60ばーばの手習い帳

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September 16, 2022
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カテゴリ: 詩とやまと歌と
女郎花咲きみだれたる野辺のはしにひとむら白きをとこえしの花
若山牧水

女郎花

 牧水は『秋草と虫の声』で、最も早く秋を知らせる花として女郎花を挙げます。女郎花が1本で咲いても群れて咲いても悪くないのに対して、男郎花は余り群れない方がよいと言います。

 女郎花と男郎花は似た花形ですが、たおやかな女郎花に比べると、男郎花のほうが芯が太い感じがします。
​​ 女郎花霧に咲き男郎花霧を抽(ひ)く  水原秋桜子 ​​
「抽く」は、ぬきんでる、引き出すの意味です。女郎花が霧の中に受動的に咲くのに対して、男郎花は霧をぬき、能動的に咲くという対比でしょうか。

    ​
​参照元:『日本の名随筆94 草』作品社 から 若山牧水『秋草と虫の声』
         堀口星眠・選『現代俳句の世界2 水原秋桜子集』朝日文庫





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Last updated  September 16, 2022 12:00:29 AM
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