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ガラス球体の 水のなか ゆったり ゆるゆる ただよいながら ゆらゆら ゆれる 外界 ながむ 音も声も くぐもって キャッチはできず きこえない この ここちよき 球体で ほんの しばらく やすもうぞ
2025.09.30
ひとり ながれ星を ながめる きみに ことばにならない ことば とどけたい けっして ながれ星になること なかれ かならずや 恒星になりて ながらく うちゅうをてらせ
2025.09.29
ツクツクボウシとなく きみは 最後の セミなのか われが ちきゅう最後の ヒトになってしまったら きっと あんなふうには なけないだろな
2025.09.27
とおい目をして 無限 みつめている きみに ちかよるすべ みつからない 月 みちゆくを ながめながら 深紅のワインを のみほす
2025.09.26
後継者 えらぶときには ちょっぴり じぶんより おとる者 えらぶんだって ほんとかなあ ずうっと 幅 きかせられるよう イエスマン えらぶんだって ほんとかなあ これじゃあ 衰退の一途 たどるしか ないんじゃない でっかい組織って なんだか ちっぽけだね
2025.09.25
いってしまった なつが こいしくて こいしくて ふりむいたら そこは一面 あきの野っぱら もう もどれやしない 寂寥たる こころ かかえたまんま しずしずと ふゆへ むかう
2025.09.24
こころの 原風景にのこる 山や川 それは ノスタルジア ふるさとは わたしのなかに ある
2025.09.22
わたしのなかに 母を みつける わたしのなかに 父を みつける ここが わたしの ふるさと なんだ
2025.09.21
おおっていた かさぶたが いつのまにやら はがれている わたしは 再生したのか も いちど 太陽を つかみにゆけるだろ か
2025.09.19
完全に 夏が いってしまうまえに この陽光を 全身にあびよう 大地凍てつく 冬がきたら この光 おもいだし つぎの夏 まとう
2025.09.18
風 ふきぬけるよう ノーミソ ふきぬける ことば すぐに わすれてしまうけど たましいが つかまえた ことば けっして わすれない
2025.09.17
惜別の辞 きみを わすれない わすれるものか
2025.09.16
ことばにならない おもい かかえて この海 およいでいるもんだから ときどき おぼれそうになるんだ しかたなく あおむけで うかんでいると お天とうさまが わらいかけてくるんだ
2025.09.15
それは ちきゅうのシェイプを なぞって とんできた ちきゅうの うらがわから ぶっとんできた ゆるやかな カーブのまんま スマホのなかで つぶやく きみは げんきでいますか
2025.09.14
とおい 大地のうたが きこえてきた 火の粉に のっかり まいあがり 漆黒こえて きこえてきた ちきゅうが われを よんでいる
2025.09.12
このまま とどまっていたらば さ 根っこが はえちゃいそうなんだ いいんじゃない って いわれても ながれる雲 おいかけて いかなくっちゃ ならないんだ しかたないんだ よ
2025.09.11
こがねいろの穂 たらし かりとりの日を まっているのか アキアカネとぶ 空のしたの 穂 かりとりしときの音 いまも のこっている 音の記憶 あの 田んぼのイネは ことしも みのっているのか
2025.09.10
きみに よき人のための ソナタを おくろう きみが このまま へたりこんでしまわないよう きみのすきな ソナタを おくろう どうか わらって うけとってくれ ふたたび 立ちあがる きみを まっているから
2025.09.08
ここは ゆめのなか なのか 海のにおいがする 海が わたしを よんでるよな かえってこいと いってるよな もう わたしは かえれないんだよ
2025.09.07
あたたかいヒトのなかに いると じぶんが とてつもなく つめたいヒトであること 身に沁みてしまうから このまま ずっと 氷のせかいに ひそんでいよう
2025.09.06
雨だれの音 ききながら ぬれないでいられる しあわせに 気づく 稲刈り月の いちじつ わすれていた しあわせ
2025.09.05
セミ、ころがる そのセミ はこぶ者はなし アリンコさえも 気づかず 熱砂に ころがる 夏は ゆき セミも ゆく
2025.09.03
すずやかなる風が ふいてきた ながらく まっていた風だ 飛翔のとき きたる どこまでも たかく どこまでも とおく とんでゆきたい
2025.09.02
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