ドクターイワタの認知症ブログ~東海エリア最高の治療実績~
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在宅療養している高齢者の多くは、軽度から重度の認知症にかかって見えます。認知症は、1.アルツハイマー型認知症 (ATD)2.脳血管障害型認知症 (VaD)3.混合型(1&2)認知症4.レビー小体型認知症(ぎこちない動き=パーキンソン症状、幻視を伴う)(DLBD)5.前頭側頭型認知症(ピック病など反社会的行動を伴う)に大きく分けられます。大切なことは、すべてが病気であり老化現象ではないことです。さらに、大切なことは、1-4にはアリセプトという治療薬があることです。その他にも6.内科的認知症(甲状腺機能低下症、胃全摘手術後のビタミンB12欠乏・葉酸欠乏)7.神経内科的認知症(低酸素脳症、クロイツフェルト・ヤコブ病、アルコール性)8.脳神経外科的認知症(正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍)があり、治療可能な認知症が含まれています。認知症の診断は、1.時計描画検査(円=1点、1-12時までの数字=6点、長針=1点、短針=1点)を使って描く、10時10分の時計の絵=9点満点、円・数字・針の各項目で異常があれば0.5点減点)、8点以下でほぼ認知症2.知能検査(改訂長谷川式簡易知能評価スケール=30点満点) 24.5点以下で軽度認知症、18点以下で中等度認知症、10点以下でやや高度認知症、3点以下で非常に高度認知症で簡単に行うことが出来ます。従って、ケアマネージャー、訪問看護師、ヘルバー、ケースワーカー、御家族、理学療法士、薬剤師、歯科医、医師など、どの部門の方でも、診断することが可能です。もう一つ、大事なことは知能検査スコアが正常範囲にあっても同居者、肉親、周囲の人たちなど主介護者が異常だと指摘してきた場合にも、認知症である可能性が高いと言うことです。頭部のMRIやCTはあくまでも、認知症の種類を鑑別するまでの手段です。行ったら、自動的に診断が付く訳ではありません。従って、在宅で簡単にできる時計描画検査と知能検査をして、治療を開始するのが一番現実的だと考えれます。もし、可能であれば頭部CTだけでも施行すれば、さらに、望ましいと言うところです。もうひとつ、大切なことは、認知症の周辺症状である興奮や意欲低下に対する治療を行うことが長く在宅介護を続けるためにはとても大切であると言うことです。認知症でお困りの方の力になりたいと思いますので、いつでもお気軽に相談してください。
Mar 19, 2007