいと思います。次回は新人選手の活躍予想をしていきたいと思いますので、乞うご期待を。【送料無料】不動心 [ 松井秀喜 ]価格:714円(税込、送料別)
2013.01.02
コメント(0)
『やることなし・・・』 他球団の新外国人選手や補強選手のことばかりを取り上げ、肝心の広島に関する話題が皆無だったので久々に広島関連のドラフト候補選手の分析をしていきたいと思います。まず新聞記事に名前が挙がった選手は九州共産大学の大瀬良大地投手、明治大学の岡大海外野手、日本生命の小林誠司捕手です(私より全員年下ですね ^^;)。 大瀬良は覚えている方もおられると思いますが、かつて長崎日大高校時代に甲子園選抜優勝を果たした今村を破って夏の甲子園に出場した高校の投手です。その大瀬良のK/BBは4.26、2011年秋と2012年春秋の5.29、3.94、6.67と素晴らしい成績を残しているだけに充分にプロでも即戦力として働けるのではないかと思います。現在、広島は一巡目は投手を指名することを検討しており、大瀬良を候補として挙げているだけに注目してみて行きたい投手ですね。 次に注目されているのが明治大学の岡、彼は投手としても登板していますが、広島は野手として評価しており、プロ側の評価も野手としての方が高いだけに野手として見て行きたいと思います。まずミート力は8.5、4.83と春頃に比べると秋は大体2倍ほど良くなっており、選球眼も1.33、1.00とかなり高い数字を記録しており、打撃の根幹部分はミート力が上昇したことにより非常にしっかりしています。長打力は.118、.276と非常に不安定ですが、一応長打狙いの打撃をすることも可能のようですが、それをするとミート力は4.83になり、安打狙いならばミート力は8.5という数字になるみたいです。何とか上手く組み合わせればもっと魅力的な選手になれるのではないでしょうか。ただし、野手としてならば外野手で今年ドラ1指名の高橋と被るだけに1巡目指名するかどうかは微妙な気がします。 最後に注目したい選手が小林誠司、広陵時代に野村とバッテリーを組んでいた捕手で、同志社大学でもドラフト候補として注目されましたが、1巡目以外は拒否との宣言のためにドラフト指名されずに社会人へ進みました。まず打撃指標を見ていきたい・・・ところですが、2012年の都市対抗予選と都市対抗だけしか分からないだけにまずはこの数字と大学時代の通算成績を見て行きたいと思います。まず社会人での数字はミート力が14、選球眼が1.50と高い数字を記録しており、大学時代での数字もミート力が9.44、選球眼も1.30と高い数字を記録しており、打撃の根幹部分がしっかりしています。打撃が課題と言われていた捕手でしたが、実際打撃指標を見てみるとそんなに悪くないどころか良い数字を記録しているだけにこの結果は意外なものがありました。また、強肩で私はそれほど信用していないものの、プロのスカウトは小林のインサイドワークを評価しており、守備面でも十二分の評価された捕手が大学時代に1巡目指名されなかったのは何とも不思議です。 球団は投手の一巡目指名にこだわりたいとのことでしたが、石原や倉と主力捕手陣二人の高齢化や次期捕手が不在であることを考えると、捕手の世代交代は必至な状況です。恐らく大瀬良はソフトバンク辺りが指名してくることが濃厚で、競合が予想されるだけに確実に捕手を抑えておきたいのならば小林を一巡目指名しても良いのではないかと思います。いずれにせよ、この3選手が上位候補になってくると思うだけに注目して見て行きたいと思います。しかしながら今年早々と名前の挙がった選手は3人共レベルが高く、今年が楽しみですね。選手評価:大瀬良『S』、岡『A』、小林『S』【送料無料】プロ野球選手ホントの実力価格:1,365円(税込、送料別)
2013.01.01
コメント(0)
全20件 (20件中 1-20件目)
1