ドン・愚利公の連れづれ草

ドン・愚利公の連れづれ草

Jun 10, 2010
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カテゴリ: ニュース
夕方のNHKニュースでまたまた衝撃的なニュースが報じられた。当にパンデミックの様相。

宮崎市、西都市、日向市でワクチン接種圏域(10キロ)を越えて擬似患畜が初発生。

以下は、6時半発表の農水省プレスリリース概要。


『農林水産省 平成22年6月10日 

宮崎県における口蹄疫の疑い事例の281~285例目について

本日、家畜伝染病である口蹄疫の281~285例目の疑似患畜を確認。

このうち、ワクチン未接種の3農場(宮崎市・西都市・日向市)の飼養牛・豚について、宮崎県は、臨床症状及び飼養管理状況から疑似患畜と判断し、速やかに殺処分を行うこととした。

1 疑い事例の概要について <ワクチン未接種の農場3件>

本日、宮崎市の農場1件(1,325頭)、西都市の農場1件(550頭)、及び日向市の農場1件(349頭)から、飼養牛・豚に口蹄疫特有の臨床症状を確認したと届出があった。



このため、宮崎県は、(独)農研機構動物衛生研究所に検体を送付するとともに、当該農場の飼養管理状況から、飼養牛・豚全頭を疑似患畜と判断し、殺処分を行うこととした。

PCR検査(遺伝子検査)の結果は、11日に判明する予定。

<ワクチン接種区域内の農場2件>

川南町の農場1件(627頭)、木城町の農場1件(1,760頭)の飼養豚が、口蹄疫特有の臨床症状を示していると届出があり、県は当該農場に立入検査を実施。川南町の農場の飼養豚3頭、及び木城町の飼養豚3頭に口蹄疫特有の臨床症状を確認。このため、本日、宮崎県の家畜防疫員が、当該農場の飼養牛・豚全頭を口蹄疫の疑似患畜と判定した。』


この結果をみると都城市へ飛び火したのではなく、道路沿いに拡散した可能性が出てきた。

今回の宮崎市の例は、はっきりとはしないがかなり20キロ圏の南端近い位置。

ウイルスは、一ツ瀬川を突破して一気に10キロ以上南進したことになる。

西都市の例も市の最南端の国富町境近くで一ツ瀬川を西南へ5キロ近く進んだことになった。

日向市のケースは、耳川を越えたのかどうかニュースでは分からなかった。

東國原知事も「都城市だけには」と悲痛な顔でインタビューに答えていた。

これで県域人口の70%くらいが20キロの搬出制限区域に入った。



都城市だけで47万頭、西諸県、連接の鹿児島県曽於、鹿屋を加えれば100万頭?

この周辺は人間の数より牛豚の数の方が数倍多い地域。何とか押さえ込んで欲しい。

以上の結果、感染疑いによる殺処分対象家畜は昨日今日で4,819頭増えて19万818頭。

次の数は、知事のブログに載っていたもの。

昨日の殺処分は2,806頭。全体の殺処分対象頭数272,485頭。







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Last updated  Jun 10, 2010 10:56:10 PM
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