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しつこいくらいにいっているが、最近のハービーの音楽は好きではないのだが、60,70年代の彼の音楽は逆に最高だと思っている。 今日はそんな中の一枚を紹介する。メンバーは確か、ロン・カーターとフレディ・ハーバートとドラム(多分トニーじゃないかな)のカルテット形式で、全体としては、比較的フリーフォームに近い演奏が繰り広げられている。 しかし、このアルバムが圧倒的に有名になったのは「カンタロ-プ・アイランド」が収録されているからである。イギリスのACID JAZZのバンドであるUS3がこの曲を取り上げて世界的にヒットを飛ばした(もう10年くらい前の話ですけど)。この曲は僕的にはこのアルバムの中では完全に浮いていて、フリーフォームの演奏が多い中で、非常にキャッチ-なメロディーを持っていて、非常に聴きやすい。ハービーって、あんまり難しいこと考えないで、こういう本当に格好いいと思う曲を書かせたら本当にいい曲を作ると思う。マイルスの後継者的な位置付けを周りから勝手にされて、そのプレッシャーを感じているのかも知れないけれど、所詮そんなの無理なんだから、最先端の音楽を作ろうなんて思わず似に、もっと好きな音楽をどんどん作っていってほしいと思ったりする。ほんとに格好いい音楽を作れるんだから。
2002年09月26日
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ジェームズ・カーターがパッとしない最近、ジョシュア・レッドマンは恐らく若手のテナー奏者の中では、No.1のセンスとテクニックを持っている。そんなジョシュアの新作は、ちょっと前に同じメンバーでYAYA3というバンドとして録音したアルバム同様、オルガントリオを主体とした構成のアルバムである。 しょっぱなで誉めておいたが、実は僕はここ2,3年のジョシュアのアルバムはあまり評価していなかった。技術的には非常に凝っていて、複雑なコード進行とか色々聴くべきところはあったのだけれど、何となく頭で作った音楽という感じが否めなかったからである。そんな傾向は実は前のアルバムくらいから改善されていて(と僕は思っている)、だんだん良くなっていくのかなと思っていたのだが、そんなところにこのアルバムが届いて、その内容に非常に興奮気味である。 人によって好みは分かれるとは思うけれど、今のところ僕にとってこのアルバムは、1曲のために存在する。それは、5曲目の『Still Pushin’ That Rock』!!もうこのページではおなじみのブライアン・ブレイドの超格好いいリズムにのって、ジョシュアのテナーが走りまくっている。そのフレーズ、スピード感ともに最高である。聴いていて鳥肌モノで、先週末は繰り返し聴きまくってしまった。 オルガンのサム・イェールという人は実はほとんど知らなかったのだけれど、こちらもなかなかで、このバンドでライブ活動も行っていくということなので、またBlueNoteかどこかで生のライブを聴きたいものである(ジョシュアはライブの方が絶対いい!!)
2002年09月18日
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最近ドラムブームが僕の中で巻き起こっているという話は以前にしたと思うが、そんな僕の心を乱しまくりのドラマーが参加しているアルバムがまたまた発売。ブランフォード・マルサリスの新作である。 ブランフォードのバンドのドラムはおそらくこの15年くらいずっとジェフ・ティン・ワッツが勤めているが、このアルバムを聴いても、ブランフォードが彼を手放さない理由はわかる気がする。その音に対するレスポンスといい、音楽全体にアクセントをつけるセンスといい、まさに抜群である。 ブランフォードは最近長らく契約していたソニーをやめて、地元ニューオリンズに帰って自分のレーベルを立ち上げた。このアルバムはそのレーベルの第1弾として発売されたものだけれど、大手レーベルの呪縛から解き放たれて、本当にやりたかったコテコテのジャズをやっている。アルバムのタイトルを見てもわかる通り、コンセプトは歴史上のジャズの巨人たちの足跡をたどっていくというものであるが、そのやり方はウィントンのように堅苦しいものではなく(僕はいまのウィントンの音楽を全然面白いとおもわない)、偉大な巨人達の功績をたたえつつも、今のジャズを作り上げようという意欲がひしひしと伝わってくる。 このアルバムの目玉は2つでともにテナーの歴史を語る上では欠かすことのできないソニー・ロリンズとジョン・コルトレーンという2人に真っ向から挑んでいるという点である。2人の作った組曲を演奏しているが、それぞれの曲で二人の特徴をうまく捉えながらも、自分の音楽として消化しているので、全くお勉強くささがなく、格好いい。 特にコルトレーンにささげた『至上の愛』は最高で、聴いていて本当に興奮した。ちょうど昨年彼がBuleNoteにきた時、生でこのバンドの至上の愛を聴いたのだけれど、このアルバムを聴いているとあの時の興奮がよみがえり、嬉しくなってしまった。 至上の愛という曲は本家のコルトレーンの思想的なバックグラウンドとかをいろいろ語られて、堅苦しいという人が結構いるけれども、純粋に音楽として聴いても、こんなに格好いい曲はないと僕は信じているので、そんなスタンスでこの曲をここまで正面から取り上げるブランフォードの勇気とその実力を心から称えたいと思う。本当にすばらしい!!ワッツのドラムも最高だし、カルデラッツォのピアノもスピード感抜群で最高である。多分このバンドは今のジャズ界でも最高クラスのバンドなので、いまさら褒め称える必要もないかも知れないけれども、とてもいいので、多くの人に聴いてもらいたい。
2002年09月14日
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最近僕の中で珍しく日本のJAZZが熱くなっている。発端は森山威男なんだけれども、最近買った大友良英のアルバムのなかなかの出来で、結構気に入っている。 大友良英という人は僕は最近まで全く知らなかったのだけれど、HPなどを見ているとどうやら音響系といわれるジャンルの音楽をやっている人らしい。そもそもその分類自体僕には全く意味不明なので、だからどうなのという感じなのだけれど、出来たアルバムを聴いてみたら格好いいので、全く問題なしといったところである。 内容的にはどんな感じかというと、60年代のフリーよりのジャズで、といいつつも完全にフリーという感じでもないので、アルバムの中でも曲が取上げられているエリック・ドルフィーと似たスタンスのジャズといったらなんとなくイメージがつくのではないかと思う。 さすがに僕のフェイバリットであるドルフィーにはかなわないといった感じはするけれども、演奏自体は非常に緊張感に溢れていて聴きごたえがある。特に気に入ったのは4曲目の”Eureka”という曲で、比較的シンプルなメロディーの中でめまぐるしくリズムが変化していくといった僕の好きなタイプの演奏である。この曲を聴くためだけでもこのCDは買いな気がしている。それ以外の曲についても非常に格好いいので、一度聴いてみてはいかがでしょうか?
2002年09月04日
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