全141件 (141件中 1-50件目)
太陽現れて彼女には黒子が三つある人のような形をしたその姿は透明で微かに消えて行く目を瞑っていると何かが砕けて行くような気がする眼を瞑っていると自分が砕けて行くような気がする巨大な蝙蝠傘が開いて眼に突き刺さりそう彼が街に蝙蝠傘開いて疾走していく交わす人もいればぶつかる人もいる翌朝眼科医のなかで苦みを抱いていた
2020.07.31
コメント(0)
憑かれ落葉黄色い蝶々海の中に浮かんでいる沈むように今日も手足をばたつかせていたが沈んでしまった海の底へ夏の海は 死の眼が漂い頭から白いもの落ちて口の中の傷血が満ちて来る飴舐めて満ちて来る 光を探して世の光を求めていた神は生を与え 死を与えて天に入る魂アメ-バーのような蝶が胸に仕えていた
2020.07.31
コメント(0)
虫近付いて ゆっくりと顔を近付けて互いの視線が交わらない接吻もできない間柄は何をしても開けないチョコボールカラコロ口の中に転がして家は工事中でうるさくて気が散って神戸は梅雨明け未だかメールしてくすぶる固体が体から抜け落ちて刈られた髪を履く 丸刈りなんてすぐに終わるビルディングの狭間で行方知らずの娘の写真を 想像して心の中の泥のようなものを入道雲の下の下の街の風景が濁った心を清めることは可能かコンピューターのモデルのような女性の体操を見ていたら歪んでくる「×」を押して布団に体を倒して眠る
2020.07.31
コメント(0)
唇のない泉から現れる唇のない女はプールに浸かっている男の体を見ていたばしゃばしゃ飛沫を浴びながら彼女は男の体を見ていた背中から大きな手が現れる情念、情欲のようなものが彼女の体を開かせて彼は体を洗い耳をトントンとして眼を洗い プールの外へ出た彼女はつけたのだが人の眼を怖れて情念をマンホールのなかへ吐き捨てた彼女はキリストを神の御子と告白し敬虔な聖徒へと戻った
2020.07.31
コメント(0)
石で出来た駅 豊原清明ある日プラットフォームで 時間通り来ない列車を苦々しい顔で水を飲むと「列が乱れとる!」と激しい怒鳴り声を誰かが発して「列車が来ない!」とちがう声が聞こえて怖くなって街に出るもんじゃない街はこわい こわいよ列車は来ない親から電話「コロナこわいから帰り」僕は帰った
2020.07.30
コメント(0)
遍歴を書く真昼 豊原清明僕の心に鬼が潜んでいるこわい こわい鬼が僕の心を荒れ果てさせるきっと 病気が鬼みたいに怒っているイライラの病は鬼みたいな病だ疲れ果てて地に臥す光はがっかりしているんだね鬼に 騒がれてすっかり草臥れて犬のいない団地は夕暮れに包まれてすっかりときれいです。
2020.07.30
コメント(0)
光を追いかける思考 豊原清明 夕焼けを見ていると汚れた心に 一瞬反射してキラッとする僕の心はほっとする長く続く列車の線路を目で追いかけて夕焼けの赤さに着地する太陽を見ることは出来ないから反射する光を追いかけるいつまでも 続くような道よりも安住の家にたどり着く日その日夕焼けは光るだろうか
2020.07.30
コメント(0)
光の大砲 豊原清明赤い花が咲いている窓に(反射する、(光) の 群れ 青い線が地平線に続いている見える、花の開いたなかに僕は妖精を 見たと思ったがメルヘンはおろおろとして仮設トイレにしょぼしょぼと冴えないしっこが流れるだけ日常は悶々として縄で縛られて 両脚は切断してくれと叫びそうバイクが疾風のような形走・走・走コンマ 確かに刻まれる目の石板に (彫られる)マスクしている人々は言いたいことを石に打ち歩く眩暈が頭の上が重たくて病の人のなかにはよく作業所やデイケアに通い生きる張りを見つけ得るここら付近の作業所の作業はきつすぎる会社員になれって言っているただ家で 氷がりがりさ!
2020.07.30
コメント(0)
枯れて日常 豊原清明できそこないの人形だと思っていた木が 斜線を曳いて不気味な空に存在が大きくなっていった友だちの母親がとても優しくて美しいうちの母よりふっくらしていて理想のよその子の母は人がいる時だけ優しさを装うんだよ。わたしのなかで母は遥か遠方に棲んでいて接点は生んでくれたことだがひまわりが憎と共に枯れ落ちましたもう何も畑には残っていないここは廃庭と呼ばれてしまうもっと 園芸、頑張りたい母のしたようにいのちを世に現したいが次々に枯れてしまう一瞬だけ美を魅せて枯れ花こそが美しいと呟き切り取った花を母に見せたら「棄てろ」と言われいつ棄てようか 燃やそうか枯れてしわくちゃの母よ
2020.07.30
コメント(0)
揺らぎの草 豊原清明 強張った両手を 起こす唇が捻じれて 渦巻きを見つめて何処か遠くへ遠くへと歩こうとしたがただ漂っている膝の軟骨のない膝の骨と骨とが歩く度に「ボキリ」「ボキリ」と骨がぶつかって来る膝のなかの顔と顔が歪んでいるよ蝉の唸るような叫びよ曇天の浮かない雨雲がいつまでも着いて来る日の暑さに掌返し、あのむすめ、日焼けしてきたな。
2020.07.29
コメント(0)
蜘蛛のバランス手を翳す華が飛び散る雲胸が痛い華もう何も出来ない華手にタトゥー 怖ろしい気分逃げ出したいんや!骨が軋む朝には父は天高くに助けて下さるのか助けてくれないのかわたしの祈りは微弱なもので教えを護ろうとするばかりである雲の流れを見ていると奇跡は夢幻のなかにありただ鉛筆を走らせよ頭の上に本を置いても目が霞んで読めもしないエビフライのように焼かれて。
2020.07.29
コメント(0)
無限の声 豊原清明心に石が散らばって 火が噴き上がるどんな火だろうか自由に生えた草だろうか不安だ…迷路を撫で下ろしてただ水を飲んでいる頭から 脚から暑さが上昇する 夏は家にいないと死ぬほど外は暑く人は家で横になり死のような日記を綴っている「生死日記」はノート十冊近くなのか数えてもいない午前中書いている と頭に鉛筆が書き走る息遣いが煩わしい仮面に顔は隠し切れない銃弾が射貫くと総てが終わるそんな恐ろしいこと起こっていいのか外の風景を怪しむひたすら浴槽通いの 裸を洗う裸になれば 蟇蛙に親近感引き寄せられて。
2020.07.29
コメント(0)
暗夜のトンネル 豊原清明不安は脈を打って 胸を傷める心臓の薬を飲んで 治そうとする胸が揺れる軋む声を挙げて 崩れ落ちる わたしの自画像は溝の水のなかに流れる衝動を抱く 二面性が 胸に開花して肉体に蝶が止まる黒蝶のようわたしはタトゥーを憎む「聖書」に彫ってはならないと記されているから体に落書きする、その絵のキャラクターを知らないでいるわたしにとって魂のような肉体に宿る絵とはゴッホの絵でしかない胸に「ひまわり」を掘って著作権泥棒と罵られる 夢を見た夢はタトゥーはするなと 命じているマジックペンのわたしは水に溺れる熱帯魚汚れた魚としての裸体は苦い情念水に迸る 衝動がある心のなかの女の子華開け溝からのメッセージ
2020.07.29
コメント(0)
井戸に落ちた葦 豊原清明変な形の獣が大地を走っていた髭の生えた獣の顎に老齢を感じる縞々の腹に寝転がって尻尾を立てて森のなかでじっと潜んでいた赤い太陽を見るものかと陽を怖れて萎びた華の開け拡がった花畑その華の先に蝶々が発作のように舞い立つ男は狂気のヴィンセントに己を重ねて見つめていた宗教は見ようとしても目に見えず胡散臭く思えたりする閉じた唇に溜まった唾を飲んで吐けば良かったとか暑い炎天下で気も狂うような琴線 千切れてもう駄目だと砂漠のような街角を愚鈍な者よと呪い嘲り自分はその街角で水を買おうとしていたわたしは水のなかを泳いでいるのではなく砂漠の住人のように思える鳥 が からかいにやってきてその嘴で頭を打とうとしている恐怖に膝は引き攣り「追う者もいないのに逃げる」のではなく迫って来る鴉の群れから逃れようとしている意味とはこの世にはないような気がする何の意味もない砂漠しかないから意味もないと思えて水こそが救い水こそが救い主と念じる大事な存在とは「神」なのか「神」に従う人間なのか背くようなわたしの心には砂漠と鳥が続いている続いて行く暑さそれが終われば極寒政治など何の役にも立たないと砂漠の道をさまよいオアシスがあると思ったあると思った重苦しい太陽を蹴飛ばして夜が来て星月を眺めてオアシスから水を汲むその理想郷を思い描きながら夜の砂漠で砂を飲んだ 赤い目がすべてを物語る地上の夏そのような夏。
2020.07.28
コメント(0)
ドキュメンタリーカメラ 豊原清明羊は絶壁の谷間で死にそう僕の目には羊は楽しそうだった死にそうな羊は愉快だ雨雲が 彼を慰めていた羊飼いのイエスは宙に浮いて羊を持ち運ぶ一瞬の出来事これが神の技かと覗きの僕は驚いて記憶が消されたのかほとんど忘れた神サマって隠れてるのね何故か 納得今日は雑誌立ち読みに行くけど感染者急増の街角はマスクを二重にしようとかマスク逃げる
2020.07.28
コメント(0)
舌の表面 豊原清明心のなかのライオンその恐ろしい表情は心を荒れ当てさせる王を怖れる僕は逃げる脚にも間に合わなかった「MAN」という英単語は愚鈍だな怖れることが仕事のようだそうかね床屋から出ると一本の並木道が貫く丸刈り一ミリ一寸厳ついフェイス」
2020.07.28
コメント(0)
虻に手を寄せて 豊原清明 恥じらいが大地を駆け抜ける恥じらいが地面を蹴って走る疲れ果てた怪獣が地べたに座り頬を紅く染めるのだ恥じらい何て僕のなかにあるんだろうか床屋の密接から逃れてああ 清々したと青空に告げる第二波は来たのに街に行って大丈夫かな?国会議事堂の頭にクエスチョンマークを乗っけたらいいこの国は終わっていると 友は言いCD買いに行きました
2020.07.28
コメント(0)
くらやみの自画像 豊原清明夜になっておねしょシートをどろどろの布団にセットしているとドーンといこう!と いう声が中古携帯ビデオの画面の中から野太い声が聞こえたが映像は映らないドーンとやってみよう!では。と忘れ果てたキオクをカクテルしてばら撒くと自分の影が重ぐるしくて息が詰まるトラックは去ったが失くしてしまうと惜しくなる人の心は一段目と四段目がある襖に映る 黴の生えた芸人らの頭。
2020.07.28
コメント(0)
カッコウの宝箱 豊原清明改革が鉈を持って飛び交っている奇妙な夜に不可思議なことばかり書かれている書物を読む書物はすべて凍てついて本棚にしまわれて誰も何も言えなくなりマスク裏で呟くばかり雨雲は隠微な色をして恵みの雨に打たれて向日葵の寿命は尽きて今、首を垂らしている向日葵の枯れ切ってハサミで切って 机の上に置く死といつも一緒で書物で埋もれた部屋には確かに生きていた 生きている生かされている
2020.07.27
コメント(0)
脱ぐ運動としての全裸 豊原清明ねばねばとしたものがまとわりつく不快な夜体を磨く 石鹸で磨くぴかぴかの肉体を目指してぴかぴかでぴかぴかの肉体壮年にして光る体になれるだろうか中年の脂肪を果てしなく憎んで今日も食う矛盾の体穴 水たまりに指紋着けて此処にいることを証しても何の意味もないことではないか岩場に立って馬のように叫ぶそんな男は駄目だと拳を自分に向けたならしばらく裸で眠ることにしよう
2020.07.27
コメント(0)
子どもの叫び 豊原清明長い時間ことばが惑っている 朝乾燥機に頭突っ込んで信仰と詩作は別物だと言いたくて師の前で黙んまりしていた祈りはクロッキーの線のようかすれた点と点のさえずりいつの日か殺される鳥の悲の首がこれっぽっちのいのちこれっぽっちにされる動物の口が語る言葉は 讃美歌だと簡単に思っていたものだ机上の窓から飛び降りると死それはいけないよの壁にボールペン立てて石と向き合う無のハナ眼鏡脂汗を掻いているぞ生贄の獣の涙が地面に倒れて行く痛いようと 啼く
2020.07.27
コメント(0)
青草の上に座る人々 豊原清明鉄の扉を開けてその中に入ると木が立っているその木は何かを語っている足がぴくぴくと動く体が震える願いを秘めて青草の上に座ろう彼から食事を分けて頂く為に青草の上に座って胸に疼くわたしの腫瘍を彼に取り除いて貰う為に青草が風に揺れているその風とは暑い風である沈黙の颱風のように頭に圧し掛かる、瘤のような颱風よ世の中は終わって行く風のなかの青草何かを彼に乞うそれは願いであって清らかなものではない人の心に清らかなものなど皆無なので存在は荒々しくそして不可思議で不可解な人間の牙その強さ獰猛な者に恵みなどあるのか あり得ないのだから沈黙を家にするしかない魂の漂流は例えば絵に描かれない、端っこの素材画家の絵の端っこの絵具の飛び散った後さそれでも彼に願うのは好きなのだろうその眼に見えぬ幻との対峙が赤ん坊が沈黙し窓が薄く開く 不安だけど揺籃のなかで安息を得たのなら今は一瞬の倖せ 安堵を楽しみ 普通の親の元に産まれたことを喜ぶのだが自分がハッピーでもよその子は尖がった顔よって 苦しむ青草の上に座ろう
2020.07.27
コメント(0)
地上からの声がしてピエロが直立している高速道路を走っていく逃げていくような風が起こり影が散って行く何処かに救いがあると思っていただが現実は青ざめている人々のウイルスの嘆き赤い血のなかに難しい言葉が通って僕の眼はぼんやりしている鉄柵がながく続いて浮かない頭の信じることは虚しいことばかり鳥が一斉に散るならその地は怖い土地信じる者を求めていたが眼に見えない「神」を恐れることはまるで地を這う気分がする人間もひとつの生物として一個のいのちが燃えるようなイメージを抱いても実際には燃えず比喩でしかないと知る形なき不安なものを抱えてさまよう人の苦しみとは道端の蟻なのか虚無のようなものを持っていると赤い風船が割れる血潮が空中に去って残骸を拾うと無言になり静かな木の枝の鳥と木の下の虫がハレルヤ と言ったなら良いと思っただが虫は虫の声を話し鳥は鳥の声を伝えるだけだ僕もまた人という声を発してぼんやりしているみたいだ
2020.07.26
コメント(0)
線路檸檬を搾る紙オムツを思い出す一杯の水飲む喉を通り腹に入る複雑な生理が語られる失われた健康な肉体 今、病んで草臥れた体を湯に浸からせて静かな時に祈りを秘めて
2020.07.26
コメント(0)
地面に生える歌毛布を見つめるじっと見つめる 毛布のなかに超現実がある毛布は何かを訴えている貧しい僕の体を温めてくれる夜本を読みながら迫って来る 活字のインキ黒い文字が何かを教えてくれる眼鏡が合わなくなって困っていても体を包む毛布の温さがこの夏の季節に在ってまた違った形で閑々とした心を包む手木はさすらいの我が家木の静かな声に黙するマスクの者を慰めてくれる
2020.07.26
コメント(0)
祈祷の声する礼拝堂わたしは神のアイを求める人に言うと中傷される「危険な時代」という紙切れに拇印を押すような現代社会の底辺である日、知った イエスのアイを隠すことはしない不穏な空気に 威圧にもうもうと鳴く牧場の牛の鳴く声がする心のなかを 素通りする影に突き動かされるわたしの罪の身代わりとなり十字架に架けられたイエスのアイが胸の戸を打つ 心に釘を打たれて病が 心にナイフを翳し虚無の空が心を灰色にする塞がった眼を開くアイに入り込んでいく葉が燃えるように 熱い鳥が盛んに鳴いて物静かな景色が木に生かされて
2020.07.26
コメント(0)
謎の水天井を見る何もない沁みがある その沁みを見る虚無的一日は否定することによって正常を保つ空へ浮上して溢れ流れる水はイエスの聖水しかし この水はペットボトルの水という現のリアルへと落下して行く暗部へと膨らんで往く天から注がれる水の源流とは主の杖か杖なのか死んだら解るという証明出来ないものとして
2020.07.25
コメント(0)
大きな不安カケラが散らばっている二酸化炭素が夢を見ている眼科医で老眼がかっている無言のなかでは決して老人になれない夕暮れが迫って来る胡散臭い露頭の先へ革命は破壊する為に空の彼方へ消滅した水平線の下の方へと牛が下って行く昇って来る竜が破壊の空がそこにはないカケラを産む為に在ると知る
2020.07.25
コメント(0)
限界境壁があるそこに向かって光が射し映るひたすら(神様〕を求める心の領域のなかで縋りたいが真実の主に従いたい願いが衝動を引き起こす未来の短さと不確かさが沈むヨットを沈まぬように流れさせる石に注がれた水夢のなかに現れる 戦場の地平線が乗り越えるべきものを壊して行く水が溢れた 砂漠に溢れた
2020.07.25
コメント(0)
狂馬の風美しい婦人が 歩いているずっと ずっと歩いている真昼 雨歩いている 歩いて行く意識下から浮かび上がる一つのものスーパーで買い物を終えてほっとしていると 年寄りの警備員が 手を上げたとき恐怖が高速で僕の心臓を抉る殴られる!胸を圧迫する老人の拳よ今、此処は冷え切って 体が死んでいるぞ白紙のカーテンレース濁り唇拳が投じられて 不潔感に満たされてやり返していたらそのときすっきりしても逮捕されるその圧迫恐怖が走る無実の罪で投獄を強いられた長い呪縛と過信の信仰ただ怖いこの世はただ怖い鉛筆で書く詩は消される為にある消される為に詩作するのか!
2020.07.25
コメント(0)
排気ガス 光を求めて暗い夜 廃棄物が輝く零円の光 輝く光が外には溢れているそれらは光の難民なのか一定した場所にとどまらない狭いながら 広いスペースの外に〔光〕が生き物として動いていく。ここは田舎のアスファルト石の原人の所有物石が平べったく伸びて石が四階建ての石がずらっと並ぶ夜が明け 朝となり 光の眼が渦巻いている長い日々が過ぎた疫病の期間 それは長すぎる人々は日常的に病んでいく大勢のいのちの場所何処に行ったのか世の光は天において眠っているのだろうか狭くて広いスペースを光が射す闇の住人たちは黒い鴉を飼い 餌を探している親指を与えて鴉は堂々として人が鴉に仕える形あ から ん まで日本語はわからない 声にならぬ魂の声何も映らないバックミラー眺めて 排気ガス捧げて雀が木から落下して 死ぬ灰色の終末魂の声を探している
2020.07.25
コメント(0)
くらい線描画朝になって蝉が合掌する寝転んで地球の底辺を這いまわる長い時間が過ぎて行く響き合う葉擦れの爪の音くらさのなかで悟りがあった今はないその悟りの一瞬をくらい居場所で待っている御言葉を読書して悟りを待つ待っているだけではいけないのか頬がむくんでしまったではないか螺旋を廻してひたすら眠る眠るな と 胸に責めて佇む
2020.07.24
コメント(0)
密室のなかに一人の谺朝眠たい頭を起こして起きあがるふつふつと湧いて来るエロスの小鳥夢を見ている天井に浮かぶ 一つの眼振り向くと天使が空へと消えて音の悪いピアノの音に悩まされ地上は猥雑としている罪人の僕は奇声をあげて階段を転げまわるゆっくりと息を潜めて静かに火へ土へ宙へ 這いずり回る
2020.07.24
コメント(0)
馬車は狂馬の石の綱激しい蝉の声目を廻す蠅の羽の音一杯の水が咽喉を通るとき何処か遠い街にいる男には汚れがある静かな灯火を持ってやんちゃな女の子に冷たいジュース与えて向こう岸へ去ってもらった今日は人と会いたくない一人でいたいだが昔から一人である僕は一人の文字であるくらい壁に向かって頭を打ち付けて庭にキュウリの種を蒔く
2020.07.24
コメント(0)
アメーバのくち昔のような 真直ぐの道を祈りながら 歩く蝉の声が 背中からざわざわと 鳴る破滅の思いへと誘う死者の手招きに応える者の(唾のかかった親指の爪は伸びて)石を曳く トラックには黄色の色が美しいそれは黄金を示す そして大便に連想させる下品なゲテモノとなって (纏いつく、汚れが心に残っていて「清めて下さい」と祈っても物語は意識下にあり疲れ果てた、と掌の灰の色に おののく黄金の冠は最早、汚れ果てて茨が生えている聖人は茨の冠を被り死刑の十字架の座へと歩み嘲笑とからかいの眼差しを人々は神の御子に捧げたそのなかに僕もいた壊れている人間は膝まづくはずだったキリストの御前で悔い改める 雑沓のなかで
2020.07.24
コメント(0)

2020.07.24
コメント(0)
FAKE FEAST眠たさが僕の全身を蝕んでいる起きて何か交流すること切れて 眠ってしまっていた夢 今日の夢憶えていない 忘れ去られた映像はビデオカメラ手に眠っていた天井のblackだろうか忘れ去られた熟睡の中でイエスの恵みなのだろうかその夢を得たかったが朝起きると同時に忘れパンを焼いて水を飲んだ日常がすることが僕を夢から切断しちまう非情な現実のカットマン監視カメラの睨み脅しが目ん玉が威嚇する小鳥さえも邪魔なら抹殺するお国くん、ちゃんか?お国ちゃんが、お国くんが今日も威圧する街ビルディングの設計が悪いから 立て直してほしい何て考えていると僕は夢を見ている昼間 起きながら 夢を見ている何も悪いことするわけではないが監視カメラが便所にまで着いているので誰かに視られているとズボンの下までそれがコワいという小鳥は何処かへ逃避していく
2020.07.24
コメント(0)

2020.07.23
コメント(0)
蟻の蔵に死蝉の時間錆びた鉄に手を触れると硬い石の音がしたすべて廃庭のいのちについて天の恵みが記すいのちの重さに手、垂れて立つ私は手をぶらんぶらんさせて何も書けない私を生きる生き切ってみたい
2020.07.23
コメント(0)
華の最後絵具のペンキの冷たい感じ凍った部屋で祈りに耽る氷を口の中に入れて溶けて往くものと共に生きる内在するイエスの霊に支えられて庭の荒れ果てた様を眺める私の華は咲きそして枯れ畑だけが残る
2020.07.23
コメント(0)
可憐なる一つの死暗い部屋で存在を感じながら水の中へ溶けて往く水の中で息をする新しい生活を開拓せよメンソレータムを傷口に塗っても沁みるだけ良くなりはしないすぐには傷口を放っておいても例え 良くなってもそれは小さな傷だけのこと傷口には治療が必要君の手助けが欲しい砕け散る魂毀れた臓器をむしり取って電柱になすりつけて性に病んだ人は宙を見つめている
2020.07.23
コメント(0)
檸檬とミルクの夢夏のコップを洗うスポンジで 洗う泡が 溢れる手にべっとりと着く泡のような生の腕のなか揉まれて 赤し 舞子川生の周辺を 一人 歩く閉じられたページ開いて重く垂れた左手にキスする思い風が舞い私は夢に沈没する巨大な風が嵐のよう思い出を刻んで白い手を洗う姿を 見る目 左目で君の全てを知る脆く 崩れて行く 私の砂の家掌に残されたものが得た一つの物語揺れる視線 トンネル潜る時心の釘から青い海の砂の音色が聴こえる
2020.07.23
コメント(0)
鉛筆で書く不確かな死向日葵の 真裕子が 枯れて行くひまわりの真裕子が萎んで往く形あるものはすべて散り芯だけになる華に名前をつけて恋する他に恋愛もコミュニケーションも 皆無会話などあり得ず華が一瞬の美散って燃やされるように言葉なくして 銀河の夜の電燈のもとに儚く散って往くものとして散ることが 散ることに 散るコンクリート石榴が足跡を落としている追っていくと降り返り様、華で殴られて 破裂 身を避けて夕暮れの坂を下って往く点滴の注射針の位置移動させて血を噴くのをじっと見ていた僕は見た 正確な死を今、天が開く。
2020.07.23
コメント(0)
忘却する肉体紙オムツを身に纏う辛さは壁が話す声を記録して朗読する男の心の風景だ裸の男女の彫刻は芸術なのに人間の男女の情欲を何故か 独身男は殺気の心を抱く
2020.07.22
コメント(0)
白鳥の餌眼鏡は曇り天辺は狂い始めた 亀裂の穴に爪入れて よじ登る狂気の崖、よじ登り、爪は分かれて水は冷たくて全身の痛みひしひしと軋み十字架が架けられるところに背中の骨が 浮き上がる裸になればこの体腹がでていること 虫ケラのように私は街を行き来して中年の体を痛めつけよう白いアイスクリーム かき氷口に含んで 溶けて往く 夏を味わって赤魚は泳ぐ氷のように冷えた部屋で息を食べて凍っている
2020.07.22
コメント(0)
シルクハットの瓶人形のように 停止しながらちくちく時計が廻る気配を気にしながら目玉の帽子被って街に出かける人形のように何もすることがなく目の前に壁が立ちはだかる向かい合わせる顔と顔を必死で追いかける何かが欠如している生活能力か ことば感覚か何かが欠如して何を得たいのかさっぱり理解不可能で病院に駆け込む夏の文字掠れて往きし病の森へ
2020.07.22
コメント(0)
荒野のキリスト飼い葉桶のキリスト神聖なその聖なる肉体光以外、何物でもなく馬糞さえも輝かさせる暗い密室の密かな学びは荒野の石を手に掴む現実の街並みをイエスは歩くかコンクリートの照り太陽の死の裏側に棲む死と生が一枚の表と裏ふらふらの旅行者の疲れ果てた肉体は危険なサインを記すだけ此処は荒野だ歩く 今日も 歩く脚 夏・街
2020.07.22
コメント(0)
ヘッド・ピープル扇風機に 頭から浸かっていると震度1 震度1 と、唱える癖のようになり外を歩く時も震度1 震度1 と唱える疲労を震度で表すな 不謹慎やと 教師がいったしかしもう駄目だ頭が揺れる、頭のなかが。今、病床のなかで鉛筆、握っているだけ目の霞がいよいよ酷くなったが父は老化のなかにあり一人で行けという震度6 今日の頭の揺れ具合サーカスのぶらんこに首乗せてゆらゆら揺れているような眼鏡をはずし机に置く用の立たなくなった眼鏡垢でいっぱいの眼鏡水に呑まれてふらふらになっている形態愚かな私の肉体に沁み入る辛さ早くも老いが脳髄を喰らっている
2020.07.22
コメント(0)
宙空ノ御子卵が投じられる重い石を背負って 道を歩いていた待ち続けて燃える夏の死の暑さヨお前の眼は熔ける突然に一瞬に現れるものイエスが同行している道信じる横を見るとそこは透明過ぎる血さえも流れない宙空である
2020.07.21
コメント(0)
新鮮でセイジツな魚夕暮れ光の角度を変えるゆうぐれ全裸になって湯に浸かる淡々と日を積み重ねる施政者の言動に背きたい支持しない人が引っ張って勝手に創りあげた幻影の幻影によるしあわせな生活を憎む白色世界に虻一人うろうろしながら何処へ往く真の荒野はイエス様あなたのなかにありますと心にいます白線の粉噴く風
2020.07.21
コメント(0)
全141件 (141件中 1-50件目)
![]()
![]()
