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平日のバレエ公演に来るためには、終業後ダッシュしないと間に合いません。迷いは禁物。終業時間になるや、一目散に上野へ。◆スパルタクス(剣奴、反乱の指導者):イワン・ワシーリエフ◆クラッスス (ローマ軍の司令官) :アレクサンドル・ヴォルチコフ◆フリーギア(スパルタクスの妻) :スヴェトラーナ・ルンキナ◆エギナ(娼婦、クラッススの愛人) :エカテリーナ・シプーリナ◆剣奴 :アントン・サーヴィチェフ◆道化役者たち :チナーラ・アリザーデ、アンナ・オークネワ、マリーヤ・ヴィノグラードワ、マリーヤ・ジャルコワ、ヤニーナ・パリエンコ、アンナ・レベツカヤ、バティール・アナドゥルディーエフ、アレクセイ・マトラホフ、エゴール・シャルコフ、アレクサンドル・プシェニツィン◆3人の羊飼いたち :ディミトリ・ザグレービン、デニス・メドヴェージェフ、アレクサンドル・スモリャニノフ◆4人の羊飼いたち :アレクサンドル・ヴォドペトフ、エフゲニー・ゴロヴィン、ウラディスラフ・ラントラートフ、デニス・ロヂキン◆羊飼いの女性たち:スヴェトラーナ・パヴロワ、ダリーヤ・コフロワ、ジュ・ユン・ベ、クセーニャ・プチョルキナ、ユリア・ルンキナ◆娼婦たち :アンナ・レベツカヤ、アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ、マリーヤ・ジャルコワ、アンナ・オークネワ、ユリア・グレベンシコーワ、クリスティーナ・カラショーワ、ヤニーナ・パリエンコ指揮 :パーヴェル・ソローキン管弦楽 :ボリショイ劇場管弦楽団万難を排して見に行った甲斐がありました!ワシーリエフを、ダンサーとして好きだと思ったことは一度もなかったんですが,今日はやはり彼は特別なのだと実感することになりました。すばらしい。この「スパルタクス」の最後になると息切れしてくる主役ダンサーを何度も見ましたが、ほんとに最後まで跳び続けていますね。筋肉が大丈夫なのか、心配になるくらいです。可憐なルンキナや、華麗なシブーリナもよかったし、ヴォルチコフもいかにもローマの司令官らしくて、キャスティングからして強靭でした。ハチャトリアンにしては、音楽そのものは面白みがないと思いますが、オケははじけていて、かなり舞台の雰囲気を盛り上げるのに貢献していました。上手とは言えませんが、やはりこちらのオケには無い、あっけらかんとした力強さがあります。先般、パリ・オペ若手の舞台に満たされない思い(!)を感じたのですが、それを補ってあまりある舞台でした。
2012.01.31
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先週録画したN響アワーを見ていました。「トゥランガリラ交響曲」 から 第 1, 2, 5, 7, 8, 10 楽章( メシアン作曲 )ピアノ: 児玉 桃オンド・マルトノ: 原田 節管弦楽: NHK交響楽団指 揮: アンドレ・プレヴィン[ 収録: 2011年10月21日, NHKホール ]「トゥランガリラ交響曲」・・・これまで何度聞いても馴染みませんでしたが、何事も慣れですね(それでいいのかどうかは別として)。なんだか今回は親しみのある曲に思えてきました。かと言って、「●●の指揮のときはこうだった」と言えるほど聞きこんでないので、作品そのものに注意が向きます。有名な第五楽章は比較的メロディアスです。しかし・・・「星の血の喜び」というのはなんでしょうね?どこか楽しげなこの楽章の主題らしき旋律を聞いていても、一向にこのタイトルがピンときません。まあいいですけど。プレヴィンが指揮したがったと聞いていますが、あんまり向いてないかも・・・とは思いました。
2012.01.30
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‘そんなに好きじゃない’割には、かかるとついつい見てしまうオペラです。【指揮】コンスタンティン・トリンクス【演出】粟國 淳【ミミ】ヴェロニカ・カンジェミ【ロドルフォ】パク・ジミン【マルチェッロ】アリス・アルギリス【ムゼッタ】アレクサンドラ・ルブチャンスキー【ショナール】萩原 潤【コッリーネ】妻屋秀和【べノア】鹿野由之【アルチンドロ】晴 雅彦【パルピニョール】糸賀修平【合 唱】新国立劇場合唱団【児童合唱】TOKYO FM少年合唱団【管弦楽】東京交響楽団主役級4人はバランスが取れているものの、あまり圧倒的な人はいませんでした。特にミミとロドルフォは、声は出ているのにちょっとしたクセが好きになれません。ミミは1幕の最高音で聞こえたカタイ声質が、ロドルフォはなんとなくベッタリ引っ張るような歌い方が気に入りませんでした。そういう意味では、ムゼッタのアレクサンドラ・ルブチャンスキーとマルチェッロのアリス・アルギリスの方が、私的にはよかったです。あくまでも‘好み’の問題ですが。演出はもう見なれたものとは言え、凝っていてなかなかいいですね。新国立の力量、みたいなものを感じます。仕事で呼び出され、最後の幕は見られませんでした。でも・・・まあ・・・そう惜しくないところがまた残念だったりします。。。
2012.01.29
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昭和女子大の人見講堂なんて、ほんと久しぶりに行きました。駅から遠いですねえ。。。おまけに舞台が見づらい。前の人が右に頭を動かせば左に、左に動かせば右に。他人の頭の隙間を縫って舞台を見るんですが、足元はあまり見えませんでした。◆ソナチネ ジルベール/マニュネ ◆ロミオとジュリエット(マドリガル)ギゼンダナー/オファルト ◆狼 ウルド=ブラーム/ペッシュ ◆チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ フルステ/ビトンクール ◆オネーギン より第3幕手紙のパ・ド・ドゥ シアラヴォラ/ガニオ ◆ジゼル 第2幕より ウルド=ブラーム/オファルト◆ドリーブ組曲 フルステ/マニュネ ◆ドガの小さな踊り子【日本初演】ギゼンダナー/ビトンクール◆ランデヴー シアラヴォラ/ペッシュ ◆マノンより寝室のパ・ド・ドゥ ジルベール/ガニオ アーティスティック・オーガナイザー:バンジャマン・ペッシュマニュネ、オファルト、ビトンクール、ガニオと4人が最後にそろうと、背の高いイケメンばかり揃えてきましたね、と改めて思いました。壮観です!それでも、マニュネ君の準備は間に合わなかったようです・・・。不安定でした。マチューは第1部のトリをオネーギンで、第2部の最後をマノンのデ・グリューで締めくくりましたが、私的にはさっと通り過ぎた感じです。感情的に、こんなに伝わるものが少ないオネーギンも珍しい。彼もまた準備期間が短かったのでしょうか。(でも、12月にパリ・オペで全幕に出演していますよね。。。)ビトンクールも頑張っていましたが、男子の中でははオファルトが一番成長を感じたし、安定もしていました。あ、もちろん座長のペッシュは、演技力で気を吐いていました。こうやって若手中心に見ると、ペッシュがいかに役に入り込んでいるか実感します。女子は皆まずまずのレベルに仕上がっていると思いましたが、フルステの個性が強くてインパクトが大きかったのでした。あの‘ため’は、強調しすぎで奇怪なほど。テクニックは強いのでしょうが、ソロで踊る彼女をあまり見たいという気はおきないですね。次は2/2にBプロの予定。もう少し全体に完成度を上げて臨んでほしいところです。
2012.01.28
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会社帰りにふらりと立ち寄った書店で、『陰陽師』の続編が発売されていました。私としたことが迂闊でした。。。【送料無料】陰陽師 玉手匣(1)このシリーズは安倍晴明その人より、妻の真葛と子の朔(と晴明は呼んでいた)が主人公のよう。前のシリーズの最後は大変難解なところへ飛んで行ってしまった(?)ので、この新シリーズの始まりは一般ピープルに手の届くところへ戻ってきてくれて、とてもうれしい。晴明と真葛の子は両親の血を受け継いでいて、すでに才気煥発ですが、東寺に出かけていって空海の霊と交流します。いわば対立派閥の象徴である空海(の霊)にまでスカウトされるなんて、将来有望で頼もしい。密教の神々の説明も詳しく、今回は密教ワールドとの接点が多いのでしょうか。それはちと楽しみです。
2012.01.27
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いろいろ仕事があったのに、万難を排して駆け付けたコンサートでした。第1部 R. シュトラウス 楽劇『サロメ』 より 「7つのヴェールの踊り」歌曲「四つの最後の歌」第2部 G. ヴェルディ 歌劇 『オテロ』 より 第3幕 舞踏音楽(バッラビレ) 歌劇 『イル・トロヴァトーレ』 より レオノーラのカヴァティーナとカヴァレッタ"穏やかな夜~この恋を語るすべもなく"歌劇『アッティラ』 より 前奏曲歌劇『シモン・ボッカネグラ』 より アメーリアのロマンツァ"夕やみに星と海はほほえみ"歌劇『運命の力』 より 序曲レオノーラのアリア "神よ、平和をあたえたまえ" [アンコール]プッチーニ歌劇「トゥーランドット」より氷のような姫君の心も指揮:カルロ・テナン管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団第1部のシュトラウスもすばらしかったですが、なんとなくフリットリらしさを感じるところは少なく、やはり第2部のヴェルディになって彼女も俄然ノッてきたように思います。感情の込め方が違うというか。運命の力』の "神よ、平和をあたえたまえ"など、ヴェルディが「こんな風に歌ってほしい」と願うような歌唱だったのでは。ブラヴォ! でした。2/1にも参戦予定にしているので、すごく楽しみです。
2012.01.26
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15日に録画したN響アワー(デュトワ指揮のマーラー“一千人の交響曲”)を何回も聞いていました。「交響曲 第8番 変ホ長調 “一千人の交響曲”から」(マーラー作曲) 【ソプラノ】エリン・ウォール、中嶋彰子、天羽明惠 【アルト】イヴォンヌ・ナエフ、スザンネ・シェーファー 【テノール】ジョン・ヴィラーズ 【バリトン】青山 貴 【バス】ジョナサン・レマル 【合唱】東京混声合唱団、NHK東京児童合唱団 【管弦楽】NHK交響楽団 【指揮】シャルル・デュトワ (収録:2011年12月3日 NHKホール)いつものことながら、放送だと「こんなにいい公演だったのか」と思います。特にこの日は大音量の渦でしたし、その中に飲みこまれてしまうと、私は何がどうなっているのかわからなくなっていました抜粋でない全曲録画もそのうち放送されるのでしょうか。心待ちにしているんですが。
2012.01.26
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レジナルド・ヒル・・・1/12に亡くなったそうです。ガンで闘病生活中だったらしい。ずっと読み続けたい、と思う作家だったのに、もう新作が読めないんですね。。。「ダルジール警視」シリーズがほんとに好きなんですが、ヒルの他のシリーズも読んで見ることにしました。【送料無料】 幸運を招く男 HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOKS / レジナルド・ヒル 【新書】うーん。「ダルジール」ほど好みではないですね。あの衒学趣味がここには登場しません。中年の黒人探偵かあ・・・。作家がいろんなものを書きたくなるのはわかりますが、「ダルジール」のような作品を書く合間に息抜きをしたかのような作品でした。さらにヒルの別のシリーズを試してみようと思います。
2012.01.25
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仕事は、望まない方向で来年度もまた仕事をすることになりそうで、全然ヤル気がおきません。。。胃が痛いのも、もしかしてこのせい?夕方は18時で仕事を切り上げ、オペラシティへ。アンドレア・ロストは、盛りをすぎた(ほんのちょっと)とは言え、すごく好きな歌手です。モーツァルト:《フィガロの結婚》~ “とうとうその時がきた” 《ドン・ジョヴァンニ》~ “打てよマゼット” 《フィガロの結婚》~ “スザンナはまだ来ない”ドニゼッティ:《ランメルモールのルチア》~“あたりは沈黙にとざされ” 《ドン・パスクァーレ》~ “その眼差しの魔力を”ヴェルディ:《ラ・トラヴィアータ》~ “ああ、そは彼の人か~花から花へ”コダーイ:歌曲よりプッチーニ:《ラ・ボエーム》~“私の名はミミ” 《ラ・ボエーム》~ ミミの別れ“あなたの愛の呼ぶ声に” 《トゥーランドット》~ “お聞きください王子さま” 《蝶々夫人》~ “ある晴れた日に”[アンコール]レハール:喜歌劇《メリーウィドウ》よりヴィリアの歌 プッチーニ:歌劇《ジャンニ・スキッキ》より“私のお父さん”確かにキツそうなところは散見されました。声が濁る音域があるのも残念です。しかし、ロストの声質がすごく好き。そして、想像していたよりは(失礼!)ずいぶん衰えは少ない気がしました。声の支えがまだしっかりしています。プログラムとしては結構頑張ってくれて、疲れたひとときを楽しく過ごしました。
2012.01.24
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気分の悪いことがいろいろあって、家に帰ってさっさと「SWAN MAGAZINE」の最新号を読んでいました。【送料無料】SWAN MAGAZINE(vol.26)新生ボリショイ劇場の内部が紹介されています。6年がかりだったんですね。私が随分前に行ったときもうすでに修復工事には入っていましたが、あの頃からずっと工事をしていたのだと思うと、ちょっと気が長いような。。。オープニング公演の写真は、ボリショイのダンサーの層の厚さを感じさせます。韓国ユニバーサル・バレエ「オネーギン」の写真もありました。エヴァン・マッケイのオネーギンを生で見たい。彼は「僕はシムキンみたいに可愛くないのに(!)、日本のファンは僕のことをよく知っている」とコメントしています。こんな写真を見たらファンが増えますって・・・。やっぱりマンガ「SWAN[モスクワ編]」が楽しみで、真っ先にここを読んでしまいます。リリアナが今号のようになることは、読者に予感させていたので、あぁやっぱりね、という感じです。それよか、真澄が自分の気持ちに気付くところは、結構あっさり達成しました。もっといろいろ、ロマンスめいたハプニングがあるかと思いましたが。それでも次号が待ち遠しいですね。
2012.01.23
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まだ胃が痛くて、お友達との新年会も行けず、美容室の予約もキャンセル。家で、録画したTV番組ばかり見ていました。AXNミステリーで「REX5」が始まって2週目。録画しておいたのは4話分です。あれれ・・・ヘララーが父親のレストランを継ぐために警察を辞めてしまいます。これで、このシリーズ最初からのメンバーはREX役も含め、全員入れ替わってしまいました。やっぱりこういう場合、最初のメンバーの方がキャラが立っていますよね。例えば、ハンサムなアレックスよりモーザー警部 の方が、バックグラウンドが描かれていて共感しやすかったりしました。REX役も「REX4」の終わりの方で、別のシェパード犬にバトンタッチしました。同じような顔でもやはり違うし、細部の演技も微妙に異なります。こっちは人間ほど違和感ありませんが、初代REXがほんとに好きだったので、懐かしくて仕方ありません 「REX5」終了後は、「REX6」も予定されているそうで、その頃には今のキャストに馴染むでしょうか。キャスト (役名:役者名)アレクサンダー・ブラントナー(アレックス):ギデオン・ブルクハルトクリスティアン・ベック:ハインツ・ヴァイクセルブラウンペーター・ヘララー:ヴォルフ・バッホフナーレオ・グラーフ:ゲルハルト・ツェマン
2012.01.22
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ハーディングの指揮するマーラーの9番を、それは楽しみにしていました。胃痛はまだ治まらないので、事前に薬を飲んで臨みました。マーラー/交響曲第9番ニ長調指揮:ダニエル・ハーディング新日本フィルハーモニー交響楽団ハーディングは、情念に身を任せる・・・なんてことはないんでしょう。想像したとおり、クールなというよりはニュートラルなスタンスで曲に向かいあっているという感じです。例のごとく、トリフォニーホールでも3階最後列席に座ったわけですが、不思議に音の細部まで聞こえてきました。ハーディングの指揮姿を見るのは結構好きです。棒がクリアなので、音楽をこう造り上げよう、という意思が伝わってきます。ハーディングの時は、本当ならもうちょっと前方の席に座りたいのですが、投資と効果のバランスからすると、悲しいかな私のオサイフではやはり毎回結論は同じなんですよね。。。正直なところ、新日本フィルには管楽器がもう少し頑張ってほしかった。それでも、第三楽章から続けて演奏した第四楽章の美しさは息を飲みました。必要以上にハーディングが煽らないだけに、余計曲の美しさが引き立った気がします。泣くなと言われても、涙が出そうになりました。エンディングでは曲が終了してから、ハーディングはどれだけ手を下ろさなかったのでしょう。30秒・・・1分?私にはすごく長く感じました。私は息を止めてしまいましたが、会場にはそういう人も多かったかも。誰も音を立てないので、遠くに座っている人のお腹が鳴る(!)のが聞こえたくらい。この一体感は久々のものでした。
2012.01.21
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胃がギリギリ痛くて、部門の新年会はパス。情けないけど、オフィスに残ったせいで仕事はすすんだ。。。検屍官シリーズの10作目を読みました。【送料無料】 警告 講談社文庫 / P.コーンウェル 【文庫】シリーズ最初の頃と違って、ケイの心の動きが細やかに表現されていて共感することは多いです。主人公の周辺で、彼女を貶めることで利を得ようとする敵がこんなに健在化したこともなかったのではないでしょうか。敵・・・いるんですよねえ。思いもよらないところに。主人公のようなきらめく存在ではなくとも、ハッと気付くことがあります。しかし・・・彼女も50代のはずですよね。定期的に身体を鍛えたりしないのにボディラインを保っていて、なおかつインターポールの若いイケメン捜査官と関係を持つなんて、私の基準では現実的ではありません(笑)。今回は、ケイの周囲でおこるいろんな問題があざやかに関連づけられています。それはお見事でした。
2012.01.20
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やっと、図書館で借りる順番が回ってきました。「バレエの貴公子 マチュー・ガニオのすべて」という記事があるので、予約していたのでした。【送料無料】家庭画報 2012年 01月号 [雑誌]オペラ座をバックにしたマチューの写真はステキでしたが、記事の内容はあまり目新しくありませんでした。舞台写真がもっとあったらよかったのに。オペラ座のレストランでの写真は、マチューはさておき、ペッシュがもっとかっこよく写ったらよかったのに、と残念です(苦笑)。
2012.01.19
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外部での打合せを終えたあと、はっと気付きました。METの「ファウスト」を見るなら今日しかない!他の日は仕事の調整つかない。・・・出先から会社へ戻らず、東劇へ向かいました。指揮:ヤニック・ネゼ=セガン 演出:デス・マッカナフ出演:ヨナス・カウフマンマリーナ・ポプラフスカヤルネ・パーペ[ MET上演日 2011年12月10日 ]カウフマンとパーペ、という2大スターの競演です。どっちも役柄にピッタリです。カウフマンは、もうホントに大スターなんですね。旬のスターの輝き(声・容姿・オーラ)に改めてクラクラしました。現代の読み替えした衣装もよくお似合い・・・。(上記↑写真)こんな男性にすがりつかれたら、お断りできる女のイメージが湧きません(笑)。彼の声が以前は苦手だったんですが、艶のある声に今さらびっくりです。日本に来なかったときに、周囲が言うほどショックは受けなかったのですが、それは認識が足らなかったせいかも。今のカウフマンを聞いたなら、やっぱりこれは生で聞きたくなります。ルネ・パーペは役にはまりすぎなくらいでした。最初の幕で、パーペはスキップした足を上に振り上げていました。マジックもお上手。ノリノリです。ファウストより出ずっぱりのメフィストフェレスですが、幕が進むにつれて邪悪さが表に出てくるのを上手く演じていました。演出にブーイングが出ていました。現代的すぎるということでしょうか。私的には、原爆をモチーフにした演出のところが白けました。なんでこのオペラにああいうふうに取り上げられるのか、解せません。歌手の力量がそろっているプロダクションですが、実は一番印象に残ったのはオケの音でした。映像に気を取られていると気付かないときも多いのですが、今回はオケの紡ぎ出す音楽に気がひかれました。それぞれのシーンにぴったりの音楽がクリアに流れてきていました。METのオケの実力はすごいなと改めて思いましたが、指揮者の効力かしれませんね。
2012.01.18
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週末に録画した「特選オーケストラ・ライブ」を見ていました。【曲目】スラブ舞曲集作品46から第1番(ドボルザーク)バイオリン協奏曲ニ長調作品61(ベートーベン)交響曲第7番ニ短調作品70(ドボルザーク)【出演】管弦楽:NHK交響楽団バイオリン:セルゲ・ツィンマーマン指揮:ネーメ・ヤルヴィ2011年11月16日/東京・サントリーホールにて収録ドボルザークの交響曲第7番が好きです。いい曲ですよね。ネーメ・ヤルヴィは以外にあっさり仕上げ。オペラ以外はこうなんでしょうか。ヴァイオリンのセルゲ・ツィンマーマンは初めて聞きました。「線が細い」と思いましたが、何度も繰り返し聞いているうちに、繊細で美しい音だと思い始めました。ただ・・・天才肌のところがある父親のようなインパクトは感じません。これからの人なんでしょうか。
2012.01.17
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残業するつもりがなかったのに、家に帰ると22時でした。やれやれ。先週(前編)・今週(後編)とAXNミステリーで放送された「北京から来た男」を前後編続けて見ました。ヘニング・マンケルの原作(日本発売は2013年)というので、とても期待していました。キャスト (役名:役者名)ブリギッタ・ロスリン:ズザンネ・フォン・ボルソディスタファン・ロスリン:ミカエル・ニクヴィストヴィヴィ・ズントベルク警部:クラウディア・ミヒェルセンヤールー:ジミー・タエナカ監督:ペーター・ケグレヴィッチ原作:ヘニング・マンケル 『The Man From Beijing』脚本:レオニー=クレア・ブライナースドルファー制作:2011年 / ドイツ主人公の夫役は「ミレミアム」のミカエル・ニクヴィストでした。どこかで見た気がしていました。ヨーロッパって、若さや顔の良さだけで出演者を決めるわけではないようです。必然的に作品そのものに目が行くことになるのでいいんですが、あまり楽しくない(笑)。アメリカ横断鉄道の建設に、中国人移民の労働力が大きかったことは全然知りませんでした。新大陸というのは、できあがるまでにあらゆる人間を犠牲にしてきたんですね。でも、この作品は、最後があっけない。「一族」を大事にする中国の慣習も、このままだと理解するのは難しいかも。これまでマンケルの作品にハズレはなかったので、映像化した時にカットされたものもあるのかもしれません。2013年に翻訳本が日本で刊行されたら、この作品を読んでみるつもりです。
2012.01.16
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やっぱり胃が痛い。お医者に頓服の胃薬ももらって(他の薬ももらってる)、それを飲んでやりすごしています。それを服用したらとりあえず痛みは治まるんだけど、「じゃあそれでいい」(byドクター)んでしょうかねえ。毎日、キリキリ痛いんですけど。。。グレギーナが出るというので、オーチャードへ出かけました。トゥーランドット:マリア・グレギーナカラフ:オレグ・クリコ (テノール) リュー:アーラ・ミシャコワティムール:セルゲイ・ザムィツキーアルトゥム:イェヴゲニー・ガヴリジピン:アレクサンドル・ラーピンパン:ヴィクトル・チェルヴォニュークポン:イーゴリ・コルナトフスキー役人:アレクサンドル・ブラゴダールヌイ指揮:ユーリィ・ヤコヴェンコ管弦楽:ウクライナ国立オデッサ歌劇場管弦楽団合 唱:ウクライナ国立オデッサ歌劇場合唱団バレエ:ウクライナ国立オデッサ歌劇場バレエオーチャードって、ホントに遠くから舞台を見ることになるんですね。武蔵野は近くてよかった。だけどグレギーナだから、ビンビン声が飛んできます。なんだかスカッとします(笑)。グレギーナが指名した(?)とかいうテノールのクリコも、声量はまず問題なかったんではないでしょうか。ちゃんと歌い通すというミッションさえ果たせない歌手が多い。リューはまずまずでしたが、ピン、パン、ポンの3人はもっとはじけていてもいいのにと思いました。今回は知人にチケットを譲ってもらったので、珍しくも2階席。でも・・・座るところを間違えたかもしれません。「イナバウアーが楽しみ」とか「ほら、イナバウアーの歌よ」(もう古いですよね)とか言う声が周囲から聞こえてきて、興ざめです。仕方ないですけどね。演出もそんなに文句ありません。簡素なセットも、あまり中国中国してなくて、遠目にはキレイでしたし。グレギーナよければ・・・ということで、まあ満足して帰ってきました。
2012.01.15
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久々のマラーホフを楽しみにしていました。◆「薔薇の精」薔薇:ディヌ・タマズラカル少女:吉川留衣◆「牧神の午後」牧神:ウラジーミル・マラーホフニンフ:上野水香◆「レ・シルフィード」プレリュード:小出領子詩人:木村和夫ワルツ:高木綾マズルカ:田中結子コリフェ:乾友子-渡辺理恵◆「ペトルーシュカ」ペトルーシュカ:ウラジーミル・マラーホフバレリーナ:佐伯知香ムーア人:後藤晴雄シャルラタン:柄本弾指揮:ワレリー・オブジャニコフ演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団ピアノ:尾崎有飛(「ペトルーシュカ」)「薔薇の精」のタマズラカルは、筋肉質で現実的な存在感ありすぎ。一方で「牧神の午後」のマラーホフは、本当に動物の神様という感じで、人間的な感性は全然ないかのような存在になりきっていました。ただ・・・「体型なんかまったく気にしないでいろんなモノを食べる」と言っていたマラーホフにも体型の変化は起きてきているようで。。。(腰のあたりとか)「レ・シルフィード」は木村さんに目が行きました。ラインが美しい。でも、やはりこの詩人の役もマラーホフで見てみたかったのが正直なところ。このガラに来てよかった!と思ったのは、やはり「ペトルーシュカ」を見てからですね。マラーホフの「ペトルーシュカ」がよかった。なんかカワイイんです。他のダンサーより明らかに手足が長いんですが、それを人形らしくフラフラさせるところが妙にリアル。そして、私がこれまで見たどのペトルーシュカより、可哀そうでなりませんでした。最後に気持ちをぐっとつかまれて、マラーホフの表現力が別の次元に入ったなと感じた次第です。
2012.01.14
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武蔵野で18時開演でしたので、新宿での打合せを17時で切り上げ、会場に向かいました。武蔵野の公演は評判が高いけど、交通が不便で、平日は絶対間に合いません。なのでこちらに行ったのは、過去1回きりでした。しかし、14日の都心での「イーゴリ公」に行けないので、今回は仕事の方を調整。指揮:ユーリィ・ヤコヴェンコイーゴリ公:アレクサンドル・ブラゴダールヌイヤロスラーヴナ:エレーナ・スクヴォルツォヴァガリツキー公:セルゲイ・ザムィツキーコンチャク汗:ヴラディーミル・グラシェンコヴラディーミル:アレクセイ・スレブニツキーコンチャコーヴナ:リリア・クチシェヴァウクライナ国立オデッサ歌劇場管弦楽団 ・合唱団・バレエ団ロシア・オペラの素朴さが好きですが、ここまでして出かけるお目当てははっきり言って「韃靼人の踊り」でした。そしてその期待は裏切られませんでした!20名ばかりの劇場付きのダンサーと思われましたが、そのコンパクトさにもかかわらず、すごい迫力です。これだけは、やはり生のロシアのダンサーに限りますよね。申し訳ないけど、歌手陣よりレベル高かったかも。。。ダンサーの名前が発表されていないのが残念です。肝心のオペラは、かなりカットされていました。第三幕ほとんど(全部?)と第四幕の一部がカット。イーゴリ公の敵方からの必死の大脱走がないと、なんか締まりませんね。夫の不在を嘆く妻が、突然「あ、帰ってきたわ!」となるのは劇的でない。歌手の方々は、まずまずでした。想定したレベルどおりか、それ以上で歌ってくれました。これは武蔵野市民文化会館という会場のせいもあるかもしれません。オーチャードほどの大きさがないので、声量の問題はあまりない。中では、コンチャク汗を歌ったヴラディーミル・グラシェンコの声のキャラが立っていて、会場が沸きました。安かったし、見やすかったし、このホールへは三鷹駅からバスが頻繁に出ていることを初めて知ったし、割とファンになりそうです。実は客席は満席でした!今回、これにはびっくり。「イーゴリ公」ですよ・・・。それに、平日18時開演なんですよ。そりゃ、私は絶対行こうと思っていたけど、普通はあまり入らないでしょう。リーズナブルさが受けているんでしょうか。会場で知人に会った際に、「イーゴリ公の脱出のところ」とか、息子とコンチャク汗の娘との恋愛(結局息子は捕虜のまま、汗の娘婿となる)とかのシーンも欲しかったよね。史実でもあるしさ。」と話しました。オペラの構成はさておき、物知りな知人によると、驚きの事実が。◆当時はロシア貴族諸侯と汗国は頻繁に姻戚関係を結んでいたそうで、息子の件は珍しくない出来事だそう。なんと、イーゴリ公の祖母も汗国の女性で、彼の中にもタタールの血が流れていた・・・。◆件の息子は、後年、妻と息子を連れてロシアへ帰国。妻はキリスト教(ロシア正教)への改宗した記録があるそうです。少しでもリアリティのある冒険ドラマはいいですね。いろんな意味で満足し(笑)、帰路につきました。
2012.01.13
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なんやかや言いながら、‘検屍官’シリーズも9作目まで読んできました。【送料無料】 業火 講談社文庫 / P.コーンウェル 【文庫】犯人が突然出てきて事件が解決する、という初期の頃の安易さはなくなりましたが、それでも最後のカタの付き方があっけない。このシリーズの人気の源泉は、主人公ケイ・スカーペッタへの共感なのだと思います。自分が人生のミッションと思うことへの献身、自分が欲したものを手にすることへの情熱。それらは、時として愛する人の独占や、その人との安逸な暮らしと天秤にかけても重いもの。そして、そういう志向にすごく共感する人が存在すると思うのです。ですが、そういう部分の共感を取り除いてしまうと、作品としては面白みが少ない。このシリーズが登場したころは、‘検屍官’という存在に光を当てたことそのものが新鮮だったのでしょうから、リアルタイムで最新作を読むファンの方はまた違うのかもしれませんね。それでも、本作で主人公ケイの人生にはかなりキツイ出来事が起こり、このことが次の作品にはどう影響してくるのか興味があります。一旦読み始めたからには、しばらく続けて読んでみるつもりです。
2012.01.12
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やっぱり胃が痛いんです。お医者は「潰瘍もガンもない。敏感なだけでしょう」って。でも痛いよう。。。残業にならなくて、早々に帰宅。録画した2011プロムスのラストを見ていました。<曲 目>慈悲深い音楽(ピーター・マクスウェル・デーヴィス)バレエ組曲「中国の不思議な役人」(バルトーク)楽劇「神々のたそがれ」から ブリュンヒルデの自己犠牲の場面(ワーグナー)ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調(リスト)華麗な大ポロネーズ(ショパン)慰め 第3番(リスト)わが褐色の髪の乙女(スコットランド民謡/グレンジャー編曲)青少年の管弦楽入門(ブリテン) 語り:女優ジェニー・アガター 語り(解説)の文:詩人ウェンディ・コープ「サウンド・オブ・ミュージック」から すべての山に登れ(ロジャーズ&ハマースタイン)「回転木馬」から 人生一人ではない(ロジャース&ハマースタイン)行進曲「威風堂々」第1番(エルガー)ルール・ブリタニア(アーン/サージェント)エルサレム(パリー)イギリス国歌(ブリテン編曲)<出演>番組案内 ケイティ・ダーハム演奏 (ソプラノ)スーザン・バロック (ピアノ)ラン・ラン合唱 BBCシンフォニー・コーラス管弦楽 BBC交響楽団指揮 エドワード・ガードナー収 録:2011年9月10日 ロイヤル・アルバート・ホール(イギリス)プロムスのラストはやはり「威風堂々」ですよね。歌詞は、改めて聞くと帝国主義的な響きがありますが、皆そこに賛同しているのではなくて、純粋に自分の国への愛国心を歌っているのだと思いました。見ている方もスカッとします。日本だったら、何を歌うんでしょう。。。
2012.01.11
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昨日に引き続きヘンデル。上映期間のうち、見るとしたら今日しか都合がつかないので、早めにオフィスを出ました。指揮:ハリー・ビケット 演出:スティーヴン・ワズワース出演:ロデリンダ:ルネ・フレミンググリモアルド:ジョセフ・カイザーベルタリード:アンドレアス・ショルエドゥイージェ:ステファニー・ブライス ウヌルフォ:イェスティン・デイヴィースガリバルド:シェン・ヤン単純でわかりやすいストーリーなので、音楽的な部分も楽しみやすいです。バロック・オペラのアリアとなると、すべての動きを止めて歌いますが、ワズワースの演出では舞台上でストーリーが進行しています。私は正直なところ、この方が取っつきやすかった。楽しみにしていたショルは、映像のせいか、あまり声に張りがないような気がしました。カウンタテナーだから、とも言えないでしょう。イェスティン・デイヴィースはそうでもなかったです。(それどころかデイヴィースは演技力も発揮していました。)ジョセフ・カイザーはバロック的ではないものの、舞台では華がありますね。演出のワズワースも「彼が舞台を活性化する」というようなことを言っていました。もっと他の舞台も見てみたい歌手です。私はバックグラウンドも何も知らず見に行きましたが、ロンバルディア王国の話なんですね。7~8世紀頃のことなので、この衣装や舞台装置ですら読み替えなのだと気付きました。欧米の人には浸透している歴史的な事実なんでしょうけど、「王国の一部だけで我慢する」とかいうグリモアルドの発言などがあって、途中でちょっと混乱しました。兄弟で王国を分割相続して争い、その弟の方にグリモアルドは付いていたのでした。オペラを楽しむのにそんなことは適当でいいじゃない、と会場で会った知人に言われましたが、いやいやそうは行きません。。。それでも、すごく楽しめた作品でした。新しい試みもありますが、作品の力が大きいと思います。
2012.01.10
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相変わらず胃が痛い。薬をしょっちゅう飲んでます。それでもお昼すぎまでオフィスで仕事をして、浜離宮朝日ホールへ。1743年版(最長版)「サムソン」の世界初演とのことでしたが、私の動機は「ヘンデルの未聴のないオラトリオを生で全曲聞いてみたい」ということでした。辻裕久 (テノール ■サムソン [士師] )森永朝子 (メッゾ・ソプラノ ■デリラ [サムソンの妻] )波多野睦美 (メッゾ・ソプラノ ■ミカ [サムソンの友人] )牧野正人 (バス ■マノア [サムソンの父] )佐竹由美 (ソプラノ ■イスラエルの女/ペリシテの女/乙女)酒井崇 (バス ■ハラファ [ペリシテの巨人] )前田ヒロミツ (テノール ■イスラエルの男/ペリシテの男/使者)キャノンズ・コンサート室内管弦楽団(管弦楽)キャノンズ・コンサート室内合唱団(合唱)三澤寿喜 (指揮)惜しむらくは、勉強不足だったことでしょうか。「英雄サムソンの最後の一日」を描いたオラトリオだとは知らず、旧約聖書の有名な題材がそのまま展開されるのだと思っていました。ペリシテ人に捕まり、盲目にされて石臼を挽いているところからオラトリオは始まり、怪力が戻って神殿をこわして息絶える最後の1日だけが取り上げられていました。この長~い作品のほとんどは心理的な描写になるので、聞いている方もそれはそれでパワーがいります。妖艶なデリラとの会話は、(字幕も上手いんでしょうけど)現代の‘元は愛し合っていたけど今はいがみあう’男女の会話のようでした。こういう心理は時代に関係ないんでしょうね・・・。歌手の中では、 [サムソンの友人] ミカ役の波多野さんがよかった。彼女の声はいつ聞いても安定していて、声質そのものが豊かでいいなと思います。 [サムソンの父]マノアの牧野さんも、ドラマティックでした。第二幕の休憩中に仕事に呼び戻され、最後の第三幕の前に帰らざるを得なかったのがすごく残念です。その後、盛り上がったに違いないのに。
2012.01.09
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昨日できなかった仕事を気にしつつ、改修なったオーチャードホールへ。エリシュカが振る機会があれば、都合さえつけばできるだけコンサートに足を運ぶようにしています。同じように考える人は多いのか、チケットは早くに完売でした。スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲スーク:組曲「おとぎ話」作品16ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調 作品95「新世界から」指揮:ラドミル・エリシュカなんか柔らかいというか、自然で、力がほんとに抜けています。N響をこういうふうに‘歌わせる’なんてエリシュカに脱帽です。「新世界から」を大交響曲風に演奏しないところが、大いに気に入ったのでした。スークの「おとぎ話」は、私は耳馴染みのない曲でした。演奏としては、こちらの方が上記の特質をより感じました。本日も定席の3階最後部だったので、音響に関することは何も言えません。今度からもっと早い時期に、公演の内容を考えて席を取ろう。。。オーチャードの改修は3階の住人には、実感がありませんでした。(トイレはキレイで機能的になっていましたが)悪名高い(?)1階前方の見通しは、改善されたんでしょうか。しばらくオーチャード1階に座る予定がないので確認しようがないです。公演後、残務処理にオフィスへ。今日はオフィスが開いていました。懸案事項がそれなりに進捗したので、ほっとした連休中日でした。
2012.01.08
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仕事する意欲満々で、オフィスへ。三連休明けには大きな会議もあるし、仕上げておかないといけない資料もある。だけど、なんと・・・オフィスが開いてない!誰もいないし、管理室に鍵もない。いったい何!?と思ったけど、とりあえずどうしようもなくて、うなだれて帰ってきました。都心に出た自分の時間がもったいなくて、思わず新宿の百貨店のSALEに飛び込んじゃいました。散財です。。。さて、東京のLFJとともに、金沢のLFJの動向を毎年ウオッチしているわけですが(帰省の都合です)、へえ~と思う情報がありました。(以下、HPより)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5回目となる2012年のテーマは「ロシア」。テーマとなるロシアの作曲家がバレエの名作を多数残していることにちなんで、ラ・フォル・ジュルネ金沢「バレエの日」(仮称)を開催いたします。つきましては、北陸三県のバレエ団体の皆さまのご参加を募集いたします。●日 時2012年 4月29日(日) 13:30~14:30 第1部 15:15~16:15 第2部 17:00~18:00 第3部・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、でも4月29日はルグリ率いるウィーン国立バレエを見に行く予定でした。私にとってはこれはもうプライオリティは明確。ちょっと面白そうなのに、残念なことです。
2012.01.07
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2週間も休んだツケで仕事は全然終わらない。けど、夕方にはルジマトフのコンラッドを見に(?)、上野へ向かいました。仕事は三連休中に挽回するつもり。(あくまでも予定)メドーラ:イリーナ・ペレンコンラッド(海賊の首領):ファルフ・ルジマトフアリ(海賊):レオニード・サラファーノフギュリナーラ:タチアナ・ミリツェワランケデム(奴隷商人):デニス・モロゾフ ビルバント(海賊):ウラジーミル・ツァルセイード・パシャ(トルコの総督):マラト・シェミウノフフォルバン:オリガ・セミョーノワ、クリスティーナ・マフヴィラーゼ、ニーナ・オスマノワ、ニコライ・アルジャエフ、ロマン・ペトゥホフアルジェリアの踊り:アレクセイ・クズネツォフオダリスク:アンナ・クリギナ、ワレーリア・ザパスニコワ、エカテリーナ・クラシューク 指揮:アナトーリー・リバルコ管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団ルジマトフがあまりにカッコよすぎる。「海賊」はコンラッドが主役だったんだ、と今日初めて思いました(笑)。舞台上でアリが目立たないというのもある(衣装とかたたずまいとか)けど、探さないとわからないアリに比べ、どーんと中央で海賊の首領を張るルジマトフ。立ってるだけで存在感がすごい。それにいつも以上にケレン味のある踊り。でも既視感がある、と思っていたら近くで誰かがつぶやきました。「ジョニデみたい」そうでした!まさしく、ジョニー・デップ演じる海賊ジャック・スパロウのよう。一人だけアイメイクの濃いところまでソックリ。そして、サラファーノフってこんなに周囲に溶け込んじゃうんですねえ。もちろん、アリのソロのところではあのジャンプで会場を沸かせましたが。なんだか装置も演出も違うなあ・・・と呑気な私でしたが、ルジマトフの改訂演出版なんですね。そのせいでコンラッドが目立つ?と思いましたが、他のダンサーではやっぱりサラファーノフのアリにくわれるはずと思います。メドーラのイリーナ・ペレンは心なしか体型がガッシリ(?)していましたが、昨日に引き続き、二夜連続でのメドーラです。若干大ぶりな踊りが頼もしい。ギュリナーラのタチアナ・ミリツェワもしっかり踊っていました。しかし、ハードなスケジュールのせいか、サラファーノフもペレンも時として不安定なところがあって、必ずしも細部まで完璧とは行きませんでした。安定感もルジマトフが一番、というのは何だかなあ。ま、もっとも私がルジマトフにクラクラしていたから、余計そう思うのかも。体型にも変化がないどころか、あの細いサラファーノフと並んでも、サラの方が緩い気がしました。(ゴメン、サラファーノフ・・・)ルジマトフってば、からだつきもカッコイイ。さて、ロシアでは賛否両論だったという演出は、私的には受け入れやすかったです。3幕→2幕に変更したものの、もとの1幕と2幕を続けていますし、カットされた部分は少ない。ただ、細かいところで変わっていて、‘それがツボ’だった人には反論があるかもしれません。あ、アリは奴隷から‘友人’扱いになっているのかな。(パンフを買ってないのでわかりません。)そうすると、積極的に働かないのがわかる。でも、この目立たなさはやっぱりもったいなく、奴隷の方が存在が極まる気がします。もう一度見たい(このキャストで)、と久々に思わせる舞台でした!
2012.01.06
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クリスマス前から寝込んでしまったので、2週間ぶりの出社でした。(26日に会議にちょっと顔出しはしましたが。)なのに懸案事項のハードな交渉が夜間から始まり(久しぶりの残業が堪えます・・・)、また胃痛が再開しそう。未読メールも溜まっていて、1日かかっても対応しきれませんでした。ケプレルの2作目 『契約』を読了。【送料無料】 契約 下 ハヤカワ・ミステリ文庫 / ラーシュ・ケプレル 【文庫】謎解きに独自性があり、感心しました。実際に可能なもんなんでしょうか。それと、ヨーナ・リンナ警部は、前作よりずっと主人公らしく(?)なって大活躍。草食系男子のようでいて、タフです。接近戦も射撃も並みの腕前ではありません。スピーディに読める作品でよかったです。
2012.01.05
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雪の北陸を後にして、羽田に着きました。胃は完全回復はしていませんが、食べすぎなければツライことはありません。帰りはJALで、機内誌の今月号の特集はウィーンでした。表紙↓は国立オペラ座です。それで、ついついお持ち帰りしてしまいました。一度しか行っていませんが、思い出がいろいろある街です。再訪したいなあ。さて、ラーシュ・ケプレルの『契約〈上〉』を読み始めました。【送料無料】 契約 下 ハヤカワ・ミステリ文庫 / ラーシュ・ケプレル 【文庫】まだ上巻ですが、パガニーニや東京カルテットが関連してきて、興味が惹かれます。
2012.01.04
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家族とのチャンネル権争いに勝って、やっぱりまったりと「NHKニューイヤーオペラコンサート」を見ていました。「歌劇“タンホイザー”から巡礼の合唱“ふるさとよ、また見る野山”」「歌劇“トゥーランドット”から“誰も寝てはならぬ”」カラフ…(テノール)福井敬「歌劇“トロヴァトーレ”から“見よ、恐ろしい火を”」マンリーコ…(テノール)村上敏明「歌劇“椿姫”から“ああ、そはかの人か~花から花へ”」ヴィオレッタ…(ソプラノ)森麻季、アルフレード…(テノール)大槻孝志「歌劇“カルメン”からロマの歌“にぎやかな楽の調べ”」カルメン…林美智子、フラスキータ…大林優子、メルセデス…下園理恵「歌劇“カルメン”から闘牛士の歌う“諸君の乾杯を喜んで受けよう”」エスカミーリョ…成田博之、カルメン…林美智子、フラスキータ…大林優子、メルセデス…下園理恵「歌劇“夕鶴”から“与ひょう、あたしの大事な与ひょう”」つう…(ソプラノ)腰越満美「歌劇“蝶々夫人”から“ある晴れた日に”」蝶々夫人…(ソプラノ)木下美穂子「歌劇“ボエーム”から“冷たい手を”」ロドルフォ…望月哲也、ミミ…安藤赴美子「歌劇“ボエーム”から“私が町を歩くと(ムゼッタのワルツ)”~第2幕フィナーレ」ムゼッタ…中嶋彰子、マルチェルロ…谷友博、ミミ…安藤赴美子、ロドルフォ…望月哲也、ショナール…須藤慎吾、コルリーネ…斉木健詞、アルチンドロ…平野忠彦「パンの笛」(フルート)竹山愛、(マラルメ作「牧神の午後」朗読)夏木マリ「牧神の午後への前奏曲」牧神…(バレエ「牧神の午後」)後藤晴雄、ニンフ…(バレエ「牧神の午後」)上野水香「歌劇“カヴァレリア・ルスティカーナ”から復活祭の合唱“主はよみがえられた”」サントゥッツァ…(メゾ・ソプラノ)清水華澄「“キャンディード”から“着飾ってきらびやかに”」クネゴンデ…(ソプラノ)幸田浩子「歌劇“トスカ”から“たえなる調和”」カヴァラドッシ…(テノール)樋口達哉「歌劇“トスカ”から“テ・デウム”」スカルピア…(バリトン)堀内康雄、スポレッタ…(テノール)大槻孝志「楽劇“ニュルンベルクのマイスタージンガー”から“親方たちをさげすんではならぬ”」ハンス・ザックス…(バス)妻屋秀和「歌劇“サムソンとデリラ”から“あなたの声に心は開く”」デリラ…(メゾ・ソプラノ)藤村実穂子「“キャンディード”から“メイク・アワ・ガーデン・グロウ”」[合 唱]新国立劇場合唱団、二期会合唱団、藤原歌劇団合唱部[児童合唱]NHK東京児童合唱団[管 弦 楽]東京フィルハーモニー交響楽団[指 揮]下野竜也私的には女声陣が充実していました。ムゼッタの中嶋彰子さんとデリラの藤村実穂子さんは、舞台に上がると空気が変わったと感じました。幸田浩子さん、木下美穂子さんも良かった。ガラ・コンサートの割には、セットが凝っていて、ニューイヤーらしい豪華さもありました。バレエはちょっとテンションが下がったかも。後藤晴雄さんの牧神は‘人ならぬ存在’の妖しさを感じませんでした。動きは少なくとも存在感の大きいダンサーでないと、伝わってくるものが少ないです。水香さんもよく似た感想を持ちましたね。バレエをあまり見ない人が、バレエとはこんなものだと思わないことを祈ります。。。
2012.01.03
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家族で映画を見るとなると、とにかく「難しく考えない」ことが最優先で作品を選びます。今回はこれがピッタリと判断。監督:ブラッド・バードトム・クルーズ(イーサン・ハント)ジェレミー・レナー(ウィリアム・ブラント)サイモン・ペッグ(ベンジー・ダン)ポーラ・パットン(ジェーン・カーター)ミカエル・ニクヴィスト(ヘンドリクス)ウラジミール・マシコフ(シディロフ)ジョシュ・ホロウェイ(ハナウェイ)アニル・カプール(ナス)レア・セドゥー(サビーヌ・モロー)ミラジ・グルビッチ(ボグダン)サムリ・エーデルマン(ウィストロム)トム・ウィルキンソン(IMF長官)ヴィング・レイムス(ルーサー)ミシェル・モナハン(ジュリア)楽しめました!スタントなし(!)と評判のビル側面を昇るシーンが圧巻です。予告編で何度も見ていてもハラハラしますね。そして、これ以外にも、「えっっ、こんなことを!」と思うシーンが最後の方にあります。高層ビルのシーンは「命綱も張ってるよね」と思いましたが、最後のアクションシーンはどうやって撮影したんでしょう。。。ドハデなアクション続きで盛り上がり、お正月に見るにはなかなか良かったと思います。
2012.01.02
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今日の予定は近所の神社で初詣だけ。ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートが始まる頃には、すっかりTVの前でスタンバイしておりました。「祖国行進曲」「ワルツ“市庁舎舞踏会でのダンス”」「ポルカ“あれか、これか”」「トリッチ・トラッチ・ポルカ」「ワルツ“ウィーンの市民”」「アルビオン・ポルカ」「ポルカ“騎手”」「悪魔の踊り」「ポルカ“芸術家のあいさつ”」「ワルツ“人生を楽しめ”」「シュペール・ギャロップ」「コペンハーゲン蒸気機関車のギャロップ」「鍛冶屋のポルカ」「カドリーユ“カルメン”」「バレエ音楽“眠りの森の美女”からパノラマ」「バレエ音楽“眠りの森の美女”からワルツ」「ピチカート・ポルカ」「ペルシャ行進曲」「ポルカ“燃える恋”」「ワルツ“うわごと”」「ポルカ“雷鳴と電光”」「チック・タック・ポルカ」「ワルツ“美しく青きドナウ”」「ラデツキー行進曲」(指揮)マリス・ヤンソンス(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(合唱)ウィーン少年合唱団チャイコフスキーなんてのもアリなんですね。ウィーンの作曲家しかダメなんだと思っていました。確かに新鮮ではありました。‘眠り’なんて、こんなにニューイヤーに合う音楽だったんだ、とびっくり。というか、ヤンソンスはこちらの方がピタリとスタイルに合っていました。バレエシーンは、バレエに興味があるかどうかで、評価は微妙ですね。まあ、私も、バレエでなくお城とか風景とかならどうでもいい。それくらいなら、指揮者とオケの演奏をちゃんと映してよ、と思う。それでも、超保守的な振付に、毎年「う~ん」と唸っておりました。今年もボンバナさんの振付は本来もっとコンテンポラリーなのに、結構ウィーン仕様でした。つまりは私はモノ足らなかったんですが。それでも、ダメな人はいそうだな・・・とは推測します。クリムト「接吻」の前で踊るのをボーッと見ていて、しばらくあの絵がホンモノだと気づきませんでした。ベルヴェデーレ宮殿には、この「接吻」を見に行ったくらいなのに。その前で、その絵画をモチーフにしたバレエを踊るというのは素敵ではあります。でも、ルグリのサプライズがこれだとしたら、誰でもがすぐにサプライズされるわけではないネタだったというところでしょうか。ところで・・・「今年の振付はノイマイヤー」という情報はガセでしたか。彼が伝統的な振付をしたかどうかはわかりませんが、伝統との折り合いはもっと上手かも。日本のスタジオでの4人のコメンテーターのような出演者も、茂木さん以外は微妙でした。「視聴者に通な情報を提供することで、コンサートの面白さが増す」という目的を果たしてくれたのは茂木さんだけだと思います。みなさんは台本どおりに話されているのかもしれないけど、マニアな話題に力が入るところは、ほほえましく(?)はありますが共感しにくいところもありますよね。チャイコだけでなく他の選曲も新鮮みがあってよかった。ヤンソンスは彼なりに楽しい演出をしてくれていました。アンコール前のあいさつが超さっぱりだったのも、彼らしい。どっぷり伝統の中で新しさを出そうと苦労するのを批評しながら見るのが、ウィーン的で楽しいところなのかもしれません。。。
2012.01.01
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