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7月27日午前零時に口蹄疫感染に伴う移動(10k)・搬出(20k)制限が解除の予定。非常事態宣言も同じタイミングで解除される余t利予定。県は、児湯地域に残る糞尿について、消毒後堆肥化を進めて制限解除後1カ月後の処理終了で清浄と認められ、終息宣言をする構えである。というわけで最終的な口蹄疫終息宣言は8月27日に出す方針で準備を進める。勿論これから先に新たな発症が無いことが前庭である。消毒の継続と、全頭検査を実施し、宮崎県は清浄化され全く安全であることを全国へ発信する。
Jul 22, 2010
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先ずは山田大臣、昨日の記者会見から。大規模農場で1例目発表より以前に発症していたのではないかとの疑惑について『これから疫学調査チーム、それと第三者委員会による検証を、国の責任がどうだったか、県の責任がどうだったか、担当地区の責任がどうであったか、そういう体制がどういうところが不備であったか、そういったことを含めて検証しなければいけないと、その作業に取りかかったところです。』と述べている。次は、宮日新聞1面記事から。上記の山田大臣発表に基づいた記事であろう。『本県の口蹄疫問題に関し山田農相は20日の会見で、感染拡大に至るまでの自治体の責任などを究明する第三者委員会を近く設置することを明らかにした。』感染ルートを解明する疫学調査チームとは別に、拡大の経緯を検証することにより「責任の所在」を明確にすることで今後の防疫体制作りに反映させたい考えの模様である。もう一つは、地元での「国が悪い、赤松大臣の外遊が悪い」の大合唱に対する反発から「県の責任」を公にして知事に一矢を報いたいとの思いが在るような気がする。結果から見れば、三者とも緊密で迅速な連携プレイに欠けていた。防疫の責任について責任は自分にはないと三者とも思い込んでいたのではないだろうか。結果として国も県も市町村も明確なリーダーシップを取らなかった。事実山田農相の「防疫の一義的な背任は県にある」発言と思いが赤松さんの外遊となった。東国原知事「国家的非常事態との認識なのだから、国が責任を持って対処すべきでしょう」法上の受託事務と委託事務。受託した責任、委託した指導・監督責任、どっちもどっちだなあ。知事のブログをたどると国とと知事がギクシャクしだすのは5月20日前後。認識の違いはやはり初動体制と埋却地確保問題、及び保障問題のようである。初動対応については、1例目以降なのかそれ以前の見逃しまで含めるかで評価が分かれる?5月30日か、全国の肉牛協組、養豚協組から初動対応が稚拙との抗議を受け、反論している。組合の方は3月31日水牛牧場を含めての稚拙であろうし、知事の憤懣は発生後は完璧にやっているとの認識なのであろう。山田大臣と知事の言葉のやり取りの行き違いもここにある様な気がする。そして今、1例目より早い発症見逃しがもう1件浮上していて、第三者委員会の設置となった。結果的にどんなに頑張っても感染拡大がやまない現状に、国と県の信頼関係が揺らいでしまった。こんなことでは、国家的な非常事態はとても乗り切れなかったはず。一番の被害者は庶民。
Jul 21, 2010
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9時54分現在わが自治会長事務室兼愚利公書斎の室温32度、エアコンはつけていない。今朝の宮日トップは宮日調査をまとめた口蹄疫家畜の発症から殺処分にいたるタイムラグ。激震地川南町の南隣の高鍋町は県内一面積が狭い町ながら人口は2.2万人の東児湯郡の中心。僕も37歳から41歳までの4年間住んだ町である。旧秋月藩3万石の城下町で城跡は勿論、高校2校、大学、警察署、税務署、営林署ほかなんでも揃った住みやすい町であった。しかし、産業と言えば農畜産業が主力。こんな町を今回口蹄疫が襲った。感染確認された牛20農場のうち飼育規模千頭超が6農場あり広大な埋却地が必要だった。記事によれば、牛1300頭を飼育する農場では、発症から処分終了まで何と35日を要した。24時間以内処分完了がベストといわれる中35日間ウイルスを排出し続けたとは空恐ろしい。タイムラグ平均9.6日がもたらしたと思われる29万頭近くの犠牲はいかにも大きすぎた。結果として、症状見逃し2件、殺・埋却処分遅滞の3重の齟齬が生んだ悲劇であったと思う。つまり、国、地方自治体、生産者の対口蹄疫対処認識が一致していなかったと感じる。三者に三様の危機管理上の甘さがあったと思うのは僕だけではなかろう。
Jul 20, 2010
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今朝の宮日新聞やこれまでのネット情報などを総合すれば今回の感染爆発の原因は?3月31日に採取した水牛の検体の遺伝子検査が(4月23日に)陽性になった事実があること。『宮崎県は20日、都農町和牛農家の牛3頭が悪性家畜伝染病である口蹄(こうてい)疫に感染した疑いがあると発表した。(1例目16頭)25日、同県川南町の畜産農場で飼育されている牛4頭が口蹄(こうてい)疫に感染した疑いがあると発表した。(7例目725頭)』この7例目が今回問題視されている。この大規模農場では4月18日に流涎牛数頭が出ていた。しかし農場では「風邪」だとして抗生剤を投与した。さらに22日に、舌のただれと潰瘍がある牛を発見したが県への通報は24日だった。25日に陽性と確認され、725頭の牛は26日から殺処分されたがそのときには既に風邪様の症状であったが多くの牛が発症していた。現時点では、以上の2件の「見逃し」による通報の遅れが致命的な結果をもたらしたのかも?1件目は、県職員獣医師による見逃しであり、2件目は大規模農場獣医師による見逃し。特に2件目は、初発の発表があっても「通報せず」では、あまりにも無責任だった。しかし、これは結果論であって現実には牛の疾患は「日常茶飯事」のことでろう。これを「疑いはすべて検査へ」となればすべてを国の検査機関に送るのも大変、送られるほうも多分手が回らなくなる。結論から言えば、家畜法定伝染病の検査機関が全国に2か所?しかないことがまずい。経済低迷で、全国的に韓国と中国の観光客誘致に躍起の近頃、ウイルスは毎日入ってきている。全国の畜産農場は中国・韓国からの観光客を近づけないことが一番の防疫対策になった。宮崎での初発は、噂的には1月くらいにさかのぼると言うが、現在では3月31日の水牛牧場。ここにウイルスを持ち込まれたルートについては諸説あるが正確なところは全く不明。
Jul 19, 2010
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薦田さん所有の種雄牛6頭は昨日県の手で共同埋却地へ搬送され処分された。これで、児湯4町には牛と豚が1匹もいなくなり、本日0時に移動制限が解除された。残った制限区域は27日解除予定の宮崎市跡江を中心とした20キロ圏内だけ。県内11市町で発生した口蹄疫感染・感染疑いの家畜数は21万1608頭に達した。うち、児湯・西都地域の1市5町では98・6%にあたる20万8698頭が集中。ワクチン接種後に処分された家畜を合わせると、県内飼育頭数の4分の1近い28万1078頭となり、いかに被害が甚大だったかが分かる。(今朝の宮日新聞から)薦田さんは、埋却には立ち会わず花束と酒を一緒に埋めるよう託して農場で見送った。
Jul 18, 2010
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気象庁は17日、関東甲信、東海、北陸、近畿、中国、四国、九州北部の各地方で梅雨明けしたとみられると発表した。九州南部では強い雨が降っているため、梅雨明けを見送った。これってどんなこと、過去にもあったのかね。宮崎は夕べから雨が降ったり止んだり。一部地域では時間40ミリの大雨となっていた。天気図どうなってんの?見れば、宮崎地方気圧の谷には中っているが、天気図上に梅雨前線は描かれていない。南九州で降っている雨は、梅雨前線の雨じゃなく積乱雲によるにわか雨じゃないかな。雨が降りよるのに「梅雨明け宣言」すると住民から{何でや」と抗議の電話がかかってくる。これを、慮って「梅雨明けを見送った」としか思えんぜよ。口蹄疫で叩かれ続けていた宮崎県、梅雨明け宣言くらいよそ並みに出して貰いたいね。「梅雨が明けた」と聞いただけで幾らか気も晴れるというものとは思わないかいな?宮崎地方は、昨夜から強い雨が断続的に降っているので梅雨明けしたとはみられない-気象庁13時42分現在、我が家の上空はからりと晴れ上がり真夏の太陽がジリジリと照っている。室温28.9度、湿度56%。アメダスでは宮崎の気温28.9、湿度76%、南東の風5m。そういえば、奄美の梅雨は明けたのかな?
Jul 17, 2010
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1時半就寝、8時半目覚め、読書後9時起床、朝食抜き、曇り時々雨、梅雨はまだ明けない。雨間に陽が射す不安定な天気。陽が射せばセミが鳴く。油蝉に混じりクマゼミの初鳴き。今朝の宮日トップは薦田種雄牛殺処分受け入れ。薦田氏、記者会見し、「県民のためなると思ったことが、逆に県民のためにならないことは避けたい」と、決断の理由を説明した。しかし、国の対応には納得していない、と質問状と抗議文を送付し、抗体検査を要求。質問状では、種雄牛が残っていると安全でないとする理由、種雄牛を残すことを認めない理由-などについて回答を求めた。抗議文では、勧告の時点では、特措法でいう「蔓延の防止が困難かつ、云々」には当たらず違法。県所有種雄牛は一部口蹄疫が発生したのに殺処分しておらず、法の下の平等に反する。などと主張している。県は、17日朝から殺処分に着手し、同日中にすべての防疫措置を完了させる方針。農相は「これで胸を張ってOIE清浄国だと言える」と謝意を表した。抗体検査については「殺処分すると決まっている牛であり、検査するつもりはない」29面(社会)には昨日の山田大臣からの面会申し入れには県を通して断った、との記事。
Jul 17, 2010
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昼のニュースで流れた私有種雄牛殺処分問題解決のニュースほか。薦田さん、知事を訪問して所有の「種雄牛6頭」の殺処分受け入れを伝えた。「口蹄疫支援自衛隊」の撤収式が川南町役場で実施。住民は感謝の涙を拭きながら見送り。山田大臣、来県して薦田さんへ面会、感謝の意を表するとか。甲子園大会県予選、無観客試合で開会。開会式は初戦の2チームと保護者だけで実施。
Jul 16, 2010
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山田大臣を評して「頭が固い」「小回りがきかない」「初めに殺処分ありき」で、その反論として範を示したのが「県全体を考える」「断腸の思いで方針転換」その心は当然「頭が柔らかい」「小回りをきかせた」ということ。「政治家はこうでないといけません、山田さん」との知事ツイッターが聞こえてくるよう。「断腸の思い」は、薦田さんへの殺処分お願いの際に出た言葉のようである。結果的に「薦田種雄牛舎」から半径10kを除いた児湯郡・西都市の移動制限区域が解除された。さらに、薦田牛が殺処分され次第児湯地方の制限も解除される予定。薦田さんは今朝現在、まだ「殺す」との明確な意思表示はしていない。知事は、最良の解決方法はどうであったかとの問いには次のようの答えた(宮日記事)「国による抗体検査で種牛を救うこと」わが佐土原町域は宮崎市アトエから10キロ圏内であるため制限解除は27日になる。
Jul 16, 2010
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知事、県全体を考えればと「苦渋の決断」?により薦田さんへ「殺処分」をお願いへ。薦田さん「知事は一生懸命やってくれた。提訴はもう起こしたくない。一晩考えて結論を出す」知事の支持率は95%だったが、この件に関しては児湯地区の生産農家から異論が出された。これで、これ以上頑張っても移動制限が解除されなくては県全体の経済活動が阻害される。加えて県民からの反発も予想される事態となることを見越しての方針転換であろう。薦田さんも知事のがんばりを評価されて、提訴はしない方向に意思転換の様子である。この事態を見た国は、県に対して地自法に基づく是正指示を出すのを見合わせると表明した。明日、薦田さんが殺処分を受け入れれば、一応この問題は解決するが何か釈然としない。結局は国家権力の横暴さだけが目について「無駄な抵抗はやめろ」という構図だけが残った。特別措置法は口蹄疫蔓延後に出された時限立法。ほぼ終息した現時点での効力には疑問がある。殺処分、制限解除後、薦田さんが私有財産権の侵害で、憲法違反だと提訴した場合、裁判所は「種牛は既に本人納得の上殺処分済みであるから訴える権利なし」と門前払いとするのだろうか?大山鳴動したが結局種牛6頭は殺されることになった。この6頭、ウイルスノンキャリアが証明されれば、どう考えても殺される必然性は無いのに。法律専門家の意見を聞いてみたいものである。
Jul 15, 2010
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本日、東國原知事上京して山田農水相とワクチン未接種種用牛保存について面談。結果は、保存不可。論拠は「不平等」「例外は認められぬ、行政代執行してでも処分する」これは、未感染家畜に殺処分を前提としたワクチン接種を強いた行政のトップとしては当然。翻って、知事の心情も良くわかる。あの惨状と混乱のなかで、生涯をかけて育成した種牛を独力で守り抜いた心意気に報いたい。さて、落としどころはどうする?山田さんの政治家としてのバランス感覚が試されている。処分を強行すれば、宮崎県民と全国の東國原ファンを敵にまわすことになる。表面は強硬な山田大臣、内心ではどこからかの「助け舟」を待っているのではないかと思う?口蹄疫問題に対しては、巷でも噂されているがマスメディアは鼻から消極的であった。自己主張すれば「ヤケド」しかねないと敬遠しているのか。一番は、不平等の当事者である「ワクチン接種農場主」たちの民意では無いだろうか。ここまで来て、感染もしていない種牛を「殺してしまえ」という農場主はいるのだろうか?宮日が緊急調査、民意を集約して、広く公開することで政府を動かせるかもしれない。
Jul 13, 2010
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今朝の宮日新聞に、同社が4~6日行った知事支持率に関する電話世論調査結果を載せている。政治家の支持率が95%なんて信じがたいというより、そら恐ろしい数字である。「支持する」と答えたのは77.1%で「どちらかといえば支持する」17.8%。これを加えて94.9%であったこと。これを宮日新聞は「支持する94.9%」と大見出しに用いている。僕に言わせれば「日本語を正しく使って欲しい」。これは正確な表現ではない。それに、選択肢にも問題がある。僕なら「どちらともいえない」を選びたいが選択肢に無い。「分からない」なんて、選んだら自分が馬鹿みたいなので0.3%でしかないのである。しかしながら、就任4年目にして77.1の支持率はやはりご立派である。今回の口蹄疫対応により支持率がアップしたと示唆しているが、これはやや不思議な感じ。県庁上げて不眠不休の努力、これはやって当然のことで情緒的に褒め称えることでもあるまい。まだ、口蹄疫が史上最悪、超絶拡散した感染経路、蔓延の原因も解明されぬままである。価値観は多様がよろしい。「可もあり、不可もある。どちらともいえない」くらいがまとも?
Jul 9, 2010
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僕が数日前に書いた「殺さずに県へ移管し、今後の畜産業再生に活用する」方向へ動いた。今朝の宮日1面記事知事と種牛所有者(72歳)が直接話し合った結果。持ち主「殺さずに活用してもらえるなら県に無償譲渡しても良い」と申し出た。知事もこの提案を歓迎、両者合意による種牛救済の道が見えてきた。あとは国が認めるだけ。国があくまで殺処分を迫るなら「法的手段をとり対抗する」との構え(現所有者)。思うに、種牛は、県有に特例を認めたように食用ではない特別な存在。公有、私有を問わず特例措置として、緊急避難・隔離システムを作って置くべき。若しくは、種用牛の私有を禁止するかしなければこれからも何度でも起きる。口蹄疫余波のニュース。運送業の落ち込みが厳しい。家畜運送業は維持できるのだろうか?
Jul 9, 2010
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オランダ対ウルグアイ戦TV観戦。ウルグアイ健闘したが、面白かったのは終盤だけだった。オランダもブラジル戦ほどのスピードと迫力はなかったが終始リードして逃げ切った。5時半就寝、目覚ましつけて9時15分起床、頭が重い。先ず宮日新聞に目を通す。高野連の緊急理事会で甲子園大会県予選は「無観客試合で実施」。部員と保護者だけは入場を許可する。会場は県総合運動公園内(制限区域内)の2球場で。「ワクチン未接種民間種牛」の処分勧告期限切れの問題。新聞では、強制なら訴訟してでも抵抗する構え。国は強硬、知事は同情的見解の様子。知事のブログには、問題点をるる述べたあと、『難解な問題である。今回のこの口蹄疫問題は様々な難問を孕んでいる。』としていて、「どうする」「どうしたい」とは述べていない。さらに知事のブログには北海道十勝支部の7高校90人の高文祭不参加決定に関して、『十勝地方も大畜産地帯であるから、気持ちは良く理解出来る。しかし、返す返すも、残念』そして、一番身近な問題は「地区公民館閉鎖期間」は26日まで延長された。17日から月末までにセッティングしていた4会議すべて仕切り直しとなった。ノートの日誌に日付を書きながら、ああ今日は7月7日の七夕だった。といって子はいるが孫がいない世帯には何の趣も無い。老いたれば七夕様とも縁が切れ。
Jul 7, 2010
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1時就寝、7時起床。蒸し暑く、明け方から扇風機を当てっぱなしで寝たので体がだるい。外は曇りで、気温も25度程度菜園日和であったが外に出る元気がなかった。今朝の宮日新聞は、叉口蹄疫一色に戻ってしまった。4日に再発した口蹄疫、終息見込みが7月27日とこれまでより11日伸びたことは昨夜書いた。そのことで高校生対象のイベントが影響を受けることになった。全国高校総合文化祭は8月1日開会5日まで県下一円の文化施設を会場に開催予定。記事には「27日に解除されれば現時点では問題ない。今後新たな発生によって制限区域が開催期間中も継続している場合は、関係団体と協議して対応を決める」(県教委)いずれにしても綱渡り的というか薄氷を踏む思いの当事者であろう。じっと耐えるほか無い。夏の甲子園大会県予選『県高野連は1日、16日午前0時で県内全域の移動・搬出制限区域が解除される見通しのため10日予定の開幕を16日に延期することを決めた。使用球場も1球場増やして3球場とし会期も短縮して実施する。新たに発生した場合は「無観客試合」も視野に検討する。(朝日マイタン)そして、今朝の宮日。口蹄疫新たな発症農場に近接の「アイビースタジアム」は使用しない。代替球場を探す。できない場合は会期延長など検討する緊急理事会を6日に開く。もう一つは、これまであまり表には出なかった「民間育成種牛の処分問題」高鍋町の農場で育成し、人工授精ストローの供給もしていたという個人経営農場主(男性)。懸命の防疫対策で発症せず、ワクチン接種も拒否して6頭の種牛を守った。しかし、国県は、特別扱いは不平等と殺処分を勧告し、その期限が6日の今日。県内唯一の民間育成の種牛。「県は2度も特例措置(避難6頭の内1頭が発症、他は処分せず)をしている。平等な対応を」と、県所有種牛に行った特例措置と同等の扱いを求めている。山田農水相は、「ワクチン接種農家犠牲と不平等になり認めるわけにはいかない」。知事は、「問答無用で法律を適用することは避けたい」と調停案を提示中らしい。この御仁は、80代?の高齢者らしく、家内の知人の知人だとか。「自分が生涯をかけて育てた種牛、感染もしていないのに殺されてたまるか」というわけ。未感染家畜を法律によるワクチン接種後、全頭殺処分となった7万頭の家畜生産農家。どっちがどうとはとても言い難い事例。一番いい方法はなんなのだろう。同じ高鍋町内で県の専門職員が必死に防疫作業をした49頭かの種牛にも感染したのに。頑固だとは言え、種牛育成に一生をかけた孤老が一人で守りぬいた6頭の種牛。感染しなかった理由を研究する価値があるし、疫学的にも貴重種であるかもしれない?県が買い上げて殺さずに今後の宮崎県畜産業の再生に使ったらどうであろうか。種牛は潰して食べる肥育牛とか育成牛とは根本的に違う。行政も甘く見すぎたのである。ワクチン接種を受け入れた農場主を対象にアンケート調査をするのも一法かもしれない。新聞以外の風評は、ありとあらゆる情報が飛び交っている。一時も早い終息を祈るのみである。
Jul 6, 2010
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新たな発生10日間なし。今後も新たな発生がなければ、最短で7月16日に圏内全域で家畜の移動・搬出制限は解除できる。防疫処理し従来利用を ふん尿、堆肥『口蹄疫発生地域で大量に残されている家畜の糞尿、堆肥はについて堆肥や糞尿をすべて埋却するには「6メートル幅で延長約10キロの埋却地が必要」と県が試算。埋却は事実上不可能として、農林水産省などと協議。防疫処理や一定期間おくことでウイルスを死滅させ、安全な状態にする方法を選んだ。堆肥・糞尿は石灰を撒いて消毒しブルーシートで蔽い42日間放置し、その後堆肥化処理すれば清浄せいを確認できる。イギリスでの例ではこの方法でウイルスは1万分の1まで減少することが科学的に担保されている。実際には半年間置いて肥料に利用する万全の供えを取りたい』全国高校総文際(8月1日から)が迫っている。7月16日に終息宣言が出されれば実施可能?23時からいよいよ岡田ジャパン運命のパラグアイ戦。皇国の興廃はこの一戦にありだね。
Jun 29, 2010
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優勝候補同士の前評判だったが面白かったのは2-1になってから30分間くらいかな?イングランド、終盤は若い21歳のエジルと22歳のミュラーに翻弄されて1-4の完敗。西欧勢は南半球での大会に弱いジンクスがあるというがドイツもセルビアに負けている。スペインもスイスに負けたし、あとはオランダ、ポルトガルがベストエイトに残るくらいかな。アルゼンチン対メキシコ戦は、眠くてスキップ。朝起きて確認3-1の完勝だった。強い。
Jun 28, 2010
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知事のブログ2日分の口蹄疫関連家畜処分状況が書き込まれていた。『一昨日の殺処分3,667頭。昨日の殺処分5,699頭。これまでの全殺処分対象276,049頭。処分完了257,481頭。未処分18,568頭。この未処分はいずれもワクチン接種分である。この分の殺処分を急がなければならない。同時に、新たな患畜・疑似患畜を出さないように、今後も油断無く全力を尽くさなければならない。今日は、雨は降っていないが、その代り暑い。真夏日である。殺処分・埋却作業は暑さも堪える。現場は大変であろうが、熱中症や脱水等に気を付け、何とか頑張って頂きたい。』今日の宮崎の気温は一気に上昇した。宮崎市の最高気温34.4℃。室内でじっとしていても汗がだらだら、防護服を着て、炎天下での殺・埋却作業、想像を絶する。次は、6月27日付け MIYANICHI e PRESSから『ふん尿処分進まず 川南、清浄化遅れ懸念口蹄疫の感染・感染疑いが集中した川南町や周辺自治体の農場で、今も家畜のふん尿や堆肥が大量に残されている。ワクチン接種区域の制限解除には、ふん尿など汚染物品の処分が必要だが、国と県の指示で家畜の埋却を優先させてきたためだ。関係者は「清浄化に影響を与えなければいいが」と不安を募らせている。』口蹄疫感染家畜の糞尿、堆肥等にはウイルスが生存している恐れがあるのですべて移動制限?農場内で埋却・焼却処分することは難しいとのこと。この処分が終わらないのに終息宣言を出すことができるのであろうか?
Jun 27, 2010
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都城、小林、宮崎市、高原町の約1,230農場で、目視検査が始まった。(宮日ePRESS)都城市内で発生した口蹄疫の移動・搬出制限区域解除に向けた清浄性確認検査のうち、発生農場から3~10キロ圏内の農場を中心にした目視による臨床検査で、30日まで。西都市と国富町、宮崎市で、移動制限区域の解除に向けた清浄性確認検査は28日から順次実施される。西都が14日、国富が16日、宮崎が19日に殺処分を完了して以降、新たな感染疑いが確認されていないため。ワクチン接種区域は検査、解除の対象外。各検査の対象農場や戸数は調査中。異常がなければ西都市は7月6日、国富町は同8日、宮崎市は同11日のそれぞれ午前0時に家畜の移動制限区域が解除される見込み。以上のほかNHKニュースでは篠原副大臣が児湯郡においても順調に行けば7月16日には移動制限区域が解除されるとの見解を述べた。都城市関連では移動・搬出制限解除、とあるがその他の地域は搬出制限について書いていない?ワクチン接種区域は「搬出制限区域」なのでそれがいつ解除されるかは今日のニュースでは不明。終息宣言がいつ頃出るのかも全く言及していない。もう少し丁寧な報道をしてもらいたいね。知事のブログに26日分の書き込みが無いので、未処分家畜の殺・埋却処分進捗状況は不明。
Jun 27, 2010
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3時就寝、ウインブルドンのフェデラーの試合を見ていた。4セット目をタイブレークでフェデラーが取ったところで「勝負あった」と思い就寝。今見たら、ファイナルは6-0で取っていた。負けそうで最後は勝っている。ランク60位のファイア?かなあと1歩のところまで追い詰めながら息切れしてしまった。フェデラーにとっては、いい練習になったと思う。3時間以上走り続ける体力が素晴らしい。7時半起床して、先ずは勅命が出ていた「生ごみ出し」100mくらい先。あとは、寝不足と終日の雨、船の心配も不要となったので居眠り状態で過ごした。Wカップサッカー、チリがスイスを破っていたのは予想が外れた。これでこの組はスペイン、チリ、スイスが3すくみ、得失点差のきわどい勝負になる?スペインがチリに負ければランキング2位スペイン脱落の大番狂わせとなる。今日も県南部は大雨、降り始めから650ミリというところが数箇所ある。今現在でも時間60ミリというところが3箇所。県全域に大雨洪水注意報が出ている。県南地域には大雨洪水警報が出ている。口蹄疫関連情報。知事ブログから抜粋昨日の殺処分は雨にも関わらず9,400頭。全体の殺処分対象276,049頭。処分済230,793頭。未処分45,256頭。未処分中、患畜・疑似患畜分は6,285頭。今日も新たな口蹄疫疑いの家畜は目視されていない。
Jun 22, 2010
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6月21日 農水省プレスリリースから抜粋『移動制限等解除に向けた清浄性確認検査について都城市・日向市を中心に設定されている移動制限区域等について、その解除に向けた清浄性確認検査を22日から実施します。 1 清浄性確認検査について都城市を中心に設定されている移動制限区域においては、最終発生例である280例目(6月9日確認)の殺処分が完了した6月10日から、新たな疑い事例は発生していません。このため、22日より移動制限区域解除のための清浄性確認検査を実施することとします。 日向市を中心に設定されている移動制限区域においては、最終発生例である284例目(6月10日確認)の殺処分が完了した6月11日から、新たな疑い事例は発生していません。このため、22日より移動制限区域解除のための清浄性確認検査を実施することとします。』 この2市は、順調に推移すれば月末から月初めまでに終息宣言が出される?初発地域が最後まで残る感じになってきた。大雨が終息させるのかもしれない。都北地区、隣接の鹿児島県関係者の方々が一番ホッとされていることであろう。このまま終息までこぎつけて欲しいものである。県央地区でも大雨効果が出よ。宮日1面トップ
Jun 22, 2010
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17日から5日連続で雨、ここ数日の累加雨量は250ミリくらい?口蹄疫ウイルスも洗い流されたのか3日間新たな感染疑いは出ていない。吉兆であれかし!昨日現在の処分状況は、知事のブログによると次のとおり。(自分の昨日分と重複するが) 『これまでの殺処分対象276,049頭。処分完了221,388頭。未処分54,661頭。昨日、最も被害が多かった川南町の患畜・疑似患畜分が終了した。ちょっと一息だが、まだまだ気は抜けない。川南町は、ワクチン分がまだ約10,648頭残っている。これからも頑張って頂きたい。患畜・疑似患畜の未処分は県全体で後8,731頭残っている。』今日は、2ヶ月に1度の地域づくり協議会の三役会を14時から開催した。自分を入れて四人。口蹄疫が終息するのは最速で7月末。公民館を会場とした会議・集会・事業は8月から。それまでは、事務局で下準備をしておくことで意思の統一を図った。
Jun 21, 2010
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8時40分、北向こう3軒目のM氏宅へ出向く。口蹄疫関連殺処分対象牛18頭搬出日である。14頭がワクチン接種牛で、4頭はその後に生まれた子牛らしかった。9時5分頃、ヘルパー参加の小型家畜搬送車が2台やってきた。先ずは、耳についた生産履歴タグの確認(14頭)、プラス子牛数の確認。1頭目が乗るのを嫌って5人くらいで押してようやく乗せたのが9:18。子牛との別れを嫌がってか2人ではどうしても乗せられなかった。1頭目は5人がかりでようやく乗せた。作業完了して、4台目の搬送車が出発したのが10:08だった。作業は、淡々と進んだが、飼育農家の悲しみを皆で共有している感じ。ヘルパーで参加している若者たちが礼儀しく最後も一同最敬礼をして去っていった。
Jun 21, 2010
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新たな県央地域の口蹄疫疑い、18日以降は出ていない。都城地区は9日以降出ていない。県央地区はまだ危険は去っていない。特に前例が豚であっとことを考えれば油断できない。都城地区の2次感染、豚については潜伏期間的にはあと5日くらいではっきりする?この地区は、順調にいけば7月初旬には終息宣言が出され、移動・搬出制限が解除されるかも。県央地区の感染疑い殺処分、本日川南町が終了。ただし、同町ではまだワクチン接種分が1万頭余残る。感染疑い分の処分が残っているのは西都市・高鍋町の8,400頭。これも明日は終了?ワクチン接種未処分家畜は、宮崎・西都市、木城・都農・川南・高鍋・新富町の約5万頭弱?こちらはお天気次第で早ければ月末には処分終了の予定。次は農水省口蹄疫主務課のQ&Aからの抜粋。(問)いつ終息宣言がなされるのでしょうか。 (答)最後の口蹄疫の患畜又は疑似患畜の殺処分の完了後、3週間を目途として設定される移 動制限の期間内に、臨床検査及び血液検査などにより口蹄疫ウイルスが存在しないことが確 認された時点で、終息宣言がなされ、移動制限は解除されます。 であれば、月末に全頭処分完了なら、最速では夏休みまでに終息宣言ができるかもしれない。0時ころから強い雷雨となっている。これからの処分は、いよいよ雨と暑さとの戦い。殺処分作業従事者の心身に渡る苦労を思えば「ご苦労様」と声をかけるだけで涙が出る。本日、畜産農家へ自治会からのお見舞いを持参したが話せば涙がこぼれそうで切なかった。
Jun 20, 2010
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1時半就寝、8時半起床。MLBTV観戦、メッツ高橋好投。6回完封交代。今朝の宮日、久しぶりにタイムリー報道。それは、現在の市町別口蹄疫家畜処分状況表示。この記事によれば6月中での処分に目途が立った。国は来月上旬終了すると発表。自治体別未処分頭数は、川南町16,637、高鍋町15,484、木城町14,321、西都市9,809新富町9,572、都農町4,573、宮崎市2,041、17日現在未処分家畜数合計72,437頭えびの市・都城市・日向市・国富町は全頭処分終了。集計方法は県発表と異なる、との注記があるので知事のブログと比較してみた。殺処分対象頭数で宮日の275,551頭と276,002頭で差が451頭ある。未殺処分数では72,437と72,179で差が258頭。どう違うかの説明はない。18日付知事ブログ「そのまんま日記」文末にある数字は次のとおり。昨日の殺処分は7,758頭。これまでの殺処分対象276,002頭。殺処分完了203,823頭。未殺処分72,179頭(患畜・疑似患畜分の未殺処分14,847頭)。一面以外にも口蹄疫関連の記事が多い。生き物を27万頭殺して埋める、このような経験をした日本人は歴史上これが初めてだろう。「ご飯も喉に通らずに今朝も息子は6時過ぎに家を出たのよ」と家内の友達から電話があった。高温多湿なこの時期に防護服に身を固めての作業を1カ月想像もできない過酷な状況であろう。しかし、素人を寄せ集めても役には立たないとも言われる。当事者が頑張る以外ないのかも。
Jun 19, 2010
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6月18日 農水省プレスリリース概要『宮崎県における口蹄疫の疑い事例の291例目について本日、宮崎県宮崎市の農場(移動制限区域内・ワクチン接種区域外)において、家畜伝染病である口蹄疫の291例目の疑似患畜を確認しました。 1 疑い事例について本日、宮崎市の農場1件(牛38頭、移動制限区域内・ワクチン接種区域外)から、飼養牛に口蹄疫特有の臨床症状を確認したと届出がありました。 本日、宮崎県は、当該農場に立入検査を実施し、飼養牛5頭に流涎・口内のびらん等口蹄疫特有の臨床症状を確認しました。このため、宮崎県は、(独)農研機構動物衛生研究所に検体を送付するとともに、当該農場の飼養管理状況から、飼養牛全頭を疑似患畜と判断し、速やかに殺処分を実施します。』 PCR検査(遺伝子検査)の結果は、19日に判明する予定です。 宮日によると10日に発症した豚飼育農場から南東へ1.5キロの農場。その夜のうちに処分したのに感染拡大したとなれば恐怖である。都城市での2次感染が出ていないのは鹿児島県への感染がないということで救いではある。未処分の擬似患蓄があと1万5千頭、あと2日で終了予定。ワクチン接種未処分家畜は6万頭弱?こちらは今月末までに処分を終える予定。
Jun 18, 2010
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1時半就寝、8時起床、外は梅雨特有の小雨続き。昨夜のTVニュースでも報道されたテーマ「宮崎県団体の利用制限」問題。口蹄疫発症市町村からの少年野球チーム受け入れを大分県大野市?が「制限」したもの。宮崎県知事は、「消毒をちゃんとしておれば」、篠原副大臣は「風評被害だ」とのコメント。宮崎県では知事が「非常事態宣言」をして市民レベルではあらゆるイベントの自粛誘導政策。関連市町の公共施設(公民館、図書館。文化ホール等)は、ほぼすべて閉館している。その中で、唯一実施されているのが「児童生徒を対象としたイベント」(開会式はやらない)一生に一度のチャンスを政治が摘み取るのは過酷だとの考え方であるらしい。しかし、どうなのであろう。消毒をちゃんとしておけば本当に大丈夫なのであろうか。万が一、という危惧はないのであろうか。もし県外に飛び火しても知事が責任取れるはずもない。ここは、県外から制限されて「不当」「風評被害だ」と騒ぐよりは、県外のイベント参加、団体旅行等は宮崎県民自らが「自粛」する方向がよろしいのではないかと思う。「その時その時に応じた最善の処し方をする」のが行政だと思う。一方マスコミも今回の口蹄疫に関しては未経験の分野でありへっぴり腰で自己主張がない。大分県大野市の市長は勇気を出して「本音」をぶつけたのだと思う。公人には言論の自由はあってないに等しい日本、問題提起として良かったのではないかな?
Jun 18, 2010
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佐土原町域のワクチン接種家畜の殺処分が始まった。我が自治会には3軒の畜産農家があるが1軒は農場が高鍋町にあり多分処分済み。本日は、自治会隣接の農地内に畜舎がある1軒の飼育牛が運ばれていったという。まだ母乳を飲んでいる子牛がいたけれど、別々の車で運ばれ親が子を捜してしきりに鳴いた。他の用事で電話した家内がそんな話しを聞いた。で、もう一軒は同じ班、わが家の北へ3軒目の家に小さな畜舎があり10頭くらい飼っている。1年前に撮った近所の飼育牛。ここにも生まれてまだ4日目の子牛がいる。聞くと20日に運ぶとの連絡があったという。「時間がわかったら教えて、写真にとって記録として保存しておきたいから」と頼んだ。我が自治会としては、戦時中の直撃弾被爆以来の大事件なのである。韓国対アルゼンチン戦をラジオで聞きながらこれを書き込んでいる。同点のチャンスを逃した。これからTV観戦しよう。
Jun 17, 2010
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6月16日 農水省プレスリリース概要 『宮崎県における口蹄疫の疑い事例の290例目について本日、宮崎県東諸県(ひがしもろかた)郡国富町の農場(移動制限区域内・ワクチン接種区域外)において、家畜伝染病である口蹄疫の290例目の疑似患畜を確認しました。 1 疑い事例について本日、東諸県(ひがしもろかた)郡国富町の農場1件(牛234頭、移動制限区域内・ワクチン接種区域外)から、飼養牛に口蹄疫特有の臨床症状を確認したと届出がありました。 本日、宮崎県は、当該農場に立入検査を実施し、飼養牛3頭に流涎・口内のびらん等口蹄疫特有の臨床症状を確認しました。PCR検査(遺伝子検査)の結果は、17日に判明する予定です。』 次は、MIYANICHI e PRESS 概要『口蹄疫、国富へ飛び火 牛に感染疑い。2010年06月16日19:18県は16日、国富町木脇の和牛肥育農場で口蹄疫に感染した疑いのある牛を確認したと発表。県口蹄疫防疫対策本部によると、同日午前9時半に獣医師から宮崎家畜保健衛生所に通報があり、立ち入り検査。多量のよだれ、口の中のただれなど3頭に症状を確認し、感染疑いと判断した。飼育している234頭はすべて殺処分される。川南町を中心としたワクチン接種による封じ込め地帯の外側での確認は6例目。感染疑いが確認された自治体は終息したえびの市をのぞいて4市6町となった。』もう終わりかなあ、と思えば1日おいて西都市三財のすぐ隣りの国富町で発症した。24時間以内に処分するというのでここを起点とした拡散は止められると思う。しかし、北東の強風に乗って拡散していれば、6月に入りずっと北東よりの強風が吹いている。
Jun 16, 2010
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MIYANICHI e press 2010年06月16日 0:20 発表から『感染“履歴”を調査 抗体検査、都城は特例実施口蹄疫の感染疑いが飛び火した都城市高崎町の農場周辺半径1キロ圏内では、異例の抗体検査が実施され、15日にすべて陰性が確認された。家畜が口蹄疫に現在かかっているかどうかを判別する遺伝子検査と違い、抗体検査はウイルスの痕跡を調べ、過去に感染していたかどうかの“履歴”を調べる。都城市では今回、特殊な事情で抗体検査を実施したが、宮崎、日向、西都市など別の飛び火先でも行うかは不透明。抗体はウイルス(抗原)などが体内に侵入すると血液や体液中に作られ、抗原と結合するタンパク質の一種。抗体は抗原の種類に応じて作られ、口蹄疫ウイルスにもこれに対応した抗体が作られる。抗体ができるまで1~2週間。抗体を検出すれば、過去に感染していたかが分かる』これは、飛び火先を感染源とする新たな感染は起きないということで、一安心ということ。しかし、すべてが安全となったわけではない。児湯郡ほかに未処分家畜が数万頭残っている。現地では今日も雨が降っており処分の遅れが懸念されている。現地で処分に当たっている人の言によれば、ワクチン接種により発症してもすぐに良くなる。つまり、元気な家畜でもウイルスのキャリアであることは十分に推察できるのである。知事ブログによれば、未殺処分家畜数は、14日現在で94,639頭。
Jun 16, 2010
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11,12日に発症疑い家畜が出なかったので、もう終わりかな?と思ったが甘かった。今夜のMIYANICHI e pressから、その概要。ワクチン未接種牛に感染疑い確認 西都 2010年06月14日 17:57。県は14日、西都市下三財の肥育牛農場で口蹄疫感染疑いのある牛を確認したと発表。飼育している33頭はすべて殺処分される。この農場はワクチン接種対象区域外。封じ込め網の外側で確認された感染疑いは5例目。13日に宮崎家畜保健衛生所に通報があり、立ち入り検査。口の中のただれなど症状から、同日深夜に感染疑いと確認した。農水省プレスリリース概要。6月14日発表概要宮崎県における口蹄疫の疑い事例の289例目について昨日深夜、宮崎県西都市のワクチン未接種の1農場について、宮崎県は、臨床症状及び飼養管理状況から疑似患畜(289例目)と判断し、速やかに殺処分を行うこととしました。 次は、ネット検索で発見した口蹄疫潜伏期間、ウイルス繁殖力など。潜伏期間は動物の種類によって異なる。ウシは約6日、ヒツジは約9日、ブタは約10日とされている。実際には感染時ウイルス量と関係があり、多量であれば潜伏期間は短くなる。感染豚1頭で1日に4億個のウイルス粒子をまき散らし、10粒子で牛を感染させることができる。伝播には風、鳥、小動物、食肉、わら、ふすまなどで付着したら簡単に死なない。湿度と風と低温が重なれば陸上で数十キロ移動するという。ドーバーを越えて感染した。発症の状況と潜伏期間、ウイルス拡散力を考えると、ここまで拡散したあとに終息させるのは、至難の業のように思う。殺処分と同時に人と物の移動を極力制限する以外ないと思われる。ワクチン未接種地域4市5例(日向1、西都2、宮崎1、都城1)はすべて牛。同時感染しても潜伏期間が短い牛に先ず発症し、遅れて豚に発症するパターン。ブタに感染したら牛の1000倍の感染力があるというので豚農場のガードがキーポイント?
Jun 14, 2010
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農水省のプレスリリースの14日0時口蹄疫新規発症に関する発表項目無し。これから2週間発症がなければ終息?とは甘すぎるかな。まあ、いい兆候ではあろう。
Jun 14, 2010
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韓国の人工衛星2度失敗に比べれば、わが国の宇宙工学技術は随分リードしている。「はやぶさ」は0305に打ち上げられ、小惑星「イトカワ」への着陸を果たし、砂を採取し、幾多のトラブルを克服し、13日夜、豪州南部の砂漠へ7年ぶりに帰還した。月以外との天体往復は世界初の快挙で太陽の周りを約5周する約60億キロの長旅となった。「イトカワ」の砂が入っている可能性のあるカプセルは目標範囲に落下したとみられる。小惑星の物質が地上に回収できればこれも世界初の快挙。
Jun 13, 2010
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2010年06月11日 00:45『県は10日、口蹄疫に感染した疑いのある牛、豚を宮崎、日向市で初めて確認したと発表した。いずれも感染拡大を防ぐため、川南町を中心とした半径10キロ圏内に設けたワクチン接種地域の外側。西都市でも同日、未接種の牛に今月1日以来9日ぶりとなる感染疑いを確認。ウイルスはワクチン接種による封じ込め網を越えて広がる恐れも出てきた。9日には都城市で初めて感染疑いが確認されたばかりで、沈静化へ向かうとの観測も出ていた口蹄疫問題は県内全域で同時多発の様相となり、一気に緊迫の度が増している。発生自治体は終息宣言したえびの市を除き、4市5町となった。』県が6時半ころ発表したネタ。6時間後とは恐れ入る。新聞を読ませるためにわざと遅らしているつもりならこの場合は逆効果。そうか、わざわざ11日のニュースになるように日付が変るまで待っているのか?しかし、ならば何のためにインターネットを使っているの?速報に意味があるのでは。4市5町は、宮崎市、都城市、日向市、西都市、都農町、川南町、高鍋町、木城町、新富町。この4市5町に隣接して感染の恐れが強い町は、国富町、高原町。
Jun 10, 2010
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夕方のNHKニュースでまたまた衝撃的なニュースが報じられた。当にパンデミックの様相。宮崎市、西都市、日向市でワクチン接種圏域(10キロ)を越えて擬似患畜が初発生。以下は、6時半発表の農水省プレスリリース概要。『農林水産省 平成22年6月10日 宮崎県における口蹄疫の疑い事例の281~285例目について本日、家畜伝染病である口蹄疫の281~285例目の疑似患畜を確認。 このうち、ワクチン未接種の3農場(宮崎市・西都市・日向市)の飼養牛・豚について、宮崎県は、臨床症状及び飼養管理状況から疑似患畜と判断し、速やかに殺処分を行うこととした。 1 疑い事例の概要について <ワクチン未接種の農場3件>本日、宮崎市の農場1件(1,325頭)、西都市の農場1件(550頭)、及び日向市の農場1件(349頭)から、飼養牛・豚に口蹄疫特有の臨床症状を確認したと届出があった。 本日、宮崎県は、当該農場に立入検査を実施し、宮崎市の農場の飼養豚3頭、西都市の飼養牛2頭、及び日向市の農場の飼養牛3頭に口蹄疫特有の臨床症状を確認。このため、宮崎県は、(独)農研機構動物衛生研究所に検体を送付するとともに、当該農場の飼養管理状況から、飼養牛・豚全頭を疑似患畜と判断し、殺処分を行うこととした。 PCR検査(遺伝子検査)の結果は、11日に判明する予定。 <ワクチン接種区域内の農場2件>川南町の農場1件(627頭)、木城町の農場1件(1,760頭)の飼養豚が、口蹄疫特有の臨床症状を示していると届出があり、県は当該農場に立入検査を実施。川南町の農場の飼養豚3頭、及び木城町の飼養豚3頭に口蹄疫特有の臨床症状を確認。このため、本日、宮崎県の家畜防疫員が、当該農場の飼養牛・豚全頭を口蹄疫の疑似患畜と判定した。』この結果をみると都城市へ飛び火したのではなく、道路沿いに拡散した可能性が出てきた。今回の宮崎市の例は、はっきりとはしないがかなり20キロ圏の南端近い位置。ウイルスは、一ツ瀬川を突破して一気に10キロ以上南進したことになる。西都市の例も市の最南端の国富町境近くで一ツ瀬川を西南へ5キロ近く進んだことになった。日向市のケースは、耳川を越えたのかどうかニュースでは分からなかった。 東國原知事も「都城市だけには」と悲痛な顔でインタビューに答えていた。これで県域人口の70%くらいが20キロの搬出制限区域に入った。えびの市の終息で制限区域から外れた小林市は再び東からの20k制限圏内に入ったのでは?都城市だけで47万頭、西諸県、連接の鹿児島県曽於、鹿屋を加えれば100万頭?この周辺は人間の数より牛豚の数の方が数倍多い地域。何とか押さえ込んで欲しい。以上の結果、感染疑いによる殺処分対象家畜は昨日今日で4,819頭増えて19万818頭。次の数は、知事のブログに載っていたもの。 昨日の殺処分は2,806頭。全体の殺処分対象頭数272,485頭。殺処分完了158,632頭、未殺処分113,853頭。
Jun 10, 2010
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今朝の宮日、衝撃の口蹄疫都城飛び火一色。これに関する東国原知事のコメントなし。ご自身のHPには「菅内閣発足」について書いているだけ。都城市は知事の生まれ育ったところ。ふるさとを守れなかったとの思い。余程のショックであるに違いない。非常事態宣言を出し、イベントの自粛を呼びかけたのに県主催の「高校総体」は開催。今回の場合、拡散の可能性があるファクターはすべて取り除くのが危機管理の鉄則。僕の心配は、高校総体後に「もし、都城に飛び火したら」であった。例え、これが原因でなかろうとも、ためにする側からはいちゃもんをつけられる。折悪しくも全国高校文化祭が8月には宮崎県下で開催予定。政治や行政は、結果がすべて。いくら努力しても鳩山さんを見れば解る。僕には、今回の宮崎県が打った手にはかなりチグハグがあったとの感が強い。昨夜の都城市が打った手は、冷静・沈着・迅速であった。(県の指示があった)国からの指示は、発症疑い3頭と同房の牛6頭計9頭を検査を待たずに殺処分すること。しかし、県と都城市は自らの判断により、徹夜で250頭全頭処分を開始。今朝の段階でほぼ埋却まで終了していた。(TVの電話取材)国から検査結果、陽性の知らせを聞いたのは5時40分だった。(TVの電話取材)児湯地区の失敗に学んだ結果であろうが、えびの地区と同じ旧薩摩藩の伝統がものを言った?この結果が「吉」とでれば、都城市政は隣県の鹿児島から大いに感謝されることであろう。都城市は、和牛、豚の生産高がダントツに日本一の自治体。頑張れ都城!
Jun 10, 2010
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なんという衝撃的なニュースであろう。読んで涙が出てきた。運び手はやはり人であろう。今夜は会議で事務局へ出かけていたので7時のニュースは見られなかった。驚愕、衝撃のニュースは会議終了した9時半ごろ、青山アナウンサーが読むニュースから。急いで帰宅してパソコンをつけて宮日と農水省のプレスリリースページを見た。先ずは、miyanichi e press から。『都城市で口蹄疫感染疑い 2010年06月09日県は9日夜、都城市高崎町の農場で新たに口蹄疫の感染疑いがある牛を確認したと発表した。農場では肥育牛250頭を飼育。症状のみられた3頭と同一の畜舎で飼育されていた6頭を疑似患畜とみて、殺処分する。遺伝子検査の結果は10日朝に判明する予定。』何故250頭直ちに処分しないの?人が運ぶのなら同一農場の牛は感染している可能性がある。次は、同じ事例の農水省プレスリリース版の概要。『宮崎県における口蹄疫の疑い事例の280例目について本日、宮崎県都城市の農場において、口蹄疫特有の臨床症状を示す牛3頭を確認したことから、宮崎県は、(独)農研機構動物衛生研究所に検体を送付するとともに、当該牛房で飼養されている9頭を疑似患畜として殺処分を行うこととした1 農場の概要宮崎県都城市高崎町 肉用牛肥育経営 肥育牛250頭2 経緯本日、獣医師から宮崎県に対し、飼養牛に流涎(りゅうぜん)等を確認したと届出があった。宮崎県が当該農場に立入検査を実施し、飼養牛3頭に流涎・舌のびらん等口蹄疫特有の臨床症状を確認したため、宮崎県は、(独)農研機構動物衛生研究所に検体を送付するとともに、当該牛房で飼養されている9頭を疑似患畜として殺処分を行うこととした。 PCR検査(遺伝子検査)の結果は、10日朝に判明する予定。 3 今後の対応PCR検査(遺伝子検査)の結果が陽性であった場合、同じ農場で飼養されている他の241頭も疑似患畜とし、速やかに殺処分・埋却を行う。また、宮崎県とともに、移動制限区域の設定等の防疫措置等を迅速かつ的確に実施する。』震源域での感染がワクチン効果からか沈静化しつつあった矢先の飛び火。川南町から南南西へ約60キロくらいかなあ?「高崎」は都城市の西端域。畜産業の中心「山田」のすぐ隣り。都農町と川南町との関係に似ている。都城市の畜産業規模は西都市・児湯郡の2倍以上あるのではないだろうか。検査結果が陰性であること。最悪この農場だけで押さえ込むことを祈るだけである。僕が不思議でならないのは、何故、検査機関を臨時的にでも宮崎県へ移設しないのか。陽性かどうかを検査するシステムを現地に移設ないしは新設するくらい簡単にできそうなもの。とにかく国のやり方はお粗末過ぎる。国産がなければ輸入してでも現地へ設置すべきでは?1日のタイムロスが数百億円の支出につながるかもしれないというのに脳天気に過ぎる。鹿児島県なんかも危機管理上、県独自に検査システムを導入すべきと思う。
Jun 9, 2010
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6月8日農水省プレスリリース概要。今日はゼロ発表かなと思いきや、またまた大口に感染疑い。『宮崎県における口蹄疫の疑い事例の277例目~279例目について本日、家畜伝染病である口蹄疫の277例目~279例目の疑似患畜を確認。 1 疑い事例の概要について本日、川南町の農場2件(合計3,914頭(関連農場を含む))において、遺伝子検査により、口蹄疫の疑似患畜を確認。 また、高鍋町の農場1件(332頭)の飼養牛が、臨床所見から、口蹄疫の疑似患畜と判定。』以上の結果、殺処分対象患畜4,246頭増えて18万5999頭。殺処分完了は15万2538頭。宮日新聞発表数字7日分に265頭の誤差があるが、上の数はこれを加えた数字。5月19日に決定したワクチン接種終了分を含めると272,191頭(この数は今のところは変化しない)5月26日にワクチン接種終了して既に13日、一ツ瀬川北岸域の家畜を早く殺処分してしまわなければ人と車を通しての感染リスクがまだまだ残っているということ。まだ一ツ瀬川以北に殺処分対象家畜が3万頭以上残っている。何かの拍子に都城地方に飛び火すればもう押さえようがなくなる。昨日の殺処分数は3千頭程度に止まっている。週末には梅雨入りの情報もある。陸上自衛隊員を一気に投入し、殺処分家畜は農業大学か新田原基地に埋める。農業大学は全寮制だから過疎地に移転すればいい。とにかく急いだほうがよい。感じることは、大きな川が防疫ラインとして有効だということ。つまり、風、空気による感染の可能性は少なく、大河の橋を押さえれば防げるということ?一ツ瀬川を突破されれば次の防疫前線は「大淀川」だが橋の数、車、人の往来が数十倍になる。
Jun 8, 2010
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『宮崎県における口蹄疫の疑い事例の276例目について本日、家畜伝染病である口蹄疫の276例目の疑似患畜を確認。 1 疑い事例の概要について本日、川南町の農場1件(50頭)において、遺伝子検査により、口蹄疫の疑似患畜を確認。』この結果殺処分対象は50頭増えて 18万1488頭。本日も西都・新富の宮崎市と境界を接する地域に発症しなかったのは終息のかすかな兆し。一ツ瀬川防疫ラインいまだ健在は心強い。いつ発症がゼロとなるかが焦点。
Jun 7, 2010
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農林水産省口蹄疫6日分プレスリリース概要。『宮崎県における口蹄疫の疑い事例の275例目について本日、家畜伝染病である口蹄疫の275例目の疑似患畜を確認。 1 疑い事例の概要について都農町の肉用牛繁殖農家(25頭)の飼養牛を口蹄疫の疑似患畜と判定。』この結果、殺処分対象総計18万1438頭に。今日現在約8割が処分済み。ワクチンによる抗体ができる前に感染したものの発症がほぼ出尽くした感じになってきた。今日現在、一ツ瀬川防疫ラインは突破されずに健在。感染確認・疑い患畜の未殺処分数が3万6千頭、ワクチン接種未処分数が9万頭。1日5千頭処分としてあと25日かかる計算。牛になると1日5千頭は無理だろう。最速で6月末、夏休みまでにはという知事の発言、国は無理だとの評価。今朝の新聞では、やはり埋却用地の確保もさることながら周辺住民の承諾が困難だという。既埋設地で周辺では「異臭」が問題になりつつあるという。地元宮日新聞情報から西都市の山中に避難しているエース種牛5頭は遺伝子検査で陰性確認、抗体検査も陰性確認。これで、保存ストローに加えて宮崎ブランドがなんとか維持できる見通しが立つのかな?西都、児湯の人工授精士、削蹄士の収入の道が途絶え、飲食店は収入半減などのニュース。
Jun 6, 2010
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ワクチン接種後もあと2週間は発症する可能性がある。本日農水省発表に3例が確認・判定された。『宮崎県における口蹄疫の疑い事例の272例目~274例目について本日(5日)、家畜伝染病である口蹄疫の272例目~274例目の疑似患畜を確認。 1 疑い事例の概要について本日、川南町の農場1件(63頭)を口蹄疫の疑似患畜と確認。 また、新富町の農場1件(372頭)、木城町の農場1件(655頭)の飼養牛・豚が口蹄疫の疑似患畜と判定。』この結果、殺処分対象家畜1,090頭増えて18万1413頭となった。(前日分319訂正)本日発症のによる殺処分対象1,090頭は、23日、24日にワクチン接種済みであった。抗体ができる前に感染発症したものだと考えられる。26日が接種の最終日なのでまだあと5日間は感染するとすればあと12日は発症する?そうなると、殺処分のスピードと発症が止まるのとどちらが先かであるが、その間に一ツ瀬川を突破されれば、10キロ圏が拡大してワクチン接種範囲も広がり、殺処分頭数も増える。ワクチンによる感染力の弱まりと防疫対策により一ツ瀬川防疫ラインを守ることが一番の課題。
Jun 5, 2010
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えびの市では口蹄疫が終息し、移動・搬出制限が解かれた。鳩山総理から市長へ激励の電話があった。「基本に忠実に行動した成果。一人の国民として誇りに思う」。以下は愚利公の独白。鳩山さん、「僕も基本に忠実の行動したけれど、国民が聞く耳を持ってくれななくなった。あなたがうらやましい」てなことかな?で、えびの市が封じ込めに成功したテクニックは何だったのか?僕が思うに、この地区に残る歴史的な体質がいい方向に作用したのだと思う。えびの市での初発は1例目から西70キロ、4月28日牛275頭、疫学的関連農場での発症だった。5月5日豚320、11日牛29、13日牛46。これで終息に至った。やったことは、変異発見段階で検査結果を待たずに即殺処分し埋却をした。消毒を徹底した。発症地域への人の出入りを徹底して制限した。例えば新聞の配達をも禁止した。目新しいことをやったわけではない。市長のリーダーシップが浸透したことが良かった。市長曰く「市農業存亡の危機、僕の命令どおり職員も市民も一致団結して対処すべし」といったかどうかわからないがとにかくリーダーシップが好結果を招いた。旧薩摩藩に属する西諸県地方、命令一下、封建体質の名残がいい方向に作用したと思う。一方の爆心地「児湯郡川南町」、川南合衆国と呼ばれる全国からの入植者が支える戦後開拓地域。一家言ある先進的篤農家が多いだけにまとまりに欠ける面があったのではないかと想像する。次の記事は、ワクチン接種済み未発症家畜の殺処分きょうから開始。爆心地北の日向市から。ワクチン接種家畜数は12万5533頭、内未発症家畜は約9万2千頭。内日向市には9600頭。日向市では12日までに殺処分して埋却まで終える予定だという。一方、感染、感染疑い関連で殺処分対象家畜は18万4頭(牛3.2万、豚14.8万、他17頭)殺処分済みは13万5028頭(75%)。残り約3万5千頭(25%)結果、この後殺処分しなければならない家畜頭数は12万7000頭(本日の日向市分含む)全体の殺処分対象は18万4頭+9万2187頭=27万2191頭となるそうである。
Jun 5, 2010
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『宮崎県における口蹄疫の疑い事例の270例目、271例目についておよび口蹄疫対策特別措置法に基づく地域指定について(6月4日プレスリリース)本日、家畜伝染病である口蹄疫の270例目、271例目の疑似患畜を確認した。 本日、口蹄疫対策特別措置法が施行されました。宮崎県知事からの申請に基づき、車両消毒等の防疫措置を実施する地域を指定しました。 1 疑い事例の概要について本日、川南町の農場1件(276頭)において、口蹄疫の疑似患畜を確認した。また、新富町の農場1件(43頭)において、口蹄疫の疑似患畜と判定した。 2 口蹄疫対策特別措置法に基づく地域指定について本日、口蹄疫対策特別措置法が公布・施行されました。本日、宮崎県知事からの申請を受け、口蹄疫対策特別措置法に基づき、1.車両等の消毒の義務を課す必要がある地域として、宮崎県全域を2.患畜又は疑似患畜の死体の焼却又は埋却の支援を行う必要がある地域として、同県の移動制 限区域(6月4日時点)を3.患畜等以外の家畜の殺処分を行う必要がある地域として、同県のワクチン接種地域を 指定した。』以上の結果、総殺処分対象数は319頭増えて18万0323頭となった。良い兆候は、1日の発生事例が激減したこと。危惧すべき点は一ツ瀬川を隔てて宮崎市に至近の新富町で発症疑いが確認されたこと。
Jun 4, 2010
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『本日、家畜伝染病である口蹄疫の265例目~269例目の疑似患畜を確認。 4日(金)をもって、宮崎県・熊本県・鹿児島県は、宮崎県えびの市を中心に設定されている移動制限区域等を解除。 疑い事例の概要について3日(木)、新富町の農場1件(22頭)で口蹄疫の疑似患畜を確認。 また、都農町の農場1件(80頭)、川南町の農場2件(合計628頭)、高鍋町の農場1件(当該農場62頭)の飼養牛・豚が、口蹄疫の疑似患畜と判定。』この結果、殺処分対象患畜は792頭増えて179,999頭に。危惧すべきは宮崎市佐土原町と一ツ瀬川挟んで隣接する新富町に又擬似患畜が出たこと。4日追記:4日の宮日記事から上記高鍋町の農場主が管理する牛が同町内に5頭いるのでこれも殺処分対象となり、殺処分対象総数は18万0004頭となった。さらに、ワクチン接種後14日経過で未発症の家畜は、移動制限を緩和し、殺処分のための生きたまま移動が特例として認められる。これにより牛の殺処分が進むものと期待される。
Jun 3, 2010
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『宮崎県における口蹄疫の疑い事例の254例目~264例目について本日、家畜伝染病である口蹄疫の254例目~264例目の疑似患畜を確認しました。 1 疑い事例の概要について1日、都農町の農場2件(合計899頭)、川南町の農場4件(合計5,687頭)、高鍋町の農場1件(2,014頭)の飼養牛・豚が、口蹄疫特有の臨床症状を示していると届出があったため、本日未明、宮崎県の家畜防疫員が、臨床所見から、口蹄疫の疑似患畜と判定しました。 2日、都農町の農場2件(合計88頭)、川南町の農場2件(合計638頭)の飼養牛・豚が、口蹄疫特有の臨床症状を示していると届出があったため、本日、宮崎県の家畜防疫員が、臨床所見から、口蹄疫の疑似患畜と判定しました。』 今回の集計、11件、殺処分対象9,326頭。殺処分対象累計264件、17万9207頭。まだワクチン接種の効果は覗えないが新富町には新たな感染疑いは発症していない。一ツ瀬川防疫ラインの健在に望みがかかっている。
Jun 2, 2010
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宮崎県における口蹄疫の疑い事例の248例目~253例目(6件)について本日、家畜伝染病である口蹄疫の248例目~253例目の疑似患畜を確認しました。 疑い事例の概要について本日、都農町の農場3件(合計4,711頭)、川南町の農場1件(291頭)、高鍋町の農場1件(43頭)、及び、西都市の農場1件(779頭)で口蹄疫の疑似患畜を確認しました。以上5,824頭を加えた殺処分対象頭数は、16万9881頭となった。ワクチン接種後10日目、一ツ瀬川防疫ラインはまだ持ちこたえている。
Jun 2, 2010
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発生源から10キロ以内のワクチン接種済み頭数が12万4698頭。感染疑い関連での殺処分対象が16万4057頭(内4万8千頭が殺処分順番待ち)。両者に重複があるので、現在の殺処分対象はあわせて27万7055頭となるという。昨日までに殺処分済みが11万6234頭。未殺処分数は16万841頭。現在は毎日5千頭のペースで殺処分が進んでいるらしい。残余の16万頭余を殺処分するためには単純計算であとひと月かかる。しかし、問題は埋却地の確保。土地を提供してくれる人が少ない。一ツ瀬川以南の10キロ圏内(宮崎市)にもワクチン接種家畜が1万頭はいるはず。例えば、一ツ瀬川南岸沿いの地域だけでも和牛が数百頭はいる。川沿いなので当然地下水位が高く、近くに埋却適地はない。佐土原町内で埋却するとしたら「〇〇原」と呼ばれる洪積台地しかないのである。ワクチン接種が終了したのが5月22日、25日以降の発症患畜はすべて接種済み。抗体ができるのが1週間から2週間だというのであと5日すればワクチンの効果も判明する。発症が止まり、一ツ瀬川防疫ラインが健在であれば少しは余裕が出る。
Jun 1, 2010
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口蹄疫擬似患畜確認情報:農林水産省プレスリリースから5月31日、口蹄疫の239例目~247例目(9件)の疑似患畜を確認。 疑い事例の概要について川南町の農場4件(合計217頭)、都農町の農場4件(合計305頭)、及び、高鍋町の農場1件(43頭)で口蹄疫の疑似患畜を確認。殺処分対象累計計 16万4057頭。一ツ瀬川の防御ラインはまだ健在。外は時間15ミリ前後の大雨、風も強く吹いている。
May 31, 2010
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口蹄疫報道、TVと新聞に温度差を感じたという話。今夜のNHKニュースで、新たに口蹄疫疑いが4市町で出て千頭以上が殺処分対象に。しかも、ワクチン接種していたのに出たというもので、トータルは16万頭を超えていた。宮日は昨日の新聞にも出していないし、今夜の速報にも出していない。何か作為を感じざるを得ない。新聞は、正確な情報を流して欲しい。TVニュースは一過性が強く、簡単に確かめようがない。正確なニュースが農林水産省のHPに出ていた。ここの情報が一番正確ということになる。本日(5月30日)、宮崎県において、児湯(こゆ)郡川南町の農場1件(3頭)、児湯郡都農町の農場2件(合計69頭)、児湯郡新富町の農場2件(合計388頭)、及び、西都市の農場1件(873頭)で口蹄疫の疑似患畜を確認しました。新聞に出なかったので、昨日はゼロだと誤解していたが昨日も5千頭以上が殺処分対象に 今回の口蹄疫報道、前半ではTVは殆ど流さなかったし、新聞の取り扱いも過小に過ぎた。報道規制があったのではないかというのはかなりの人がそう信じている。わが国歴史始まって以来の20万頭殺処分に至った原因はマスコミの対応遅れもあると思う。岡田ジャパン、虎の子の1点やっぱり守りに入ってしまい2点の不運ゴールでパー。後半ツーリオのオウンで1-1になった後は極端に足が止まってしまい防戦一方。最後は、中沢のオウンで勝ち点1?もフイ。しかし、真の敗因はやっぱりFWの決定力不足。岡崎のミスキック2本は惜しいというより又かいなであった。それでも、ひょっとしたらランキング6位に勝つかもと思わせて呉れたことはよかった。惨敗の後の善戦、次は接戦、本番では予選突破といきたいもの。
May 30, 2010
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昨日の宮日には、28日3農場で感染疑いが出て千頭超の殺処分家畜が出たとの記事があった。また、4桁へ逆戻りしたなあ、とがっかりしてブログにも書き込まなかった。そして今朝の宮日、初めて新たな感染疑い発生の記事が見当たらなかった。ワクチン接種の効果もあり、これで感染拡大が止まったのか定かではないが峠は越したか?10キロ圏内には、まだ未殺処分の牛豚が5万頭くらいいるにかなあ。宮日が頼りなのだから、新規感染疑いがゼロだった、未殺処分頭数は後何頭とか正確な情報を出さないと、県民は外出行動とかイベント参加とかの見通しがつかない。町内の親睦会が、熊本県から団体旅行受け入れを断られたとの情報もある。
May 30, 2010
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