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新薬メマリーが発売されてから3週間が経過した。電子カルテは便利である。薬剤患者検索でメマリーを検索すると合計266名の患者さんに処方していたことがすぐにわかった。診療実日数18日なので1日平均15名というところである。今までに5名副作用(約2%)が報告された。薬疹1名は、5mgで開始後少しずつ出始めて、10mgで酷くなり中止している。傾眠による食欲低下3名は、元々、せん妄/意識消失発作にシチコリン1000mgを定期的に注射していた。2.5-5mgで開始したにも関わらず1日目から傾眠となり、2日目には食事摂取不能となり中止した。その後は、シチコリン1000mgを含む点滴を1週間訪問注射して貰うなどしてなんとか乗り切っている。興奮1名は、夜間不眠の患者に夜間鎮静を期待して投与したが、逆に興奮してしまい2日間で中止となった。一番心配していためまいは報告されていない。添付文書では1日1回でいつ内服しても良いとされているが、ドクターコウノのアドバイスで、めまいを考慮して眠前投与としたことが功を奏してるのだろう。施設入居者の場合、めまいが副作用と伝えると転倒の危険が増すため投与しないでほしいと言われることも多い。逆に、車椅子レベルの患者さんには投与し易い。車椅子レベルの興奮性レビーミックスの患者さん2名で暴言および暴力が改善された。効果については再診時を楽しみにしている。認知機能の回復も見られるはずである。今までに報告を受けた中では夜間不眠が改善し、昼間傾眠(せん妄状態)が改善された患者さんが3名みえる。一方で、夜間不眠となり眠前から朝食後に内服方法を変更した方もいる。少数ではあるが、メマリーはせん妄/夜間不眠の改善に期待出来る。ただ、メマリーにはせん妄を改善する場合と悪化させる場合がある。投与前に見分けることが今後の課題である。
Jun 29, 2011
1999年アメリカペンシルベニア州フィラデルフィアにあるペンシルベニア大学頭部外傷センターで研究者として従事していた頃、NMDA受容体拮抗薬が頭部外傷に有効ではないかと研究が進められ、治療研究まで至ったのであるが、結果はノー、無効ということで治療薬として認められなかった。でも、同じ薬がアルツハイマー型認知症には有効という結果が出たのである。それから12年経過して日本でも治療薬として認められ、漸く2011/6/8発売予定となった。海外ではもう後発品が出ており、当クリニックの患者にも後発品を輸入して服用されている方が1名おられる。アリセプトを7.5mgから5mgに減量したにも関わらず、2010/12/17改訂長谷川式が23.5点から2011/04/04 27点と改善が見られている。海外で実績のある治療薬に関しては早急に日本国内でも治療薬と認めるような特例を設けてほしい。認知症のような待っていれば確実に進行していく病気には特に配慮が必要である。ともかく、認知症患者さんやその御家族にとって待ちに待った日が近づいていることは喜ばしいことである。
Jun 5, 2011
政治家はみんなの役に立ちたいと考えて政治家になったはず。大震災で困っている人たちのことを真剣に考えれば、政党に関係なくベストな人材を登用して迅速な対応をするのが政治家の役割であるということは誰が考えてもわかること。議院内閣制では民主主義の数の原理が根強く、政党同士の数の争い、同じ政党内でも派閥間での争いに明け暮れ、政策を話し合わずに足の引っ張り合いをしている。一連の不信任案論議、詐欺論議、辞任時期論議。主権者である国民の総意など全く無視の子供同士の喧嘩状態、海外メディアからも日本の政治家は幼稚であると馬鹿にされる始末。このままでは、日本の政治家は、恥ずかしい、情けない存在でしかない。議院内閣制から大統領制にしてオバマ大統領のようなリーダーシップを発揮出来る政治家の出現を待つしかないのか。
Jun 3, 2011
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