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今日は仕事でひとつ山を越えた(ホッ)。PJがひっくり返ることもなく、精神的には一息ついた。で、CSのSuper!drama TVで日曜に放送してたのを録画した標題の映画をボーッと見る。こういうときに、力が抜けていい感じ。Juliette Binoche ジュリエット・ビノシュ (Vianne Rocher) Johnny Depp ジョニー・デップ (Roux) Judi Dench ジュディ・デンチ (Armande Voizin) Lena Olin レナ・オリン (Josephine Muscat) Alfred Molina アルフレッド・モリーナ (Comte de Reynaud) 監督:Lasse Hallstrom ラッセ・ハルストレム 封切のときにはまあまあの好評だった気がする。ビノシュとデップが出てるのは知ってたけど、ジュディ・デンチも出てたとは結構豪華キャスト。ふんわかしたストーリーで、興奮する要素は何もない。ほどほどさ加減が心地いい。ビノシュ演じるヴィアンヌは、因習深い村人を解放する役回りかと単純に思ったけど、最後に放浪への誘惑を断ち切ったところで、ああ縛られていたのは彼女の方だったんだなと気付く。そういう‘脱皮’の物語と思うとなかなか深い。デップはエキセントリックな役柄の方がかっこいいな。でも、決してハンサムとは言えないのに、ちょっとした目線はセクシーだとやっぱり思ってしまった。それはビノシュも同じ。キャスティングがすばらしい作品だ。
2007.01.31
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ファルフ・ルジマトフ、オクサーナ・シェスタコワ、ロマン・ペトゥホフ、オリガ・ステパノワ、タチアナ・ミリツェワ、アンドレイ・マスロボエフルジマトフ・セットの第三弾。新年早々の「海賊」「白鳥の湖」と納得しかねるものがあったけど、関西で踊った「白鳥の湖」では‘ルジマトフ復活’というウワサを聞いていた。いや、ルジマトフ本人は、先般も調子が悪かったわけではなく、単にそういう解釈で踊っただけかもしれなかったが。逆に、コンディションが悪くても、「そういう解釈にしたのかしら・・」と思わせるほどの人ではある。で、今日は・・・出だしから「若い!」と思った。憂愁の王子から青春の王子に切り替わったという風のウワサは本当だった。一幕では、イキのいい若者の恋するドキドキ感がちゃんと伝わってきた。髪も短くしていて、そういうことも‘老成’感の減少に役立っていたと思う。これまでは、「ジゼル」のルジマトフなら2幕こそ彼が本領発揮するところだが、やはり数年前までと比べてしまい、若干省略されるステップが散見された。ただ、その分「踊り狂わされてヨレヨレ」なアルベルトが存在していたと思う。「ジゼル」の世界の表現者としては、まだまだ第一人者。シェスタコワのジゼルはその可憐さが、そのままピッタリの雰囲気。彼女も調子を回復しており、踊りの‘タメ’が利いていて幽玄で優雅だった。ただ、一幕はあまり狂乱しているようには見えなかったのがちょっとキズ。オケは鳴らしすぎ。あそこまで金管が力任せでなくていいのに、と思う。ま、とにかく私の見ている範囲では、今月初めと比べて誰もが上り調子だったので、このままいけば「バヤデルカ」はかなり満足させてくれるかも、と事前期待がむくむくと湧いてきた。
2007.01.30
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ランベルト・ガルデッリ(指揮)/コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団イレアナ・コトルバス、ニール・シコフ、トーマス・アレン、マリリン・ズスチャウ、グィン・ハウエル1982年2月16日、コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウス収録藤原ボエームがまあまあだったこともあって、勢い付いて入手。若き日のニール・シコフ演じるロドルフォと、可憐なイレアナ・コトルバスのミミ。この2人がつくる愛の世界に思わず引き込まれる。「ラ・ボエーム」は特段好きなオペラではないが、(というよりあまり好きでないと言った方が適切か。歌手がいまいちだと、ストーリーがそらぞらしく感じることもある)このDVDでは冒頭から引き込まれる。20年以上前の上演だけあってオーソドックスな演出だけど、歌手の演技もすばらしく、オペラの舞台でありながらシアトリカル。ロドルフォは「冷たい手を」を歌う前に、ドアをしめてカギをかけた(ように見えた)。現代の女性でもでも警戒心がムクムクと湧きそうな設定。あ、あぶない、ミミ!と思った(笑)。この二人に加えて、これまた若き日のトーマス・アレンのマルチェッロが絡み、役者が揃ったすばらしい舞台となった。トーマス・アレンってこんなにかっこよかったんだ・・・と最近しか知らない私はちょっとウットリ。英国ロイヤル・オペラの全盛期の力量を感じる1枚。
2007.01.29
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砂川涼子 ミミ村上敏明 ロドルフォ高橋薫子 ムゼッタ堀内康雄 マルチェッロ 三浦克次 ショナール久保田真澄 コッリーネ 折江忠道 ベノア 主役の砂川&村上ペアは敢闘賞ものだった。26日に観た人からのメッセージどおり。村上さん・・・今見てる「ラ・ボエーム」DVDのニール・シコフに歌い方が似ている気がする。高橋ムゼッタも堀内マルチェッロも、存在感があってよかった。演出は・・・どこかデジャブ。もちろん、オーソドックスな演出であればそんなに変えようのない設定のオペラなのだけど、セットも歌手の演技も全部どこかで見た感じがする。勝手なもので、現代へ読み替えされた舞台だとどこかしら突っ込みどころがあったりするけど、こんなに‘型どおり’だと妙に工夫が足らないような気さえしてくる(笑)。過激な演出に慣れたかな。読み替え演出が、オペラの書かれた時代と今の観客の間を縮める目的が本来なのだとしたら、その努力を感じないということか。今日は東フィルの演奏もなんだか泣ける音楽だった。
2007.01.28
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最近、週末になると起き上がれない。泥のようになって眠っている。疲れてるな・・・。でも、このチケットは13時開演のもの。10時半に這い上がるようにして起きたのに、着いたのは開演ギリギリ。与野本町はあまりに遠い。演出:蜷川幸雄 出演:唐沢寿明 白石加代子 勝村政信 香寿たつき 吉田鋼太郎 瑳川哲朗 他 蜷川のシェイクスピアというだけで観劇対象にはなるんだけど、唐沢寿明が主役のコリオレイナスとあって、私にとっては観劇‘必須’だった。好きなの、通る声とキレのいい動きと小さい顔が(笑)。舞台で観ると共演者の誰より滑舌がいいし、誰より顔が小さい。TVで見てるとわからないところ。そして、今回ほど彼がカッコイイと思ったこともかつてなかった。この「コリオレイナス」は古代ローマの舞台とした政治劇とでもいえるような内容なので、ある意味地味だけど、それだけに演出と役者次第ではインパクトが強くなる。2000年に英国アルメイダ・シアターが来日したときのコリオレイナスはレイフ・ファインズだった。1mくらいの近距離で、ファインズ演じる繊細そうでいて高貴なローマの将軍コリオレイナスを見て、タイトルロールのイメージは固まっていた。しかし、唐沢コリオレイナスはもっと潔くて正直で不器用な英雄だった。主人公自らの融通の利かなさと、母親依存の親子関係と、衆愚政治の犠牲がストーリーの柱になっているので、それはそれで説得力がある。唐沢寿明が坊主頭でキレコミがはいっている(度重なる戦いで負った傷の1つという設定・・・歴戦の将軍だから)のにびっくりしたが、それがまた似合っている。坊主頭でも華があるのは、やはり唐沢だと感心。そういうことって役者にとって大事なことだと思う。存在感と言えば、白石加代子サンにも驚き。頑固で融通の効かないコリオレイナスを育てた母親役。結局、コリオレイナスを精神的に操って自滅させた元凶とも言えるのだが、その母親を、これ以上はないというくらいの存在感で演じていた。古代ローマとはいえ、舞台は蜷川らしいジャパネスクなつくり。舞台幅のほとんどに渡る大階段がデンとあって、階段前にはほんの少ししかスペースがないが、この階段を置いたところがありふれているようでとてもうまいと思った。すべてが立体的に見え、舞台奥まで誰が何してるかすぐにわかる。衣装も同様にジャポネスクでとても豪華。どれもすそをひくほどの長さがあるが、階段上で演技をすると、その衣装の面積が大きいだけにとても映える。視覚効果はさすがの蜷川。シェイクスピアらしい長セリフで、おまけに主役のコリオレイナスはほとんど出ずっぱり。(休憩時間15分をはさんで)3時間30分というハードな芝居だ。最初から、唐沢や親友役の吉田鋼太郎の声がカスレ気味だったので、この公演がキツイんだなと思ったけど、どうやら初日からそうだったと聞いた。リハーサルでつぶしたのね・・・。今日は昼夜ニ公演で、この後19時からも上演するなんて、役者の立場に立つとゾッとする。逆にいえば、1日ニ公演とは信じられないほど燃焼した芝居を見せてもらったということ。与野本町でさえなければ、もう一回は見に行きたいな。(埼玉県の方ごめんなさい。あそこでは、平日に見に行くと日付が変わる前に家に帰り着けない・・・)
2007.01.27
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ジュリアーノ・カルミニョーラ(バロック・ヴァイオリン)矢野泰世(フォルテピアノ) モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第24番 ハ長調 K.296ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第8番 ト長調 Op.30-3モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第40番 変ロ長調 K.454シューベルト:ロンド ロ短調 D895 Op.70 他プログラムの冒頭に、毎日新聞学芸部の梅津さんのコメントが掲載されていて、そのタイトルが「服を破りたくなるバロック」!コレルリ時代の聴衆が、これくらい興奮してバロック音楽を聞いたということらしいが、この言葉を聞いて梅津さんはまずカルミニョーラの「四季」を思い起こしたと書かれていた。私もこのタイトルを見て、まっさきにカルミニョーラの「四季」を思い浮かべた。1年とちょっと前になるだろうか、池袋の芸術劇場で聴いたのは。あれこそ、まさしく「服を破りたくなるバロック」だったな自由奔放な演奏が扇情的だった。バロックではない今日の曲目でも、その特徴は同じだが、「四季」のときほど衝撃的ではない。演奏者が自由に演出できる部分が少ないのかも。服を破らなくてすんだ(笑)。でも、相変らずのグッドルッキング。凝視する甲斐があってうれしい。
2007.01.26
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大野さんは好きな指揮者の一人。そう口にすると友人は「流行りモノ、好きねぇ」なんて失礼なことを言う。そんなことを言われちゃうほど、今注目の人だと思う。私自信も興味あるエピソードが2つ紹介されていた。1つは、一昨年パリ・シャトレ座のヘンツェ『バッサリーズ』フランス初演時に、ストライキで出演不可能となったオーケストラのパート譜を、自らピアノ3台に編曲して公演。フランス国内のみならず日本のマスコミでも大きく取り上げた。そのときの公演の様子を垣間見たいと思っていたので、映像がちょっとでも残っていてうれしい。客席はスタンディング・オベーションの嵐だった。もう1つは、ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」の本番3日前、イゾルデ役の歌手が突然倒れるというアクシデントが起き、リハーサルの間、急遽彼がイゾルデのパートを歌って(!?)対応した。「圧倒的な実力を身に着け、圧倒的に卓越しているべき」。世界のTOPに立つ人の強固な意志と実行力に感服した。全然違うレベルながら、今とても心身ともに疲れているので、なんだか励みになる。
2007.01.25
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指揮:チョン・ミョンフンオンドマルトノ:ハラダ タカシピアノ:横山幸雄東京オペラシティ コンサートホール 行く前は、「メシアンか~ちょっと苦手なんだよね」という気持ちと「チョン・ミョンフンならなにかケミストリーが生まれるかも」という気持ちの葛藤があり、チケットは当日購入と決めていた。(つまりギリギリまで行くのを迷うままにしておこうと思ってたということ。)結局、会社に招待券が何枚か届いており、それをもらうことになった。で、上司(!?)とオペラシティへ。この曲の発注者の「望むだけの楽器を使っていい」というオファーどおり、オンドマルトノをはじめとして珍しい楽器のオンパレード。早めに会場に着いたので、上司と舞台正面のオンドマルトノやチェレスタをしげしげと眺めた。コンサートにはできうる限りは予習していくことにしてるので、今日は朝の出勤前からケント・ナガノ指揮ベルリン・フィルのCDを聞いていた。だけど、生の演奏は随分と雰囲気が違う。洗練されたナガノのCDに比べ、もっとふんわりした感じの今日の東フィル。それでいて、最後はものすごい盛り上がり。オンドマルトノが電子楽器だったことを思い出させる金属的な爆裂音とともに最後は締めくくられた。こういうところは、いかにもミョンフンらしい。宗教音楽的な楽曲の多いメシアンが、その範疇からはずれた数年に書かれたとされるこの曲だけど、どこか映画音楽的なポピュラリズムを感じる。作曲家本人が言っているような「トリスタンとイゾルデ」的な愛の深淵までは、私は感じることができなかった。それは多分に受けての側の問題かな(苦笑)とは思っている。しかし作曲家だって曲名の「トゥランガリーラ」は、響きで名付けたと言っているくらいだ。考えすぎるのも意味がないのかも。
2007.01.24
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(生徒)ロレーヌ・レヴィ、アクセル・イーボ(模範)ドロテ・ジルベール、エルヴェ・モローいよいよロメジュリ。ヌレエフ版のロメジュリってホントに高度なテクニックの連続。ルグリが涼しい顔をして踊っている映像ばかり観ていたので、ついそれを忘れている。そしてルグリ先生は今回ますます厳しい(笑)。ルグリ先生ってば今回はキスの仕方まで実演指導(!)。求めるレベルはテクニックに留まらない。ロレーヌはラインがキレイだし、アクセルもパワーのある踊りをする。どっちも今後に期待したいけど、一挙手一投足のルグリ先生の指導で、アクセル君の方はすでによれよれな感じか。模範演技はドロテとエルヴェ。私としては「椿姫」で開眼したエルヴェにとてもわくわくしたけど、彼こそは本当に発展途上なんだなと思う。全幕で踊る次のチャンスがあれば、さらにレベルアップして見せてくれるんじゃないかとこれも別のレベルで期待。
2007.01.23
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ガリーナ・ウラーノワ、ガリーナ・ムシャンスカヤ(インタビュアー) 1997収録ウラノワは収録の時点で87歳。恐ろしく若くてキレイ。私はこれまで「ロメオ・・・」と「バフチサライの泉」しか彼女の映像を見たことがなかったが、この2つ以外にも若いときの映像がふんだんに使われている。これらを見る限り、身体能力は高くとても強靭。昔のロシアのダンサーからは、必ず政治的権力との関係が番組の中で取り上げられるけど、彼女の場合も例にもれず苦労したようだ。『ディアナとアクテオン』の客席に向かって弓を引くシーンで、矢の先の方向にスターリンが座っていて、思わず別の方へ矢をはなったというようなエピソードが語られた。今聞いても身震いがしそう。バレエを踊ることそのものより、キーロフからボリショイに無理やり移籍させられたことなど、個人と国家の関係に焦点があたったインタビューだった。なにせ、ロシア革命を覚えていて、その後の動乱を乗り切り、そしてさらに社会主義体制の崩壊まで見届けるなんてすごい一生だと思った。珍しくムシャンスカヤ女史がプライバシーに関する失礼な質問を連発しなかったので、相手によっては矛先がにぶることもあるのかも。
2007.01.22
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監督 : ニルス・タヴェルニエ 出演 : マルゴ・シャトリエ 、 ニコラ・ル・リッシュ 、 キャロル・ブーケ 、 フランソワ・ベルレアン 、 マリ=アニエス・ジロ 、 ガデル・ベラルビ 、 ヤン・ブリダール 、イリ・ブベチュニク&オットー・ブベチュニクやっと見に行けた。上映期間そろそろ終了かとあわてて行ったけど、ル・シネマは2/9までだった。バレエ公演でよくお見かけする人をここでも見かけた。やっぱり映画ファンよりバレエファンを引き付けているのね。ウワサどおりストーリーはどうしようもなかったけど、パリ・オペのエトワール3人が出てくるとは豪華。ニコラのダンスシーンを楽しみにしてたのに、想像してたよりずっと少なかったのが残念。そういう意味ではカデルの出番はさらにわずか。だけど、メヌエットのシーンでマルゴと踊る遠景のシーンは、さすがに優雅だった。マントのさばき方とか。印象深かったのは、アブダラ王子(カデル)が連れてきた舞踊団で踊ったマリ=アニエス。男性的に美しい肉体だった。この一瞬で、3月のイリ・ブベチュニク振付の公演(マリ=アニエスも出演する)に行くことを決心したくらい。それにしても、王子様3人が連れてきたそれぞれのお国の舞踊は、どれも初々しいお姫サマに求婚するときに披露するダンスには見えなかった。特に‘ジパンゴ’なる国のダンスは気持ち悪い。誰かが「暗黒舞踏みたいよね」とささやいていたが、山海塾とかが流れを汲むあれのこと?制作側にしてみると、こういうのが東洋のイメージなのかしら。細部にはこだわらない(&ストーリーにもこだわらない)と決心していたのに、やっぱりこれもウワサどおり突っ込みどころ満載。私的には、やっぱりエトワール3人の踊り(カデルはそうとも言えないけど、まあちょびっとアップになったことだし、よしとしておきたい)を見れてまあよかった。それにしても、ニコラもカデルもヤンもみんな声がステキだった。私はある範囲の声にすごく魅力を感じるのだけど(友人は‘声フェチ’と言ってる・・・)3人とも合格(笑)。
2007.01.21
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いつのまにか、ブログの管理画面が使いづらく改悪されている。文句言いながら、あちこちのボタンを押して機能をチェックしてたら、公開した覚えがないプロフィールが公になっていてビックリ!!どうも楽天リンクス(ブログやってると、さりげに無理やり登録された気がする)というSNSに入ってるとそうなるみたい。あまり使ってなかったし、(今後は別のテーマで使おうかなーと思ってはいたけど今回の件でヤメた)リンクスを退会した。他のサービスにデータを移すのもシンドイので、どうかこれ以上改悪されませんように・・・。
2007.01.20
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今日もお仕事。なんだか疲れが取れないけど、今日やっておかねば来週はもっとキツくなる。(涙)何もする気になれず、夜はソファにもたれてこのDVDを鑑賞。指揮:William Christie、演奏:Les Arts Florissants 出演:William Shimell, Joyce Di Donato, Toby Spence, Ingela Bohlin 演出:Luc Bondy2004.12.22 パリ・オペラ座先日の浜離宮朝日ホールでの「ヘラクレス」がすばらしかったので、というか字幕のおかげでやっとストーリーの細部がわかり、うれしくなってこのDVDを購入した。2004年の12月22日収録というと・・・丁度ガルニエでこのオペラを観ていた日じゃないかな。TVカメラがあったかどうかはもう覚えてないけど。その時の記憶は結構悲惨。19時半か20時にはじまったこのオペラが終了したのは真夜中0時。途中の休憩は22時すぎに1回。こういう身体的条件もキツかった上に、そもそもストーリーを知らない。事前に予習しようとしても、当時はなんの手がかりもつかめず。ミンコフスキ指揮でフォン・オッターがデジャニーラ役で歌ったCDは後で存在を知った。すると、どういうことになるかというと、それでもなんとなくわかるおおまかな起承転結を把握し、後は呆然と美しい音楽を聴くことに終始する。かなりツライ。近くに座ってた米国人旅行者が「お前はこのオペラを知ってるか?」と周囲に聞きまくっていたっけ。今回は落ち着いて聞き、映像もじっくり見ることができて、2年前のリベンジを果たしたような気持ち。クリスティとレザールフロリサンの音楽は美しくも劇的でうっとりする。ヘラクレスのウィリアム・シメルが現代的な美丈夫でカッコよく、デジャニーラのジョイス・ディドナートが嫉妬する妻を恐ろしいほどリアルに歌っている。音楽的な完成度がすばらしい。生で見られてよかったと、2年後の今になって思っている(笑)。
2007.01.20
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監督:シュテフェン・ファンマイアー 原作:クリストファー・パオリーニ 出演:エド・スペリーアス(エラゴン)、ジェレミー・アイアンズ(ブロム)、シエンナ・ギロリー(アーリア)、ロバート・カーライル(ダーザ)、ジャイモン・フンスー(アジハド) ジョン・マルコヴィッチ(ガルバトリックス王)、ギャレット・ヘドランド(マータグ) ゲイリー・ルイス(フロスガー)、ジョス・ストーン(アンジェラ) クリストファー・イーガン(ローラン) 、タムシン・エガートン(カトリーナ) キャロライン・チケジー(ナスアダ) 原作を読んだことだし、それはまあ面白かったし、見に行こうとは思っていたのだが、いよいよ今日までと知ってあわててシネコンに駆け込んだ。「ロード・オブ・ザ・リング」の後、こういうファンタジー映画って本当に難しくなった。あそこまで凝った作りをした後だと、生半可なことでは退屈になってしまう。そして、この映画は‘生半可’どころではなく、明らかに及第点以下。(それでも「ナルニア・・・」よりはいいと個人的には思うけど。)あの分厚い原作を1時間40分の作品にしたせいか、すごく端折ってある。そうすると、ストーリーはすごく平板になる。プロセスにこそドラマがあるわけで、そこをカットすればあらすじを見せられているような気になる。ジェレミー・アイアンズやジョン・マルコヴィッチなどを脇にちりばめてあるのに、主人公が魅力的でないことも、トーンダウンする一因となったかも。とにかく、「途中で何度も時計を見てしまう」映画だった。
2007.01.19
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石戸谷結子さんは、仕事でこの本を書いているだけでなく、本当にオペラを愛してるんだなーということがわかる。でも・・・私はいまや知っていることばかりなので、わざわざ読むほどでもなかった。これから、オペラを観てみようか、という人にはピッタり。女性ならではの視点と、バランスのとれたミーハー精神があるので、共感を持てることうけあい。自分としては「第1章 オペラ恋愛編」「第2章 オペラ人生編」が面白かったかな。
2007.01.18
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昨日の録画をチェック。ルグリの指導って、スタンダードな内容というより、彼が独自に身に付けてきたものを後進に分け与えている、という感じがする。貴重な番組だわ。ところで、今回はいつもよりピアノの音がキレイだった。いや、もちろんこのピアニストはいつもすばらしいのだけど、「眠り」の音楽をピアノで弾くためになされているアレンジが美しいな、と感心した。しばし聞きほれてしまった。
2007.01.17
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先日、METライブビューイングで「清教徒」を観たので、DVDでも観ておくことにした。これも部屋に積んであって、未見のままだったもの。エディタ・グルベローヴァコンスタンティン・ゴルニーシモン・オルフィラホセ・ブロスカルロス・アルバレスビセンス・エステベ・マドリッドラクエル・ピエロッティ指揮:フリードリッヒ・ハイダー、リセウ歌劇場合唱団2001年2月8日にリセウ歌劇場芝居上手なネトレプコもMETの舞台に合っていたが、グルベローヴァの「狂乱」は本当に狂っているかのようだった。グルベローヴァのすばらしさを満喫できる1枚。そのほかにも、ホセ・ブロス、カルロス・アルバレスと声に魅力のある配役だった。
2007.01.17
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エンリーコ8世:リッカルド・ザネッラートロシュフォール卿:マウロ・コルナ アンナ・ボレーナ:ディミトラ・テオドッシュウスメトン:ホセ・マリア・ロ・モナコ ジョヴァンナ・セイモー:ニディア・パラチオスエルヴェイ:ルイージ・アルバーニ リッカルド・ペルシー卿:ジャンルーカ・パゾリーニ 指揮:アントニーノ・フォリアーニベルガモ・ドニゼッティ劇場管弦楽団・合唱団 評判のテオドッシュウの『アンナ・ボレーナ』を観に行った。平日18時~という開演時間に間に合うために、今日の仕事は超スピードでこなし、文化会館に向けてひたすら走ることになった(着いたときには汗だく・・・)。しかし・・・今日はかなり席が埋まっている。評判を聞いて急遽チケットを購入した人が多かったのかも。やはりテオドッシュウはすばらしかった。昨年の「ノルマ」を聴いたときに、以前より弱音が響くようになり全体としてドラマティックにもなったと感じたが、その印象は継続。「マリア・カラスの再来」というキャッチフレーズはいろんな歌手に使われるけど、現在の彼女ほどその称号が似合う歌手はいないのではないかと思う。1幕の終わりで爆発させるためにそれまで声を溜めていた、と先に観た知人が言っていたが、別に1幕の間中声をセーブしているとは感じなかった。しかし、1幕の最後にあそこまでやられると、パワー温存してなかったかと疑われるのも仕方がない(苦笑)。ともあれ、我々聴衆を思い切り満足させてくれて、1幕の後のカーテンコールも「ブラヴァ!」の掛け声しきり。1回の休憩が30分なのは、このカーテンコールを予定したせい?2幕もますます快調にとばしたテオドッシュウは、寝転がっての弱音も、女声二重唱もとびきり美しい。久々に生の声に満足したエンリーコ8世役のザネッラートが見た目も声も役柄にピッタリ。ペルシー卿役のパゾリーニが、高音以外のところが不安定で、いまひとつだった。あとはまあ、そこそこだったのではないかと思う。オケは、「ルチア」のときと指揮者が同じだった(今日だけだったらしい・・・)ので、不安がよぎったが、先日より随分頑張っていた。相変らず金管が大変だけど、それはそれで今日は情感を出していたと思う。
2007.01.16
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仕事で面白くないことがあって憂鬱だし、先日見たレニングラード国立の「白鳥の湖」(シェスタコワ&ルジマトフ)が消化不良のままだったし・・・ということで、またまた自宅に眠っていたDVD(未見)を引っ張り出した!ジリアン・マーフィー(オデット/オディール)アンヘル・コレーラ(ジークフリート王子)エルマン・コルネホ(王子の友人ベンノ)マルセロ・ゴメス/アイザック・ステイパス(悪魔ロットバルト)振 付 ケヴィン・マッケンジー(原振付:マリウス・プティパ、レフ・イワノフ)2005年2月にワシントンのケネディー・センターで収録うん、結構楽しい。生で観たときは「これはバレエじゃなくてショウだわ」と思ったけど、このエンタメ性はなかなか。生で観たときもアンヘルの思いがけないノーブルさにびっくりしたものだ。ドンキの彼しか知らなかったので、いつもニコニコして勢いよく回転しているかと思ってた。ABTのスターだもの、踊り分けないはずがなかった。恋に浮かれた若者そのものの演技をしていて、今回のルジマトフとは、それこそ思い切り対極の王子ぶり。ルジマトフがもともと好きなのに、ストレートなアンヘルの演技を見てホッとする自分を発見してしまった。(ちょっと悲しいかも・・・)ジリアン・マーフィーの4回転入りのフェッテといい、エルマン・コルネホの優雅でエネルギッシュな踊りといい、キャストのレベルが高い。そうそう、あまり好きではなかったマルセロ・ゴメスが、とてもセクシーなロットバルトを演じていて、思わず目が釘付けになった。王妃サマを誘惑するかのようなルースカヤのダンスは、AMPの「スワン・レイク」を思い出した。こんな踊りをするダンサーだったのね。ストーリーの見所をキャロライン・ケネディが解説しているが、その前に彼女の父のJ・F・ケネディの演説(芸術に国境はない・・・とかなんとか)が挿入されている。先日のMETライブビューイングといい、解説が多すぎるのは結構うっとおしい。アメリカ的なのかもしれない。伝統が無いゆえに、クラシックな芸術の敷居の低さの演出に拘泥することって。落ち込んでいた気分はとりあえず回復!
2007.01.15
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出演者: 牧野正人(ヘラクレス)、波多野睦美(デージャナイラ)、野々下由香里(アイオレ)、米良美一(ライカス)、辻裕久(ヒュロス)キャノンズ・コンサート室内管弦楽団&合唱団、指揮/チェンバロ:渡邊孝、合唱指揮:辻裕久 このチラシを見つけたとき、すごくうれしくなった。2年前にパリ・ガルニエでクリスティー&レザール・フロリサンで観たのだけど、ストーリーは知らないわ、ネットで調べても(日本語でわかる範囲では)情報がないわ、で現地では悲しい気持ちで長時間呆然と観てた。どうやら冒険談ではなく家庭内の不和らしい、それもヘラクレスが戦いで捕虜として連れ帰った女性に奥さんが嫉妬してるらしい、で最後には毒殺されたんだな、とこれくらいは把握したんだけど、毒で殺されるところがあっけなくてコトの経過がわからなかったのと、最後にどうやらめでたい(?)ハプニングもあったようだがそれがなんなのか掴めなかった。今日は日本語字幕で観れただけでもありがたかった。ヘンデルなので歌詞は英語なんだけど、もともと得意でない上に、声楽的に歌われると全然聞き取れない。(わかるのは「ジェラシー~」くらいかな・・・)歌手の中では波多野さんが嫉妬深いヘラクレスの奥サマ役を見事に歌っていた。舞台姿もとてもステキ。野々下さんも楚々とした捕虜の王女サマ役が似合っていたと思う。しかし、一旦テキストを把握したからには、やはりパリのあの公演のレベルの高さが思い出され、帰りがけに日本語字幕もないのにDVDを買ってしまった。2年前に未消化で終った公演を、近いうちに後追いして楽しんでみようと思う。
2007.01.14
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出演:市川 染五郎、阿部 サダヲ、秋山 菜津子、真木 よう子、高田 聖子、粟根 まこと、小須田 康人、田山 涼成、古田 新太作:中島かずき、演出:いのうえひでのり劇団☆新感線は「メタルマクベス」で気に入ってしまい、今回も足を運ぶことにした。これもストーリーの骨格は「マクベス」からとられているようだ。結構面白かった。染五郎が好きと思ったことはなかったけど、歌舞伎役者ってベースが違うのね・・・と感心しながら見てた。殺陣が冴えてる。こんなに立ち回りが決まるなんて。声は思ったよりハスキーだった。(歌舞伎のときにはあまり気付かなかった・・・。)阿部サダヲ、秋山菜津子、古田新太という顔ぶれも今回足を運んだ理由。観劇後の感想としては、今回は阿部サダヲが圧倒的に存在感があった。高田聖子もはじけいて、休憩時間の話題だった。3階で3500円の席。花道が見えないのが難点だけど、すっごく満足度高い。最近、料金の話ばかりしてるが、どうも払った金額によって満足度のスタンダードが設定されてる。(当たり前?)METライブビューイングより安いと思うと、より楽しく感じるから不思議。「ゲキ×シネ」という過去の劇団☆新感線が映画になって上映される企画があるが、2月に再上映されるらしい。染五郎の「髑髏城の七人~アオドクロ」を見に行くことにしよう!と決心した。
2007.01.13
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指揮:アントニーノ・ファリアーニ演出・衣裳:フランチェスコ・エスポジートエンリーコ:ルカ・グラッシルチア:デジレ・ランカトーレエドガルド:アントニオ・ガンディアアルトゥーロ:マッテオ・バルカライモンド:エンリーコ・ジェゼッペ・ヨーリアリーザ:ティツィアーナ・ファルコノルマンノ・ヴィンチェンツォ・サリネッリベルガモ・ドニゼッティ劇場管弦楽団、ベルガモ・ドニゼッティ劇場合唱団ランカトーレを楽しみにしてた。前評判は著しく高い。昨日は、METライブビューイングで(音声は悪かったにしろ)ネトレプコの狂乱の場を観たばかり。ベッリーニとドニゼッティの「狂乱」続き、ってうれしくなる。だけど・・・ランカトーレもまだまだ頑張る余地があるなあ、と思った。高音は美しいけど、中音域だと途端に相手役の声にかき消されてしまう声量。それに、インタビューを見てると素顔は美しいのに、舞台ではあまり映えない。もちろん、舞台姿が悪いわけではなくて、華が無いので天井桟敷にいると遠目には侍女のアリーザと区別がつかない。もっとも、これは他の歌手もそうだったので存在感の問題かも。努力するものではないが、声質ももうちょっと軽めの方が好みかな。エドガルドのガンディアは、瑕疵はあったものの三幕のアリアはすばらしかった。オペラを聴くときの喜びを感じさせてくれる、ってこういうことだと思う。演出は簡素。それで通してくれればいいのに、狂乱の場ではルチアは高い階段から降りてくる。その階段に手すりがないのに階段の幅が狭かったので、見ている方はかなりコワかった。オケは・・・すでに先に見ていた人から聞いたとおりで、かなりラフだった。覚悟していたのでショックは少ないが、まさか冒頭から出だしがここまで揃わないとは思わなかった。金管は全般的にもう大変だった。イタリアもローカルな劇場のオケだとこうなるのね・・・。しばらくは新国立に文句を言うのはやめておこう。
2007.01.12
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METのオペラをライブ(何日かズレがあるけど)で放送するというので、ネトレプコ見たさと4000円という価格(落ち着いて考えると、映画のようなものなのでやはり高い!)につられて見に行く。指揮:パトリック・サマーズ 演出:サンドロ・セキ 出演:アンナ・ネトレプコ(エルヴィラ)、エリック・カトラー(アルトゥーロ)、フランコ・バッサルロ(リッカルド)、ジョン・レイリー(ジョルジオ) 2007年1月6日MET上演予想はしてたけど、音質は悪かった。生で聴くべき音楽を、マイクを使って聴いているみたい。特に音量が大きくなると、音が割れる。一方、画像はきれいだ。カメラワークがテレビ的でアップ画像が多いので、METの舞台の大きさを感じられるような臨場感はないかも。それでも、歌は総じてよかったと思う。ネトレプコの中音域のハスキーさが好きではないが、高音が美しい。主役級の男声3人もいい声だった。アルトゥーロ役のカトラーはテノールとして声は悪くないと思ったが、ときどきぶら下がったので、カーテンコールでは少しブーイングされてた。よくも悪くもテレビ的で、放送番組として良くできている。女性アナウンサーと往年の名歌手ビヴァリー・シルズが進行(?)と解説を行い、休憩時間中には舞台裏やインタビューを行って、見ている者を飽きさせない。このインタビュアーはルネ・フレミングで、インタビューされてたのはネトレプコ。狂乱の場の前と後に楽屋に突撃インタビューするのは面白かった。あの30分もの狂乱の場の直前に話せるネトレプコってすごい。METの楽屋の殺風景さも興味をひいた。インタビュアーのフレミングが同じソプラノのせいか、質問は要領がよい。インタビューでの会話で面白かったのは・・・ネトレプコ「感情移入するのに、今回の相手役のカトラーがグッドルッキングな人で助かるわ(笑)」フレミング「重要なことよね!(笑)」というやりとり。やっぱりね!と思わずニヤリとしたら、会場中で笑い声が起こった。ヨーロッパ・カナダ・日本(東京・関西)に配信されているらしいけど、今回のネトレプコにはMETのプロモーション効果がばっちりあったことだろう!美しさも際だっているけど、彼女は演技派でもある。あまり涙もろくはない私も、今日の彼女の狂乱には涙が出そうだった。それに舞台から見た客席の興奮度がすごい。あれでMETに行きたくなった人もいると思う。いろいろ楽しめたけど、あの音声で4000円はやはり高い。映画より若干高いくらいだったら、とても満足しただろうに。
2007.01.11
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パリのカルティエ・ラタンに住むアメリカ人の著者が、中古ピアノを再生・販売する工房を見つけ、そこの職人リュックと知り合いになる。リュックを通じ、自分にピッタリのピアノと音楽のある生活を手に入れて、パリ裏町の‘隣人’たちとその文化の中に溶け込んでいく。これを偶然見つけて読みはじめたたとき、パリの新たな魅力を垣間見た気がした。ときどき訪れる‘エトランゼ’にはきっとついにわからないであろう、通で小粋な世界。著者と同じように、いまさらながら子ども時代のようにピアノを弾きたくなった。東京のマンションでは、電子ピアノという味気ない楽器と向き合うことになるのが必至だが、願わくば象牙鍵盤(ワシントン条約違反ですかね・・・中古でいいんだけど)の楽器を手に入れたいなあ。
2007.01.10
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珍しく録画に失敗しないで、放送当日に見ることができた。ルグリの指示・・・細かくてたくさん(笑)。ファビアン君が肩で息をしてて、エレオノーレが指導されてるときに、はついに座り込んでるなとチェック。男性のヴァリアシオンは本当に大変なんだな。ルグリの話してるフランス語の実際の内容はわからないけど、彼が後輩に伝えようとする思いがすごく強く伝わってきて、やっぱり感動してしまう。TVの前でジーンとしてた。細切れだけど、毎週見れる番組があって幸せ♪
2007.01.09
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最近、バレエの「海賊」を観て、久々のルジマトフなのにテンション下がったので、手持ちのまま未見だったオペラの「海賊」のDVDを観ることにした。ホントは昨年10月のびわ湖ホールの公演を観に行こうと目論んでいたのだが都合がつかず、予習用に購入したDVDだけが残っていた。指揮:Pulumbo出演: Michailov, Bruson, Sburlati, Damato2004パルマ,テアトロ・レッジョオペラ仲間の知人はこの作品を“荒唐無稽”と言っていたが、いやいやバレエの「海賊」に比べればちゃんと一貫性のあるストーリー。バイロンの原作はオペラの方に近いんだろうな、きっと。バレエのストーリーと一番違うのは、奴隷の‘アリ’が出てこないこと。主役のコッラードとメドーラの愛、横恋慕するギュルナラと彼女を愛し嫉妬するセイド・パシャの物語。女性が奴隷商人にさらわれたり、部下が奴隷商人と結託して裏切る・・・などということもない。わかり易いじゃないのと思うけど、テクニックの見せ場をいっぱい持つ‘アリ’がいないと、バレエとしてはすごくつまらないものになるのは確実。音楽は、初めて聴いてもどこかで聞いたことがあるような気がするヴェルディ節。口の悪い友人が「くさってもヴェルディ、という感じ」と言っていたが、言いえて妙だ。それはさておき、歌手は概ねよかったと思う。ブルゾン以外の歌手は知らなかったが、コッラード役のミハイロフはなかなか気に入った。(ほんの少しだけど)M・アルバレスを思わせる演歌調の(?)歌いまわし。このヒロイックな役、ヴェルディのノリのいい音楽によく似合っていた。10月のびわ湖にも行きたかった・・・。
2007.01.09
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ベートーヴェン:交響曲 第5番「運命」ビゼー:歌劇「カルメン」組曲第1番ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」“人知れぬ涙”プッチーニ:歌劇「トスカ」“星は光りぬ”帰れソレントへ、つれない心 他指揮:大友直人 司会:中井美穂 管弦楽:東京交響楽団 テノール:佐野成宏~オーチャード・ホール~NHKニューイヤー・オペラコンサートで佐野さんの声を聞いて、もっと聞きたくなり、この公演のチケットをゲット。東京交響楽団はもちろん期待を裏切ることはないんだけど、ベートーヴェンの「運命」にビゼーの「カルメン」組曲というあまりにも一般受けする曲目を並べられて、ちょっとダルイ。自分のお目当てが佐野さんonlyだったからかも。後半、やっと佐野さんが登場。“人知れぬ涙”に“星は光りぬ”というあまりに有名なアリアと“帰れソレントへ”と“つれない心”(カタリカタリ)というカンツォーネを歌う。これもスタンダードすぎる選曲だけど、彼の歌声を聞けるだけで幸せ。軽めで声量の少ないパヴァロッティみたい(これはホメテるつもり!)だと思った。今日はオーチャードの天井桟敷(最近、このあたりの住人になっている)の一番後ろだったので声が届くか不安だったけど、近頃ほんの少しオーチャードの音響が改善されたように思うのは気のせいか?彼の声はちゃあんと聞こえた。血中イタリアン濃度がちょっと増し、興奮し始めたところで今日の彼の歌はおしまい。アンコールで“オーソレミオ”を歌ってくれてうれしかった。まあ、映画に毛の生えたような料金だもの。仕方ない。5~6月に日本でリサイタルをやってくれる、というトークがあったので、今年の楽しみが増えた。早く日程を発表してほしいな。
2007.01.08
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オデット/オディール:オクサーナ・シェスタコワジークフリード:ファルフ・ルジマトフロットバルト:マラト・シェミウノフ王妃:ズヴェズダナ・マルチナ家庭教師:アンドレイ・ブレグバーゼパ・ド・トロワ:アナスタシア・ロマチェンコワ、タチアナ・ミリツェワ、アントン・・ローム指揮:セルゲイ・ホリコフレニングラード国立歌劇場管弦楽団昨年も今ごろ、このバレエ団で「白鳥の湖」を観た。主役も同じシェスタコワ&ルジマトフ。ルジマトフは「海賊」のときよりはオーラ復活してるけど、なんか地味。というか世俗的な興味を全部なくした求道者のような雰囲気が漂っている。内に内にと意識が向いている感じ。一方でロットバルトのシェミウノフが細かい演技をちょこちょこやってて、ノリがいいこともあり、ジークフリートよりグッと若い(事実そうだけど)印象。隣りの席の人が「デーモン小暮みたい」と言っていたが、化粧といい、落ち着きのない小者な雰囲気といい、言い得て妙だ。このロットバルトにあの老成した王子は騙せまい(キッパリ)!シェスタコワの踊りも好きだったが、12月にロパートキナを観たあとでは「並」な感じ。(ごめんなさい、シェスタコワ・・・。)だけど、マリインスキーのプリマ白鳥はどんなにたおやかでもどこか強さを感じるけど、運命に翻弄される弱さはシェスタコワの方が似合ってる。結局一番感心したのは、足音がほとんどしない群舞だった。
2007.01.07
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日生劇場から府中へ。NHKニューイヤーオペラコンサートで「こうもり」の乾杯の歌を聞いて、我慢できなくなり急遽行くことにしたのだった。明日からの新宿での公演に行けないので、急遽府中のチケットをゲット!こっちは一転してすごく楽しかった♪アイゼンシュタイン:ヴァダース・ジョルトロザリンデ:ゲスティ・ヴェロニカアデーレ:フィッシュル・モーニカファルケ博士:フェルデス・タマーシュ イーダ:ボーディ・バルバラ アルフレード:ヴァダース・ダーニエルフランク:ファラゴー・アンドラーシュオルロフスキー公爵:サボー・ダーヴィド フロシュ:デジー・ザボー・ガーボルハンガリー国立ブダペスト・オペレッタ劇場管弦楽団、合唱団、バレエ団カロチャイ・ジュジャ、オズヴァルド・マリカというおなじみの名前が消えていた。劇場の意向で来日しなかったとか。それでも不安はない。この劇場のアンサンブルはすばらしいから。「こうもり」をオペラ劇場でオペラ歌手で聞くと、もちろん歌は聞き応えはあるのだけど、オペレッタらしいダンスや演技がいまいちだったりする。ミュージカルの源流と言われるオペレッタは、太った歌手がアリア(そもそもあまり無いけど)を歌うだけだと物足らない。もちろん、今日の「こうもり」はみんな軽やかにステップを踏み、抜群の合いの手でアドリブを入れる。もちろん、歌もなかなか聞かせてくれる。今日の配役だと、アデーレのフィッシュル・モーニカ、ロザリンデのゲスティ・ヴェロニカ、アイゼンシュタインのヴァダース・ジョルトの歌がなかなか良く、イーダのボーディ・バルバラとオルロフスキーをやってたサボー・ダーヴィドのダンスもすばらしかった。そして、ミュージカルっぽいと思わせるのは、キャストの外見が皆それなりにレベルが高いこと。ヴァダースなんて、年金もらってるアイゼンシュタインには見えない。金髪細身のサボーのオルロフスキー公爵もロシア人っぽい容姿で端正だった。全員が観客を楽しませよう、という方向で頑張ってくれるので、「こうもり」をはじめて見る人がいたら、私ならまずここの「こうもり」を薦めるだろう。ウィーンと並ぶオペレッタの本場、ハンガリーのエンタテインメント力に感心するはず。明日から新宿の「こうもり」にも行きたい。(けど、仕事が残ってるからきっとムリだろうな・・・。)俳優ヤタレントの魅力で見せる日本のミュージカルの後、訓練を積んだ至芸を見せてもらって、やっと今日の活動の収支が合った(?)気がした。
2007.01.06
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三連休の一日目。だけど朝から忙しかった。新年早々前歯が欠け、歯科に行くはめに。昨日はコンタクトレンズを洗面台で流しちゃったし、今年はいい年ではないかも。仕事が残っていたので、歯科の後、職場で昨日の残務処理。開演15分前にオフィスを出て、日生劇場へ。走ったせいで汗だく。で、「スウィニー・トッド」。(出演)市村正親、大竹しのぶ、キムラ緑子、ソニン、城田優、立川三貴、斉藤暁、武田真治(演出・振付)宮本亜門後悔した。私はスプラッターやホラーが大の苦手。「スウィニー・トッド」がそういうストーリーだと知らなかったかというと、それが知っていたんだな。でも、ブロードウェイ進出の宮本亜門の新作を観たいという気持ちと、大竹しのぶと市村正親の相乗効果(?)に興味があったのだった。だけど、ダメなものはダメだった。シェイクスピアの「タイタス・アンドロニカス」くらいだと作品の様式性の方が強くてそうでもないんだけど、今日は途中で吐き気がしてきた・・・。亜門演出はわかりやすいところがいいし、装置も18世紀末のロンドン下町の雰囲気が出ていたが、それ以上に何か感じることはない。主役2人の存在感はさすが。でもミュージカルってやはり歌うものなので、演技派大物女優の大竹しのぶでも歌はキツイ。最初出てきたときはすぐに彼女とわからなかったので、「なんでこんな人が出ているの?」と耳を疑った。ソニンはよく歌えていたし、‘テニスの王子様’城田優も舞台映えする。武田真治は今回、彼の個性があまり出てないような・・・。ティム・バートン監督がジョニー・デップでこれを映画化することに決定したらしい。どうしよう・・・ジョニデがこんな役をやると猟奇的で似合いすぎ。彼はヴィクトリア朝の雰囲気も似合いそうで、やっぱり見てしまいそう。 ただ、なんにしてもミートパイはしばらく食べたくない。
2007.01.06
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仕事初め。初日から飛ばしすぎて(好きでやったのでなく、いやおうなく・・・)、ヘロヘロになった。こういうとき、映画ってやはりいい。私にとっては、バレエや音楽の鑑賞より受身でいられる。で、昨年末のNHK-BSで放送されたものを録画したままだったので、まったりと見ていた。監督 ルキノ・ヴィスコンティ 原作 ジェームズ・M・ケイン 出演 クララ・カラマイ / マッシモ・ジロッティ / ジュアン・デ・ランダ / ディーア・クリスティアーニ / エリオ・マルクッツォ 若い妻が、若い流浪者の男と共謀して、年取った夫を殺害。その後男はまたしてもさすらいを求め、女はしっかり新しい生活に根を張り・・・。原作はとても官能的なハードボイルドだと聞いたけど、この映画の焦点は若い共犯男の逡巡。この若い共犯男=ジーノが、小間使いをさせている少女に「俺は悪い人間か?」と尋ねるシーンに友人はみな感動したという。彼の弱さを表わしている象徴的な一言がよく効いている、という意味で上手いところだ。やっぱりヴィスコンティの映画では、男が繊細で女が強い。彼の映画では、繊細な男がみなハンサムなので私はしっかり許容しているが(笑)、それでも女性のずぶとさの方がとても好き。タイトルの「郵便配達は二度ベルを鳴らす」は解釈がいろいろあるようで。「郵便配達夫が呼び鈴を2度鳴らし、自分が不審者ではないと証明したことに由来する」らしい。最初はの殺人は、寝取った女の夫を殺したことだがそれではコトはおさまらず、警察の追跡から逃げる際に肝心の恋人の女を殺すことになってしまった(=2度目の殺人)ことこそ、人生におけるゆるぎない事実、ということかしら・・・。テイストはやっぱり好み。映画のあちこちにイタリアオペラが流れるのがお約束になっていて、個人的にはうれしい。
2007.01.05
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メドーラ:イリーナ・ペレンコンラッド:マラト・シェミウノフアリ:ファルフ・ルジマトフギュリナーラ:タチアナ・ミリツェワアフメット:アンドレイ・マスロボエフセイード・パシャ:アレクセイ・マラーホフビルバンド:イーゴリ・フィリモーノフ指揮:アンドレイ・アニハーノフ管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団~東京文化会館~新春のバレエ初め。‘ルジマトフ・セット’という、恐ろしくセンスはないけど商売っ気はあるネーミングのセット券の一環。それでも「ルジマトフが世界遺産である」という思想のもとに通っているのだけど、彼は初日はいつも調子が出ないのだった。忘れていた。でも・・・明日は仕事だし、やっぱり今日でよかったような。同僚はほとんど1/8まで休んでいる中、明日から全速力だもの(ブツブツ)。ルジマトフは年々それなりの変化を経ても、彼ならではのアリを堪能してきたけど、今年はビミョー。年末にマリインスキーで「海賊」を観たばかりだから。金髪サラサラお小姓のようなサラファーノフのアリや、金髪サラサラ貫禄いっぱいのゼレーンスキーのアリと比べても、やはりアリと言えばルジマトフ、と12月には思ってた。だけど今日の彼はオーラを消し去っているかのようなひそやかな存在感。ああ、そしてもう高いジャンプはしないのね・・・。やはり複雑な気持ち。若手をそろえてきたマリインスキーにちょっと不満はあったものの、こうしてみると同じ若手でもやはりあっちの方が格段にうまかった。ペレンもヴィシニョーワやソーモワと比べると分が悪い。もちろん比べるのは鑑賞方法としてはご法度とわかっているけど、ちょっと立て続けに観すぎたかも。明日はルジマトフははじけるのかしら。こうなってくると、昨年の「ラスプーチン」での彼をもう一度見たくなった。
2007.01.04
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東フィルのニューイヤーコンサートがオーチャードだったので、お茶してからNHKホールへ向かった。ここでも伴奏は東フィル。今日は渋谷でフル回転。ヴェルディ「歌劇“椿姫”から“乾杯の歌 友よ、さあ飲みあかそう”」 (テノール)佐野 成宏(ソプラノ)大村 博美 (合唱)二期会合唱団、藤原歌劇団合唱部、東京混声合唱団 (バレエ)東京シティ・バレエ団プッチーニ「歌劇“トゥーランドット”から」 “お聞きください”(ソプラノ)砂川 涼子 “誰も寝てはならぬ”(テノール)福井 敬モーツァルト「歌劇“魔笛”から“復讐の心は地獄のように胸に燃え”」 (ソプラノ)臼木 あい ヴェルディ「歌劇“椿姫”から“プロバンスの海と陸”」 (バリトン)堀内 康雄プッチーニ「歌劇“蝶々夫人”から“ある晴れた日に”」 (ソプラノ)木下美穂子モーツァルト「歌劇“フィガロの結婚”から」 “小二重唱 三尺、四尺、五尺”(バリトン)黒田 博(ソプラノ)半田美和子 “もう飛ぶまいぞ、この蝶々”(バリトン)黒田 博 “愛の神よ、照覧あれ”(ソプラノ)佐々木典子 “恋とはどんなものかしら”(メゾ・ソプラノ)林 美智子 “六重唱 おかあさんをよく見ておくれ” (メゾ・ソプラノ)竹本 節子、(バリトン)黒田 博、(テノール)加茂下 稔 (ソプラノ)半田美和子、(バリトン)鹿又 透、(バス)鹿野 由之ヴェルディ「歌劇“トロヴァトーレ”から“炎は燃えて”、“重い鎖にしばられて”」 (メゾ・ソプラノ)フィオレンツァ・コッソット小曽根真「Bienvenidos al Mundo」 小曽根真「楽しい思い出はどこへ(歌劇“フィガロの結婚”から)」 (ピアノ)小曽根 真ヨハン・シュトラウス「喜歌劇“こうもり”から」 “夜会は招く”(合唱)二期会合唱団、藤原歌劇団合唱部、東京混声合唱団 (バレエ)東京シティ・バレエ団 “侯爵様、あなたのようなお方は” (ソプラノ)高橋 薫子 (合唱)二期会合唱団、藤原歌劇団合唱部、東京混声合唱団グノー「歌劇“ファウスト”から“この清らかなすまい”」 (テノール)望月 哲也リヒャルト・シュトラウス「歌劇“ナクソス島のアリアドネ”から“偉大なる王女さま”」 (ソプラノ)天羽 明惠チレーア「歌劇“アドリアーナ・ルクヴルール”から“わたしは神のいやしいしもべです”」 (ソプラノ)大村 博美プッチーニ「歌劇“トスカ”から“テ・デウム”」 (バリトン)直野 資 (合唱)二期会合唱団、藤原歌劇団合唱部、東京混声合唱団 ヴェルディ「歌劇“リゴレット”から 四重唱“美しい乙女よ”」 (テノール)村上敏明、(メゾ・ソプラノ)森山京子、(ソプラノ)高橋薫子、(バリトン)堀内康雄プッチーニ「歌劇“トスカ”から“星はきらめき”」 (テノール)佐野 成宏ビゼー「歌劇“カルメン”から ハバネラ“恋は野の鳥”」 (メゾ・ソプラノ)藤村実穂子 (合唱)二期会合唱団、藤原歌劇団合唱部、東京混声合唱団ヨハン・シュトラウス 「喜歌劇“こうもり”から“ぶどう酒の燃える流れに”」 (出演者全員) (管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団、(指揮)飯森 範親 ~NHKホール~ 毎年趣向が変わるので、ついつい毎年NHKホールへ出向いている。昨年はちょっと地味で、「来年はやめとこ」と思ったのだけど、50周年の今年はキラ星のごとく日本のオペラ界のスターが並びそれぞれの十八番を歌ってくれるので、オペラ版紅白のような趣きでまたしても出かけた。とても満足したけど、それは佐野さんと福井さんに拠っている。この2人がダントツだったと思う。佐野さんの声はもともと好きなんだけど、日本人離れ(?)したイタリアンな声がよく響いていて、今日は一番のブラヴォだった。8日のキリン・ニューイヤーもチケットがあれば行きたい。新国立で中途半端な外国人を呼ぶくらいなら、彼にイタリアオペラを歌ってほしい。福井さんも別な方向で日本人的でない声。カラフをここまで聴かせてくれるなんてうれしい。若手の臼木あいさんも‘夜の女王’にもビックリ。まだ全体的に不安定な歌い方だなーとは思ったけど、最高音をびしっとキメてくれて、これも日本人でちゃんとこの音をあてて歌ったのをはじめて聞いた。今後に期待。好き嫌いというレベルで言えば、大村博美さんの声質はちょっと好みではなかった。あと、藤村実穂子さんも、どうしてもカルメンには聴こえなかった。こっちは演技力の問題かな。まじめすぎるお人柄がそのまま出ている感じ。フィオレンツァ・コッソットが出る、というのが本日の目玉でもあったが、生で聴く分にはやはり厳しかった・・。あの存在感はさすがだが、2曲でやめてくれてよかった。一応、拍手したいもの。近々公演があるはずだけど、それはかなり往年のイメージを持って臨まないと・・・。でも、TVで見ていた友人はすばらしい!と言うので、ホールがデッドであることなんかも、マイナスに影響したかも。とまれ、本番では彼女の歌の後は、ブラヴォとブーが交錯し、アラーニャinスカラの記憶も生々しい昨今、ちょっとドキドキした。NHKもドキドキしただろう。司会の二人が「すばらしですねー」とかを連発し、なんとかその場をしのいだけど、TVでどう映っていたのかしら・・。小曽根さんのピアノも楽しみだったけど、ちょっと彼のすばらしさが発揮されないまま出番終了になってしまった。こういうとこも、紅白みたいだ。総じて満足し、最後の「こうもり」の乾杯の唄を鼻歌で歌いながら、NHKホールを後にした。佐野さんの出るキリン・ニューイヤーとハンガリー国立オペッレッタ劇場の「こうもり」に、やはり行こうかという気になった。消費はさらなる消費を刺激するんだなと実感。今年も財布は軽いに違いない・・・。
2007.01.03
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第1部<新春!モーツァルト!モーツァルト!>モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲モーツァルト:オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314 (オーボエ:宮本文昭)モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調「ハフナー」K.385第2部<ワルツは世界を巡り、そしてボレロへ!>チャイコフスキー:「眠れる森の美女」op.66より“ワルツ”チャイコフスキー:「白鳥の湖」op.20より“ワルツ”シベリウス:“悲しきワルツ”op.44-1J.シュトラウス:ワルツ「美しく青きドナウ」op.314ラヴェル:ボレロ出 演 指揮・お話:尾高忠明オーボエ:宮本文昭管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 会 場 Bunkamuraオーチャードホール 東フィルのニューイヤー・コンサートははじめて。お目当てはオーボエの宮本さん。(東フィルの皆さん、ごめんなさい・・・。)だって彼のオーボエ奏者としてのラストイヤーのこの1年、室内楽コンサートはことごとくあっと言う間に完売。オークションにさえ、あまり出てこない。まあ、室内楽は会場は小さいのでチケット枚数も少ないのだろう。でもって、今日は私の好きなモーツァルトのオーボエ協奏曲。「のだめ・・・」を読んでいれば、黒木クンが演奏した曲と言えば一発でわかる。宮本さんのオーボエが好きなのは、音に華があるところ。のだめが言う‘ピンクのモーツァルト’っていう感覚は、彼のこの協奏曲を聞いたら実感が持てると思う!それはさておき、肝心の東フィルも頑張っていた。というのは、第2部のチャイコフスキーはバレエ音楽だけど、新国立で聞いた不甲斐ない音とはかなり違っていたから。金管もバッチリ。今日はコンサートで伴奏ではないからか、指揮者が尾高サンだからか、ニューイヤーだからかはわからない。バレエの伴奏時も、いつもこれくらいは演奏してほしいな。だが、一番のエンタテインメント要素は、「指揮・お話」を担当された尾高サンその人。こんなに「お話」が上手いとは思わなかった。日ごろクラシックを聴かない人を想定した「お話」は,曲そのものや作曲家の裏話など、なかなか楽しい。ユーモアのセンスもお持ちだし。休憩時間に、仕事で縁のある東フィルの事務方の人にご挨拶をし、「楽しんでます」とお伝えした。どこが・・・とはあえて詳しくは言わなかったけど。その休憩時にはロビーに獅子舞も現れ、東フィルのサービス精神はしっかり受け取った!
2007.01.03
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昨年6月に録画したのを、新国立の「シンデレラ」を見て思い出し、年末から見てたもの。途中で帰省してしまったので、実家から戻った今日、続きを見た。[出演]カリン・シニカ(シンデレラ)、スタニスラフ・イェルマコフ(王子)、マリーヌ・カステル(バレエ教師/妖精)、ジョゼフ・ヴァルガ(継母)他[振付&演出]ハインツ・シュペルリ[指揮]ウラディミール・フェドセーエフ[演奏]チューリヒ歌劇場管弦楽団[制作]2003年5月チューリヒ歌劇場オペラと違って、バレエの現代モノへの読み替えは個人的には許容できる範囲に収まっている場合が多い。これも読み替えが現代的なのが功を奏していると思う。ストーリーは「バレエ教師の母の死後、継母のバレエ団で不遇の日々を送るシンデレラが魔法の力で舞踏会に参加する。彼女は、主宰のスターダンサーに見初められるが…。」というもの。原作では、王子はシンデレラを探しに世界を巡るが、この場合、スターダンサーのシンデレラ探しに行く先はボリショイ、パリ・オペラ座(!)、ロイヤルバレエ。衣装もなかなかステキだった。しかし、知っているダンサーが一人もいないので、見ていてもテンションはちょっと低めになってしまったのは否めない。
2007.01.02
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ヨハン・シュトラウス「行進曲“乾杯!”作品456」 ヨーゼフ・シュトラウス「ワルツ“調子のいい男”作品62」「ポルカ“水車”作品57」 ヨーゼフ・ヘルメスベルガー「妖精の踊り」ヨーゼフ・シュトラウス「ワルツ“うわごと”作品212」ヨハン・シュトラウス父・「入場のギャロップ 作品35」ヨハン・シュトラウス「喜歌劇“くるまば草”序曲」ヨーゼフ・シュトラウス「イレーネ・ポルカ 作品113」ヨハン・シュトラウス「ワルツ“レモンの花咲く所”作品364」 エドゥアルト・シュトラウス「ポルカ“ブレーキかけずに”作品238」 ヨハン・シュトラウス「ポルカ“都会と田舎”作品322」 ヨーゼフ・シュトラウス「水夫のポルカ 作品52」「ワルツ“ディナミーデン”作品173」 ヨハン・シュトラウス父「エルンストの思い出 作品126」「狂乱のギャロップ 作品114」 ヨーゼフ・ヘルメスベルガー 「ポルカ“軽い足どり”」ヨハン・シュトラウス「ワルツ“美しく青きドナウ”作品314」 ヨハン・シュトラウス父「ラデツキー行進曲 作品228」 (管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(指揮)ズービン・メータ(バレエ)ウィーン国立歌劇場バレエ団、フォルクスオーパーバレエ団 ルシア・ラカッラ、シリル・ピエール ~オーストリア・ウィーン楽友協会から中継~ これも実家で毎年恒例で見ている。今年のコンマスはキュッヒルじゃないのね・・・と、先般ラジオで演奏を聞いて以来ファンになった母は少々ガッカリしていた。実は私はこのウィンナ・ワルツとかポルカとかはあまり好きではないんだけど、私の中では紅白と同じくらい重要な(?)マンネリ行事になっている。これを見ないと新年になった気がしない。 で、今年の指揮者はメータ。あまり好きではなかったが、彼の‘ユルさ’がウィンナ・ワルツに合っている気がした。ウィーンフィル・メンバーのブログを読んでいたら、メータはウィーンで音楽を勉強していて、ウィーンフィルの楽団員には同窓生(?)や知り合いが多いんだとか。こういう音楽には気分が合うって大事なことだと思う。でもその一方、昨年のヤンソンスみたいに、いかにも文化が違う、という感じの指揮者も面白いんだけど。来年はプレートルらしいので、おフランス風味を知りたくてまた見てしまうだろうな。バレエはお約束どおり無難な振付。ルシア・ラカッラの身体能力優先な踊りもそんなに好きではなかったが、あの優雅な衣装を纏うと、彼女のすばらしい柔軟性がドレスのラインに反映されて(なんか変な言い方だけど)ひときわ優美だった。ラカッラを見て「すごい」と思ったことはあっても、優雅だとか優美だとか思ったことはなかったので、認識を新たにした。相変らず会場には日本人が多そうだったが、何度もソニーの元会長の大賀さんが映っていた。まさか意図されたものではないよね・・・。
2007.01.01
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